カテゴリー: レッドブル・レーシング

  • マックス・フェルスタッペン F1日本GPで取材拒否 記者団がFIAに対話要求

    マックス・フェルスタッペン F1日本GPで取材拒否 記者団がFIAに対話要求

    F1のジャーナリストたちは、日本GP週末を通じてメディアとチームの関係が「悪化している」として、FIAに対しチームおよびメディアとの「対話を開始する」よう求めた。

    この状況は、4度のF1ワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンが、鈴鹿のレッドブル・ホスピタリティで木曜日に行われた決勝前の記者会見において、恒常的なアクレディテーションを持つ記者の出席を禁止したことに端を発している。

    メディアセッションが始まった直後、フェルスタッペンは最初の質問を遮り、ガーディアン紙のF1特派員ジルズ・リチャーズの姿を確認すると、その場で「出て行け」と命じた。

    フェルスタッペンはその後、この対応について、昨年のアブダビGP後のFIA記者会見で、ランド・ノリスに2ポイント差でタイトルを逃した直後にリチャーズが行った質問の際の態度に対する反応であると説明した。

    リチャーズはその後、オンライン上で激しい誹謗中傷を受けているとみられている。また、彼を擁護した他のジャーナリストも同様に批判の対象となっている。

    この件を受け、複数のベテランF1記者で構成されるF1メディア諮問委員会は週末の間にFIAと協議を実施した。FIAはこの問題についてレッドブルと話し合う見通しとされている。

    これと並行して、イタリア自動車ジャーナリスト連盟(UIGA)は、鈴鹿で起きた出来事に対して「深い懸念」を表明する強い声明を発表した。

    UIGA声明全文
    「言葉による攻撃や、ジャーナリストおよびフォトグラファーに対する敵対的な空気は容認できず、職業的敬意と報道の自由という基本原則を損なうものである」

    「現場にいた人々の証言は、広く流布されているいくつかの説明と食い違っており、それはメディア関係者の職業的評価を損なう恐れがある」

    「同時に、ドライバーとフォトグラファーの間の緊張関係は、報道の仕事に不釣り合いな形で影響を与える、より制限的な措置へとつながる危険がある」

    「相互の敬意は不可欠であるが、それはメディアが自由かつ独立して報道する権利を制限するものであってはならない」

    「したがって我々は、FIAに対し、メディア代表から各チームに至るまで、関係するすべての当事者との対話を開始するよう求める。労働環境および情報アクセスのさらなる悪化を防ぐためである」

    「自由で、尊重され、守られた報道は、副次的な要素ではなく、あらゆるスポーツ、そしてフォーミュラ1における透明性と信頼性の根本的な柱である」

  • 角田裕毅 レッドブルF1鈴鹿テスト参加報道も実現せず ハジャー起用が発表

    角田裕毅 レッドブルF1鈴鹿テスト参加報道も実現せず ハジャー起用が発表

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、F1日本GP後に鈴鹿サーキットで実施されるピレリのタイヤテストに参加するとの報道があったが、実際には走行しないことが明らかになった。

    鈴鹿サーキットは、このF1タイヤテストを3月31日と4月1日の2日間にわたりレーシングコースで実施すると発表しており、一般来場者も観覧可能となっている。走行時間は両日ともに午前9時から13時、午後14時から17時30分までを予定している。

    GPblogは当初、マックス・フェルスタッペンの欠席に伴い角田裕毅が代役としてレッドブルで走行する可能性を報じていたが、その後、鈴鹿サーキットで発表された走行予定では角田裕毅の名前は含まれていない。

    なお、レッドブル・レーシングはF1日本GP決勝でマックス・フェルスタッペンが8位、アイザック・ハジャーが12位に終わるなど、厳しい週末を強いられていた。

    レッドブルはハジャーを起用
    レッドブル・レーシングは、鈴鹿で行われる2日間のタイヤテストの両日ともアイザック・ハジャーを起用することを決定した。

    一方で、姉妹チームのレーシングブルズは初日にリアム・ローソン、2日目にアービッド・リンドブラッドを走らせる予定となっている。

    報道との食い違い
    今回の件では、フェルスタッペンがテストを欠席するという状況から角田裕毅の起用が有力視されていたが、実際には若手ドライバーを優先する形となった。

    結果として、角田裕毅のレッドブルでの走行機会は今回も見送られることになった。

  • 角田裕毅 交際説が浮上 ケイナがF1日本GP帯同 SNSで“相互いいね”

    角田裕毅 交際説が浮上 ケイナがF1日本GP帯同 SNSで“相互いいね”

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)の周囲で、新たな関係性に注目が集まっている。インフルエンサー兼モデルとして活動するケイナの存在が、東京でのイベントからF1日本GPまで一貫して確認されているためだ。

    近年、ドライバーのプライベートもSNSを通じて可視化されやすくなっている中で、両者の動きはファンの間でも話題となっている。特にインスタグラム上での“相互いいね”の頻度が高く、一定の関係性を示唆するものとして注目されている。

    ケイナの素顔 元アイドルの娘で国際派タレント
    ケイナ(Kayna)は、元「わらべ」のメンバーでタレントの倉沢淳美の長女。オーストラリア人の父を持ち、ドバイで育ったバイリンガル(日本語・英語)タレントだ。

    2023年から日本で本格的な芸能活動をスタートし、インフルエンサーやモデルとして活動の幅を広げている。

    東京イベントから鈴鹿まで同行
    ケイナは東京で行われた関連イベントに姿を見せていたほか、F1日本GPの現地でも目撃されている。単発の参加ではなく、複数の場面で角田裕毅の近くにいる様子が確認されており、その存在感は徐々に高まっている。

    こうした継続的な帯同は、単なる友人関係以上のものではないかという見方を強めている。

    SNS上で浮かび上がる“パターン”
    さらに注目されているのが、インスタグラム上でのやり取りだ。両者は互いの投稿に頻繁にリアクションを示しており、その継続性からファンの間では「明確なパターン」として認識され始めている。

    ただし、現時点で両者が関係について公に言及した事実はなく、あくまで周囲の観測に基づく話題にとどまっている。それでも、東京から鈴鹿まで続いた一連の流れは偶然とは言い難く、今後の動向にも注目が集まる状況となっている。

  • レッドブルF1 アディダスと大型契約か 2027年から年間50億円規模と報道

    レッドブルF1 アディダスと大型契約か 2027年から年間50億円規模と報道

    レッドブルF1が2027年からアディダスと新たなパートナー契約を結ぶ可能性が浮上した。独ビルト紙の報道によると、この契約は年間2700万ユーロ(約50億円)規模に達するとされている。

    契約期間は3年間と見られており、実現すればアディダスはすでに提携するメルセデス、そして2026年から参戦するアウディに加え、F1の3チームと関係を持つことになる。

    アディダスがF1で影響力拡大へ
    アディダスは2025年にメルセデスとの提携でF1に本格参入し、現在はアウディともパートナー関係を築いている。今回のレッドブルとの契約が実現すれば、パドック内での存在感はさらに強まることになる。

    また、この契約はプーマやカストーレといった既存のF1アパレルブランドとの競争を一層激化させる動きとも言える。

    レッドブル獲得は象徴的な意味合い
    報道によると、アディダスは過去にもレッドブルに対して提案を行っていたとされる。ミルトンキーンズを拠点とするトップチームを自社ポートフォリオに加えることは、F1における戦略強化の明確な意思表示となる。

    現時点で正式発表はなく、あくまで報道段階の情報ではあるが、この契約が実現すれば2027年以降のF1パドックにおけるスポンサー勢力図に大きな影響を与える可能性がある。

  • マックス・フェルスタッペン F1日本GP「レッドブルは中団争い」失速を認める

    マックス・フェルスタッペン F1日本GP「レッドブルは中団争い」失速を認める

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2026年F1第3戦日本GP決勝を8位で終え、「僕たちはフロントではなく中団争いにいる」と述べ、レッドブルの失速を認めた。

    予選Q2敗退からの巻き返しを図ったフェルスタッペンだったが、決勝でも上位争いには加われず、アルピーヌのピエール・ガスリーとの接戦を制することができなかった。

    「アルピーヌと比較されること自体はネガティブなことではない。彼らはいい仕事をしているからね。ただ、僕たちとしては望んでいる位置ではない。現時点ではフロントではなく、中団争いにいると感じている」

    スタートではポジションを回復しトップ10圏内に浮上したものの、ガスリーとのバトルでは決定打を欠いた。両者は僅差でフィニッシュし、最終的には0.337秒差で敗れる結果となった。

    「少なくともスタートは少し良くて、あまりポジションを落とさずに済んだ。何台かは抜けたけど、ある時点で限界に達する。ピエールとはかなり接近していたと思う。純粋なペースではわずかに速かったかもしれないが、今となっては言えることだ」

    「とにかく抜くのがとても難しかった。抜けたとしても、すぐに抜き返されてしまう。バッテリーが空になってしまうからだ。一度は抜いたが、メインストレートではもうエネルギーがなくて終わりだった」

    「ミスやタイヤのデグラデーションを期待してプレッシャーをかけ続けたが、それも起きなかったので、結果的にとても接近したままフィニッシュした」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング F1 日本GP

    さらにフェルスタッペンは、マシンの問題が解決していないことも明かした。

    「昨日感じていた問題は今日もそのままだった。正直なところ、クルマのフィーリングは良いとは言えず、とても厳しい状況だった」

    新レギュレーション初年度となる2026年シーズンにおいて、レッドブルは自社製パワーユニットでの戦いに直面しており、序盤から競争力不足が露呈。これまで鈴鹿で圧倒的な強さを誇ってきたフェルスタッペンも、今回は中団グループでの戦いを強いられる結果となった。

  • アイザック・ハジャー レッドブルF1マシンで苦闘「危険なほど運転不能だった」

    アイザック・ハジャー レッドブルF1マシンで苦闘「危険なほど運転不能だった」

    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)は2026年F1日本GPを12位で終えた。8番グリッドからスタートしたものの、序盤2周で3つポジションを失い、期待していたポイント争いには加われなかった。

    ハジャーはレース後、序盤からバッテリーの状況が悪化したことが痛手だったと明かした。そのうえで、マシンは週末を通じて悪化し、決勝では「危険」と感じるほどドライブが難しかったと厳しく振り返っている。

    序盤のバッテリー問題で流れを失う
    アイザック・ハジャーは、期待外れの結果について次のように語った。

    「このレースがどれだけひどかったか、その1%も表していない。だから大したことじゃない。ただ、なぜあんなに早い段階でバッテリーがああいう状況になったのかを理解する必要がある」

    「僕は8番手で快適に走れていた。プランとしてはピエール・ガスリーと戦うことだったし、実際そうしていた。でもバッテリーが空になって、すべてが消えてしまった。その状態になると、もうどうすることもできない」

    ハジャーは11番手からポイント獲得を狙える位置にもいたが、シケイン手前ではレーシングブルズのルーキー、アービッド・リンドブラッドから激しい防御を受けた。リンドブラッドはブレーキング中の進路変更で、黒白旗による最後通告を受けている。

    その場面についてハジャーは、相手を責め立てることはしなかった。

    「僕たち2人にとってあまり有益ではなかったけど、まあいいよ。彼は若いからね」

    アイザック・ハジャー レッドブル・レーシング

    セーフティカーでも好転せず
    その後ハジャーは、セーフティカー導入前にピットインしたドライバーのひとりとなり、これで13番手まで後退した。そこからニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレトを抜き返し、アウディ勢とのバトルを楽しんだものの、最終的には再びヒュルケンベルグに先行され、12位でレースを終えた。

    ハジャーはフランスの放送局に対し、そもそもレースペース自体も不足していたと説明している。

    「どのみちペースは良くなかった。それは想定していたことだけど、週末序盤よりもさらに悪くなっていた。本当に、本当に運転不能だったし、危険ですらあった。だからかなり難しかった」

    5週間の中断期間にも楽観できず
    バーレーンGPとサウジアラビアGPの中止により、F1はここから5週間の休止期間に入る。だが、ハジャーの口ぶりに前向きな色は乏しかった。

    「今の唯一のポジティブな点は、僕がこのクルマを速く走らせられることだ。でも、どうすればこのクルマを速くできるのか、その手掛かりが僕たちにはない」

    開幕3戦を終えて、ハジャーの獲得ポイントは4点にとどまっている。鈴鹿では、結果以上にマシンの深刻な扱いづらさが浮き彫りになった。

  • マックス・フェルスタッペン F1引退示唆「楽しめていない」

    マックス・フェルスタッペン F1引退示唆「楽しめていない」

    マックス・フェルスタッペンに、2026年シーズン限りでF1を離れる可能性があるとの報道が浮上した。2026年F1日本GPを8位で終えたあと、フェルスタッペンは新しいパワーユニット・レギュレーションへの不満を改めて口にし、自身の将来についても含みを持たせた。

    レッドブル・レーシングと2028年末まで契約を結んでいるフェルスタッペンだが、これまでもF1から早期に身を引く可能性をたびたび示してきた。

    オランダ紙『デ・テレグラーフ』は、フェルスタッペンが引退を真剣に検討していると報道している。

    フェルスタッペンは鈴鹿でBBCラジオ5ライブのインタビューに応じ、今後について問われると、自身の胸中を率直に明かした。

    「そういうことだ。僕はこのパドックの中にあるすべてのことについて考えている」

    「プライベートではとても幸せだ。でも24戦を待つことになる。今回は22戦だけど、普通なら24戦だ。そして、それに価値があるのかと考えるようになる」

    「それとも、家で家族と一緒にいるほうが楽しいのか。友人たちにもっと会えるほうがいいのか。自分がこのスポーツを楽しめていないのなら、なおさらだ」

    新レギュレーションへの不満は今季を通じて継続
    フェルスタッペンは、2026年から導入された新ルールに対して最も厳しい批判を続けているドライバーのひとりだ。新世代のF1マシンについては「フォーミュラEを強化したようなもの」とも表現しており、今季ここまで一貫して不満を口にしてきた。

    今回の報道は、フェルスタッペン陣営に近く、レッドブル関連の報道で信頼度が高いとされるエリック・ファン・ハーレンによるものとされている。記事では、中東2連戦がイラン戦争の影響で中止となったことで生まれた4月のインターバルが、フェルスタッペンにとって将来を考える「重要な数週間」になると伝えている。

    フェルスタッペンは、自身がF1を目指した原点にも触れながら、現在の心境を次のように語った。

    「子供の頃、僕がやりたかったのはこれだった。当時は自分が何を成し遂げるのか、どれだけお金を稼ぐのかなんてまったく分かっていなかった」

    「子供の頃はそんなこと考えないし、それが目的でもない」

    「僕は楽しむためにここにいたいし、素晴らしい時間を過ごしたいし、自分自身が楽しみたい。でも今は、正直そこまでそうではない」

    「もちろん、楽しめている部分もある。チームと仕事をするのは好きだ。第二の家族のような存在だからね。でも、いざクルマに乗ると、残念ながらいちばん楽しいものではなくなっている」

    「僕は努力している。毎日、自分に楽しもうと言い聞かせている。でも、それはとても難しい」

    GT3やスポーツカー転向も選択肢
    仮にフェルスタッペンがF1を離れることになった場合、次の舞台として有力視されているのがスポーツカーだ。本人はすでに単発のレースに出場しており、5月にはニュルブルクリンク24時間レースへの初参戦も予定している。

    さらに、GT3活動や自身のチーム運営にも強い情熱を持っていることを明かしている。

    「いずれにしても、僕には他にもたくさん情熱を注いでいるプロジェクトがある。GT3レースだ。自分で走るだけではなく、チームのこともある。それを作り上げていくのは本当に楽しい」

    「今後数年で、それをさらに発展させていきたいと思っている」

    「仮にここを離れたとしても、何もしなくなるわけではない。僕は常に何かを楽しんでいるし、人生のほかの多くのことでも楽しさを見つけられる」

    「でも、正直に言えば、こういう話をしていること自体が少し悲しい。とはいえ、これが現実だ。僕のことを気の毒に思う必要はない。僕は大丈夫だから」

  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1に改善要求「持続不可能」

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1に改善要求「持続不可能」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2026年F1日本GPで苦戦を強いられたマシンバランスの問題について、チームに抜本的な改善を求めた。

    予選ではQ2敗退の11番手、決勝でも追い上げは限定的で8位に終わり、ピエール・ガスリーの後方で足止めされる展開となった。

    「昨日はひどかったし、今日のレースも良くなかった。自分としては最大限やっただけだ」とフェルスタッペンは語った。

    「クルマのフィーリングは予選とまったく同じで、レース中もただ抑え込んでいるだけという感じだった」

    「バランスがもっと安定して、ペースを見つけられるようにチームと話す必要がある。今の状態はチームとしても持続可能ではない」

    今回の不振についてフェルスタッペンは、単なるパフォーマンス不足ではなく、2026年の新レギュレーションそのものが根本的な問題だと改めて強調した。

    「バランスが悪いこと自体はあるが、それ以上に僕たちがどうレースをしなければならないか、システム全体の問題がある」

    「これは何度も言っているが、多くのドライバーが同じことを言っている。僕にとって一番大きい問題はそこだ」

    「勝てないこと自体は受け入れられる。7位で走ることだっていい。でもその走り方が楽しくないんだ」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) F1 日本GP

    さらにフェルスタッペンは、今後のオフ期間についても言及した。

    「レース以外で自分が楽しめることもやるつもりだし、同時にチームと問題の理解と改善に取り組む」

    また予選後には「個人的に考えるべきことがたくさんある」とも発言。その意味について問われると、「人生だ。ここでの人生だ」と語り、現在の状況への複雑な心境をにじませた。

  • マックス・フェルスタッペン F1離脱示唆「人生の決断を考えている」

    マックス・フェルスタッペン F1離脱示唆「人生の決断を考えている」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は2026年F1日本GP予選でQ2敗退を喫した後、F1での将来について再考していることを明かした。

    新レギュレーションへの不満が続く中での発言であり、2026年型マシンや競技スタイルへの強い違和感が、その背景にあるとみられている。

    フェルスタッペンは、2026年のF1について率直な不満を口にしている。特にエネルギーマネジメントの影響により、予選で高速コーナー中にエネルギー回収を行う必要がある点を問題視している。

    また、レースがより多くのオーバーテイクを生む可能性がある一方で、そのスタイルを「マリオカートのようだ」と表現し、純粋なドライビングの楽しさが損なわれていると感じている。

    こうした状況の中で、鈴鹿で「個人的に解決すべきことがある」と語ったフェルスタッペンに対し、その真意が問われた。

    「人生についてだ」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「ここでの人生についてだ」

    「今のF1のレギュレーションに関係している」

    この発言は多くを語ってはいないが、現在のF1に対するスタンスと将来への考えを強く示唆するものとなっている。

    実際、フェルスタッペンはF1以外の活動にも活路を見出している。2025年からはニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)でGT3マシンをドライブしており、5月にはニュルブルクリンク24時間レースへの参戦も予定している。

    「それは間違いなく、僕の顔に大きな笑顔をもたらしてくれる」とフェルスタッペンは語った。

    マックス・フェルスタッペン F1

    一方で、父ヨス・フェルスタッペンが懸念するモチベーション低下について問われると、次のように答えた。

    「マシンに乗っているときは、いつだって全力を尽くしている」

    「でも、今の状況――マシンだけじゃなくて、これまで僕が言ってきたF1全体についても含めて――正直言って楽しくない」

    「そして、それは僕だけじゃなくて、他の人にとっても楽しくないはずだ」

    「年間22戦もあって、ずっと家を離れていると、人生で楽しめる何かが必要になる」

    「最高のパフォーマンスを引き出すには、まず楽しむことが重要だ。楽しめていなければ、最大限の力は出せない」

    「だから他のことで楽しさを保とうとしている。でも、それもいずれ限界が来る」

    さらにフェルスタッペンは、今後のF1の方向性が自身の去就を左右する可能性にも言及した。

    「来年に向けて何が決まるか次第だと思う」

    「今年については、みんなが最善を尽くしているのは分かっている。でも、これは政治的な問題でもある」

    「他のメーカーの立場も理解しているし、それは正当なものだと思う」

    「別に僕は不満を抱いているわけじゃない。順位の問題でもない」

    「ただ、もう少し運転していて楽しいものになってほしいだけだ」

    「今年は大きな変更はないだろうけど、来年は十分に大きな変化があることを期待している」

    2026年のF1がこのままの方向性を維持した場合、フェルスタッペンが30歳前後でF1を去る可能性も否定できない状況となっている。

  • マックス・フェルスタッペン 英F1記者排除の理由「重大な敬意の欠如」

    マックス・フェルスタッペン 英F1記者排除の理由「重大な敬意の欠如」

    マックス・フェルスタッペンは、鈴鹿で行われた自身のメディアセッションからイギリス人記者を退出させた理由について、昨季末のある質問に対して「重大な敬意の欠如」を感じていたからだと説明した。

    レッドブルのドライバーであるフェルスタッペンは木曜日、通常の囲み取材を始める前に、その記者がチームのホスピタリティーエリアから出て行くまで応じることを拒否し、「彼が出て行くまで話さない」と述べ、繰り返し「出て行け」と求めていた。

    発端となったアブダビでのやり取り
    フェルスタッペンは、昨年12月のタイトル決定戦となったアブダビGP後に、その記者から向けられた質問に不快感を抱いていた。

    その質問は、メルセデスのジョージ・ラッセルとの接触をめぐるものだった。フェルスタッペンはペナルティとラッセルとの序盤の接触に腹を立て、ラッセルのマシンの側面に接触。10秒加算ペナルティを受け、5位から10位へ後退し、タイトル争いの行方において高くついたように見える9ポイントを失った。

    問題となった質問は次のようなものだった。

    「マックス、ランドにわずか2ポイント差で敗れた。いま振り返って、スペインでのジョージとの一件をどう思うか。後悔はあるか?」

    これに対し、フェルスタッペンはこう返していた。

    「君は僕のシーズン中に起きた他のすべてを忘れている。君が口にするのはバルセロナのことだけだ。そう来ると分かっていた。いま君はばかな薄笑いを浮かべている。分からない」

    「最後にはレースの一部だ。人は経験して学ぶ。選手権は24戦のひとつだ。後半戦には僕にたくさんの早めのクリスマスプレゼントも与えられていた。だからそれについても疑問を投げかけることはできる」

    フェルスタッペン「悪意を持って行われた」
    フェルスタッペンは金曜日、日本GPを前にオランダの放送局の取材に応じ、この件についてさらに踏み込んで語った。

    彼は、その記者の「ばかな薄笑い」についての受け止めを詳しく説明し、質問中に「僕の顔に向かって笑っていた」と主張した。

    「僕にとっては、その特定の質問にはいろいろな人に対して20回は答えてきたと思う。だから問題は質問そのものじゃない」とフェルスタッペンは語った。

    「僕はいつも、そのときの思考過程や何が起きたのかをとても明確に説明している」

    「でも最終戦の後に、その質問をしてきて、しかも質問しながら僕の顔に向かって笑い始めた。そのタイミングでその質問をすること自体、明らかに悪意があった。そこには重大な敬意の欠如がある」

    「だから僕に敬意を払わない人に対して、僕が敬意を払う必要はない。人生ってそういうものだと思う。とても率直で、とてもシンプルだ。だからああした。木曜日にここでああした理由もそれだ。僕にとって、あれは正しくない」

    「僕はみんなに対して大きな敬意を持っている。たくさんの質問を受けるし、ばかな質問もたくさんある。でも僕は答えている。質問がいつも素晴らしいわけではないし、それがF1の一部でもある」

    「でも今回の件は、明らかに悪意を持って行われたものだった」

    「もちろん、あのアブダビの時はカメラが僕の顔だけを映している。だからカメラの後ろで何が起きているか、どういう聞き方をされているかは見えない。僕にとっては、とても無礼なやり方で行われたことがはっきりしていた」

    関係修復には「いまはない」
    その記者と話し合って関係を修復するつもりがあるかと問われると、フェルスタッペンは首を横に振った。

    「いまはない」

    一方、その記者は木曜日に英紙でこの一件について書いている。

    フェルスタッペンから向けられた、薄笑いや嘲笑をしていたのではないかという指摘について、彼はこう記した。

    「自分がばかな薄笑いを浮かべていたとは思わない。あの返答の激しさには確かに面食らったし、緊張した笑みが出た可能性はある」

    「だが、それを面白いと思っていたわけではないし、彼を笑いものにして楽しんでいたわけでもない」

    記者側の反論と今後
    フェルスタッペンはこれまでもイギリスのメディアの一部に対して確執があり、自身に偏った報道が向けられていると繰り返し訴えてきた。特に、ルイス・ハミルトンとタイトルを争った2021年の前後には、その傾向が強かったと感じている。

    これについて、その記者は次のように記している。

    「今回の一件とその余波は残念だ。それは偏向報道という非難についても同じだ。これまで私は、反ルイス・ハミルトン、反セバスチャン・ベッテル、その他あらゆるドライバーへの偏見があると非難されてきた」

    「できる限り正直に、公平に報じることが常に唯一の最優先事項だ」

    「私はいまでもフェルスタッペンを尊敬しているし、将来的により良い関係を築けることを願っている。難しい、気まずい質問をしなければならないこともある。それは、この仕事に伴う責務だ」

    また、ESPNは、レッドブルが状況の仲裁を試みるため、その記者と連絡を取っていると理解していると伝えている。

    金曜日に改めて、その記者と座って話す意思があるか問われたフェルスタッペンは「いまはない」と答えたが、その口ぶりは将来的な可能性を完全には閉ざしていないようにも受け取られた。