カテゴリー: レッドブル・レーシング

  • マックス・フェルスタッペン F1カナダGP展望「セットアップとブレーキングが鍵」

    マックス・フェルスタッペン F1カナダGP展望「セットアップとブレーキングが鍵」

    マックス・フェルスタッペンが2025年F1カナダGPへの意気込みを語った。

    前戦スペインGPでは思うような結果を得られず、レッドブル・レーシングにとって厳しい週末となった。そんな中で迎えるカナダGPは、昨年フェルスタッペンが勝利を挙げた舞台でもあり、巻き返しに向けた重要な一戦となる。

    ブレーキングゾーンの多いモントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで、マシンのセットアップとドライバーの精度が問われる中、フェルスタッペンは再び強さを見せることができるか注目される。

    「バルセロナは僕たちにとって残念な結果だったし、全力を尽くしたけど、あのレースの展開は望んでいたものではなかった」

    「3連戦のあと、少し休みを取ることができて、僕はチームと一緒にHangar-7の再オープンを祝うためにそこへ行った。そして今はカナダGPに向けて準備を進めている」

    「あのサーキットはとてもユニークで、昔ながらの縁石があるし、オーバーテイクのチャンスもたくさんある。クルマのセットアップは重要になるし、大きなブレーキングゾーンがあることで、より難しいチャレンジにもなる」

    「去年のレースはエキサイティングだったし、僕たちは勝利を持ち帰ることができた。今週もまた良いパフォーマンスを発揮できるといいね」

    「天候は去年より少し良くなりそうだから、どうなるか見てみよう」

    マックス・フェルスタッペン カナダGP F1 レッドブル・レーシング

  • 角田裕毅×ホンダCUV e: F1舞台モナコの街を駆け抜ける新映像公開

    角田裕毅×ホンダCUV e: F1舞台モナコの街を駆け抜ける新映像公開

    F1ドライバーの角田裕毅が、ホンダの最新電動モビリティ「CUV e:」に乗り、モナコの市街地を駆け抜ける様子を収めたプロモーション映像が公開された。F1マシンではなく電動二輪でモナコを巡るという新たな角度から、角田とホンダの世界観を映し出す内容となっている。

    動画は、F1モナコGPの舞台として知られるラグジュアリーな街を舞台に、角田が軽快にCUV e:を操る様子を映し出す。普段サーキット上で見せる真剣な表情とは異なり、リラックスした雰囲気の中で街並みに溶け込む姿が印象的だ。

    CUV e:は、ホンダが都市型モビリティとして開発した電動二輪で、静音性や操作性に優れ、日常の移動を快適にする設計がなされている。環境に配慮した次世代型の移動手段として、同社の電動化戦略の一環を担うモデルだ。

    角田裕毅はこれまでにも、ホンダの様々なプロモーションに参加しており、F1ドライバーとしてだけでなく、モビリティの可能性を体現するアンバサダー的役割も果たしている。今回の映像でも、その存在感は強く、ホンダのブランド価値と未来志向を視覚的に表現している。

  • レッドブルF1首脳「ピアストリは優秀だがまだフェルスタッペンには及ばない」

    レッドブルF1首脳「ピアストリは優秀だがまだフェルスタッペンには及ばない」

    レッドブルの名物アドバイザーであるヘルムート・マルコは、2025年のF1ドライバーズタイトルを争うオスカー・ピアストリについて高く評価しつつも、「まだマックス・フェルスタッペンには及ばない」との見解を示している。

    オーストリア紙『Kronen Zeitung』に対し、マルコは「ピアストリは信じられないほど早く学習している」と語った。

    「彼は入念に準備し、決定的な瞬間においても強さを発揮する。一方で(ランド)ノリスは試行錯誤型で、同じレベルの一貫性は見せていない」

    その後、レッドブル傘下の放送局『Servus TV』でもマルコはピアストリについて「本能的な分析力を持った冷静なドライバーだ。ほとんど何にも動じない」と称賛。

    しかし、「まだマックスのレベルには達していない」と釘を刺した。

    具体的な例として、マルコはモナコGPを挙げ、「ノリスの方が明らかに速かった」と述べた。

    それでも、ピアストリは2025年のドライバーズランキングでノリスに10ポイント差をつけて首位に立っており、マルコもその実力には一目置いている。

    「彼には好不調の波がある」としつつも、フェルスタッペンとの比較については「フェルスタッペンは“完璧なドライバー”だから、フェアな比較とは言えない」と付け加えた。

    マックス・フェルスタッペン オスカー・ピアストリ F1

    また、マルコはバルセロナでの再スタート時のピアストリの判断力にも言及。セーフティカー中にフェルスタッペンのマシンに新品ハードタイヤが装着されているのを見抜いたピアストリは、意図的にペースを落とし、ライバルのタイヤをさらに冷やしたという。

    「我々は(ハードタイヤの)温度を上げるのに苦しんでいた。ピアストリはそれを理解し、再スタート前に意図的にゆっくり走った。若い年齢にもかかわらず、彼はすでに老練なドライバーだ」とマルコは語った。

    しかし、フェルスタッペンのタイトル争いに関しては悲観的な見方も示している。

    「もし我々が早急にマシンを改善できなければ、マックスの5連覇は途中で終わるだろう。ピアストリがその中心にいる」とマルコ。

    さらにコンストラクターズ選手権については、「すでに総合優勝は諦めている」と明言し、「そこにチャンスはもうない」と語った。

    その理由については「もちろん、2人目のドライバーの影響もある。角田裕毅はようやく調子を上げてきている段階だ」と補足した。

  • 角田裕毅 F1カナダGPで通算100戦目「節目のレースで結果を出したい」

    角田裕毅 F1カナダGPで通算100戦目「節目のレースで結果を出したい」

    角田裕毅が、2025年F1カナダGPへの意気込みを語った。

    2021年にF1デビューを果たして以来、着実にキャリアを重ねてきた角田裕毅は、今季からレッドブル・レーシングの正ドライバーとしてトップチームに名を連ねており、今週末のモントリオールでは自身にとってF1通算100戦目という節目のレースを迎える。

    「今週のカナダをとても楽しみにしています。カレンダーの中でも特に好きなレースのひとつです。モントリオールの街も大好きで、雰囲気や食べ物、ショッピングなど、どれも最高ですし、とても楽しく過ごせる場所だと思っています」と角田裕毅はコメント。

    「そして今週末は、僕にとってF1での100戦目になります。正直ちょっと信じられない気持ちです。つい最近デビューしたようにも感じますし、同時にずっとこの世界にいたような感覚もあります。これまでの100戦はすべて特別でしたし、F1にいられることを本当に幸運だと感じています。この節目を記念する意味でも、良い結果を出したいと思っています」

    「スペインGPのあとにバルセロナで2日間しっかりテストを行いましたし、ミルトンキーンズのシミュレーターでも走り込んできました。チームと一緒にしっかり準備してきましたし、レッドブル・レーシングのマシンでもっと多くの距離を走れるようになりました」

    「スペインでは予選で課題が残ったので、今回はしっかりと改善して臨みたいです。そのための取り組みもしてきました。カナダの天気は予測が難しいところもありますが、今回は比較的ドライで安定しそうなので、僕たちの目標達成にはプラスになると思っています」

    角田裕毅 レッドブル F1 カナダGP

  • レッドブルF1技術責任者「マクラーレンの牙城は今季中に崩せる」

    レッドブルF1技術責任者「マクラーレンの牙城は今季中に崩せる」

    レッドブル・レーシングのテクニカルディレクターであるピエール・ワシェは、今シーズン中にマクラーレンをパフォーマンス面で逆転できると強く信じている。

    ワシェは、今季を通じてレッドブルが着実に前進しており、1周あたりの差は「コンマ3秒まで縮まってきた」と語った。開幕当初はそれ以上に差があったという。

    しかし、ワシェとレッドブルにとって厳しいのは、マックス・フェルスタッペン一人でオスカー・ピアストリとランド・ノリスの二人を相手にしなければならないことだ。

    開幕から9戦が終わった時点で、リアム・ローソンと角田裕毅は苦戦を強いられており、コンストラクターズ選手権ではレッドブルがマクラーレンに対して218ポイントもの差をつけられている。

    フェルスタッペンはドライバーズタイトル争いに踏みとどまっているものの、スペイングランプリで話題を呼んだペナルティにより10位でチェッカーを受け、ピアストリに対して49ポイントのビハインドを負っている。

    レッドブルを打ち負かして「最強のチーム」となったマクラーレンの躍進について、ワシェはRacingNews365の独占取材にこう語った。

    「明らかに、マクラーレンは昨年中盤からすべてのチームを上回る開発をしてきた。マシンの挙動やパフォーマンスにおける“スイートスポット”を見つけ出したんだ。我々が見つけられなかった場所をね」

    「我々は2023年と2024年に非常に支配的だったが、そのときからすでにマシンには同じ課題があったんだ。その特性自体は変わらず、課題が大きくなってもなお、パフォーマンスを伸ばすことができていたというのが正直なところだ」

    「チェコ(ペレス)が苦しんでいたのを見れば分かるように、あのマシンは誰にでも扱いやすいものではなかった。でもマックスはそれでもパフォーマンスを引き出していた。マクラーレンはまったく異なる方向性を選び、それによって我々を上回ってきたということだ」

    「だからこそ今、我々はキャッチアップしないといけない。扱いやすいマシンにしつつもパフォーマンスは落とさず、ドライバーがきちんと性能を引き出せるようにする必要があるんだ」

    レッドブル・レーシング F1

    長年にわたり、レッドブルのマシンはフェルスタッペンが最大限の力を発揮できるように設計されてきた、という見方が定着しているが、ワシェは「フェルスタッペン偏重」といった指摘を否定した。

    「難しい問題だよ」とワシェは語る。「問題が起きるまでは、その存在に気づくことすらない」

    「この世界では、我々は非常に集中していて、しかもリソースや予算には限りがある。だからマシンをどうテストするかにも制限があるし、全体像を見る余裕がない。その中で“問題”が起きるまでは、自分たちが進んでいる方向性が正しいかどうかを判断するのは難しい」

    「今になって振り返れば『やらかしたな』と言えるかもしれないけど、今の知識を持って過去に戻れたとしても、結局は同じことをしていたかもしれない。クルマは確かに速くなっているけど、それでもまだ十分じゃないんだ」

    それでもワシェは、マクラーレンとの差を詰めることができると確信している。

    「もし追いつけないと思っていたら、開発なんてやらない」とワシェは言う。

    「マクラーレンはあらゆる面で強力だが、それでも我々はやれると思っている。もしそう思っていなかったら、今ごろはすべてのリソースを来年のために振り向けているはずだ」

  • フォード「F1参戦継続の条件は電動化」2026年規則への懸念にも言及

    フォード「F1参戦継続の条件は電動化」2026年規則への懸念にも言及

    フォード・パフォーマンスのグローバルディレクターであるマーク・ラシュブルックは、フォードがF1に関与し続けるためには、将来のF1エンジンに一定レベルの電動化が盛り込まれている必要があると語っている。また彼は、2026年の新レギュレーションに対するパドック内の懸念にも言及している。

    2025年シーズンはまだ3分の1を終えたばかりだが、舞台裏ではすでに来年に向けた準備が本格化している。

    2026年にはF1のエンジンとシャシー規則が同時に刷新され、すべてのチームとメーカーにとって大きな転換点となるが、とりわけレッドブルにとっては一層の変化を伴う年となる。

    クリスチャン・ホーナー率いるチームはホンダ製パワーユニットに依存することができなくなり、レッドブル・パワートレインズとフォードによる独自の体制で挑むことになるためだ。

    ラシュブルックは以前、「すべての目標を同時に達成するのは不可能」としながらも、2026年エンジン開発における重要なマイルストーンの多くは順調にクリアできていると語っていた。

    2026年レギュレーションに対する懸念は妥当か?
    現在パドックで議論されている主要な懸念点は2つある。ひとつは、レギュレーション刷新によってチーム間の性能格差が拡大し、再び長期的な一強状態が生まれるのではないかという点。もうひとつは、アクティブ・エアロや電動出力の増加によってレースの面白さが損なわれるのではないかという点だ。

    前者については、近月の議論――とりわけバーレーンでのエンジンサミットを含む――で、遅れを取るメーカーに対して開発上の優遇措置を講じることが協議されてきた。その目的は、2014年以降のメルセデスのような長期支配体制を再び生まないためである。

    ラシュブルックはこう語る。

    「新しいルール、特にパワーユニットとシャシーの両方が一新される場合、ある種のリスクが存在するのは間違いない。それは『恐れ』というより、スポーツとして認識しておくべきリスクだ。誰がどのレベルでスタートするかによって、バランスが崩れる可能性がある。我々が注視すべきなのは、レギュレーション変更後にスポーツとしてどう対応するかだ」

    現在の議論では「開発トークン」制度のような旧来の仕組みではなく、エンジン開発におけるダイノ使用時間の追加や、予算上限の緩和といった具体的な手段が検討されている。しかし、それらの措置が競争の均衡にどの程度早く反映されるかは未知数だ。

    「それはやってみないと分からない。ただ、そうした内容が今まさに話し合われていることには満足している。議論の進み具合にも手応えを感じている」

    2026年ルールで面白いレースは可能か?
    もう一つの懸念は、新ルールによってF1のレースが観客にとって魅力的なものとして維持されるかどうかという点だ。ホーナーは今年4月のバーレーンGPで、電力の使用制限がレースによっては調整されるべきではないかとの考えを示し、過度なリフト・アンド・コースト(惰性走行)を回避すべきだと警鐘を鳴らした。

    これについてラシュブルックも同意し、次のように語る。

    「今はすべてのメーカーがシミュレーションを行っている段階だが、我々が向き合わなければならない問いは、『そのレースはファンにとってどう映るのか?どんなショーになるのか?』という点だ」

    「スポーツとして成功するためには、すべての関係者が協力し、魅力的なレースを提供し続ける必要がある。もちろん、チームとしては勝利が最優先だが、同時に良いレースを届けなければならない」

    2026年レギュレーションについて、パドック内で懸念が広がっている現状をどう見ているかと問われると、ラシュブルックは次のように答えた。

    「それを“恐れている”とは思っていない。むしろ、我々が見守りながら、必要に応じて適切に対応すべき課題として捉えている」

    中国GP週末にFIAが一時的に2026年レギュレーションの撤回可能性に言及したことには、関係者の間で驚きが広がった。

    「確かに、あのタイミングでそういった案が持ち出されたのはかなり遅かった。ただ、その後すぐにすべての関係者――FIA、F1、チーム、メーカー――が集まり、2026年の重要性を再確認できたのは良かったと思っている」

    フォード F1 レッドブル

    未来のF1エンジンに求められるものとは?
    将来のF1エンジンについては、2031年以降に向けて「持続可能燃料を使用したV10やV8」の導入も議論されている。しかし、バーレーンでの会合後にFIAが示した方針では、いかなる将来のエンジンにも電動化の要素は必須とされている。これはアウディやホンダにとっても重要な要件であり、フォードにとっても例外ではない。

    ラシュブルックは次のように断言する。

    「フォード・モーター社として、F1に関わり続けるには、何らかの形で電動化が取り入れられている必要があると考えている」

    「2026年のレギュレーションに惹かれた理由もそこにある。内燃機関(ICE)と電動化のバランスこそが重要だ。比率が50対50である必要はないが、我々が知見を提供し、それを市販車の技術に還元できる仕組みであることが理想だ」

    「V10やV8にKERSを組み合わせる案もあるが、単純に『V10ならOK』といった議論には賛同できない。細部まで掘り下げて初めて実現可能かどうかが見えてくる」

    ターボチャージャーを使うかどうか、電動出力の配分、パッケージング――こうした技術的要素も含め、現時点では結論を出すには時期尚早だという。

    「確かに、今はまだ長期的な視点での議論だ。すでに合意できている要素もあれば、見解が分かれる点もある」

    フォードのF1参戦は“短期的な遊び”ではない
    現在フォードとレッドブルの提携は、2026年に始まる次期レギュレーション周期の期間中をカバーしている。それ以降については、F1の技術的方向性や他メーカーの参戦状況次第だという。

    「これはフォードが関与しているすべてのモータースポーツに共通する前提だ」

    「スポーツとしての健全性、他メーカーとの関係性、技術レギュレーション、そして技術移転の可能性――いずれも我々にとって重要な要素だ」

    とはいえ、ミルトン・キーンズにおける大規模な施設投資を見れば、フォードのF1参戦が短期的な取り組みでないことは明白だ。

    「それは我々の明確な意図だ。F1の未来にとって正しい方向性を見出すために、すべての関係者と連携する覚悟がある」

    「もちろん、それが完全に我々にとって理想的な形になるとは限らない。だが、それで構わない。他のすべてのメーカーが去ってしまうようなルールでは、スポーツとして成立しない」

    「我々はその点を理解しているし、他のメーカーも同様だ。だからこそ、スポーツの健全性のために、トラック外では“パートナー”として協力し合い、トラック上では激しく戦うことが必要なのだ」

  • フェルスタッペン「ニューウェイ加入でアストンマーティンF1の2026年が楽しみ」

    フェルスタッペン「ニューウェイ加入でアストンマーティンF1の2026年が楽しみ」

    マックス・フェルスタッペンは、エイドリアン・ニューウェイの影響を受けたアストンマーティンの2026年のパフォーマンスに「ワクワクしている」と語った。

    ニューウェイは2024年初頭に約20年在籍したレッドブルからの離脱を発表し、その後アストンマーティンに加わった。今年に入って正式に新たな役割をスタートさせており、彼の焦点は完全に2026年の新車に向けられている。

    ニューウェイは、フェルスタッペンがチャンピオンを獲得したマシンを含む、レッドブルで8台のタイトル獲得マシンを設計してきた。そんな彼がアストンマーティンのガレージに姿を見せたのは先月のF1モナコGPが初めてだった。

    その姿について尋ねられたフェルスタッペンは、RacingNews365を含むメディアに対し、次のように語った。

    「ガレージで彼の姿を見ると、かつて僕たちのチームにいた頃の彼を思い出すよ」

    「でも、もう考えても仕方がない。エイドリアンは僕たちのところにはいないんだ」

    「僕たちは――少なくとも僕は、彼をとても尊敬している」

    「彼は成功を収めただけでなく、人としても素晴らしい人物だった」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム F1 マックス・フェルスタッペン

    2026年にはF1のレギュレーションが大きく変わることから、各チームは勢力図の変動を見据えて開発に注力している。ルール変更に際して革新性を発揮してきたニューウェイの存在は、アストンマーティンにとって大きな武器になる可能性がある。

    その点についてフェルスタッペンは次のように語った。

    「緑のチームウェアを着ている彼を見るのは、もちろん違和感があるけど、彼のことは嬉しく思っている。彼自身が幸せであることが一番大事だからね」

    「彼がチームの成功に貢献することは間違いないと思っているよ」

    「彼が本格的に関わる来年、彼らがどんなクルマを作ってくるのか、すごく楽しみにしているんだ」

  • レーシングブルズ アイザック・ハジャーのレッドブルF1昇格見送りを要請

    レーシングブルズ アイザック・ハジャーのレッドブルF1昇格見送りを要請

    レッドブル傘下のF1チーム、レーシングブルズのCEOであるピーター・バイエルは、アイザック・ハジャーを当面はジュニアチームに留めるべきだとエナジードリンク企業に懇願している。

    フェルスタッペンが出場停止の瀬戸際にあるとの報道がある中、オランダの『De Limburger』紙は、角田裕毅のチームメイトが急遽必要になった場合に備えて、レッドブル・レーシングが代替案を準備していると伝えた。

    同紙の記者エリック・ファン・ハーレンは「フェルスタッペンが出場停止になるという可能性は低いが、もしそうなった場合、レッドブルはレーシングブルズのドライバーを一時的に起用する予定だ」と報じた。

    候補となるのは、今年序盤に2戦で精彩を欠き降格となったリアム・ローソン、または2025年のF1で鮮烈な印象を残しているルーキー、ハジャーだ。

    ファン・ハーレンは続けて「その場合、レーシングブルズ側の空席には日本人ドライバーの岩佐歩夢が起用される」と伝えた。

    一部では、年齢17歳ながらFIAがまもなくスーパーライセンスの特例申請を審査するとされるアービッド・リンドブラッドの方が、ハジャーより適任だという声もあった。

    しかし『De Limburger』紙はこう伝える。「レッドブルはリンドブラッドを起用しないと明言している。FIAへの特例申請は数週間前に提出されたもので、フェルスタッペンの出場停止とは無関係だ」

    アイザック・ハジャー ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム レッドブル・レーシング

    クリスチャン・ホーナーやヘルムート・マルコをはじめ、レッドブル首脳陣は20歳のフランス人ドライバー、ハジャーのこれまでのパフォーマンスを絶賛している。

    しかし、レーシングブルズのCEOピーター・バイエルは、ハジャーにはさらなる経験が必要だと訴える。スイス紙『Blick』によると、バイエルはこう語った。

    「お願いだから、この才能をあまりにも早く奪わないでくれ」

    「彼は2026年末までここで経験を積むべきだ。それまでは手錠でもかけて引き留めておくつもりだよ!」

    また、2016年F1ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグもこれに全面的に同意しており、フェルスタッペンは「チームメイト殺し」と呼ばれるほどの存在であり、ハジャーの将来を台無しにしかねないと指摘する。

    「もし自分がハジャーの立場なら、仮にレッドブルが昇格の話を持ちかけてきても、絶対に断るね」

    「彼は今、レーシングブルズでとても良い位置にいる。もし自分だったら即座に『ノーチャンス』って答えるよ」

  • 角田裕毅とフェルスタッペンに悲報 レッドブルF1「大型アップデート終了」

    角田裕毅とフェルスタッペンに悲報 レッドブルF1「大型アップデート終了」

    レッドブルF1のアドバイザーであるヘルムート・マルコは、2025年シーズンの残りにおいてRB21への「大型アップデートは今後行わない」と明言した。タイトル防衛を目指すマックス・フェルスタッペンにとってはもちろん、近年で初めてレッドブル・レーシングの正ドライバーを務める角田裕毅にとっても厳しい現実となる。

    フェルスタッペンは現在、ドライバーズランキング3位。首位を走るオスカー・ピアストリには49ポイント差をつけられており、5連覇の夢が遠のきつつある。

    スペインGPでは、セーフティカー導入のタイミングや戦略のミス、さらにはジョージ・ラッセルとの接触なども重なり、わずか1ポイントしか獲得できなかった。

    マルコは、マシンの性能自体に一貫性が欠けており、それがシーズンを通じた安定した戦いを妨げていると指摘している。

    「タイトルを獲得するには、特定のサーキットだけでなく、すべてのコースで戦えるクルマが必要だ。それがなければ、世界選手権は勝てない」と、マルコはSpeedweekのコラムで述べている。

    「マクラーレンのような強力なチームと戦うには、すべての要素が完璧でなければならない。我々には完璧なドライバーがいるが、戦略、ピットストップ、マシン、タイヤの摩耗など、どれもが高いレベルで揃っている必要がある」

    さらにマルコは、今後のアップデートは「細部の微調整にとどまる」とし、「これまで投入してきたアンダーボディやサイドポッドのような大規模な開発は、もう予定していない」と断言した。

    角田裕毅 レッドブル F1

    一方で、チームメイトの角田裕毅も、昇格以降は思うような結果を出せていない。スペインGPではQ1最下位敗退に終わり、決勝でも入賞圏外に沈んだ。ここ数戦はマシンの挙動に不満を示しており、「このままでは何も改善されない」と率直な言葉でチームに問題提起している。

    マルコは、「フェルスタッペンにチャンスがある限り開発は続けるが、可能性が潰えた段階で焦点は2026年の新プロジェクトに切り替える」と強調しており、角田裕毅にとっても限られた時間の中で結果を残す必要性が高まっている。

  • 角田裕毅に試練続く “毒杯”レッドブルF1セカンドシートの過酷な現実

    角田裕毅に試練続く “毒杯”レッドブルF1セカンドシートの過酷な現実

    マックス・フェルスタッペンのチームメイトを誰にするか――この問題において「変化は休暇と同じくらい素晴らしい」などということはない。

    リアム・ローソンは、その「毒杯」たるレッドブルF1のセカンドシートでわずか2戦しか生き残れなかった。そして報道によれば角田裕毅は今季いっぱいまで起用される見込みだが、F1で最も困難な役割とされるこの座での彼の時間は、決して「虹とユニコーンが舞う」ようなものではなかった。

    マックス・フェルスタッペンのチームメイトを務めることは簡単ではない。元レッドブルのダニエル・リカルド(2016~18年)、ピエール・ガスリー(2019年)、アレックス・アルボン(2019~20年)、セルジオ・“チェコ”・ペレス(2021~24年)、そしてリアム・ローソン(2025年)もそうだったように、角田裕毅も不確かな未来に直面している。なぜなら、コンスタントなトップ10入りすらままならないからだ。

    リアム・ローソンが辛辣な形でシートを失ったのは、RB21を操るのに苦戦したためだった。そして角田裕毅のパフォーマンスは当初わずかに改善されたものの、レッドブルが待ち望んでいた「銀の弾丸」では決してなかった。

    先週末のスペインGPでは、角田裕毅は予選で最下位に沈んだ。しかしピットレーンスタートから13位まで順位を回復する健闘を見せた。2台がリタイアしていたため、オリー・ベアマンがリアム・ローソンとの接触で10秒ペナルティを受けていなければ、角田裕毅は14位だったことになる。

    なお、角田裕毅は開幕から2戦目でリアム・ローソンに代わってレッドブル入りしている。

    F1プレゼンターのサイモン・レイズンビーは、クリスチャン・ホーナー代表がスペインでその問いに答えることを拒否したにもかかわらず、角田裕毅が今シーズンを最後まで走りきるだろうと考えている。

    「ホーナーは何の答えも持っていなかったし、あのレースはセカンドシートに座った歴代ドライバーたちと同じくらい悪く見えた」とサイモン・レイズンビーはSky Sports F1のポッドキャストで語った。

    「彼はシーズン最後までは走るだろうけど、今は本当に精神的にきつい状況にあるはずだ」

    角田裕毅は現在10ポイントを獲得しているが、そのうち3ポイントは中国GPのスプリントでレーシングブルズに在籍中に6位に入って得たものだ。

    リアム・ローソンとのスワップ以降、グランプリの予選では角田裕毅は4戦中3戦でリアム・ローソンに敗れている。

    レッドブルでのデビュー戦となった日本GPでは12位、バーレーンでは9位に入り、マックス・フェルスタッペン以外のレッドブルドライバーとして初めてポイント(2点)を獲得した。

    その後、サウジアラビアでは1周目にクラッシュし、マイアミGPでは1点、イモラでは予選クラッシュからの復帰で1点、そして中国スプリントで3点を加えた。

    しかし直近のモナコとスペインの2戦では、角田裕毅はトップ10圏内にすら近づくことができていない。

    リアム・ローソンは現在4ポイントを保持している。すべてはモナコGPでの獲得だが、それ以外のレースでは不運や、レーシングブルズによる戦略ミスの犠牲にもなっていた。

    角田裕毅 レッドブル F1

    ただし、角田裕毅であれリアム・ローソンであれ、いずれにせよ2024年末にマックス・フェルスタッペンのチームメイトを解任されたセルジオ・ペレスも、コンストラクターズ選手権で十分な貢献ができなかったという理由で同じ運命をたどっている。

    2024年シーズンが進むにつれ、セルジオ・ペレスのパフォーマンスはさらに悪化していったが、それでもRB21では今の二人よりも競争力があった。

    Sky Sports F1のコメンテーター、デイビッド・クロフトも、角田裕毅が今季を完走するだろうという見方を示している。ただし、早急な改善が必要だと警告した。

    「問題を解決する術はきっと見つけられるはずだが、急いで見つける必要がある。レッドブルは彼にポイントを取ってほしいと思っているからね」とデイビッド・クロフトは語った。

    もっとも、マクラーレンがすでに362ポイントを獲得し、レッドブルが144ポイントでスクーデリア・フェラーリやメルセデスF1にも劣る4位に沈んでいる状況を鑑みると、レッドブルはすでにコンストラクターズ選手権を諦めている可能性もあるとデイビッド・クロフトは認めた。

    ただし、すでにF1で96戦の経験を積んでいる角田裕毅であれば、状況を打破する手段を見つけられるはずだと語っている。

    「シミュレーターに戻って、データを徹底的に分析することだ。解決のヒントはデータの中にある。そして、今のクルマをもっと上手く操れるようにならなければいけない」とデイビッド・クロフトは語った。