カテゴリー: レッドブル・レーシング

  • 角田裕毅 レッドブルF1での2026年去就「急ぐ必要ない」とメキース代表

    角田裕毅 レッドブルF1での2026年去就「急ぐ必要ない」とメキース代表

    角田裕毅(レッドブル)は2026年の去就が依然として不透明な状況にある。今季第3戦から起用されて以降、苦戦が続きランキング18位にとどまっているが、直近のベルギーGPでは予選7位を獲得するなど改善の兆しも見せている。

    レッドブル代表のローラン・メキースは、角田裕毅の今後について「急ぐ必要はない」と強調。シーズン残り10戦でのパフォーマンスを見極めたうえで判断を下す方針を示しており、2026年のドライバーラインナップ決定は先送りされることになった。

    レッドブル代表のローラン・メキースは、マックス・フェルスタッペンのチームメイトを誰にするかという2026年の決定について「急ぐ必要はない」と語った。

    4度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンの現在のチームメイトである角田裕毅は、2025年シーズン第3戦からリアム・ローソンに代わって起用されたものの、これまでにわずか7ポイントの獲得にとどまり、ランキング18位に沈んでいる。そのため角田はまだ来季の契約を得ていない。だが、レッドブルは長年この“2台目のシート問題”に頭を悩ませており、角田のみならずローソン、セルジオ・ペレス、アレクサンダー・アルボン、ピエール・ガスリーといった歴代セカンドドライバーも苦戦を強いられてきた。

    レッドブルは、ジュニアチームのレーシングブルズをF1に擁するという“贅沢な立場”を背景に、素早いドライバー交代で知られている。しかしメキースは、直近2戦で角田に改善が見られ、特にベルギーGPでは今季最高の予選7位を記録したことから、現時点での即断は不要だと判断している。

    角田裕毅 F1 レッドブル

    「現実的に言えば、我々には急ぐ理由がない」と、7月のクリスチャン・ホーナー退任後にチーム代表に就任したメキースはCanal+に語った。

    「我々は角田をマシンに乗せられていることを幸運に思っているし、レーシングブルズも非常にうまく機能している。そこでは若手ドライバーの評価も可能だ。角田はスパで、そしてブダペストでも、マックスとの差という点で確かな前進を見せた。ブダペストでは我々全体が競争力を欠いていたためあまり目立たなかったがね」

    「だから様子を見ている。リアムはレーシングブルズで大きな進歩を遂げているし、アイザック(ハジャー)はシーズン序盤から並外れた働きを見せ、毎レース我々を驚かせ続けている。レッドブルの立場からすれば、なぜ急いで決断しなければならないのか理解しがたいだろう」

    メキースは、したがってレッドブルの焦点は2025年残りシーズンにあると強調した。現在チームはコンストラクターズ選手権4位につけ、3位メルセデスとの差は42ポイントだ。

    「我々は周囲からの質問や焦りの声を理解している」と彼は付け加えた。「だが我々にとっては、まず残りシーズンでドライバーたちを可能な限り良い状況に置くことが最優先だ。そして数か月後にどこにいるかを見極める。まだ10戦残っている。その上で、関係する全員にとって最良の決断を下すことになる」

  • マックス・フェルスタッペン F1オランダGP予選「セットアップ変更で好転」

    マックス・フェルスタッペン F1オランダGP予選「セットアップ変更で好転」

    マックス・フェルスタッペンはF1オランダGP予選で3番手を獲得し、母国ファンの期待を盛り上げた。レッドブルは週末を通してマシンに苦しんでいたが、最後のセットアップ変更が奏功し、競争力を取り戻す展開となった。予選ではマクラーレン勢に割って入り、日曜決勝で表彰台を狙える位置を確保した。

    レッドブルにとって今週末のザントフォールトは波乱続きだった。フェルスタッペンはプラクティスで思うようなパフォーマンスを発揮できずにいた。

    しかし、予選では劇的な改善を見せ、ポールのオスカー・ピアストリと僚友ランド・ノリスに続く3番手を獲得。トップからわずか0.2秒差につけた。

    「予選を通してギャップは大きかったけど、正直3番手を取れればいいと思っていた。週末を通じて難しい状況だったが、予選で少し良くなって非常にポジティブだった」とフェルスタッペンは語った。

    「最後に加えた変更でマシンがいい作動域に入って、よりプッシュできるようになった。僕たちにとって3番手は大きな成果だ。彼ら(マクラーレン)はどこでも強い。僕たちにとって良い週末の好転だった」

    フェルスタッペンにとって、これは前戦ハンガリーGP予選9番手・決勝9位という苦い結果からの明確な前進だった。

    マックス・フェルスタッペン F1 オランダGP

    表彰台を見据えつつも現実的な見方
    決勝に向けてフェルスタッペンは、圧倒的なマクラーレン勢に対し冷静に状況を見ている。

    「表彰台、それが現実的な目標だと思う。レースでは僕たちは予選ペースと比べて良いときも悪いときもある。明日が良い方であることを願う」とコメント。

    さらに後方から迫るメルセデスのジョージ・ラッセルやフェラーリ勢に警戒を示しつつも、マシンの改善に一定の自信をのぞかせた。

    「未知数な部分もあるけど、今のマシンなら安定していると思う。ただ今季は総じてレースペースが予選ラップほど良くない。だからせめて後ろの連中を後ろに留められることを願っている。前で何が起きるかは僕にはどうしようもないから、自分の持ち場でベストを尽くすだけだ」

    ホームグランプリの大観衆に後押しされ、セットアップの最適化に手応えを得たフェルスタッペン。決勝では母国ファンの声援を力に変え、表彰台獲得を目指す。

  • 角田裕毅 F1オランダGP談話「Q1から少し限界ぎりぎりで走っていた」

    角田裕毅 F1オランダGP談話「Q1から少し限界ぎりぎりで走っていた」

    角田裕毅(レッドブル)は、F1オランダGP予選で12番手となり、惜しくもQ3進出を逃した。Q1では力強い走りを見せて突破を果たしたが、Q2ではさらなるタイム向上が叶わず、わずかな差で敗退する結果となった。

    角田裕毅は「今日はベストを尽くした」と語り、Q1からすでに限界まで攻めていたことを明かした。改善の余地はあるとしつつも、自身のラップには満足感を示し、予選での奮闘を振り返った。

    厳しい結果となった一方で、決勝は入賞圏を射程に収めるポジションからのスタートとなる。角田裕毅は「まだ何が起こるか分からない」と前を向き、混戦必至のレースでポイントを狙う決意を口にした。

    Q: Q1ではスピードがあったように見えましたが、Q2でタイムを伸ばせなかった理由は?

    角田裕毅:正直、Q1から少し限界ぎりぎりで走っていて、すでに結構攻めていました。今日はベストを尽くしたと思います。改善できる部分を見直す必要はありますが、ラップ自体には満足しています。かなりタフでした。

    Q: なぜマシンからさらにペースを引き出せなかったと思いますか?

    角田裕毅:分からないです。

    Q: 明日の決勝に向けての気持ちは?

    角田裕毅:ポイントを取れるようにベストを尽くします。まだ入賞圏からは遠くない位置なので、何が起きてもおかしくないですし、全力で頑張ります。

    角田裕毅 F1 オランダGP

    2025年F1 オランダGP 予選 結果
    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    2.ランド・ノリス(マクラーレン)
    3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    4.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    5.ジョージ・ラッセル(メルセデス) 1:09.255
    6.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    7.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    8.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    9.カルロス・サインツ(ウィリアムズ)
    10.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    11.キミ・アントネッリ(メルセデス)
    12.角田裕毅(レッドブル)
    13.ガブリエル・ボルトレト(キック・ザウバー)
    14.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    15.アレックス・アルボン(ウィリアムズ)
    16.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    17.ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)
    18.エステバン・オコン(ハース)
    19.オリー・ベアマン(ハース)
    20.ランス・ストロール(アストンマーティン)

  • 角田裕毅 レッドブルF1での将来は「10月頃まであと数戦を観察」とマルコ

    角田裕毅 レッドブルF1での将来は「10月頃まであと数戦を観察」とマルコ

    角田裕毅は、レッドブルF1での将来を懸けて重要な戦いに挑んでいる。来季のチーム体制はいまだ確定しておらず、モータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコは「10月頃まであと数戦を観察する」と述べ、判断を先送りする考えを明らかにした。

    昇格後は苦戦が続いた角田裕毅だが、最新のアップグレードを受けてからは改善を見せ、直近のレースでは手応えを感じ始めている。残留を目指す角田裕毅にとって、この数戦が大きな試金石となる。

    マックス・フェルスタッペンの2026年のチームメイトが誰になるのかは、いまだ不透明だ。リアム・ローソンはセルジオ・ペレスのシートを与えられたが、わずか2戦でレッドブルから降ろされた。角田裕毅はチームでのチャンスを得てから苦戦を強いられ、わずかなポイントしか獲得できていない。特に今年印象的な活躍を見せているアイザック・ハジャーの存在を考えれば、レッドブルが変更に踏み切る可能性は高い。ハジャーは今季のF1ルーキー・オブ・ザ・シーズンと広く見なされているが、フェルスタッペンと渡り合う準備ができているかは不明だ。

    マルコは少なくともあと1カ月は決定を下さないことを認めた。Skyドイツに対してマルコはこう語った。
    「我々はオプションを延長した。正確に言えば、ドライバーたちが我々との契約を延長したんだ。だから9月か10月頃まで、あと数戦を観察したいと思っている。それから決定を下すことになる」

    角田裕毅はレッドブル昇格後、全体的には失望させる結果が多かったが、ここ数戦で改善を見せている。これは、レッドブルから最新のアップグレードパッケージを与えられ、マシン性能が平等になったことが大きい。

    角田裕毅 レッドブル F1 レッドブル・レーシング

    将来について問われた角田裕毅は「もしかすると、ヘルムートは僕をレーシングブルズに戻すことを頭の片隅で考えているかもしれません。正直、彼が何を考えているのか僕にはわかりません」と語った。

    「でも今のところは、彼が僕にパフォーマンスを示してほしいと思っているのは理解しています。実際、この2戦はアップグレードを受けてからなので、あのパフォーマンスからの評価が少しはあったと思います。実際、それ以前とは大きな違いがありました。それが彼にとっても僕にとっても、この状況をもう少し見極めるための時間を与えてくれていると思います」

    「彼は僕をかなりサポートしてくれました。ただ当然ですが、彼はとても率直な人物です。彼はチームのためにここにいて、できるだけ多くのポイントを獲得したいと思っています。だから僕は確実に結果を出さなければなりません」

    「でも、僕の理解が正しければ、彼はまだレッドブルにとって何がベストかを決めるのを少し待っているんだと思います。そしてレーシングブルズがどうなるかはわかりませんが、彼らは今かなり良いパフォーマンスをしていますし、僕が長く所属してきたチームです。だから、もちろん僕の最大の目標はレッドブルに残ることです。でも、どうなるか見てみましょう」

  • マックス・フェルスタッペン F1オランダGP初日「大きな改善は期待できない」

    マックス・フェルスタッペン F1オランダGP初日「大きな改善は期待できない」

    マックス・フェルスタッペンはF1オランダGP金曜フリー走行を終えて、予選に向けて「大きな改善は期待できない」と語り、ザントフォールトのサーキットレイアウトがレッドブルRB21の「根本的な弱点」を露呈していると認めた。

    母国グランプリの初日もフェルスタッペンは不満を募らせた。夏休み前のハンガリーGPに続き、RB21のパフォーマンス不足が表面化し、チームは依然として解決できない問題を抱えている。

    数多くのセットアップ変更を試したものの改善は見られず、ザントフォールト特有の長いコーナーが弱点をさらに際立たせたと説明した。

    「特別なことは何もない」フェルスタッペンはSky Sports F1にそう語った。「同じ問題で苦しんでいる。いろいろ試したけど、根本的な問題に関しては何も変わらないんだ。だから、今夜のうちに少しでも見つけられるかどうかを見てみるけど、大きな改善を期待するつもりはない。トリッキーだし、このサーキットのレイアウトは僕らが抱えている問題に合っていないと思う」

    苛立ちはさらに募った。FP1終盤、ターン1でブレーキングを誤って直進し、グラベルに突っ込んでストップ。マシンは砂利に埋まり、コクピットを降りざるを得なかった。

    一方、ライバル勢は順調に進んだ。マクラーレンのランド・ノリスが両セッションでトップタイムを刻み、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソも僅差で続いた。フェルスタッペンにとって、予選で前を争うのは容易ではないことを示した。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) F1 オランダグランプリ

    ザントフォールトのレイアウトがレッドブルの苦戦を露呈
    特に問題が表れたのはザントフォールトの中盤区間だ。「第2セクターだね。あそこが一番の問題だ。長いコーナーが多いから良くない」とフェルスタッペンは明かした。

    週末に向けての展望も厳しい。「トップ5に入るだけでも本当に難しいと思う。そういう感じに見える。まあ、明日になれば分かるけどね」と苦しい状況を認めた。

    一方、レッドブルのもう一方のガレージでは角田裕毅が波乱の初日を迎えた。FP1でコースオフを喫して16番手に沈んだが、午後には持ち直し、FP2で7番手に浮上した。

    なお、レッドブルは今大会に小規模なアップグレードを投入している。RB21のフロントウイングに変更を加え、コード長を延ばしたフロントフラップを導入。FIAのアップグレード報告によれば、これは「角度を通じて得られるロードを増加させる」ことを意図し、「ザントフォールトの要求により適合させる」ためだとされている。

  • 角田裕毅 F1オランダGP初日 「自信につながるスムーズな走行」

    角田裕毅 F1オランダGP初日 「自信につながるスムーズな走行」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、F1オランダGP初日のフリー走行で確かな手応えを得た。FP1では1分11秒126で16番手にとどまったものの、午後のFP2では1分10秒795を記録して7番手に浮上し、順調な調整を進めた。

    FP1ではオフコースも見られたが、マシンに変更を加えた午後の走行では改善が見られ、ショートランでの競争力を示した。週末に向け、角田裕毅は確かな前進を感じ取っている。

    「FP1はかなり良い形でスタートできたと思いました。終盤に少しパフォーマンスが落ちてしまいましたが、最大限を引き出そうとするとそういうことは起こるので、それ自体は理想的ではありませんが、少なくとも限界を知ることができました」と角田裕毅はコメント。

    「FP2に向けていくつか変更を加えましたが、それがうまくいきました。ロングランは全然ダメで、伸びがないように感じましたが、ショートランは良かったです。FP1とは正反対の状況でした」

    「明日に向けては、その両方のちょうど中間点を見つける必要があると思います。サマーブレイク明けにスムーズなセッションを過ごせたことは良かったですし、週末に向けて自信になります。そこがとても大事だと思います」

    角田裕毅はチームメイトのマックス・フェルスタッペンと同じ仕様のマシンを走らせており、両者が揃って予選Q3に進出できるかが注目される。

    角田裕毅(レッドブル・レーシング) F1 オランダグランプリ

  • マックス・フェルスタッペン 勝率75%母国F1オランダGP「運があれば勝てる」

    マックス・フェルスタッペン 勝率75%母国F1オランダGP「運があれば勝てる」

    レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、自身の母国グランプリであるF1オランダGPを前に心境を語った。

    ザントフォールトでは2021年にカレンダー復帰して以来、3勝と2位1回という驚異的な勝率75%を誇り、まさに“牙城”としてきた。しかし今季の状況では勝利は容易ではないと認めつつ、「運があれば勝てる可能性はある」と展望を語った。

    現王者は今年すでに2勝を挙げているが、それはいずれもマクラーレンが優位に立つ中で「番狂わせ」とも言える走りだった。フェルスタッペンは残り10戦で選手権首位のオスカー・ピアストリから97ポイント(ほぼ4勝分に相当する差)を追う立場にあり、5連覇に向けてザントフォールトでの勝利が重要になる。

    「今は幻想を抱いていない」とフェルスタッペンはF1.comに語った。「今年ここで勝つのはとても難しいことは分かっているけど、正直に言えば、ただ楽しく素晴らしい週末、そして素晴らしいスペクタクルを望んでいる」

    「もう何度かここで勝ったことがあるし、それは確かに助けになる。そして、トラックに到着すれば全力を尽くすつもりだ。もちろん、またみんなに会うために表彰台に上がれればいいと思っている」

    マックス・フェルスタッペン オランダグランプリオランダのファンはF1、特にフェルスタッペンに熱狂的だ

    忠実で情熱的なオレンジアーミーを勝利、あるいは表彰台で喜ばせることが難しいと分かっていても、母国イベントへの熱意は冷めていない。ザントフォールトは契約の残り2年のうちの1年を迎える。

    「ザントフォールトでレースをするのは本当に素晴らしい」と彼は言う。「まさか可能だとは思っていなかったし、すでにいくつものクールなイベントと素晴らしい結果を手にしてきた。同時にクレイジーな天気もあった」

    「僕にとっては本当に狂気の週末なんだ。あれだけのサポートをサーキットで受けるのを目にして、オレンジ一色の光景を見る。さらに王室までもがレースにやってくる」

    「そんなことは、レーシングを始めた頃には全く考えもしなかったことだ。だって、まさかそんなことが可能だとは思っていなかったから」

    フェルスタッペンは、自分の名前が観客に連呼されるのを知っている。それはサーキットに入った瞬間から、コース上のあらゆるコーナーで、そしてもちろん表彰台に立ったときに起こることだ。

    「そう、笑顔になるし、国歌を聴くと鳥肌が立つんだ」と彼は言う。

    「もちろん、レースに勝った時に表彰台で聴くこともあるけど、そこに立って、ファンのみんなが国歌を楽しみ、大きなサポートや音楽とともに週末を通して全体的に楽しんでいるのを見ると、間違いなく心を動かされるんだ」

    勝率75%、残りの1戦は2位というのは、ドライバーにとって驚異的な成績であり、F1に来る前はザントフォールトをほとんど走った経験がなかったことを考えると、なおさら際立つものだ。では、彼をこの14コーナー、4.259kmの狭いサーキットでここまで強くしている要因は何なのだろうか。

    「分からない」と彼は笑いながら言う。「確かに僕が楽しんでいるトラックのひとつではあるけど、楽しんでいないトラックでも好成績を収めてきたこともある。常にすべてを最大化するよう努めているだけなんだ」

    「もちろん、ここに来ていた年はクルマがとてもよく走っていた。僕らの支配的な時代だったから、それは確かに助けになる。ホームグランプリでは、良い結果を出したいものなんだ」

    「他のグランプリより速く走っているとは思わないけど、やっぱり良い結果を出したい。その気持ちは常に頭の片隅にある」

    おおむね毎週末、勝利を争えると分かっていた4年間を経て、今は特別なことや異常なことが起こらない限り難しいと分かっているのは、決して簡単なことではない。しかしフェルスタッペンは、それに対処する方法を見つけている。

    「たぶん、だんだん上手くなってきたと思う」とフェルスタッペンは言う。「スポーツでたくさん勝ってきたことも役立っている。それが自分を落ち着かせるんだ」

    「もちろん、クルマに乗ったら常に最高を求めるし、できる限りのパフォーマンスを発揮したい。でもクルマを降りたら、不運な週末でも世界の終わりじゃない。それを少し文脈に当てはめられるし、ずっと落ち着いていられる」

    さらに、第一子リリーの誕生もプラスの影響を与えている。すでに印象的な切り替え能力を持っていた彼にとって、週末が終われば完全にスイッチを切り、次にサーキットに戻ればすぐにスイッチを入れることができるようになった。

    「正直なところ、それほど大きな変化ではなかった。ケリー・ピケの娘ペネロペと一緒に過ごすことで、すでにとてもいい準備ができていたからね!」と父親になってからの変化について語る。

    「だから、今のところかなり順調だ。僕にとっては、家に帰ればレースで何が起きたかはすぐに忘れる。結局、家に帰って赤ん坊に会えば、それが一番大事だから」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング今季は時にペース不足に苦しむフェルスタッペンとレッドブル

    ザントフォールトでの勝利が難しいことは受け入れているが、それを成し遂げることは今週末の母国レースか、あるいはシーズン後半のどこかで、依然として可能だと分かっている。ただし、その成否は他の者たちの仕事に大きく依存する。

    「そう、運があればね」と彼は勝利の可能性について語る。「運があれば可能だ。でも他の人がミスをしなければ…2023年みたいに」

    「ミスがあまりなければ、勝つチャンスはあまりない。それが今の気持ちだ。でも決してゼロではない。常にチャンスはある」

    そして、もしフェルスタッペンが今週末、その運を味方につけることができれば、彼の名前が刻まれたTシャツを着た観客で埋め尽くされたスタンドが、大歓声で沸き上がることは間違いない。

  • 角田裕毅 F1オランダGP会見「噂に惑わされない。自分の走りに集中する」

    角田裕毅 F1オランダGP会見「噂に惑わされない。自分の走りに集中する」

    レッドブルの角田裕毅は、F1第15戦オランダGPの木曜会見に臨み、後半戦への意気込みやシートを巡る噂について語った。「リラックスとトレーニングを同時に行いリフレッシュできた。戦う準備は完璧です」と夏休みを経た心境を明かした。

    さらに「自分のやることを続けるだけです。突然すごく良くなるとは思わない。確実にすべてをまとめて一貫してポイントを獲得できるよう集中します」とコメントし、シーズン後半での安定した成績を誓った。

    残り10戦となるシーズン後半に向けては冷静な姿勢を強調。「アップグレードを得てからかなり良くなったと思うので、前半最後の2戦のようにやります」と語り、流れを大きく変えるのではなく積み重ねを重視する考えを示した。また「後半戦は僕にとってすごく重要。サマーブレイク中はそのための準備をしてきました」と語り、気持ちを新たにした。

    一方で、ドライバー市場を巡る噂について問われると「F1では普通のことです。そういうプレッシャーはこの世界には付き物です」と即答。「いいこととは言いませんが、この5年間で慣れましたし、仕方ないことなのでとにかく自分のことに集中してプッシュし続けて、全てをまとめています」と強調した。

    また「シートを守るために必要なことは分かっている。ポイント獲得です。それがメインです」と言い切り、「しばらくポイントを取っていませんが、いい方向性に向かっているのは分かっています。前半戦最後の2戦で良いパフォーマンスを見せられたことはいいことですが、同時にチームはポイントを必要としています」と、課題を直視する姿勢を見せた。

    開催地オランダGPについては「バンプがあってすごくテクニカル」とコース特性に触れつつ、「オレンジ色を着た多くのオランダ人ファンがいますが、僕のヘルメットもオレンジなので自分を応援してくれている気分になります」と笑顔を見せた。さらに「フォーメーションラップの前にコース全体に音楽を流して盛り上げるのはここで始まったと聞いています。ここから始まったパーティー文化が好きですし、それがすごく独特だと思います」と雰囲気の魅力を語った。

    角田裕毅 レッドブル F1 オランダGP

    また現地の食文化にも触れ、「ここに来てストロープワッフルを食べました。初めて食べましたがすごくおいしかったです」と満足げに語り、「ビターバレンもチェックしてみます」と興味を示した。「熱いのは好き」と笑顔で話す場面もあった。

    さらに「どの国も食べ物が楽しみ。メキシコのタコスやシンガポールのラクサなどヨーロッパでは食べられないものもあるし、いろいろエキサイティング」と締めくくり、遠征先での小さな楽しみも明かした。

    「後半戦はチームにポイントが必要。全てをまとめる必要がある」と語った角田。噂に惑わされることなく、自分の走りに集中する姿勢を示し、レッドブル昇格後の後半戦に挑む。

  • 角田裕毅 レッドブルF1残留へ残り10戦「後半戦はポイント獲得が全て」

    角田裕毅 レッドブルF1残留へ残り10戦「後半戦はポイント獲得が全て」

    角田裕毅は2026年シーズンもレッドブルのシートを維持するために、今季残り10戦で何を成し遂げる必要があると考えているのかを明かした。

    2025年シーズン、角田裕毅はレーシングブルズから昇格してわずか2戦でリアム・ローソンと入れ替わる形でレッドブルに移籍したが、ここまで苦しい戦いを強いられてきた。

    チームメイトで4度のワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンが2勝を挙げ、ドライバーズ選手権3位につけている一方で、角田裕毅はわずか3度の入賞にとどまり、最後にポイントを獲得したのは5月のエミリア・ロマーニャGPだった。

    今週末のF1オランダGPを前に、角田裕毅はサマーブレイク中に、自身が残りのレースで達成しなければならないことを改めて見つめ直したと語った。

    「ポイントを取ることだと思います。それが一番大事なことです。それだけです」と角田裕毅は木曜日にメディアに語った。

    「しばらくポイントを取れていませんが、同時に、ポイントを取れなかった時期も、自分が正しい方向に進んでいることは分かっていましたし、特にサマーブレイク前の最後の2レースでは、アップグレードを手に入れてから、自分自身に、そしてチームに、まだやれるということを証明できました」

    「そこである程度パフォーマンスを示せたのは良かったですが、同時にチームですから、やはりポイントが必要ですし、後半戦で僕がやらなければならないのはそれです」

    角田裕毅 レッドブル F1 レッドブル・レーシング

    来季フェルスタッペンのチームメイトを誰が務めるのかについてはシーズンを通して憶測が飛び交っており、ルーキーながら印象的な走りを見せているアイザック・ハジャーも候補の一人として名前が挙がっている。

    角田裕毅は、このようなプレッシャーを受けるのは初めてのことではなく、2021年のF1デビュー以来、レッドブルのドライバープールの一員として常に注視されてきたと語った。

    「F1ではいつものことだと思います。この状況やプレッシャーは、この世界の一部であり、もしかしたら『美しさの一部』とまでは言えないかもしれませんが、そういうものです」と角田裕毅は語った。

    「僕は自分自身に集中しています。ここ5年間、この手の噂には慣れてきましたが、同時に後半戦が本当に重要だということも理解しています。だからこそ、ただプッシュし続けて、すべてをまとめ上げたいと思っています」

  • アレックス・パロウ レッドブルF1移籍の噂を完全否定「連絡は一切ない」

    アレックス・パロウ レッドブルF1移籍の噂を完全否定「連絡は一切ない」

    アレックス・パロウが、2026年に向けてレッドブルから接触を受けたという噂に終止符を打った。今週初め、4度のインディカー王者であるパロウに対し、オーストリアのチームがアプローチをかけたという報道が流れ、一気に憶測が広がった。

    レッドブルは、マックス・フェルスタッペンの将来が不透明な状況にある中、有能なドライバーを探しているとされている。また、角田裕毅の契約更新も未定であり、ホンダとの結びつきを背景に、角田がF1から離れる可能性が取り沙汰されていた。

    一方のアレックス・パロウは、今季もインディカーで圧倒的な強さを見せてタイトルを獲得し、さらには伝統のインディ500も制覇。F1への挑戦を考えるならまさに絶好のタイミングと思われた。

    しかしその後、双方がこの報道を否定。パロウ本人も一連の噂を否定し、AP通信に次のように語った。

    「何もない。本当に何もない。誰からも何の連絡も受けていない」

    さらにこう付け加えた。

    「唯一聞いたのは、インディカーで僕のシートを欲しがっている別のドライバーのマネージャーが話を広めて何かを始めたということだけだ」

    パロウのマネージャーも、これを全面的に否定した。

    「私はどのF1チームとも、アレックスについて話をしたことも連絡を受けたこともない」

    アレックス・パロウ F1 レッドブル・レーシング

    アレックス・パロウが語る「なぜレッドブル移籍はあり得ないのか」
    28歳のパロウは、マックス・フェルスタッペンと同じ年齢だ。しかし、今からF1へ移籍するのは遅すぎると考えている。数シーズンをかけて学び、適応する余裕はなく、即座に結果を求められるのが現実だと指摘する。

    「29歳でルーキーとしてF1に行って、サーキットやマシンを学ぶのに2年待ってくれなんて言うことはできない。行った瞬間に結果を出さなければならない。F1に行かないことで何かを逃しているとは思わない」

    この移籍は、インディカーを制したパロウにとって新たな挑戦を意味し、レッドブルにとってもフェルスタッペン離脱の可能性に備える即戦力となり得るはずだった。しかし、当人の強い否定により、この話は完全に立ち消えとなった。