カテゴリー: レッドブル・レーシング

  • 角田裕毅 レッドブルF1での苦労にローソン同情「あの環境は優しくない」

    角田裕毅 レッドブルF1での苦労にローソン同情「あの環境は優しくない」

    リアム・ローソンは、レッドブルで苦戦する角田裕毅に同情を示しつつ、自身も十分な適応期間を与えられなかったと感じていると明かした。

    ローソンは2025年シーズンをマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブルでスタートしたが、わずか2戦で降格され、角田裕毅と入れ替わる形でレーシングブルズに戻された。

    その後、ローソンは調子を立て直し、ここまで角田裕毅の7ポイント(オランダGP前)に対して20ポイントを獲得。直近4戦のうち3戦でポイントを獲得するなど、成長を裏付けている。

    状況を振り返り、ローソンは角田裕毅が自分と同じような困難を味わっているのを見るのは辛いと語った。

    「難しいよ。僕が振り返ってみると、僕がレッドブルにいたのは、行ったことのない2つのサーキットでの2戦だけだった。そして、もしかしたら僕は、適応する時間が与えられると考えたのはナイーブだったのかもしれないと思う」とローソンはSky Sports F1に語った。

    「だから本当に厳しいんだ。あのポジションで苦しんでいるドライバーには確かに同情する。すごく厳しいスポーツだし、誰かがあの環境で苦しんでいる姿を見るのは決して気持ちのいいものじゃない」

    レッドブルでの挫折を経ても、ローソンの夢は変わらない。F1ワールドチャンピオンになることだ。

    「僕が5歳のときから抱いてきた夢は世界チャンピオンになることだった」とローソンは言う。「F1で勝つこと、このスポーツの頂点に到達すること、それが僕の夢であり、目標は最高の存在になることなんだ」

    「それに向けて僕たちは全員努力している。そして、僕がそれをどこで実現するのかは、以前考えていたほど明確ではなくなっている」

    角田裕毅 F1

    その目標を追い続ける中で、ローソンはレッドブル内部で、特にフェルスタッペンによって設定されている基準の高さを実感したと語る。

    彼は2023年のデビュー戦となったザントフォールトで、フェルスタッペンと初めて同じトラックを走ったときのことを思い出した。

    「僕のF1初めての経験はここだった。雨が降っていて、マックスを先に行かせたんだ。彼が僕を抜いていったとき、出口でクルマを滑らせて縁石まで持っていったのを見た」

    「彼がああしているのを見て、僕は『自分はあそこまで滑らせるのに全然慣れてない』と思った。そして次の周、同じようにやろうとしてスピンしてしまった」

    レーシングブルズに戻った今、ローソンは毎週末マシンの力を最大限に引き出し、勢いを積み重ねることが鍵だと語る。

    「週を重ねるごとに『これがうまくいったから、来週も同じことをしよう』ということを学んでいく。エンジニアとの関係についても学んでいくんだ」と彼は説明する。

    「彼は僕がどういうコミュニケーションを好むかを理解してくれるし、それがどんどん良くなっていく。より快適になっていって、それを見つけ出すために費やす時間が少なくなる」

  • 角田裕毅 F1オランダGPで「ピットレーン用スロットルマップ」で9位入賞

    角田裕毅 F1オランダGPで「ピットレーン用スロットルマップ」で9位入賞

    レッドブルの角田裕毅は、オランダGP決勝を9位で完走した。12番手スタートから序盤は中団グループで粘り、波乱の多い展開のなかで確実に順位を上げていった。しかしレース後半にはマシンが通常とは全く異なる挙動に固定されるトラブルに見舞われ、苦しい走行を強いられた。

    それでも角田裕毅はマシントラブルを抱えながら72周を走り切り、貴重な2ポイントを持ち帰った。中団勢が接触やペナルティで脱落する中、終盤の混戦を落ち着いて乗り切ったことが最終順位につながった。

    スタートと序盤
    12番手からスタートした角田裕毅は、オープニングラップでアントネッリやガスリーと接近戦を展開。混乱を避けつつポジションを守り、中団でレースを進めた。

    セーフティカーと戦略
    20周過ぎに雨粒が落ち始め、ハミルトンのクラッシュで最初のセーフティカーが導入される。角田裕毅はここでタイヤ交換を行い、再スタート後もポイント圏を狙える位置につけた。

    トラブル発生
    57周目、角田裕毅は無線で「パワーが落ちている」と報告。
    エンジニアは「修復はできない。このまま走るしかない」と返答した。

    その後の走行は、通常のトルクの40%程度しか使えないピットレーン用のスロットルマップに固定された状態だった。実質的にセーフティカーと同等の加速しか得られず、彼は普段とは全く異なるドライビングを強いられた。

    終盤の粘り
    それでも角田裕毅は冷静さを失わず、ガスリーの失速やアントネッリのペナルティ、ノリスのリタイアといった周囲の動きに乗じて順位を維持。トラブルを抱えたままも9位を守り抜いた。

    角田裕毅 F1 オランダGP

    レース後の説明
    角田はレース後、「セーフティカーに追いつけないほどの問題を抱えていた」と状況を振り返った。通常とは違う走り方を強いられたが、即座に適応してポジションを取り戻せたことが収穫だったと語った。

    チーム代表のローラン・メキーズも「PU自体の故障ではなく、ピットストップ後にピットレーン用のスロットルマップにロックされてしまった」と説明。レギュレーション上、ピットレーンでは必ずマップを切り替える必要があり、それが元に戻らなければレース全体をその設定で走ることになるという。

    「つまり彼は終盤、本当に扱いづらいスロットル特性で走っていた」とメキーズは付け加えた。

  • ローラン・メキース 「ハジャーはレッドブルF1にふさわしいか?答えはイエス」

    ローラン・メキース 「ハジャーはレッドブルF1にふさわしいか?答えはイエス」

    F1オランダGPはマクラーレンのオスカー・ピアストリが制したが、注目を集めたのはレーシングブルズのアイザック・ハジャーだった。20歳のフランス人ルーキーがキャリア初の表彰台を獲得し、3位でフィニッシュした。

    レッドブルのチーム代表ローラン・メキースはSky Sportに対して「ハジャーはレッドブルにふさわしい」と高く評価し、将来のトップチーム昇格を示唆した。

    メキースは「ハジャーはずっと表彰台に値していた。偶然そこに行ったわけではなく、素晴らしい予選と決勝を戦い抜いた結果だ。彼とレーシングブルズにおめでとう。彼らはそれを勝ち取った」とコメント。そのうえで「ハジャーはレッドブルにふさわしいか? 答えはイエスだ」と明言した。チームの育成体系から直接トップチーム入りしたピアストリやフェルスタッペンのような存在になれるか、関心が高まっている。

    一方、母体チームのレッドブルではマックス・フェルスタッペンが2位表彰台を獲得した。スタートでは唯一ソフトタイヤを選択するリスクを冒し、多くの人から「無謀だ」と見られたが、フェルスタッペンは見事にコントロールしてセーフティカー導入まで21周を走破。メキースも「マックスは素晴らしかった。ソフトでスタートしてセーフティカーまで持たせたのは見事だった」と称賛し、リスクを結果につなげたエースの力を強調した。

    アイザック・ハジャーとマックス・フェルスタッペン(2025年F1 オランダGP)

    レースのハイライトとなったオープニングラップでは、フェルスタッペンが積極的に前を狙う姿勢を見せたが、メキースは「彼が最初のコーナーで2台を抜くつもりだったかどうかは彼に聞くしかない。しかし、ファーストラップでやったことには大きな称賛を送りたい」と語り、その攻めの姿勢を評価した。

    マクラーレン勢は明暗が分かれた。ピアストリが完璧なレース運びでポール・トゥ・ウィンを達成し、キャリア初のグランドスラムを記録した一方、タイトルを争うランド・ノリスは終盤に突然のマシントラブルで無念のリタイア。シーズン後半戦の選手権争いに大きな影響を与える結果となった。

    メキースはマクラーレンの不運について「こうした壊れ方は誰にでも起こり得る。もちろん誰もうれしくはないが、今日彼らに起こったことは明日誰にでも起こり得る。だからこれはただのバッドラックだ」と冷静に分析した。

    ハジャーの躍進、フェルスタッペンの安定感、そしてマクラーレンの不運。この三つの要素が交錯したオランダGPは、今後のタイトル争いと若手ドライバーの去就に新たな注目点を加える週末となった。

  • 角田裕毅 F1オランダGPで粘りの走りで9位「今の状況を考えると特別な結果」

    角田裕毅 F1オランダGPで粘りの走りで9位「今の状況を考えると特別な結果」

    レッドブルの角田裕毅は、オランダGP決勝を9位で完走し、貴重なポイントを獲得した。12番手スタートから混戦の中を粘り強く走り抜き、途中でマシントラブルを抱えながらも最後まで集中を切らさなかった。

    3度のセーフティカー導入や雨粒、そして上位勢のリタイアが重なる波乱のレース展開のなかで、角田は確実に順位を守り切った。終盤にはノリスのリタイアやライバル勢の失速もあり、最終的に9位でチェッカーを受けた。

    スタートと序盤の位置取り
    角田裕毅(レッドブル)は12番手スタート。オープニングラップは大きな混乱を避けつつ、アントネッリやガスリーと接近戦を繰り広げ、中団グループに留まった。前方ではピアストリ、ノリス、フェルスタッペンが激しい攻防を展開するなか、角田は落ち着いた走りで序盤をまとめた。

    雨粒と最初のセーフティカー
    20周過ぎに雨粒が落ち始め、ハミルトンがクラッシュして最初のセーフティカーが出動。中団は大混乱となったが、角田もここでタイヤ交換を済ませた。隊列が整った後もポジションを大きく落とさずに再スタートを切り、依然としてポイント圏を狙える位置につけた。

    マシントラブルと苦しい走行
    57周目、角田は無線で「パワーが落ちている」と訴えた。これに対しエンジニアからは「修復はできない。このまま走るしかない」と返答。以降は追い上げが困難となり、中団で粘る展開を強いられた。

    終盤の混戦と粘り
    アントネッリのペナルティやガスリーの失速、さらにノリスのリタイアで順位が動く中、角田はトラブルを抱えながらも抜かれることなく安定したペースを維持。ベアマンやストロールとの戦略差の中で、9位を確保した。

    チェッカー
    72周を走り切り、角田は9位でフィニッシュ。パワーユニットの不調を抱えながらも完走し、ポイントを獲得した。

    角田裕毅 F1 オランダGP

    レース後のインタビュー

    厳しいレース展開のなかでポイントを獲得できたのは大きい?

    角田裕毅:「セーフティカーもうまく助けにならず、途中は15番手まで落ちたし、2回目のセーフティカーも役に立たなかった。すごくチャレンジングで、正直言って挑戦が多すぎたくらいです。それでも集中を切らさず走り続けて、最終的にP9でフィニッシュできたのは本当にうれしいです。あの状況でも何台かオーバーテイクできたのは簡単ではなかったので。普段ならP9は特別じゃないかもしれませんが、7戦ぶりにポイントを取れて、しかも今の状況を考えると自分にとっては特別な結果で、自信にもつながります」

    今季は不運が続いていましたが、努力が報われた気持ちは?

    角田裕毅:「特に直近の3レースくらいは、チームが自分に合わせてクルマを進化させてくれていて、それがパフォーマンスの向上につながってます。自分が何か特別に変えなくてもステップアップできる部分があったのは大きいです。本当にチームの大きなサポートに感謝しています。あとは自分ができるだけ適応して、ポイントを取って、マックスにできるだけ近づいていくこと。それが必要だと感じています。とにかくプッシュし続けます」

  • マックス・フェルスタッペン F1オランダGP決勝「後ろを抑えるレースだった」

    マックス・フェルスタッペン F1オランダGP決勝「後ろを抑えるレースだった」

    レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、母国オランダGPで2位表彰台を獲得した。スタート直後からマクラーレン勢に挑んだが、ターン2で大きくスライドする場面もあり、以降はペース不足に苦しみながらも冷静に走り切った。

    マクラーレンの速さに屈したものの、ザントフォールトを埋め尽くしたオレンジアーミーの前で結果を残し、今季の戦いにおいて貴重なポイントを積み上げた。

    「簡単じゃなかった。スタートで全力を尽くして前に出ようとしたけど、ターン2で危ない瞬間があった。そこからは自分のレースに集中した。マクラーレンの方が速かったけど、ランドの不運で少し救われた面もある。それでもここで2位に立てたのは大きな成果だ」とフェルスタッペンは振り返った。

    スタート直後のバトルについては次のように説明している。

    「最初は悪くなかった。ターン1で外側を狙って、そのままターン2にも仕掛けた。でもコースの外側には砂が多くて、ソフトタイヤでも無理だった。ターン3で大きく横に滑ったけど、なんとか持ちこたえた」

    決勝のペースについては不満も隠さなかった。

    「予選は良かったけど、決勝はやっぱりペースがなかった。僕らは1周の速さよりもレース全体でタイヤの挙動に苦労している。それが今日も明らかだった。結局、前を見るよりも後ろからの攻撃を抑えるレースになった」

    戦略についても言及した。

    「ソフト2回は金曜から決めていたプランだった。それが一番良かった。セーフティカーで全員がタイヤ交換をしたけど、計画通りだ」

    マックス・フェルスタッペン F1 オランダGP

    さらに、初表彰台を獲得したチームメイトのアイザック・ハジャーを称えた。

    「新人でこのクルマに乗るのは簡単じゃない。彼がここで表彰台を取ったのは完全にふさわしいことだ。週末全体で素晴らしかったし、レースも立派だった。チームも今シーズンずっと良い仕事をしているし、彼がその成果を仕上げた」

    会見ではユーモアも交えた。「ハジャーが将来レッドブルに昇格したら?」という質問には「ひどいことになるね。冗談だよ」と笑いを誘った。ハジャーも「マックスの隣には行きたくない。彼が嫌いだから(笑)」と即座に返し、会場は大きな笑いに包まれた。

    また、2021年の激闘を例に「こうした週末をどう切り替えるか?」と問われると、フェルスタッペンは冷静に答えた。

    「自分でコントロールできないこともある。だからハードワークを続けて勝つことを目指すしかない。チームメイトとの戦いは難しいけど、まだレースは多い。流れは変えられるし、結果は時間が示す」

  • フェルスタッペンとハジャー レッドブルF1でコンビ結成の可能性を語る

    フェルスタッペンとハジャー レッドブルF1でコンビ結成の可能性を語る

    F1オランダGP後の記者会見で、表彰台に立ったマックス・フェルスタッペンとアイザック・ハジャーが、将来レッドブルでチームメイトになる可能性について問われ、ユーモアを交えて答える場面があった。

    ジャーナリストから「今日の結果を受けて、ハジャーが将来レッドブルに昇格した場合、チーム内のダイナミクスはどうなるか?」と質問されると、フェルスタッペンは笑いながら「ひどいことになるね。冗談だよ」と返し、会場を沸かせた。

    すかさずハジャーも「マックスの隣には行きたくない。彼が嫌いだから(笑)」と冗談で応じ、会場はさらに大きな笑いに包まれた。

    しかし、その後のやり取りでは互いの実力を認め合う発言が続いた。ハジャーはフェルスタッペンについて「彼はずっと僕のリファレンスだった。レースを通して2、3秒後ろで走り、彼と一緒に母国で表彰台に立てたのは本当にクールだ」と敬意を示した。

    一方のフェルスタッペンもルーキーの快挙を称賛。「新人でこのクルマに乗るのは簡単じゃない。彼がここで表彰台を取ったのは完全にふさわしいことだ。週末全体で素晴らしかったし、レースも立派だった」とコメントし、若きチームメイト候補に太鼓判を押した。

    冗談と敬意が交錯したやり取りは、将来の“レッドブル・コンビ”を想像させるものであり、会見場を大いに盛り上げた。

    マックス・フェルスタッペン アイザック・ハジャー F1 オランダGP レッドブル

  • 角田裕毅 F1オランダGP決勝9位「久しぶりのポイント獲得は自信に繋がる」

    角田裕毅 F1オランダGP決勝9位「久しぶりのポイント獲得は自信に繋がる」

    角田裕毅(レッドブル)は、F1オランダGP決勝を9位で終え、5月のイモラ以来となるポイント獲得を果たした。中盤以降に発生したトラブルにも耐え抜き、久々の入賞で復調の兆しを見せた。

    角田裕毅は中団グループで粘り強いレースを展開。終盤にはマシンにスロットルの不具合が発生し、一時はパワーを失う厳しい局面もあったが、集中力を切らさず最後まで走り切った。最終的にピエール・ガスリーとの接戦を制し、貴重な2ポイントを獲得した。

    「すごくクレイジーなレースでした」と角田裕毅はコメント。

    「最後のスティントでは大きなパワーを失うトラブルがあって、とても難しい状況でした。セーフティカーのタイミングも僕にとっては最悪で、展開的にはとても厳しかったです。それでも集中を切らさずに対応して、なんとかポイント圏内に入ることができました」

    「最終的にP9で終えることができて本当に嬉しいです。久しぶりにポイントを取れたことで自信につながりますし、ここ数戦でチームがパフォーマンス向上のために多くのサポートをしてくれたおかげです」

    「これは正しい方向への一歩だと思います。もちろん、アイザック(ハジャー)とレーシングブルズの初表彰台も祝福したいです。彼らにとって特別な瞬間だと知っていますからね」

    角田裕毅 F1 オランダGP

    レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは「今日は非常に困難なレースの中で、角田は素晴らしい仕事をした」とメキコメント。

    「最初のセーフティカーのタイミングは彼にとって決して有利ではなく、戦略的にはより上位を狙える可能性を奪われてしまった。しかし彼は冷静さを失わず、トラブルを抱えながらも最後までプッシュし続け、重要なポイントを持ち帰った。これは彼の成長を物語っている」

    さらにメキースは、角田裕毅の取り組みについても言及した。

    「角田はここ数戦、着実に進歩を見せている。予選での安定感、レースでの判断力、マシンの限界を引き出す力が確実に向上しているんだ。今回の入賞はその努力の成果であり、我々が進めている開発と歩調を合わせて、今後さらに上を目指せるはずだ。彼は謙虚に学び続けているし、その姿勢が結果につながっている」

    「今日はレッドブルにとっても特別な一日だった。マックスが表彰台に上がり、レーシングブルズのアイザックが初の3位を獲得した。そして角田が再びポイントを取り戻したことで、グループ全体の前進を示す結果になったと思う。この勢いを後半戦につなげたい」

    久々の入賞で自信を取り戻した角田裕毅が、後半戦でさらに力強い走りを見せられるか注目される。

  • マックス・フェルスタッペン 母国F1オランダGPで2位表彰台「素晴らしい結果」

    マックス・フェルスタッペン 母国F1オランダGPで2位表彰台「素晴らしい結果」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、母国オランダGP決勝でスタート直後から果敢な攻めを見せ、最終的に2位表彰台を獲得した。

    ソフトタイヤで臨んだスタートでは、1コーナーでオスカー・ピアストリを追い詰め、ターン2ではスライドを立て直す場面もあったがポジションを守り切った。その後もターン3で仕掛けるなど観客を沸かせた。

    中盤以降はマクラーレン勢の安定したペースに対抗するのは難しかったが、終盤に雨粒が落ちる不安定なコンディションの中でも集中力を切らさず、地元ファンの前で確実に2位を確保した。

    クールダウンルームでは自身のスタートについて「外側は滑るとわかっていたが、あそこまでとは」とピアストリに語り、両者で映像を見ながら声を合わせて驚く一幕もあった。

    「簡単じゃなかった。スタートで前に出ようとすべてを出し切って、ターン2では少し大きな瞬間もあった。でもこのホームレースで表彰台に立てたことは素晴らしい結果だ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「ターン3では仕掛けてみたけど、ターン2に砂が多すぎた!」

    マックス・フェルスタッペン F1 オランダGP レッドブル・レーシング

  • 角田裕毅 レッドブルF1残留へ「メキシコGPまでに結果を出せ」とマルコ

    角田裕毅 レッドブルF1残留へ「メキシコGPまでに結果を出せ」とマルコ

    レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコは、角田裕毅がマックス・フェルスタッペンのチームメイトとして2026年に残留できるかどうかを証明するための明確なタイムラインを示し、「メキシコGP頃まで」に結果を出す必要があると明かした。

    オランダGP予選前にORFに語ったマルコは、角田裕毅に課せられた条件を説明した。

    「彼はマックスに近づき、そのレベルのパフォーマンスを一貫して示さなければならない。そのため、オプション行使の日程をさらに後ろにずらした。これからのレースを見て、その後に決断を下すことになる」

    さらに具体的な期限について問われると、マルコはこれまでよりもはっきりとした言葉で答えた。

    「私はメキシコGP頃だと言うだろう」とベテランは述べ、角田裕毅におよそ6戦分の猶予を与えることを示した。

    ドライバーズ選手権で18位に沈む角田裕毅は、今季ここまで苦戦を強いられており、直近7戦でポイントを獲得できていない。今季最高位はバーレーンGPの9位にとどまっている。この状況から、ファンの間では角田裕毅のレッドブル残留は難しいとの見方が強まっていた。

    しかし、レーシングブルズの元代表であるローラン・メキースがクリスチャン・ホーナーの後任としてチーム代表に就任すると状況は変化した。角田裕毅はスパで新しいフロアを受け取り、チームメイトに近づくパフォーマンスを示したのだ。

    関係者によれば、この同仕様フロアの投入を承認したのはメキースであり、前体制下ではフェルスタッペンのスペア扱いとなっていた可能性のあるパーツだったという。メキースはマルコに対し2026年の判断を急がないよう働きかけ、角田裕毅に公平なチャンスを与えるべく動いたとされる。

    このアップグレードによって角田裕毅はスパで自己最高の予選7番手を獲得。さらにハンガリーではピットレーンスタートを強いられながらも、プラクティスではフェルスタッペンと0.1秒差以内に迫った。

    角田裕毅 F1 レッドブル

    角田裕毅は当時「マックスとのギャップは縮まり続けています。感覚的にはまだ差があるように思えても、データ上はコンマ1秒差まで迫っています」と語っていた。

    マルコは後任候補について問われたが、具体的な名前を挙げることは避けた。

    「我々はそれも検討している。決断を下した時点で、完全なドライバーラインナップを発表する」と述べ、さらに噂されていたアレックス・パロウとの関係を改めて否定した。「パロウと話し合ったことは一度もない」と言葉を締めくくった。

  • 角田裕毅 F1オランダGP予選「フィーリングとタイムが一致しない」

    角田裕毅 F1オランダGP予選「フィーリングとタイムが一致しない」

    角田裕毅は、今季7度目のQ2敗退を喫したF1オランダGP予選について「とても奇妙だった」と振り返った。

    夏休みに入る前、レッドブルのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンとほぼ同等のスペックのRB21へのアップグレードを受け、角田裕毅は高揚感を持っていた。

    ベルギーやハンガリーで示した有望なペースをさらに伸ばすことを期待して臨んだザントフォールトの週末だったが、予選では12番手に終わり、フェルスタッペンから0.5秒遅れでQ3進出を逃す結果となった。

    「もっと期待していました」と角田裕毅は予選後にメディアに語った。

    予選での大きなギャップに困惑する角田裕毅は、パッケージの最大限を引き出せたと感じていただけに、納得できない様子を見せた。

    「正直、マシンに対する自信はかなり良かったです」と角田裕毅は語った。

    「これまでのどのグランプリよりもコントロールできていました。だから正直、マシンのフィーリングとラップタイムが一致しないんです」

    「前戦までより感触は良かったのにギャップは広がっていました。とても奇妙です。正直、ミスもありませんでした」

    角田裕毅 F1 オランダGP角田裕毅 F1 オランダGP角田裕毅は予選でペースが落ちた理由に困惑していた

    角田裕毅、オランダGPでの失望からポジティブ要素を見出す
    予選で結果を出せなかった一方で、角田裕毅はようやくRB21に乗って快適さを感じられた点については前向きに捉えていた。

    角田裕毅は、予選前の最終プラクティスでフェルスタッペンと比較しても見劣りしなかったことを強調し、自らの努力は無駄ではなかったと主張した。

    「すべてのコーナーで毎ミリ秒を稼ぐためにかなり努力していましたし、週末を通してエンジニアたちと一緒に進歩できました」と角田裕毅はコメント。

    「それには満足していますけど、予選やラップタイムにはあまり表れませんでした」

    シーズン残り10戦、角田裕毅はフェルスタッペンとほぼ同じマシンを与えられる見通しであり、この機会を活かして自身のパフォーマンスを大きく向上させたいと考えている。

    「同じパッケージを持てるのはポジティブです。少なくとも自分がどこで遅れていて、どこで稼げているのか分かります」と角田裕毅は語る。

    「プラクティスではマックスともかなり競争力がありました。僕がいくつかのコーナーで稼ぎ、彼もいくつかのコーナーで稼いでいました」

    「データを確認する必要がありますけど、以前の走りやラップタイムと比べても一致しないんです」