カテゴリー: レッドブル・レーシング

  • レッドブル 「2017年はエンジンの信頼性という点で最悪のシーズン」

    レッドブル 「2017年はエンジンの信頼性という点で最悪のシーズン」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、今シーズンはエンジンの信頼性面で2006年以来の最悪のシーズンだったと語る。

    今年、マックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドは、度重なるルノーのF1パワーユニットの故障に見舞われ、タイトル争いに加わることができなかった。

    2017年のF1世界選手権では、合計で740グリッド分の降格ペナルティがあった。

    最も降格ペナルティが多かったのはホンダの380グリッド、次いでルノーの320グリッド。メルセデスとフェラリはそれぞれ20グリッドだった。

    「信頼性、エンジンの信頼性に関しては、2006年以降(レッドブルはフェラーリ製エンジンを搭載)で最悪の一年だった」とクリスチャン・ホーナーは Autosport にコメント。

    「我々のエンジンパートナー(ルノー)は、冬に間にそれを解決するために懸命に取り組んでいる。彼らは自分たちのチームのためにもそれを必要としている」

    「来年、もちろんフェラーリとメルセデスは立ち止まってはいないだろうが、彼らに本当に挑戦できるキャンペーンになることを願っている」

    ルノーのパフォーマンスはシーズンが進むにつれて改善し、マックス・フェルスタッペンはマレーシアとメキシコで優勝したが、予選では苦戦を強いられるシーズンとなった。

    「決勝では少し収束するが、まだ予選では、モードや潜在的なオイルの仕様など、まだかなりの差があるのは確かだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「ストップウォッチは嘘をつかない。我々はハイブリッド(エンジン)の5年目に突入するが、5シーズン目までに収束し、彼らが苦しんできた問題を理解していくシーズンになることを願いたい」

    レッドブルは、シャシー面でも厳しいスタートを切ることになったが、クリスチャン・ホーナーは、終盤戦でメルセデスやフェラーリと戦えるまで取り戻したチームの仕事ぶりに満足していると語る。

    「我々にとって、2つの半分のシーズンだった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「シーズン序盤は目標を達成できなかった。冬の間の我々のツールに問題がコース上での問題を生み出した。それは走り始めるまでには出ていなかった問題だったし、我々のシミュレーションツールが揃っていないことを知ることになった」

    「一旦、我々がそれを理解した後は、非常に明白な開発経路を進むことができた」

    「ミルトンキーンズのチーム全体が、開幕戦での1秒遅れからレースで優勝できるまで信じられないような仕事をしてくれた。シーズン後半の3分の1では最高のシャシーだったのは間違いない」

    「我々の分析によると、最終4~5戦の決勝では間違いなく最高のシャシーを持っていた」

    「その進歩を見れたことには満足している」

  • レッドブル 「2017年はメルセデスが初めて隙を見せたシーズンだった」

    レッドブル 「2017年はメルセデスが初めて隙を見せたシーズンだった」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、今季は2014年にV6ターボハイブリッドが導入されて以来、初めてメルセデスが攻撃する隙をみせたシーズンだったと振り返る。

    最終的にメルセデスはシーズンを支配したが、躓いたレース週末があったのも事実。例えば、F1メキシコGPではマックス・フェルスタッペンが、メルセデスを彷彿されるパフォーマンスでレースを支配している。

    「我々は、タイトルを4連覇したメルセデスが味わっているのと似たような走りをみせた。エンジンレギュレーションが導入されて以降、メルセデスは素晴らしい仕事をした」

    「彼らは2014年のターボ初年度に独自のクラスにいたし、エンジンパフォーマンスのおかげで優れたままだ。だが、2017年は新しいターボ時代で初めて彼らの弱さを目にした」

    レッドブルは高い期待を持ってシーズンに入ったが、RB13は風洞との相関関係に問題を抱え、レッドブルはその問題を乗り越えるまで数戦を要した。

    「実際、我々のクルマはバルセロナテストで準備ができていなかった。データの問題から回復し、シーズンの最後の6戦でマックス・フェルスタッペンは全ドライバーで最も多くのポイントを獲得した」

    「残念ながら、バルセロナからシンガポールまで彼には12戦で7度の故障に見舞われたフェーズもあった。パワーユニットの信頼性不足は我々の最大の弱点だった。マックスはモンツァとブダペストで2つの不必要なミスを犯した」

    今シーズンは、フェラーリが前半戦で強さ、セバスチャン・ベッテルがランキング首位で折り返したが、モンツァからメルセデスがアドバンテージを生かし、ルイス・ハミルトンが3レースを残してタイトルを獲得する結果となった。

    「フェラーリがシーズン全体でベストなマシンを持っていたのは確かだが、彼らは戦略面と技術面の両方であまりに多くのミスを犯した。以前、セバスチャン・ベッテルがレッドブルで走っていたときには、彼の最大の強みは夏休み後の好調さだった」

    「彼は驚異的な精神力で挽回し、勝利を続けるのは必然的だった。しかし、シンガポールの衝突で今年はそれは起こらないだろうと思った」

  • レッドブル 「ダニエル・リカルドは“オプション”」

    レッドブル 「ダニエル・リカルドは“オプション”」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ダニエル・リカルドとの契約を延長することは“最優先事項”ではあるが、リカルドg移籍を選んだ場合にもチームには多くの“オプション”があると主張する。

    2008年にレッドブルのジュニアプログラムに所属し、2014年にレッドブル・レーシングのF1シートに昇格したダニエル・リカルドだが、2018年末で同社との契約は期限を迎える。

    28歳のダニエル・リカルドにとって、次のF1契約はワールドチャンピオンを目指すうえで“最大の決断”となる。

    ダニエル・リカルドは、レースで優勝し、タイトルを獲得できるクルマかどうかわかった場合のみ将来にコミットすると述べている。

    クリスチャン・ホーナーは「我々は長く厳しいシーズンを経験したばかりなので、契約に関する議論に深く入っていくのは最後になる」と Sky Sports News にコメント。

    「だが、新年の初めにクルマのパフォーマンスを確認できれば、状況は展開していくと思う。少なくとも2020年までダニエルをチームに残すことを最優先に考えている」

    2017年はドライバーズ選手権でチームメイトのマックス・フェルスタッペンを上回ったダニエル・リカルドだが、2勝を挙げたフェルスタッペンの陰に追いやられることもあった。

    マックス・フェルスタッペンを将来のワールドチャンピオンだと称賛するレッドブルは、すでに2020年までフェルスタッペンとの契約を延長している。

    「ダニエルに関しては異なるシナリオだ」とクリスチャン・ホーナーは認める。

    「彼が事実上のフリーエージェントとなったのは初めてのことだ。彼は28歳であり、彼のキャリアにとって非常に重要な時期だ。次のステップは彼にとって重要になるだろうし、とにかく我々は彼のポテンシャルを発揮できる適切なクルマを彼に与えたいと思っている」

    一貫した速さを見せるダニエル・リカルドはレッドブル離脱を決断してもF1シートに困ることはないだろう。一方で、レッドブルには代わりとなるドライバーはいるとクリスチャン・ホーナーは主張する。

    近年、レッドブルのジュニアドライバーの成長は減速しているが、現在、カルロス・サインツをルノーに“ローン移籍”させており、今後も若いドライバーが育ってくることに自信を見せている。

    「オプションがあることは常に良いことだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「我々は長年にわたって若手ドライバープログラムに多くの投資をしてきた。プログラムには素晴らしい才能がいる。選択肢に事欠かないのは確かだ」

  • レッドブル 「ホンダとトロ・ロッソの提携には非常に満足している」

    レッドブル 「ホンダとトロ・ロッソの提携には非常に満足している」

    レッドブル・レーシングとトロ・ロッソの両方を監督する対場にああるモータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコが、2017年シーズンを振り返るとともに、2018年シーズンへの展望を語った。

    レッドブル・レーシングは、シーズン後半には勝利を争えるポジションまで挽回したものの、スタートで出遅れ、ルノーのF1パワーユニットにトラブルが多発したこともあり、コンストラクターズ選手権を3位で終えた。

    「シーズンのスタートは良いものではなかった」とヘルムート・マルコはレッドブルの2017年シーズを振り返る。

    「我々は相関関係に問題を抱えており、競争力に欠けるシャシーでシーズンをスタートせざるを得なかった。我々はヨーロッパシーズンの初戦となるバルセロナでそれを変えることができた。ブダペスト以降は競争力のあるシャシーを持っていたと言える。傑出したシャシーを持っていたと言っても過言ではないだろう! エンジン面では多くの信頼性問題を抱えていたことは秘密ではないし、それがエンジンメーカーのさらなるパワー開発を妨げていた」

    「ドライバーに関しては、リカルドはシーズン前半に少し苦しんでいたが、その後は適応し、いくつかの場面では、マックスと同じ、時には速いこともあった。私の意見では、二人のドライバーは昨シーズンから発展している。彼らはお互いを次のレベルへと押し上げたし、来年はトップへと進むことを期待している」

    「状況によって・・・もしくは運と言っておこう・・・我々は10以上のDNFがあった。想像してみてほしい! この抜きんでた記録がそれ自体を物語っている。それがなければ、我々は両方のチャンピオンシップでさらに上位にいただろう。おそらく2位は我々のものだっただろう」

    ヘルムート・マルコは、ダニエル・リカルドよりもダニール・クビアトを評価していると見られているが、「マックスをひいきしたことはない!」と反論。

    「だが、予選では大部分で彼の方が速かった。彼のシーズンは7つのDNFによって簡単ではなかったし、実際、彼の士気が下がっていたこともあった。だが、それは彼にとって険しい学習プロセスだったが、彼は以前よりも向上した。2つの勝利がその証拠だ。我々にはナンバー1はない。二人のドライバーが同等の扱いを受けている。順位関係を定義するのは彼ら次第だ。私は常に速い方を好むだろうがね!(笑)

    トロ・ロッソは、シーズン途中に二人のドライバーを交替することになり、最終的にルノーに逆転されてコンストラクターズ選手権を7位で終えている。

    「トロ・ロッソはそれなりのスタートを切った。そのあと、彼らは信じられないような信頼性問題に遭遇した。信じられないくらいのね!」とヘルムート・マルコはコメント。

    「クルマの開発という面でも、本来の開発ができなかった。彼らは今、来年、そして、ホンダとの協力に集中している。発表以来、すべての努力が注ぎ込まれている」

    「ドライバー? シーズンをスタートしたドライバーは最後にはいなくなってしまった!(笑) カルロス(サインツ)はルノーにローン移籍となり、(ダニール)クビアトはいなくなったので、トロ・ロッソはシーズン途中に2枚の白紙のページとともに再スタートしなければならなかった。環境を考えれば、(ピエール)ガスリーとブレンドン(ハートレー)は本当にうまくやったと思う。良いニュースは、もうブランドンはポルシェとF1の間で行ったり来たりしなくてもいいということだ。来年、トロ・ロッソには非常に有望なドライバーラインナップがいると確信している」

    ダニール・クビアトは自分自身にプレッシャーをかけて自滅したが、「残念ながら、我々には理由はわからない」とヘルムート・マルコは語る。

    「おそらくそれが原因で我々はそれ治すことができなかった。F1での初年度に彼は覚醒したし、しばしばリカルドよりも速かった。それが理由で我々は彼をレッドブル・レーシングに昇格さえた。だが、その後、突然に彼は下降していった。残念ながら、そのようなことは起こるものだ。我々は1度ならず彼に公正なチャンスを与えたが、彼は自分のポテンシャルを生かすことができなかった。そのようなことは起こるものだ」

    また28歳というトロ・ロッソにしては遅咲きでのF1デビューを果たすことになったブレンドン・ハートレーについては「我々には準備ができているジュニアドライバーはいなかったので、周りを見渡し始めた。実際、ブレンドは20歳のように見える。ティーンネイジャーにさえ見えるかもしれない!(笑) それでも、そうだね、ブレンドンを雇うのは標準外のことだった。異なるストーリーだ。我々は彼に満足している」とヘルムート・マルコは語る。

    2018年にトロ・ロッソはホンダのエンジンを搭載する。そして、2019年にはレッドブル・レーシングがホンダのエンジンを搭載する可能性も取り沙汰されている。

    「我々はトロ・ロッソとホンダの協力に非常に満足している」とヘルムート・マルコは語る。

    「トロ・ロッソは、競争力のあるシャシーを造ることに全力を注いでいる。我々はホンダを信じている。そうでなければ、契約を締結することはなかった。彼らの施設と勝利への決意にはとても感銘を受けている。すべてをまとめられるかどうかの問題であり、その瞬間は皆が予想しているよりもはやく訪れると信じている。我々は非常に密接に観察していくことになる。2018年以降はすべてがオープンだ!」

    2018年、ルノーのカスタマーにはマクラーレンが加わる。レッドブルのルノー製F1パワーユニットを搭載するチームのなかでトップの座を維持できるだろうか?

    「これまでルノーは常に我々に対してフェアだった」とヘルムート・マルコは語る。

    「我々は今年の教訓から学んだ。我々はバルセロナのテストで競争力のあるシャシーを示すことができなかった! 我々はスケジュールや冬の準備の方法を変更した。F1は競争だ。彼らが良くなるのであれば、我々はさらに懸命に作業しなければならない」

    「信頼性のあるパワーユニットが得られれば、良いパフォーマンスを発揮できるはずだ。より多くの馬力があれば、我々はメルセデスにもっと近づけるはずだ。実際、ヴォルフは水晶玉でそのようなシナリオを見ることになるだろう。エキサイティングなシーズンになるだろ。それは確かだ」

  • レッドブル、フェルスタッペン優遇を否定 「両ドライバーの扱いは同等」

    レッドブル、フェルスタッペン優遇を否定 「両ドライバーの扱いは同等」

    レッドブルは、マックス・フェルスタッペンを優遇しているとの説を否定。チームに“ナンバー1”ステータスは存在しないと述べ、フェルスタッペンとダニエル・リカルドを平等に扱っていると主張した。

    ダニエル・リカルドは、ドライバーズ選手権をマックス・フェルスタッペンよりも上位の5位で終えたが、勝利数ではフェルスタッペンが2勝を挙げ、1勝のリカルドを上回った。

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・レーシングと新たに2020年までの3年契約を締結。一方、2018年末で契約が切れるダニエル・リカルドはまだ契約を決めかねている。

    レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンとの契約を発表したプレスリリースのなかでフェルスタッペンが“自分の周りにチームを作る最高の場所にいる”と発表時に述べていた。

    この状況から、将来的にマックス・フェルスタッペンがチームの“ナンバー1”ドライバーになるのではないかとの推測が広めっている。

    「マックスをひいきしたことはない。だが、予選では大部分で彼の方が速かった」とレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは Crash.net にコメント。

    「彼のシーズンは7つのDNFによって簡単ではなかったし、実際、彼の士気が下がっていたこともあった。だが、それは彼にとって険しい学習プロセスだったが、彼は以前よりも向上した。2つの勝利がその証拠だ」

    「我々にはナンバー1はない。二人のドライバーが同等の扱いを受けている。順位関係を定義するのは彼ら次第だ。私は常に速い方を好むだろうがね!」

    今季、レッドブルはシーズン序盤にファクトリーとの空力面の相関関係に問題を抱え、スロースタートを切った。それが修正されたあと、今後はエンジンに信頼性問題が発生した。

    ヘルムート・マルコは、二人のドライバーがお互いをプッシュすることでシーズンを通して進歩を遂げたと考えている。

    「リカルドは前半戦でやや苦戦したが、その後適応した。いくつかの場面では、マックスと同じ、時には速いこともあった」

    「私の意見では、二人のドライバーは昨シーズンから発展している。彼らはお互いを次のレベルへと押し上げたし、来年はトップへと進むことを期待している」

    「状況によって・・・運と言っておこう・・・我々は10以上のDNFがあった。想像してみてほしい! この抜きんでた記録がそれ自体を物語っている。それがなければ、我々は両方のチャンピオンシップでさらに上位にいただろう。おそらく2位は我々のものだっただろう」

  • レッドブル 「我々はホンダを信じている」

    レッドブル 「我々はホンダを信じている」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホンダとのトロ・ロッソのパートナーシップは成果を挙げると確信していると語る。

    トロ・ロッソは、マクラーレン、ルノー、ホンダが絡む複雑な交渉の末、201年からルノーに代えてホンダのF1パワーユニットを搭載することが決定した。

    トロ・ロッソは、シーズン後半にルノーのF1パワーユニットのパフォーマンスと信頼性問題により緊張関係を強めていた。

    しかし、ホンダのF1パワーユニットはマクラーレンとの3年間でルノー以上にトラブルが多発しており、トロ・ロッソの新しい契約を疑問視する声もある。

    だが、ヘルムート・マルコは、トロ・ロッソは正しい決断をしたと確信していると語る。

    「我々はトロ・ロッソとホンダの協力に非常に満足している」とヘルムート・マルコはF1公式サイトでコメント。

    「我々はホンダを信じている。そうでなければ、契約を締結することはなかった」

    「彼らの施設と勝利への決意にはとても感銘を受けている。すべてをまとめられるかどうかだけだ」

    「その瞬間は皆が予想しているよりもはやく訪れると信じている。彼らは来年、そして、ホンダとの協力に集中している。発表以来、すべての努力が注ぎ込まれている」

    レッドブルは、2018年もルノーのF1パワーユニットを搭載するが、シーズン末にルノーとの契約は終了し、2019年からはホンダのF1パワーユニットを搭載すると噂されている。

    レッドブルは、トロ・ロッソとのホンダの内容を見回ることになるかと質問されたヘルムート・マルコは「非常に密接に観察していくことになる」とコメント。

    「2018年以降はすべてがオープンだ!」

    現在のレッドブルのプライオリティは、2018年にむけてRB14をできるかぎり良い状態にしていくことにある。

    「我々は今年の教訓から学んだ」とヘルムート・マルコは語る。

    「我々はバルセロナのテストで競争力のあるシャシーを示すことができなかった。我々はスケジュールや冬の準備の方法を変更した」

    2018年への期待について質問されたヘルムート・マルコは「信頼性のあるパワーユニットが得られれば、良いパフォーマンスを発揮できるはずだ」とコメント。

    「より多くの馬力があれば、我々はメルセデスにもっと近づけるはずだ。実際、ヴォルフは水晶玉でそのようなシナリオを見ることになるだろう。エキサイティングなシーズンになるだろ。それは確かだ」

  • レッドブル、2018年F1マシン『RB14』を例年より2週間前倒しで開発

    レッドブル、2018年F1マシン『RB14』を例年より2週間前倒しで開発

    レッドブル・レーシングは、2018年F1シーズンの序盤から勝利を目指すべく、来季F1マシン『RB14』の開発を例年より2週間前倒しで進めている。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブル・レーシングのシーズン後半の力強い成績には満足しているものの、2018年は開幕戦からメルセデスとフェラーリに確実に挑めるよう準備を整えることが必要だと語る。

    例年、レッドブルはプレシーズンテストぎりぎりまでマシン開発を行い、新車の発表はテスト初日にサーキットで行わってきた。しかし、2018年F1マシン『RB14』はこれまでよりも早くに完成させ、プレシーズンテストでパフォーマンス向上を目指していくようだ。

    「我々はシーズン後半により多くのポイントを稼ぐ傾向にあることに気付いた」とヘルムート・マルコは Servus TV にコメント。

    「何年もの間、エイドリアン・ニューウェイの哲学は、できるだけクルマの発表を遅らせることだった。だが、来年はそのアプローチを変更する」

    「現在、我々は昨年と比較してスケジュールを2週間前倒ししている」

    「エンジンに信頼性があれば、我々はシーズンの開幕戦から上位グループ内で戦うことができるだろう」

    レッドブルは、マックス・フェルスタッペンとの契約は2020年まで延長しているものの、2018年末で契約が切れるダニエル・リカルドとはまだ契約を延長できていない。レッドブルはダニエル・リカルドンの残留を望んでいるが、リカルド側は次回の契約では確実にF1ワールドチャンピオンを目指せるチームにいたいと考えており、2018年序盤のパフォーマンスがレッドブル残留か離脱かの決め手となる。

    現在、2018年F1マシンの発表日を確定しているのはフェラーリのみ。プレシーズンテスト開幕の4日前となる2月22日にオンラインで新車を披露する。

    レッドブルは、2018年からアストンマーティンをタイトルスポンサーに迎えて『アストンマーティン・レッドブル・レーシング』として参戦。エイドリアン・ニューウェイの空力アイデアだけでなく、アストンマーティンのブランドがマシンカラーリングにどのように加えられるかも注目だ。

  • マックス・フェルスタッペン、レッドブルとホンダのHRD Sakuraを視察

    マックス・フェルスタッペン、レッドブルとホンダのHRD Sakuraを視察

    レッドブルのヘルムート・マルコは、今年マックス・フェルスタッペンとともにホンダのHRD Sakuraを視察していたことを明らかにし、レッドブルが2019年からホンダのF1パワーユニットを搭載するとの噂を加速させている。

    マックス・フェルスタッペンは、今シーズン序盤に複数の信頼性トラブルに見舞われたことでレッドブルに批判的だったが、最終的に2020年末までチームとの契約を更新している。

    レッドブルは、2018年末でルノーのF1パワーユニットを失うとされ、2019年からはホンダのF1パワーユニットを搭載すると噂されている。ホンダは2018年からレッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソにF1パワーユニットを供給する。

    ヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンがレッドブルとの新しい契約に満足していると語り、ホンダのHRD Sakuraを視察していたことを明かした。

    「我々は将来の我々とプランを彼と共有した。我々は2020年までに最高の人材とエンジンに関して良い選択肢が保証されている」とヘルムート・マルコは Servus TV にコメント。

    「我々はさくらのホンダの拠点に言った。インフラは素晴らしい。それが彼を納得させた」

    マックス・フェルスタッペン陣営は、メルセデスと交渉することで給料を年間2500~3500万ドル(約28~40億円)にアップさせたと考えられている。

    しかし、メルセデスの非常勤取締役を務めるニキ・ラウダは「我々は決してマックスに提案したことはない」とコメント。

    「ヘルムート・マルコとは良い関係を気づいている。我々はしばしば話をしているし、一緒に飛行機で移動している。今日もヘルスタッペンについて話をしたし、我々が彼との交渉に入らなかったことで、彼らは多くの資金をセーブすることができたと彼に話したこところだ」

    ヘルムート・マルコも「彼は年俸をアップさせるために状況を生かしたが、この件に関してはベッテルやハミルトンとは完全に離れたものだ」とコメント。

    「彼がタイトルを獲得することができるなら、彼はアプローチするだろう。だが、我々は基本給は低いが、それに加えて良い賞金がある」

  • マックス・フェルスタッペン 「2017年は人間として成長できたシーズン」

    マックス・フェルスタッペン 「2017年は人間として成長できたシーズン」

    レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、2017年F1シーズンを通して“人間として成長できた”と振り返る。

    マックス・フェルスタッペンにとって2017年はホロ苦いシーズンとなった。前半戦は不運と悲惨な信頼性問題に見舞われ、リタイア率は50%を超えた。だが、後半戦は最終6戦で2勝、2度の2位表彰台と素晴らしい結果を残している。

    今シーズンを振り返ったマックス・フェルスタッペンは、試練の経験ではあったが、厳しい時期が自分を成熟させることに役立ったと考えている。

    「チャレンジングな瞬間に直面したことで人間として成長したのは確かだ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「全体的にうまくいったい、僕たちは積極的に自分自身を仕切り直した。問題やリタイアによってチャレンジングな一年だったけど、そこから学ぶことができた」

    F1アメリカGPでのマックス・フェルスタッペンのオーバーテイクは、今シーズンで大きな話題のひとつだった。最終ラップでキミ・ライコネンをオーバーテイクして、レースを3位でフィニッシュラインを通過したマックス・フェルスタッペンだったが、オーバーテイクの際にコース外に出てアドバンテージを得たとして表彰台に上る直前に5秒加算ペナルティを科せられて4位に降格した。

    「もちろん、最初の反応は『なんで? 素晴らしい追い抜きだ』と思った。でも、ルールを見れば、正しくはなかった」

    「でも、週末全員を通して何もなかった。ドライバーはコースオフしても罰せられていなかった。でも、ポジティブなことに集中する必要がある。素晴らしいレースだったし、最終ラップまでの興奮をみんなが楽しんでいた」

    「表彰台に上がるのはいつだって嬉しいけど、それでも16番手からスタートして4位でフィニッシュするのは素晴らしい結果だ。多くの人が思うほど痛手ではなかった。最終的に僕は納得したしね」

    「実際、今年はあまり多くのオーバーテイクはできなかった。このクルマはストレートでしかオーバーテイクできない。去年と比較してあまり満足できない部分だね」

    第15戦F1マレーシアGPで自身2勝目を挙げたレースは、メルセデスのルイス・ハミルトンに12秒差をつける圧倒的な勝利だった。F1メキシコGPでも、オープニングラップでルイス・ハミルトンとフェラーリのセバスチャン・ベッテルを攻略して圧勝している。

    「いい気分ではあったけど、正直、勝つために戦っている限りは、相手が誰かは問題ではない。特に特別な気分はなかった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    2018年シーズンにむけて、リラックスした時間を過ごしたいとマックス・フェルスタッペンは語る。

    「2~3週間くらいは全てを和らげるつもりだ。レースや他の義務のことはあまり考えずにダラダラしたり、自分のことをやりたい。数日スキーをしたり、家族や友達との時間を過ごすつもりだ」

  • レッドブル 「クビアトはガスリーやハートレーよりも才能があった」

    レッドブル 「クビアトはガスリーやハートレーよりも才能があった」

    レッドブルのF1アドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ダニール・クビアトには新しいトロ・ロッソのドライバーあるブレンドン・ハートレーとピエール・ガスリーよりも天性の才能があったが、“スピードを失ってしまった”と語る。

    ダニール・クビアトは、今シーズン終盤にトロ・ロッソのF1シートを失い、レッドブルのドライバープログラムからも外された。

    当初、マレーシアGPと日本GPでピエール・ガスリーと交代させられたダニール・クビアトは、カルロス・サインツがルノーに移籍したアメリカGPで一旦はトロ・ロッソに戻ったが、メキシコGP前にリリースされた。

    ダニール・クビアトには、ピエール・ガスリーやブレンドン・ハートレーよりも才能があったと思うかと質問されたヘルムート・マルコは「そうだね、完全に合意する」と Autosport にコメント。

    「残念ながら、彼はトロ・ロッソとの最初の年にはそれを示していたし、レッドブル・レーシングとの初年度も示していた」

    「その後、彼のパフォーマンスは大幅に低下していった。彼はブレーキとタイヤに問題を抱えていたが、ダニエル(リカルド)にはそれがなかった。つまり、彼には精神的に何かが起こったということだ。彼はスピードを失い、気楽にやれなくなった。我々にはそれが何であるかはわからないがね」

    「我々は多くのことを試したが、彼のスピードは戻ってこなかった。残念だが、何が起こったのか我々にはわからない。レースのスタートでもあまりに事故が多かった。彼はそれにもあまりうまく対応できなかった」

    「彼は自分の殻に閉じこもり、誰にも何をするべきかを教えてもらおうとはしなかった」

    レッドブルは、ジュニア時代からダニール・クビアトを支援し、2012年にフォーミュラ・ルノー・アルプスシリーズ、2013年にGP3でタイトルを獲得、2014年にトロ・ロッソからF1デビューさせた。

    翌年にはセバスチャン・ベッテルがフェラーリに移籍したことでレッドブル・レーシングに昇格したが、2016年にマックス・フェルスタッペンと入れ替えるかたちでトロ・ロッソに降格させられた。

    ヘルムート・マルコは「GP3のモンツァとスパで彼がライバルを完全に上回ったときのことを覚えているので悲しく思う」とコメント。

    「トロ・ロッソでも最後尾からスタートしてフィールドを駆け抜けていったレースがあった(2014年イタリアGP)。彼は(キミ)ライコネンにブレーキングに失敗したときに攻撃を仕掛けた。いくつかセンショーナルなレースをしていた」

    ダニール・クビアトは、2018年のウィリアムズのドライバー候補に残っているが、セルゲイ・シロトキンとの契約がまとまらなかった場合のバックアップオプションとして考えられているとされている。