カテゴリー: レッドブル・レーシング

  • エイドリアン・ニューウェイ 「Haloは“不格好で醜い”ソリューション」

    エイドリアン・ニューウェイ 「Haloは“不格好で醜い”ソリューション」

    レッドブルの技術責任者エイドリアン・ニューウェイは、Haloの導入に関するF1の安全への動きを称賛しつつも、デザインには批判的であり、加えてコックピットの安全性についてはもっと多くのリサーチが行われるべきだと語る。

    2018年のF1世界選手権ではドライバーの頭部を保護するために『Halo』の搭載が義務付けられ、ルックス的にF1マシンはは史上最大級の変貌を遂げることになる。

    ウィリアムズ、マクラーレン、レッドブルで多くの成功を収めてきたデザイナーのエイドリアン・ニューウェイは、安全性の向上には賛成であるものの、Haloの見た目についてはうんざりしていると語る。

    「Haloに関しては複雑な気持ちであることを認めなければならない」とエイドリアン・ニューウェイは Sky Sport F1 にコメント。

    「一方ではクルマをより安全にするためのものは、どんなものあれ良いことだと感じている」

    「誰かが深刻な怪我を負ったり、命を落とすのは恐ろしいことだ。3年前にジャスティン・ウィルソンの葬儀に出席し、家族の酷い悲しみを目にしたときは本当にいたたまれなかった」

    「なので、クルマをより安全にすることができるのであれば、心から称賛しなければならない」

    「私のエンジニアは、とにかく不格好で酷いソリューションだと言っているし、我々はあれよりもうまくやれるよに感じている」

    しかし、エイドリアン・ニューウェイは、追加のリサーチなしで実行可能な代替案を考え出すのは難しいだろうと認める。

    「より多くのリサーチが必要になると思う。キャノピーの方がビジュアル的には魅力的だろうが、クローズドコックピットのレースになってしまう」

    「重要なことは、F1がどんなことをするにせよ、より下位のフォーミュラのために手頃な価格でなければならないということだ。F1ドライバーの命よりもフォーミュラ・フォードのドライバーの命が大切にされないのはおかしい」

    「我々は引き継ぐことができるソリューションを見つけなければならない。だが、それは醜さから目をそむけてはいけない。私のなかの美的な芸術家はそれを不快に感じている」

  • レッドブル 「ダニエル・リカルドの決断を永遠に待つことはできない」

    レッドブル 「ダニエル・リカルドの決断を永遠に待つことはできない」

    レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、チームとしてはダニエル・リカルドと新しい契約を結ぶことを望んでいるが、リカルドの決断を“永遠に待つことはできない”と語る。

    2014年にトロ・ロッソからレッドブルに昇格したダニエル・リカルドは、5年目となる2018年末にレッドブルとの契約が期限を迎える。

    レッドブルでの初年度となった2014年は5勝を挙げてドライバーズ選手権でセバスチャン・ベッテルを上回り、2015年は3ポイント差でダニール・クビアトに敗れたものの、以降はチームメイトを上回る成績を残している。

    ダニエル・リカルドは、2018年以降にレッドブルが最も競争力のある選択肢となるかどうかを分析したがっているが、クリスチャン・ホーナーはダニエル・リカルドの決定を待たずにチームとして決断を下す可能性があると述べた。

    「ダニエルは我々の強みをわかっていると思うし、我々が妥当な立場にいられることを願っている」とクリスチャン・ホーナーは RACER にコメント。

    「彼はキャリアにおいて自分の選択肢のすべてを評価したい段階にいると思うし、そこは理解できる。問題は我々は永遠に待つわけではないということだ。我々にもいくつか非常に良い選択肢がある。だが、我々のプライオリティはダニエルと一緒に解決策を見つけることだ」

    レッドブルにとって、ダニエル・リカルドとの交渉は冬の間に優先事項になるか、もしくは解決するためには時間を要する状況を想定しているかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「彼は来年の相対的あエンジンのパフォーマンスを見たがっているという印象がある。彼はその点でフラストレーションが募る4年間を過ごしてきたし、彼が状況がどのように展開するかを見たいと思うことは理解できる」とコメント。

    レッドブルは、2018年シーズン限りでルノーのエンジンを失うとされ、2019年からはホンダのエンジンを搭載すると考えられている。

    ホンダは2018年からトロ・ロッソにエンジンを供給。ダニエル・リカルドが2019年以降もレッドブルに残留するかどうかは、トロ・ロッソでのホンダのパフォーマンスにかかっているのかもしれない。

    レッドブルは、マックス・フェルスタッペンと2020年まで契約を結んでおり、ダニエル・リカルドが2018年末に移籍した場合に備え、カルロス・サインツと契約を結んだまま1年間ルノーにローン移籍させている。

  • トロ・ロッソ、2018年は「レッドブル・トロロッソ・ホンダ」としてF1参戦

    トロ・ロッソ、2018年は「レッドブル・トロロッソ・ホンダ」としてF1参戦

    FIA(国際自動車連盟)は、2018年のF1世界選手権の暫定エントリーリストを発表した

    注目はホンダとのパートナーシップを開始するトロ・ロッソ。今季は「スクーデリア・トロロッソ」として参戦していたが、2018年は親会社のレッドブルの名前を掲げ「レッドブル・トロロッソ・ホンダ(RED BULL TORO ROSSO HONDA)」のチーム名で参戦することが明らかになった。

    レッドブルは、すでにレッドブル・テクノロジー社を通してホンダとトロ・ロッソのマシン開発で協力体制を築いており、今回のチーム名にレッドブルの名前を付けることでマーケティング面でもホンダとの提携を強化することになる。

    レッドブルは来シーズン限りでルノーのF1パワーユニットを失うとされており、2019年からホンダのF1パワーユニットを搭載すると予想されている。

    レッドブルは、2018年からアストンマーティンをタイトルスポンサーに迎えて、「アストンマーティン・レッドブル・レーシング(ASTON MARTIN RED BULL RACING)」として参戦。エンジン名は時計ブランドのタグ・ホイヤーの名前が掲げられる。

    また、ザウバーは、アルファロメオをタイトルスポンサーに迎えて、「アルファロメオ・ザウバーF1チーム(ALFA ROMEO SAUBER F1 TEAM)」として参戦。エンジン名はアルファロメオではなく、フェラーリのままとなる。

    ホンダとワークスパートナーシップを解消し、ルノーのカスタマーユニットを搭載するマクラーレンは「マクラーレンF1チーム(MCLAREN F1 TEAM)」として参戦する。

    今回発表されたエントリーリストでは、ザウバー、トロ・ロッソ、ウィリアムズのドライバーがTBC(未定)と記載されているが、ザウバーはマーカス・エリクソンとシャルル・ルクレール、トロ・ロッソはピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーを起用することをすでに決定している。

    また、ウィリアムズはランス・ストロールが2018年のドライバーを務めることをすでに発表しており、もうひとつのシートに関しては、ロバート・クビサを筆頭に複数のドライバーを評価している。

    2018年 F1世界選手権 暫定エントリーリスト

    No ドライバー チーム名 シャシー名 エンジン名
    8 Romain GROSJEAN HAAS F1 TEAM HAAS FERRARI
    20 Kevin MAGNUSSEN
    14 Fernando ALONSO MCLAREN F1 TEAM MCLAREN RENAULT
    2 Stoffel VANDOORNE
    44 Lewis HAMILTON MERCEDES AMG
    PETRONAS MOTORSPORT
    MERCEDES MERCEDES
    77 Valtteri BOTTAS
    3 Daniel RICCIARDO ASTON MARTIN RED BULL RACING RED BULL RACING TAG HEUER
    33 Max VERSTAPPEN
    27 Nicolas HULKENBERG RENAULT SPORT
    FORMULA ONE TEAM
    RENAULT RENAULT
    55 Carlos SAINZ Jr
    11 Sergio PEREZ MENDOZA SAHARA FORCE INDIA
    F1 TEAM
    FORCE INDIA MERCEDES
    31 Esteban OCON
      TBC ALFA ROMEO SAUBER F1 TEAM SAUBER FERRARI
      TBC
    5 Sebastian VETTEL SCUDERIA FERRARI FERRARI FERRARI
    7 Kimi RAIKKONEN
      TBC RED BULL TORO ROSSO HONDA SCUDERIA
    TORO ROSSO
    HONDA
      TBC
      TBC WILLIAMS
    MARTINI RACING
    WILLIAMS MERCEDES
      TBC
  • レッドブル 「ジュニアプログラムはうまく機能している」

    レッドブル 「ジュニアプログラムはうまく機能している」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、同社のジュニアプログラムに信頼を置いており、今後、トップチームに空席がない場合には、2018年のカルロス・サインツのようにローン移籍を使用していくという方針を明確化した。

    マックス・フェルスタッペンがレッドブルの階級を急速に上昇し、ダニエル・リカルドも残留するため、トロ・ロッソで行き詰まりを感じていたカルロス・サインツは2018年にルノーにローン移籍に出された。

    マックス・フェルスタッペンは2020年末までレッドブルとの契約を更新し、チームは来シーズン以降もダニエル・リカルドの残留を切望していることもあり、今後、レッドブルのジュニアドライバーはカルロス・サインツと似たような状況に陥ること懸念が高まっている。

    だが、クリスチャン・ホーナーは、レッドブルのジュニアプログラムは機能していると自信を持っており、懸念は抱いていないと語る。

    「レッドブルは13~14歳のカートドライバーに投資をするほど若くなっている。F4には刺激的な才能がいるし、若い才能への投資は継続していく」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「我々の若手ドライバーのひとり(ダニエル・ティックタム)はマカオGPで優勝しているし、ジュニアプログラムはうまく機能している。だが、レッドブル・レーシングに空席がないとしても、ドライバーは自分のキャリアを進める機会を得ることはできる。他チームが彼らを起用できるようにすることは我々にとって不利益ではない」

    トロ・ロッソのドライバーを務めるピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーに関しても、クリスチャン・ホーナーはレッドブルの若手育成ポリシーを継続させるためにローン移籍させる可能性があることを繰り返した。

    「状況が発展しても彼らはトロ・ロッソに留まることができる。カルロス・サインツにしたように他チームが彼らを利用するようにすることもできる。我々にとって重要なのは、選択肢があり、才能や若手に投資することだ」

    レッドブルのジュニアドライバーであるダニエル・ティックタムは、McLaren BRDC Awardを受賞し、ライバルチームであるマクラーレンのF1マシンを走行し、シミュレーターでテストをするという面白い立場にいる。

    一方でレッドブルのジュニアプログラムは冷酷なことで知られており、今年のダニール・クビアトを始め、過去にはジャン・エリック・ベルニュやハイメ・アルグエルスアリ、ヴィタントニオ・リウッツィやスコット・スピードらが成功を収められず放出されている。今年、トロ・ロッソでF1デビューを果たしたブレンドン・ハートレーも過去にプログラムを外されている。

  • レッドブル 「ホンダを信じている。来季はより多くのポイント獲得を確信」

    レッドブル 「ホンダを信じている。来季はより多くのポイント獲得を確信」

    レッドブルのヘルムート・マルコは、ホンダがマクラーレンとシーズン後半に成し遂げた結果に期待を高めていると語る。

    2015年にF1に復帰したホンダだが、信頼性とパフォーマンス不足によってマクラーレンとは今シーズン限りでのパートナーシップ解消に至り、2018年からレッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソにF1パワーユニットを供給する。

    トロ・ロッソは、シーズン後半にルノーのF1パワーユニットの信頼性に苦しんだ。

    「トロ・ロッソは多くを失った。エンジンによってやれることはなかった」とヘルムート・マルコは Auto Motor und Sport にコメント。

    「マレーシアGP以降は他に追いつくために必要なアップデートがもたらされなかった。加えて、グリッド降格ペナルティが蓄積されていった。彼らはほぼ常に後方からスタートしていた。F1にはまったく相応しくないことだ」

    そのため、シーズン後半からトロ・ロッソに加入したピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーにとってはかなり難しい戦を強いられた。ブレンドン・ハートレーは出場した全4戦でグリッド降格ペナルティを科せられている。

    「ガスリーとハートレーはほぼドライブできていなかった。常に何かが壊れていたからね。車両開発が停滞したことでスピードも示せなかった。あのような状況では二人はきちんと対処していた」とヘルムート・マルコはコメント。

    「(2018年は)ポイント候補者になるだろう。ハートレーははるかに良くなるはずだ。彼にはWECによって2倍の負担があった。2018年はF1に完全に集中できる。ガスリーはアブダビのような不必要なコースオフを避けなければならない」

    マクラーレンは、シーズン最後にホンダのF1パワーユニットで3戦連続でポイントを獲得している。

    「それは我々に多くの勇気を与えてくれる」とヘルムート・マルコはコメント。

    「我々はこのホンダのプロジェクトを信じているし、来年はさらに多くのポイントを獲得することになると確信している」

    一方、レッドブルの2017年にシーズンについては「期待外れだった」とヘルムート・マルコは語る。

    「我々はあまりに遅かったし、我々とエンジン面の両方にあまりに多くの欠点があった。ポジティブなことは、エンジンに不利な立場にも関わらず、我々に先頭に立つスピードがあったことだ」

    ヘルムート・マルコは、2018年はルノーが信頼性を含めた弱点を改善してくれるはずだと語る。

    「我々はルノーと話し合っている。ルノーも我々と同じことを望んでいる」とヘルムート・マルコは述べた。

    現在、レッドブル・レーシングはルノーのパワーユニットを搭載しているが、ルノーは契約が終了する2018年末をもってレッドブルへの供給を終了すると報じられている。

    その場合、レッドブルはエンジンがない状況となるが、2018年のトロ・ロッソとのホンダのパフォーマンス次第では、2019年にはホンダと手を組んで『レッドブル・ホンダ』が誕生するのではないかと噂されている。

    実際、レッドブルは、レッドブル・テクノロジー社を通してトロ・ロッソのマシン開発においてホンダとの作業をスタートされている。

  • レッドブルとホンダF1が協力体制 「トロ・ロッソのために取り組んでいる」

    レッドブルとホンダF1が協力体制 「トロ・ロッソのために取り組んでいる」

    2019年にレッドブル・レーシングがホンダのF1パワーユニットを搭載すると噂されるなか、レッドブルとホンダはすでに協力体制を築き始めているようだ。

    ホンダは、3年間にわたるマクラーレンとのパートナーシップを終了し、2018年からレッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソをワークスチームとしてF1パワーユニットを独占供給することが決定している。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブル・テクノロジーがホンダとトロ・ロッソのパートナーシップに手を貸していることを Sky に明らかにした。

    「現在、我々はトロ・ロッソとの競争力のあるパッケージを造り上げるためにホンダと懸命に取り組んでいる」とヘルムート・マルコはコメント。

    「我々はホンダが果たしている進歩に非常に満足しているし、シーズン開幕までにその進歩は続いていくだろう」

    ヘルムート・マルコは、レッドブルがホンダに対して“レッドブル・テクノロジーが保有する施設”を提供するなどのサポートをしていくことになると述べた。

    現在、レッドブル・レーシングはルノーのパワーユニットを搭載しているが、ルノーは契約が終了する2018年末をもってレッドブルへの供給を終了すると報じられている。

    その場合、レッドブルはエンジンがない状況となるが、2018年のトロ・ロッソとのホンダのパフォーマンス次第では、2019年にはホンダと手を組んで『レッドブル・ホンダ』が誕生するのではないかと噂されている。

    ヘルムート・マルコは、レッドブルは2018年のトロ・ロッソ・ホンダのパッケージの進歩を客観的に判断していくことになると述べた。

    「注意して見ていくつもりだ。我々が何をしていくかについて言えるのは来年の中盤になってからだろう」とヘルムート・マルコは付け加えた。

    トロ・ロッソは、2018年のパートナーシップにむけて燃料および潤滑油に関して、レッドブルがパートナー契約を結んでいるエクソンモービルの製品を採用すると報じられている。

  • ダニエル・リカルド 「次のF1契約はお金よりもパフォーマンスを重視」

    ダニエル・リカルド 「次のF1契約はお金よりもパフォーマンスを重視」

    ダニエル・リカルドは、レッドブルとの契約が終了する2018年後の選択肢を評価しており、F1での次の契約ではF1ワールドチャンピオンを争えるクルマを見つけることを重視すると強調した。

    2010年にF1デビューを果たしたダニエル・リカルドは、レッドブルとともに堅調にキャリアを進めてきたが、現行契約は2018年末で期限を迎える。それにより、メルセデスやフェラーリへの移籍が噂されている。

    ダニエル・リカルドは、次のF1契約は自分のキャリアのなかで重要なものになると認め、F1でワールドチャンピオンを争うためのツールを与えてくれるチームにいることを熱望している。

    ダニエル・リカルドは、2018年シーズン中に自身の去就を評価していくと語る。

    「来年は僕にとって重要な一年になるだろう」とダニエル・リカルドは彼のレッドブルのブログで述べた。

    「すべてが重要ではあるけど、ただ走る以外の方向に少し進んでいる」

    「自分が望んでいることはわかっている。お金よりもパフォーマンス面が重要だ」

    「レース、チャンピオンシップを争えるチャンスを得ることが本当に重要だし、それが完全に最優先だ」

    「まったく急いではいないし、出来る限り時間をかけていく。他の誰かのための最終期限は設けてはない。とにかく自分のためにやっていく。僕にとって大きな決断だし、時間をかける必要があるなら、そうしたい」

    ダニエル・リカルドは、ルイス・ハミルトンが2013年にマクラーレンからメルセデスに移籍したような状況を目指したいと語る。

    「ルイスがメルセデスと契約したとき、彼は今の僕と同じ年齢だった。彼はすでに自分のいる場所でうまくやっていたけど、それ以降の彼のキャリアは本当に好調だった」

    「僕はまだ長くF1にいたいと思っているけど、3年契約にサインすれば、僕のキャリアの次のチャプターは分厚いものになる。正しい圭つ段をする必要があるし、重要な判断になる。僕にとって最も重要なものだ」

    レッドブルは、今年初めにマックス・フェルスタッペンと少なくとも2020年まで契約を延長している。

    レッドブルは、2018年末で契約の切れるルノーのF1エンジンを失うとされており、新しいF1エンジンレギュレーションが導入される2021年まではホンダのF1エンジンを搭載することになると噂されている。

  • レッドブル 「ルノーの信頼性問題のせいで160ポイント近くを失った」

    レッドブル 「ルノーの信頼性問題のせいで160ポイント近くを失った」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2017年のチームの最大の敵はルノーのF1パワーユニットの信頼性問題だったと指摘。それがなければコンストラクターズ選手権2位につけていた可能性があると述べ、2018年シーズンにむけてルノーに警告を発した。

    タグ・ホイヤーのバッチをつけたルノー製F1パワーユニットを搭載するレッドブルは、ルノーの信頼性問題によって今季13回のリタイアと無数のグリッドペナルティを科せられた。

    クリスチャン・ホーナーは「信頼性不足によって我々が逃したポイント数は160ポイント近くだ。エンジンの信頼性は本当に我々を苦しめた」と Sky Sports のインタビューで語った。

    「シーズン序盤はシャシー面で良い仕事ができていなかった。だが、我々は素早くそれらの問題を解決し、迅速に対応した」

    「我々はあまりに多くのレースでリタイアを強いられた。RB13は13戦でDNFとなった。我々は13回表彰台に上がっていたはずだ! 我々はパフォーマンスを発揮するエンジンを是が非でも必要としている。メルセデスは独自のクラスにいる。彼らが素晴らしい仕事をしたことに敬意を表したい。だが、エンジンパフォーマンスが重大な差別化要因だった」

    レッドブルは2017年に3勝を挙げてコンストラクターズ選手権を3位で終えたが、チャンピオンのメルセデスからは300ポイント、2位のフェラーリには150ポイント差をつけられた。

    「今年から来年に繋げることができる多くの教訓を得ることができたし、楽観的に捉えられる部分はたくさんある。エンジン状況が改善することを願っている。そうすれば、我々はかなりの希望を得られる」
    「だが、実際にシーズン最後の25%は本当に励みになった。我々は最強のクルマの一台だった。RB14にそれを生かすことができれば、メルセデスやフェラーリと接戦を演じることができるだろう」

    2018年はF1カレンダーが21戦に拡大されるにも関わらず、ドライバーが年間に使用できるエンジンは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基しか使えなくなる。
    クリスチャン・ホーナーは、エンジン制限は間違いだと強く主張する。

    「21戦を3基のエンジンで行うのは難しい。トトが言っていることとは対照的に、非常勤取締役(ニキ・ラウダ)は、不経済を理由に今年初めに4基のエンジンを主張していた」

    「グリッドペナルティによって決定するチャンピオンシップなど見たくない」

  • アストンマーティン 「2021年にF1に“おそらく”参戦する」

    アストンマーティン 「2021年にF1に“おそらく”参戦する」

    アストンマーティンは、F1レギュレーションが変更になり手頃な価格になるのであれば、2021年にエンジンサプライヤーとしてF1に“おそらく”参戦するだろうと語る。

    F1上層部は、コストと複雑さを低減し、新たなエントラントを惹きつけるために新しいF1エンジンレギュレーションを提案したが、既存メーカーは反発している。

    アストンマーティンのCEOを務めるアンディ・パーマーは「取締役会にはおそらく提案しないだろうという状況から、おそらく提案するだろうという状況に変わった」と BBC Sport にコメント。

    アンディ・パーマーは、既存のF1ルールは“一般の人々を悩ませ、F1から遠ざけている”と語る。

    アンディ・パーマーは、アストンマーティンの市販車レンジを拡大しようとしており、マーケティングプラットフォームとしてF1を活用したいと考えているが、彼とレッドブルは、F1エンジンルールの変更に影響を与えるために協力していると付け加えた。

    今年、アストンマーティンは、2014年からF1で使用されているターボハイブリッドエンジンに声高に反対しているレッドブルとスポンサーシップ契約を結んでおり、2018からタイトルスポンサーを務める。

    アンディ・パーマーは「問題はF1を再び面白いにするということだ」と語る。

    「つまり、ドライバーをスポーツの中心に戻すことを意味するが、今日では、ターボチャージャーがスポーツの話題の中心になっている。私はエンジニアであり、テクノロジーを愛しているが、これは馬鹿げている」

    「非常にシンプルなレベルで言うと、我々は40年前に私が恋に落ちたときのパイロットやシャシー、空力面に集中するエンターテインメントだったスポーツに戻してくれることを願っている破壊力だ。確かにエンジンに少しの競争的アドバンテージはあったが、エンジンがすべてではなかった」

    「スポーツは以前のようにドライバーが重要ではなくなっているのは確かだ。それが私の主旨だ。エンジンのせいでファンが離れているか? まぁ、毎週同じ人が勝っていたのでスポーツが退屈だと言われていた記憶はない」

    一部の国で視聴者が減少している背景についてアンディ・パーマーは「かつてのようなエンジンサウンドがないこと、一部のエンジンの信頼性の低下、グリッド降格ペナルティが本当に理解しがたいことなどについて議論ができるだろう」とコメント。

    「グリッドに20台しかいないのにどうやって35グリッドを降格させるというのだろう? 不条理なことがいくつかある」

    「エンジンの技術面がすべてではないが、結局は5つの異なるスクリーンを見ている現代の人々が理解できるエンターテインメントにF1を戻さなけれればならない」

    「もちろん、私にとってそれをやることには商業的理由があるし、レッドブルにとっても商業的理由がある。だが、本質的には我々の意図は一致している、我々はスポーツを愛しているといっても過言ではないだろう」

    昨年、アストンマーティンを初めて黒字化したアンディ・パーマーは、同社の市販車レンジの拡大を計画している。

    その一部として、アンディ・パーマーは、ミッドシップスーパーカー市場においてアストンマーティンをF1に参戦するフェラーリやマクラーレンなどの直接的かつ現実的なライバルとして位置づけたいという野心を持ってる。

    アストンマーティンは2020年以降のF1エンジンルールの議論に関わっており、2つの申請したとアンディ・パーマーは語る。ひとつは自社のため、そして、もうひとつは2013年を最後にF1から撤退した独立エンジンメーカーのコスワースとのパートナーシップだとい。

    FIAとF1グループは、現在のV6ターボ構造を維持するが、ターボからエネルギーを回収する画期的だが複雑なハイブリッドデバイスであるMGU-Hを廃止することで、シンプルかつ安価でノイズの多いエンジンにすることを提案した。

    アンディ・パーマーはこの計画を支持しているが、アストンマーティンは、エンジンのテストベンチ“ダイナモメーカー”を使用できる時間数を制限することで、エンジン開発が制限される場合にのみ、アストンマーティンがF1に参入できるようになると語る。

    議論されているものにそのような提案は含まれていなかったが、アンディ・パーマーは、そのような制限がなければ、アストンマーティンはF1に参戦できないと語る。

    アンディ・パーマーは、2021年までにアストンマーティンが受け入れられるF1エンジンの年間の予算の正確な数字は明かさなかったが、“数千万ポンド”になるだろうと述べた。

    新しいエンジン規約が基準を満たした場合、「可能性という領域に入り、取締役会に持っていく必要がある。取締役がどんな決定を下すのかをじっと見詰めているのは傲慢なCEOだ」とアンディ・パーマーは語る。

    「もちろん、私は取締役会を導いていく。我々は四半期ごとに議論しているし、その可能性の準備運動をしている」
    F1の4つの既存メーカーのうち、メルセデス、フェラーリ、ルノーの3社は、完全に新しい設計になることで新たな開発コストが発生するとして、新しいF1エンジン案に反対している。彼らはまた現在のテクノロジーにつぎ込んだ投資を犠牲にしたくないと考えている。

    FIA会長のジャン・トッドは、現行エンジンは“あまりに複雑で高価”であると考えているが、公表されたルールは提案であると強調。マニュファクチャラーの立場に“共感する”と語る。

    「現時点では議論だ」とジャン・トッドは述べた。「正常な世界では良識が優先されるべきであり、我々は将来のエンジンがどうあるべきかの合意を見い出せなければならない」

    「我々には、安価、シンプル、大音量、市販車との関連性、システムの完全性を保って現在の開発を捨てなくても済むようにするなど、いくつかの項目がある」

    「それが我々が達成したいことであり、それを達成するためにチームで取り組んでいる。F1グループのエキスパートであるFIAが関与しており、我々はマニュファクチャラー、潜在的な将来のサプライヤーと話をしている」

    「既存のエンジンサプライヤーの考えを過小評価し、参入するかもしれないと考える人々の意見を聞くのは不公平だろう。私にとっては、将来のためのエンジンのベストな進化を目指しつつも、ここまでに行われた投資を尊重することが重要だ」

  • レッドブル:退屈なレースとリタイア / F1アブダビGP

    レッドブル:退屈なレースとリタイア / F1アブダビGP

    レッドブルは、F1アブダビGPの決勝レースで、マックス・フェルスタッペンが5位、ダニエル・リカルドはリタイアでレースを終えた。

    2017年のF1世界選手権でレッドブルは合計368ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権3位でシーズンを終了。ダニエル・リカルドは200ポイントでドライバーズ選手権5位、マックス・フェルスタッペンは168ポイントでドライバーズ選手権6位でシーズンを終えた。

    2018年もレッドブルはマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドのコンビでF1を戦う。

    マックス・フェルスタッペン (5位)
    「僕にとってかなり退屈なレースだったし、クルマに枕があったら眠りについていたかもしれない。スタートでキミについていこうとしたけど、このトラックではとても難しいし、追い抜く機会を見つけることができなかった。1.5秒以内に入るとすぐに近づいて抜くのが本当に難しくなる。レース中の自分のペースの良さには驚いた。特に週末ずっとクルマのフィーリングに苦しんでいたからね。ブルーフラッグに巻き込まれて、少し間隔を開けたら、クルマの本来のペースがわかったし、実際にかなり速かった。それを示して戦うことができなかったのは残念だ。このトラックでは少し驚きでもあった。最終的にシーズンをポジティブに終えることができた。過去2戦ではパフォーマンスを最大限に引き出すことができていなかったけど、僕たちにとって強いトラックではなかったので、それは予想していたことだ。僕たちは今シーズン後半にやってきたように改善するために懸命に作業を続けていくし、エンジン面がいくらか改善されれば、来年は少なくともトップに近づけるはずだ」

    ダニエル・リカルド (リタイア)
    「残念ながら、僕にとっては良いレースデーではなかった。ターン19でステアリングに異変を感じ、パンクしたと思った。それでピットレーン直前で『入るよ』と言った。ピットインするつもりではなかったけど、パンクが心配だった。コースに復帰してもステアリングにまだ違和感があったし、突然とても重くなったので、油圧を失ったんだと思う。パワーステアリングを失って、ギアを変えられなくなった。それで終わりだ。今は休暇を楽しみにしているし、来年はもっと強くなって戻ってこれることを期待している。残念ながら、ここ数戦は僕にとって良いものではなかった。今年は好調なときもあったし、ポジティブな瞬間もたくさんあったけど、DNFでシーズンを終えるのは嬉しくないね」

    関連:F1アブダビGP 結果:バルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウィン