レッドブルF1 ADUO判定をSNSでネタに「RED BULL, BEST WITH ICE」

レッドブルF1 ADUO判定をSNSでネタに「RED BULL, BEST WITH ICE」

執筆者:

カテゴリ:

レッドブル・レーシングが、F1の最新ADUO(追加開発・アップグレード機会)の判定を受け、SNSでユーモアを交えた動画を公開した。

2026年シーズンはいまだグランプリ未勝利のレッドブルだが、ADUOの評価ではレッドブル・パワートレインズのICE(内燃エンジン)がF1で最も高い性能を持つと判定された。

「Red Bull and ICE, what (a)duo」
ADUOは、パワーユニット全体ではなく、純粋なICEの性能を基準としてメーカー間の差を評価し、一定以上の差があるメーカーに追加の開発機会を与える仕組みだ。

最新の評価ではレッドブル・パワートレインズが基準となるトップに位置した。その結果、メルセデスはトップから2%以上、フェラーリ、アウディ、ホンダは4%以上の差があると判定され、それぞれ追加の開発機会を得ている。

一方、トップ評価となったレッドブルには追加の開発機会は与えられない。

この結果を受け、レッドブルはSNSで「Red Bull and ICE, what (a)duo」というコメントを添えて動画を投稿した。

「Red Bull and ICE, what a duo(レッドブルとICE、なんてコンビだ)」というフレーズの「a duo」に「ADUO」を重ねた言葉遊びで、今回の判定制度そのものをネタにした格好だ。

そして動画内には「RED BULL, BEST WITH ICE」の文字が大きく登場。ADUOでレッドブル・パワートレインズのICEがトップ評価を受けたことをユーモラスにアピールした。


未勝利でもICEはF1トップ評価
興味深いのは、実際のレース結果とのギャップだ。

2026年シーズンのレッドブルはここまでグランプリ未勝利。一方、メルセデスHPPは11勝、フェラーリは2勝を記録している。それでもICE単体を対象とするADUOでは、レッドブル・パワートレインズが最高評価となった。

もちろん、ADUOはマシン全体やパワーユニット全体の競争力を示すランキングではない。ICE以外の電動系やエネルギーマネジメント、シャシー性能などもレース結果を大きく左右するため、勝利数とADUOの評価が一致するとは限らない。

それでも、自社製パワーユニットでF1新時代に参入したレッドブル・パワートレインズにとって、ICEがトップ評価を得たことはひとつの成果だ。

グランプリではまだ勝利を挙げていないものの、ADUOでは“F1最高のICE”と評価されたレッドブル。その結果を「what (a)duo」という言葉遊びと「RED BULL, BEST WITH ICE」という動画で巧みにネタにしてみせた。