カテゴリー: ビザ・キャッシュアップRB

  • リアム・ローソン レーシングブルズF1残留に意欲「今すぐサインしたい」

    リアム・ローソン レーシングブルズF1残留に意欲「今すぐサインしたい」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、2027年の契約に関する憶測について「話すにはまだ早い」としながらも、可能であれば今すぐ来季の契約にサインしたいとの考えを明かした。

    2026年シーズン序盤の安定したパフォーマンスにより、早くも将来に関する話題が持ち上がっているが、ローソンはまず現在のシーズンに集中していることを強調した。

    2027年の契約交渉は「まだ早い」
    モナコGPを前に行われたメディア対応で、リアム・ローソンは自身の将来について質問を受けた。

    「現時点でそれについて話すのは間違いなく早いと思う」とリアム・ローソンはコメント。

    「今はシーズン序盤から続いている一貫性を維持して、それを残りのシーズンにもつなげることに集中している」

    一方で、昨年のようにシーズン終盤まで去就が決まらない状況を望むかと問われると、笑いながら本音を漏らした。

    「でも、それは僕の選択ではない」

    「もし僕が決められるなら、今すぐ来年の契約にサインするよ。でも、それは多くの要素に左右される」

    安定した結果で評価を高める
    リアム・ローソンは2025年にレッドブルから降格された後、レーシングブルズへ復帰。2026年もチームに残留し、ルーキーのアービッド・リンドブラッドとコンビを組んでいる。

    今季ここまでの5戦で16ポイントを獲得し、ドライバーズランキング10位につけている。グランプリ予選、決勝結果ともにリンドブラッドを上回っており、チーム内で優位な成績を残している。

    シーズン序盤を振り返ったローソンは、派手さはないものの前向きな内容だと評価した。

    「良い感じだ。正直に言ってね」

    「カナダでは前のクルマたちがリタイアしたことで、少し状況が僕たちに味方した部分もあった。でも、そのチャンスを最大限に生かせたと思う」

    「全体的に見れば良いシーズンになっていると思う」

    モナコは集中力が試される週末
    ローソンはモナコ市街地コースについても特別な思いを語った。

    2025年にはF1モナコGP初出場で8位入賞を果たし、1973年の Denny Hulme 以来となるニュージーランド人ドライバーのモナコでのポイント獲得を達成している。

    「ここは本当に集中力が求められる。求められる集中のレベルが非常に高い」

    「限界まで攻めて、そのゾーンに入ったときの感覚は本当に素晴らしい」

    「でも、少しでも気を抜くことはできない」

    レッドブル育成プログラムには現在も複数の若手ドライバーが控えており、レーシングブルズのシートを巡る競争は今後も続く見込みだ。その中でリアム・ローソンは、将来の契約よりもまず結果を積み重ねることに集中している。

  • レッドブルF1 複数チーム所有禁止論に反応「独立性強化なら支持」

    レッドブルF1 複数チーム所有禁止論に反応「独立性強化なら支持」

    マクラーレンのCEOであるザク・ブラウンが、F1における複数チーム所有の禁止を求める書簡をFIA会長モハメド・ビン・スライエムに送ったことを受け、レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースが見解を示した。

    ブラウンは、レッドブル・レーシングとレーシングブルズを同じレッドブルGmbHが所有している現状について問題提起しており、サッカーのUEFA大会のように同一オーナーによる複数チームの参戦を禁止すべきだと主張している。

    ザク・ブラウンが求める“11チーム完全独立”
    ブラウンは近年、F1におけるチーム間の独立性について繰り返し疑問を投げかけてきた。

    その中で、2025年7月にローラン・メキースがレーシングブルズのチーム代表からレッドブル・レーシングのトップへ異動した際、通常予想されるガーデニング休暇がなかったことを例に挙げた。

    さらにマイアミGPでは、オープニングラップでマックス・フェルスタッペンがリアム・ローソンをコース外へ押し出した場面がありながら、その後ローソンが比較的容易にフェルスタッペンを先行させたように見えたことについても疑問を呈していた。

    ブラウンはこうした事例を根拠に、F1でも複数チーム所有を禁止するべきだと訴えている。

    メキース「必要ならさらなる措置を支持する」
    これに対し、ローラン・メキースはレッドブルとしてさらなる独立性確保の措置を支持する考えを示した。

    「我々は皆、11チームがサーキット上で独立して競争することを望んでいる」とメキースは語った。

    「スポーツとしてここ数週間、数か月、数年にわたり、各チームの独立性をさらに高めるため多くの取り組みを進めてきた」

    「もし他チームであれ、その他の関係者であれ、11チームが独立してレースを行うことを保証するためにさらなる措置が必要だと考えるのであれば、我々はそれを支持する」

    問題は所有構造だけではないとの見解
    一方でメキースは、議論を単純に所有関係の問題へ限定すべきではないとの考えも示した。

    「我々は、核心は所有構造や戦略的サプライヤー関係ではないと考えている」

    「ピットレーンではさまざまな形でチーム同士の協力関係が存在している。パワーユニット供給、ギアボックス供給、サスペンション供給、一部出資、完全所有など、その形態は非常に多い」

    現在のF1では、カスタマーチームへのパワーユニット供給やギアボックス供給など、チーム間の技術提携が広く認められている。

    メキースは、所有形態だけを問題視するのではなく、あらゆる協力関係を含めて公平性を議論すべきだとの立場を示した。

    レッドブルは現行体制に問題なしとの立場
    メキースは、レッドブル・レーシングとレーシングブルズは現時点でも独立して競争しているとの認識を示している。

    「我々は、戦略的パートナーシップや所有構造に関係なく、サーキット上では独立してレースをしている」

    「我々は現在もそうであると感じている」

    「それでもスポーツとして必要だと判断されるのであれば、さらなる措置について全面的に後押しする」

    ブラウンが求める複数チーム所有の禁止は、レッドブル陣営だけでなく、パワーユニット供給や技術提携を含むF1全体の構造に影響を与える可能性がある。今後、この議論がFIAやF1コミッションの場でどこまで具体化していくのか注目される。

  • レーシングブルズF1 “Bチーム批判”に反論「規則順守に多大な労力」

    レーシングブルズF1 “Bチーム批判”に反論「規則順守に多大な労力」

    2026年F1シーズンを巡り、レッドブル陣営の“2チーム体制”をめぐる議論が再び激しさを増している。

    マクラーレンCEOのザク・ブラウンは、レッドブル・レーシングとレーシングブルズの関係性について、F1の競技的公平性に疑問を呈する書簡をFIA会長モハメド・ビン・スライエムに送付。その中で、チーム間の協力体制や人材移動の在り方に問題提起を行った。

    ザク・ブラウンがFIAに問題提起
    ブラウンは以前から、レッドブルGmbHがレッドブル・レーシングとレーシングブルズの2チームを所有している現状に批判的な立場を取ってきた。

    今月に入りブラウンは、レーシングブルズの行動が結果的にレッドブル・レーシングを利する形となり、F1のスポーツとしての整合性を損なっている可能性があると主張。さらに、ローラン・メキースが昨年7月にクリスチャン・ホーナー解任後、レーシングブルズから即座にレッドブル・レーシング代表へ移行した件も問題視した。

    通常、ライバルチーム間での人材移籍には長期間の“ガーデニング休暇”が設けられるケースが多く、ブラウンはFIA側とこのテーマについて協議したい意向を示している。

    パーマネ「我々はルールを非常に厳格に守っている」
    これに対し、レーシングブルズのアラン・パーメインは、レッドブルとの関係性にメリットがあることは認めつつも、技術規則を厳格に順守していると強調した。

    「我々が恩恵を受けているかと言われれば、オーストリアのレッドブル・コーポレート・プロジェクト・グループの一員であることの恩恵は確かに感じている」とアラン・パーメインはメディアに語った。

    「ただ、レッドブル・レーシングとの関係は非常に明確なカスタマー・サプライヤー関係だ。サスペンションやギアボックス、その他テクニカルレギュレーションで許可されたコンポーネントを供給してもらっているだけで、我々はその規則を非常に厳格に守っている」

    “独立系”との違いも説明
    パーマネは、かつてエンストン拠点のチームで長年働いてきた経験を引き合いに出し、“姉妹チーム”との提携関係がある現在との違いについても言及した。

    「実際のところ、そうした関係が一切ないチームで働いた経験もあるし、現在のような関係性を持つチームで働いた経験もある。その中で感じるのは、規則を順守するために非常に多くの作業が必要だということだ」とパーメインは語る。

    「本来なら別の分野に使えるはずの労力を、我々はレギュレーション順守の確認に費やしている。だから、現在の我々の運営方法に問題があるとは思っていない」

    F1の“Bチーム問題”は再燃へ
    今回のブラウンの動きは、F1で長年くすぶり続けてきた“Bチーム問題”を再び表面化させる形となった。

    2026年F1レギュレーション導入で各チームの開発競争が激化する中、技術提携や人材共有の在り方は今後さらに敏感なテーマとなる可能性が高い。

    特にレッドブル陣営は、レッドブル・レーシングとレーシングブルズの距離感が常に議論の対象となっており、ザク・ブラウンの問題提起がFIAの将来的なルール見直し議論につながるかにも注目が集まっている。

  • アービッド・リンドブラッド F1カナダGP決勝DNS「ギアが入らなかった」

    アービッド・リンドブラッド F1カナダGP決勝DNS「ギアが入らなかった」

    アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)は2026年F1カナダGP決勝をスタートすることができず、無念のDNSに終わった。

    フォーメーションラップ開始直前にクラッチトラブルが発生し、マシンがギアを選択できない状態となったことで、リンドブラッドはレースへの参加を断念。週末を通して高い競争力を見せていただけに、大きな落胆を隠さなかった。

    「ギアが入らなかった」
    「今日のフォーメーションラップ開始時にクラッチの問題が発生して、レースに参加できなかった」とアービッド・リンドブラッドはコメント。

    「スタート前のライトが点灯してギアを入れようとしたけど、ギアが入らなかった」

    混合コンディションでの決勝を楽しみにしていたという。

    「こういうコンディションで走るのを本当に楽しみにしていたから、そのチャンスが得られなかったのは本当に残念だ」

    “結果を残せる週末”だっただけに悔しさ
    リンドブラッドは、週末を通してマシンに強い手応えを感じていた。

    「それまでは本当にポジティブな週末だっただけに悔しい」

    「チームは週末を通して完璧な仕事をしてくれたし、投入したアップグレードもうまく機能していた」

    レーシングブルズは今大会で高い競争力を見せており、リンドブラッド自身も上位進出の可能性を感じていた。

    「今日の結果に値する力はあったと思う。それだけに結果を持ち帰れなかったのはフラストレーションが大きい」

    さらに、6位でフィニッシュしたフランコ・コラピントとの比較も口にした。

    「コラピントが今6位を走っているのを見ると、なおさら悔しい。僕たちは彼より前からスタートするはずだったからね」

    初モナコへ前向きな姿勢
    結果こそ残せなかったものの、リンドブラッドは次戦モナコGPへ前向きな姿勢を見せている。

    「次戦へ向けて持ち帰れるポジティブな要素はたくさんあるし、自信もある」

    「モナコで初めてF1マシンを走らせるのが今から楽しみだ」

    カナダGPでは不運に泣いたリンドブラッドだが、週末を通して示したスピードは確かなものだった。モナコの市街地コースで再び存在感を示せるか注目される。

  • リアム・ローソン F1カナダGP決勝7位「アルピーヌ勢の方が速かった」

    リアム・ローソン F1カナダGP決勝7位「アルピーヌ勢の方が速かった」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は2026年F1カナダGP決勝を7位でフィニッシュし、厳しい週末の中で貴重なポイントを持ち帰った。

    フリー走行からトラブルに見舞われたローソンだったが、決勝では着実にポジションを上げ、終盤にはピエール・ガスリーの猛追を振り切って7位を守り切った。

    レース後、ローソンは「クルマを持ち帰れたことが大きい」と振り返った。

    「レースペースに苦しんだ」
    「難しい週末のスタートを考えると、7位で終われたのは間違いなく良い結果だ」とリアム・ローソンはコメント。

    「チームにポイントを持ち帰れたのはうれしい」

    一方で、決勝ではマシンバランスとペース不足に苦しんでいたことも明かした。

    「全体的に簡単なレースではなかった。スタート位置から順位を上げることはできたけど、クルマのバランスに苦しんでいたし、レース全体を通してスピードが足りなかった」

    特にタイヤマネジメントは大きな課題だったという。

    「一番難しかったのはタイヤ温度を正しい範囲に保つことだった。全開で走っているラップでしかタイヤを機能させられなかった」

    終盤はガスリーを必死にブロック
    レース終盤、ローソンはピエール・ガスリーから激しいプレッシャーを受け続けた。

    「終盤はかなり接近していた。でもポジションを守り切れてうれしい」

    ローソンは、アルピーヌ勢の方がレースペースで優れていたと認めている。

    「正直、今日はアルピーヌの方が速かった。フランコ・コラピントにも離されてしまったし、本当に厳しい戦いだった」

    それでもソフトタイヤで最後まで守り切ったことには満足感を示した。

    「終盤はかなり苦しかったけど、7位で持ち帰れたのは良かった」

    モナコGPへ向けて改善を目指す
    ローソンは次戦モナコGPへ向け、ヨーロッパラウンドでの巻き返しを誓った。

    「数週間後にモナコでまたレースできるのが楽しみだ。ここからヨーロッパラウンドが始まる」

    レーシングブルズはカナダGPでポイント獲得には成功したものの、レースペース面では課題も残した。モナコの市街地コースでどこまで改善できるかが注目される。

  • アービッド・リンドブラッド F1カナダGP予選「マシンは週末ずっと快適」

    アービッド・リンドブラッド F1カナダGP予選「マシンは週末ずっと快適」

    アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)は、2026年F1カナダGP予選で9番手となり、再びQ3進出を果たした。スプリントでも堅実な走りを見せており、初走行となるジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで存在感を放っている。

    レーシングブルズは今大会にアップグレードを投入しており、リンドブラッドは週末を通してマシンへの高い信頼感を感じていると説明。雨予報となっている決勝についても前向きな姿勢を見せた。

    アービッド・リンドブラッド「マシンは週末ずっと快適だった」
    「マシンは週末ずっと快適だった」とアービッド・リンドブラッドはコメント。

    「今日も本当にポジティブな一日だったし、チームはアップグレードを投入して素晴らしい仕事をしてくれた」

    「そのおかげでマシンにすごく自信を持てているし、今週末に走ったすべてのラップで高い競争力があった」

    「Q3のラップにも満足している。まだ少しタイムを引き出せたかもしれないけど、トップチームがすべてをまとめてくると、やっぱり上位を持っていかれる」

    「それでも今日は、自分もチームも良い仕事ができたと思っている」

    予選後のインタビューでは、Q1とQ2で好位置につけていたこともあり、少し複雑な思いもあったと明かした。

    「Q1とQ2では何度も5番手とか6番手、7番手という無線が聞こえていたから、最終的に9番手だったのは少し悔しかった」

    「でも、トップチームがすべてをまとめればこうなるのは分かっていたし、今日可能だったベストな結果だったと思う」

    アービッド・リンドブラッド(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) カナダグランプリ

    スプリントではポイント獲得を果たしたが、本人としては『それ以上は難しかった』とレースを振り返った。

    「正直かなり満足している。今日のレースで達成できる最大限の結果だったと思う」

    「スタートでひとつ順位を上げられれば、その後は守り切る展開になると考えていた。でもそれは実現しなかった」

    「アイザック・ハジャーにトラブルもあったけど、それ以上はなかったと思う。ポイント獲得は本当に難しかった」

    また、スプリントから予選に向けては大きな変更は行わず、細かなセットアップ調整に留めたことも説明した。

    「正直に言えば、変更は本当に小さなものだけだった」

    「今週末は最初からかなり良い方向にまとまっていたから、大部分はそのまま維持して細かな調整だけをしていた」

    「ここは本当に難しいサーキットだし、僕にとっては初めて走るコースでもある。だから継続性を保ちながら、自分自身を積み上げていくことを重視していた」

    決勝は雨予報となっているが、リンドブラッドはむしろ歓迎している。

    「ウエットコンディションで走るのはいつも好きなんだ」

    「雨になれば、その場で起きることにしっかり対応していくだけだ。今は明日のレースが楽しみだよ」

  • リアム・ローソン F1カナダGP予選「Q3に入れなかったのは残念」

    リアム・ローソン F1カナダGP予選「Q3に入れなかったのは残念」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、2026年F1カナダGP予選で12番手となり、わずかの差でQ3進出を逃した。チームメイトのアービッド・リンドブラッドがQ3入りを果たしただけに、速さがあった週末で結果を残し切れなかったことへの悔しさを口にしている。

    レーシングブルズは今大会で高い競争力を示しており、ローソン自身もマシンの速さには強い手応えを感じていた。ただ、ソフトタイヤのウォームアップやフロントロックに苦しみ、最後のアタックでプレッシャーを抱える展開となった。

    リアム・ローソン「Q3に入れなかったのは残念」
    「Q3に入れなかったのは残念だ」とリアム・ローソンはコメント。

    「今週末のマシンは本当に速い。だから2台ともQ3に入れられなかったのは悔しいし、本来なら入るべきだったと思っている」

    「昨日からずっと追いつこうとしていたけど、予想以上に難しかった」

    「予選ではソフトタイヤのウォームアップに苦労したし、フロントロックもあった。それで最後のアタックにすべてを懸ける形になって、自分自身にかなりプレッシャーをかけてしまった」

    「本当にあと少しだったけど、十分ではなかった」

    スプリントでは11位でフィニッシュ。後方スタートから周回を重ねることを重視していたと説明した。

    「何周か走れたのは良かったし、マシンはかなり速そうだった」

    「予選が控えていたから、マシンを守ることも意識していた」

    「予選ではドライビングスタイルも変わるけど、それでも少しは助けになったと思う」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) F1 カナダGP

    予選後には、決勝での巻き返しにも自信を見せている。

    「12番手は悪い位置ではないし、天候次第ではまだチャンスはある」

    「最近はこういう本当に強いマシンを持てる週末があまりなかった。だからこそQ3に入れられなかったのは残念だけど、レースではまだポイント獲得の可能性があると思っている」

    また、雨予報についても前向きに受け止めている。

    「ドライでは速いマシンがあるし、スタート位置を考えれば雨になっても悪くない」

    「こういうマシンはウエットではかなり運転が難しいから、もし予報通り雨になれば面白いレースになると思う」

  • リアム・ローソン F1カナダGP初日にトラブル「明日は追う立場になる」

    リアム・ローソン F1カナダGP初日にトラブル「明日は追う立場になる」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、2026年F1カナダGP初日にほとんど走行できないままスプリント予選を欠場する厳しい一日を過ごした。

    週末唯一のプラクティスとなるFP1序盤、ローソンのマシンは油圧系の問題でコース上にストップ。わずか5周を終えただけで走行を失い、午後のスプリント予選までにチームは修復を間に合わせることができなかった。

    ローソン「フラストレーションがある」
    「フラストレーションがある」とリアム・ローソンは語った。

    「もちろん明日の方が間違いなく重要だけど、これも明日に向けて助けにはならない」

    「残念だ。マシンはすごく良さそうだし、ペースもすごく良さそうだ。チームメイトのアービッド・リンドブラッドを見るとね。今朝の最初の数周では、僕もいい感触があった」

    「少なくとも、僕たちにはいいスピードがあるというポジティブな要素はたくさんある。あとは明日いい一日にできることを願うだけだ。スプリントで学べることを学んで、それをすべて予選に注ぎ込みたい」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) カナダグランプリ

    限られた走行時間で求められる“即応力”
    チームメイトのアービッド・リンドブラッドはスプリント予選で9番手を獲得しており、ローソンにとってマシンのポテンシャルが見えていることは数少ない前向きな材料となる。

    ただし、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは壁が近く、ブレーキングと縁石の使い方が結果を大きく左右する特殊なコースだ。スプリント週末ではFP1が唯一の純粋な練習時間であり、その走行を失った影響は小さくない。

    ローソンは続けて、スプリント週末の難しさをこう説明した。

    「スプリントの週末では、そもそも走行時間を確保するのが難しい。FP1はラップを組み立てるうえですごく重要だ。実際に練習できるのはそこだけで、それ以外はすべて競争であり、パフォーマンスモードになる」

    「こういう週末では間違いなくすごく厳しくなる。このコースもかなり難しくて、少し独特だ。幸い、僕はここを走ったことがあるけど、それでも間違いなく厳しい。明日は追いつく形になるし、スプリントでの走り方は予選とは違う」

    「一番大きなステップを踏まなければならないのは予選だと思う。そのためにできる準備をしていく」

    ローソンは土曜の23周スプリントで限られた情報を集め、その後の予選で一気にペースを合わせ込む必要がある。レーシングブルズにスピードがあることはリンドブラッドの結果で示されたが、ローソンにとっては週末の流れを取り戻すための時間が極めて限られている。

  • レーシングブルズF1に罰金 CDS不備でローソン車両の赤旗回避できず

    レーシングブルズF1に罰金 CDS不備でローソン車両の赤旗回避できず

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、2026年F1カナダGPのFP1でマシントラブルによりコース上にストップし、セッションは赤旗中断となった。この件についてFIAは調査を行い、レーシングブルズに3万ユーロ(約555万円)の罰金を科した。

    ただし、そのうち2万ユーロ(約370万円)は今後12か月以内に同様の違反がないことを条件に執行猶予となるため、実際にチームが支払う金額は1万ユーロ(約185万円)となる。

    FIA(国際自動車連盟)は、クラッチ解除システムが規則どおりに機能していれば、赤旗ではなくバーチャルセーフティカーで対応できた可能性があったとして、この問題を「重大」と位置づけた。

    ローソン車両のCDSが作動せず赤旗に発展
    FP1でローソンはパワーステアリングの喪失を報告し、第1シケインでコースオフ。その後、第2シケインを抜けた先でマシンを停止させた。当初はバーチャルセーフティカーで対応されていたが、マーシャルによる回収作業が難航し、最終的に赤旗へと切り替えられた。

    FIAの調査では、ローソンのVCARB 03に搭載されていたCDS(クラッチ解除システム)が規則どおりに作動しなかったことが問題視された。CDSは、エンジンが停止した状態でマシンを動かせるようクラッチを解除するための装置だが、今回のケースではマーシャルが作動させてもクラッチが解除されず、マシンを移動できなかった。

    油圧漏れが発端、CDSの二重用途にもFIAが懸念
    FIA文書によると、今回のトラブルはジョイントの破損による油圧漏れが原因で発生した。チーム側は、同車のCDSが本来のクラッチ解除機能に加え、アンチストールシステムにも関係する二重の役割を担っていると説明した。

    スチュワードは、この設計についてFIA技術代表が懸念を示したことも明らかにしている。さらに、レーシングブルズは2025年にもCDSシステムの設計について警告を受けていたとされ、今回の判断ではその経緯も重く見られた。

    ローソンはマーシャル対応にも疑問を提示
    一方で、ローソンはスチュワードに対し、現場での対応について2点の懸念を示した。ひとつは、自身の指示や一般的な手順に反して、マーシャルが停止中のマシンを押そうとしたこと。もうひとつは、CDSを作動させようとしたマーシャルが、実際にはCDSボタンではなくオンボードカメラのボタンを押そうとしていたことだった。

    FIAはこの点について、シングルシーター回収仕様に関する明確な文書を配布しているとしつつも、文書だけでは不十分であり、主催者側による実地訓練の補強が必要だと認めた。

    スプリント予選欠場にもつながった痛いトラブル
    この一件は、レーシングブルズにとって罰金だけでなく競技面でも大きな痛手となった。ローソンのマシンはスプリント予選までに修復が間に合わず、同セッションを欠場。FP1でマーモットと接触して大きな損傷を負ったウィリアムズのアレックス・アルボンとともに、スプリント予選に出走できなかった。

    ローソンのトラブルは単なるマシン停止にとどまらず、回収手順、CDS設計、マーシャル訓練という複数の問題を浮き彫りにした。FIAが「重大」と表現した背景には、赤旗中断そのものだけでなく、本来なら短時間で処理できたはずのインシデントが、システム不備によってセッション全体に影響を及ぼしたという判断がある。

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    リアム・ローソンがF1カナダGPスプリント予選欠場 アルボンに続き2台目

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)が、2026年F1カナダGPのスプリント予選を欠場することが正式に決定した。

    ローソンはモントリオールで行われたフリー走行1回目の開始直後、油圧系トラブルによってパワーステアリングを失い、走行継続不能となった。セッション序盤にマシンを止めざるを得ず、スプリント週末における貴重な唯一のプラクティス走行時間をほぼ失う結果となった。

    さらに、ローソン車はCDS(クラッチ・ディスエンゲージメント・システム)が正常に機能していなかった件についても調査対象となっている。CDSは、マシン停止時にマーシャルがエンジン停止状態でもクラッチを切り離せるようにする安全上重要なシステムとなっている。

    アラン・パーメイン「致命的な可能性もある」
    FP1終了後、レーシングブルズF1のチーム代表アラン・パーメインは、トラブルの深刻さについて「単純な問題かもしれないし、もっと“致命的”なものかもしれない」と語っていた。

    当時はまだマシンがガレージへ戻っておらず、損傷状況の全容も確認できていない状態だったという。

    「本当にフラストレーションが溜まる。特にスプリント週末ではなおさらだ。あんなに早い段階でマシンを失うのは厳しい」とアラン・パーメインはコメント。

    「油圧漏れが原因だ。ここへ来る時点でも、まだマシンは戻ってきていなかったので、どれほど深刻なのか分かっていない」

    「非常に単純な問題で、次のセッションには余裕を持って間に合う可能性もある。一方で、もう少し“致命的”なものかもしれない。だから、今は様子を見るしかない」

    マシンは分解状態のまま スプリント予選に間に合わず
    レーシングブルズはローソン車の回収後、原因究明と修復作業を進めていたが、マシン回収自体に時間を要したことで作業開始も遅れる形となった。

    スプリント予選開始直前の時点でも、ローソンのマシンは複数のパーツに分解された状態で、パワーユニットとギアボックスも取り外されたままだったという。

    これにより、ローソンのスプリント予選欠場が正式決定。FP1しか走行機会のないスプリント週末において、事実上ほぼ走行ゼロの状態で土曜日以降を迎えることになった。

    アルボンに続く欠場でスプリント予選は20台に
    また、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)もFP1でマーモットと接触した際のダメージによりスプリント予選を欠場することが決定している。

    これにより、F1カナダGPのスプリント予選は20台で争われる異例のセッションとなった。