カテゴリー: F1カタールGP

  • アルファタウリ・ホンダF1 「角田裕毅は捨てバイザーが引っかかる不運」

    アルファタウリ・ホンダF1 「角田裕毅は捨てバイザーが引っかかる不運」

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2021年F1カタールGPの決勝を振り返った。

    アルファタウリ・ホンダF1は、ピエール・ガスリーが2番グリッド、角田裕毅が8番グリッドからスタート。しかし、ソフトタイヤスタートの2ストップ戦略は機能せず、ガスリーは11位、角田は13位とトップ10内からのスタートを生かせずノーポイントに終わった。

    「今日のレースは、両マシン共にペースとタイヤの消耗に苦しんだ難しいレースとなった」とジョディ・エギントンはコメント。

    「裕毅のファーストスティントは、捨てバイザーがリアウィングに引っかかってしまったことで妥協を強いられた。これによってマシンの荷重とバランスが失われたので、バイザーを取り除くために最初のピットストップを早める必要があり、結果的に理想よりもかなり後ろまで順位を落としてしまった」

    「ピエールは、左フロントタイヤが激しく消耗したことでマシンバランスに苦戦し、前方のマシンについていくことができなかった。したがって、同様に最初のピットストップを早めなければならず、タイヤの消耗に対応するための戦略に変更する必要があった」

    「このような問題が発生した結果、ポジションに影響が出てしまい、この状況を打破するための十分なペースもなかった。アルピーヌは全てにおいて素晴らしく、厳しいバトルの中でソフトタイヤを上手く使いこなしていた。この点が、違いを生み出したのだろう」

    「コンストラクターズチャンピオンシップでの5位争いで不利になってしまったことには、チーム全体が悔しがっている。しかし、レースはまだ2回ある。チャレンジングではあるが、目標は変わらない。できる限り多くのポイント獲得に向けて、さらにプッシュしていきたいと思う」

  • 2021年 F1カタールGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    2021年 F1カタールGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    2021年 F1世界選手権 第20戦 F1カタールGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    1位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「大変な一年だし、シーズンのこの時点で2連勝を収めるのは素晴らしい気分だ。僕にとってはかなり単純なレースだった。ちょっと孤独なレースだったけど、僕たちはこのポイントを必要としてたので、チームは本当に堅実な仕事をした。トラックサイドとファクトリーのみんなのハードワークに心から感謝したい」

    「このポイントを本当にありがたく思う。この2週間でポント差を縮めることができたのは素晴らしいことだ。まだ仕事は残っているけど、このような接戦とそれがもたらすチャレンジが大好きだ。今日リタイヤを余儀なくされたバルテリは本当に残念だった。でも、今週末のペースは良かったので、今後の2戦に向けて順調だ。残り2戦ではトリプルエーの仕事をするつもりだ」

    2位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「今日の結果は、もちろんうれしい。今週末は僕らチームにとってかなり厳しい展開で、今日もペースは不足していたけど、5グリッド降格を科されてもできることはすべてトライしたので、2位フィニッシュとファステストラップ獲得はとてもいい結果だ。エキサイティングなスタートを決めた後、最初の数周が重要になることは分かっていたけど、すぐに2番手まで順位を取り戻すことができた。そこから前との差を詰めようとしたのは上手くいったと思う。今日は、特にファステストラップを目指したときが楽しかった。チェコが表彰台に上がれなかったのは残念だったけど、チームにとって貴重なポイントを獲得してくれた。また、フェルナンド(アロンソ)の結果もよかった。彼がいいドライバーだということはみんな分かっていて疑いようもない。ここからも、集中し続けていくことが必要で、残り2戦でも多くのことが起きるはずなので、不可能なことは何もない」

    3位:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
    「今日は素晴らしい気分だし、表彰台に戻ることができてとてもうれしい。僕たちはチームとしてこの結果にふさわしい。前回の表彰台から7年待たなければならなかった。まだこんなに長く待つ必要がないことをを願っているよ! 1ストップ戦略でリスクを冒したけど、うまくいった。強力なペースがあったし、最後はペレスに迫られたけど、十分にしがみつくことができた。エステバンは結果をアシストするために素晴らしい仕事をしてくれた。ピットストップも見事だたつぃ、チーム全体が良くやったと思う。このトラックが大好きだし、週末を通してマシンの感触は素晴らしかった。ここに戻ってくるのが待ち切れない。週末の開始時には確信が持てなかったアクションやオーバーテイクもたくさんあった。最終的に僕たちにとって完璧な週末だったし、コンストラクターズ選手権で多くのポイントを獲得できた。今、僕たちは最後の2レースにむけてアルファタウリに対して良いアドバンテージを持っている」

    4位:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
    「予選から挽回し、11番グリッドから順位を上げていくことができた。表彰台に手が届く位置にいたけど、不運にも叶わかなかった。今日はすべてを出し尽くしたレースになった。常に全開で、オーバーテイクを繰り返してプッシュした。レース中に、1ストップから2ストップへと戦略を切り替えたけど、パンクを喫したマシンもいたので、そうならないようにしながら、コンストラクターズチャンピオンシップで最大限の結果を残す必要があった。表彰台を手中に収めていたと思うけど、先週に続いてバーチャルセーフティカーに阻まれた。それがなければフェルナンドに追いつけていたかははっきりしないけど、かなり僅差にはなっていたはずだ。残念ではあるけど、僕たちは予選結果によるダメージを最小限に抑えることができ、バルテリ(ボッタス)がノーポイントに終わったことも大きい。今日はコンストラクターズチャンピオンシップを見据えて、僕らは安全策を採るべき状況だとチームが判断したと思う。チームにとっていい結果だったし、先を考えれば、僕たちはプッシュし続けて残り2戦でのパフォーマンスを向上させなければならない。すでにサウジアラビアとアブダビに目を向けているし、残りも全力を尽くしいていく。5ポイント差と、コンストラクターズチャンピオンシップ獲得の大きなチャンスがある。ここが勝負どころだ」

    5位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「今日は僕たちにとって素晴らしいレースだった。9番手からスタートして5位でフィニッシュできたことをとてもうれしく思う。良いスタートを切って、カルロス(サインツ)と(角田裕毅)をなんとかパスできた。ブダペストのフェルナンドに恩返ししたかった。チームにペレスから守るには何が必要かとチームに尋ねた。彼はフレッシュなタイヤを履いていて簡単ではなかったけど、できる限りのことをした。今日の結果は僕たちにとってほぼ勝利のようなものだ。チームの全員がこの素晴らしい努力を称賛するに値する。アルファタウリを25ポイント上回ったことで、今年の最後の2レースに向けてとてもうまくセットアップできた」

    6位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「今日のクルマは感触はかなり良かったし、パフォーマンスにとても満足している。オープニングラップでいくつか順位を上げ、第1スティントを通して、パフォーマンスを発揮できるペースがあるのは明らかだった。ミディアムで角田裕毅を抜いて、先行マシンに追いつき、ハードに交換した後はカルロス・サインツをアンダーカットして6番手に浮上した。全体的に今日はすべてが完璧に進んだし、このトリプルヘッダーの最後に8ポイントを獲得できたことは、みんなのハードワークに対する非常に満足のいく報酬だ」

    7位:カルロス・サインツ(フェラーリ)
    「今日はかなりタイヤマネジメントをしなければならなかったので、最も楽しいレースではなかった。でも、僕たちはいい仕事をして、レース前には疑問もあった1ストップでレースを終えることができた。予想どおり、ミディアムタイヤでスタートするのは厳しかったし、周りのクルマと戦うのに苦労した。そこからは最初のスティントをできるだけ伸ばすことに集中し、第2スティントの序盤数周はハードタイヤを労わった。終盤にプッシュしても大丈夫と言われたとき、前のオコンとストロールを追上げてようやく楽しむことができた。でも、DRSトレインのなかで身動きがとれず、オーバーテイクが不可能だった。それでおしまい。全体的にはポジティブな3連戦だったし、どのセッション、どのレースでもクルマの速さに自信が持てた。マクラーレンとのポイント差も広げたのも満足だ。シーズン最後の2レースに取り組む前に、特にメカニックとレースチームのすべてのメンバーには少し休息が必要だ。みんなの努力の人に感謝している! 最後に今日はフェルナンドを祝福したい! 彼が表彰台に戻るのを見るのは素晴らしいことだ」

    8位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「チームとして、ポジティブな気持ちで週末を終えることができた。個人的には、かなり苛立たしい予選のあとで、ペースが戻ってきたことに満足した。昨日のシャシー交換で素晴らしい仕事をしてくれたメカニックに感謝したい。レースの最初の数周でマシンのフィーリングがかなり良く、プッシュできるとわかった。全体的な結果に関しては、8位でフィニッシュしただけでワクワクするようなことは何もない。でも、かなり後方からスタートして、特にハードタイヤでの第2スティントで力強いペースがあったことを考えるれば、本当に良いリカバリーができたと思う。この勢いをシーズン最後の2戦につなげられるように全力を尽くすつもりだ」

    9位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「期待外れなレースだった。今日はあまりポイントを獲得できなかった。マシンはとても強かった。自信を感じてたし、後続マシンと比べるもペースはよかった。僕たちよりもわずかにペースがよかったのはフェルナンド(アロンソ)だけだった。表彰台にチャレンジできたかはどうかわからないが、4位、少なくとも5位を目指せるペースはあったし、そうなれば僕たちにとって素晴らしい結果だっただろう。そのポジションを失ったのは、僕たち自分のミスのせいではなかった。週末を通して、チームとして本当に頑張ったのでとても残念だ。でも、僕たちにできることは何もなかった」

    10位:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
    「レースのスタートが大きく響いた。最初のコーナーのあと、基本的にトレインの後ろにいた。17番からそれなりのリカバリーができたけど、もっと多くのポイントを獲得するチャンスを失った。ターン1へのアプローチでは、周囲に多くのマシンがいて締め出された。アウトサイドを回ろうとしたけど、予想よりも路面がダーティで膨らんでしまった。マシンは特にクリーンエアでは速かったし、10位まで挽回することができたので苛立たしい。1周目のあとは、力強いレースができたし、うまくリカバリーできたけど、すぐに守勢に立たされてしまったのが痛かった。今日は2台揃ってポイントを獲得できてよかった。今週末はポジティブなことがたくさんあった」

  • 2021年 F1カタールGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)

    2021年 F1カタールGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)

    2021年 F1世界選手権 第20戦 F1カタールGPの決勝で11位~DNFだったドライバーのコメント。

    11位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「とてもフラストレーションの溜まる一日だ。裕毅も僕もトップ10以内からスタートしたけど、レースを後方で終える形になった。マシンの中では全力を尽くしていたけど、今日の僕たちには速さがなかった」

    「スタートでもアロンソに前を行かれてしまい、それによりアグレッシブな2ストップ戦略を採ったけど、ペースがよくなかった。今日は上手くいかずに本当に残念だ。昨日の予選でのインシデントからいくつかのパーツを交換したけど、それが今日のレースペースに影響したのかは分からない。今は理由が分からないので、すべてのことをきちんと分析する必要があると思っている」

    12位:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    「残念ながら、トリプルヘッダーはかなり残念な結果に終わってしまった。燃料に関する問題が発生していて、セーブしなければならなかった。それがレースを決定づけた。何が起こったのかは分からないけど、調査する必要がある。先に進むのを楽しみにしている。関係者全員にとって1週間の休みは必要だと思う。これから報告会をして、今日の問題を理解ししていく。来週、最後の2レースに準備をするためのシムタイムがある。強く締めくくろう」

    13位:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
    「とてもタフなレースで、特に第1スティントのソフトタイヤではかなり苦戦しました。レースウイーク中はずっとペースがよかったので、予想外の展開でしたが、今日のレースでは大きく落ちてしまったので、データを確認してなぜこうなったのかを分析しています。アルピーヌがとてもいいレースをしただけに本当に残念ですが、残り2戦で強さを取り戻す必要があります」

    14位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「オーバーテイクできたことに驚いた。最終的に面白いレースだった。最初はあまり期待していなかった。おそらく、昨日と同じマシンを相手にレースをすることができると思っていたけど、良いスタートが切れたし、レースが進むにつれ、状況は良くなっていった。いくつか良いバトルもあったし、最後には先行するマクラーレンとアルファタウリを捕らえていた。このレースではできる限りのことをしたと思う」

    15位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「やれるだけのことはやった。今日は15位以上の結果は不可能だったと思う。オープニングラップは素晴らしかったし、4つ順位を上げた。残りのレースでもいくつか素晴らしいバトルができた。昨日は苦戦したけど、良いレースができればハースやウィリアムズの前でフィニッシュできると思っていた。それが僕たちがやったことだ。デグラデーションが高く、縁石が厳しいことは分っていたので2ストップ戦略を選んだ。終盤はライバルよりも速かった。スタート位置を考えれば、今日のレースには満足していいと思う」

    16位:ミック・シューマッハ(ハース)
    「楽しかった。今日の結果には満足していいと思う。僕たちは自分たちが選んだ戦略にコミットしてた。スタートはまずまずだったし、最初にラティフィを抜いた。マシンにはパフォーマンスがあり、正しいウインドウにいた。予想していた通り、アルファロメオにかなり近づくことができたけど、今年の初めには考えられなかったことだ。マシンを理解し、今あるもので生かそうというチームワークのおかげだ。まだ改善するための新しいもの、新しい方法を見つけているところだ」

    17位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「今日はアグレッシブな戦略を立てて、最終スティントをできるだけ長くプッシュしようと考えていた。このサーキットには非常に高速な右コーナーがあるので、タイヤは常に限界までプッシュされている。でも、アルファロメオと戦うためには、アグレッシブに行かざるを得なかった。残念ながら、最後から数周のところで左フロントタイヤがパンクしてしまった。こういうことは起こり得る。このような形でレースを終えるのは残念だったけど、最終的に最も近いライバルもポイントを獲得しなかったで、得たものも失ったものもなかった」

    18位:ニキータ・マゼピン(ハース)
    「タイヤが機能してくれることを期待してミディアムからソフトに交換した。最初のスティントの終盤はマシンバランスがかなりアンダーステアだった。最後のスティントの終盤にはいいラップができた。レースタイヤのようなドライビングではなく、予選用のタイヤのつもりでドライビングして、すべてのラップでコースを学んでいた。とても暑いレースだった。僕の最大の目標はラップを重ねてできるだけ走ることだった。簡単なレースではなかったけど、次もまた新しいサーキットだ」

    DNF:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「タイヤで限界があることは分かって1ストップ戦力を機能させようとしていた。でも、戦略判断で対応できると思っていた。タイヤがパンクに見舞われるとは全く予想していなかったので驚いたけど、タイミング良く戦略を修正することができなかったのは残念だ。ジョージ(ラッセル)が再びピットインすることになった時点でも僕のタイヤは全く問題なかったし、あのセットでレースを走り切れると思っていた。特にアルファロメオにポジションを奪われ、他にやれることはなかったので、この戦略に賭ける価値はあったと思う。このサーキットではクルマの感触が本当に良かったので、レースが思い通りにいかなくて残念だけど、そういうこともある」

    DNF:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「当然、僕にとっては非常に期待外れな一日だったし、金曜日に非常に有望なスタートを切っていただけに、タフな週末の締めくくりとなった。フォーメーションラップでタイヤの温度を上げるのに苦労したし、グリッドのダーティサイドだったので、スタートでグリップがなく、ホイールスピンしていただけだったし、ファーストラップはスケートをしているようだった。そのあと、少しDRSトレインに引っかかってしまったけど、一旦ギャップが開くと、順位を上げることができたし、ペースも良く、そのスティントを長く走ることができた。でも、その後なんのバイブレーションや警告もなく、突然パンクした。タイヤを限界までプッシュしていることは分かっていたけど、まだ良いグリップがあった。快適に感じていたので、ステイアウトすることが表彰台を獲得するためのベストショットだと感じていた。ピットエントリーを過ぎた後の故障だったし、トラックで最も不運な場所だった。マシンはピットに戻るラップでダメージを負ったので、リタイアして走行距離を温存することがより安全だと感じた」

  • ランド・ノリス 「パンクの原因は明らか。タイヤをもっと良くするべき」

    ランド・ノリス 「パンクの原因は明らか。タイヤをもっと良くするべき」

    マクラーレンF1のランド・ノリスは、F1カタールGPでパンクを経験した4人のドライバーの1人であり、F1タイヤサプライヤーに「タイヤをもっと良くする」よう促した。

    F1初開催となったロサイル・インターナショナル・サーキットで、ランド・ノリス、バルテリ・ボッタス、ジョージ・ラッセル、ニコラス・ラティフィの4人はレース中に左フロントタイヤのパンクに見舞われた。

    ランド・ノリスは、49周目にパンクするまで4位を走行していた。ノリスのハードタイヤは、パンクしたときにたった24周しか走行していなかった。

    彼の予期せぬパンクの原因について質問されたランド・ノリスは「何が原因かは明らかだけど、それを言うことはできません」と答えた。

    ランド・ノリスは、パンクに見舞われた4人のドライバー全員がウオールへのクラッシュを回避できたのは幸運だったと述べた。

    「起こるべきではあなかった。そこに壁があったら、もっと危険だったかもしれない」とランド・ノリスは語った。

    「彼らはタイヤをもっと良くするべきだ。僕たちドライバーにとって危険だ。僕たちは毎回多くのリスクを冒している。サーキットでF1カーを運転できない場合は、どうすればいいのか。20周くらいだったし、それほど長いスティントではなかった。20~25周くらいならサーキットをドライブできるはずだ」

    バルテリ・ボッタスと同じように、ランド・ノリスはパンクが何の警告もなしに突然起こったことを明らかにした。

    「ノー。たぶんターン14かターン13で突然起こったと思うけど、何もありません」とランド・ノリスは付け加えた。

    「タイヤは摩耗していたけど、タイヤがバーストするとは思っていなかった。特にハードタイヤではね。僕たちはそこまで長いスティントではなかった。20周かそこらだし、ハードタイヤは20周以上走れるできるはずだ」

    「タイヤは少し摩耗するので、どのトラックでもタイヤを労わっているけど、突然、完全に逝くなんて予想できない。今日の多くの人々にとって非常に危険であり、起こるべきではない」

    ピレリは、パンクの原因を調査することを確認している。

  • フェルスタッペン 「降格ペナルティは前日の夜から覚悟していた」

    フェルスタッペン 「降格ペナルティは前日の夜から覚悟していた」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、レース前夜にペナルティを科さられることは覚悟していたので、F1カタールGPでの5グリッド降格は「ショックでもサプライズでもなかった」と語る。

    マックス・フェルスタッペンは、F1カタールGPの予選で2番手タイムを獲得。ポールポジションを獲得したライバルのルイス・ハミルトンに0.455秒の大差をつけられており、決勝での挽回が大命題だった。

    しかし、マックス・フェルスタッペンは予選Q3の最後にダブルイエローフラッグ区間でベストタイムを更新したことで、レースの4時間前のスチュワードからの聴聞を受けることになった。

    スチュワードは、マックス・フェルスタッペンがダブルイエローを尊重しなかったとして5グリッド降格ペナルティを科し、フェルスタッペンは7番グリッドに降格することになった。

    だが、マックス・フェルスタッペンは、決勝で2位まで挽回。ファステストラップも記録し、ルイス・ハミルトンに6ポイントを失っただけでダメージを最小限に抑えた。

    レース後のペナルティについて質問されたマックス・フェルスタッペンは、早ければ土曜日の夜にグリッド降格ペナルティが科せられることを予想していたと語った。

    「気持ち的には、昨日の夜にすでにペナルティを受けることは分かっていたので、覚悟はできていた」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「結果を見ても、ショックを受けたり、驚いたりはしなかった」

    「集中するだけだし、通常よりも数台多くのマシンをパスする必要があったけど、幸いなことに、1周目にすでにうまくいった」

    マックス・フェルスタッペンは、オープニングラップでバルテリ・ボッタス、カルロス・サインツ、ランド・ノリスを追い抜くことができ、フェルナンド・アロンソをほぼ追い抜きかけていた。

    5周目までに、マックス・フェルスタッペンは2番手に浮上し、ルイス・ハミルトンに4秒後方につけたが、ギャップを埋めるペースはなく、最後にファステストラップのボーナスポイントを確保するためにピットストップし、最終的に25秒遅れでフィニッシュした。

    その結果、マックス・フェルスタッペンは、残り2レースでルイス・ハミルトンに対するチャンピオンシップのリードはわずか8ポイントとなった。

    「今週末は彼らに匹敵するペースがなかった」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「ついていくだけだったし、最後は問題なかった。ファステストラップをしたので、とても嬉しかった。最終的にエクストラで1ポイントを獲得できた」

    「現時点ではすべてが重要だ。全体として、今週末は僕たちにとってベストではなかったと思うけど、まだ2レースあるし、まだ多くのことが起こる可能性があるので、どうなるか見ていくつもりだ」

  • メルセデスF1 「サウジでハミルトンは再び“スパイシーエンジン”を搭載」

    メルセデスF1 「サウジでハミルトンは再び“スパイシーエンジン”を搭載」

    メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、F1カタールGPでルイス・ハミルトンが使用していたのは走行距離を重ねた古いF1エンジンであり、次戦F1サウジアラビアGPでは、ブラジルでの挽回劇を達成したフレッシュな“スパイシーエンジン”が搭載されると明らかにした。

    メルセデスF1は、前戦F1ブラジルGPで残りのシーズンを乗り切るためにルイス・ハミルトンに新品エンジンを投入してグリッドペナルティを受けた。

    そのF1エンジンでルイス・ハミルトンは見事な挽回劇を見せ、失格処分によって最後尾からスプリント予選をスタートし、決勝では勝利を掴んだ。このパフォーマンスはレッドブル・ホンダから注目を集めた。

    今週末のF1カタールGPで、ルイス・ハミルトンは快適な2連勝を収めたが、F1エンジンは古いスペックのものだった。

    メルセデスF1は、ロングストレートが特徴の真新しいストリートサーキットでジェッダでの強力なパフォーマンスを期待しており、トト・ヴォルフはルイス・ハミルトンが再び最もフレッシュなF1エンジンを走らせることを確認した。

    「サウジは我々にとって良いトラックになるはずだ」とトト・ヴォルフはSky F1に語った。

    「今年は良い年だと思っていても、逆に向きを変える可能性があるが、ジャッダには長いストレートがたくさんある」

    「ここでは使用しなかったスパイシーなエンジンをサウジアラビアに投入する。バルテリがすぐそこにいることを願っている。我々には彼が必要だ。全員がレースをフィニッシュしたら、タイトルレースはアブダビにもつれ込むことになる」

    ルイス・ハミルトンは、日曜日のレースでマックス・フェルスタッペンの反撃に脅かされることはない圧勝を収めたが、メルセデスは週末を通してロサイルでレッドブルよりもペースのアドバンテージを享受しているように見えた。

    メルセデスが今シーズンで最速のマシンを持っていると感じているかと質問されたトト・ヴォルフは「イエス。間違いない」と答えた。

    「マシンはストレートで速く、コーナーでも優れていると思う。デグラデーションはうまく機能し、中東のレースでもうまくいっている。今後あと2つある」

    ルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンとの差を8ポイントまで減らしましたが、トト・ヴォルフは、メルセデスがサウジアラビアとアブダビの最後の2レースにむけてタイトルレースを支配しているという考えを却下した。

    「そうなることを願っている!」とトト・ヴォルフは語った。

    「非常にタフなときはとても楽しいので、本当にこの戦いを楽しんでいる。これがまさに我々がこのスポーツに参加している理由だ。私はすべての瞬間を楽しんでいる」

    「我々は最大の攻撃をプッシュする必要があると思う。我々はキャッチアップしてきたし、いくつかポイント差を埋める必要がある。それがまさに我々がやろうとしていることだ」

  • フェルナンド・アロンソ 「次の表彰台はこんなに長く待ちたくないね!」

    フェルナンド・アロンソ 「次の表彰台はこんなに長く待ちたくないね!」

    アルピーヌF1のフェルナンド・アロンソは、2021年F1カタールGPで3位表彰台を獲得。2014年のF1ハンガリーGPでの2位表彰台以来、実に7年、105戦ぶりの表彰台獲得となった。

    フェルナンド・アロンソは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とバルテリ・ボッタス(メルセデス)のグリッド降格ペナルティのおかげで3番グリッドからレースをスタート。

    フェルナンド・アロンソは、最初から最後まで完璧なパフォーマンスで1ストップ戦略を成功させ、3位でチェッカーを受けた。

    「今日は素晴らしい気分だし、表彰台に戻ることができてとてもうれしい。僕たちはチームとしてこの結果にふさわしい」とフェルナンド・アロンソ。

    「前回の表彰台から7年待たなければならなかった。まだこんなに長く待つ必要がないことをを願っているよ!」

    「1ストップ戦略でリスクを冒したけど、うまくいった。強力なペースがあったし、最後はペレスに迫られたけど、十分にしがみつくことができた。エステバンは結果をアシストするために素晴らしい仕事をしてくれた。ピットストップも見事だったし、チーム全体が良くやったと思う」

    「このトラックが大好きだし、週末を通してマシンの感触は素晴らしかった。ここに戻ってくるのが待ち切れない。週末の開始時には確信が持てなかったアクションやオーバーテイクもたくさんあった」

    「最終的に僕たちにとって完璧な週末だったし、コンストラクターズ選手権で多くのポイントを獲得できた。今、僕たちは最後の2レースにむけてアルファタウリに対して良いアドバンテージを持っている」

  • エステバン・オコン 「アロンソにブダペストの恩返しがしたかった」

    エステバン・オコン 「アロンソにブダペストの恩返しがしたかった」

    アルピーヌF1のエステバン・オコンは、2021年F1カタールGPを5位でフィニッシュ。フェルナンド・アロンソの3位表彰台をアシストした。

    エステバン・オコンが初優勝を果たしたF1ハンガリーGPでは、チームメイトのフェルナンド・アロンソがルイス・ハミルトン(メルセデス)を数周にわたって抑えてアシストした。

    今回のレースで7年ぶりの表彰台を獲得したフェルナンド・アロンソは、終盤に『エステバンにライオンのように守れと伝えてくれ』と無線でチームに激を飛ばすようメッセージを送った。

    それに応えるようにエステバン・オコンはセルジオ・ペレスとバトルを展開し、自身も5位でフィニッシュした。

    「今日は僕たちにとって素晴らしいレースだった」とエステバン・オコン。

    「9番手からスタートして5位でフィニッシュできたことをとてもうれしく思う。良いスタートを切って、カルロス(サインツ)と(角田裕毅)をなんとかパスできた」

    「ブダペストのフェルナンドに恩返ししたかった。ペレスから守るには何が必要かとチームに尋ねた。彼はフレッシュなタイヤを履いていて簡単ではなかったけど、できる限りのことをした」

    「今日の結果は僕たちにとってほぼ勝利のようなものだ。チームの全員がこの素晴らしい努力を称賛するに値する。アルファタウリを25ポイント上回ったことで、今年の最後の2レースに向けてとてもうまくセットアップできた」

  • ホンダF1 田辺TD 「追い風と向かい風の中を戦って今のポジションがある」

    ホンダF1 田辺TD 「追い風と向かい風の中を戦って今のポジションがある」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年F1カタールGPでの戦いを記者会見で振り返った。

    勝負としては完敗だった。5グリッド降格ペナルティを科されたマックス・フェルスタッペンは、ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンに勝負を挑むことができなかった。それでもファステストラップポイントを獲得して2位でフィニッシュし、ダメージを最小限に抑えた。

    下馬評ではF1カタールGPはレッドブル・ホンダ有利との声もあったが、田辺豊治は「誰がそう予想していたのかは知りませんし、なんとも言えません」とコメント。

    「サーキットの特性も大きく影響しますし、今年1年のデータを振り返ってみなければ詳しいことは言えません。しかし、感触としてはブラジルのような大きな差はなかったと思います」

    この3連戦でレッドブル・ホンダに向かっていた風向きはメルセデスの方に傾いた。

    「当然ながら、我々としてはいつも追い風に乗っていたいですが、今年もここまで何回か、ものすごい劣勢のときも、ものすごい追い風のときもありましたし、その中で戦ってきて、今のポジションがあると思っています」と田辺豊治はコメント。

    「今度は逆転して追い風が強くなるのか、さらに向かい風が強くなるのかは分かりませんが、ただ追い風に乗るということではなく、もう一度よく考えた上で残り2戦に臨みたいと思います」

    風向きが分かったのはパッケージの問題なのか、サーキットの問題なのか。田辺豊治は「全部です」と語る。

    「パッケージはサーキットによって合う合わないがあります。天候の変化、路面温度、風向きなどでも変わってきます」

    「同じサーキットでもそういった要素をどれだけ自分たちのパッケージに合わせ込めるか、チーム、エンジニア、メカニック、ドライバーすべてのパッケージが含まれていると思います」

    ホンダにとってF1での残りは2戦となった。次戦は高速のジェッダ、そして、最終戦のアブダビとなる。

    「とにかく十分に準備して、コース特性も含めて準備して向かいたいと思います」と田辺豊治は語った。

  • 2021年 第20戦 F1カタールGP 決勝:タイヤ戦略解説

    2021年 第20戦 F1カタールGP 決勝:タイヤ戦略解説

    2021年 第20戦 F1カタールGP 決勝でのタイヤ戦略をF1公式タイヤサプライヤーのピレリが解説した。

    メルセデスのルイス・ハミルトンが、初開催となるカタールグランプリで優勝した。ポールポジションからC2コンパウンドのP Zeroイエロー・ミディアムタイヤでスタートしたハミルトンは、C1コンパウンドのP Zeroホワイト・ハードタイヤへ交換し、その後再度ミディアムタイヤへと繋いだ。この戦略は、最速戦略として予測されていたものだった。

    レッドブルのマックス・フェルスタッペンが2位でフィニッシュした。ハミルトンと同様の戦略を採っていたフェルスタッペンは、バーチャルセーフティーカーが導入された終盤にC3コンパウンドのP Zeroレッド・ソフトタイヤへ交換し、ファステストラップポイントを獲得した。

    30秒以上差がついた3位には、アルピーヌのフェルナンド・アロンソが入った。3番グリッドからソフトタイヤでスタートしたアロンソは、ハードへ交換する1ストップ戦略で表彰台を獲得した。トップ3ドライバーが、それぞれ異なる戦略を実行した。

    スタート時の装着タイヤはミディアムとソフトが入り混じり、タイヤ戦略は1ストップから3ストップまでが展開された。スタート時の気温27度、路面温度30度前後のコンディションは、レースを通して継続した。

    4名のドライバー(バルテリ・ボッタス、ジョージ・ラッセル、ランド・ノリス、ニコラス・ラティフィ)が、左フロントタイヤのパンクに見舞われた。この問題は、激しい摩耗に加え、非常にアグレッシブなロサイルサーキットの縁石へ高速で接触したことによって発生した可能性がある。

    F1カタールGP:タイヤヒストリー

    ■各コンパウンドのパフォーマンス
    【ハードC1】
    多くのドライバーが第2スティントで使用した。デグラデーションは低く、予測どおりの性能を発揮し、1ストッパーの戦略に貢献した。

    【ミディアムC2】
    ハミルトンとフェルスタッペンを含むトップ10グリッド中の4名がミディアムでスタートした。ミディアムでのスタートはベストな戦略を可能にした。一方、1ストッパーにとっては、予測よりも長いスティントの走行を必要とした。

    【ソフトC3】
    予測どおり、ロサイルの厳しいコンディションにおいて、高いデグラデーションと摩耗が見られた。しかしながら、タイヤ選択が自由な11番グリッド以降のドライバー中の半数が、序盤でのアドバンテージを狙ってソフトでスタートした。特に、ともにトップ5に入賞したアルピーヌの両ドライバーは、ソフトタイヤをマネジメントして長いオープニングスティントを走行した。

    F1カタールGP:タイヤパフォーマンス

    マリオ・イゾラ(ピレリF1およびカーレーシング責任者)
    「高負荷のコーナーが存在するロサイル・インターナショナル・サーキットは、初開催で未知の要素も多いことから、各チームは、レースと同条件のフリー走行を1度経験したのみで、理想的な情報が不足する状態でレースに臨みました。しかし、1ストッパーは摩耗に関してぎりぎりの戦略であり、高いレベルのマネジメントを要することがレース中に明確になりました。終盤、数名のドライバーがタイヤの問題に遭遇しました。この問題は、長いスティントに伴う高い摩耗と、アグレッシブな縁石への高速での接触によって発生した可能性がありますが、詳細はミラノの研究所で分析を行います。ハミルトンとフェルスタッペンは、選択した戦略で限界までプッシュし、1ストップ戦略で3位を獲得したアロンソに30秒以上の差をつけてフィニッシュしました」