カテゴリー: ポルシェ

  • マーク・ウェバー 「まだ身体の痛みと頭痛が残っている」

    マーク・ウェバー 「まだ身体の痛みと頭痛が残っている」

    マーク・ウェバーは、11月30日(日)に行われた世界耐久選手権(WEC)の最終戦で起きた事故の後、一晩をサンパウロの病院で過ごした。

    現在も事故による脳震盪とアザが残るため数日の入院が必要で、ポルシェ ワークスドライバーとチームメンバーが病室を見舞っている。

    マーク・ウェバーは今週の後半にも自宅のあるイギリスに戻る予定。

    月曜日の朝、マーク・ウェバーはブラジルの新聞に「まだ身体の痛みと頭痛が残っています。事故の瞬間と、そしてなぜ事故が起きたのかもよく覚えていません。この辺りはチームが調べてくれるでしょう。事故直後に素早い処置をしてくれたサーキットのメディカルスタッフ、そして病院で世話をしてくれている皆に感謝しています。何よりも嬉しいのはカーナンバー14が優勝したことです。シーズン最終戦を勝利で飾れたのは素晴らしいことです。私はすでに来シーズンを見据えています。」と語った。

    WEC最終戦のチェッカーフラッグが振られるおよそ30分前、ウェバーは919ハイブリッドのコントロールを失い、激しくバリアに激突しました。事故の原因はまだ分かっていない。

    関連:マーク・ウェバー、大クラッシュで病院に搬送も無事

  • 【WEC】 ポルシェ 919ハイブリッドが初優勝

    【WEC】 ポルシェ 919ハイブリッドが初優勝

    ポルシェは、2014年FIA世界耐久選手権のサンパウロ最終戦においてロマン・デュマ/ニール・ジャニ/マルク・リーブ組のポルシェ919ハイブリッドが初優勝を達成した。

    ティモ・ベルンハルトおよびブレンドン・ハートレーと共にもう一台のポルシェ919ハイブリッドをドライブするマーク・ウェバーは、6時間のレースの終了まで30分を切った頃、6位を走行していたが、高速の最終コーナーでタイヤバリアに非常に激しく激突した。

    チームがサーキットのメディカルセンターから最初に受け取った情報では、彼の負傷はそれほど深刻ではない、ということだった。しかし、彼は精密検査のためにサンパウロの病院に搬送された。レースは、ニール・ジャニがステアリングを握るカーナンバー14の919ハイブリッドがセーフティカーの先導でフィニッシュして幕を閉じた。

    カーナンバー14のレース展開:
    マルク・リーブは2番グリッドからスタートを切ったが、1周目でトヨタに抜かれ1つポジションを落とした。順位を取り戻すための息を呑むような追撃を見せた後、彼は37周で3位のままポルシェ919ハイブリッドをニール・ジャニに渡した。スイス人のジャニはトヨタを攻め続け、順位を入れ替えたものの、76周で車両をデュマに引き継いだ時点では、また3位になっていた。ロマン・デュマは、88周でトヨタが他車に接触した際に再び抜き返す。105周目、デュマは右側リアタイヤのパンクのため、予定より早くピットに戻らなければならなかった。再びマーク・リーブがステアリングを握った後、119周でもう一台のポルシェ919ハイブリッドがトラブルに見舞われたことにより、カーナンバー14が首位に立った。リーブは144周でピットに入り、再度デュマにクルマを預けた。183周目に、ジャニが2位でマシンを受け取った。222周目のピットストップでは、彼はコックピットに留まり、タイムを稼ぐためにタイヤを交換しないという賭けに出た。この賭けが功を奏し、919ハイブリッドは初優勝を果たした。

    カーナンバー20のレース展開:
    ティモ・ベルンハルトはポールポジションからスタートし、38周でウェバーに交代する時点で、12秒のリードを確保してした。マーク・ウェバーは多少のトラフィックの問題はあったもののリードを保ち、79周でブレンドン・ハートレーにマシンを渡した。ニュージーランド人のハートレーとカーナンバー20は、原因不明のトラブルでエンジン出力が低下したため優勝の夢は間もなく途絶えた。119周でハートレーからベルンハルトに交代し、彼は3位でレースを続けた。153周を過ぎたところでフルコースコーションが出されイエローフラッグが振られる中、ハートレーが再びステアリングを握った。193周で再びウェバーに交代したが、すでに6位に後退していた。彼は227周で最後のピットストップを終え、レース終了まで30分を切った239周目、高速の最終コーナーで激しいクラッシュを喫した。

    レース後のコメント:
    フリッツ・エンツィンガー (LMP1プロジェクトのトップ)
    「現時点における最も重要な情報は、マーク・ウェバーの容態が良好であるという医師からの第一報です。私はWECのデビューシーズンで初優勝を達成できたことが信じられません。また、マークのアクシデントもあり、勝利を素直に喜ぶことができません。今週末すべてのセッションで私達が最速で、両車共にフロントローに並びました。決勝は最終ラップまでスリルの連続でした。研究開発期間も含めた3年におよぶ厳しい年月の末、すばらしいチームによってデビューシーズンで優勝を飾ることができました。チームにはおめでとうの言葉を送ります。私は彼らを誇りに思います」

    アンドレア・ザイドル (チーム監督)
    「私達が得ている情報では、あの重大なアクシデントにもかかわらず、マークは大丈夫であるとのことです。この週末、ドライバー、メカニックおよびエンジニアの全員が、今年の課題の最終ステップを完了しました。それは、自力で優勝するということでした。私達は、デビューシーズンで学んだことを証明することができました。それは、タイヤマネージメントであり、ピットストップであり、その他のオペレーションです。私達は、あらゆる面でトップに辿りつきました。現場であるサーキット、そして本居地ヴァイザッハで貢献してくれた全員に大きな感謝の意を表します。2014年のミッションは完了した今、次のシーズンを愉しみにしています」

    ポルシェ919ハイブリッド(No. 14)のドライバーのコメント
    ロマン・デュマ(36歳、フランス)
    「私達がポルシェのためにレースに勝てたことはすばらしいことです。しかし、それにも増して大切なのは、マークが大丈夫だということです。今日の私の最初のスティントは、右側リアタイヤのパンクのため、予定より早く終わりました。原因はわかりませんが、何かの破片を踏んだのでしょう。次のスティントでは、リアタイヤの空気圧を変更し路面のグリップレベルが改善できたため、ずっとよい時間を過ごすことができました。クルマは、本当に好調でした」

    ニール・ジャニ(30歳、スイス)
    「厳しいレースでした。すべての周回が予選モードで、カーナンバー8のトヨタとはよいバトルができました。最後の作戦が上手く行ったのは、ほとんど信じられないようなことでした。ロマンとマルクと一緒に、919ハイブリッドの最初のポールポジションを獲得し、今回は初優勝を達成しました。私にとって、今年は夢のシーズンでした。次の夢は、世界選手権タイトルとル・マンでの優勝です。私達は、ドライバーズタイトルでも3位になりました。このような結果を誰が信じていたでしょうか?」

    マルク・リーブ(34歳、ドイツ)
    「チームにとってすばらしい日になりました!1周目でトヨタに抜かれて順位を1つ落としました。驚いたことにトヨタはコーナーでブーストを使って私を驚かせました。その後、919ハイブリッドは最速のクルマだったにもかかわらず、トップに立つことはできませんでした。私はあらゆることを試しましたが、トヨタは隙を見せませんでした。私の2回目のスティントでの最大の問題は、トラフィックでレーシングラインを外さなければならない場面でのタイヤのグリップでした。まるで、氷の上をドライビングしているようでした」

    ポルシェ919ハイブリッド(No. 20)のドライバーのコメント
    ティモ・ベルンハルト(33歳、ドイツ)
    「私の最初のスティントは、スタートから最初のピットストップまで、レースをリードするという単純明快なものでした。私は、12秒のリードでマーク・ウェバーにクルマを渡しました。トラフィックへの対処が非常に難しく、特に私のスティントの最後にかけて、遅い車両に大いに悩まされました。高い気温も非常に厳しかったです。その後の2回目のスティントは、1回目ほど満足の行くものではありませんでした。それは、私達のクルマが持ち前のパワーを完全に発揮できない状態に陥っていたからです。ただし、それはもう重要ではなく今はマークが無事であることが何よりです」

    ブレンドン・ハートレー(25歳、ニュージーランド)
    「今回は感情が激しく揺さぶられるレースでしたが、何より重要なのはマークが大丈夫だということです。私の最初のスティントの序盤は、レースをリードして気持ちのよいものでした。ティモとマークがすばらしい仕事をして、クルマを首位につけてくれ、それは感動的でした。その後、私が10周ほどした時点で、残念ながらエンジンの出力が低下し後退しました。それでもこのサーキットを走行するのは素晴らしい経験でした。しかし、それよりマークのことが心配です」

  • マーク・ウェバー、大クラッシュで病院に搬送も無事

    マーク・ウェバー、大クラッシュで病院に搬送も無事

    マーク・ウェバーは、ブラジルで行われたWEC世界耐久選手権のレース中にクラッシュを喫し、サンパウロの病院に搬送された。

    2003年のF1ブラジルGPで見舞われたクラッシュを繰り返すかのように、インテルラゴスのマーク・ウェバーは遅いマシンに接触し、高速状態でウォールに激突した。

    クラッシュの衝撃でマーク・ウェバーが乗っていたポルシェは大破したが、ストレッチャーに乗せられた後、親指を立てて無事をアピールするマーク・ウェバーの姿が写真に収められている。

    チームメイトのロマン・デュマは「彼(ウェバー)は無線で話していた。自分の名前もわかっていたし、自分がどこにいるかもわかっていた。大丈夫だと思う」と Fairfax Media に述べた。

    レースオーガナイザーは声明で「マーク・ウェバーは意識があり機敏だったが、さらなる検査のためサーキットのメディカルセンターに向かった」と説明した。

    また、マーク・ウェバーの公式Facebookページにはマーク・ウェバーが「満足できる状態」であるとし、「マークは予防検査のため病院で一晩過ごす」 と投稿された。

  • ニコ・ヒュルケンベルグ、ポルシェからル・マン24時間レースに参戦

    ニコ・ヒュルケンベルグ、ポルシェからル・マン24時間レースに参戦

    ニコ・ヒュルケンベルグは、2015年にフォース・インディアのF1レースと並行して、ル・マン24時間レースにポルシェから参戦する。

    ニコ・ヒュルケンベルグは、ル・マン24時間レースで3台目のポルシェ 919ハイブリッドをドライブ。準備として、その前に開催されるWECのベルギー・ラウンドにも参戦を予定している。

    「ポルシェとル・マン。おそらくこの組み合わせはあらゆるレースドライバーを惹きつけると思う」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。

    「僕はずっとポルシェファンだし、彼らのLMP1クラスへの復帰は注目して見ていた」

    「ル・マンであのクルマを走らせたいという欲求が強くなってきた。F1カレンダーがその機会を提供してくれることをとても嬉しく思うし、僕にそれをさせてくれるフォース・インディアF1チームの寛大さにも感謝している」

    「今後、両方へのコミットメントを満たすためにハードワークしていけるかは僕次第だ」

    F1に参戦しながらル・マンでレースをするドライバーは、2009年のセバスチャン・ブルデー以来となる。

  • ポルシェ、2015年のル・マン24時間レースは3台体制

    ポルシェ、2015年のル・マン24時間レースは3台体制

    ポルシェは、2015年6月13〜14日に開催されるル・マン24時間へ3台目となる919ハイブリッドをエントリーさせることを決定した。

    ル・マンへの準備のため、2015年5月2日にベルギーのスパ フランコルシャンで開催されるスパ6時間にて3台目の919ハイブリッドはデビューする予定だが、ドライバーは未定としている。

    ワークスドライバーであるティモ・ベルンハルト、ロマン・デュマ、ブレンドン・ハートレー、ニール・ジャニ、マルク・リーブ、マーク・ウェバーの6名は、今年と同様に919ハイブリッドで2015年の世界耐久選手権へシーズンを通して参戦することが決定している。

    ポルシェAGの研究開発担当役員であるヴォルフガング・ハッツは「ポルシェの歴史上もっとも複雑で高度なレーシングカーがコンペティティブであることは、デビュー後すぐに証明されました。今シーズン、すでに5回の表彰台、3度のポールポジション、そして上海とバーレーンにおける2回のファステストラップなど素晴らしい戦績を残しています。しかし、ポルシェはサーキットでの結果だけではなく、エンジニアリングの面でも多くのことを得ています。我々の目標は最大限の効率で最高のパフォーマンスを生み出し、成長することです。この目標を成し遂げるためにポルシェは2015年シーズンへ3台の919ハイブリッドで挑戦します」とコメント。

    ポルシェAGの社長であるマティアス・ミューラーは、今回のWECに対するポルシェの強力なコミットメントについて、「我々がワークスチームを結成して919ハイブリッドでWECのLMP1を戦うという決断が正しかったことは、1レースが終わるたびに実感しています。実に多くの事柄が要求されるモータースポーツプログラムは、将来におけるスポーツカーの開発と直結しています。新たなハイブリッドシステムを開発するためのテストとしてWEC、特にル・マン24時間レース以上に過酷な場はありません。919ハイブリッドの開発についても同様のことが言えます。230以上の技術者は共に成長し、強力なチームとして機能しています。ステアリングを握る人間だけでなく、プロジェクトに携わる全員を重要視するのはポルシェで受け継がれてきた哲学です」と語った。

  • ポルシェ、ジェンソン・バトンとの交渉を否定

    ポルシェ、ジェンソン・バトンとの交渉を否定

    ポルシェは、2015年のWECにむけてジェンソン・バトンと交渉しているとの噂を否定した。

    フェルナンド・アロンソ加入が噂されるマクラーレンはいまだ2015年のドライバーラインナップを確定しておらず、ジェンソン・バトンはポルシェからWECに参戦するのではないかと囁かれている。

    ジェンソン・バトンのマネージャーを務めるリチャード・ゴッダードも、ポルシェでのWEC参戦という選択肢をほのめかしていた。

    しかし、ポルシェLMP1プロジェクトを率いるフリッツ・エンツィンガーは、ジェンソン・バトンやそのマネジメント陣からの接触はないと語る。

    フリッツ・エンツィンガー は、ジェンソン・バトンが2000年にBMWエンジンを搭載したウィリアムズからF1デビューを果たしていた頃に交流があったというが、2015年に関するコンタクトは取っていないと述べた。

    「私はBMW時代のジェンソンを知っているし、彼はナイスガイだ。だが、現時点で接触はしていない」とフリッツ・エンツィンガーは述べた。

    フリッツ・エンツィンガーは、ポルシェのLMP1チームは2015年もマーク・ウェバーと含む現在のドライバーラインナップを継続する予定であり、すでにその契約も結んでいると明かした。

    「我々は、6名のドライバー、そしてチーム内の雰囲気に満足している。なので、すでに彼らと来シーズンの契約を結んでいる」

    また、フリッツ・エンツィンガーは、ポルシェが2015年のル・マン24時間レースに3台目のマシンを投入することを決定した場合も、ドライバーはポルシェGTチームの中から決めるだろうと述べた。実際、ポルシェのGTプログラムの5名が、919ハイブリッドのテストを行っている。

    「今後数週間で3台目のマシンについて決定するが、その出発点は我々のGTチームになるだろう。彼らの2〜3名は本当に速い」とフリッツ・エンツィンガーは述べた。

  • ポルシェ、新型カイエン / カイエンGTSの予約受注を開始

    ポルシェ、新型カイエン / カイエンGTSの予約受注を開始

    ポルシェは、充実した装備とさらに効率が高められた新型カイエンおよびカイエンGTSの予約受注を 2014年11月8日(土)より全国のポルシェ正規販売店にて開始する

    新型カイエンGTSは、その名前自体が卓越したスポーティな性格を表している。3つのアルファベット、GTSのルーツは1963年にデビューした904カレラGTSにまで遡る。2007年、カイエンGTSは、そのイニシャルを現代に甦らせた初めてのポルシェとなった。

    それ以来、GTSはポルシェにおいて極めてスポーティなモデルを意味している。カイエンGTSと同時に新しくモデルレンジに加わる新型カイエンは、最適化された3.6リッターV型6気筒ガソリンエンジンを搭載する。

    ポルシェのドライバーは、2ドアであっても4ドアであっても、自身のポルシェがスポーティであることを望む。カイエンGTSは、現在ポルシェで最も成功しているモデルレンジの中で11パーセントという高い割合を占めている。4ドアスポーツカーであるカイエン モデルレンジは、これまで長年にわたりポルシェの成長に大きく貢献してきた。カイエン モデルレンジにより、ポルシェは広範囲でダイナミックなラインナップを今後も継続して提供している。

    カイエンGTSの3.6リッターV型6気筒ツインターボエンジンは、カイエンSに搭載される新しいパワーユニットをパフォーマンス重視で最適化したもの。このエンジンは、燃料消費量を低減させながらより高い性能を発揮する。V型8気筒自然吸気エンジンを搭載した先代モデルと比べ、最高出力は20PS高められて440PSを発生し、最大トルクは85N・m増大して600N・mとなる一方で、燃料消費量は100kmあたり0.9リッター低減されている。カイエンGTSの0 – 100 km/h加速タイムは5.2秒、スポーツクロノパッケージを装着した場合は5.1秒で、それぞれ先代モデルより0.5秒そして0.6秒短縮されている。最高速度は262km/hに達する。標準装備されるスポーツエグゾーストシステムは、たくましいGTSサウンドを奏でる。

    カイエンGTSは、特にそのサスペンションにより、まぎれもないダイナミクスを発揮してドライバーを魅了する。 標準装備のポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)には、特にスポーティなセッティングが施され車高はカイエンSと比べて24mm低く設定される。これに対し、オプションのエアサスペンションを装着した場合にはカイエンSと比較して車高が20mm低く設定される。さらに、カイエン ターボから流用されたブレーキシステムも標準装備に含まれており、フロント390mm、リア358mmのディスクにターボモデル特有のレッドに塗装されたブレーキキャリパーが組み合わされる。

    特徴的なデザインも、カイエンGTSの外観をスポーティに見せている。標準装備として、カイエン ターボと同じ大型エアインテークを備えるフロントセクションとスポーツデザインパッケージがある。このパッケージでは、輪郭が際立つサイドシルとホイールアーチエクステンションに加え、ルーフスポイラーとリアロアパネルもボディカラーと同色に塗装される。全てのロゴ、20インチ RSスパイダー デザイン ホイール、エグゾーストテールパイプ、バイキセノンヘッドライトの内側、およびティンテッドルックのLEDテールライトのフィッティングは、いずれもブラックに塗装されており、印象的なコントラストを生み出します。フロントドアには、際立つGTSロゴが新たに備わる。

    スポーティな性格はインテリアにも及んでいる。標準装備のレザー/アルカンターラ仕上げのGTSスポーツシートには、8-way電動調節機能が組み込まれ、ヘッドレストにはGTSロゴがあしらわれる。アルカンターラは、インテリアの素材として広範囲に使用されている。オプションとして用意されるカーマインレッドまたはロジウムシルバーのGTSインテリアパッケージでは、レブカウンターフェイス、デコレーティブステッチ、ヘッドレストのロゴ、およびシートベルトがコントラストカラー仕上げとなる。

    新しいベースモデルとなるカイエンに使用されるエンジンは、最高出力300PSを発生するお馴染みの3.6リッターV型6気筒自然吸気エンジン。カイエンの0 – 100 km/h加速タイムは先代モデルより0.2秒速い7.7秒(スポーツクロノパッケージ装着車は7.6秒)で、最高速度は先代モデルと同じく230km/h。

    新型カイエンの各モデルと同じく、カイエンも、コースティング機能やオートスタート/ストップ機能、サーマル・マネージメントシステムといった全般的な効率化対策の恩恵を受けている。その結果、燃料消費量は先代モデルよりも0.7リッター/100km低減されて9.2リッター/100kmとなり、これによりCO2排出量は21g/km低減されて215g/kmとなっている。

    新型カイエンも先代モデルと比べていっそう充実した標準装備を誇る。その中には、オートスタート/ストップ機能とコースティング機能を備える新しい8速ティプトロニックS に加えて、パドルシフト付マルチファンクションスポーツステアリングホイール、オートマチックテールゲートなども含まれる。

    新型カイエンとカイエンGTSは、ロサンゼルスモーターショー2014において11月19日にワールドプレミアを果たします。

    新型カイエン / カイエン GTS 価格(税込)

    カイエン (8速ティプトロニックS・右) ¥8,590,909
    カイエン GTS (8速ティプトロニックS)・右/左 ¥13,892,727

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  • ポルシェ 919ハイブリッド:ステアリングホイール解説

    ポルシェ 919ハイブリッド:ステアリングホイール解説

    ポルシェのワークスチームからFIA世界耐久選手権(WEC)のル・マン・プロトタイプ・クラス1(LMP1)に参戦する919ハイブリッドは、ステアリングホイールで各種のセッティングを行うことができる。

    ドライバーは両手でコンピューターを操作することができる。彼らは、ポルシェが製造した最も複雑なレーシングカーを制御するために、ステアリング上24個のボタン/スイッチと裏側6つのパドルを操作しなければならない。

    一般的にはステアリングホイールと呼ばれているが、919ハイブリッドのそれは多くのレーシングカーと同じように円形ではなくフラットな矩形で、これはドライバー交代に必要なスペースを確保するための形状。この形状でなければ、特にマーク・ウェバーやブレンドン・ハートレーなど長身のドライバーは、長い脚を迅速に収めるために苦労することになる。

    ポルシェ 919ハイブリッド ステアリングホイール

    中央の大型ディスプレイは、ドライバーに多くの情報を提供する。情報には、速度、選択ギア、選択中のエンジンマネージメント、リチウムイオンバッテリーの充電状態(前輪を駆動するためにどのくらいの電気エネルギーを使用できるか)が含まれる。919ハイブリッドでは、フロントアクスルの電気モーターが後輪を駆動する2リッター4気筒ターボエンジンをアシストする。左上のコントロールボタンで表示される情報を選択し、右グリップのコントロールボタンで夜間にディスプレイの輝度を下げる。同様に左グリップのコントロールボタンは、ピット無線の音量調節用で、右上の4つめのロータリースイッチはフロントワイパーの作動間隔を変更するためのもの。

    ステアリングホイールのボタン/スイッチは、ドライバーがレースで確実に操作できるように、慎重に配置されている。最も頻繁に使用するボタンは、親指が届くように上部外端に沿って配置されている。最も頻繁に使用する右上のブルーボタンは、ヘッドライトフラッシャー。これは、WECにおいて、速いプロトタイプが遅い車両を追い越す前に警告用に使用する。一度押すとヘッドライトが3回点滅する。当然、昼間はヘッドライトの点滅を確認するのが難しいので、ドライバーはほとんど親指をそこに置いたままになる。

    左上のレッドボタンも使用頻度が高く、バッテリーからエレクトリックパワーを引き出すときに使用する。いわゆる「ブースト」。ドライバーは追い越すためにブーストできるが、1周のエネルギー量は規定されているので、パワーの割り当てには注意が必要。ル・マンの1周で使用できるエネルギー量は6MJで、短い距離のサーキットでは変わってくる。トラフィックから抜け出すために周回の途中でエネルギーを消費すると、ストレートの最後で使えなくなる。

    左右のさらに内側には、駆動力を前輪と後輪にバランス良く配分するために、フロントとリアのトラクションコントロールを調節するプラスとマイナスのスイッチがある。イエロー、ブルー、ピンクのこれらのスイッチは、それほど頻繁に使用されることはない。

    さらに下のオレンジボタンは、ドリンクシステム(左)と、トランスミッションのニュートラルボタン(右)。左下のレッドボタンは、フロントウインドウウォッシャーで、右側のレッドボタンは、速度が制限されているピットレーンを走行するときに使用するスピードリミッター。

    中央上部には無線コミュニケーションのグリーンボタン(左)と、OKボタン(右)がある。ドライバーは、OKボタンを使用してピット無線を介して要求のあったセッティングの変更を実施したことを伝える。ロータリースイッチを使用するセッティングの変更は、片方の手をステアリングホイールのグリップから放す必要があるため通常はストレートで行う。

    「マルチ」と呼ばれる2つのロータリースイッチは互いに連携している。左側はABC設定、右側は数値設定。エンジンマネージメントやフューエルマネージメントのプログラムは、A2やB3など文字と数字の組み合わせによって指示される。他の3つのロータリースイッチは、ブレーキバランスのプリセレクト、トラクションコントロールのウェットコンディションまたはドライコンディションのセッティング、およびハイブリッドプログラムに使用する。

    スイッチは夜間でも簡単に識別できるように、ドライバーのヘルメットに取り付けたブラックライトランプに反応する蛍光カラーが使用されている。

    ステアリングホイールはカーボン製で、グリップハンドルは滑り止めラバーで覆われている。パワーステアリングシステムにより、細いグリップにもかかわらずドライバーはステアリングを問題なく操作することができる。ステアリングホイール裏側には6つのパドルが配置されている。中央のパドルはギアチェンジに使用し、右パドルを引くとシフトアップ、左パドルを引くとシフトダウンする。左右が同じ機能をもつ一番下のパドルはクラッチ操作用。右コーナーか左コーナーかによって、使いやすいほうを選択することができる。左上のパドルはブースト用で、ドライバーは好みでフロントのボタンかこのパドルを使用することができ、右上のパドルによってエネルギーの回生を手動で作動させることができる。ドライバーはハンドブレーキをかけるような感覚で、運動エネルギーから得た電気エネルギーをバッテリーのリザーバーに供給できる。

  • ジェンソン・バトンのマネージャー、ポルシェとの交渉を認める

    ジェンソン・バトンのマネージャー、ポルシェとの交渉を認める

    ジェンソン・バトンのマネジャーを務めるリチャード・ゴッダードは、ジェンソン・バトンがマクラーレンのシートを失った場合、2015年はル・マンのスポーツカーシリーズに転向する可能性があるとし、ポルシェと話し合いをしていることを認めた。

    2014年シーズンも残り3レースとなったが、マクラーレンは、まだ来季のドライバーラインアップを公表していない。マクラーレンは、フェラーリ離脱が濃厚とされるフェルナンド・アロンソと交渉していると報じられている。

    リチャード・ゴッダードは「マクラーレンは、自分たちがどうするつもりなのかわかっていないし、ラインなップがどうなるかも知らない」と Daily Mail にコメント。

    「ジェンソンは、非常に競争力のあるレーシングドライバーであり、レースをしたがっている。F1の後方グリッドに座るには優秀すぎる。F1で競争力のあるマシンに乗るか、別のところでそれを見つけるかだ」

    同紙によると、ジェンソン・バトンはすでにポルシェと話し合いを行っているという。

    ル・マン24時間レースを含む世界耐久選手権でポルシェを駆るドライバーには、かつてジェンソン・バトンと共にF1を戦ったマーク・ウェバーがいる。

    「世界耐久選手権は勢力を増している素晴らしいシリーズであり、そこで戦うマークは多くを加えている」とリチャード・ゴッダードは述べた。

    現在、現役F1ドライバーの中で最も経験豊富なジェンソン・バトンは263戦に出走し、15勝を記録している。

  • ポルシェ、3位表彰台を獲得 (WEC第5戦富士)

    ポルシェ、3位表彰台を獲得 (WEC第5戦富士)

    ポルシェのワークスチームから世界耐久選手権(WEC)にエントリーする919ハイブリッドは、今シーズン2度目となるポディウムフィニッシュを富士スピードウェイにて開催された6時間耐久レースで達成した。

    WECの第5戦として開催された富士でのレースは大きな混乱も無くドライコンディションの中、進んだ。ポルシェ919ハイブリッド(カーナンバー20)のティモ・ベルンハルト(ドイツ)/ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)/マーク・ウェバー(オーストラリア)組は見事3位でゴール。マーク・ウェバーは 1:27.759 (12周目)でファステストラップも記録している。

    カーナンバー14 の919ハイブリッドをドライブするロマン・デュマ(フランス)/ニール・ジャニ(スイス)/マルク・リーブ(ドイツ)組は続いて4位でチェッカーを受けた。

    マルク・リープがスタートドライバーを務めたカーナンバー14 はオープニングラップを4位で終えた後、36ラップを周回して3位にあがりジャニに交代した。ニール・ジャニは73周目にタイヤ交換を行い、110ラップした時点でロマン・デュマにステアリングを託した。ロマン・デュマは147ラップ目にタイヤ交換と給油をして3位でコースに戻った。最終スティントの184ラップでは3位に浮上したが、220ラップ目にピットストップを行い4位でクルマをゴールまで運んだ。

    カーナンバー20はスタートからしばらくトップ争いを繰り広げたが、スローパンクチャーによりピットストップを余儀なくされる。ダブルスティントを1セットのタイヤで走りきった後、84周でティモ・ベルンハルトにシートを譲った。ティモ・ベルンハルトもダブルスティントを担当し122周でタイヤ交換および給油を行い、ブrネンドン・ハートレーに交代。919ハイブリッドは197周目に最後のタイヤ交換および給油を行う。見事、重責を果たした形のブレンドン・ハートレーは3位でチェッカーを受けた。

    ヴォルフガング・ハッツ (ポルシェAGの研究開発担当役員)
    「このレースにおける目標は達成いたしました。2台は完走し、そのうち1台は表彰台にのりました。序盤はトップ争いにも絡み力強いパフォーマンスを見せて、3位と4位を獲得出来たのです。このレースで見せたように、今後も進歩しつづけます」

    フリッツ・エンツィンガー (ポルシェAG LMP1プロジェクト トップ)
    「素晴らしい結果です。何よりも今週末に我々が遂げた大きな進歩を誇らしく思います。金曜日は大変な思いをしましたが、セッションごとに改善を重ねて見事な予選、そして決勝ではしっかりと結果につなげることができました」

    アンドレア・ザイドル (LMP1チーム監督)
    「3位と4位は最良の出来といって良いでしょう。クルマもチームも優れたパフォーマンスを発揮しました。現場に居るスタッフだけでなくヴァイザッハに残った皆と一緒に勝ち取った成績です。デビューから5レースにして、初めて2台ともトラブル無くレースを完走しました。ゼッケン20は戦略面でも上手くいきました。ゼッケン14のドライバーは素晴らしい走りをしてくれました。ワンツーフィニッシュで完勝したトヨタにも拍手を送ります」

    ロマン・デュマ (カーナンバー14)
    「3位と4位を獲得したことがチームにとって重要です。しかし、まだまだやるべきことはたくさんあります。919ハイブリッドのポテンシャルはこんなものではありません」

    ニール・ジャニ (カーナンバー14)
    「トリッキーなコンディションの中、ダブルスティントを1セットのタイヤで走り切りました。他者を抜かす際にラインを外すとタイヤがすぐにタイヤカスを拾ってしまうと、なかなかキレイな状態には戻らなかったのです。スティント後半には、路面状況は悪化していきました」

    マルク・リーブ (カーナンバー14)
    「スタートとフィニッシュを担当しました。最初の周では何度もポジションが入れ替わりました。幸いなことにトラブルとは無縁で、後半は特にGTクラスの車両をパスする際には注意を払いました。タイヤのでグレーションは思ったほどではなかったのですが、それでもダブルスティントでは大きな負担になりました。しかし919ハイブリッドは間違いなく進歩しています」

    ティモ・ベルンハルト (カーナンバー20)
    「トラブル無くダブルスティントを終えました。しかし早い段階でタイヤ交換を行いライバルたちと争うことがなかったため、レース中のリズムを失ったのも事実です。タイヤマネージメントには手こずりましたが、2度目の表彰台を獲得しました。これ以上、何を望むことがあるのでしょうか?メカニックとエンジニアに感謝しています」。

    ブレンドン・ハートレー(カーナンバー20)
    「レースを楽しむことができました。ポルシェのワークスドライバーとして2度目のポディウムは素晴らしい経験となりました。スタート直後のスローパンクチャーにも関わらず、チームはレース中ほとんどをダブルスティントでこなしました。チームメイトのマークとティモを誇りに思います。我々ドライバーはチームとともに急激に成長できました。このままで行けば初勝利にも近づけるでしょう。クルマも素晴らしく、ここでは大きく2歩前進したと言ってよいと思います」

    マーク・ウェバー (カーナンバー20)
    「良いスタートでトヨタにプレッシャーを掛けることができました。しかし左リヤがパンクし、優勝のチャンスが遠のいたのです。交換したタイヤでダブルスティントを走行しましたが、このピットストップでタイムを失いました。ティモとブレンドンの素晴らしいドライビングで3位を獲得することが出来ました」