カテゴリー: ピエール・ガスリー

  • ピエール・ガスリー 「アルファタウリ・ホンダF1は一番クールなチーム」

    ピエール・ガスリー 「アルファタウリ・ホンダF1は一番クールなチーム」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが、レッドブルの公式サイトのインタビューでF1イタリアGPでのF1初優勝について改めて語った。

    F1イタリアGPでの衝撃的な優勝はこの1週間の大きな話題となった。2台のセーフティカー、赤旗中断、ルイス・ハミルトンのストップ&ゴーペナルティなど、あらゆる状況が味方し、最後はカルロス・サインツ(マクラーレン)を抑えてF1初優勝を飾った。

    ピエール・ガスリーは、スリリングな勝利、スポーツのヤングガンとの今後の戦い、そして、グリッド上で“最もクール”なチームで運転していることについて語った。

    マクロン大統領から電話があったそうですね。彼は何と言っていましたか? 他に誰と連絡を取りましたか?
    過去24時間に受けた電話の中で最も予期せぬものであり、最高の電話だった。彼は『僕を祝福したかった。本当に誇りに思っていて、国全体が僕が達成したことを誇りに思っている』と言ってくれた。僕たちはF1の表彰台でフランスの国歌を聴くのに24年も待たなければならなかった。大統領からのこのような言葉はとても感動的だし、僕たちが達成したことの凄さを少し実感した。もちろん、誇らしく思ったし、本当に幸せな気分になった。まだすべてのメッセージに目を通せていないんだ。レース以降、本当に忙しくて、クレイジーだった。でも、予期せぬ人々からメッセージがあった。ネイマールJr、(キリアン)ムバッペ、ダニエウ・アルベス、(アドリアン)ラビオ、(アントワーヌ)グリーズマンなどの多くのサッカー選手だけでなく、バスケットボール選手、テニス選手、サイクリストもいる。とにかく物凄いことだ。受け取ったすべてのメッセージとサポートをまだ信じられない。特別な気分になるね。

    あなたはマックス・フェルスタッペン、ランス・ストロール、シャルル・ルクレール、ランド・ノリス、ジョージ・ラッセルといった若くエキサイティングな世代のドライバーの一人です。今後、F1は若手の間での思い出に残る戦いを目にすることになると思いますか?
    そうなるとかなり確信しているよ! 僕たちはカートをかなり若い年齢で初めて、事ある時期にF1に道から到達したけど、今は全員が同じグリッドに戻ってきているし、カート時代と同じように全員が一緒に戦うことを望んでいる。今後もそうなると思っている。

    全員が恐れを知らず、楽しみに満ちているようです。それはF1の将来にとってどれくらいポジティブなことですか?
    良いことだと思います。予想外の表彰台であり、予想外の勝利だったし、、F1にとって素晴らしいことだと人々はっていた。それが人々が見たがっていることだとね。彼らは予測不可能なときが好きなようだ。レース終了後、たくさんの素晴らしいフィードバックをもらった。将来このようなレースがもっと見られるようになるといいね。

    シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンとのコール・オブ・デューティについて話してもらえますか? 誰が勝ちますか?
    実際、僕たち全員を一緒に組んでやっている。お互いを倒そうとするのとはちょっと違っていて、一緒に勝つ方法を考えなければならなかった。本当に楽しかった。ルイスもことは本当に好きだし、シャルルのことはもう少し長く知っている。2年前にルイスと知り合いになった。僕たちはたくさんの楽しい時間を過ごしたし、新型コトナウイルスによって、人生がそれほど楽しくも刺激的でもなく、アドレナリンも興奮もそれほどなくなってしまったので、リラックスするのに良い方法だった。でもコース上ではまた別の話だ。

    スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは、エネルギーと積極性に満ちたチームです。チームの考え方が結果にどのように役立っていますか?
    今年のスタート以降、人々はほとんど同じだけど、チームにとって新たなスタートとなった。彼らが僕たちちのチームに取り入れているビジョンだけでなく、ブランドも本当に気に入っている。僕は常にファッションが大好きだし、2つの情熱を一緒に持っている理想的な状況だ。ビジョンとエネルギーを本当に気に入っている。フレッシュでクールだ。そして、誰もがそれを楽しんでいると思う。誰もが僕たちがグリッドで最もクールなキットを持っていると言っているし、一番クールなチームだ!

  • ピエール・ガスリー 「ベッテルから月曜日に祝福の電話をもらった」

    ピエール・ガスリー 「ベッテルから月曜日に祝福の電話をもらった」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、先週末のF1イタリアGPでの衝撃的なF1初優勝の後、セバスチャン・ベッテルから祝福の電話をもらったことを明かした。

    2019年にレッドブル・ホンダから降格させられたピエール・ガスリーにとって、“Bチーム”であるアルファタウリ・ホンダでの優勝はスイートな復讐だった。

    ピエール・ガスリーのF1初優勝には、フランス大領領やネイマールやエムバペといったサッカー界のスター選手から祝福の電話やメッセージが相次いだが、レッドブル上層部もガスリーのパフォーマンスに脱帽した一人だった。

    「ヘルムートはモンツァで祝福してくれたし、テキストを送ってくれた。クリスチャンも同じだ。二人とも僕の成功に本当に満足してくれていた」

    また、先輩であるセバスチャン・ベッテルからも特別な電話があったと語る。

    「セブ(ベッテル)が月曜日に電話をくれて、トロロッソでは勝利したのは僕たち2人だけだと言ってくれた」とピエール・ガスリーは語った。

    「ご存知のように、彼は2008年に勝利し、レッドブルと4つのワールドチャンピオンシップに勝った。このチームのウィナーズクラブで彼に加わることできて本当にうれしく思っている」

    「あのレースに勝って、非常に特別な感じがしている」とピエール・ガスリーは付け加えた。

    「すべてのF1ドライバーにとって子供の頃からの夢の1つだと思う。自分のことを振り返れば、たぶん6歳の時からF1を見始めて、ミハエル(シューマッハ)が表彰台の最上段に上がっているのを見て、両親に『よし、決めた。いつかこの人のようになりたい』と言ったのを覚えている」

    「6歳から24歳に至るまで多くのことが起こり、モンツァでこれを実現した。多くのハードワーク、多くの犠牲があったし、これを実現するために多くの人々が僕を助けてくれた」

    「すべてのドライバーがこのような感情を抱き、この瞬間をいつか生きたいと思っている。僕にとって本当に特別なことだった。ミッドフィールドチームであるアルファタウリにみんなが期待していることではないと思うし、そのことがあの勝利をさらにパワフルでと特別なものにしていると思う」

    ピエール・ガスリーの勝利は、フランス人ドライバーとして1996年のF1モナコGPでのオリビエ・パニス以来の勝利となる。

    「過去18か月間に起こったすべての後、あまり公平ではないと感じたこともあったし、コース上で答えを出したいと思っていた」とピエール・ガスリーは語る。

    「自分のフラストレーションを解消するためにメディアに出たことはない。言われたいくつかのことには同意してはいたけど、そうすることはプロではないと感じていた」

    「自分のためにそれを貫いたし、『OK、毎日、レースごと、自分のパフォーマンス、自分自身に集中しよう』と言い聞かせてきた、アスリートとして、ドライバーとして、人として、自分自身を向上して、コース上に強力なパフォーマンスをするように努めてきた」

    「当然、昨年のブラジルでの表彰台はすでに素晴らしいものだった。僕たちはそんなこと予想していなかった。それから数か月後にアルファタウリで初勝利を収めたことは、おそらく最良の答えだった」

    「でも、現時点では、アルファタウリと一緒にそれを楽しむことが重要だと思います。これによって将来どんな機会がもたらされるか見ていくつもりだ」

  • ピエール・ガスリー 「機会があるならレッドブル・ホンダF1に戻りたい」

    ピエール・ガスリー 「機会があるならレッドブル・ホンダF1に戻りたい」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、“可能な限り最速のF1マシン”で戦いたいと思っており、チャンスがあるならばレッドブル・ホンダF1に戻りたいと述べた。

    ピエール・ガスリーは、波乱となった前戦F1イタリアGPで終盤にマクラーレンのカルロス・サインツを抑えきって誰も予想していなかったF1初優勝を達成した。

    レースに勝利する前からピエール・ガスリーは、今シーズン際立ったパフォーマンスを示しているドライバーの一人であり、奮闘を続けているアレクサンダー・アルボンに代わってレッドブル・ホンダF1に復帰するのではとの推測を生んだ。

    2019年に成績不振を理由にレッドブル・ホンダF1からトロロッソに降格させられたピエール・ガスリーだが、F1ブラジルGPで2位表彰台を獲得。そして、先週末のF1イタリアGPで優勝し、際立った復調をみせている。一方のアレクサンダー・アルボンは何度かチャンスはあったものの、まだ表彰台に上がることができてない。

    F1トスカーナGPに先駆けてムジェロで記者会見に登場したピエール・ガスリーには、レッドブル・ホンダF1に戻りたいと思っているかとの質問が飛んだ。

    「僕は競争力があるし、可能な限り最高のポジションを獲得するために可能な限り最速のマシンに乗りたいというのは全てのレーシングドライバーの目標だとずっと言ってきた」

    「現時点で高いレベルでパフォーマンスを発揮できているし、アルファタウリのマシンから実際にすべてを引き出せていると感じているけど、僕の個人的な目標はより定期的に表彰台を争って、可能であれば勝利とチャンピオンシップを戦うことだ。僕は常に最速のマシンに乗ろうと努力している。それが常に目標だ」

    ピエール・ガスリーは、自分の勝利についてレッドブル・ホンダF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーやコンサルタントのヘルムート・マルコとまだ話せていないと語った。

    「現時点ではそのようなことを話すチャンスは本当になかった」とピエール・ガスリーは語った。

    「ヘルムートはモンツァで祝福してくれたし、テキストを送ってくれた。クリスチャンも同じだ。二人とも僕の成功に本当に満足してくれていた。将来にむけてどう変わるかは現時点ではあまり考えていない。彼らと何も話し合っていない」

    「でも、セブ(ベッテル)が月曜日に電話をくれて、トロロッソでは勝利したのは僕たち2人だけだと言ってくれた。ご存知のように、彼は2008年に勝利し、レッドブルと4つのワールドチャンピオンシップに勝った。このチームのウィナーズクラブで彼に加わることできて本当にうれしく思っている」

    「将来どのようなチャンスがあるかを見ていくつもりではあるけど、とにかく現時点ではこのチーム、アルファタウリと祝うためにこの時間をとりたい。今年の終わりまでには、まだまだ多くのレースがあるし、非常に高いレベルでパフォーマンスを発揮する必要があるし、現時点ではそのことに焦点を当てている」

  • ピエール・ガスリー 「トロロッソに降格したときは勝てるとは思わなかった」

    ピエール・ガスリー 「トロロッソに降格したときは勝てるとは思わなかった」

    ピエール・ガスリーは、1年前にレッドブルからトロロッソに降格させられたときにはF1で優勝できるとは思っていなかったと語る。

    先週末のF1イタリアGPでピエール・ガスリーは、アルファタウリのマシンで衝撃的な優勝を果たした。タイヤ交換、セーフティカーのタイミング、ルイス・ハミルトン(メルセデス)の10秒のストップ&ゴーペナルティなど、すべてがガスリーの勝利をお膳立てした。

    ピエール・ガスリーは、ルノーに移籍したダニエル・リカルドの後任として2019年にトロロッソからレッドブル・レーシングに昇格したが、成績不振を理由にわずか5か月でアレクサンダー・アルボンと交代させられトロロッソに戻された。

    そこでパフォーマンスを取り戻したピエール・ガスリーはF1ブラジルGPでF1初表彰台となる2位フィニッシュ。そして、アルファタウリ・ホンダに名前を変えたチームでF1イタリアGPでビッグチームを倒して優勝。いくつもの偶然が重なった勝利とはいえ、そのストーリーは大きな感動を生んだ。

    「個人的にはF1での初勝利を収めることがどれほど重要であったかは分かっている」とピエール・ガスリーは語る。

    「まだF1で3シーズン目だし、過去2年間で多くの経験を積んでいきたけど、僕は今でもこの世界にあまり慣れていないと感じているし、1年ごとに改善していて、絶えず向上している」

    「1年前にトロロッソに戻ったときに、勝てるとは思っていなかった」

    「(2019年のF1ブラジルGPの)表彰台はすでに予想外だったし、昨年の大きなハイライトだった。いつも最高のシナリオ、最高のスタート、最高のレース、すべてを最高の方法で想像しようとするものだけど、その気持ちに備える準備はできていなかった」

    「僕たちは、F1でのトロロッソの歴史全体で1回しか勝利がないことを知っている。実際、フランツ(トスト/チーム代表)は『今回、ドライでそれを達成したことを本当に誇りに思っている』と言ってくれた。とても困難だったけど、自分のスピードを示すことができてとても幸せだ」

    「昨年からずっとレースごとに自分が強くなり続けようと努力してきた。今日、アルファタウリとホンダと一緒に僕たちがやってきたすべてのハードワークが成果を挙げたことを本当に嬉しく思う」

  • 【動画】 ホンダF1、ピエール・ガスリー優勝の感動をチーム目線で密着

    【動画】 ホンダF1、ピエール・ガスリー優勝の感動をチーム目線で密着

    ホンダF1は、F1イタリアGPでのピエール・ガスリーのF1初優勝の感動の瞬間をアルファタウリ・ホンダのチーム目線で密着した動画を公開した。

    『POST-RACE CELEBRATIONS AT MONZA』と題されたこの動画は、トップを走行するピエール・ガスリーがチェッカーを受ける瞬間を固唾を飲んで見守るアルファタウリ・ホンダのメカニックたちの映像からスタート。

    そして、ピエール・ガスリーのF1初優勝が決まった瞬間、メカニックたちはガレージを飛び出し、抱き合い、喜びを表現。パルクフェルメに並んだピエール・ガスリーに声援を送り、表彰台の下でシャンパンを浴びた。その後も優勝トロフィーとともに記念撮影をするなど、どの瞬間を切り取っても喜びが伝わってくる動画となっている。

  • ピエール・ガスリー、F1王者ハミルトンから称賛に感激 「特別な存在」

    ピエール・ガスリー、F1王者ハミルトンから称賛に感激 「特別な存在」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、F1イタリアGPでは初優勝した後にルイス・ハミルトン(メルセデス)がかけてくれた称賛の言葉る“非常に感動的”だったと語り、過去数か月にわたってハミルトンから多くのアドバイスをもらっていたと明かした。

    ルイス・ハミルトンは、F1初優勝を挙げたピエール・ガスリーを真っ先に祝福。Bチームであるアルファタウリ・ホンダで勝利を収めたガスリーは、レッドブル・ホンダで2度目のチャンスを与えられるに値することを証明したと称賛した。

    「彼の成長を見てほしい・・・レッドブルにいた彼は降格させられた。不当だと思うし、彼は成長する時間を与えられなかった。彼は今Bチームで走っていて、そのBチームでAチームを倒した。本当に笑顔になる。彼は本当にそれに値するドライバーだと思うからね。彼にはトップチームに戻る価値がある」

    「そして、必ずしもそれほど速くないチームで自信をつけ、今年、彼がその車ですでに持っていた本当に素晴らしいパフォーマンスを発揮し、そして勝利を得た・・・そんなこと簡単にできることではない」とルイス・ハミルトンは語った。

    ピエール・ガスリーは、ルイス・ハミルトンとの関係について ESPN F1 Podcast に語った。

    「僕にとってルイスはとても特別な存在だ。子供の頃から見ていたし、僕が見た中ではおそらく最高のF1ドライバーだ。最高のドライバーでないにしても少なくとも最高の2~3人のドライバーのうちの1人だよね」

    「だから、もちろん彼が言ってくれた言葉を聞いたときはとても感動したし、信じられなかったけど、奇妙な感じもした。10歳の時から彼のことを見ていたし、いつも最高なお手本だった。今、僕はそんな彼と競争していて、あのように僕のことを話してくれるんだからね」

    「この2年間で、彼と少し仲良くなった。実際には、前日の土曜日、レース前、そして、週末を通して、彼にいろいろとアドバイスを求めたくて、テキストメッセージを送っていた。彼はいつもとても親切で、とてもオープンで、いつも助けようとしてくれた」

    「6回もF1ワールドチャンピオンを獲得して、あと数カ月で7回目のF1ワールドチャンピオンになるような人からそのような力強い言葉を受け取るのは本当に特別なことだ」

    ルイス・ハミルトンはあと2勝でミハエル・シューマッハの持つF1最多勝利記録の91勝の記録に並ぶ。また、今年の終わりにはシューマッハが保持するF1最多となる7回のF1ワールドチャンピオン獲得数記録にも並ぶことになるだろう。

    ピエール・ガスリーは、多くの成功を収めた人から学びたいと思うのは当然のことだと語った。

    「ルイスやセブ(ベッテル)について考えている。現在、彼らはF1で最も成功している人たちだ。最高であることには理由がある。僕にとってそういう人たちとその経験から学ぶべきことがたくさんあると思っている」

    「彼らがどのように勢いを保ち、どのように何年にもわたって成功を収めたきのか質問して理解をしたいと思うものだ。ルイスの印象的な点は、F1で1年目からトップに立ち、年を追うごとに強くなっていることだ。彼はF1での最初のシーズンからトップレベルにいた。それは僕にとって信じられないことだ。もちろん、彼から学べることはすべて学んで、どんなことでも吸収したいと思っている」

    ルイス・ハミルトンも語っていたが、ピエール・ガスリーは、新型コロナウイルスのロックダウン中にオンラインゲームの『コール・オブ・デューティ』を通して仲良くなったことを明らかにした。

    どちらが優れたプレーヤーかと質問されたピエール・ガスリーは「それに答えづらいね!」とコメント。

    「普段とはかなり違うし、一緒にチームを組んでプレーするのはかなり面白い。勝つにはお互いに助け合う必要があるんだ」

    「新型コロナのロックダウン中はプレイステーションをやる時間が多くなっていたのは確かだ。F1について話し合ったり、お互いについてもう少し知るようになったし、それはとても良かった。僕はその時から多くのことを得た。アドバイスが欲しいと思ったら彼にすぐ連絡できるし、彼はいつも本当にオープンで僕を助けてくれる。彼はとてもいい人だ」

  • ピエール・ガスリー、F1初優勝にフランス大統領から祝福の電話

    ピエール・ガスリー、F1初優勝にフランス大統領から祝福の電話

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、フランス大統領からF1イタリアGPでのF1初優勝を祝福する電話があったことを明らかにした。

    ピエール・ガスリーは、大波乱となったF1イタリアGPでF1初勝利。タイヤ交換、セーフティカーのタイミング、ルイス・ハミルトン(メルセデス)の10秒のストップ&ゴーペナルティなど、すべてがガスリーの勝利をお膳立てした。

    フランス人ドライバーとして優勝は、1996年のF1モナコGPでのオリビエ・パニス以来の快挙となった。

    レース後、ピエール・ガスリーは祝福の電話をかけてくれた人々の中にマクロン大統領がいたことを明かしていた。

    優勝から1時間後にガールフレンドや両親と話したかと質問されたピエール・ガスリーは「彼らと話す時間さえなかった」と Sky Sports にコメント。

    「さっきフランス大統領から電話がかかってきたんだ! エマニュエル・マクロンが僕に電話してきたんだ。かけ直さなきゃね! 一瞬も余裕がなかったから、これからその時間を取るつもりだ」

    そして、日曜日の夜遅くにピエール・ガスリーは、マクロン大統領と電話で会話をした。

    「過去24時間に受けた電話の中で最も予期せぬものであり、最高の電話だった」とピエール・ガスリーは語った

    「彼は『僕を祝福したかった。本当に誇りに思っていて、国全体が僕が達成したことを誇りに思っている』と言ってくれた。僕たちはF1の表彰台でフランスの国歌を聴くのに24年も待たなければならなかった。大統領からのこのような言葉はとても感動的だし、僕たちが達成したことの凄さを少し実感した。もちろん、誇らしく思ったし、本当に幸せな気分になった」

    「まだすべてのメッセージに目を通せていないんだ。レース以降、本当に忙しくて、クレイジーだった。でも、予期せぬ人々からメッセージがあった。ネイマールJr、(キリアン)ムバッペ、ダニエウ・アルベス、(アドリアン)ラビオ、(アントワーヌ)グリーズマンなどの多くのサッカー選手だけでなく、バスケットボール選手、テニス選手、サイクリストもいる。とにかく物凄いことだ。

    「受け取ったすべてのメッセージとサポートをまだ信じられない。特別な気分になるね」

  • ホンダF1 山本雅史MD 「ガスリーの優勝は日本で戦うドライバーにも励み」

    ホンダF1 山本雅史MD 「ガスリーの優勝は日本で戦うドライバーにも励み」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史が、F1イタリアGPでのピエール・ガスリーとアルファタウリとの優勝を語った。

    2015年にマクラーレンのパートナーとしてF1復帰したホンダF1が、3年間で契約を解消。供給元がなくなったホンダにアプローチしたのが当時トロロッソと呼ばれていたアルファタウリだった。

    今回のF1イタリアGPではアルファタウリと名前を変えたチームとのトロロッソ時代から数えて50戦という節目のレースだった。アルファタウリ・ホンダF1として、マシンには50戦目を記念するロゴを掲載してレースに挑んだ。

    「2015年にホンダがF1に復帰して、マクラーレンと厳しくもいい経験をさせてもらった後、トスト(フランツ・トスト/チーム代表)さんが迎え入れてくれて、我々がまだわからないことがたくさんあるなかで非常にオープンに迎え入れてくれました」と山本雅史は振り返る。

    「そんな彼らとの50戦目の節目のレース、しかも、彼らのホームレースとなるイタリアGPでガスリーが優勝したことをとてもうれしく思います」

    「実は、レッドブルとの交渉を始める前にトストさんを訪れて『ホンダとしてはレッドブルとも組みたい』という話をしたんです」

    「そうしたら『是非やりなさい』『トロロッソと組んでF1に勝つには5年はかかるから、ホンダはレッドブルと組んで早く勝ちなさい。我々もそれを願っている』と言ってくれたんです」

    「その言葉が忘れられなくて。アルファタウリとも5年以内に勝とうと思っていましたが、まさか50戦目で勝てるとは思っていませんでした」

    奇しくも今回のピエール・ガスリーは、かつて袂を分けたマクラーレンのカルロス・サインツを抑えての勝利だった。

    「マクラーレンに勝ったのは、率直に嬉しいですが、彼らと喧嘩したわけではないです」と山本雅史は語る。

    「ホンダ全体で言えばマクラーレンに負けたら悔しいと思う人の方が多いでしょうし、そういう意味ではサインツに抜かれなくて良かったなと思いますね」

    表彰式ではその“ホンダ”という名前もアナウンスされた。チームの正式名称は『スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ』であるためだ。これは『アストンマーティン・レッドブル・レーシング』とのレースでは得られないことだ。

    「表彰式の場内アナウンスでスクーデリア・アルファタウリ・ホンダと言われたことで喜びもひとしおでしたね」と山本雅史は語る。

    「レッドブルとは何度か優勝していますが、そこでは“ホンダ”という名前は出てこないので特別なものがありました」

    「社長の八郷からのもも『アルファタウリ・ホンダとして勝てたのが本当にうれしい』と何通もメッセージが来てます。とてもうれしいですね」

    優勝したピエール・ガスリーは、山本雅史がホンダのモータースポーツ全般を統括していた2017年にホンダのエンジンを搭載するTEAM MUGENからスーパーフォーミュラに参戦している。日本のレースで活躍したドライバーが優勝したことは、日本のモータースポーツ界にも大きな意味を持つことだと山本雅史は語る。

    「ガスリーはスーパーフォーミュラの最終戦が台風でレースができなくて、僅差でシリーズタイトルを獲れなかったということがありました。日本人にとってもガスリーは印象に残っていると思います」と山本雅史は語る。

    「ホンダが鈴鹿サーキットでやっているSRSのカートやフォーミュラのスクール生を含め、鈴鹿でスーパーフォーミュラというトップカテゴリーで戦っていた選手がF1で勝ったというのは励みになると思います」

    「ホンダとしても嬉しいです。ホンダと付き合いが長いガスリーが、F1に来て3年目で初優勝、しかも、このメルセデス最強時代に勝てたというのは、メルセデスにトラブルがあったとはいえ、その位置にいないと優勝もできないことです」

    「ガスリーが勝ったことは、ファンにとっても、これから頂点を目指すドライバーにとっても励みになると思うので、非常に嬉しく思っています」

  • レッドブルF1首脳 「ピエール・ガスリーの復帰は検討していない」

    レッドブルF1首脳 「ピエール・ガスリーの復帰は検討していない」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは。ピエール・ガスリーの再昇格をまだ検討していないと語る。

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、F1イタリアGPで衝撃的なF1初優勝を達成した後、「強力な結果は何らかの形で報われるはずだ」と L’Equipe に語った。

    「僕はチームに2勝目を届けた。1勝目はセバスチャン・ベッテルだった」

    「今年はマックスと1勝と僕の勝利を除いてメルセデスがすべてのレースで勝利している」

    対照的にアレクサンダー・アルボンはレッドブル・ホンダで苦戦。昨年、ピエール・ガスリーが降格の判断を下されたときよりもわずかに劣っている。

    しかし、レッドブルはアレクサンダー・アルボンへのサポートを継続している。

    今度はピエール・ガスリーがレッドブル・ホンダに復帰する番かと質問されたヘルムート・マルコは「現時点ではそれは考慮されていない」と DPA に語った。

    「ガスリーは、現在アルファタウリにいて、そこで素晴らしい仕事をしているレッドブルドライバーの1人だ。アルファタウリにもチームリーダーが必要だ」

    ここまでレッドブルが頑なにサポートを続けることで、アレクサンダー・アルボンの母国タイの創業者一族ユーウィッタヤー家が株式の51%を保有していることが、アルボンを降格させない理由だとも噂されている。

    だが、ジャンカルロ・ミナルディは、この時点でピエール・ガスリーとアレクサンダー・アルボンを入れ替える必要があるかどうか確信が持てないと語る。レッドブルの買収前、アルファタウリ(以前はトロロッソ)は実際にはジャンカルロ・ミナルディによってミナルディとして設立された。

    「フェルスタッペンだけがレッドブルのマシンの運転方法を知っているのは非常に奇妙だ」とジャンカルロ・ミナルディは La Gazzetta dello Sport に語った。

    「彼の隣にいる誰も苦しんでいるので、何かがおかしい」

    「ガスリーもマックスの隣にいて苦しんだので、アルボンを責めるつもりはない。マックスがマシンを最適化する方法を知っている優れたドライバーであることは明らかだが、他の2人はそうではない」

  • ピエール・ガスリーのF1初優勝をライバルたちも祝福

    ピエール・ガスリーのF1初優勝をライバルたちも祝福

    レースに勝ったF1ドライバーをライバルたちがこぞって称賛することはあまりない。しかし、F1イタリアGPでアルファタウリ・ホンダとともにF1初優勝を達成したピエール・ガスリーには仲間のドライバーから祝福の声が集まった。

    昨年のF1ブラジルGPの2位表彰台と今回のF1イタリアGPでの優勝に重要な役割を果たしたルイス・ハミルトンは、ピエール・ガスリーとプライベートでコル・オブ・デューティをして遊ぶなかであり、真っ先に称賛の言葉を送った

    「本当におめでとう」とストップ&ゴーペナルティによって7位でレースを終えたルイス・ハミルトンはピエール・ガスリーを祝福。

    「彼の成長を見てほしい・・・レッドブルにいた彼は降格させられた。不当だと思うし、彼は成長する時間を与えられなかった。彼は今Bチームで走っていて、そのBチームでAチームを倒した。本当に笑顔になる。彼は本当にそれに値するドライバーだと思うからね。彼にはトップチームに戻る価値がある」

    「そして、必ずしもそれほど速くないチームで自信をつけ、今年、彼がその車ですでに持っていた本当に素晴らしいパフォーマンスを発揮し、そして勝利を得た・・・そんなこと簡単にできることではない」

    パワーユニット問題で30周目にレースをリタイアしたマックス・フェルスタッペンも、元レッドブルでのチームメイトの勝利を称賛した。

    「ピエールとアルファタリがウイークを通じてかなりの速さを発揮し、ここイタリアでとても感動的な結果をつかみ取ってくれたことがうれしい。彼らは最高のメンバーがそろっているし、今夜の快挙を楽しんでくれることを願っている」

    同じフランス人ドライバーのロマン・グロージャンは、レース後の無線で自分のパフォーマンスよりもピエール・ガスリーの業績をたたえた。

    「自分のレースには満足しているが、ピエールのためにとても嬉しく思っている」とロマン・グロージャンはコメント。

    「彼は素晴らしい男だしで、フランスにとって素晴らしい日だ。24年間レースウィナーがいなかったけど、彼はマルセイエーズ(フランス国歌)と共に表彰台に立っている。彼のためにとても嬉しく思う」

    ルノーへと移籍してピエール・ガスリーがレッドブルに昇格するきっかけを作ったダニエル・リカルドも2014年のF1カナダGPでの初勝利は独走すると思われたメルセデスを倒してのことだった。

    「ピエールは称賛に値する」と6位でレースを終えたダニエル・リカルドは語った。

    「簡単な勝利ではない。赤旗は本当にリズムを乱す。精神的に頭の中がかなり混沌するなかで強く保った。彼は称賛に値すると思う」

    「適切なタイミングと場所というのは少しあったけど、彼の業績を下げるものではない。F1での最初のレースでの勝利は、決して手渡されるもんではない。仕事をしなければならないし、僕たち全員にとって精神的にも厳しいレースだった。ストップとスタート。簡単ではなかったし、今日のピエールには脱帽だ」

    パルクフェルメでハグをしてピエール・ガスリーの勝利を祝ったシャルル・ルクレールは「ピエールのために本当にうれしく思う。なんて走りだ。彼は勝利に本当に値する。楽しんでね。ブラボー」とソーシャルメディアで語った。