カテゴリー: ピエール・ガスリー

  • 角田裕毅とピエール・ガスリー F1モナコGPでの接触をめぐり非難の応酬

    角田裕毅とピエール・ガスリー F1モナコGPでの接触をめぐり非難の応酬

    角田裕毅とピエール・ガスリーが、F1モナコGPの序盤に発生した接触事故をめぐって互いに非を認めず、主張が食い違っている。

    両者ともに土曜の予選で苦戦し、角田裕毅は12番グリッド、ピエール・ガスリーは17番グリッドからのスタートとなった。オーバーテイクが困難なモナコでは、順位を上げるにはリスクを伴う果敢な動きが求められる。

    しかし8周目、シケインのブレーキングゾーンでピエール・ガスリーが角田裕毅のRB21に追突し、前方サスペンションを破損。ピットに戻ってリタイアを余儀なくされた。

    「レーシングラインに戻ってきた」
    ピエール・ガスリーはメディアに対し、今回の接触について全面的に角田裕毅に非があると主張した。

    「ユウキがトンネルの前でミスをして、僕はかなり接近していた。これまで毎周、彼は右側のレーシングライン上でブレーキを踏んでいたが、その周は僕がすぐ後ろにいたので左側に留まった」

    「彼は左側でブレーキを踏み始めたから、僕は右側に移って遅めにブレーキングした。ところが彼がレーシングラインに戻ってきてしまって、僕はもう逃げ場がなかった」

    「普通のサーキットなら、ブレーキング中に動いたりしない。ブレーキを踏んだら、そこに留まるべきなんだ。彼は明らかに左側から白線を越えて動いた。きっとあとで話すことになるだろうが、彼にとっても最良の動きではなかったと思う」と怒りをにじませた。

    角田裕毅 モナコGP F1 ピエール・ガスリー

    「もう一度でも同じことをします」
    一方、接触を受けた角田裕毅は大きな損傷を免れ、レースを続行。しかしペースを上げることはできず、最終的に17位でフィニッシュした。

    ピエール・ガスリーの非難に対して、角田裕毅は困惑を示した。

    「正直、よくわからないです。ブレーキング中に動いたりとか、変なことは一切してないです」

    「何が起きたのかはっきり覚えてないですけど、あとから考えると、ただガスリーが僕に突っ込んできたっていう感じですね」

    さらに角田裕毅は、自身に非がないという立場を変えず、「やり直しても同じことをする」と断言した。

    「僕は何も間違ったことはしてないと思ってます。もう一度同じ状況でも、同じようにします」

    「ずっと壁際を走ってましたし、最初から進路も決めてました。ブレーキング中に動くのは嫌だったので、そうならないようにしてました」と語った。

  • 角田裕毅とF1モナコGPで接触のピエール・ガスリーに戒告処分

    角田裕毅とF1モナコGPで接触のピエール・ガスリーに戒告処分

    F1スチュワードは、F1モナコGP決勝中に発生した角田裕毅とピエール・ガスリーの接触事故について判断を下した。

    この元チームメイト同士の接触は、レース9周目にトンネル出口で発生。ガスリーが角田のマシンのリアに追突した。角田裕毅はそのまま走行を続けたが、ガスリーはマシンの左フロントに深刻なダメージを負い、レースからリタイアした。

    このインシデントについて、スチュワードはガスリーに非があると判断し、戒告処分を科した。

    アルピーヌ側は、角田裕毅が「自車とコース端との間に1台分のスペースを残さなかった」と主張し、さらにターン9を抜けたあと左側でブレーキングを開始したのちに「右側へ移動した」と述べていた。

    しかしスチュワードはこれらの主張を退け、次のように見解を示した。

    「ごくわずかな違いはあったものの、角田の走行ラインはそれ以前の周と同様だった。したがって、アペンディックスL(付則L)に違反するような“オフラインでの防御”には該当せず、1台分の幅を残す義務は適用されなかった」

    「また、角田はブレーキング中にポジションを守るために動いたわけではなく、コースの左から右へと続く通常のレーシングラインを取っていたにすぎない」

    「このような状況を踏まえると、モナコのターン10へ向けて22号車を追い抜こうとした試みは野心的で、成功する可能性は低いと考えられる。10号車のドライバーはより慎重に行動すべきであり、過去数周で22号車が右側へ動いていたことを予測すべきだった」

    「さらに、10号車のテレメトリーデータも確認したところ、ブレーキング時にリアタイヤがわずかにロックしており、それにより制動効率が低下し、この接触の一因となった」

    「以上を踏まえ、10号車のドライバーに全責任、もしくは主な責任があると判断した」

    「なお、今回の接触によって22号車には明確かつ即時のスポーツ的損害は認められず、影響を受けたのは主に10号車だった。この点を考慮し、ペナルティガイドラインに従い、戒告(ドライビング)という処分を科すこととした」

  • ピエール・ガスリー F1モナコGPの接触事故で角田裕毅に責任転嫁?

    ピエール・ガスリー F1モナコGPの接触事故で角田裕毅に責任転嫁?

    アルピーヌのピエール・ガスリーは、2025年F1モナコGPの決勝中に発生した接触事故について、ブレーキの不調を訴えつつも、角田裕毅の動きに問題があったと示唆する発言を残した。

    問題が起きたのは9周目。ガスリーはトンネルを抜けてシケインへ進入する際、前を走る元チームメイトの角田裕毅をかわそうとした。そのとき、ガスリーのマシンは角田のリア右側に接触し、前輪が乗り上げるような形になったことで、宙に浮きながらシケインを通過することになった。

    この接触によってガスリーのマシンはブレーキを失い、以後は3輪走行となった。破損した車体はコース上に多数の破片をまき散らしながら、残り約500メートルを走り続けた。実況席からは危険だとする声が上がり、チームラジオではガスリーの「ブレーキがない!」という悲鳴が伝えられた。

    本来であれば緊急用のエスケープロードを選ぶべきところだったが、ガスリーは通常ラインを維持したままピットレーンに進入。そのままの速度で進み続け、自力で停止できない状態となった。最終的に、ピットレーンで待機していたウィリアムズのメカニックたちによって、ようやくマシンが止められた。

    現場を伝えていたSky Sports F1のピットレポーター、テッド・クラヴィッツは、「ガスリーは止まれず、他チームのメカニックに物理的に止められた。本当に危険だった」と状況を説明した。

    このアクシデントを受け、FIAスチュワードはガスリーの行動について調査を開始した。ただし、ブレーキの完全な喪失が確認されたことで、罰則を受ける可能性は低いと見られている。

    一方、接触を受けた角田裕毅は無線で「何やってんだこのバカは!」と怒りをあらわにしていた。

    レース後、ガスリーはSky Sports F1のインタビューで次のように述べている。

    「角田裕毅がブレーキング中に動くとは思わなかった。かなり近づいていたし、彼はかなり早めにブレーキをかけた。右に動いたと思ったら、今度は左にも動いた。接触のあとでブレーキを失ったんだ」

    自らのトラブルを主張しつつ、角田裕毅のライン取りを非難するようなこの発言は、一部で「責任転嫁」と受け取られる可能性もある。

    この接触を除けば、レース中は大きなアクシデントは発生せず、注目されたのは新たに導入された2回のピットストップ義務だった。しかし、各チームがほぼ同様の戦略を選択したため、順位の変動は限定的だった。

    レースはマクラーレンのランド・ノリスがポールポジションからスタートしてそのまま優勝。モナコでの初勝利を挙げ、今季7戦ぶりの優勝となった。2位にはフェラーリのシャルル・ルクレール、3位にはマクラーレンのオスカー・ピアストリが入り、ピアストリはドライバーズランキング首位を維持したが、ノリスとの差は3ポイントに縮まった。

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  • ピエール・ガスリー F1エミリア・ロマーニャGP「攻めすぎて自滅してしまった」

    ピエール・ガスリー F1エミリア・ロマーニャGP「攻めすぎて自滅してしまった」

    アルピーヌF1のピエール・ガスリーは、F1エミリア・ロマーニャGPの決勝を13位で終え、入賞には届かなかった。予選で今季最高の10番手を獲得しながらも、レースでは序盤のミスが響いた。

    その原因は、スタート直後のシャルル・ルクレールとのバトルだった。

    「正直に言えば、自分のレースには満足していない。あのミスは起こしてはいけないものだった」とガスリーはレース後に語った。

    「攻めすぎた。外側からルクレールに並ぼうとしたとき、イン側に十分なスペースを残しているつもりだったけど、実際にステアリングを切ったらまったくグリップがなくて、コーナーを曲がり切れなかった」

    このミスでガスリーは一気に4つのポジションを失い、その後は2ストップ戦略に切り替えることとなった。

    「その後は1ストップ勢と戦える展開になっていたと思うけど、終盤のセーフティカーで彼らはフリーピットストップができた。運も味方してくれなかった」

    ピエール・ガスリー アルピーヌF1チーム エミリア・ロマーニャGP F1

    それでも、アルピーヌのマシンには一定の速さがあると手応えを得たようだ。

    「ワンラップでの速さはあったし、次のモナコでは予選がすべて。今回の予選でのパフォーマンスを活かして、しっかりと勝負したい」

    3戦連続でノーポイントに終わっているアルピーヌだが、モナコでは予選順位が鍵を握るため、巻き返しのチャンスはあるとみられている。

  • ピエール・ガスリー F1エミリア・ロマーニャGP「マシンの感触が完璧だった」

    ピエール・ガスリー F1エミリア・ロマーニャGP「マシンの感触が完璧だった」

    ピエール・ガスリーは、F1エミリア・ロマーニャGPのフリー走行2回目(FP2)を3番手で終えたことに大きな満足感を示した。FP1終盤に思わぬアクシデントでマシンにダメージを負いながらも、FP2ではマシンのフィーリングが良好であることを実感できたと語っている。

    このセッションでは、マクラーレン勢のオスカー・ピアストリとランド・ノリスが再び1-2を記録したが、ガスリーはその2人に続く3番手タイムをマークし、ジョージ・ラッセルやマックス・フェルスタッペンを上回った。

    セッション後、アルピーヌF1チームのガスリーは笑顔を浮かべながら振り返った。

    「今日は本当に素晴らしい金曜日だった。1周目から、マイアミのときと比べてマシンの状態がずっと良くなっていると感じた」

    「前回のレース後に残った疑問点にも、ある程度答えを見つけられたし、マシンのフィーリングにはすごく満足している。クルマが自分の思うように反応してくれるし、限界まで攻めていける。とても気持ちのいい感覚だよ」

    「もちろん、金曜日から土曜日にかけて他のチームがどこまで引き出してくるかは分からないけど、今年ここまでで一番いい金曜日だったと言っていいと思う」

    このポジティブな結果は、FP1終盤の難しい展開を踏まえると、アルピーヌF1チームにとっても大きな挽回となった。FP1では、ガスリーのマシンが偶然コースに現れた動物と接触するという、珍しい出来事があった。

    「本当に残念なことだけど……小さな猫か大きなウサギか分からなかったけど、結局それは大きなウサギだったんだ。ただ飛び出してきて、避けきれなかった。フロントウイングにかなりの衝撃があって、ウサギは残念な結果になってしまったし、フロントウイングも壊れてしまった。あまりいい終わり方ではなかったよ」

    ピエール・ガスリー アルピーヌF1チーム エミリア・ロマーニャGPピエール・ガスリー、F1エミリア・ロマーニャGPの金曜セッションに満足感

    損傷の程度と、FP2までに修復作業を終えられたことについても、次のように語った。

    「パーツはできる限り大事に扱おうといつも心がけているから、こういうことが起きるのは本当に残念だった」

    「フロントウイングとフロアにはかなりのダメージがあって、メカニックたちが一部はすごくうまく修復してくれた。でも、やっぱりこういうことはない方がよかったよね」

    そして、土曜の予選に向けてガスリーは自信をのぞかせた。

    「Q3進出については、いけると思う」

    「土曜日には全体的に差がさらに縮まると思うけど、今の感触を維持して、明日に向けてもう少しタイムを見つけられれば、トップ10争いに加われると思う。それが楽しみなんだ」

    「いい形で週末をスタートできたし、ここからどう展開していくか、ワクワクしてる」

  • ガスリー 不運のウサギ接触「避けられなかった」F1エミリア・ロマーニャGP

    ガスリー 不運のウサギ接触「避けられなかった」F1エミリア・ロマーニャGP

    ピエール・ガスリーは、F1エミリア・ロマーニャGPのフリー走行1回目でウサギと接触してしまったことを明かし、フロントウイングに損傷を負ったと語った。

    FP1中、ガスリーはバリアンテ・アルタのシケインに差し掛かっていたが、その際にウサギがコースを横切り、ガスリーのアルピーヌに衝突。ガスリーは避けることができず、そのウサギは命を落とした。

    「本当に悲しいけど、最初は何だったのか判断できなかった。実際には、コースを跳ねて横切っていた大きなウサギだったんだ」とガスリーは説明した。

    「避けることができなかったし、かなり大きな衝撃がフロントウイングに加わった。そして残念ながら、それで終わりだった。ウサギは命を落とし、ウイングも壊れてしまった。理想的な展開ではなかったけど、望んでいたセッションにはならなかったし、そういう出来事は残念だ。僕たちはいつもパーツを大事に扱おうとしているから、こういうことが起きると本当に困る」

    「それでも、今日は非常に良い金曜日だったよ」

    「走り始めからマシンの感触はマイアミよりもはるかによくて、抱えていたいくつかの疑問にも答えが見つかったのが嬉しい」

    「マシンは僕の望む通りに反応してくれるし、本当に限界まで攻められていると感じている。とても良いフィーリングだし、パフォーマンスもある」

    「もちろん、金曜から土曜にかけて他のチームがパフォーマンスを上げてくるのは分かっているけど、それでも今年ここまでの金曜日では一番良かったと言っていいと思う」

    エミリア・ロマーニャGP F1 ピエール・ガスリー

  • ピエール・ガスリー「アルピーヌF1に混乱なし」 ドゥーハン交代にも理解

    ピエール・ガスリー「アルピーヌF1に混乱なし」 ドゥーハン交代にも理解

    ピエール・ガスリーは、ドライバーと経営陣の入れ替えが相次いだ最近の混乱にもかかわらず、「アルピーヌF1チームに問題はない」と断言した。

    マイアミGP直後、アルピーヌはフランコ・コラピントが今後ガスリーとともにレースを戦うことを発表し、注目を集めた。

    コラピントはジャック・ドゥーハンの後任となる。アルゼンチン出身の元ウィリアムズ育成ドライバーであるコラピントは、シーズン開幕前からドゥーハンに代わって起用されるとの噂があった。オーストラリア人のドゥーハンは今後、シミュレータードライバーとしての役割に戻ることになる。

    さらなる激震は、チーム代表オリバー・オークスがマイアミGP直後に突然辞任したことで巻き起こった。一部では、エグゼクティブアドバイザーであり暫定代表を務めるフラビオ・ブリアトーレとの衝突が原因ではないかと噂された。

    しかし実際には、オークスの辞任は彼が代表を務めるハイテックGPの役員でもある弟ウィリアムの逮捕に起因するとされている。

    今週末のF1エミリア・ロマーニャGPを前に、ガスリーはモータースポーツ・ウィークなどのメディアに対し、こうした混乱にもかかわらずアルピーヌ内部に問題はないと語った。

    「火曜日はファクトリーにいて、水曜日はシミュレーターで仕事をしていた。そしてちょうどすべての発表があったとき、僕はフラビオと一緒にいた」

    「確かに大きなニュースではあるが、僕たちが個々人としてやるべきことは何も変わっていない。オリ(オークス)の辞任は、あくまで彼個人の決断だったと思っている」

    「チーム内に問題はないし、誰かと誰かの間で意見の相違があったということもない。チームのビジョンと方向性はマイアミの前も後も一貫している」

    「確かにオリはもういないし、ドライバーの変更もあった。それについては色々と話題になっているが、作業や方向性の面では何も変わっていない」

    ピエール・ガスリー アルピーヌF1チームピエール・ガスリー アルピーヌF1チームオリバー・オークスの辞任を受け、エグゼクティブアドバイザーのフラビオ・ブリアトーレが再びピットウォールに復帰

    ブリアトーレが再び指揮へ アルピーヌの未来に期待
    オークスの辞任により、ブリアトーレが再びピットウォールに立つことになったが、ガスリーは「最近の騒動は、アルピーヌが実際には良い状態にあることを覆い隠している」とも指摘した。

    またオークスに対しては、「チームのために尽力してくれたことに感謝しているし、彼が離れるのは残念だ」と述べつつも、その決断を「受け入れ、尊重する」と語った。

    一方で、昨年6月からエグゼクティブディレクターとして就任していたブリアトーレについては、その短期間での貢献を高く評価した。

    「見出しでは、僕がファクトリーやレースチームで見ているような良い仕事がまったく伝わっていないと思う」

    「僕にとって大事なのは、表には出ないが、僕たちが裏で進めている実務に集中することだ。そこは本当に良い流れになっている」

    「もちろん、外野の騒音は常にある。こういった変化が起これば話題になるのは当然だろう」

    「でも、僕がファクトリーで見ている限りでは、スタッフも新しく加わった人たちも非常に良く協力し合っていて、大きな可能性を感じている」

    「フラビオは多くのものをもたらしてくれており、方向性は非常に明確だ。今後数週間、数カ月でその成果が現れてくると信じている」

    「来シーズンには大きな期待を持っているし、今回の特別な1週間から一歩進んで、通常業務に集中することが大切だ」

    ピエール・ガスリー F1 エミリア・ロマーニャGPガスリーはジャック・ドゥーハンの才能を疑っていないと強調

    ガスリー「ドゥーハンは速いドライバー」今後の活躍にエール
    ドゥーハンの交代について、ガスリーは「非常に良い人柄で、速いドライバーだ」と称賛しつつも、チームが交代を決断した背景についての言及は避けた。

    2019年にレッドブルの厳しい決断でシーズン途中にシートを失った経験のあるガスリーは、F1の世界の厳しさをよく理解しており、ドゥーハンにも励ましの言葉を送った。

    「大切なのは、集中すべきことに心を向けることだ」

    「彼のまわりには雑音やネガティブなエネルギーが渦巻いているかもしれないが、ドライバー、そしてアスリートとして、そういったものは脇に置いて自分のやるべきことに集中するべきだ」

    「僕は幸運にも、隔週でマシンをドライブして自分の速さを示すチャンスがあるが、彼にとってはシミュレーターでの仕事が中心になる」

    「彼が再びマシンを走らせるチャンスが訪れたときのために、メンタル面でも強くいることが求められる。簡単ではないが、踏ん張るしかない」F

  • アルピーヌF1 ガスリーがブリアトーレを擁護「変化を恐れずチームを前進」

    アルピーヌF1 ガスリーがブリアトーレを擁護「変化を恐れずチームを前進」

    ジャック・ドゥーハンの降格が発表された中、ピエール・ガスリーは、フラビオ・ブリアトーレがアルピーヌF1チームを「より良い状態に導く」ために「変化を恐れず取り組んでいる」と強調した。

    ルノー傘下の同チームは、2023年シーズン序盤に不振に陥り、それを受けて同年6月にブリアトーレがエグゼクティブ・アドバイザーとして復帰。これは、当時のルノーCEOルカ・デ・メオの判断によるものだった。

    ブリアトーレは、2006年にフェルナンド・アロンソとともにチームをタイトル獲得に導いた立役者であり、その豊富な経験を背景に、現在進行中の組織再編を主導している。ウィリアムズからフランコ・コラピントを獲得したのも、その一環だ。

    ブリアトーレはすでに、コラピントにレースシートを用意する方針を明かしていたとされており、今回のドゥーハン降格とコラピント昇格の決定にも主導的に関与したと見られている。

    正式発表前、ガスリーはメディアに対し次のように語っていた。

    「彼は各部門から最大限を引き出すべく、非常に精力的にチームをプッシュしている。チームをより良い方向に導くために、全力で取り組んでいるよ」

    「彼は経験も人脈も豊富で、変化を実行できる人物。時に外部からのプレッシャーや挑戦が必要になるが、彼はそれをいとわない」

    「彼がチームにもたらしているものは非常に価値があると思っている」

    「もちろん、2〜3カ月で劇的な成果が出る世界ではない。一定の時間はかかるが、彼がチームを正しい方向に導いているのは間違いない」

    ピエール・ガスリー アルピーヌF1チームピエール・ガスリー、イモラからアルピーヌで新しいチームメイトを迎える。

    ブリアトーレ主導で進む改革と前進
    イモラからはフランコ・コラピントがチームメイトとなるガスリーだが、アルピーヌで進む改革はそれだけにとどまらない。2026年のレギュレーション変更を見据え、同チームはルノー製パワーユニットの開発継続を断念し、メルセデス製カスタマーエンジンへの切り替えを決断。これもまたブリアトーレの主導によるものだ。

    ガスリーは、将来的なタイトル争いへの可能性を見据えつつ、チームが内部で確かな前進を遂げていると語る。

    「彼は、僕たちのプロセスや取り組み方に常に疑問を投げかけ、“それが本当に最善の方法なのか”と問い続けている」

    「もちろん、僕たちがすでに行っている素晴らしい取り組みも多いが、このスポーツは常に進化している。立ち止まって見直し、技術の進歩に追いつきながら、チームを前に進めていく必要がある」

    「彼はチームのスタッフとも良好に連携していて、舞台裏では確実に多くの進歩が進んでいると思う」

  • ピエール・ガスリー F1マイアミGP決勝をピットレーンスタート

    ピエール・ガスリー F1マイアミGP決勝をピットレーンスタート

    アルピーヌのピエール・ガスリーは、F1マイアミGP決勝でピットレーンからスタートすることが決定した。

    土曜の予選でQ1敗退を喫し、今季ワーストの18番手に沈んだガスリーだったが、アルピーヌは決勝での巻き返しを狙い、マシンのサスペンション設定を変更。その結果、FIAのF1スポーティングレギュレーション第40.9条(b)に違反したため、規定によりピットレーンからのスタートが義務付けられた。

    スチュワードは次のように声明を発表している。

    「BWTアルピーヌF1チームは、パルクフェルメ下において10号車のサスペンションセットアップを変更した。これはFIA F1スポーティングレギュレーション第40.9(b)項に反する行為であり、これにより10号車は決勝をピットレーンからスタートしなければならない」

    今季ここまで、日本GPでは11番手、バーレーンでは5番手、サウジアラビアでは9番手と安定して中団上位に食い込んできたガスリーにとって、マイアミでの苦戦は想定外だったという。

    「何点か変更を加えてクルマの改善を図ったけれど、うまくいかなかった。3回アタックしたが、どれも目指すべきタイムに対してコンマ5秒も遅れていた」とガスリーは失望を隠さず語った。

    「セッション全体を通して細かい問題はいくつかあったけれど、それだけではこの遅さは説明できない。なぜ3回ともこれほどタイムが伸びなかったのか、チームともう少し時間をかけて分析する必要がある」

    変更が誤った方向だった可能性を問われると、「理論上はそうじゃないはず。でも、走った結果は期待していたものとは違っていた。現時点では原因がわからない」と述べた。

    「ただ確かなのは、普段の位置からかけ離れていたこと。自分のラップは良かったし、Q1で敗退した他のドライバーたちも何かしらのミスがあったみたいだけど、自分には特に明確な説明がない。ただただグリップが足りなかった理由を理解しないといけない」

    また、マシンがマイアミ特有のコースに適応できていない可能性については否定的だ。

    「昨日のスプリント予選では13番手だったし、Q3には届かないまでも11番手くらいには行けたはず。でも今日はチャンスすらなかった。どのラップも18番手か19番手で、昨日と比べてあまりにも差がありすぎた。何かがおかしい。今夜チームとしっかり話し合いたい」

    なお、ガスリーのピットレーンスタートにより、予選19番手だったランス・ストロールと20番手だったオリバー・ベアマンは、それぞれグリッド1つ繰り上がることになる。

  • 角田裕毅とガスリー F1サウジアラビアGPで接触も信頼関係は揺るがす

    角田裕毅とガスリー F1サウジアラビアGPで接触も信頼関係は揺るがす

    角田裕毅とピエール・ガスリーは、F1サウジアラビアGPの1周目で起こった劇的な衝突について、お互いに責任はないと主張。信頼関係は揺らいでいない。

    レッドブルの角田裕毅とアルピーヌのピエール・ガスリーはオープニングラップで衝突して、このレースを完走できなかった唯一の2人のドライバーだった。

    ガスリーは、第1セクターのタイトな左コーナーである4コーナーの外側から角田裕毅をオーバーテイクしようとした。

    ガスリーは追い抜きを成功させるかに見えたが、角田裕毅がスペースを譲ることができず、2台は衝突してバリアに激突。ガスリーは即座にレースをリタイア、角田裕毅はレッドブルがマシンの損傷を点検するためピットレーンに戻ったが、RB21のリアに大きな損傷を受け、結局レースをリタイアした。

    レース後、このインシデントについてピエール・ガスリーは「あまり多くを語る必要はないと思う。彼のことを知っているし、意図的なものではないことはわかってる」と Sky Sports に語った。

    「4コーナーへのラインは良かったし、ブレーキをかなり遅らせて、外側にできるだけスペースを残そうとした。マシンはすでにホワイトラインを越えていた。パスを確実に決めるために、マシンをコース内に留めていた」

    「結局、ほんのわずかな接触だった。2人ともレースをリタイアになってしまって残念だ」

    ペナルティを与えるべきかどうかの質問に対し、ガスリーは「それについては特にコメントするつもりはない」と答えた。

    「裕毅の意図は分かっている。彼のことをよく知っている。彼に悪意はなかったと分かっている。ただ残念な結果になってしまい、当然あってはならないことだが、これがモータースポーツだ」

    角田裕毅 F1 サウジアラビアGP

    角田裕毅は、元チームメイトとの事故を避けることは不可能だったと感じている。

    角田裕毅は「責任を問うことは難しいです。私はそれを避けるためにできる限りのことをしました。スピードに関しては完全にコントロールしていました。前のマシンに衝突するつもりはありませんでした。コントロールはできていました」と語った。

    ピエールにぶつからないように避けようとしましたが、このトラックで最もタイトなコーナーだったと思います。サイドバイサイドでは、常にリスクはつきものです。経験から、それはお互いわかってると思います」

    「このような結果になって残念です。何とも言えません。彼はスペースがあったと言うかもしれません。でも、僕の立場からは、あまりスペースはなかったと思います。それを避けるために、できるだけ減速しようとしました。他に何ができるか分かりません」

    FIA はアクションを取らない
    スチュワードは、ジェッダでの1周目のインシデントについて、角田裕毅に罰則を科さないことを決定した。

    ピエール・ガスリーはスチュワードのオフィスで角田裕毅を非難しなかったことが明らかになり、2人はこれがレーシングインシデントであることに合意した。

    FIA「スチュワードは、22 号車(角田裕毅)のドライバー、10 号車(ピエール・ガスリー)のドライバー、チーム代表者の話を聞き、ポジショニング/マーシャリングシステムのデータ、ビデオ、タイミング、テレメトリー、車載ビデオの証拠を確認し、これは 1 周目のレーシングインシデントであると判断した」と声明で述べた。

    「22号車と10号車は、1周目でコースポジションを争っていた。2台は4つのコーナーを問題なく通過したが、5コーナーで接触した。両者は、これは1周目の事故であり、どちらにも全責任や主な責任はないことで合意した」

    「これは、1周目の事故として適切か、それとも1周目に2台(他の車は関与していない)の事故として扱うべきかを検討した」

    「だが、トラックが狭いことと、55 号車が 22 号車のすぐ前にいたことを考慮して、両ドライバーの判断に従って、これは 1 周目の事故として扱って、それ以上のアクションは取らないことにした」