カテゴリー: セルジオ・ペレス

  • 角田裕毅の不振にペレス皮肉「僕のレッドブルF1での成功の価値がわかる」

    角田裕毅の不振にペレス皮肉「僕のレッドブルF1での成功の価値がわかる」

    セルジオ・ペレスは、母国メキシコGPを欠場することになった週末を前に、古巣レッドブル・レーシングへの皮肉を込めた発言を残した。

    2025年シーズンを前にチームを離れたペレスは「角田裕毅の結果を見れば、僕がレッドブルで挙げた成績の価値がわかる」と語り、自身が過去に直面した不当な評価への不満をあらためて示した。

    ペレスは昨年6月、レッドブルと新たな契約を締結していたが、シーズン終了後にチームは方針を転換。違約金を支払って契約を打ち切り、リアム・ローソンを起用した。しかしローソンはわずか2戦の出走にとどまり、第3戦からは角田裕毅がマックス・フェルスタッペンのチームメイトを務めている。

    だが角田裕毅も安定した入賞には苦戦しており、チームは1年で4人目のドライバーとなる可能性があるアイザック・ハジャーの昇格を検討している。

    ペレスはTUDNのインタビューで、当時チーム内で自分がスケープゴートにされたと振り返った。

    「間違いなくそうだ。でも、それは誰も知らず、誰も理解していなかったことだった。起きていたことの責任をドライバーに押し付けるのはとても簡単だった。それはチームにとって簡単なルートであり、簡単な逃げ道だったんだ」とペレス語った。

    「間違いなく、今の彼らの結果を見れば、僕がレッドブルで成功していたあの年々が、今ではもっと価値あるものになっていると思う」

    ペレスはレッドブルでの3シーズンすべてでドライバーズ選手権4位以内を記録し、2023年にはキャリア最高位の2位でフィニッシュ。チームのコンストラクターズ2連覇にも大きく貢献した。しかし、シーズン終盤の不振をきっかけにチームは契約解除を決断し、ペレスはF1シートを失う形となった。現在レッドブルはコンストラクターズランキング4位に後退している。

    角田裕毅 レッドブル F1

    来季、ペレスは新設のキャデラックF1チームからF1に復帰し、バルテリ・ボッタスとともにチームの初年度を戦う予定だ。新しい挑戦に向けて、彼は「自分を信じてくれる環境」に期待を寄せている。

    「とても野心的なプロジェクトで、説得力のある実績を持ち、信じられないほどのブランドだ。すべてが噛み合ったとき、それは自分が選ばれる必要のない、世界でもっともフェアなブランドのひとつだ。僕にとって新しいことに挑戦する機会だ」

    「僕を信じてくれるチーム、僕を価値ある存在として扱ってくれるチーム、僕の話を聞いてくれるチーム、そして僕がキャデラックを導いていけるチーム。それは素晴らしいチームで、とてもクールなチームだ。それが僕をキャデラックに導いた理由だ」と語った。

    メキシコGPは今年初めに2028年までの開催契約延長が決まっており、母国の英雄ペレスが新チームとともにグリッドへ戻るその日を、多くのファンが待ち望んでいる。

  • セルジオ・ペレス キャデラックF1準備でフェラーリSF-23をイモラでテスト

    セルジオ・ペレス キャデラックF1準備でフェラーリSF-23をイモラでテスト

    キャデラックF1に加入したセルジオ・ペレスが、2026年シーズンに向けた準備の一環として、来月イモラで旧型フェラーリを用いたテストを行うことを明らかにした。

    ペレスは今週末のF1メキシコシティGPに出場しており、木曜日に行われたチャリティ・サッカーイベントの後、来月実施される「旧型車テスト(TPC)」の詳細を語った。このセッションでは、キャデラックF1チームがフェラーリ製SF-23を使用し、初めて実走環境でのオペレーション確認を行う予定だ。

    ペレスとチームメイトのバルテリ・ボッタスがキャデラックF1のラインアップを形成しており、チームはまだ自前のマシンを持たないため、このテストは貴重な実戦準備の場となる。

    「11月にいくつかのテストセッションを予定している」とペレスは語った。

    「チーム全体でメカニックやエンジニアと連携して作業できるので、とても有意義な時間になると思う。1月の初めに始まるテストプログラムに向けて、チームを100%の状態に仕上げる準備を進めていく」

    イモラでの初テストと開発プログラムの意図
    今回のテストでは、フェラーリSF-23を使用してキャデラックのエンジニアやオペレーションチームがピットワークやレース週末の手順を実地で練習する。これは2026年にキャデラックが自社マシンでテストを開始する前段階として、重要なシステムチェックとなる。

    ペレスは「今はシミュレーター作業やフィジカル面の強化に集中しており、復帰に向けて万全の状態を整えている」と話した。

    「自分の意見を聞いてくれて、サポートしてくれて、価値を認めてくれるチームがあるというのは、本当に素晴らしいことだ。それはドライバーにとって夢のような環境だ」

    キャデラックとの協力関係はすでに本格化
    ペレスのキャデラックとの協力はすでに進んでおり、最近は米シャーロットの本社を訪れた後、シルバーストンでもチームのエンジニアと面会し、シミュレーター走行やコクピット調整のフィードバックを行っている。

    この段階でチームは、ピットストップ手順からガレージ内の通信に至るまで、レース週末のさまざまなオペレーションを繰り返しリハーサルしてきた。来月のイモラテストは、そうした準備の集大成となる。

    分析:キャデラックF1の「現実化」へ踏み出す一歩
    イモラでのテストは、キャデラックF1にとって初の実走プログラムとなり、単なる構想段階から“実戦準備”へと移行する節目となる。ペレスが述べたように、システムや人員の連携を早期に確立することは、新規参戦チームにとって極めて重要だ。

    特にフェラーリの旧型マシンを使うTPCは、実際のマシンを用いた貴重な学習機会であり、2026年に向けての技術的・人的シナジー構築の第一歩といえる。ペレスにとっても、長年のF1経験を活かして新チームを導く役割が期待されており、「リスニング・カルチャー」を持つキャデラックF1の文化が彼の再出発を後押ししている。

    イモラでの走行は、キャデラックF1が“構想”から“現実”へと歩み始める瞬間となりそうだ。

  • セルジオ・ペレス キャデラックF1のマシンに積極提案「操舵感を変えたい」

    セルジオ・ペレス キャデラックF1のマシンに積極提案「操舵感を変えたい」

    キャデラックF1チームは、2026年のF1参戦に向けて準備を進める中で、すでにセルジオ・ペレスがチームに実質的な影響を与えていることを明かした。ペレスはチームのシミュレーターセッションに参加し、マシンの重要な特性変更を求めたという。

    ペレスはバルテリ・ボッタスとともに、F1の新勢力キャデラックの初陣を担う経験豊富なラインアップを形成。チームは2026年シーズン開幕時にフェラーリ製カスタマーユニットを使用し、後に自社製パワーユニットへ移行する計画だ。

    現在もメルセデスと契約下にあるボッタスに対し、他チームと契約のないペレスはすでにシミュレーター作業を開始しており、実戦前から開発面で重要な役割を担っている。

    パット・シモンズ「パワーステアリングのフィーリングに変更要求」
    チームのエグゼクティブ・エンジニアリング・コンサルタントであり、ベネトン、ウィリアムズ、ルノーなどで活躍したパット・シモンズは、ペレスの参加によって得られた具体的な成果について次のように語った。

    「チェコ(ペレス)は現在どのチームにも縛られていないため、すでにシミュレーターに入っている」とシモンズはオースティンで招待メディアに語った。

    「彼とのデブリーフを行い、シミュレーターでも細かな部分を詰めている。たとえばエリック・ウォーレンのグループがパワーステアリングを設計しているが、チェコは『ステアリングのフィーリングを少し変えたい』と言った。これによってグループは彼の好みに合わせて調整できる。これは素晴らしいことだ」

    一方、ボッタスに関しては依然としてメルセデスとの契約があるため直接的な開発参加は制限されているが、メルセデス側は協力的で、ステアリングホイールのレイアウトなど、ドライバーの好みに関する要素を共有しているという。

    経験豊富な2人のドライバーが新チームに与える強み
    シモンズはまた、新チームにとってこの2人のベテランドライバーを擁する意義を強調した。

    「我々のような立場のチームにとって、2人の経験豊富なドライバーがいることは本当に幸運だ。来年のドライバーの作業量は決して軽くない」

    「2026年の新レギュレーションでは、レースはより戦術的になり、事前のプランだけでなく、走りながら考え、タイヤをマネージしなければならない。そのため、状況判断力に長けたドライバーが必要になる。2人があまり壁にぶつけないことを願っているよ」とシモンズは笑った。

    キャデラック F1

    分析:ペレスがキャデラックF1開発に与える初期インパクト
    ペレスがシミュレーター段階からパワーステアリングのフィーリングに介入したことは、彼がマシン特性に対して繊細な感覚を持ち、チームに即効性のあるフィードバックを提供できることを示している。

    特に2026年の新規定マシンは軽量化・空力効率化・エネルギーマネジメントなど複雑な要素が絡むため、ドライバーの入力特性に直結するステアリングフィールは極めて重要だ。ペレスが早期に関与することで、キャデラックはシーズン前テスト段階からドライバー主導の方向性を築ける可能性が高い。

    一方、ボッタスの技術的貢献はまだ限定的だが、メルセデスとの協力によりセットアップ志向やインターフェース設計面での知見共有が期待される。両者の経験値を活かせる環境が整えば、2026年のデビューシーズンでの信頼性確保と初期成績の安定につながるだろう。

    Source: RacingNews365

  • バルテリ・ボッタス キャデラックF1でペレスと共闘「最高のチームにできる」

    バルテリ・ボッタス キャデラックF1でペレスと共闘「最高のチームにできる」

    2026年にF1へ参入するキャデラックF1チームで、バルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスがチームメイトとしてタッグを組む。1年のブランクを経て復帰する2人は、新チームの船出を支える経験豊富なコンビとなる。

    ボッタスは2017年から2021年にかけてメルセデスでルイス・ハミルトンのチームメイトを務め、通算10勝・20回のポールポジションを記録。メルセデスのコンストラクターズタイトル5連覇に大きく貢献した。

    一方、ペレスはこれまでに6勝を挙げ、そのうち5勝をレッドブルで記録。2022年と2023年にはチームのタイトル獲得に貢献している。

    ペレスとの関係とチームへの期待
    「彼も僕と同じくらいワクワクしていると思う。彼はこの1年で少しリフレッシュできたようだし、家族との時間も増えたようだ」とボッタスはCrash.netの独占インタビューで語った。

    「僕たちは本当に良いチームを作れると思う。お互いに協力できる関係を築けるし、チームのために全力を尽くすことができるはずだ。これからの数年にとって、それが最も重要なことだと思う」

    かつて2021年の激しいタイトル争いでライバルチーム同士として戦った2人だが、ボッタスはペレスに対して常に敬意を抱いてきたという。

    「彼はいつも良い人だったし、僕に対しても親切だった。僕は彼をずっと尊敬している。彼は話しやすく、協力的なタイプだと思うし、僕も同じだ。だから問題ないと思う」

    チーム最優先の姿勢を強調
    経験豊富な2人を揃えたキャデラックF1チームには、大きな注目が集まっている。強力なチーム内バトルが期待される一方で、ボッタスは「まずチームを前進させること」が最優先だと強調する。

    「僕たちにとって最も重要なのは、一緒にチームを前進させること。お互いに競い合うことに時間を無駄にすべきではない」とボッタスは語った。

    「その理解は僕たち2人に共通していると思う。もちろん、接戦になればお互いを高め合える。それが理想的な関係だね」

    分析:キャデラックF1チーム、初年度から堅実な布陣
    キャデラックF1チームが初年度に選んだのは、通算16勝を誇るベテラン2人。経験と開発力を兼ね備えたコンビは、新規参入チームにとって理想的なスタートを切る要因となる。

    ペレスはタイヤマネジメントとレース戦略で知られ、ボッタスは開発志向と安定した予選力が強みだ。両者が「チーム最優先」で動くことで、キャデラックF1チームは早期に競争力を築く可能性が高い。

    Source: Crash.net

  • セルジオ・ペレス キャデラックF1に自信「シーズン序盤からポイントを争える」

    セルジオ・ペレス キャデラックF1に自信「シーズン序盤からポイントを争える」

    セルジオ・ペレス(キャデラックF1)は、2026年シーズンの序盤からポイント圏で戦えると強気の姿勢を示した。

    2024年末にレッドブルを離れ、2025年は事実上の休養期間を過ごしたペレスは、2026年に新規参戦するキャデラックF1でF1復帰を果たす。キャデラックF1はシルバーストンを拠点とする11番目のF1チームとして、2026年の新レギュレーション導入とともにデビューする。

    ペレスはバルテリ・ボッタスとともに経験豊富なラインナップを形成し、初年度からの戦闘力を目指す。

    ペレスは最近、ロサンゼルス・ドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムでの始球式に登場するなど、チームの広報活動にも積極的に参加。
    その場で彼は、過去数年のレッドブル時代を暗に振り返りつつ、キャデラックでの新章に意欲を語った。

    「このスポーツで最も大切なのは楽しむことだと思う。特にここ数年を経験して、そう感じるようになった」とペレス。

    「F1は僕にすべてを与えてくれた。だからこそ、再び楽しめるF1に戻りたいし、同じビジョンを持つチームで働きたい。キャデラックでそのすべてを見つけたと思っている。復帰が本当に楽しみだ」

    セルジオ・ペレス キャデラック F1

    キャデラックF1への信頼と手応え
    チーム代表のグレアム・ロードンとCEOのダン・トーリスは、すでに多くのグランプリを視察し、初年度に向けた準備を着々と進めている。

    ペレス自身も近く旧型車テスト(TPC)に参加する予定で、3月の開幕戦オーストラリアGPに備える。

    「目標は開幕戦にチームとして準備万端で臨むことだ」とペレスは語る。

    「それができれば、我々には大きな可能性がある。F1のシーズンは長いし、チームとして進化していける。まずは堅実なチームになることが重要だ」

    そして彼は最後に、キャデラックF1の潜在力をこう締めくくった。

    「きっと僕たちは周囲を驚かせると思う。シーズン序盤からポイントを獲得できるはずだ」

    Source: motorsportweek.com

  • キャデラックF1 CEO「セルジオ・ペレスの目に再び光が戻った」

    キャデラックF1 CEO「セルジオ・ペレスの目に再び光が戻った」

    キャデラックの新しいF1参戦を率いるダン・タウリスCEOは、2026年からのデビューシーズンに向けてセルジオ・ペレスを迎え入れたことに大きな喜びを表した。

    タウリスは、MLBドジャース対フィリーズ戦の始球式を務めたペレスの登場に先立ち、ドジャースタジアムでAS USAを含む少数のメディアの取材に応じた。

    キャデラックにとってこの新しい挑戦とは?
    「これはF1にとって全く新しいチームだ。我々は11番目のチームになる。みんなが、ゼロからF1チームを立ち上げてグリッドに並ぶことがどういうことかを目にすることになる。そして我々はチェコと共にそれを実現する。経験豊富なドライバーを迎え入れることができて、これ以上ないほど興奮している。F1に誰を連れてくるべきか考えたとき、経験は欠かせない要素だった。チェコには才能があり、実績があり、経験がある。我々のチームにもF1で働いてきた豊富な経験を持つ人材が揃っている。初めて全員が一緒に取り組むことになるが、チェコと共にチームのケミストリーを築けることがとても楽しみだ。来年、彼がどんな活躍を見せてくれるのか待ちきれない」

    ペレスを説得するのは難しかった?
    「お互いにワクワクしていた。ロンドンで秘密の会合を持ったんだ。カメラもメディアも誰もいなかった。そこで初めて本当の意味で向き合うことができた。私にとってその経験がすべてを決定づけた。そしてチェコの視点から言えば、彼はこれまでにない形でチームのサポートを感じたと思う。彼の目に再び光が戻ったんだ。その会合を終えたとき、我々二人とも『これは正しいチャンスだ』と確信した。簡単だったとは言わないが、まさに“一目惚れ”だった」

    メキシコGPではどんな姿を見せたい?
    「今年、行くのが待ちきれない。我々はまだ走らないが、グリッドに立つことができる。世界中でチェコのファンが私に声をかけてくれるんだ。『チェコが大好きです、私たちはメキシコから来ました』『一緒に写真を撮ってもいいですか?』とね。これは彼のファン層がどれほどグローバルで、どれほど熱心なのかを示している。我々は本当に感謝している」

    セルジオ・ペレス キャデラック F1

    ペレスを人としてどう見ている?
    「素晴らしい人物だ。彼の仕事に対する姿勢、復帰への意欲。彼がクラブハウスのシミュレーターでドジャースの選手たちのラップタイム記録をすべて更新しているのを見たよ。もちろんそうなるべきだがね。彼は本当にいいやつだ。今は再びジムに通い、体を鍛え、準備を整える時期だ。来週はシャーロット、その後はシルバーストンでF1チームと共に作業を進める予定だ。やるべきことは山ほどある。彼の情熱と仕事への姿勢を見ていて、これらすべての要素がチェコと組み合わさるのが楽しみで仕方ない」

    メキシコのファンの後押しに期待することは?
    「メキシコのファンの情熱は想像以上だった。チェコへのサポートは本当に素晴らしい。インディカーのレースでパト・オワードに会ったとき、『君の国のファンは本当に情熱的だ』と伝えたよ。どこに行ってもその情熱を感じる。ファングループには本当に感謝している。チームとしては最高の結果を届けたい」

    ロサンゼルスでF1グランプリが開催される可能性は?
    「オリンピックがすぐに来る。すぐにレースが行われることはないだろう。すでにアメリカには3つのレースがある。24戦という非常にタイトなカレンダーだ。しかし未来は分からない。もっと大きくなる可能性はある。L.A.は素晴らしい街であり、大きな舞台だ。特にメキシコやラテン系コミュニティのファンが多いので、ここは素晴らしい場所だと思う」

  • セルジオ・ペレス キャデラックF1本部初訪問でスタッフ激励「重要なのは結果」

    セルジオ・ペレス キャデラックF1本部初訪問でスタッフ激励「重要なのは結果」

    セルジオ・ペレスは、キャデラックF1チームのシルバーストーン本部を初めて訪問し、チームのスタッフに向けて激励の言葉を送った。

    昨シーズン限りでレッドブルを解雇され、1年間のブランクを経て、来季アメリカの新規参入メーカーであるキャデラックからF1復帰を果たすベテランのペレスは、2026年のデビューシーズンに向けて、同じく経験豊富なバルテリ・ボッタスとチームを組むことになる。

    35歳のペレスは、先月正式に発表されたボッタスとのラインアップの一員として今回渡英し、チームの拠点を見学、スタッフと初めて顔を合わせた。

    チームのInstagramアカウントには、ペレスの顔写真と名前が入ったビジター用ラニヤードの画像が投稿され、その後「He’s here!(彼が来た!)」の言葉とともに、チーム施設内にいるペレスの映像が公開された。

    さらに、キャデラックのチーム代表グレアム・ロードンと並んで立つペレスが、チームメンバーを前にブリーフィングを行っている様子の動画も公開された。マイクを手にしたペレスは、次のようにモチベーションを高めるメッセージを送った。

    「大事なのは、きちんとスタートを切ることだよね?」

    「でも僕にとっては、どこからスタートするかはあまり重要じゃない。大事なのは、どこでフィニッシュするかなんだ」

    セルジオ・ペレス F1 キャデラックセルジオ・ペレスはキャデラックの初シーズンでバルテリ・ボッタスとコンビを組む

    今回の訪問はキャデラックの2拠点ツアーの一環であり、ペレスはアメリカ・ノースカロライナ州シャーロットにあるチームの拠点にも足を運ぶ予定だと明かした。

    また、キャデラックは新規参戦チームであるにもかかわらず、「旧型車テスト(Testing of Previous Cars/TPC)」の実施が許可されており、近くペレスが実際のサーキットテストを行う見込みだ。

    来季は暫定的にフェラーリ製パワーユニットを搭載し、将来的に独自開発のエンジンを投入する計画がある。かつてフェラーリのジュニアドライバーでもあったペレスが、マラネロの旧型マシンを走らせて自らの感覚を取り戻すと同時に、新チームの準備を進めると見られている。

  • セルジオ・ペレス ドジャース戦で始球式「MLB選手なら大谷翔平になりたい」

    セルジオ・ペレス ドジャース戦で始球式「MLB選手なら大谷翔平になりたい」

    セルジオ・ペレスは、ロサンゼルス・ドジャース対フィラデルフィア・フィリーズ戦の試合前に、ドジャースタジアムで始球式を務めた。

    メキシコ出身のF1ドライバーであるペレスは試合前に選手たちと交流し、野球への関心について語った後、もし自分がMLB選手なら大谷翔平のようになりたいと明かした。

    「このチームは多くのメキシコ人に大きなものを与えてきた、特別な存在なんだ。特に“エル・トロ”(フェルナンド・バレンズエラ)はこのクラブにとってとても特別だった。ここにいたメキシコ人選手たちが誇りを与えてくれるし、このチームにはメキシコの血を感じる」とペレスは語った。

    「試合を観に来るのは好きだよ。試合はすごく長いけど、正直なところ野球をそんなに詳しくフォローしているわけではない。それでも、このような招待やアスリートたちと会うのは常に特別なことだ」と続け、好きな選手を聞かれると「僕は大谷翔平のようになりたい」と結んだ。

    大谷翔平はドジャースの二刀流スーパースターで、10年7億ドルの大型契約を結んでいる。2024年にはナ・リーグMVPを獲得し、2025年も25本以上の本塁打を放つ活躍を続けている。ペレスも、2026年から参戦するキャデラックF1チームで同様の成功を収めたいと考えている。

    セルジオ・ペレス F1山本由伸選手と記念撮影するセルジオ・ペレdス

    ペレスは現在、工場訪問など多忙なスケジュールをこなしており、2026年のF1復帰に備えている。「来週はシャーロットとイギリスのファクトリーに行く予定だ。シミュレーターにも入るし、F1マシンをテストする計画もある。できる限り準備を整えるためだし、今年中にマシンを走らせて身体に感覚を取り戻すことは重要なんだ。特に首やフィジカル面で、これから来るものに体を慣らすためにね。気づけばもう1月になっていて、そこで僕たちのクルマができあがり、チームと一緒に作業を始めることになるだろう」とペレスは説明した。

    また、野球とF1の違いについても語り、レース前の緊張感と比較した。「大きな違いは、試合前に彼らがとてもリラックスしていることだと思う。F1ではウォームアップラップがあり、グリッドに並び、集中に入っていく。雰囲気は全く違う。F1でもレースの2時間前ならドライバーと話せるけど、10分前には完全に集中状態に入っていて邪魔をしてはいけない。同じことは他のスポーツにも共通していると思う」と語った。

  • セルジオ・ペレス ドジャース戦で始球式「キャデラックF1で新たな挑戦」

    セルジオ・ペレス ドジャース戦で始球式「キャデラックF1で新たな挑戦」

    キャデラックF1のドライバー、セルジオ・ペレスが2025年9月17日(水)、ロサンゼルスのドジャー・スタジアムでロサンゼルス・ドジャース対フィラデルフィア・フィリーズ戦の試合前に始球式を務めた。

    35歳のセルジオ・“チェコ”・ペレスは、メキシコの独立記念日とメキシカン・ヘリテージ・マンスを祝う特別な機会として、ドジャー・スタジアムでハンドルをボールに持ち替え、始球式を行った。

    スタンドでは多くのファンが彼の名前を叫び、温かい拍手を送った。リラックスした様子で登場したペレスは、2026年にキャデラックからF1復帰を果たす準備を進めている。

    「正直、野球はあまり詳しくないんだけど、こうした招待や、このような場所を知る機会はいつも特別だ」と、6度のグランプリ優勝を誇るペレスは語った。

    試合前にはドジャースの選手たちと交流し、バッティング練習にも立ち会った。さらに、クラブハウスではユニフォームとレーシングヘルメットの交換も行った。

    セルジオ・ペレス F1 ドジャース

    今年8月、レッドブルでの4シーズンを経てキャデラックF1への加入を発表したペレスは、イングランドのチーム拠点でシミュレーターをテストする予定を明かした。さらに1か月後には実際にマシンに乗り込む計画もある。

    「それぞれが自分の役割をしっかり果たす強いチームを作ることができれば、必ず驚かせられると思う」と、グアダラハラ出身のペレスは語った。

    また、自身のキャリアで積み重ねてきた経験を最大限に活かし、キャデラックのプロジェクトを加速させたいと強調した。

    「僕にとっては、自分の学びを全部持ち込んで、できるだけ早くチームを前に進めることがとても重要だ」とペレスは話した。

    さらに過去数年間の困難を振り返り、再びスポーツを楽しめるようになりたいと心境を明かした。

    「この数年は厳しかったので、また楽しめる場所に戻りたい。そして同じ情熱を持ったチームと一緒に働きたいと思っていて、それをキャデラックで見つけたと感じている」とペレスは述べた。

    セルジオ・ペレス キャデラック F1

    さらにペレスは、ボクシングで敗れたばかりの同胞サウル・“カネロ”・アルバレスを称賛した。

    「彼の負け方がとてもよかった。すべてを出し切って、敗北を受け入れていた。素晴らしいプロフェッショナルであり、だからこそ今の地位にいるんだ。僕たちはカネロをとても誇りに思わなければならないし、彼が現役でいる時間を存分に楽しむべきだ。だって、彼のあとに僕たちをこれほどまでにワクワクさせてくれる人が出てくるのは難しいだろうから」

  • セルジオ・ペレス 来週キャデラックF1で初シミュレーター走行

    セルジオ・ペレス 来週キャデラックF1で初シミュレーター走行

    セルジオ・ペレスは、来週シルバーストンにあるキャデラックF1チームのファクトリーでシミュレーターに乗ることを明らかにした。ペレスはドジャースタジアムで始球式を務める直前にこれを認め、チームはデビューシーズンの序盤からポイントを獲得して驚かせるだろうと語った。

    ペレスはロサンゼルスを訪れ、フィラデルフィア・フィリーズ対ドジャースの試合前に始球式を務めた。新しいF1チームを率いるグループは、MLBのドジャースやNBAのロサンゼルス・レイカーズのオーナーでもある。

    「来週はシャーロットとイングランドのファクトリーに行って、もうシミュレーターに乗る予定だし、F1カーをテストする計画もある。今年のうちに走っておきたいんだ。特に首まわりのフィジカル面にとって重要だし、身体にこれから来るものを“思い出させる”ためにね。あっという間に1月になって、1月には僕たちの新しいマシンができて、チームと一緒に本格的に作業を始める」と、チームメイトのバルテリ・ボッタスとともに進めている計画をペレスは語った。

    ロサンゼルス訪問の日から数えて131日後、ペレスは実際のキャデラックF1マシンに乗り込み、バルセロナで行われるF1最初のプライベートテストに臨むことになる。

    セルジオ・ペレス F1 キャデラックセルジオ・ペレスはドジャースの背番号11のユニフォームを着て、始球式の前に記者会見を行った

    キャデラックF1は序盤からポイントを獲得できると確信
    2026年に1年ぶりにF1に復帰するにあたり、チームと自身の目標についてペレスはこう語った。

    「本当の目標は、チームとして最初のレースにとてもよく準備された状態で臨むことだと思う。F1の1年はたくさんのレースがあって進化がある。だから、チームとして強固な体制を築き、最初のレースに全員が自分の役割をしっかり認識した状態で臨むことが大切なんだ」

    「チームの可能性は計り知れない。素晴らしい風洞施設があり、とても有能な人材が揃っている。だから結果を心配する必要はないと思うけれど、確実に僕たちは驚かせるだろうし、シーズン序盤からポイントを獲得できると確信している」と、F1で14シーズンを戦い、281戦で6勝・39回の表彰台・3回のポールポジションを記録しているベテランは強調した。