カテゴリー: セルジオ・ペレス

  • 角田裕毅 レッドブルF1での苦戦にペレス言及「あのマシンは手に負えない」

    角田裕毅 レッドブルF1での苦戦にペレス言及「あのマシンは手に負えない」

    角田裕毅が自らの後任としてレッドブル・レーシングに加入して以来の苦戦についてセルジオ・ペレスが言及した。

    ペレスは、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとして4年間在籍した末、昨季限りでチームを離脱した。序盤はコンスタントに表彰台に上っていたが、2024年シーズンが始まって間もなく成績が崩壊した。

    ピエール・ガスリーやアレクサンダー・アルボンが以前に苦戦したのと同様に、ペレスは今年リアム・ローソンと角田裕毅が味わっている苦労が、自身の評価を回復させ、2010年代のダニエル・リカルド以来最も競争力のあるフェルスタッペンのチームメイトだったことを証明していると感じている。

    ペレスは、最後の17戦でわずか48ポイントしか獲得できず、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてローソンに取って代わられた。

    しかしローソンはわずか2戦でポイントを獲得できずに降格となり、代わって角田裕毅が起用された。角田は12戦でわずか7ポイントの獲得にとどまり、そのうち3ポイントはマイアミのスプリントで稼いだものだった。イモラで10位に入ったのを最後にポイントから遠ざかっており、その間にフェルスタッペンがレッドブルの194ポイント中187ポイントを持ち帰っている。

    その背景には、フェルスタッペンのオーバーステア好みを反映したピーキーなレッドブルF1マシンがあり、チームはそれを他のドライバーが効率的に操縦できるほど安定させることができなかった。

    2026年にキャデラックから参戦することが発表された後、この状況を分析したペレスは、ローソンと角田裕毅の苦戦によって「自分のパフォーマンスがどれだけ強かったかを人々が理解した」と感じていると語った。

    「チーム全体のダイナミクスなんだ。彼らにはマックスという唯一無二の才能がいて、そこに加わった時点で、彼らが持っている開発曲線に合わせるのはすごく難しい。セカンドドライバーがそのマシンに適応するのは本当に難しいんだ」とペレスはSky Sports F1に語った。

    「とてもとても特殊なマシンで、とても特殊なドライビングスタイルを要求される。その状況で僕は何年も生き残ることができたけど、マシンの特性を考えると簡単じゃないんだ」

    「僕の時代の前にも、その後にも偉大なドライバーが苦しんできた。ユウキやリアムのことを考えても、合計で5ポイントぐらいしか取れていない(実際は角田が7ポイント、ローソンは0)。それだけ難しくて厄介なんだ」

    「彼らは素晴らしいドライバーだよ。でもそのマシンを走らせるための方法が本当に独特なんだ。僕は時にはそれに対処して適応できたけど、ひとたび雨や風といった変数が加わると、もう手に負えなくなってしまう」

    「そうなると次から次へとミスをして、自信を失っていく。だけど僕は精神的にすごく強かった。だからこそあそこにあれだけ長く生き残れたんだ」

    「プレッシャーはものすごかったし、メディアからも常に叩かれていた。でも今になって、あのマシンとあのチームで僕がどれだけの仕事をしていたかが分かるはずだ」

    角田裕毅 レッドブル F1 レッドブル・レーシング

    18戦連続で表彰台を逃し、ドライバーズタイトルを獲得したマシンで予選1勝29敗という戦績を残したドライバーの、このメディアへの当てこすりはさておき、ペレスはまた、キャデラックが2026年のF1参戦に向けて自分と接触したのは2024年12月、レッドブル離脱が明らかになった時期だったと明かした。

    では、35歳のベテランが新しい規則下でのF1復帰に再び苦戦する懸念はないのか。逆にSky Sportsは、現在キャデラックのエグゼクティブ・エンジニアリング・コンサルタントを務めるパット・シモンズのコメントを引き合いに出した。シモンズは、2026年のレギュレーションは現行世代よりも2021年の仕様に近く、ペレスやルイス・ハミルトンにより適していると述べている。

    「僕らが今いるこのグラウンドエフェクトカーの時代は難しいものだった」とペレスは認めた。「ルイスを見れば分かるけど、彼はメルセデスで競争力がない時期に素晴らしい仕事をしていた。時代の終わりにチームを変え、適応しようとしているのは彼にとって難しいことだった。でも彼は明らかに素晴らしいドライバーだし、必ず解決策を見つけるだろう。

    多くのドライバーがそうであるように、結局はクルマをドライビングスタイルに合わせることがすべてで、それには他の人より少し時間がかかる場合もある。僕は以前の時代ではうまくやれてきた。だから新しいレギュレーションは僕のスタイルに合うと思っている」

  • キャデラックF1 セルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスを抜擢した経緯を説明

    キャデラックF1 セルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスを抜擢した経緯を説明

    「F1はグローバルなスポーツだが、間違いなくこれはアメリカのチームであり、アメリカ国旗の下で戦う」──そう語ったのは、今年3月に待望の11番目の参戦が承認された際に確信を持って話せるようになった、キャデラックF1チーム代表グレアム・ロードンだった。

    キャデラックはそのアイデンティティを誇りにしているが、同時に10の既存チームと渡り合う上での困難さも現実的に認識している。

    すでにロードンのほか、エグゼクティブ・エンジニアリング・コンサルタントにパット・シモンズ、最高執行責任者にロブ・ホワイト、テクニカルディレクターにニック・チェスターといった経験豊富な人材を揃えており、ドライバーラインアップに関しても経験重視の姿勢を示した。

    その結果選ばれたのが、バルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスだ。両者は合わせて527戦出走、16勝という実績を持ち、スタート数と勝利数の合計でキャデラックを上回るのはフェラーリ(531戦、113勝)、アストンマーティン(594戦、32勝)、そして勝利数でレッドブル(65勝)、マクラーレン(17勝)だけである。

    ただし、当初アンドレッティが掲げていた「アメリカ人ドライバーを必ず起用する」という方針からは一歩後退することになった。コルトン・ハータはスーパーライセンス取得の目処が立たず、他のインディカー勢も選考を突破できなかったからだ。

    TWGモータースポーツ兼キャデラックF1チームCEOのダン・トーリスは「コルトンに関してはスーパーライセンスのポイントが足りない。しかし結局のところ重要だったのはF1での経験だ。我々には多くの経験豊富なスタッフが揃っているが、チームとしては全員が初めて一緒に仕事をする。だからこそドライバーが持つ経験こそが最も重要だと考えた」と説明した。

    「もちろんアメリカ人ドライバーへの道をつくることは我々にとって大切で、それに取り組んでいく。しかし初年度に関しては、チームが必要とするもの、そしてこの2人がもたらすものを考えれば、最良の組み合わせだった」

    キャデラックはGMとTWGの支援を受けており、インディカー、IMSA、NASCAR、WECといった北米モータースポーツの豊富なつながりを持つ。その中でGM社長マーク・ロイスは、現在の候補者の中で最も確実性を持つ存在としてボッタスとペレスが際立ったと語る。

    「この2人は表彰台と勝利の経験を持ち、それを我々は非常に重視している。新しいマシンを開発する上で、特にモータースポーツにおいてはドライバーとエンジニアとの関係が極めて重要だと私は知っている」

    「TWGとGMが巨額の投資を行い、開発ツールも人材も揃った。そこにF1サーキットを知り尽くした経験豊富なドライバーが加わることは大きな意味を持つ。この経験あるドライバーたちからのフィードバックが、キャデラックがF1という大舞台にフルワークスチームとして初参戦する上で歴史的な意味を持つと考えている」

    「コミットメント、投資、人的リソース、そしてドライバー。この組み合わせは勝利を狙えるものだと確信している。2026年の参戦に向けて非常に手応えを感じている」

    キャデラック F1グレアム・ロードン

    アメリカ人ドライバーについては、インディカーからの転向が難しいわけではなかった。ただ現時点でボッタスやペレス以上の確実なパフォーマンスを保証できる存在はいなかった。ロイスは「文化の違いは確かにあるが、重要なのは経験と勝利の記録。そしてドライバーとチームの間の技術的なやり取りだ」と強調する。

    一方で、アメリカ人若手のジャック・クロフォードはスーパーライセンス取得が近づき、アストンマーティンとの関係を通じて2026年規則に触れているが、まだF1出走経験はない。ボッタスはメルセデスで2026年規則の開発に関わり、パドックに継続的に出入りしている点も評価された。ペレスについては、2024年末にレッドブルを離れシートを失っていたが、会談を通じてモチベーションに不安がないことを確認できた。

    トーリスは「複数の候補の中から選ぶのは難しい決断だった」と認めるが、ロードンが集めた顧問陣と共にドライバープロフィールを精査し、最終的にボッタスとペレスに収束したという。

    「最終的にはマークと私の会話に基づいて決定した。GMの幅広いモータースポーツ経験も非常に貴重だった。複数の観点から検討した結果、我々は一致して『この2人が2026年に我々を導くドライバーだ』と確信した」

    2026年は経験豊富な2人のレース勝者を起用することで盤石のスタートを切り、将来的にはアメリカ人ドライバーを参戦に備えさせる──キャデラックはそうした方針を明確に打ち出している。

  • キャデラックF1 ペレス契約前にレッドブル関係者と接触して疑念を払拭

    キャデラックF1 ペレス契約前にレッドブル関係者と接触して疑念を払拭

    キャデラックは、2024年にレッドブルで苦しいシーズンを過ごしたセルジオ・ペレスに対して残っていた疑念を払拭するため、同チーム関係者と話し合いを持ったことを明かした。

    ペレスは2024年シーズン末、レッドブルを放出され、その後は戦列を離れることを余儀なくされた。豊富な経験を持つことから、F1に新規参入するキャデラックの候補としては当然の存在だったが、チーム側には懸念が残っていた。

    それは、マックス・フェルスタッペンの隣で戦った最後の11レースで21ポイントしか獲得できず、レッドブルでのキャリアが悲惨な形で終わったこと、そしてパドックを離れた空白期間が復帰に影響するのではないかという点だった。

    しかし、キャデラックCEOのダン・トリスは、先月のイギリスGP後に行われた6度の優勝経験を持つペレスとの会談で、これらの不安は完全に解消されたと明かす。

    「確かに1年間F1から離れていたことについては多くの議論があった」とトリスは語った。

    「バルテリ(・ボッタス)は毎週末サーキットにいるが、セルジオがF1に戻りたいという強い気持ちを持っているのか、そしてキャデラックF1チームを率いる我々のプロジェクトに信念を抱いているのかを知ることが重要だった」

    「だが彼の返答には非常に満足した。我々の会議で、彼は期待以上のものを示してくれた。疑問も懐疑もあったが、彼はすべてに答え、あらゆるテストに合格したと言える。だからこそ彼を前に進める決断ができた」

    キャデラック F1 セルジオ・ペレスセルジオ・ペレスの2024年シーズン終盤の成績は大きく低迷した

    徹底した調査が導いたボッタスとペレスの起用

    キャデラックは、ボッタスが2024年に競争力のないザウバーでどう戦ったかを評価すると同時に、ペレスのシーズンが崩壊した理由を理解することにも努めた。

    トリスは、ゼネラルモーターズ社長のマーク・ルース、キャデラック代表のグレアム・ロードンと共に、レッドブルの関係者に接触し、ペレスの苦境について情報を得た。

    「過去の経験やザウバーでの状況、そしてバルテリがそのクルマでどう戦ったかを分析するのに多くの時間を費やした」とトリスは説明する。

    「特に複雑だったのはレッドブルだ。あのチームは明らかに1人のドライバーを中心に構築されており、2人目のシートで結果を出したドライバーはいなかった」

    「だからこそ我々はレッドブルの人々と多くの時間をかけて話し、情報やフィードバックを得た。プロセスは長く徹底的だった。その上で、我々はセルジオに非常に満足している。F1に戻りたいという強い欲望、彼自身の持つパフォーマンスを示したいという気持ちを確認でき、レッドブルでの最後のシーズンを過去のものとする準備が整っていると感じた」

  • 角田裕毅不振のレッドブルF1をペレスが痛烈批判「シーズン通して5ポイント」

    角田裕毅不振のレッドブルF1をペレスが痛烈批判「シーズン通して5ポイント」

    セルジオ・ペレスは、自身の後任としてレッドブルで走ったリアム・ローソンと角田裕毅の成績に触れ、辛辣なコメントを残した。メキシコ人ドライバーは、昨季レッドブルをやや不本意な形で離脱していた。

    シーズン序盤、レッドブルはセルジオ・ペレスに複数年契約を提示し、自信を与えてパフォーマンス改善を後押ししようとした。しかし、シーズンを通して成績が上向く兆しは見られなかった。

    その理由は明らかになっており、レッドブルのマシンが極端にピーキーで、操縦が非常に難しい特性を持っていたためだ。セルジオ・ペレスの退団後、まずリアム・ローソンが2戦のみで代役を務め、その後は角田裕毅がマックス・フェルスタッペンのチームメイトに起用された。

    しかし、どちらのドライバーもフェルスタッペンと肩を並べることはできず、低迷するレッドブルでポイントを獲得することすら困難になっていた。

    セルジオ・ペレスはMotorsportを含むメディアに対し、自分の実力を証明する必要はないと強調し、後任たちの苦戦を引き合いに出した。

    「僕には証明することなんてないと感じている。今のドライバーや僕の後に座ったドライバーのことだけでなく、それ以前からもだ」とペレスは語った。「今はみんな忘れているけど、あの場所にいるのは本当に大変なんだ。常に適応し続けなければならず、メンタル面で自信を築くのも難しい。

    「とても特殊な挑戦なんだ。彼らが稼いだポイントの数を見れば、僕に証明することなんてないと思う。シーズンを通して5ポイント(実際には7ポイント)なんだからね」

    角田裕毅 レッドブル F1

    スポーツを楽しみ、キャデラックを成功させたい
    自身のF1復帰の動機について、セルジオ・ペレスは純粋にスポーツを楽しみたいという思いを強調した。彼は他人に自分を証明することではなく、新たなプロジェクトを成功させることが目的だと語る。

    「僕にとって今回の復帰は、スポーツを楽しむためのものなんだ。僕が愛するスポーツ、僕に多くを与えてくれたスポーツを楽しみたい。あのような形でF1を去るわけにはいかなかった。だからこそ、この新しいプロジェクトで戻ってきた。うまくいくことを願っているけど、何よりもこの復帰を楽しみたい」

    興味深いことに、セルジオ・ペレスのF1復帰は、クリスチャン・ホーナーがグリッド上にいないタイミングと重なる。レッドブルとの別れは決して円満ではなかったが、キャデラックでの新たな挑戦はメキシコ人ドライバーにとって大きな注目を集めることになる。

  • キャデラックF1 ボッタス&ペレス起用「経験とリーダーシップでチームを築く」

    キャデラックF1 ボッタス&ペレス起用「経験とリーダーシップでチームを築く」

    2026年からF1に参戦するキャデラックF1チームは、初代ドライバーとしてセルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスを起用することを発表した。ゼネラルモーターズの支援を受ける同チームは、経験豊富なコンビを迎えることで、立ち上げ期からの安定と競争力を重視する姿勢を明確にした。

    キャデラックのチーム代表のグレアム・ロードンは「経験豊富なレーサーを迎えることは、我々の強い決意を示すものだ」と語った。

    彼らは勝つために必要なものをすべて知っているし、チームを一緒に築き上げる意味を理解している」とコメント。さらに「彼らのリーダーシップ、フィードバック、本能、そしてスピードは、我々がチームを形にしていく上で極めて重要だ」と評価した。

    チームCEOであるダン・トーリスは「ボッタスとペレスは単なる accomplished racers(実績あるレーサー)ではなく、ビルダーであり、協力者であり、プロフェッショナルだ。この瞬間は単なるラインナップ発表ではなく、アメリカ・モータースポーツにおける新章の始まりだ」と強調した。

    また、ゼネラルモーターズのマーク・ロイス社長は「新たに迎えた2人のドライバーは、キャデラック・レーシングファミリーにとって理想的な存在だ。彼らは豊富な経験と勝利への揺るぎない情熱を持ち込み、我々は共にアメリカ・モータースポーツの新しい遺産を築いていく」と述べ、両者の起用に大きな期待を寄せた。

    バルテリ・ボッタス キャデラック F1

    バルテリ・ボッタスの経歴とコメント

    フィンランド出身のボッタス(35歳)は、メルセデス在籍時に通算10勝を挙げ、2017年から2021年にかけてチームのコンストラクターズ選手権5連覇に大きく貢献した。その後はアルファロメオ/キック・ザウバーで3シーズンを戦い、2025年はメルセデスのリザーブドライバーを務めていた。

    「キャデラックF1チームと話し始めた時から、特別なものを感じた。これは単なるレースプロジェクトではなく、長期的なビジョンだ。ゼロから築き上げ、F1にふさわしいチームにしていく機会はそう多くない。だからこそ、この挑戦は自分にとって非常に特別なんだ」

    「世界最高峰のチームと仕事をしてきた経験から、すでにこのプロジェクトに同じプロフェッショナリズムとハングリー精神を感じている。キャデラックはアメリカ・モータースポーツの象徴であり、その物語がF1という世界舞台に広がることは感慨深い。アメリカのスピリットを世界のサーキットで示すことを楽しみにしている」

    セルジオ・ペレス キャデラック F1

    セルジオ・ペレスの経歴とコメント

    メキシコ出身のペレス(35歳)は、これまでザウバー、マクラーレン、フォースインディア/レーシングポイント、そしてレッドブルで活躍。2022年と2023年にはレッドブルのコンストラクターズタイトル獲得に貢献し、通算6勝を記録した。2024年シーズン終了後にレッドブルを離脱し、一時的にF1を離れていたが、キャデラックで復帰する。

    「キャデラックF1チームに加入することは、僕のキャリアにとって非常にエキサイティングな新章だ。最初の会話から、このプロジェクトの情熱と決意を感じ取ることができた。チームを一緒に築き、やがて最前線で戦うための一員になれることを誇りに思う」

    「キャデラックはアメリカ・モータースポーツの伝説的な存在であり、この素晴らしいブランドをF1に導くことは大きな責任だが、必ず果たせると確信している。アメリカ大陸全体からの声援を背に、皆を誇りに思わせたい」

  • キャデラックF1 バルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスの起用を正式発表

    キャデラックF1 バルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスの起用を正式発表

    キャデラックF1チームは2026年のF1デビューシーズンに向け、初のドライバーラインナップとしてセルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスを起用することを正式に発表した。

    F1の最新参入チームとなるキャデラックは来季からグリッドに加わる予定で、チームをゼロから構築する過程で少なくとも1人には経験豊富なドライバーを起用することを目標としてきた。

    ゼネラルモーターズとTWGモータースポーツの支援を受けるキャデラックF1チームは、複数回の優勝経験を持つ2人のベテランと契約を結んだ。6勝を挙げたペレスは、昨季限りでレッドブルを離脱して以来のF1復帰となる。

    セルジオ・ペレスは「キャデラックF1チームに加わることは、僕のキャリアにとって非常にエキサイティングな新しい章だ。最初の会話から、このプロジェクトに込められた情熱と決意を感じ取ることができた。チームを共に築き上げ、やがて最前線で戦うことになるチームの一員になれるのは光栄だ」とコメント。

    「キャデラックはアメリカ・モータースポーツにおける伝説的な名前であり、そのような素晴らしい会社をF1に導くのを助けることは大きな責任だ。僕はその責任を引き受けられると自信を持っている」

    「このように野心的で意義深いプロジェクトの初期段階から参加できることを誇りに思う。とてもダイナミックなラインナップの一員になれたことを嬉しく思っているし、一緒にこのチームを本物のコンテンダー、“アメリカ大陸のチーム”に育てられると信じている。我々は大陸全体からのサポートを期待しており、みんなに誇りに思ってもらいたい」

    ペレスと並ぶのは、メルセデス、ウィリアムズ、ザウバーで戦ってきたバルテリ・ボッタスだ。彼は10勝を挙げ、さらに67回の表彰台を経験しており、2人合わせて100回以上の表彰台と500戦以上のスタート経験を誇る。

    バルテリ・ボッタスは「キャデラックF1チームと話し始めた瞬間から、他とは違う何かを感じた。それは野心的でありながら地に足の着いたものだった。これは単なるレーシングプロジェクトではなく、長期的なビジョンなんだ。ゼロから立ち上げられるものの一部となり、それをF1グリッドにふさわしいチームに形作る機会なんて、そうそうあるものじゃない」とコメント。

    「僕はこれまで世界最高のチームで働く栄「誉に恵まれてきたが、ここでも同じプロフェッショナリズムと飢えをすでに感じている。これはアメリカ・モータースポーツにおける象徴的なブランドであり、その物語がF1という世界舞台に登場する瞬間に立ち会えるのは僕にとって非常に特別なことだ。世界最高のサーキットでアメリカのレーシングスピリットを表現できるのを楽しみにしている」

    「また、このエキサイティングなステップを支援してくれたメルセデスに心から感謝したい」

    メルセデスとの協議は現在も続いており、場合によっては今季終了前にボッタスがキャデラックで活動を開始できる可能性もあるという。チーム代表のグレアム・ロードンは、両ドライバーが新チームの発展に大きな役割を果たすと語った。

    「ボッタスとチェコのような非常に経験豊富なレーサーを獲得することは、我々の強い意志を示す大胆なシグナルだ。彼らはすべてを経験しており、F1で成功するために何が必要かを知っている。だがそれ以上に重要なのは、チームを築くことの意味を理解しているという点だ」

    「彼らのリーダーシップ、フィードバック、レースで鍛え上げられた直感、そしてもちろん速さは、このチームを立ち上げるうえで計り知れない価値を持つ。協力と理解を示してくれたメルセデスに大きな感謝を伝えたい」

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  • セルジオ・ペレス キャデラックF1と複数年契約を締結との報道

    セルジオ・ペレス キャデラックF1と複数年契約を締結との報道

    セルジオ・ペレスの2026年キャデラックからのF1復帰が複数年契約で発表される見通しだと、Autosportは伝えている。

    数か月にわたる交渉の末、セルジオ・ペレスとキャデラックは話し合いを最終合意に達し、今週後半に発表が行われると理解されている。大きな議題となっていたのは35歳の契約期間であり、ペレスは少なくとも2シーズンをカバーし、さらに3年目のオプションを含む複数年契約を受け入れたと理解されている。

    これは来季からF1のグリッドに加わる11番目のチームにとって厳しいデビューシーズンになると予想される中で、一定の継続性を確保するものだ。

    レッドブル離脱後に1年間のブランクを経たペレスは、キャデラックでのチームメイトとして同じくF1優勝経験を持つバルテリ・ボッタスと組むことが期待されている。チームはイギリスとアメリカの両拠点を持ち、フェラーリ製パワーユニットを搭載する予定だ。

    グレアム・ロードンが率いるチームにとって、10の既存チームと渡り合うのは大きな挑戦だが、2026年のレギュレーション変更は新チームが参入する絶好の機会でもある。

    両ドライバーはチーム内で平等な地位を持つと理解されている。ペレスは間もなく正式に発表される見通しで、すぐにチームの2026年準備に加わり、シルバーストンの新本社でキャデラックのエンジニアと作業を開始することになる。

    セルジオ・ペレス バルテリ・ボッタス キャデラック F1キャデラックは、バルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスのコンビで2026年にF1デビューを果たすとみられている。

    ペレスはF1での最初の14年間で6勝を挙げた。2020年のサヒールGPではレーシングポイントに初優勝をもたらし、その後レッドブルに加入してマックス・フェルスタッペンのチームメイトとなった。

    レッドブルでさらに5勝を加えたが、成績の低迷により2024年末に契約更新から間もなく職を解かれた。だが、その後任となったリアム・ローソンと角田裕毅も苦戦を強いられている。

  • F1チームのドライバー選定とキャデラックのバルテリ・ボッタス獲得の意味

    F1チームのドライバー選定とキャデラックのバルテリ・ボッタス獲得の意味

    バルテリ・ボッタスはキャデラックと契約を結び、F1レースシートへ復帰することが決定した。

    チームメイトとして発表されたセルジオ・ペレスは経験の豊富さとメキシコからの支持がある。地政学的な観点から見ると、アメリカのチームとメキシコ人ドライバーの組み合わせはやや不自然にも感じられるが、F1の世界は国際情勢から完全に隔絶されているわけではないにせよ、ここでは重要な要素にはならないだろう。

    その他では、周冠宇、ミック・シューマッハ、フェリペ・ドルゴビッチ、ジャック・ドゥーハン、ジャック・クロフォード、ポール・アーロン(およびその他の候補者)といった名前も、キャデラックの2つ目のシート候補に挙がっていた。

    ボッタス/ペレスというラインアップは通算532戦の出走、16勝、3435ポイントという実績を抱えることになる。両者とも35歳であるため長期的な解決策ではないが、スピードと膨大な知識を備えたコンビだ。

    エンジニアにとっては、両ドライバーの基準が明確であるという点が大きい。そしてそのデータポイントは、ゼロから参入するチームにとって極めて重要だ。スタートアップチームに欠けているもの、例えば前年のサーキットデータ、セットアップの蓄積、現場での経験、その他の雑多な資産を考えてみればわかるだろう。

    ボッタスとペレスがグリッドに復帰するという考えは、新しい顔ぶれを望んでいた人々(そしておそらく「尻カレンダー」を減らしたいと願う人々)にとって不満かもしれないが、それは間違いなく理にかなった組み合わせだ。

    おそらくキャデラックは、誰かに署名をさせる前に、他の新規参入チーム(買収を除く)がドライバーをどのように選んできたのかから学べることがあっただろう。完全に経験重視が正しいのか、それともプレッシャーの少ない環境で新人を起用することに意味があるのか。

    ■ハース(2016年)─グロージャンとグティエレス
    ハース(2016年)─グロージャンとグティエレス
    2016年にF1へ参入したハースには、実利的な判断の光る選択があり、そのアプローチは開幕から3シーズンにわたり成果を上げることになった。フェラーリとの関係の深さについては多くの疑問が投げかけられ、規則で定義された「譲渡可能な非リスト部品」を超えているのではないかと主張する人々もいた。ドライバー面でもフェラーリとのつながりが見られ、フェラーリのシミュレーター/リザーブドライバーを務めていたエステバン・グティエレスがロマン・グロージャンの相棒として選ばれた。フランス系スイス人のグロージャンは、F1初期の困難を経て真剣なレーサーとしての評価を築いており、チームにとっては大きな獲得だった。

    一方のグティエレスは、ザウバーで2年間の経験を持ちながらポイント獲得は1回のみであったが、フェラーリのシミュレーターで1年間過ごした知識はハースにとって価値あるものだった。実際、チームはシーズン序盤から驚きを与えた。両者は開幕戦オーストラリアで、人気のなかった「逐次淘汰方式」のQ1で敗退したが、決勝ではそれがほとんど問題にならなかった。グロージャンはセーフティカー(アロンソとグティエレスの接触で出動)中に唯一のピットストップを済ませる1ストップ戦略を選択し、その結果6位でゴールした。

    続くバーレーンでは、グロージャンが9番手スタートから5位を獲得した。一方でグティエレスは2016年を通じてポイントを取ることはなく、翌年にはルノーから放出されたケビン・マグヌッセンに交代した。マグヌッセンとグロージャンはその後4年間コンビを組み、ハースは初期において新人を避けるチームとなった。後に2021年にミック・シューマッハとニキータ・マゼピンを起用したことを考えると、その判断は正しかったと感じたかもしれない。

    ■ロータス(2010年)─コバライネンとトゥルーリ
    ロータス(2010年)─コバライネンとトゥルーリ
    2010年には新たに3チームが参入(当初は4チームだったがUSF1は破綻)。その中で、ロータスはAirAsia会長トニー・フェルナンデスの資金力と、元ジョーダン/ルノー/トヨタの技術責任者マイク・ガスコインの経験を背景に参入した。BMW撤退が発表された後に承認されたため他より準備期間は短かったが、むしろ2010年のドライバー選びでは有利な立場を得たといえる。

    マクラーレンでジェンソン・バトンにシートを奪われたヘイキ・コバライネンは、2008年のハンガリーGP勝者ではあるが、ハミルトンのセカンド役にとどまった存在だった。そして、トヨタ撤退によってシートを失ったヤルノ・トゥルーリも獲得した。彼もまた2004年にルノーで1勝を挙げ、13シーズンの経験を持つベテランだった。

    保守的なT127シャシーではポイント圏には届かなかったが、コバライネンは雨のマレーシアでQ2に進出した。日本GPではコバライネンが12位、トゥルーリが13位と、他の新規参入組であるヴァージンやヒスパニアを上回り、コンストラクターズ10位を確保した。

    チームは2011年も同じ布陣を維持しルノー製PUを導入したが、2012年開幕直前にトゥルーリはヴィタリー・ペトロフに交代。その後チームはケータハムと名を変え、資金力を持つシャルル・ピックやギド・ヴァン・デル・ガルデを起用した。

    ■ヴァージン(2010年)─グロックとディ・グラッシ
    ヴァージン(2010年)─グロックとディ・グラッシ
    コストキャップ導入を前提に参入を目指したが、4,000万ドルの上限撤廃によって計画は崩れた。リチャード・ブランソンのヴァージングループがタイトルスポンサーとなり一定の華はあったが、資金的なメリットはほとんどなく、代わりに車体広告で収益を狙った。ブランソンはブラウンGPでの成功に過剰なまでに功績を主張した人物でもあり、再びその栄光を得ようとしていた。

    技術責任者ニック・ワースは全てCFD設計で進めるという方針を打ち出し、風洞を使わないことを正当化した。ドライバーにはトヨタでの実績あるティモ・グロックを起用。2009年にはチームメイトのトゥルーリをポイントで上回ったが、日本GPで脊椎を骨折し残りを欠場していた。

    もう1人はGP2で実績を積んだルーカス・ディ・グラッシ。ルノーの育成出身で、技術的フィードバック能力に優れると評されていた。しかし、マシンは空力が未熟で燃料タンクが小さすぎて完走できないという問題を抱えていた。とはいえグロックは度々ロータスを脅かす走りを見せたが、ディ・グラッシはチームメイトに及ばなかった。翌年はジェローム・ダンブロジオが起用され、グロックは2012年まで残留した。

    ■HRT(2010年)─セナ、チャンドック、山本、クリエン
    ■HRT(2010年)─セナ、チャンドック、山本、クリエン
    当初カンポスF1として参入を目指したが資金難に陥り、最終的にホセ・ラモン・カラバンテのヒスパニアが引き継いだ。ダラーラ製F110を購入して参戦したが、開発は進まず。チーム運営はコリン・コレスが担当した。

    資金を持ち込む新人ドライバー2人が起用され、ブルーノ・セナとカルン・チャンドックが参戦した。開幕戦ではマシンが走行しないまま予選を迎え、チャンドックは予選で初めて走行。それでもアロンソから10秒落ちに収まった。

    シーズン後半は資金確保のため山本左近が起用され、セナの代役としてシルバーストンから参戦し、その後はチャンドックの代わりに走り続けた。その後さらに元レッドブルのクリスチャン・クリエンも起用され、シンガポール、ブラジル、アブダビで走行した。翌2011年にはリウッツィとカーティケヤンという布陣となり、驚きを呼んだ。

    ■スーパーアグリ(2006年)─佐藤、井出、モンタニー、山本
    スーパーアグリ(2006年)─佐藤、井出、モンタニー、山本
    佐藤琢磨が2006年にホンダのシートを失ったことで、このチームが誕生した。鈴木亜久里の率いるチームは急遽F1参入を決め、2002年型アロウズA23を改造してSA05を投入した。佐藤が中心に据えられたが、2台目のシートは難航した。候補にはフォーミュラ・ニッポンで実績を残した選手が挙がったが、最終的に準優勝者の井出有治を選んだ。しかし井出はF1経験がなく、英語を話せないことでチームと意思疎通に苦しみ、大きく出遅れた。

    開幕戦バーレーンでは佐藤がミッドランドのモンテイロから1.5秒遅れ、井出は佐藤からさらに3秒以上遅れた。サンマリノGPでは井出がクリスチャン・アルバースに衝突し、多重横転事故を引き起こしたことがきっかけで、FIAは井出のスーパーライセンスを剥奪した。

    代役としてルノーのリザーブドライバー、フランク・モンタニーが7戦を務め、時には佐藤を上回る予選もあった。その後山本左近がドイツから参戦し、日本人ラインアップに戻った。2007年には佐藤と元F3チームメイトのアンソニー・デビッドソンが組むことになった。

    ■トヨタ(2002年)─サロとマクニッシュ
    トヨタ(2002年)─サロとマクニッシュ
    トヨタは当初V12での参入を目指したが、規則変更でV10に切り替えを余儀なくされた。そのため2001年はTF101でカレンダーを追走し、データ収集に徹した。ドライバーは、フェラーリで代役表彰台を経験したミカ・サロと、ル・マン勝者アラン・マクニッシュだった。

    2002年の開幕戦メルボルンでは、サロが14番手から6位に入り初ポイントを獲得。シーズンを通じて中団で戦ったが、マクニッシュは鈴鹿で大クラッシュを喫した。翌2003年には両者とも交代し、オリビエ・パニスとクリスチアーノ・ダ・マッタが起用された。

    ■スチュワート(1997年)─バリチェロとマグヌッセン
    スチュワート(1997年)─バリチェロとマグヌッセン
    ルーベンス・バリチェロはジョーダンでの4年間を経て、ジャッキー・スチュワート率いる新チームに移籍した。スチュワートはフォードの支援とスポンサーを集め、バリチェロにとっては後にフェラーリへ移る足がかりとなった。

    チームメイトは、1994年の英国F3を圧倒したヤン・マグヌッセン。F1経験は1995年にハッキネンの代役でマクラーレンを1戦走ったのみだった。

    バリチェロはモナコGPで2位を獲得したが、マシンの信頼性は低く頻繁にリタイアした。それでも予選では上位につけた。一方マグヌッセンは実力を発揮できず、スチュワートから運転指導を受けたという逸話も残っている。1998年も残留したが、初ポイントを獲得した直後にヨス・フェルスタッペンに交代した。

    ■ローラ(1997年)─ソスピリとロセット
    ローラ(1997年)─ソスピリとロセット
    ローラは技術的にも資金的にも破綻状態でF1に挑んだ。ドライバーは資金を持ち込むリカルド・ロセットと、F3000で実績を残したヴィンチェンツォ・ソスピリ。

    しかしT97/30は遅すぎて話にならず、オーストラリアGP予選ではヴィルヌーヴのポールタイムから11.6秒落ち。ソスピリがわずかにロセットを上回ったものの、107%ルールを満たせず不出走。第2戦ブラジルGPに向かおうとしたが、巨額の負債で即座に撤退した。

  • キャデラックのペレス&ボッタス獲得をライバルF1チームが妨害試み

    キャデラックのペレス&ボッタス獲得をライバルF1チームが妨害試み

    キャデラックはセルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスを2026年のF1ドライバーラインナップとして発表する見込みとなっている。

    来季F1に11番目のチームとして参入するキャデラックは、早ければ来週末のオランダGP開幕前にも体制を正式発表するとみられている。

    しかし報道によれば、キャデラックが狙った2人のドライバー獲得にはライバルチームが土壇場で介入を試みたという。ESPNは、アルピーヌがフランコ・コラピントの後任候補としてペレスまたはボッタスを自陣に引き込もうとしたが、両者に断られたと伝えている。

    コラピントはジャック・ドゥーハンの代役としてフラビオ・ブリアトーレ率いるチームから起用されて以降、パフォーマンスを巡る批判を受けてきた。だがアルピーヌがペレスとボッタスを確保できなかったことで、コラピントは当面シートを維持する見通しだ。

    キャデラック F1 ボッタス

    キャデラックが選んだのは、経験豊富なグランプリウィナー2人の組み合わせだった。昨季限りでレッドブルを去ったペレスは、得点を重ねられずコンストラクターズ選手権をマクラーレンに明け渡した戦犯とされた。しかし現在、マックス・フェルスタッペンの隣で苦戦するリアム・ローソンや角田裕毅の姿が、ペレスの最終年を違った光で照らしている。

    一方ボッタスは、今季最も戦闘力の低いマシンに苦しみ1点も取れずにザウバーを離脱。今季はメルセデスのテスト兼リザーブに戻っていたが、トト・ヴォルフの後押しを受けて現場復帰を実現させた。

    キャデラックは当初、ベテランと新人の組み合わせを構想し、アメリカ人ドライバー起用の可能性も検討していた。しかし最終的にはペレスとボッタスのベテランコンビで合意に至ったと広く報じられている。これにより、他の候補者たちは来季に向けた新たな選択肢を探さざるを得なくなった。

  • キャデラックF1 バルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスの起用を今週発表?

    キャデラックF1 バルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスの起用を今週発表?

    キャデラックはメキシコ人ドライバーのセルジオ・ペレスと契約し、来年のF1復帰を実現させることが、RacingNews365およびFormula.huの報道で明らかになった。早ければ今週にも、キャデラックはバルテリ・ボッタスとペレスの2026年ラインアップを発表する見通しだ。

    ペレスは2024年シーズンを最後にレッドブルを離れ、F1グリッドを去っていたが、正しいプロジェクトであれば復帰したいと明言していた。

    今週初めにはRacingNews365がボッタスの契約を報じており、フィンランド人ドライバーもF1復帰を果たすことになる。

    キャデラックは来季F1に参戦し、2016年以来初めてグリッドが10チームを超えることになる。

    正式なドライバーラインアップの発表はサマーブレイク終了に合わせて行われる予定で、当初はサマーブレイク前に1名を発表するとしていたが、後にブレイク中盤へと修正されていた。最終的にサマーブレイクの終盤で両ドライバーを同時に発表できる状況となった。

    若手ドライバーも候補に挙がっていたが、グレアム・ロードンが率いるチームは経験を優先した。

    両者の合計グランプリ出走数は500戦を超え、さらにキャデラックは勝利経験のあるラインアップを整えた。ボッタスは10勝、ペレスは6勝を挙げている。

    ボッタスと同様、ペレスも今年中にも旧型車テスト(TPC)を通じてキャデラックとの融合を始めることを目指している。これは、来年からフェラーリがアメリカチームにパワーユニットを供給する契約開始に先立ち、旧型フェラーリ車を使用することになる。

    ペレスは最後の4年間をレッドブルでマックス・フェルスタッペンと共に戦い、フェルスタッペンは今年初め、メキシコ人ドライバーの復帰を望むと語っていた。

    「僕は常にチェコとすごくうまくやっていた」とフェルスタッペンは語った。

    「彼が走るモチベーションを持っている限り、まったく新しいチームであっても良い選択だと思う。フォースインディアやレーシングポイントなど、どんな名前で呼ばれていた時代でも、彼は常にポイントを持ち帰っていたからね」

    キャデラック F1 バルテリ・ボッタス セルジオ・ペレス

    その他のシート状況
    キャデラックF1のシートが埋まったことで、来年のグリッドでまだ決まっていないシートはごくわずかとなった。

    メルセデスは近くジョージ・ラッセルとキミ・アントネッリを発表すると見られており、ラインアップは変更なしとなる見込みだ。

    その後はレッドブル系とアルピーヌのみが未確定だ。

    アルピーヌはフランコ・コラピントとジャック・ドゥーハンの間で決まる可能性が高いが、レッドブルに関しては2026年にマックス・フェルスタッペンのチームメイトが誰になるのか不透明だ。

    また、アービッド・リンドブラッドが来年レーシングブルズでデビューするかどうかも不確定であり、レッドブルは2026年のラインアップ決定に時間をかける見通しとなっている。