カテゴリー: セルジオ・ペレス

  • セルジオ・ペレス 「レッドブルF1はメンタリティもマシンも全く異なる」

    セルジオ・ペレス 「レッドブルF1はメンタリティもマシンも全く異なる」

    レッドブル・ホンダF1に加入したセルジオ・ペレスは、チーム移籍で感じた最大の違いは、結果を最大化することを目標としたレーシング・ポイントと、勝利が“すべて”であるレッドブル・レーシングのメンタリティだと語る。

    セルジオ・ペレスは、F1キャリアで日曜日にマシンとタイヤを最大限を活用するレーススキルに定評があるミットフィールドの傑出した存在だった。

    2020年はセルジオ・ペレスにとって間違いなくキャリアで最強のシーズンだった。F1サヒールGPでF1初勝利を手にしたセルジオ・ペレスは、ドライバーズ選手権を4位で終えた。また、出場した15戦でポイントを逃したのは2戦だけであり、その2つは信頼性問題と彼のコントロールを超えたところにあった。

    レーシング・ポイントを放出されたセルジオ・ペレスにレッドブル・ホンダが白羽の矢を立てるきっかけになったのもその一環製だった。

    だが、セルジオ・ペレスは今、考え方の変化に適応していると語る。レーシング・ポイントでは、可能な限り最高の結果を出すことがすべてだったが、レッドブル・レーシングでは勝利がすべてだ。

    「レッドブルは非常に大きなチームであり、勝利への情熱を見ることができる」とセルジオ・ペレスは Beyond theGrid で語った。

    「ここで働くすべての人、彼らの考え方は勝つことだ。勝つ、勝つ、勝つ。勝つことがすべてだ」

    「僕がレーシングポイントにいたとき、僕たちにはそのようなマシンがなかったので、それは少し異なっていた。つまり、結果を最大化するためにそこにいたので、考え方だけが異なっていた。でも、ここでは、結果を最大化することは勝つことを意味する。そして、それは本当に良いことであり、誰もが非常にやる気がある」

    「でも、結局のところ、F1チームであり、誰もがプレッシャーにさらされている。誰もが初日から結果を出そうとしている」

    セルジオ・ペレスの前任を務めたピエール・ガスリーとアレクサンダー・アルボンは、マシンを物にすることができず、最終的にはそれぞれのシートを犠牲にした。

    セルジオ・ペレスは、レッドブル・ホンダ RB16Bは、昨シーズンのレーシング・ポイント RP20とは完全に異なると語る。

    「マシンのセットアップ、つまり、メカニカル的にレーシング・ポイントとはまったく異なる」と説明した。

    「とにかく、違った方法で、非常に異なったタイムを見つける。マシンが必要とする運転は、レーシング・ポイントの運転とは大きく異なる」

    「働き方もかなり異なるし、サスペンションはまったく違う。メカニカル的なバランス、空力の違いも非常に違うし、すべてだね」

  • 【動画】 レッドブルのF1ドライバーが新旧ホンダ・NSXで華麗なバトル

    【動画】 レッドブルのF1ドライバーが新旧ホンダ・NSXで華麗なバトル

    レッドブル・レーシングは、2021年のF1世界選手権に向けたプロモーションムービーを公開。F1ドライバーのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスがシルバーストン・サーキットで新旧ホンダ NSXでバトルするスリリングな動画となっている。

    これまでもF1ドライバーが出演するコミカルなプロモーションムービーを公開してきたレッドブル・レーシング。今年はラストイヤーとなるホンダのプロダクトがふんだんに盛り込まれた作品となっている。

    ホンダのオートバイでファクトリーでバトルをスタートしたマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスは、バギー、そして、電気自動車のHonda eに乗り換えてシルバーストン・サーキットへ。

    サーキットでは、マックス・フェルスタッペンは現行NSX、セルジオ・ペレスが初代NSXをドライブ。スリリングな映像に仕上がっている。

  • セルジオ・ペレス、“極端なドライビングスタイル”との評価に反論

    セルジオ・ペレス、“極端なドライビングスタイル”との評価に反論

    レッドブル・ホンダF1に移籍したセルジオ・ペレスは、前所属チームのテクニカルディレクターが自身のドライビングスタイルが“極端”だと形容したことに反論した。

    アストンマーティンF1のテクニカルディレクターを務めるアンディ・グリーンは、セバスチャン・ベッテル加入についての話のなかで、セルジオ・ペレスのような“極端なドライビングスタイル”ではないため、マシンへの対応は容易なはずだと語った。

    アンディ・グリーンは、セルジオ・ペレスが「非常に極端なドライビングスタイルだったし、すべてのトラックで正しく走ることが非常に困難だった」とコメント。

    「特定のトラックでは輝いていたが、他のトラックでは輝いていなかった」

    それは公正な評価であるかと質問されたセルジオ・ペレスは、成長を続ける必要性を認めながらも、自分のスタイルは過去に成功していることが証明されていると反論した。

    「まあ、僕はその『極端なドライビング』のおかげで、なんとか多くのポイントを獲得してきたと思っているよ!」とコメント。

    「ある意味、それは過去に大いに役立ったと思う。そして、僕は毎年改善し続ける必要がある、もっと完成されたドライバーになれるようにね」

    「あらゆるマシンに自分自身に適応していく。したがって、どの側面で、どの部分についてかを、もっと具体的にする必要がある。“極端”には多くのことがある。誰にもわからないけどね」

    昨年のレーシング・ポイントのマシンと今年のレッドブルRB16Bを比較して、セルジオ・ペレスは、レッドブルを快適なマシンに仕上げたあとに達成できることに興奮していると語る。

    「明らかに多くの面で非常に異なっている。それぞれの車を運転する方法は非常に異なる。したがって、別のマシン、別のスタイルに適応する必要がある。でも…このマシンにはポテンシャルがある。そして、僕がこのマシンを手なずけることができれば、いい感じになるはずだ」

    「5レースかな。非常に異なるレース、異なるコンディションを経験すれば、マシン、チームをはるかに理解できる。5レース、本格的なレースができれば、十分なはずだ」

    メルセデスF1は、プレシーズンテストで風の強いコンディションに苦しんでいたが、セルジオ・ペレスは、レッドブルが開幕戦でのマシンの強さについて楽観的だ。

    「バーレーン周辺の風によって非常に困難なコンディションで運転した。マシンの仕上がりには満足しているし、間違いなく優れたポテンシャルがあると思う。改善するために焦点を当てるべき良い分野があるの明らかだ。でも、全体像としてはポジティブなマシンだ」

  • セルジオ・ペレス、レッドブルF1のジュニアプログラム選考に落ちた過去

    セルジオ・ペレス、レッドブルF1のジュニアプログラム選考に落ちた過去

    セルジオ・ペレスは、レッドブルのジュニアドライバーのテストで不合格になった告白。あまりに遅すぎたため、成績をあげることができないと見なされたと語った。

    F1で10シーズン、フォース・インディア/レーシング・ポイントで7シーズンを過ごした後、セルジオ・ペレスは、レッドブル・レーシングのドライバーに抜擢され、今シーズンはマックス・フェルスタッペンと一緒にレースをする。

    レッドブル・レーシングでチャンスを得たことにより、セルジオ・ペレスは昨年のF1サヒールGPで達成した初優勝にさらに実績を追加できることを期待されている。

    セルジオ・ペレスは、2011年にフェラーリの育成ドライバープログラムのメンバーとしてザウバーでF1デビューを果たした。しかし、ペレスのF1での運命は、メキシコの恩人であるエクスデリア・テルメックスによって用意された初期の頃のレッドブルのジュニアテストでヘルムート・マルコに感銘を与えていれば違った形で展開していた可能性がある。

    「2007年に、僕は自分のプログラムを通じてテストに招待された」とセルジオ・ペレスは Beyond the Grid で語った。

    「うまくいかなかった。シートに問題があって、膝がステアリングに当たって曲がることができなかった。それによってペースはかなり遅かった。シートなどを解決しれば、自分はやれると思っていた」

    「戻ってきたら、もう不合格だった。追加のチャンスはなかった。僕はあまりに遅すぎた。ラップタイムがすべてだった。とにかく不合格だった。あれは2007年か2006年だったと思う」

    「その後、F3に進んだ。僕はレッドブルのドライバーたちと競争して、チャンピオンシップをリードしていた。シルバーストンでマルコを見かけて『ヘルムート、お元気ですか?』と話しかけた」

    「彼は 『我々は君を倒す。我々は君を倒す』と言っていた。だから、OK、『ヘルムートの良い一日を』と言ってやったよ」

    2009年、セルジオ・ペレスは、レッドブル・レーシングのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーと彼の父親ゲイリーが所有するアーデンで英国F3からGP2にステップアップした。この繋がりは、再びレッドブルのジュニアドライバープログラムについての会話のきっかけとなった」

    「GP2の初年度にクリスチャンとまた別の会話があった」とセルジオ・ペレスは語った。。

    「僕がシルバーストンで行った良いレースをした後、彼は僕のところに来て 『やあ、君は今何をしている?』と聞いてきたので、『やあ、元気そうですね。でも、あなたには自身のドライバープログラムがあるし、僕を必要としていない』と答えた。それが僕たちの最後の会話だった。今でも覚えてるよ」

    セルジオ・ペレスはGP2での2年目にモナコでのメインレースでの優勝を含む、5勝を獲得し、チャンピオンシップをパストール・マルドナドに次ぐ2位で終え、2011年のザウバーでのF1デビューに繋げた。

    セルジオ・ペレスは、キャリアの初期段階でレッドブルに加わっていたかもしれないと考えることはほとんどなかったが、今年、元チャンピオンシップ優勝チームとレースをする機会を得られたことに感謝していると語る。

    「何が起るか、どのようなチャンスが巡ってくるかなんて、誰にも分からないものだよね」とセルジオ・ペレスは語った。

    「ジュニアプログラムに一員になることは間違いなく助けになる。でも、僕は(ディートリヒ)マテシッツ、ヘルムート、クリスチャン、エイドリアン(ニューウェイ)など、すべてのレッドブル・ファミリーに非常に感謝していると言わなければなたない。この機会を与えてくれたんだからね。それは素晴らしいことだ」

    「彼らは結果で意思決定を行う。そして、これまで誰も僕にトップカーに乗る機会を与えてくれなかった。だから、僕はこれからとにかく確実に結果を出す必要がある」

  • レッドブルF1代表 「前を走っているドライバーの方を優先する」

    レッドブルF1代表 「前を走っているドライバーの方を優先する」

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、チームに“ナンバー1”ドライバーは存在しないとし、前を走っているドライバーの方を優先すると語る。

    今年、レッドブル・レーシングは、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてアレクサンダー・アルボンに代えて、レッドブルのタイントプール外のセルジオ・ペレスを起用する。

    過去2シーズン、マックス・フェルスタッペンは、常にピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボンを凌駕して孤軍奮闘してきたが、セルジオ・ペレスの加入によってチーム内の競争は激しいものになると予想される。

    だが、レッドブル・レーシングは事実上マックス・フェルスタッペンのチームであり、セルジオ・ペレスはフェルスタッペンに次ぐ第二の役割を務めることになるとの見方が強い。

    しかし、クリスチャン・ホーナーはこれを否定する。

    「ファーストを前を走っているドライバーだ。何年もの間そうだった。何年もその方法を採用してきた」とクリスチャン・ホーナーは Ziggo Sport に語った。

    「彼らは同じマシンと同じ機会が与えられる」

    セルジオ・ペレスは、今年初めからレッドブル・レーシングとの統合を続けており、今季の相棒となるRB16Bを手に入れる前にRB15で走行し、ファクトリーで多くの時間を過ごしてきた。

    クリスチャン・ホーナーは、セルジオ・ペレスのチームへの溶け込み方に満足していると語る。

    「チェコはうまく溶け込んでいる。彼は非常に経験豊富な素晴らしい男だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。
    「2人のドライバーはうまくやっており、彼はチームに何かしらのものを追加していると思う。それはポジティブなことだ」

    「マックスと彼はうまく協力しており、彼らは良いコンビネーションを見せている」

    レッドブル・レーシングは、先週末のF1プレシーズンテストでマックス・フェルスタッペンが3日間の最速タイム(1分28秒960)をマークした。

    専門家たちは、スタートから好調なレッドブル・ホンダ RB16Bが、マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスにタイトル争いをするチャンスをもたらす可能性があると考えている。

    また、レッドブル・レーシングは、昨年のアブダビGPでポール・トゥ・ウィンを飾っており、来週末の開幕戦ではどこから再開できることを期待している。

    「2020年よりも良い結果を出すために、2020年にポジティブだった点を土台にしている」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「最後のレースで勝利のラインを継続し、それに伴う勢いを維持している」

    「それはポジティブなことだった。今年は力強くパフォーマンスできることを願っている」

    「決して簡単なことではないし、ルールの変更は皆さんが予想するよりも大きい。チームは一生懸命に働いているし、他のチームとは異なるルールの解釈を見るのは魅力的だ」

  • レッドブル・ホンダF1加入のセルジオ・ペレス 「失うものは何もない」

    レッドブル・ホンダF1加入のセルジオ・ペレス 「失うものは何もない」

    レッドブル・ホンダF1に加入したセルジオ・ペレスは、2021年にチームメイトのマックス・フェルスタッペンと対峙することが“大きな挑戦”になることを承知しているが、自分が望んでいるのは最高のドライバーと比較されることであり、何も心配はしていないと語る。

    アストンマーティンにリブランディングしたレーシング・ポイントを放出され、シートのない状況になったセルジオ・ペレスだが、アレクサンダー・アルボンにパフォーマンスに満足しなかったレッドブル・レーシングのドライバーに抜擢されたことでF1キャリアを繋ぎ留められた。

    チームメイトのマックス・フェルスタッペンは、2015年にレースデビューしてすぐに将来最も有望なドライバーとしての地位を確立。それ以降、フェルスタッペンはチームを失望させることはなく、メルセデスが席巻するなか、過去2シーズンをランキング3位で終え、すでに10勝をマークしている。

    そのような競争力のあるチームメイトがいることは困難な仕事となるが、セルジオ・ペレスはまったく臆していない。

    「レッドブルに加入することが分かってから、マックスという大きなチャレンジに直面することは分かっていた」とセルジオ・ペレスは Beyond the Grid で語った。

    「彼は非常に完成されたドライバーだ。正直なところ、サプライズはなかった。彼は非常に強力なドライバーであり、それは自分にとって大きなチャレンジとなるだろう」

    「でも、それが僕が望んでいたものだ。僕はスポーツで最高のドライバーに対して評価されたかった。だから、素晴らしいチャレンジであり、素晴らしい機会であり機会であり、僕がとても楽しみにしていることだ」

    「自分のキャリアに失うものは何もないという見方をしている。僕は幸運にも素晴らしいキャリアを積むことができたし、次に来るものはどんなものであっても素晴らしい」

    「彼が僕について心配する、もしくは、僕が彼について心配する理由はない。僕たちは二人とも、可能な限り最善の仕事をするためにここに来た」

    セルジオ・ペレスは、先週末のF1プレシーズンテストで新しいチームでの最初の公式セッションを行い、最終日の午前のセッションをトップを終えるパフォーマンスを発揮して感銘を与えた。

    午後に走行したマックス・フェルスタッペンは、1分28秒960と3日間の総合トップタイムを記録したが、セルジオ・ペレスは走行したコンディションの違いにより、データの比較は難しいと述べた。

    「この数日間、僕たち二人関してコンディションは大きく違っていた」とセルジオ・ペレスは付け加えた。

    「彼は10~15℃涼しいトラックで走っていたし、その逆もあった。風も変化していた」

    「最初の3~4レースでもっと知ることができるけど、彼が非常に速く、堅実なドライバーであることはすでに分かっている」

  • セルジオ・ペレス 「マクラーレンF1には政治的な要素があった」

    セルジオ・ペレス 「マクラーレンF1には政治的な要素があった」

    レッドブル・ホンダF1で順調なスタートを切ったセルジオ・ペレスが、2013年のマクラーレンF1時代を振り返り、そこには“政治的な要素”があったと語った。

    今年、セルジオ・ペレスは、レーシング・ポイントのピンクのレーシングスーツから、レッドブル・レーシングのネイビーのレーシングシーツに着替え、F1プレシーズンテストで公式デビューを果たした。

    セルジオ・ペレスにとってレッドブル・レーシングは、短命に終わったマクラーレンF1時代に続く、“ビッグチーム”との2番目の機会となる。

    ホンダF1エンジンでの初走行となったセルジオ・ペレスだが、不慣れなレッドブル・レーシングのマシンに苦戦する兆候は見られなかった。彼はこの勢いを新シーズンに向けて維持し、より良いチームでパフォーマンスを発揮する機会にできることを望んでいる。

    セルジオ・ペレスは、2013年のマクラーレンF1での経験とレッドブル・レーシングでの経験を Beyond the Grid のインタビューで比較。レッドブル・レーシングへの移籍はキャリアのいいタイミングで訪れたと語った。「

    「僕のキャリアの中でより良い時期に実現した。僕はより良い状態にあり、チームにもいい勢いがある。だが、総合的には多くの希望があると思う。確かに良い方向性があるし、チームはしっかりしている」

    31歳になったセルジオ・ペレスは、8年前のマクラーレンF1での1年間と比較して次のように説明した。

    「僕がマクラーレンに加入したとき、おそらくチームにとって間違った時期だったと思う。すべてが後退した年だった」とセルジオ・ペレスは語る。

    当時も、セルジオ・ペレスはドライビングの面では良い場所にいると感じていたが、舞台裏には助けにならない多くの要因があったと明かす。

    「ドライビングに関しては駄目だったとは思っていない。あそこでジェンソン(バトン)を予選で上回っていた。一般的には良いチームだったと思うけど、他に政治的な要素があった。今はもっと良い場所にいると思う」

  • F1テスト分析:セルジオ・ペレスはフェルスタッペンより速かった?

    F1テスト分析:セルジオ・ペレスはフェルスタッペンより速かった?

    レッドブル・ホンダF1に新加入したセルジオ・ペレスは、実際にはチームメイトのマックス・フェルスタッペンよりも速かったとFormula1.comのローレンス・バレットは主張する。

    F1プレシーズンテスト最終日にレッドブル・ホンダF1の午後のテストを担当したマックス・フェルスタッペンは、3日間の最速タイムとなる1分28秒906をマーク。チームメイトのセルジオ・ペレスは午前に走行して1分30秒187をマークし、最初の4時間のセッションでトップに立った。その差は1.227秒。

    ローレンス・バレットは、マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのロングランと予選ランの両方を、その瞬間のトラックスピードも考慮に入れて比較。マックス・フェルスタッペンが走行したコンディションは、午前のセルジオ・ペレスよりもはるかに良好だった。

    ローレンス・バレットによると、ロングランではセルジオ・ペレスの方がはるかに速かったと語る。

    「トラックのコンディションを考慮に入れると、ペレスはフェルスタッペンが走ったときよりもトラックが約2.86秒遅いときに走っていた。実際、メキシコ人はチームメイトよりも0.6秒速かった」とローレンス・バレットは語る。

    では、予選ランについてはどうだろう。ローレンス・バレットは、同じようにすべてのドライバーがドライブした平均ラップタイムに基づいた“トラックスピード”の仮定に基づけば、セルジオ・ペレスが走行した際のトラックは約1.4秒遅かったとし、ペレスのファステストラップは約0.1秒速かったと分析した。

  • レッドブル・ホンダF1 「セルジオ・ペレスはタイヤのスペシャリスト」

    レッドブル・ホンダF1 「セルジオ・ペレスはタイヤのスペシャリスト」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、新加入のセルジオ・ペレスがF1プレシーズンテストで“タイヤのスペシャリスト”としての期待に応えるパフォーマンスをみせたと語る。

    セルジオ・ペレスは、昨年期待された成績を残せなかったアレクサンダー・アルボンの後任としてレッドブル・ホンダF1に加入。レース巧者としての定評のあるペレスは、メルセデスとの戦いにおいてマックス・フェルスタッペンをアシストすることが期待されている。

    F1プレシーズンテストにおけるセルジオ・ペレスの特にロングランにおける走りにはタイムシート以上の印象を与えており、3日間のロングランでは最速だったと分析されている。

    ヘルムート・マルコも「私が見る限り、彼のロングランは最速だった。彼はタイヤのスペシャリストとしての評判に応えた」と Auto Motor und Sport に語った。

    セルジオ・ペレスは、レッドブルのF1マシン『RB16B』を完全にマスターするためには5レースが必要だとインタビューで語っている。

    だが、ヘルムート・マルコは「おそらく予選ラップに関しては、彼にはそれほど長くは必要ないと思う。レースでは最初のグランプリから正しいと確信している」

    また、ヘルムート・マルコは、アルファタウリ・ホンダに新加入の角田裕毅にも高い評価をしている。

    「我々の角田は20歳で、このマシンに1日半しか乗っていません。彼はセンセーショナルなパフォーマンスを提供しました」とヘルムート・マルコは RTL に語った。

  • セルジオ・ペレス 「RB16Bには優れたポテンシャルがある」

    セルジオ・ペレス 「RB16Bには優れたポテンシャルがある」

    レッドブル・ホンダに新加入したセルジオ・ペレスは、2021年のF1プレシーズンテストで好調なスタートを切った。それでも、移籍したドライバーにとって3日間だけのテストは理想的ではなく、レッドブルRB16Bから最大限を引き出すには“5戦が必要”だとペレスは語る。

    レッドブル・ホンダF1は、マックス・フェルスタッペンが2021年F1プレシーズンテストの最速タイムをマーク。これは過去数年で様々なトラブルに見舞われていたチームが達成できていなかったことだ。

    パッケージの改善に加えて、今年のレッドブル・ホンダF1のもう1つの大きな変更は、セルジオ・ペレスの登場だ。これは、2021年のF1グリッドで多くの興味深いチーム内競争のひとつとなっている。

    セルジオ・ペレスの加入は、メルセデスF1との戦いでチームに戦略的な選択肢を与え、常にそこにいることができる誰かを配置し、メルセデスのドライバーがトラブルに見舞われたときに、大量ポイントを奪うことが目的となる。

    F1プレシーズンテストは、セルジオ・ペレスがレッドブル・ホンダに適応する最初の機会でした。しかし、冬の間にチームを移籍した他ドライバーと同じように、ペレスも自分自身をダイヤルするための本格走行の機会は1日半しかなく、難しい課題に直面している。

    「僕たちはチームとして、エンジニア、マシン、セットアップのすべてにおいてスピードアップしていると思う」とテスト全日程を終えたセルジオ・ペレスは語った。

    「今日、僕たちは多くの異なるセットアップオプションを経験した。シーズンの開幕がここなのは良いことだし、少し参考にできる。僕たちには理解しなければならないことがたくさんるし、理解をもう少し深めようとしている」

    「僕たちには多くの時間がなかった。間違いなく僕のキャリアの中で行った最短のプレシーズンだった。マシンを最大限に活用するために、マシンの中で学ぶことはまだたくさんある」

    「僕にできる最善のことは、辛抱強く、最初のレースに臨むことだ。チーム内でもっとうまく進められるようになるだろう。今のところは、辛抱強く、エンジニアと一緒に一生懸命に働き続けなければならない」

    「理想的にはもっと走りたい。仕方ないことだけど、1日半を終えだたけで、戻ってときにレースに飛び込まなければならないのはクレイジーだ。でも、仕方ないことだ」

    「チームを変えるには理想的ではない。そういう意味では、チームを変えた人は、同じチームで続けている人や経験のある人に比べて不利になると思う。でも、それはゲームの一部であり、僕たちはそれを最大限に活用する必要がありる。でも、非常に短い時間なのは確かだ」

    どれくらいの時間がかかるかと尋ねられたセルジオ・ペレスは「5レースかな。非常に異なるレース、異なるコンディションを経験すれば、マシン、チームをはるかに理解できる。5レース、本格的なレースができれば、十分なはずだ」

    セルジオ・ペレスはフォース・インディア/レーシング・ポイントで7シーズンにわたってリードドライバーを務めていたため、パッケージは必然的に彼に合った方向に開発されていた。しかし、レッドブル・ホンダでは新しいマシンで慣れることがたくさんある。

    「多くの面で明らかに非常に異なっていると思う、それぞれのマシンを運転する方法は非常に異なっている」とセルジオ・ペレスは語る。

    「だから、異なるマシン、異なるスタイルに適応しなければならない。でも、全体として、このマシンはポテンシャルを秘めていると言わなければならない。そして、一旦、マシンを理解できれば、僕たちはいい感じなはずだ」

    「バーレーン周辺の風によって非常に困難なコンディションで運転した。マシンの仕上がりには満足しているし、間違いなく優れたポテンシャルがあると思う。改善するために焦点を当てるべき良い分野があるの明らかだ。でも、全体像としてはポジティブなマシンだ」

    序盤戦では、セルジオ・ペレスのベストを見ることができないかもしれない。ペレスは一発の速さが主な強みであるわけではなく、予選での戦いではマックス・フェルスタッペンが快適に優位に立つ可能性がある。しかし、ペレスの一貫性は優秀であり、常にタイヤを最大限に活科す走りが特徴だ。

    今年、ピレリは構造に変更を加え、フロントを広げた。すべてのドライバーとチームはまだ学ぶことがたくさんある。セルジオ・ペレスは、大部分のドライバーよりも早くに新しいタイヤの特徴を掴むことだろう。

    マックス・フェルスタッペンと比較して、さまざまな場所でそれがどのように機能するかはまだわかっていない。フェルスタッペンのレースを管理する能力も過小評価されるべきではない。フェルスタッペンも必要なときにタイヤをケアすることができ、過去数年間でいくつかの素晴らしいパフォーマンスを披露してきた。

    マシンが見た目と同じくらい良ければ、二人はフィールドの前でレースを展開し、勝利のために互いに戦う可能性がある。それは、クリスチャン・ホーナーに管理するのが難しい状況を与える可能性がある、レッドブル・ホンダF1にはしばらく対処する必要がなかったことだ。

    マックス・フェルスタッペンはチームメイトにあまり注意を払っておらず、バーレーンで新しいパートナーの最初の印象を尋ねられたとき、彼はほとんど何も言うことがなかった。

    「正直なところ、忙しくてあまり話を聞くことができなかった」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「ヘッドセットをつけたまま走り回っているわけではない。その質問はチームの他の人にするべきだと思う」