セルジオ・ペレスは、2026年F1スペインGPの予選を19番手で終えたものの、キャデラックF1が前方のウィリアムズやアストンマーティンとの差を縮めたことに手応えを示した。
初開催となるマドリンクで、キャデラックは予選Q1突破には届かなかった。それでもペレスは1分35秒913を記録してチームメイトのバルテリ・ボッタスを上回り、チームの積極的なアプローチとオペレーションを高く評価した。
「パッケージを最大限に引き出せた」
「素晴らしいコースだし、ここに来られて本当にうれしい。雰囲気も信じられないくらい素晴らしいし、予選ラップにもとても満足している」
ペレスは予選後、キャデラックが週末を通して積極的なプログラムを進めてきたことが結果につながったと説明した。
「僕たちはプログラムに関してかなりアグレッシブだった。チームには本当によくやったと言いたい。僕たちのパッケージを最大限に引き出して、前にいるウィリアムズとアストンマーティンとの差をさらに縮めることができた」
「Q2に進むには十分ではなかったけど、本当に強いラップだった。チームはオペレーション面でも強かったので、そこにはとても満足している」
予選後のインタビューでも、ペレスは同様にチームの仕事ぶりを強調した。
「自分のすべてのラップと、チームの実行力にとても満足している。チームは素晴らしい仕事をしてくれたし、すべてがうまくいったことを本当にうれしく思っている」
「全体として素晴らしい予選だった。今日、ウィリアムズとアストンとの差を縮められたことには本当に満足している。それはかなり有望だった」
決勝重視のセットアップ「いいレースができる」
キャデラックは予選だけに照準を合わせていたわけではない。ペレスによれば、週末の準備では決勝にかなり重点を置いており、日曜日には順位を上げるチャンスがあると考えている。
「明日は間違いなく、いいチャンスがいくつかあると思う。僕たちはすべてを最大限に生かせるようにしなければならない」
「僕たちは決勝にかなり重点を置いてきたので、明日はいいレースができると確信している」
さらに、ペレスはチームの現場対応について「今日はオペレーション面でとても強かったし、非常にアグレッシブでもあった。チームは本当によくやってくれた」と評価した。

ボッタスはサインツJr.の妨害で20番手
一方、バルテリ・ボッタスは1分38秒011で20番手。高速コーナーでのパフォーマンス不足に加え、アタックラップでカルロス・サインツJr.に妨害されたことも響いた。これにより、ボッタスがペレスを予選で上回っていた連続記録は5戦で途切れた。
「僕たちにとって難しい週末になっている。いつだってマシンから最大限を引き出したいけど、今日はそこまで到達できなかった」
「高速コーナーで不足していることは分かっているし、このコースはブラインドの場所がとても多いので難しい。最初は僕が先頭でコースに出たけど、その後はトラフィックの影響を受けてしまった。不運だったけど、そういうこともある」
「明日の決勝でもう一度やってみる。何かチャンスがあることを願っている」
ブドコウスキー「すべてのチャンスを生かすことが重要」
チーム代表のマルチン・ブドコウスキーも、ペレスがマシンの性能を最大限に引き出したと評価した。
「マドリンクはF1カレンダーへの素晴らしい追加であり、ドライバーにとって大きなチャレンジだ。全体として、今日はまずまずの予選パフォーマンスだった」
「チェコはマシンから最大限を引き出すという点でいい仕事をした。バルテリはセッション中の低いグリップに適応するのに苦労していたが、徐々に改善していた。それだけに、アタックラップで明らかに妨害を受けたのは残念だった」
決勝については、高温とタイヤマネジメントが大きなポイントになると予想している。
「明日は厳しく、暑く、要求の高いレースになると予想している。このコースはタイヤと集中力の両方を試すことになる。トラブルを避け、クリーンにレースを遂行し、あらゆるチャンスを最大限に生かすことが重要だ」
予選順位だけを見ればキャデラックF1は19番手と20番手に終わったが、ペレスはライバルとの差が縮まっていることをポジティブな材料として挙げている。決勝を重視した準備も含め、初開催のF1スペインGPではレース展開を利用して上位進出を狙う。
