カテゴリー: F1関連

  • F1:予算キャップ選択チームは2倍のKERS出力が可能に

    F1:予算キャップ選択チームは2倍のKERS出力が可能に

    2010年に予算キャップを選択したF1チームは、KERSで2倍のブーストを使用できることが明らかになった。

    予算キャップを導入しないF1チームは、基本的に今年と同じテクニカルレギュレーションが採用されるが、4000万ポンドの予算キャップを選択したF1チームには、可変ウイングや回転数無制限のエンジン、無制限のテストなど、技術的な自由が与えられる。

    さらにFIAは、予算キャップを選んだチームは、KERSで今年の60kwの2倍となる120kwの出力を決定したという。

    ウィリアムズとマクラーレンは、FIAのコスト削減の動きは支持しているが、グランプリが2つのレギュレーションで運営されることに懸念を示している。

    来週、FOTAは会議を実施し、予算キャップの導入を含め、これらの問題を話し合うとみられている。

    関連:KERS

  • F1マシンの最低重量を2010年から620kgに引き上げ

    F1マシンの最低重量を2010年から620kgに引き上げ

    FIAは、2010年の新しいテクニカルレギュレーションでF1マシンの最低重量を620kgまで引き上げることを発表した。

    現在のマシンの最低重量はドライバーを含めて605kgと定められているが、KERSの導入により、ロバート・クビサのような長身のドライバーには不利となっている。また、多くのF1ドライバーが、2009年シーズンにむけてダイエットを実施していた。

    ロバート・クビサは、バーレーンGPで初めてKERSを搭載してレースを行ったが、適切なバラストを積むことができず、マシンバランスに苦しんでいた。

    今回の最低重量の15kgの増加は、このような不利を解決することが目的とされている。

  • F1:2010年から給油禁止

    F1:2010年から給油禁止

    FIAは、2010年シーズンからF1での給油を禁止することを発表した。理事会は、給油禁止の理由をコスト削減のためと説明している。

    世界モータースポーツ評議会のあと、FIAは声明を発表。

    「燃料補給の器材を運搬するためのコストを削減し、エンジンビルダーが燃費を改善する動機を高めるために2010年からレース中に給油することを禁ずる」

    また理事会は、2010年からタイヤウォーマーを禁止することも発表した。ただし、それ以外のタイヤ暖房装置は許される。

  • F1:新規参入F1チームへの財政支援を発表

    F1:新規参入F1チームへの財政支援を発表

    FIA世界モータースポーツ評議会は、2010年にF1に参入する新チームへの財政支援を発表した。

    バーニー・エクレストンのフォーミュラ・ワン・マネージメント社(FOM)は、F1チームに対し、レースごとに無料で2台のトランスポーターの提供と10,000kgの普通貨物便、そして年間1,000万ドルの支払いに合意した。

    またヨーロッパ外で開催されるイベントでは、各チームごとに20枚のエコノミークラス航空券が提供される。

    F1に参戦できるクルマの数は、24台から26台に増加やされ、2010年には新たに3チームの参戦が可能となる。すでにUSF1、ローラーを含めたいくつかのチームが関心を示している。

    新チームの出願は5月22日〜29日まで受け付けられ、FIAは6月12日(金)に承認されたエントラントのリストを公表する。

    FIAは、F1で競争するための施設、財源、専門知識など真のコンストラクターとしての能力に基づき当選者を選ぶ。

    応募者は、新たに承認された4000万ポンドの予算キャップでレースをするかどうかを選ぶことになるが、どのチームも予算制限のもとで参戦するものとみられている。

  • F1:2010年から4,000万ポンドの予算キャップを導入

    F1:2010年から4,000万ポンドの予算キャップを導入

    FIAは、2010年からF1に4,000万ポンドの予算キャップを導入することを発表した。

    当初、予算キャップは3,000万ポンドとされていたが、先週、FIA会長のマックス・モズレーとF1チームによって協議が行われ、上方修正された。

    予算キャップは1月1日から12月31日までのチームの全支出に対して適用される。

    ただし、2010年はエンジン費用は予算キャップの支出には含まれない。また、マーケティングおよびホスピタリティ、若手ドライバープログラムを含むテストドライバーとレースドライバーの給料、FIAから科せられた罰金およびペナルティ、チャンピオンシップのパフォーマンスに影響がないことを証明できる支出などは予算キャップから除外される。

    その上で、予算キャップを導入したチームは、風洞テストのスケールおよび速度の無制限、そして無制限のオフシーズンのトラックテストが認められる。また、フロントおよびリアの稼動ウィングと回転数制限を受けないエンジンの使用が認められる。

    これらコスト制限の財務規制を監視・実施するために新しいコスト委員会が設立され、コスト委員会は、WMSCが3年の任期で委員長1名と委員2名で構成される。

    委員長はモータースポーツあるいはスポーツ運営に適切な経験と身分をが必要とされ、委員の一人は金融専門家であり、もう一人はモータースポーツにハイレベルの経験をもつことが条件とされる。コスト委員会のメンバーは全員、全チームとは無関係でなければならない。

  • マックス・モズレー、予算キャップの増額を示唆

    マックス・モズレー、予算キャップの増額を示唆

    FIAの会長マックス・モズレーは、29日の世界モータースポーツ評議会で予選キャップが承認されたことを示唆している。

    まだ世界モータースポーツ評議会による決定のリリースは発行されていないが、F1チームとの協議により3000万ポンドの制限は増額されたようだ。

    マックス・モズレーは「全てが予定通りに進んでいる。3000万よりは少し多くなるが上出来だ」と語る。

    モズレーは、この予算キャップがF1で戦うチーム数の維持に重要であると加えている。

    「最近の経済状況のなかでは、生き残るために十分なお金を得ることはできない」

    すでにUSF1/USGPE、プロドライブ(アストンマーチン)、ローラ、iSportが、予算キャップ導入の動向をみながら、2010年からF1の参戦することに関心を示している。

  • KERSにメリットはあるのか?

    KERSにメリットはあるのか?

    2009年のF1で最も大きなトピックと言えるのがKERS(運動エネルギー回生システム)の導入だ。

    減速時の熱エネルギーを再利用し、1周につき約6.6秒の間、80馬相当のエクストラパワーを与えるこのシステムは、レースを劇的に変化させるデバイスとして期待が寄せられている。

    しかし、いざ開幕してみると、KERSを搭載するチームは、ルノー、マクラーレン、フェラーリ、BMWザウバーの4チームのみ。

    しかも、KERSだけが原因ではないにせよ、4戦を終えた時点で、上記4チームは優勝はおろか、表彰台も雨で中止となったマレーシアGPでのニック・ハイドフェルドの1回のみ。予選でもセカンドローまで到達できていない。(開幕戦でKERS非搭載のロバート・クビサが4番グリッド、中国GPでKERSを外したフェルナンド・アロンソが2番グリッドを獲得したのは皮肉な話だ)

    結果から見ると苦戦していると言わざるを得ないKERS勢。果たしてKERSにメリットはあるのだろか?

    レースでの使い方を見てみても、特徴的なのは“攻撃”よりも“防御”的な使い方が目立つ点だ。これまでのところ、どちらかと言えば、不足しているパフォーマンスをKERSで凌いでいるように映ってしまう。

    KERS導入の際に懸念されていたのがシステム自体の重量。バッテリーの配置位置によっては、マシンの重心が高り、荷重がかかった際の姿勢の変化も大きくなる。F1チームが重量配分が定まらぬままシーズンを迎えるとは思えないが、KERS搭載を考えた時点で、マシン設計の段階でひとつの妥協が生まれることになる。

    また、コース特性に合わせたバラストの使用が制限されてしまうデメリットがあげられる。実際、BMWザウバーは開幕3戦では体重のあるロバート・クビサのマシンへのKERS搭載を控えており、現在、より軽量なマシンを開発中であるとされている。フェラーリも同様にマシンの軽量化に励んでいるようだ。

    しかし、もっと問題なのがブレーキング時のスタビリティだろう。これまで、KERS搭載チームのマシンがコーナーで挙動を乱している姿が特に目立っている。

    2009年のレギュレーションでは、KERSのエネルギー回生はリアブレーキで行われる。また回生は速度に影響するため、高速時と低速時ではフロントとリアのブレーキの効きが変化するという。これらによるブレーキバランスの変化が、ブレーキポイントやブレーキング時のドライバーに違和感を与え、結果としてタイヤに悪影響を及ぼしているように思われる。

    いくらF1ドライバーといえ、テストが制限された今シーズン、これらの微妙な感覚を掴み取るには時間がかかるだろう。

    しかし、デメリットだけではない。予選ではKERS勢がセクター1のファステストを記録することが多くみられる。

    80馬力のエクストラパワーは、マシンの最高速度到達に大きく貢献する。KERSにより、より速くトップスピードで加速することが可能となり、特にストレートが長く、エンジンの全開率の高いサーキットでは威力を発揮する。特にスタートでは、マレーシアGPのアロンソ、バーレーンGPでのハミルトンがみせたような猛烈なジャンプアップが可能となる。

    また、今のところ防御の方が目立っているが、コーナーの立ち上がりで加速を得るような場合にも有利となる。バーレーンGPで、アウトラップのキミ・ライコネンがいとも簡単にティモ・グロックをオーバーテイクしたシーンが良い例だ。

    ただし、トラクションを“補う”ような使い方では、タイヤに余分な負荷を与えることになり、レース終盤での失速にもつながってしまうことになる。

    今のところ、好調のブラウンGP、レッドブル、トヨタは、今のところシーズン中のKERS搭載を明言していない。

    シーズン後半、開幕からKERSを搭載しているチーム、ドライバーがこのデバイスをどこまで最適化してくるか。そして、軽量のフライホイール式を選択したウィリアムズなどのチームがどこまでパフォーマンスをあげてくるか。KERSひとつをとっても興味深いシーズンになることは間違いない。(F1-Gate.com)

    関連:KERS

  • 豚インフルエンザ、F1にも影響

    豚インフルエンザ、F1にも影響

    驚異的な広がりを豚インフルエンザだが、F1にも影響を与え始めている。

    来週末、F1第5戦 スペインGPが開催されるが、会場となるスペインのカタロニアは、ヨーロッパの中でも豚インフルエンザの感染者が最も多い地域とされている。

    メキシコで豚インフルエンザいより死者が150人に近づいたことで、世界保健機構(WHO)は警戒度を4に引き上げた。

    WHOは渡航の自粛を求めており、ピーター・コーディングリ報道官は、空路での渡航によりウィルスが拡散する恐れがあるとしている。

    WHOのケンジ・フクダ事務局長補代理は、「ウイルスが拡散している今、国境封鎖や渡航禁止などの措置によるウイルスの拡散防止はほとんど効果がない」と語っている。

  • iSport、F1参戦を狙う

    iSport、F1参戦を狙う

    GP2のチャンピオンを獲得したこともあるiSportは、予算キャップが導入されれば、2010年にF1に参入を狙う可能性があることを明らかにした。

    ポール・ジャクソンは、F1の予算キャップに関する計画が明らかになると予想される26日(水)のFIAモータースポーツ評議会の結果を待っている。

    「私は長年、適切な状況で意味があるのであれば、F1に参戦するかもしれないと言ってきた」

    「予算キャップは、我々にとって完璧なチャンスだ。しかし、マジックナンバーが何であるかわかるまでは、それが可能かどうかはわからない」

    iSportのチーム代表であるポール・ジャクソンは、メディアでの過剰な反応に苦言を呈している。

    「全てが印刷されてから、それを見て、我々は計算をはじめて、潜在的な投資家と話をするだろう。それまでは全てが億足だ。しかし、いくつか失礼なストーリーが展開されている」

    「もちろん、F1に参戦したいし、我々はF1で良い仕事ができると思っている。だが、我々には参入し、大物を雇う方法はない。単にトップ10を狙うだろう」

    iSportは、2007年にティモ・グロックを擁してGP2のタイトルを獲得。2008年はブルーノ・セナが2位に輝いており、iSportがF1に参戦する際には、ブルーノ・セナの起用が有力だとされている。

  • F1ドライバーの年俸は予算制限から除外

    F1ドライバーの年俸は予算制限から除外

    FIAは、来年導入される予定の予算制限からF1ドライバーの年俸とマーケティング費用を除外することに合意した。

    「4月29日の世界モータースポーツ評議会でのプレゼンに向け、財政・技術の両方の規約が決定間近だ」とFIA会長のマックス・モズレーは語る。

    現在、予算の上限は3,000万ポンドとされているが、自動車メーカーから疑問の声が上がっている。

    「実際には2,500万ポンドでできると考えている。しかし、これはあくまでも私の意見だ。私にアドバイスをする人たちは皆、もっと多くするべきだと考えている」

    この規約では、例えば、フェラーリは、キミ・ライコネンとフェリペ・マッサの年俸だけで予算を使い果たすことになる。しかし、FIAはドライバーの給料はこの制限には含まれないことになるだろうと発表した。

    「財政規約は、昨年各F1チームとFIAで確立したものが基となるだろう。重要な点は、2010年の予算制限では、マーケティングとF1ドライバーにかかる費用を除く全ての支出をカバーすることだ」

    予算制限を受け入れる選択をしたチームは、選択しなかったチームに比べて技術的な自由が与えられる。

    関連:F1、2010年から予算キャップ導入へ