カテゴリー: オスカー・ピアストリ

  • マクラーレンF1に「ノリス優遇」疑惑 スカイF1のテッド・クラビッツが否定

    マクラーレンF1に「ノリス優遇」疑惑 スカイF1のテッド・クラビッツが否定

    2025年F1シーズンのタイトル争いが激化する中、マクラーレンがランド・ノリスを優遇しているのではないかとの指摘が浮上している。しかしSky Sports F1のテッド・クラビッツは「その証拠はまったくない」と一蹴し、あくまでパフォーマンスの差が結果を生んでいるだけだと強調した。

    シンガポールGPでは、オスカー・ピアストリが開幕戦から守ってきたランキング首位の座を危うくし、ノリスとの差は22ポイントに縮まった。

    そのレースのオープニングラップでノリスが強引なオーバーテイクを仕掛け、チームメイト同士の軽い接触を誘発したことで、議論は一気に過熱した。

    「パパイヤ・ルール」違反もチームは静観
    ピアストリは、ノリスの動きがマクラーレン内部で定められた“パパイヤ・ルール”に反していると主張。

    しかしスチュワードは調査の必要なしと判断し、チームも介入しなかった。

    これにより「マクラーレンは2人を平等に扱っていない」との批判が浮上した。

    シーズン序盤には、ピアストリがノリスに対して攻めた走りを見せた際、チームが警告を与えた例もあった。

    対照的に、今回はノリス側にお咎めなしだったことが「ダブルスタンダード」としてSNSで物議を醸している。

    「ノリスを優遇している証拠はない」
    クラビッツはSky F1ポッドキャストの最新回で、こうした見方を完全に否定した。

    「ノリスがチームに長く在籍しているから優遇されているという話も聞くが、根拠がまったくない」と語り、「マクラーレンがどちらかのドライバーを勝たせたいという証拠は何もない。もしそんな気配があれば、我々ジャーナリストは真っ先に報じている」と断言した。

    ノリスは2019年にマクラーレンのフルタイムドライバーとなって以来、チームの象徴的存在として活躍してきたが、クラビッツは「それだけで優遇される理由にはならない。すべてはコース上での結果次第だ」と説明した。

    マクラーレン F1 ランド・ノリス

    マクラーレンの実力主義とタイトル争いの行方
    クラビッツは、両者の成績の差は単に「その時点での調子の違い」だと分析する。

    「メルボルンではノリスが優勝し、ピアストリはスピンして9位だった。だがその後ピアストリは立て直し、予選でノリスに迫った。

    23ポイント差を詰めたのは、マシンのセットアップに苦しんだノリスとの対照であり、チームの扱いとは無関係だ」と述べた。

    2025年のタイトル争いがさらに接近する中で、マクラーレン内部の“平等性”が改めて問われている。

    しかし、少なくとも現時点でチームの戦略に偏りは見られず、すべてはトラック上のパフォーマンスに委ねられているようだ。

    Source: Sky Sports F1

  • マクラーレンF1内バトル激化 ハミルトンがピアストリに助言「もう譲るな」

    マクラーレンF1内バトル激化 ハミルトンがピアストリに助言「もう譲るな」

    7度のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、マクラーレンで激化するオスカー・ピアストリとランド・ノリスのチーム内バトルについて、経験者ならではの鋭い助言を送った。

    2007年、当時マクラーレンでフェルナンド・アロンソと熾烈なチームメイト対決を繰り広げたハミルトンは、現在の状況を問われると笑みを浮かべながらこう語った。「もうポジションを譲るな」

    ピアストリ「彼がその立場にいたのは知っている」
    この発言は、モンツァでのチームオーダー問題や、シンガポールでの接触騒動を受けてのもの。マクラーレンはモンツァGPでノリスのピットストップ遅れを理由にピアストリへ譲るよう指示したが、シンガポールではノリスが1周目にピアストリを押し出しても、チームはポジション返上を命じなかった。

    ブラジル人記者ジュリアンヌ・セラソーリ(UOL Esporte)からハミルトンのコメントを伝えられたピアストリは苦笑しながら答えた。

    「彼がその立場にいたのはよく知っている。だからその助言はありがたく受け取るよ」。

    冷静な印象のあるピアストリだが、ここ数戦は不満を口にする場面も増えており、タイトル争いのプレッシャーが表面化しているとの見方もある。

    アルバース「何をそんなに泣き言を言ってる?」
    元F1ドライバーのクリスチャン・アルバースは、オランダの『De Telegraaf』に対しピアストリを痛烈に批判した。

    「何をそんなに泣き言を言ってるんだ? レースだろう? まったく、年寄りの愚痴みたいだ」と一蹴。

    さらにシンガポールでの接触を、モンツァでのチームオーダー問題と同列に語る見方を否定した。

    「みんな何でもかんでも比べたがるが、モンツァは全く別だ。誰が前にいるかでピット順が決まる。ノリスはアンダーカットを避けたかったが、ピットミスをしたのはチームであってノリスのせいじゃない」。

    マクラーレンの“二重構造”が再燃の兆し
    2007年の「アロンソvsハミルトン」と同様、現在のマクラーレンもチームオーダーとポイント争いのバランスに揺れている。
    ピアストリはデビュー2年目で冷静沈着な印象を保っているが、ノリスとの関係が微妙な均衡を失えば、マクラーレンは再びチーム分裂の危機を迎えかねない。

    今後の戦いで、ハミルトンの「もう譲るな」という言葉が、ピアストリの心理にどんな影響を及ぼすのか注目される。

    Source: GMM

  • オスカー・ピアストリ マクラーレンF1と緊張高まる「フェラーリ移籍を視野」報道

    オスカー・ピアストリ マクラーレンF1と緊張高まる「フェラーリ移籍を視野」報道

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、シンガポールGPでのチームメイト同士の接触をきっかけに、ランド・ノリスとの関係悪化が取り沙汰されている。レース後の無線対応やチーム祝賀会の欠席をめぐり、内部不和の噂が浮上した。

    スイス紙『Blick』は、ピアストリが2026年までマクラーレンと契約しているものの、「2027年にはフェラーリ移籍を視野に入れている」と報じており、王座確定の裏でチーム内に緊張が走っている。

    マクラーレンはF1シンガポールGPで2025年のコンストラクターズタイトルを確定させたが、その裏でピアストリとノリスの確執が注目を集めた。オープニングラップでノリスに外側へ押し出されたピアストリは無線で「チーム的じゃない動きだ」と不満を漏らし、さらにチームがポジションの入れ替えを指示しなかったことで怒りをあらわにした。

    レース後、ザク・ブラウンCEOからの祝福メッセージの際にピアストリが通信を切ったことも、チーム内不和の噂を強めた。しかしチーム代表アンドレア・ステラはその「沈黙」について、「オスカーがピットに戻ったとき、我々はエンジンを切るよう指示した。その5秒後に車全体の電源を落とした。そうするとFOMの通信も同時に停止するんだ」と説明し、誤解を否定した。

    また、ピアストリがマクラーレンの公式表彰台セレモニーに姿を見せなかった理由についても、ステラは「即興のセレブレーションだった。オスカーはメディア対応中で、他の多くのチームメンバーもそこに間に合わなかった」と釈明している。

    それでもステラは、チーム内ライバル関係を慎重に管理する必要があると認めている。「我々のレビューは非常に詳細かつ分析的でなければならない。両ドライバーの視点を考慮し、共通の見解を形成する必要がある。もし誰かがルールが不公平に適用されていると感じ始めたら、それがルール違反やシステム全体の崩壊につながる恐れがある。今まさにこうした議論が極めて重要だ」と述べた。

    一方ノリスは、ピアストリの批判を一蹴している。「大きな隙間の内側にクルマを入れたことで非難されるなら、F1にいるべきじゃない」と語り、強気の姿勢を崩さなかった。

    欧州各国メディアもこの「分裂」に注目している。スペインの『AS』は「チームの祝勝ムードは演出に過ぎなかった」と報じ、マクラーレンが内部統制を強化するため「論争の的である“パパイヤ・ルール”をさらに厳格化する可能性がある」と伝えた。

    フランスの『L’Équipe』はピアストリのメディア対応を「氷のように冷たい」と表現し、イタリアの『ラ・ガゼッタ・デッロ・スポルト』も「チーム内の戦いが本格的に火を噴き始めた」と報道。ドイツ『スカイ・ドイチュラント』のラルフ・シューマッハは「オスカーは神経質になっている。今はより敏感だ」と指摘し、メルセデス代表トト・ヴォルフも「そのうちお互いに肘を使うような場面が出てくるだろう」と語った。

    オーストリアの『クライネ・ツァイトゥング』は「マクラーレン、タイトル獲得も内紛勃発──ピアストリはすでにチームに嫌気が差しているのか?」との見出しで報じ、タイトル獲得の裏に潜む不穏な空気を伝えている。

  • オスカー・ピアストリ マクラーレンF1内部の緊張高まる中で冷静に対応

    オスカー・ピアストリ マクラーレンF1内部の緊張高まる中で冷静に対応

    オスカー・ピアストリはF1シンガポールGPでチームメイトのランド・ノリスに押し出され、3番手の座を失った。マクラーレンはその後ポジションをそのまま維持する決定を下し、結果的にノリスがピアストリより上位でフィニッシュした。この判断により、チームの祝賀セレモニーにピアストリが不在だったことも重なり、一部ファンの怒りが爆発。中にはザク・ブラウン、ノリス、アンドレア・ステラの写真を燃やすという過激な抗議行動に出た者もいた。

    ピアストリはサウジアラビアGP以来ドライバーズ選手権の首位を維持しているが、今季2度目となるチーム内接触は今回もノリスが引き金を引いた形となった。カナダGPではノリスがピアストリに追突しリタイア。今回のマリーナベイでは1周目のターンで両者が接触したが、ノリスは「フェルスタッペンとの接触を避けるための回避行動だった」と説明している。そのため、マクラーレンは順位を戻さず、最終的にノリスがピアストリの前でチェッカーを受けた。

    ピアストリはチームのコンストラクターズタイトル祝賀セレモニーにも姿を見せず、F1界ではその理由をめぐり憶測が広がった。一方で、SNS上では激怒したファンが動画を投稿。「マクラーレン、これはオスカー・ピアストリに対してお前らがやったことへの報いだ。チームなんて大嫌いだ。必ず報いを受ける」と罵声を浴びせるなど、騒動はヒートアップした。

    それでもピアストリは冷静さを保ち、レース後にはノリスへの非難を控えた。彼は「チームが一方のドライバーを優遇しているとは思わない」とコメントし、次のように語った。

    「もちろん、チーム全体にとって難しい状況はいくつかあった。でも僕たちはその都度話し合ってきた。すべてが完璧ではなかったかもしれないけど、チームとして学びのプロセスの中にある。意図はとても誠実だと思っているし、その点にまったく懸念はない。今季は何度か厳しい場面があったけど、今回もそのひとつだと思う」

    なお、ピアストリは直近ではオランダGP以来勝利から遠ざかっており、タイトル争いを維持するためにも再び勝利を掴む必要がある状況だ。

  • オスカー・ピアストリ ノリスとの接触を巡る質問を拒む「映像を見てから結論」

    オスカー・ピアストリ ノリスとの接触を巡る質問を拒む「映像を見てから結論」

    マクラーレンのオスカー・ピアストリは、F1シンガポールGP決勝後、チームメイトのランド・ノリスとの1周目の接触について記者団から質問を受けたが、これを慎重にかわした。

    オーストラリア人のピアストリは3番グリッドからスタートし、1コーナーでは2番手のマックス・フェルスタッペンにプレッシャーをかけた。しかしその動きがノリスを呼び込み、5番手スタートのノリスは4番手に浮上。高速のターン1〜3区間でふたりはサイド・バイ・サイドとなった。

    ノリスはターン3のイン側をキープしてピアストリを押さえ込み、マシン同士が軽く接触。その際、ノリスのマシンはフェルスタッペンのリヤにも触れていた。

    この一件でピアストリは外側に押し出され、なんとか4番手を維持したが、無線では「押し込まれた」「チーム的にはふさわしくない動きだ」と不満を漏らした。

    その後、ノリスが3位でフィニッシュし、マクラーレンが2年連続のコンストラクターズタイトルを確定させたが、ピアストリはレース後の取材で多くを語らなかった。
    「何が起きたのか正確に理解するために、リプレイをもっと見ないといけない」とモータースポーツウィークなどの取材陣に語った。「ふたりのマシンが接触するのは望ましいことではない。詳細を見てから自分の結論を出す」

    また、レース中の無線での強い口調については「レース中は感情が高ぶる」と説明。「その瞬間に何が起きたのか意見を伝えるよう求められているから話しただけだ。あとで話し合うことになると思う」と語った。

    マクラーレンはピアストリとノリスの接触について「間違いなくチーム内で話し合う」としており、ピアストリもそれを認めた。
    インシデントはスチュワードにより即座に「注視」扱いとされたが、審議の結果、処分なしと判断された。その決定をエンジニアのトム・スタラードが無線で伝えると、ピアストリは「そんなの不公平だ」と反論。

    スタラードが「後で確認できるから、今はレースに集中して」となだめると、ピアストリは「他のマシンを避けるためにチームメイトにぶつかるなんて、回避としては最低だ」と吐き捨てた。

    オスカー・ピアストリ F1シンガポールGP

    レース後、スタラードとのやりとりがテレビで誇張されていることについて聞かれると、ピアストリは「僕のコメントは62周のうちのたった2周分くらいだった。放送では遅れて流れたのかもしれない」と述べた。
    「リズムを取り戻したあと、ペース自体は良かったと思う。ただ位置的に仕掛けられなかっただけだ」

    ピアストリはイタリアGPでも、ピット作業の遅れで順位を入れ替えたあと、2位をノリスに返すよう指示されたことに不満を示していた。今回もチームの「公平性」について明確な方針を求めるかと問われると、「まずは今回の映像をしっかり見てからだ」と回答。
    「全体を把握したうえで話し合いになると思う。結論を出すのはそのあとだ」と述べた。

    ノリスが優遇されていると感じるかという質問には、短く「ノー」とだけ答えた。

  • オスカー・ピアストリ F1シンガポールGP予選「メルセデスの速さには驚いた」

    オスカー・ピアストリ F1シンガポールGP予選「メルセデスの速さには驚いた」

    マクラーレンのオスカー・ピアストリは、F1シンガポールGP予選でジョージ・ラッセル(メルセデス)が自分たちを上回ってポールポジションを獲得したことに驚いたと語った。ピアストリは3番手、チームメイトのランド・ノリスは5番手に終わり、「今日は単純に速さが足りなかった」と振り返った。

    マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われたセッション終盤、ラッセルが1分29秒158のタイムで暫定ポールを獲得。

    最終アタックでもさらにタイムを更新し、レッドブルのマックス・フェルスタッペンに0.182秒差をつけてトップを守った。一方のピアストリは、ラッセルから0.4秒近く遅れて3番手だった。

    予選を終えたピアストリは「ほぼ最大限の結果だったと思う」とコメントした。

    「少しは余地があったけど、ポールを狙えるほどではなかった。全体的にはいいセッションだったと思うし、この週末は全体的にすごく安定していて大きなトラブルもなかった。単純に速さが足りなかっただけだから、明日どうなるか見てみたい」

    さらに、メルセデスが前に出たことについて聞かれると「正直、驚いた」と答えた。

    「予選の序盤は僕たちの方が良さそうに見えたけど、他のみんながどんどんタイムを伸ばしていったのに、僕たちはあまり改善できなかった。それが少し意外だった。でも今週末はちょっと不思議な展開だ。タイヤを適切に機能させるのがすごく難しい」

    「昨日から今日にかけてトラックコンディションもいくつか変わったと思うし、全体的に接戦だ。うまくすべてをまとめたドライバーが前に行ける週末になっている。とはいえ、3番手は悪くない結果だと思う」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン) F1シンガポールGP 予選

    一方、チームメイトのランド・ノリスは5番手で予選を終え、前日よりもマシンへの感触は改善したと語りつつも、依然としてライバルに対してスピード不足だったと認めた。

    「今日は昨日よりマシンのフィーリングは良かった」とノリス。「でも、単純に速さが足りなかった。メルセデスははるかに速い。オスカーとの差はせいぜい0.1秒か0.2秒、せいぜい0.3秒くらいだと思う。でもポールに必要な差は0.4秒くらいだった。それが現実だ」

    「このトラックではすべてを完璧にまとめる必要があるけど、僕はそれができなかった。そういう日だった」

    そして、マシンの感触が改善されたことで決勝への自信が増したかと問われると、ノリスは冷静に答えた。

    「そうでもないね。このサーキットは予選順位がほぼそのまま決勝結果になるような場所だ。ただ、まだチャンスはあるから、どうなるか見てみよう」

  • オスカー・ピアストリ F1シンガポールGP初日「学びの多い良い1日だった」

    オスカー・ピアストリ F1シンガポールGP初日「学びの多い良い1日だった」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、2025年F1シンガポールGP初日の走行を終え、1分30秒714の最速タイムをマークして初日トップに立った。チャンピオンシップ首位のピアストリにとって、金曜は「良い感触を得られた1日」だった。

    FP1では6番手につけたランド・ノリスの前、5番手でスタートしたピアストリ。FP2では赤旗が2度出る混乱の中でもペースをつかみ、終盤のソフトタイヤでトップタイムを叩き出した。

    「最後にミディアムで走ったときに感触をつかめたし、ソフトも良かった」とピアストリは振り返る。「代表的なロングランはほとんどできなかったけど、クルマの状態は良かった。今日は多くを学べたし、それがプラクティスの目的だから、いい一日だった」

    また、FP2での走行内容について「重燃料ランを犠牲にして、ミディアムとソフトでの短いランに集中したのか」と問われると、ピアストリは「ほぼそんな感じだと思う」と答えた。

    「ここでは予選が週末の中でも非常に重要なんだ。もちろんどこでも大事だけど、特にここでは前でスタートすることがすべてに近い。だから、レースの未知数を抱えても前からスタートしたほうがいい。後ろから確実にわかってても、それは助けにならないからね」

    オスカー・ピアストリ F1シンガポールGP

  • オスカー・ピアストリ F1シンガポールGP展望「バクーの失敗は教訓に」

    オスカー・ピアストリ F1シンガポールGP展望「バクーの失敗は教訓に」

    オスカー・ピアストリは、自分が「リセット」し、バクーでのミスから学んだと確信しており、シンガポールGPで巻き返す準備ができていると語った。マクラーレンのドライバーは「自分も人間だ」と認めている。

    アゼルバイジャンGPはピアストリにとって厳しい週末となり、最終的にはレース1周目にクラッシュでリタイア。2023年以来初のノーフィニッシュとなった。

    第18戦シンガポールGPを前に、ピアストリはバクー後のリフレッシュ期間を経て再び走る準備が整ったと語った。

    「いい感じだよ」と24歳のピアストリは説明した。「数日間オフを取ってリラックスしてリセットできたのは良かった。この1週間は生産的で、この週末に集中し、我々ができるとわかっていることに戻るために取り組んできた」

    シンガポールで「本来のオスカー・ピアストリ」が戻ってきたかと聞かれると、ピアストリは笑みを浮かべて答えた。「そう願うよ!もちろん、バクーで起こったことを繰り返したくはない。でもミスは起きるものだ。僕も人間なんだ。そういうことは起きる。もちろん、もう同じミスはしたくないけど、結局のところ何らかの形で起きるものだ。そのときに大事なのは、そこから前に進むこと、学ぶことだと思っている」

    「アペックスを外したりロックアップしたり、スタートを失敗したり、そういうことは関係ない。大事なのはどうやってそこから学び、前に進むかということ。僕はオフの1週間でそれができたと思う」

    ピアストリは「革命的なことではないが、いくつかのことを学んだ」と付け加えた。ただし、今後アプローチを変える必要はないと明言し、前回のミスにプレッシャーが関係していたとの見方を否定した。

    「予選に関しては、少しプッシュしすぎただけだと思う。それはよくあることだ」とパパイヤカラーのドライバーは語った。「決勝については、クラッシュはある意味スタートと関係していたと思う。あの短い時間で悪いスタートを引きずらないようにするのは簡単ではない。そこから多くの学びがあったけど、結局は愚かなミスに過ぎないと思う。僕のアプローチ自体を変える必要があるとは思っていない。確かにいくつかの良い教訓はあったけど、その教訓の一部は、これまでやってきたことがかなりうまく機能しているということだった」

    厳しい週末からの立て直し方について問われると、ピアストリは続けた。「何が悪かったのかを見直すことは大事だ。逃げたり隠したりするわけにはいかない。バクーからは多くの良い教訓を得られたと思うし、一般的に言えば、困難な瞬間や厳しい週末こそ、良い週末よりも多くを学べる。僕はそういうふうに捉えるようにしている」

    バクーでポイントを逃したことで、ピアストリの選手権リードはマクラーレンのチームメイトであるランド・ノリスに25ポイント差まで縮まり、3位のマックス・フェルスタッペンも69ポイント差に迫った。

    しかし、タイトル争いを意識し始めるかと聞かれると、ピアストリはこう答えた。「いや、そういう考えで走るのはいいことじゃないと思う。残りレースが少なくなっても、一番大事なのは自分ができるベストの仕事をすることだ。選手権の順位はどう見えるかに過ぎない。でも僕は、自分がベストの走りをして全力を尽くせば、レースに勝てる実力があるとわかっている。最終的にそれこそがチャンピオンシップを勝ち取るものだ。だから僕はそれに集中している」

  • マーク・ウェバー F1バクー失態のオスカー・ピアストリを擁護「人間だから」

    マーク・ウェバー F1バクー失態のオスカー・ピアストリを擁護「人間だから」

    オスカー・ピアストリのマネージャーであるマーク・ウェバーは、F1アゼルバイジャンGPでの失態に揺れたピアストリを擁護し、「人間だから」とコメントしたことが明らかになった。

    予選と決勝で相次いでクラッシュを喫し、タイトル争いに暗雲が漂うなか、ウェバーの発言はプレッシャーを受けるピアストリへの支えとして注目されている。

    元レッドブルF1ドライバーのロベルト・ドーンボスは、オスカー・ピアストリが悪夢のようなF1アゼルバイジャンGPを過ごした後、マーク・ウェバーが「人間だから」と題する評価を送ったと語った。

    ドーンボスは2006年にレッドブルで走った経験を持つが、Ziggo Sportに対し、ピアストリの長年のマネージャーであるウェバーとメッセージをやり取りしたと明かし、バクーでの厳しい週末を経て、そうした言葉を受け取ったと説明した。

    「マネージャーとメッセージをしていたんだ。彼はオスカーは人間だからと言った」とドーンボスは語った。

    「忘れてはいけないのは、彼は例えばマックス・フェルスタッペンに比べれば経験がそれほど多くないということだ」

    ピアストリはバクーで普段とは異なる混乱した週末を送り、ドライバーズタイトル争いに支障をきたした。

    彼は予選Q3でバリアに激突し、6回の赤旗のうち1回を引き起こし、9番グリッドに沈んだ。

    日曜も良くはならず、スタートをジャンプして一時的にアンチストールに入り、そこからの挽回ドライブもターン5のウォールへの激しいクラッシュで終わった。

    ドーンボスは、この崩壊は前週のモンツァでの緊張から来たものかもしれないと示唆した。そこではピアストリがチームメイトでありタイトルライバルのランド・ノリスに、スローピットストップのためにポイントを失った。

    「これはモンツァの直後に起こったのが際立っている。あそこではちょっと摩擦があった」と彼は言った。

    「ピアストリはスローピットストップのせいで、ノリスに6ポイントを渡さなければならなかった。それは奇妙な状況だった」

    オランダ人の彼は、マクラーレンのピットストップ問題がバクーで再び浮上し、フェルスタッペンが連勝してチャンピオンシップの差を縮める中で、プレッシャーが増大したと付け加えた。

    「危険がある」とドーンボスは警告した。

    「マクラーレンはドライバーでもピットストップでも、あまりに多くのミスをしている。それはいまだに驚くべきことだ」

    またドーンボスは、過去の劇的なタイトル争いの例を引き合いに出し、戦いがまだ終わっていないことを示唆した。

    「もしマックスがすべて勝って、ピアストリが常に3位なら、マックスがタイトルを獲る。それはあり得る」と彼は言った。

    「2013年にはセバスチャン・ベッテルがレッドブルで最後の9レースをすべて勝ち、チャンピオンになった。何でも起こり得る。アブダビはもっとクレイジーな結末を見てきた」

    ピアストリは、チームメイトのランド・ノリスに25ポイント、フェルスタッペンに69ポイントの差をつけており、残り7戦でチャンピオンシップをリードしている。

  • ピアストリ F1アゼルバイジャンGPのクラッシュ後「取り残され事件」の真相

    ピアストリ F1アゼルバイジャンGPのクラッシュ後「取り残され事件」の真相

    マクラーレンのオスカー・ピアストリは、F1アゼルバイジャンGP決勝でクラッシュを喫し、シーズン初のリタイアを余儀なくされた。しかしさらに注目を集めたのは、その後の異例の光景だった。ピアストリはバクー市街のコース脇に「取り残され」、観戦者やカメラの前で途方に暮れる姿をさらすことになったのだ。

    通常ならメディカルカーでパドックへ戻るはずが、軽度のクラッシュだったため派遣されず、連絡手段もないまま孤立。結局、マクラーレンがFIAに助けを求めてようやく帰還できるという珍事に発展した。

    この“異例の取り残され事件”は、クラッシュ以上にファンの話題をさらった。

    F1インサイダーが、先週末のバクーでマクラーレンがFIAに連絡するに至った経緯について明らかにした。

    選手権リーダーのオスカー・ピアストリは、バクーの週末を通して異例の不調に陥り、予選と日曜の決勝でクラッシュを喫した。

    1周目のターン5でバリアに接触するという意外で精彩を欠いた形でのリタイアとなった後、オーストラリア人ドライバーはライバルやタイトル争いの直接の競争相手たちがポイントを稼ぐのを見届けるしかなかった。

    生中継映像では、ピアストリが実際にコース脇から観戦している姿が映し出され、マーシャルから電話を借りて間近でレースの行方を追っていたと伝えられた。

    オスカー・ピアストリ マクラーレン F1 アゼルバイジャンGP

    その後、フォトグラファーのフロラン・グーデンが撮影した写真には、ピアストリがレーススーツ姿のまま市街を歩くという気まずいシーンが収められていた。突然現れたF1ドライバーの姿に、現地の人々は驚きを隠せなかった。

    一方、フォトグラファーのキム・イルマンは、自身のYouTube動画で「この一連のプロセスはピアストリとチームにとって非常に厄介だった」と明かしている。

    イルマンはマクラーレンにとって今季最悪の週末となった出来事を振り返り、日曜にピアストリをメディアペンへ戻すため、チームがどれほど奔走したかを明らかにした。

    イルマンは「オスカーはレース全体をあのマーシャルの椅子に座って過ごさなければならないように見えた」と説明した。

    ではなぜ彼はそのままコース沿いを歩いて戻らなかったのかと思う人もいるだろう。確かにトラックフェンスと観客フェンスの間に『モート』と呼ばれるスペースはある。しかし、どこかの時点でコースを出て、ひとりでバクーの街を歩かなければならなかった」

    通常、ドライバーが深刻なアクシデントに巻き込まれれば、メディカルカーでパドックに戻される。しかしイルマンによれば、今回のピアストリのクラッシュは深刻ではなかったため、メディカルカーは派遣されなかった。

    「だから、彼はあの場所に取り残されていたんだ」とイルマンは続けた。

    「チームが彼に連絡を取る手段はなかった。彼自身もチームに連絡できなかった。パドックでは、彼の広報担当のソフィーとセキュリティ担当がどうやって戻すか必死に考えていた。彼らはFIAに連絡したが、FIAもこのエリアのことは把握していなかった。ここからドライバーを戻すのがどれほど厄介か知っているのは、メディアやマーシャルだけなんだ」

    最終的にピアストリはパドックに戻り、シーズン初のリタイアを招いたこのアクシデントが自分のミスだったと認め、多くの記者からの質問に答えた。