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  • MotoGP:クラルタラロが開幕2連勝、中上貴晶が自己最高位の4位入賞

    MotoGP:クラルタラロが開幕2連勝、中上貴晶が自己最高位の4位入賞

    MotoGP 第3戦アンダルシアGPの決勝レースが7月26日(日)にヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで行われ、ポールポジションのファビオ・クアルタラロ(ヤマハSRT)が優勝を飾した。

    気温26度、路面温度59度のドライコンディションの中、ポールポジションのファビオ・クアルタラロはライバルたちを圧倒するペースで引き離して優勝。シーズン緒戦となった第2戦スペインGPに続き2戦連続の優勝。最高蜂クラスのフランス人ライダーとしては史上初の2勝目を挙げた。

    2番グリッドのマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)は、中盤に5番手まで順位を落としたが、4.495秒差の2位でフィニッシュして2戦連続の2位表彰台を獲得。3番手にはバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が5.546秒差で続き、昨年4月の第3戦アメリカズGP以来18戦ぶりのトップ3入りで、最高蜂クラスで199度目となる表彰台を獲得した。

    ヤマハ勢は2014年10月の第16戦オーストラリアGP以来となる表彰台独占を達成した(優勝ロッシ、2位ホルヘ・ロレンソ、3位ブラッドリー・スミス)。

    8番グリッドの中上貴晶(LCR・ホンダ)は、6.113秒差の4位に入り、昨年6月の第6戦イタリアGPで記録した5位を上回る自己最高位を獲得した。

    チャンピオンシップは、クアルタラロが25ポイントを加算して50ポイントに到達。ビニャーレスが10ポイント差の総合2位。ドビツィオーゾは24ポイント差の総合3位を維持していた。

    次戦は、2週間後にブルノ・サーキットこと、アウトモトドローム・ブルノで第4戦チェコGPが開催される。翌週からレッドブルリンクで第5戦オーストリアGPと第6戦シュタイアーマルクGPが連続で開催される。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 F・クアルタラロ Petronas Yamaha SRT Yamaha 41’22.666
    2 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha +4.495
    3 V・ロッシ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha +5.546
    4 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSU Honda +6.113
    5 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki +7.693
    6 A・ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati +12.554
    7 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing KTM +17.488
    8 A・マルケス Repsol Honda Team Honda +19.357
    9 J・ザルコ Reale Avintia Racing Ducati +23.523
    10 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki +27.091
    11 T・ラバト Reale Avintia Racing Ducati +33.628
    12 B・スミス Aprilia Racing Team Gresini Aprilia +36.306
    13 C・クラッチロー LCR Honda CASTROL Honda 1 Lap
    DNF F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha 9 Laps
  • MotoGP:ホンダ 第3戦 アンダルシアGP 予選レポート

    MotoGP:ホンダ 第3戦 アンダルシアGP 予選レポート

    MotoGP 第3戦アンダルシアGPの予選は、フリー走行で好走を見せた中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が8番グリッドを獲得。今季自身初のシングルグリッドから決勝に挑む。初日のフリー走行で総合8番手につけた中上は、FP2で初のセッショントップタイムをマークし、好調をアピールした。そして、土曜日のFP3で快調にラップを刻み、1分36秒842をマーク。トップから0.258秒差の4番手でQ2進出を果たした。

    注目の予選では、1回目のアタックで5番手。2回目のアタックでは、途中経過で4番手につける好走を見せたが、最終コーナーで痛恨のコースアウトを喫し、最終的に8番グリッドとなった。

    昨年のオーストリアGPにおける6番グリッドという自己ベスト更新の期待が膨らんだだけに残念な結果となったが、上り調子を強烈にアピール。決勝では、昨年のイタリアGPの5位をしのぐベストリザルトが期待される。

    先週のスペインGPで転倒を喫し、左手首の舟状骨を骨折、バルセロナの病院で手術をして今大会に出場のカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、FP1から着実にタイムを短縮して総合17位。Q2進出を賭けたQ1では3番手へと一歩前進したが、この時点で13番グリッドが確定した。左手首のケガのため万全の体調ではなかったが、あと一歩でQ2進出という走りにスタッフから大きな拍手が送られていた。前戦スペインGPは、朝のウォームアップの転倒でキャンセルした。今大会は今年初の決勝レースとなるだけに、着実にポイント獲得を目指す。

    MotoGPクラス2戦目となるアレックス・マルケス(Repsol Honda Team)は、初日のフリー走行で15番手。大接戦となった2日目のFP3では総合16番手と1つポジションを落としたが、着実に前進した。そして、予選前に行われるFP4では13番手へとポジションを上げて、Q1突破の期待が膨らんだ。しかし、Q1では、最後のアタックで痛恨の転倒を喫して11番手。この時点で21番グリッドが確定した。ヘレスで2戦連続のレース。着実に前進するアレックス・マルケスの追い上げに期待される。

    前戦スペインGPの決勝で転倒し、右腕上腕を骨折しながら、今大会に出場を果たしたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、FP3から走行を開始し、このセッションは18ラップをこなして19番手。FP4では10ラップをこなし、16番手へとポジションを上げた。Q1に挑んだマルクは、一度はコースインしたものの、1周を終えてピットへ。右腕の状態が悪いため、以降の走行はせず、決勝レースも欠場することを決めた。次戦チェコGPに向けて治療とリハビリに努める。

    中上貴晶(MotoGP 8番手)
    「2日目を終えて、かなりポジティブです。今日も引き続き、日曜日のセットアップに取り組みました。マシンはかなり快適で安定するようになりました。予選最後のアタックは100%の走りでしたが、最終コーナーの進入でうまく止めることができず、グラベルへと出てしまいました。転倒しなかったのはよかったのですが、このコースアウトで期待していた結果を残すことができませんでした。それまでは快調でした。最後のアタックが決まっていれば、4番手か5番手にはなれたと思います。残念ながら8番手でしたが、チームはすばらしい仕事をしてくれました。明日に向けてとてもポジティブです。いいペースがあるので、力強いレースができると思います」

    カル・クラッチロー(MotoGP 13番手)
    「この体調でMotoGPの予選に挑むのは、とても難しいことだと思っていました。しかし、LCR Honda CASTROLとHondaがとてもいいマシンを準備してくれたおかげで、数周を走行することができました。感謝しています。フリー走行ではマシンのフィーリングがあまりよくありませんでした。予選でも同じでしたが、その理由の一つは全力で攻めの走りができなかったからだと思います。明日の決勝は、いいスタートを切って、いい走りができることを願っています。レースでは、自分のポジションを知ることが重要になります。それができれば状況をうまくコントロールできると思います。このサーキットを25周するのは簡単ではありません。でもチームやスポンサー、そしてマニュファクチャラーのためにベストを尽くします」

    アレックス・マルケス(MotoGP 21番手)
    「ユーズドタイヤのフィーリングはとてもよくて、FP4はとてもポジティブでした。しかし、新品タイヤで走った予選ではたくさんミスをしてしまい、最初のグリップを最大限生かすことができませんでした。この点を克服するためにしっかり取り組まなければなりません。なぜならMotoGPクラスでは予選がとても重要だからです。それでもレースペースがいいのはうれしいです。転倒は高速コーナーだったので、最初は腕が痛みましたが、明日にはよくなっていると思います。明日のプランは前進することです」

    マルク・マルケス(MotoGP 22番手)
    「難しい1週間でした。先週の日曜日からいろいろなことがありました。あの日は『来週もがんばってレースで走ります』とは言えない状況でした。でも、走りたいという情熱はありました。なにかを達成するために打ち込んでいるものがあれば、少なくとも実行してみなければ分かりません。手術が終わって、ヒジが動くことが分かり、力も出ました。腕立て伏せもできました。もちろん痛みはありましたが、我慢できる程度でした。そのあと、Hondaとすべての選択肢について話しました。そして、土曜日になにができるのかを見てみようということになりました。医師に状態を見てもらいながら、自分の身体と向き合いました。今日の午前中は、いいフィーリングがあり、進歩もあってうれしく思いました。しかしタイムアタックをしようと思ったときに安定性がありませんでした。それは、アグレッシブに走ろうとしても腕に力が入らなかったからです。暑さでむくんでいるせいなのかどうかは分かりませんが、自分の体に聞いてみる必要があると感じました。それからRepsol Honda TeamとHRCと話をしましたが、僕の決断を常に尊重してくれた彼らに感謝したいです。医師、理学療法士、そして夢を追いかけるためにサポートしてくれた親しい人たちにもお礼を言わなければなりません。残念ながら明日はレースができませんが、ブルノではサーキットに戻ります。チャンピオンシップを戦えるように、できることはすべてやり続けたいです」

  • MotoGP:ヤマハ 第3戦 アンダルシアGP 予選レポート

    MotoGP:ヤマハ 第3戦 アンダルシアGP 予選レポート

    2020年のMotoGP 第3戦 アンダルシアGPの予選で、Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシはQ2セッションで大健闘。それぞれ2番手と4番手を獲得し、決勝はフロントローと2列目からスタートする。PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのファビオ・クアルタラロとフランコ・モルビデリは、それぞれトップと6番手を獲得した。

    ビニャーレスが2戦連続・2番手、ロッシは4番・2列目を獲得
    アンダルシアGPの2日目、予選で見事なスピードを披露したMonster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシ。ビニャーレスはトップタイムを記録してポールポジションを獲得したかに見えたが、コースリミットをわずかに越えたためそのラップがキャンセルとなり2番手。チームメイトのロッシも健闘し、2回目の走行で好タイムをマークして4番手に浮上した。

    ビニャーレスはほとんどのライダーがピットを出て行くのを待ってからコースイン。すぐさま1分37秒217に上げ、後続に0.314秒差をつけてトップに立った。そこからさらに0.115秒を短縮してからピットに戻り、2度目のアタックに臨んだ。残り時間は3分半。この時点でクアルタラロがトップに立っていたが、ビニャーレスは最終ラップで1分36秒907に更新してクアルタラロを上回ったが、このラップの第7コーナーでコースリミットを越えていたため記録は取り消しとなった。そのため全7ラップ中3ラップ目に記録した1分37秒102がベストタイムとなり2番手でセッションを終了。トップとの差はわずか0.095秒だった。

    一方のロッシは早々にピットを離れて15分間をフルに活用する作戦。最初のアタックで7番手につけたあと、次のラップでタイムを更新するも順位は上がらない。そのため7分強を残してすぐさまピットに戻って作業を行うと、2分強後にコースに復帰。この時点で10番手まで後退していたが、1分37秒560に更新して6番手へジャンプアップ。さらに最終ラップではマシンの進化を証明するように1分37秒342まで短縮し、4番手に浮上しセッションを終了した。トップのビニャーレスとの差は0.335秒だった。

    クアルタラロが2戦連続のポールポジション、モルビデリも6番手と健闘
    クアルタラロは午前中に行われたFP3で、自らのラップレコードを更新する1分36秒643を記録。この結果、セッションを2番手で終えて直接Q2へ進出した。Q2では開始早々に1分37秒007を記録して終盤までトップをキープしていたが、最終ラップでビニャーレスがこれを上回り、僅かの差で2番手に後退。しかしビニャーレスの記録はコースリミットを越えたことによりキャンセルとなり、クアルタラロが前回に続いて今季2度目、MotoGPで連続4度目となるポールポジションを獲得した。

    一方、チームメイトのモルビデリはFP3で1分37秒180の12番手に留まり、直接Q2に進出することができなかった。しかしQ1で見事2番手を獲得。その後、挑んだQ2ではピットインを繰り返しながら3回の走行を行って1分37秒412のベストタイムで6番手につけ、グリッド2列目を確保した。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス(予選2番手/1分37秒102)
    「ベストタイムがキャンセルになってしまいましたが、十分満足しています。予選では1分36秒台を目標にしていて、それが達成できたのですから! マシンは非常に感触が良く、第7コーナーではグリーンエリアに接触したことはわかりましたが、タイヤが完全に出てしまったかどうかははっきりわかりませんでした。それでも、この36秒台は依然として素晴らしいフィーリングです。その一方で、2回目の走行の1ラップ目でポル・エスパルガロ選手(KTM)の転倒を見て十分なアタックができなかったことは残念に思いました。いずれにしても調子は上々で、マシンがよく走ってくれたので今日はとてもハッピーです。明日の決勝が待ちきれません」

    バレンティーノ・ロッシ(予選4番手/1分37秒342)
    「今日も引き続き、セッティング作業に取り組みました。異なるセッティングを試したらフィーリングが良くなり、午前中のセッションはとても好調でした。午後は少し苦戦しましたが、これは他のみんなも同様でしょう。しかも今日の午後は、昨日以上に暑くなっていました。そして明日はさらに上がるかもしれません… 今までに経験したなかで最も暑いレースが予想されているのです。コンディションは限界に近づいているので、明日は過酷なチャレンジになるでしょう。良いグリッドからスタートできることになりましたし、ペースも悪くありませんが、依然としていくつかの場所で遅れてしまうので改善が必要。明日までさらに作業を続けます」

    マッシモ・メレガリ、チーム・ディレクター
    「ビニャーレス選手は惜しくもポールポジションを逃しましたが、目標のロントローを獲得できたので満足しています。今週は初めからマシンの感触が良くペースも十分に上がっていましたから、このフロントローが上番位争いの重要な鍵となるでしょう。ロッシ選手も午後の暑さのなかでペースを上げ、それが予選でも発揮されました。2列目からスタートすれば、トップグループに加わり良いレースを期待できます。チームとしても、今日は非常に多くの仕事をこなしました。依然としてタイヤチョイスが最大の課題になっていて、オプションがいくつかあるので、明日の状況を見てから最終決定することになるでしょう。どうなったとしても、私たちは心から、決勝を楽しみにしています」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    ファビオ・クアルタラロ(予選トップ/1分37秒007)
    「今日は素晴らしい一日でした! 午後のFP4では連続10ラップを走り、好調なペースを維持することができました。これは非常に重要なことです。ポールポジション獲得には、正直なところ驚いています。フロントローを目標にしていて、あのタイムが出たときにフロントローは間違いないと思っていましたが、それがそのままポールタイムになったのです。今日はコンディションが難しく、FP4はとても良かったのですが、予選が始まると風が強くなりました。そのなかでポールポジションを獲得できたことは、もちろんとてもうれしいですし、明日の決勝もこのハイペースをキープして臨むことができます。多くのライダーが接近しており激しいバトルになると思いますが、ベストを尽くし、気持ちを集中し、ペースをコントロールしてトップを目指します」

    フランコ・モルビデリ(予選6番手/1分37秒412)
    「残念ながら苦しい展開になってしまいました。午前中のセッションで新しいトライをしたものの十分な成果が得られず、直接Q2に進出することができなかったのです。でもQ1で挽回してQ2に出場し、最終的には6番手でグリッド2列目を獲得できました。明日に向けてさらに前進を目指していきます。ライバルはみな手強いので厳しい戦いになると思いますが、私たちも十分なポテンシャルを持っているので目標に向かってベストを尽くします。目指すのは表彰台です!」

  • MotoGP アンダルシアGP 予選:クラルタラロが2戦連続ポールポジション

    MotoGP アンダルシアGP 予選:クラルタラロが2戦連続ポールポジション

    MotoGP 第3戦 アンダルシアGPの公式予選が7月25日(土)にヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで行われ、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハSRT)が2戦連続となるポールポジションを獲得した。

    気温35度、路面温度56度のドライコンディションで行われた予選。ファビオ・クアルタルロは1分37秒007をマーク。2番手のマーベリック・ビニャーレスに0.095秒の僅差でポールポジションを獲得。昨年のマレーシアGPから4戦連続となるポール獲得となった。

    3番手にはフランチェスコ・バグナイアが(プラマック・レーシング)が続き、最高蜂クラスで初めて1列目グリッドを獲得した。

    2列目にはバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、ミゲール・オリベイラ(KTM)がキャリアベストとなる5番手、6番手にフランコ・モルべデリ(ヤマハSRT)が並ぶ。

    中上貴晶(LCR・ホンダ)は、最後のタイムアタックでコースアウトを喫したが0.457秒差の8番手だった。

    土曜日のフリー走行に出走し、総合20番手につけていたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は、公式予選1で1ラップも完了せずにセッションを終えた。

    2020年 MotoGP 第3戦 アンダルシアGP 予選結果

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 F・クアルタラロ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1分37秒007
    2 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1分37秒102
    3 F・バニャイア Pramac Racing Ducati 1分37秒176
    4 V・ロッシ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1分37秒342
    5 M・オリベイラ Red Bull KTM Tech 3 KTM 1分37秒344
    6 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1分37秒412
    7 J・ミラー Pramac Racing Ducati 1分37秒423
    8 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSU Honda 1分37秒464
    9 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM 1分37秒596
    10 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1分37秒600
    11 D・ペトルッチ Ducati Team Ducati 1分37秒906
    12 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1分40秒277
    13 C・クラッチロー LCR Honda CASTROL Honda 1分37秒644
    14 A・ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati 1分37秒656
    15 J・ザルコ Reale Avintia Racing Ducati 1分37秒761
    16 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1分37秒885
    17 I・レクオーナ Red Bull KTM Tech 3 KTM 1分38秒206
    18 T・ラバト Reale Avintia Racing Ducati 1分38秒211
    19 B・スミス Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1分38秒310
    20 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1分38秒601
    21 A・マルケス Repsol Honda Team Honda 1分38秒648
    22 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 1分37秒882(FP3)
  • MotoGP:ホンダ 第3戦 アンダルシアGP 初日レポート

    MotoGP:ホンダ 第3戦 アンダルシアGP 初日レポート

    スペインGPからの連戦となる第3戦アンダルシアGPが7月24日、ヘレス・サーキットで開幕した。新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な感染拡大の影響で中止延期が続いていたMotoGPクラスですが、第2戦が7月19日にヘレス・サーキットで再開された。さらに、新型コロナウイルス対策を講じたプロトコルを厳守するための特別措置で、2週連続の開催となった。「アンダルシアGP」として開催されるのは初めてとなる。

    大会前日には、スペインGPで転倒し、右上腕を骨折したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、今大会の復帰を発表した。本来は欠場する予定だったが、チームと相談して出場を決断。木曜日の朝、バルセロナの病院からヘレスに直行、メディカルチェックを受け出場許可が出された。手術からわずか2日の復帰宣言となり、世界中のレースファンに大きな話題を提供した。マルク・マルケスは、金曜日は走行せず、治療とリハビリに専念。土曜日のフリー走行を走って、予選と決勝を走るかどうかを最終的に決断する。

    7月24日は最高気温が34℃。厳しい条件の中で行われたフリー走行では、前戦のスペインGPを10位でフィニッシュした中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、スペインGPで苦しんだフロントの安定性の改善に成功、大接戦のFP1で8番手、気温も路面温度も上昇したFP2では、午前中のタイムを更新することはできなかったが、セッショントップタイムをマークした。土曜日のFP3ではトップ10とダイレクトでのQ2進出を目指す。そして、予選では、昨年のオーストリアGPの6番グリッドをしのぐベストグリッド獲得にチャレンジする。

    ルーキーでこれが2戦目となるアレックス・マルケス(Repsol Honda Team)が初日15番手と、先週のスペインGPより一歩前進した。FP1ではトップから0.894秒差の15番手、気温と路面温度が上がったFP2ではトップから1.091秒差の18番手とややポジションを落としたが、総合では15番手のまま。土曜日のFP3ではQ2進出を目指し、さらにタイム短縮とポジションアップに挑む。

    前戦スペインGPの決勝日のウォームアップで転倒し、脳震とうと左手首の負傷で決勝をキャンセルしたカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が、今大会から復帰。クラッチローは、ウォームアップの転倒で左手首の舟状骨を骨折、今週の火曜日に手術を行った。マルク・マルケス同様、手術から2日後の木曜日にサーキットでメディカルチェックを受け、出場許可が出されたが、完全な状態ではない。しかし、クラッチローは着実にタイムを更新し20番手で初日を終えた。土曜日の予選ではタイム短縮とポジションアップに挑み、決勝ではポイント獲得を目指す。

    中上貴晶(MotoGP 8番手)
    「結果を見て分かる通り、先週末と比べて明らかに前進しました。HRCとチームが全力でサポートしてくれたおかげです。すばらしい仕事をしてくれました。マシンのフィーリングにはかなり満足しています。またライディングスタイルも改善したので、明日に向けて準備は整っています。でもFP3はいつも接戦になるので油断はできません。何が起きるか分からないからです。みんなどんどん速くなっています。でもトップ10に入れるようにベストを尽くします。予選がどうなるか楽しみです。かなり戦闘的になっているので、レースに向けて、いい兆候です。プッシュし続けます」

    アレックス・マルケス(MotoGP 15番手)
    アレックス・マルケス「今週末、どれだけ前進できるのか楽しみです。今日は午後の暑いコンディションで一歩前進することができました。暑いコンディションを戦うセットアップを見つけることができたので、明日は100%前進できると思います。明日は大事な日です。直接Q2に進むためには37秒前半のタイムが必要です。目標はできるかぎりQ2に近付くことです。この目標を達成するために1周のラップタイムに取り組みます」

    カル・クラッチロー(MotoGP 20番手)
    「今日はマシンのフィーリングがよかったので安心しました。チームもHondaも僕が走れるかどうかを暖かく見守っていました。僕は走れることを証明しましたが、フィーリングは少し奇妙でした。できる限りいい走りをしようとがんばるのですが、なぜか、手首の痛みはあまりありませんでした。先週の転倒から、身体のコンディションがあまりよくないような感じですが、もう少し快適に走れるようにがんばります。バルセロナのミル先生はいい仕事をしてくれました。マシンを降りたときは、炎症しないように手首に氷を当て続けています。歯を食いしばってベストを尽くします」

    マルク・マルケス(MotoGP 走行せず)
    「バルセロナで手術を行い、昨日サーキットに到着しました。午後のメディカルテストにパスしました。つまり、走れるということです。Hondaと話し合い、今週は土曜日からスタートすることにしました。昨日はよく眠れました。少し痛みがありますが、理学療法のセッションをこなしたことでかなりいい感じです。チームとは1つだけ目標を作りました。明日のFP3で様子を見るということ。腕の状態を見て、そこから次の目標を決めたいと思います。サポートしてくれるすべての人に感謝しています。HRC、Repsol Honda Team、スポンサー、そして僕と同じように、このスポーツが好きなファンのサポートのおかげで、たいへんな日々も少し楽に感じることができます」

  • MotoGP:ヤマハ 第3戦 アンダルシアGP 初日レポート

    MotoGP:ヤマハ 第3戦 アンダルシアGP 初日レポート

    MotoGP 第2戦アンダルシアGPのフリープラクティス初日、Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシは、主にタイヤの消耗と決勝用セッティングに取り組みながら好フィーリングをつかみ、総合順位で1-2を獲得。またPETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのフランコ・モルビデリが両セッションでトップ5をキープ。チームメイトのファビオ・クアルタラロは決勝用セッティングに専念し14番手となった。

    ビニャーレスとロッシが好発進! 総合トップと2番手を獲得
    ビニャーレスは午前中のFP1でトップタイムをマーク。気温の上がったFP2では主に決勝を想定した作業を行いながら、全24ラップ中20ラップ目に1分38秒107を記録してトップから0.392秒差の5番手につけた。総合順位ではFP1の1分37秒063が採用されてトップを獲得している。

    チームメイトのロッシはFP2をユーズドタイヤでスタート。多くの時間帯でトップ10を維持しながら、FP1でつかんだ好感触が午後の暑さのなかでも機能することを確認した。終盤はペースを上げ、全23ラップの最終ラップで1分38秒292を記録して8番手に浮上。総合順位ではFP1の1分37秒205でビニャーレスに0.142秒差で続く2番手を獲得した。

    PETRONAS Yamaha SRTのモルビデリが4番手を獲得。クアルタラロは14番手
    前回は自己ベストタイの5位を獲得したモルビデリ。同サーキットで行われる今週も好調を維持しており、午後の暑さのなかでもハイペースを見せた。FP1では1分37秒416を記録し、トップから0.354秒差の4番手。FP2は他の多くのライダーと同様にタイムの更新はならなかったものの、1分38秒010で再び4番手につけ、総合順位でも4番手を獲得した。

    一方、先週の開幕戦でMotoGP初優勝を成し遂げたチームメイトのクアルタラロは、決勝用セッティングに集中して細かい調整に取り組んだ。ほとんどのライダーがファステストラップを記録したFP1では1分37秒892の13番手。第FP2は1分38秒132で6番手に上がったが、総合順位で14番手となった。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス(フリー走行総合トップ/1分37秒063)
    「マシンの感触が非常に良く、新しいセッティングを試すとさらに進化が見られました。このことがとても重要で、ラップごと、セッションごとにフィーリングがどんどん良くなっていきました。こうした作業を重ねながらマシンがトップに近づいていくと思うので、明日以降もこのやり方を続けていきます。午後はタイヤのハードコンパウンドとミディアムコンパウンドを重点的にテスト。日曜午後の暑さに対処するため、すべてのタイヤスペックについて理解する必要があるからです。結果的にどのタイヤもフィーリングは上々。フロントタイヤも前回より良くなっています。日曜日の朝にもう一度、議論することになると思いますが、どのような場合にもマシンはよく走ってくれると確信できました。2週続けて同じサーキットで戦うのは初めての経験ですが、先週からさらに調子が上がり良いテストになったと思います。日曜日のパフォーマンス向上を目指すために何をすべきかを理解することが最も重要です」

    バレンティーノ・ロッシ(フリー走行総合2番手/1分37秒205)
    「セッティング変更を行ってフィーリングが向上。より気持ちよく乗れるようになり、ペースも向上してFP1では好タイムを記録することができました。気温の上がったFP2は少し苦労しましたが、それでもユーズドタイヤでまずまずのペースを維持できたと思います。いつものように明日の午前中のセッションがとても重要で、トップ10に入るために相応しい場所を見つけなければなりません。マシンのフィーリングは先週より向上していますが、いくつかのコーナーではまだ十分ではないので、さらに作業を続けて前進を目指します。今日は良い一日でした」

    マッシモ・メレガリ、チーム・ディレクター
    「ふたり揃ってタイムシートの上位につけることができました。FP1での好調は明日のFP3につながる重要なもの。この調子でQ2進出を目指していきます。しかしながら、それ以上に重要なのが午後の暑さのなかでのペースです。ビニャーレス選手はどのコンディションでも好調を維持しており、先週以上に良くなっているので期待しています。ロッシ選手は、彼の好みとは異なるセッティングを用意して試してみると、先週、苦戦した部分でフィーリングを向上させることができました。これにより、かなり走りやすくなっているようです。またタイヤに関してもとても順調で、FP2では日曜日の決勝を念頭に様々なスペックを試しながらデータを収集。明日の午後また作業を続けて最終チェックを行います。明日のFP3ではいつものようにより一層のステップアップを目指します」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    フランコ・モルビデリ(フリー走行総合14番手/1分37秒416)
    「午前、午後ともに4番手につけて、とても順調。とくにペースには満足しています。いつもと同様、これで十分というわけではありませんが、今日の時点でかなり良いところまで来ていると思います。明日以降の課題はブレーキング。これに取り組みながら、さらにペースアップを図ります。FP1ではフロントにソフトコンパウンドを履いて感触を確認し、良いところもありましたが、やはり多くの部分でハードコンパウンドのほうが優っているように感じました。最終決定は明日以降の持ち越しです。多くのライダーがラップタイムで接近しているので、見ごたえあるレースになるでしょう」

    ファビオ・クアルタラロ(フリー走行総合14番手/1分37秒892)
    「フリープラクティスの取り組み方を変えました。今までは常にトップに立ちたい思いが強くて、タイムアタックばかりに集中していたのです。昨年なら、金曜日をこのような順位で終えたとしたら、かなり苛立っていたと思います。でも今日は違います。1ラップの速さは十分に持っていることがわかっているので、決勝用セッティングに集中し、結果に満足することができました。直接Q2に進出できるだけのポテンシャルがあると確信していますが、当然ながら、走りのなかでは何が起きるかわかりません。今の時点で非常に順調だということは間違いなく、今日は多くのことを試して好感触をつかみ自信を得ることができました。ただ一度だけ、タイヤが思うように路面に留まらずにコースを外れてしまう場面があり、MotoGPのセッションのなかで少しだけモトクロスの練習をしてしまいました! いずれにしてもペースは順調。明日の走行が楽しみです」

  • MotoGP 第3戦 アンダルシアGP 第3戦:M・ビニャーレスが首位発進

    MotoGP 第3戦 アンダルシアGP 第3戦:M・ビニャーレスが首位発進

    MotoGP 第3戦 アンダルシアGPのフリー走行が7月24日(木)に行われ、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が初日のトップタイムを記録した。

    MotoGPは、7月19日にスペインのヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで行われた第2戦スペインGPで再開した。さらに、2週連戦で今週末は第3戦アンダルシアGPが開催される。

    同じサーキットで連続開催されるのは、新型コロナウイルス対策を講じた規定を厳守するための特別処置で、ヘレスが位置するアンダルシア州にちなみ、初の「アンダルシアGP」として開催される。

    気温26度、路面温度27度のドライコンディションでスタートしたフリー走行1回目ではマーベリック・ビニャーレスがトップタイム、2番手には0.142秒差でチームメイトのバレンティーノ・ロッシが続き、ヤマハ勢が1-2体制で初日をスタート。また、ブラッド・ビンダーは3番手。ポル・エスパルガロとミゲール・オリベイラは4番手と6番手に進出して、3台のKTM勢がトップ6入りした。

    気温3度、路面温度53度のドライコンディションで行われたフリー走行2回目では、中上貴晶がトップタイムをマーク。日本人ライダーのフリー走行では、青山博一がウェットコンディションの中で1番時計を刻んだ20210年10月の第17戦ポルトガルGPフリー走行1以来(ただし、タイムが記録されたのは2人だけ)。中野真矢はウェット/ドライコンディションとなった2006年6月の第8戦ダッチTT(フリー走行1)で最速タイムを刻み、玉田誠がドライコンディションとなった2005年9月の第12戦日本GP(フリー走行3)で1番手タイムを記録していた。

    2020年 第3戦 アンダルシアGP 初日総合結果

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’37.063
    2 V・ロッシ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’37.205
    3 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’37.370
    4 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’37.416
    5 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’37.442
    6 M・オリベイラ Red Bull KTM Tech 3 KTM 1’37.492
    7 J・ミラー Pramac Racing Ducati 1’37.566
    8 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSU Honda 1’37.592
    9 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’37.735
    10 A・ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati 1’37.739
    11 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’37.749
    12 I・レクオーナ Red Bull KTM Tech 3 KTM 1’37.832
    13 J・ザルコ Reale Avintia Racing Ducati 1’37.870
    14 F・クアルタラロ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’37.892
    15 A・マルケス Repsol Honda Team Honda 1’37.957
    16 D・ペトルッチ Ducati Team Ducati 1’37.997
    17 F・バニャイア Pramac Racing Ducati 1’38.309
    18 T・ラバト Reale Avintia Racing Ducati 1’38.393
    19 B・スミス Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’38.692
    20 C・クラッチロー LCR Honda CASTROL Honda 1’38.847
    21 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’39.101
    22 M・マルケス Repsol Honda Team Honda –
  • MotoGP:骨折のマルク・マルケスがメディカルチェックで出場許可

    MotoGP:骨折のマルク・マルケスがメディカルチェックで出場許可

    MotoGP 第3戦 アンダルシアGPのメディカルチェックが7月23日(木)にサーキット内のメディカルセンターで行われ、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスが医師団から出走が許可される『Fit(フィット)』が与えられた。

    前戦スペインGPの決勝レースで転倒を喫した際に右上腕骨骨折を骨折したマルク・マルケスは、2日後の21日にスペイン・バルセロナ市内の大学病院で手術を受け、骨折箇所を最新型のチタン製プレートで固定。

    手術を担当したチャビエル・ミル医師からは、2週間後にブルノ・サーキットで開催される第4戦チェコGPで復帰する可能性が指摘されていたが、驚異的な回復で、入院先の病院から直接サーキットに移動。メディカルチェックを受けた。

    LCR・ホンダ・カストロールのカル・クラッチローは、ウォームアップ走行の転倒が原因で左手の舟状骨を骨折。21日にスペイン・バルセロナ市内の大学病院で手術を受け、同日に退院。

    チーム・スズキ・エクスターのアレックス・リンスは、公式予選2で転倒した際に右肩を強打。精密検査の結果、上腕骨頭の非変位性骨折と小筋の部分的な断裂、筋肉浮腫が確認されたことから、決勝レースを欠場したが、2連戦の2戦目となる第3戦アンダルシアGPの参戦を目指して、直ぐに磁気治療と電気刺激治療を開始していた。

    MotoGPのメディカルディレクター、アンヘル・チャルテ医師は、第3戦アンダルシアGPのメディカルチェックに立ち会った後、マルク・マルケス、カル・クラッチロー、アレックス・リンス、アレッサンドロ・ザッコーネに対して、フリー走行1からの出走に許可を与えた理由を説明した。

    「ご存知のように、マルク・マルケスは、転倒による上腕骨の骨折という負傷に苦しみました。医療規則に定義されているように、手術から48時間後には、レースの参戦を目的に医学的評価を要求する権利があります。今日、診察室に来て、このタイプの怪我に伴う全ての動きを試したところ、完璧に克服しました。右腕の機能障害や痛みの兆候がなかったことから、不思議に思われますが、徹底的な診断に対して、ポジティブな結果でした。これはライダーがレースに向けて完璧に準備ができていることを証明します。何%だと言うことはできませんが、このタイプの怪我に対する厳しいメディカルプロトコルを満たしました。」

    「クラッチローも転倒し、左手の舟状骨を骨折しました。骨折箇所が固定され、このタイプの怪我に伴う診断を受けました。各怪我には独自の検査プロトコルがあります。オーケーです。レースに出走できます。」

    「リンスの場合も全く同じです。上腕骨の頭部に小さな骨折がある左肩の肩甲骨亜脱臼を負いました。今朝、核磁気共鳴画像法を受け、挫傷の結果であった浮腫(むくみ)が表面上から縮小されたことを確認し、必要な検査を実施しました。ライダーはフィットです。」

    「アレッサンドロ・ザッコーネは、先週(オフィシャルテスト)の転倒により、左の膝蓋骨(しつがいこつ)に小さな骨折が見つかりましたが、走る準備が完璧にできています」と、4人全員に『Fit(フィット)』が宣言された理由を説明した。

    レプソル・ホンダ・チームのチームマネージャー、アルベルト・プーチは、メディカルチェックでマルク・マルケスに医師団が『Fit(フィット)』を宣言した後、土曜に走行を行い、回復具合を確認してから、決勝レースの出走を判断することを説明した。

    「もともと、明確なことですが、ホンダのポジションは、このレースではなく、ブルノで走行を試すことでした。しかし、マルクとフィットを宣言した医師たちから見聞きした後、我々は理解しました。彼は土曜にトライします。感触次第でレースにトライすることになりますが、レース距離を走行する能力があるかを実際に理解するために、土曜にチェックすることを要求しました。」

    「先週末の日曜から今日まで、ものごとは非常に早く動きました。正直なところ、我々は驚いています」と、2日目からの走行となることを説明した。

  • MotoGP:ホンダ 第3戦 アンダルシアGP プレビュー

    MotoGP:ホンダ 第3戦 アンダルシアGP プレビュー

    新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な感染拡大で中止・延期が続いていたロードレース世界選手権が、7月19日にスペインのヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで行われた第2戦スペインGPで再開した。さらに、2週連戦で今週末は第3戦アンダルシアGPが開催される。同じサーキットで連続開催されるのは、新型コロナウイルス対策を講じた規定を厳守するための特別処置で、ヘレスが位置するアンダルシア州にちなみ、初の「アンダルシアGP」として開催される。

    再開した2020年シーズンの新カレンダーは、スペインのヘレスを皮切りに、チェコ、オーストリア、イタリア、フランス、そして、スペインのカタルーニャ、アラゴン、バレンシアを含む5か国8サーキットで13戦が行われる。今大会のように5会場が2連戦となり、さらに3連戦が3回というハードスケジュール。さらに、新型コロナウイルスの状況に応じて、南米と東南アジアでさらに3ラウンドが追加される可能性がある。

    サーキットでは、選手、スタッフなど、すべてのMotoGPスタッフに厳格な健康管理規定が適用され、会場では厳密なソーシャルディスタンスの保持が実施される。最小限のスタッフ、そして無観客で開催と、まさに前例のない形でのシリーズとなっている。

    先週行われた第2戦スペインGPでは、ディフェンディングチャンピオンのマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、決勝中に転倒、右腕上腕を骨折し、今週末のアンダルシアGPを欠場する(※)。負傷したマルケスは、バルセロナの大学病院で手術を受けた。手術は成功したが、復帰の時期などは未定。スペインGPでは、世界中のレースファンを魅了する素晴らしい走りを披露しただけに、一日も早い復帰が待たれる。

    カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)も、スペインGPの決勝日の朝に行われたウォームアップセッションで転倒を喫し、決勝を欠場した。欠場の理由は脳震とうによるドクターストップだったが、その後、左手舟状骨の骨折が判明し、バルセロナの大学病院で手術を受けた。クラッチローは、今週末の第3戦アンダルシアGPに出場する予定。一昨年のスペインGPではポールポジション(PP)を獲得し、先週のスペインGPでも、大接戦の中で予選6番手と好走を見せた。ケガの回復次第となるが、アンダルシアGPでどんな走りを見せてくれるのか、注目される。

    中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、クラッチローの欠場、マルケスの転倒リタイアの中、先週のスペインGPをHonda勢トップの10位でフィニッシュ。今大会もその走りに注目される。スペインGPでは、フロントのフィーリングが完全なものにならず、得意とする中高速コーナーでタイムを稼ぐことができずに苦しい戦いを強いられた。この短いインターバルで、チームは問題解消に向けてデータを分析し、新たな戦いに挑む。

    ルーキーのアレックス・マルケス(Repsol Honda Team)は、デビュー戦となったスペインGPで12位。ポイントを獲得した。先週末のヘレスは大接戦で、フリー走行では1秒差に20台前後がひしめく激戦となtt。今週のアンダルシアGPでは、さらに一歩前進する走りと自信を獲得する意気込みだ。

    ヘレスは、1987年に初めてグランプリが開催された。それ以来、スペインGPの舞台として定着。先週の大会で34回目となる(88年はハラマで開催)。今週は35回目となるが、アンダルシアGPとしては初開催。今週も40℃近い暑さと50℃を超える路面温度との厳しい戦いが待ち受けている。

    ※その後、マルク・マルケスはメディカルプロトコルをクリア。土曜日の走行状況を見て出場を決定

    アルベルト・プーチ|Repsol Honda Teamマネージャー
    「世界選手権を戦うライダーは、だれもがケガをして手術室へ行く可能性を持っています。残念ながら今回は私たちのチームの番で、マルクが手術をしました。回復には少し時間がかかりますが、手術は順調だったことはうれしいです。ミル医師と彼のチームが、転倒から手術が終わるまで、すべての状況を管理しました。手術が成功したことでRepsol Honda Teamのモチベーションは上がっていますが、マルクが回復して戻ってくるまではしばらくの辛抱です。カル・クラッチローも手術を受けて、順調でした。これからの一番の目標は金曜日に手首の状態を確認することです。彼の参戦が可能かについては楽観的です。今週末はアレックスが一歩前進できるようにサポートすることに集中します。このカテゴリーでは初めてのシーズンですが、彼は若いので、毎週前進し、成長していきます。彼がレースでトップとのギャップを縮められることを願っています」

    ルーチョ・チェッキネロ|LCR Hondaチームマネージャー
    「カルの左手首の手術を行ってくれたミル医師と、メディカルチームに感謝したいと思います。骨折の治療のために、舟状骨に小さなスクリューピンを挿入しました。手術はうまくいき、カルは午後に退院することになりました。すべてがうまくいけば、木曜日の午前中にヘレスのサーキットに戻ってきます。そのときにドルナ(MotoGP主催者)のメディカルディレクターに会う予定です。テクニカルスタッフは金曜日の午前中のプラクティスセッションでカルがテストできるように準備を進めています」

    中上貴晶(MotoGP 総合10位)
    「前回のレースはとても厳しいコンディションでしたが、完走することができました。結果は思ったようなものではありませんでしたが、気持ちはとてもポジティブです。同じサーキットで、同じコンディションで、再びチャンスがあるのはいいことです。ヘレスは暑いですが、いいスピードがあり、マシンとチームにポテンシャルがあることは分かっています。前回のレースでは運がありませんでした。それがポテンシャルに影響してしまいました。今週末、再び戦う準備はできています。一番の目標はトップ6に入ることです」

    アレックス・マルケス(MotoGP 総合12位)
    「まずはマルクとカル、そしてアレックス・リンス(スズキ)が早く回復することを願っています。僕は自分の仕事と目標に向けて全力でプッシュし、目標を達成したいです。取り組みは、先週と同じです。同じサーキットでレースが行われるのはとても興味深いです。ほとんどのライダーがいいベースのセッティングを持っているので、最初からとても速いタイムが出ると思います。僕も今週末に向けて自信があります。初めてのGPでたくさんのことを学びました。それを今週は活かしたいと思います」

  • MotoGP:ヤマハ 第3戦 アンダルシアGP プレビュー

    MotoGP:ヤマハ 第3戦 アンダルシアGP プレビュー

    Monster Energy Yamaha MotoGP、第3戦に向けて準備万端
    Monster Energy Yamaha MotoGP Teamのマーベリック・ビニャーレスとバレインティーノ・ロッシは今週末、開幕戦スペインGPと同じサーキットで行われる第2戦アンダルシアGPに臨む。

    1週間前の開幕戦では、ウイークを通じて過酷な暑さと同様の熱い走りを見せてフロントローから2位表彰台を獲得したビニャーレス。しかしこの結果に満足せず、今回はさらにセッティングを向上し、再びトップを目指して戦いに挑む。このコースでは先週の2位のほかにも昨年の3位、2013年のMoto3優勝など多くの好成績を残している。

    一方、チームメイトのロッシは開幕戦の決勝をマシンのテクニカルトラブルによりリタイア。第3戦では失ったポイントの挽回を目指し、ウイーク中に苦戦したリアグリップの問題を克服して好レースを展開するべく士気を高めている。ここでは、最高峰クラスだけで優勝7回(2001年、2002年、2003年、2005年、2007年、2009年、2016年)、2位2回(2008年、2014年)、3位3回(2000年、2010年、2015年)を獲得しているだけでなく、小排気量クラスでも成功をおさめており、1997年と1999年はそれぞれ12ccクラスと250ccクラスで優勝、1998年には250ccクラスで2位に入っている。

    Monster Energy Yamaha MotoGPはアンダルシアGPでも引き続き、YZR-M1のフロントカウルに特製ステッカーを貼る。今回はOfficial Regional Sponsor Pont Grupがふたりのマシンを飾る。

    ヘレス・サーキットは1986年の建設以来、最も人気を誇るMotoGPコースのひとつ。先週も好天と美しい景観に恵まれて高速コーナーやハードブレーキング・ゾーンで見応えあるレースが展開されており、今週も大いに期待されている。

    クアルタラロとモルビデリ、アンダルシアGPで初戦の再現を目指す
    PETRONAS Yamaha Sepang Racing TeamのF・クアルタラロとF・モルビデリは、ライダーおよびチームのランキングトップに立って第3戦を迎える。

    先週のシーズン開幕戦で優勝を果たしたクアルタラロは、同サーキットで行われる第3戦も同様の成績を目指している。前回はポールポジション獲得、決勝優勝、ラップレコードを2回更新とすべてにおいて活躍したが、ここからさらに前進できると考えている。

    チームメイトのモルビデリもMotoGPで自己ベストタイの5位獲得と健闘しており、そのなかでは終盤でのP・エスパルガロのパス(KTM)を含めて多くのバトルを展開した。すべてのセッションで好調を維持したモルビデリは、チームのランキング向上に貢献するべく今回も上位争いを目指す。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス
    「先週はここヘレスで最高の走りができました。事前テストから日曜日の決勝まで、チームが素晴らしい仕事をしてくれおかげで、すべてのセッションでマシンの感触がよく、決勝ではタイヤの消耗にもかかわらず2位を獲得することができました。ここまでとても好調ですし、前回のデータを活用してさらに強くなれると確信しています。今回もチーム全員一丸となり、いつものようにハードワークを続けて表彰台と優勝を目指します」

    バレンティーノ・ロッシ
    「スペインGPは非常に苦戦しました。とくに暑さによるタイヤの消耗が響き、最終的にはレースをリタイアすることとなってしまいました。そうしたなかで、もう一度同じ場所でレースができるのはよかったと思います。前回のデータが生かせるからです。強さを取り戻すためにハードワークに取り組みます。私自身のフィーリングはよく、戦いの準備は整っています」

    マッシモ・メレガリ、チーム・ディレクター
    「今週はもう一度、へレスサーキットを走ることになります。非常に珍しい状況であると同時に、MotoGPにとってはおそらく幸運なことなのだと思います。いつもなら1年後にようやくデータ活用が可能になるわけですが、今年は先週の成果をすぐさま活用することができます。それに例年に比べれば、この時点でまだ十分に走行距離を伸ばせていないので、このデータが大きな助けになると思うのです。解決すべき課題はすでに明らかになっています。ビニャーレス選手は勝利に迫っており、今回はより貪欲に勝利を目指していくでしょう。ロッシ選手はリタイアと残念な結果に終わりましたが、悔しさを晴らすべくプラクティスのスタートを待ち望んでいます。チームは両ライダーをフルサポートしてベストリザルトを目指します」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    ファビオ・クアルタラロ
    「スペインGPは素晴らしいレースでした。ポールポジションと優勝を獲得して最高の週末になったと思っています。今は金曜日のフリープラクティス開始が待ち遠しく、さらにペースを上げて同様の結果を勝ち取るためにベストを尽くします。ライバルたちのペースもとても速かったので、解決するべき課題を見つけて、より一層の改善が必要です。コースでは第3セクションがやや苦戦しています。前回の優勝を心から享受すると同時に次のレースにも集中しなければなりません。今年はスケジュールがタイトになっているので、集中力の維持が非常に重要です」

    フランコ・モルビデリ
    「前回のレースではいい走りといいバトルができたので、今回もその再現を目指しています。マシンはとても乗りやすく、セッティングがうまくいっているので、自信を持って前に進むことができます。コース終盤のセクションでやや遅れており、ここが今後の課題ですが、現状では他の部分で埋め合わせができています。同じサーキットでレースが連続すると全員が同じ条件になり決して有利ではありませんが、様々なことを理解してセッティング向上を図るにはよいことだと思います。より一層、改善するために課題が常に見つかりますし、天候も常に変化します。何が起きても自信を持ってレースに臨みます」