カテゴリー: MotoGP

  • MotoGP:ドゥカティ、13年ぶり2度目のコンストラクターズタイトル獲得

    MotoGP:ドゥカティ、13年ぶり2度目のコンストラクターズタイトル獲得

    2020年のMotoGP最終戦となる第15戦のポルトガルGPが11月22日にポルティマオのアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで開催された。

    このレースは、ドゥカティの歴史に残る記念すべきイベントとなった。2007年にMotoGPに初参戦して13年目の今年、ドゥカティは最高峰クラスにおいて2度目のコンストラクターズ・ワールドタイトルを獲得した。

    今回のレースでは、最終ラップでジャック・ミラー(プラマック・レーシング・チーム)が2位に入ったことにより、ドゥカティは困難なシーズンで合計221ポイントを獲得し、コンストラクターズ・ランキング総合1位となった。今シーズンは、Covid-19(新型コロナウイルス感染症)の緊急事態によって、さらに厳しい状況の中での戦いとなっていた。

    ドゥカティ・チームのオフィシャル・ライダーであるアンドレア・ドヴィツィオーゾとダニーロ・ペトルッチ、プラマック・レーシング・チームのライダーであるジャック・ミラーとフランチェスコ・バニャイア、そしてレアーレ・アビンティア・レーシングのヨハン・ザルコの全員が、この大きな目標の達成に貢献した。

    今シーズン、ドゥカティ・デスモセディチGPマシンを駆る5人のライダーが達成した主な結果としては、8月に開催されたオーストリアGPにおけるドヴィツィオーゾの優勝、ヘレス・サーキットで開催されたスペインGPにおける3位、トリッキーなウェット・コンディションのル・マンで開催されたフランスGPにおけるペトルッチの優勝、ジャック・ミラーの4回の表彰台(オーストリアGP、スティリアGP、バレンシアGP、ポルトガルGP)、ホームグラウンドのミザノ・ワールド・サーキットで開催されたサンマリノGPにおけるバニャイアの2位、ブルノ・サーキットで開催されたチェコGPにおけるザルコの3位などが挙げられる。

    ドゥカティの成功に加え、今回のレースはドゥカティで8シーズンを過ごしたドヴィツィオーゾにとってデスモセディチGPの赤いマシンに乗る最後のレースとなった。彼は、3年連続(2017年~2019年)でチャンピオンシップ2位を獲得し、ファクトリー・チームで合計14回の優勝、40回の表彰台、6回のポールポジションを獲得した。ポルティマオのサーキットで開催されたMotoGP最終戦で、ドヴィツィオーゾは素晴らしいパフォーマンスを見せて、レースの主役の一人となった。12番グリッドからスタートしたドヴィツィオーゾは、すぐにペースを上げてポジションを挽回、最後まで5番手争いを演じた。ドヴィツィオーゾは6位でフィニッシュラインを通過し、ランキングにとって貴重なポイントを獲得した。これにより、ドヴィツィオーゾは、ライダーズ・ランキング4位でシーズンを終えた。3位のアレックス・リンス(スズキ)とは、わずか4ポイント差であった。

    ドゥカティ・チームで2シーズン、プラマック・レーシング・チームで4年を過ごしたダニーロ・ペトルッチにとっても、今回のレースは、ドゥカティとともに戦う最後のレースとなった。彼は、昨シーズンにムジェロで開催されたイタリアGPで素晴らしい勝利を収め、今年のフランスGPでも2度目の優勝を果たし、ドゥカティ・デスモセディチGPとともに感動に満ちた6シーズンを過ごした。18番グリッドからスタートしたペトルッチは、厳しい展開となったレースを16位でフィニッシュした。合計78ポイントを獲得したペトルッチは、2020年シーズンのライダーズ・ランキングを12位で締めくくった。

    チーム・ランキングでは、合計213ポイントを獲得したドゥカティ・チームは、4位でシーズンを終了した。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム #04) 6位
    「今日は12番グリッドからのスタートだったので簡単なレースではなかったが、大きくポジションを巻き返して、チャンピオンシップで直接ランキング争いをしている何人かのライバルの前でフィニッシュできた。ランキング4位を獲得することが、僕たちの目標だった。今日は、ドゥカティとの最後のレースだった。過去4年間で、僕たちは特別な結果を残すことができた。ドゥカティの活躍をファンの人たちが喜んでいる姿を見て、これ程ワクワクするとは自分でも考えていなかった。これこそがスポーツの醍醐味であり、それを体験することができて嬉しかった!8年に及ぶシーズンを通して、チーム内には素晴らしい関係が築かれていたので、チームを離れるのはとても寂しい!」

    ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ・チーム #09) 16位
    「ドゥカティとの冒険を、もっと良い結果で終わらせたかったが、残念ながら今日は厳しいレースになってしまった。ドゥカティで働くすべての人々に、特にチームのスタッフに感謝したい。デスモセディチGPマシンで戦ったこの6年間で、いくつかの成功を収め、なによりMotoGPで2勝を挙げることができた!この6年間、ドゥカティの一員になれたことを嬉しく思っている」

    クラウディオ・ドメニカーリ(ドゥカティ・モーター・ホールディングCEO)
    「コンストラクターズ・ワールドタイトルという素晴らしい結果を手にすることができた。特に今シーズンは、これまで体験したことがない困難な状況を克服しなければならない、非常に難しい1年となった。いつもとは違う不思議なシーズンであったが、エンジニアとすべてのドゥカティ・ライダーが一致協力して、チャンピオンシップのすべてのサーキットでデスモセディチGPマシンの戦闘力を高め、2勝を含む8回の表彰台を獲得することができた。MotoGPの歴史で2度目のコンストラクターズ・ワールドタイトルの獲得に貢献してくれた、アンドレア・ドヴィツィオーゾ、ダニーロ・ペトルッチ、ジャック・ミラー、ペッコ(フランチェスコ)・バニャイア、ヨハン・ザルコに感謝したい。そして、大きな情熱、献身的な作業、そして断固たる決意を持って、このように重要な結果を達成できることを再び示してくれた、ドゥカティコルセ部門のすべてのスタッフにも感謝したい。アンドレアとダニーロの今後の活躍を祈っている。私たちは、彼らと何年も一緒に戦い、素晴らしい瞬間を共に過ごしてきた。そのすべてに感謝したい」

    ルイジ・ダッリーニャ(ドゥカティ・コルセ・ゼネラルマネージャー)
    「コンストラクターズ・ワールドタイトルを獲得することは、ドゥカティにとって重要な目標だ。これは、最新のデスモセディチGPマシンに搭載されている革新的なテクノロジーの素晴らしさを証明するものでもあるからだ。特に今シーズンは、新しいリア・タイヤが導入された後に、タイヤの挙動を理解するためのテストを実施することができず、非常に困難なシーズンとなった。それでも、デスモセディチGPは、ほぼすべてのサーキットで高い戦闘力を示すことができた。私たちは、2020年に得られた結果に満足している。それによって、MotoGPで2度目のコンストラクターズ・ワールドタイトルを獲得することができた。ドゥカティコルセのすべてのスタッフ、ライダー、チームに感謝したい。彼らの献身的な仕事と取り組みによって、この重要な目標を達成することができた」

  • MotoGP 最終戦:ミゲール・オリベイラがホームでポール・トゥ・ウイン

    MotoGP 最終戦:ミゲール・オリベイラがホームでポール・トゥ・ウイン

    2020年のMotoGP 最終戦 ポルトガルGPの決勝レースが11月22日(日)、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで行われ、KTMのミゲール・オリベイラが今季2勝目を挙げた。

    気温22度、路面温度28度のドライコンディションの中、ポールポジションのミゲール・オリベイラがオープニングラップからライバルを引き離し、所属するKTMのホームレース、第6戦スティリアGPに続く2勝目を挙げ、総合10位から9位に浮上した。

    3番グリッドのジャック・ミラーと2番グリッドのフランコ・モルビデリは、前戦バレンシアGPを再現するように最終ラップでバトルを展開。ミラーが2戦連続3度目の2位を獲得すれば、モルビデリは2戦連続5度目の表彰台を獲得。9番グリッドのポル・エスパルガロは4位。

    11番グリッドの中上貴晶は、13.318秒差の5位に入り、今季4度目となるトップ5入り。12番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾは、キャリア通算327戦目を6位でゴール。

    6番グリッドのステファン・ブラドルは、ホンダのテストライダーに就任してから最高位となる7位。14番グリッドのアレイシ・エスパルガロは、今季の最高位となる8位。16番グリッドのアレックス・マルケスと7番グリッドのヨハン・ザルコがトップ10入り。

    8番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは11位。17番グリッドのバレンティーノ・ロッシは12位。4番グリッドのカル・クラッチローは13位。

    5番グリッドのファビオ・クアルタラロは、右前腕に問題が発生して14位。10番グリッドのアレックス・リンスは、右肩に問題を抱えながらポイント圏内の15位でフィニッシュ。20番グリッドのジョアン・ミルは、技術的な問題が発生して16ラップ目にピットインに戻りリタイア。

    15番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは、1ラップ目にイン側から進入してきた他車と接触した際に右腕を強打したことからリタイア。13番グリッドのブラッド・ビンダーは3ラップ目の1コーナーで今季10度目の転倒を喫した。

    チャンピオンシップは、フランコ・モルビデリが総合2位とインディペンデントライダー部門のタイトルを獲得。アレックス・リンスが自己最高の総合3位に進出。ドゥカティがコンストラクター部門を2007年以来13年ぶりに制した。

    2020年 MotoGP 最終戦 ポルトガルGP

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 M・オリベイラ Red Bull KTM Tech 3 KTM 41’48.163
    2 J・ミラー Pramac Racing Ducati +3.193
    3 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha +3.298
    4 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing KTM +12.626
    5 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSU Honda +13.318
    6 A・ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati +15.578
    7 S・ブラドル Repsol Honda Team Honda +15.738
    8 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia +16.034
    9 A・マルケス Repsol Honda Team Honda +18.325
    10 J・ザルコ Reale Avintia Racing Ducati +18.596
    11 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha +18.685
    12 V・ロッシ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha +18.946
    13 C・クラッチロー LCR Honda CASTROL Honda +19.159
    14 F・クアルタラロ Petronas Yamaha SRT Yamaha +24.376
    15 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki +27.776
    16 D・ペトルッチ Ducati Team Ducati +34.266
    17 M・カリオ Red Bull KTM Tech 3 KTM +48.410
    18 T・ラバト Reale Avintia Racing Ducati +48.411
  • MotoGP:ジョアン・ミルが2020年シーズンのチャンピオン獲得!

    MotoGP:ジョアン・ミルが2020年シーズンのチャンピオン獲得!

    2020年のMotoGP 第14戦 バレンシアGPが11月15日(日)にスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われ、チームスズキエクスターのジョアン・ミルが7位でゴールし、ライダーズポイントを171ポイントに上げたことにより、残り1戦を残して2020シーズンのライダーチャンピオンを獲得した。

    スズキのライダーがタイトルを獲得するのは、2000年のケニー・ロバーツ・ジュニア選手以来、20年ぶりとなる。

    また、アレックス・リンス選手も4位でゴールしたことにより、チームポイントを309ポイントとし、チームチャンピオンも獲得。チームスズキエクスターとして初のチームチャンピオン獲得となり、2冠を達成した。

    今シーズン最後から2番目となるバレンシアGPはチームスズキエクスターのジョアン・ミルにとってシーズン初のマッチポイントを迎えるレースとなり、決勝前のチームはいつも以上の緊張に包まれた。しかしミルはチームの緊張を跳ね返すかのごとく終始冷静かつ聡明な走りで決勝レースをコントロールし、最終戦を残して2020年シーズンのタイトルを決めた。

    同じサーキットにて前週開催されたヨーロッパGP決勝では1位-2位のダブル表彰台を獲得したミルとアレックス・リンスだが、この週末は予選でミル12番手、リンス14番手と思いがけず苦戦。しかし27周の長いレースをスタートしたふたりのライダーは序盤に揃ってポジションを上げる。リンスが果敢にオーバーテイクを繰り返しトップグループを追い掛ける中、タイトル獲得がかかるミルはタイヤを温めながら慎重に周回を重ね、11周目にはリンスが5番手に、12周目にはミルが8番手に順位を上げていく。

    リンスが安定したリズムで後続を引き離して4位でチェッカーを受け、チャンピオンシップの2位争いにチャージを掛けると同時に、ミルが2020年シーズンのMotoGPワールドチャンピオンを獲得した。

    待ち望まれた王座を確実に獲得するために、ミルは長いレースを通してどこで何をすべきかを認識し、プレッシャーをコントロールして終始安定かつ巧妙なアプローチで走行。決勝を7位で終えるもランキング2位との間に29ポイントの差をつけ、最終戦を待たずに2020年シーズンのチャンピオンが決定。スズキ創立100周年、レース活動60周年の節目の年に、MotoGP参戦わずか2年目のミルによって20年ぶりの輝かしいタイトルが獲得された。

    ジョアン・ミル
    「自分がMotoGPワールドチャンピオンだなんてまだ実感がなくて適切な言葉も見つからないけど、とにかくまずはこのチャンスを与えてくれたスズキに心から感謝の気持ちを伝えたい。それから自分をここまで支えてくれた、たくさんの人達にもお礼を言わなくちゃね。皆にこのタイトルをプレゼントすることができて本当に嬉しいし、スズキの20年ぶりのチャンピオンに自分がなれたなんて本当に光栄さ。チャンピオン争いはプレッシャーもあったけど、チームが素晴らしい仕事をしてくれたお陰でリラックスしてタイトル争いを楽しむことができたよ。子供の頃はレースに行くお金があまりなくて家族に苦労をかけてきたし、決して順風満帆な道のりではなかったからいつも自分は人一倍努力をしてきた。だからこの喜びは家族と共に分かち合いたいと思うんだ。今日のレースは簡単ではなかったけど、チャンピオンシップを考えれば上出来だったと思う。チャンピオン獲得をすぐにでもお祝いしたい思いもあるけど、まだ最終戦が残っているからお祝いはお預けだね。最終戦のポルティマオではさらに上位を目指して、気持ちよくシーズンを終えられるよう頑張るよ。」

    鈴木俊宏(スズキ株式会社 代表取締役 社長)
    「新型コロナウイルスの影響を受けた厳しい2020シーズンに、MotoGPチャンピオンを獲得したチームスズキエクスター、そしてジョアン・ミル選手を心より祝福いたします。今年は「スズキの100周年」という節目に、世界最高峰の二輪レースでチャンピオンを獲得してくれました。二輪事業は先人がはじめ、成長してきた、スズキの主要事業の一つです。これまでスズキを応援し、サポートしてくださったお客様、ファンの皆様、販売店様、そして支援してくださったサプライヤーやスポンサーの皆様、ブリビオをはじめとするチームスタッフ、テストライダーのギントーリ、そして素晴らしい成績を残してくれたリンス、ミル、支えてくれた本社のスタッフに感謝申し上げます。2015年にMotoGP復帰以来、数々の苦難を乗り越えて、一年一年着実に成長し、遂にチャンピオンを獲得したこのチームを誇りに思うと共に、次の100年に向けて、よいスタートを切ることができたと考えております。」

    河内 健(テクニカルマネージャー)
    「ジョアンに心からおめでとうと言いたいです。今シーズンは非常に難しい戦いで、他のメーカーとの戦いだけではなく新型コロナウイルスとの戦いでもあったので、そういった意味ではドルナをはじめ他のコンペティターの皆にも一緒に戦ってくれてありがとうと言いたいです。2011年に一度MotoGP参戦を休止し、2015年に復帰してからここまで非常に長い道のりで厳しい戦いでしたが、我々はとうとうチャンピオンを獲得することができました。一緒に戦ってくれた皆様、応援してくれた皆様、本当にありがとうございました。」

    ダビデ・ブリビオ(チームマネージャー)
    「スズキ創立100周年、レース活動60周年、そして前回のタイトルから20年という節目の年にタイトルを獲得できたなんて、これ以上のシナリオなどないのではないかと思うくらい本当に夢のような気持ちです。シーズンを通して常にコンスタントでプロフェッショナルな仕事を貫いてチャンピオンを手に入れたジョアンにはまずは心からおめでとうと伝えたいです。そしてまたアレックスも今日は粘りの走りで4位を獲得し、チャンピオンシップのための貴重なポイントを追加することができました。チャンピオン獲得に際し、現場で頑張ってくれているスタッフ、在宅勤務のスタッフ、日本で日々開発を続けてくれているスズキのスタッフ、そしてまたこのプロジェクトに関わっている全てのスタッフに改めてお礼の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました。」

    アレックス・リンス
    「自分自身がタイトルを獲得することは叶わなかったけど、ジョアンとチームの功績は本当に素晴らしいと思うし、スズキがチャンピオンを獲得できたことは心から嬉しいよ。MotoGP参戦わずか2年目でタイトルを獲得したジョアンの才能もさることながら、それを実現させるべく日々努力を続けてきたチームの仕事ぶりには頭が下がる思いさ。今日はフランコ・モルビデリ(ヤマハ)のペースが速くて捕まえることができず、ベストを尽くした結果が4位だった。でもまだチャンピオンシップランキングで2位を狙っているから、今日の結果には満足しているよ。次戦はとうとう今シーズンの最終戦だから、しっかり上位でフィニッシュして締めくくりたいね。」

  • MotoGP 第13戦:ジョアン・ミルが初優勝!スズキが38年ぶりのワンツー

    MotoGP 第13戦:ジョアン・ミルが初優勝!スズキが38年ぶりのワンツー

    MotoGP 第13戦ヨーロッパGPの決勝レースが11月8日(日)にサーキット・リカルド・トルモで行われ、スズキのジョアン・ミルが最高峰クラス29戦目で初優勝を挙げ、初タイトル獲得に向けて大きく前進した。

    気温22度、路面温度25度のドライコンディションの中、5番グリッドからスタートしたジョアン・ミルが初優勝。2位にも0.651秒差でアレックス・リンスが続き、スズキがホッケンハイムリンクで開催された1982年9月の最終戦西ドイツGP以来、38年ぶりにワンツーフィニッシュを達成した。

    ポールポジションのポル・エスパルガロは、1.203秒差の3位でチェッカーを受け、今季4度目の表彰台を獲得。

    3番グリッドの中上貴晶は、2.194秒差の4位に入り、第3戦アンダルシアGP以来、最高峰クラスでの自己最高位タイと今季2度目となるインデペンデント勢の最高位を獲得。7番グリッドのミゲール・オリベイラは、今季3度目のトップ5入り。6番グリッドのジャック・ミラーは6位。

    10番グリッドのブラッド・ビンダーは、前戦テルエルGPで他車の転倒を引き起こす行為により、4ラップ目にロングラップペナルティを消化。11番手から16番手まで後退したが、22ラップ目にはファステストラップを刻み、10.137秒差の7位まで挽回。

    12番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾは8位。4番グリッドのヨハン・ザルコと18番グリッドのダニロ・ペトルッチがトップ10入り。8番グリッドのフランコ・モルビデリは11位。13番グリッドのステファン・ブラドルは12位。

    ピットレーンスタートのマーベリック・ビニャーレスは、1ラップ目にトップから13.665秒差で通過すると、25.403秒差の13位でフィニッシュ。

    11番グリッドのファビオ・クアルタラロは、1ラップ目の8コーナーで今季7度目の転倒。レースに戻り、1ラップ目を29.093秒差で通過すると、最後まで走り切って39.639秒差の14位。

    予選で6番手だったアレイシ・エスパルガロは、公式予選2でピットレーンから出る際に後方から他車が接近していることを知らせる青旗を無視したことから、グリッドポジションを3つ降格するペナルティが科せられ、9番グリッドからスタートしたが、1ラップ目の8コーナーで転倒。

    17番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、5ラップ目に技術的な問題が発生してストップ。

    15番グリッドのカル・クラッチローは、6ラップ目の8コーナーで今季5度目の転倒。16番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは、6ラップ目の2コーナーで週末2度目、今季8度目の転倒。最高峰クラスのデビュー戦となった19番グリッドのロレンソォ・サバドーリは、9ラップ目の14コーナーで初転倒を喫し、残り2ラップでリタイア。

    14番グリッドのアレックス・マルケスは、24ラップ目の1コーナーで週末2度目、今季11度目の転倒で2戦連続の転倒リタイア。

    チャンピオンシップは、ポイントリーダーのミルが25ポイントを加算。総合2位のクアルタラロと総合3位に浮上したリンスは37ポイント差。総合3位のビニャーレスは19ポイント差から41ポイント差の4位。総合4位のモルビデリは25ポイント差から45ポイント差の5位。総合5位のドビツィオーゾは28ポイント差から45ポイント差の6位に後退した。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 41’37.297
    2 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki +0.651
    3 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing KTM +1.203
    4 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSU Honda +2.194
    5 M・オリベイラ Red Bull KTM Tech 3 KTM +8.046
    6 J・ミラー Pramac Racing Ducati +8.755
    7 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM +10.137
    8 A・ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati +10.801
    9 J・ザルコ Reale Avintia Racing Ducati +11.550
    10 D・ペトルッチ Ducati Team Ducati +16.803
    11 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha +17.617
    12 S・ブラドル Repsol Honda Team Honda +24.350
    13 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha +25.403
    14 F・クアルタラロ Petronas Yamaha SRT Yamaha +39.639
    DNF V・ロッシ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 23 Laps
  • 中上貴晶 「このような形でレースが終わってしまいとても残念」

    中上貴晶 「このような形でレースが終わってしまいとても残念」

    MotoGP 第12戦テルエルGPで、自身初のポールポジションから初表彰台、初優勝が期待された中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)だったが、残念ながら転倒リタイアに終わった。

    中上貴晶は、ホールショットを奪う好調なスタートを切ったが、オープニングラップの5コーナーで痛恨の転倒を喫し、リタイアとなった。

    「まずはチームのすべての人たちに謝罪したいです」と中上貴晶は語る。

    「今週末はすべてのセッションでとても力強い走りができました。日曜日にすばらしい結果を残す準備ができていたのですが、1周目のスタート直後に小さなミスをしてしまい、転倒してしまいました。とても残念です。このような形でレースが終わってしまい、とても残念です」

    「でも今週末は速さがあり、ポテンシャルを見せることができたので、ポジティブに考えたいです。とにかく次のバレンシアに向けて仕事に集中したいです。再び連戦があります。強くなっていい週末にしたいです。僕をサポートしてくれたすべてのファンに本当に感謝しています」

  • MotoGP:中上貴晶、無念の単独転倒で0周リタイア / テルエルGP

    MotoGP:中上貴晶、無念の単独転倒で0周リタイア / テルエルGP

    中上貴晶は、MotoGP 第12戦 テルエルGPの決勝レースでオープニングで無念の転倒リタイアを喫した。

    中上貴晶は、今大会で最高峰クラスで初となるポールポジションを獲得。最高峰クラスの日本人ライダーとしては、2004年11月の最終戦バレンシアGPの玉田誠以来16年ぶり。平忠彦(2回)、伊藤真一(1回)、岡田忠之(7回)、原田哲也(1回)、宇川徹(1回)、加藤大治郎(1回)、玉田(3回)に続く8人目のポールポジション獲得者となった。

    迎えた決勝。好スタートを切った中上貴晶は1コーナーを制してレースをリードするも、3コーナーの先で転倒。残念ながら、リタイアとなった。

    中上貴晶

  • 中上貴晶、MotoGP初ポールポジション「最高の気分。誇りに思う」

    中上貴晶、MotoGP初ポールポジション「最高の気分。誇りに思う」

    中上貴晶(LCR・ホンダ)は、MotoGP 第12戦 テルエルGPの予選で初ポールポジションを獲得。「最高の気分」だと語った。

    FP3では、わずかの差で2番手へと一つポジションを落とした中上貴晶だったが、迎えた予選Q2では、1回目のアタックで1分47秒072をマークし、今大会の自己ベストで首位に立つと、2回目のアタックでは、1分46秒882へとさらにタイムを更新し、一度も首位を譲らず、初PP獲得を果たした。第6戦スティリアGPでは、最後のアタックでミスがありPPを逃したが、その雪辱を果たした。

    今大会は、前戦アラゴンGPから2週連続の開催ということで、初日からハイレベルな走りが実現した。フリー走行では主にタイヤテストに集中し、アラゴンGPとは異なるセットでロングランを実施。コンディションの変化に対応できるようにデータを積み重ねた。明日の決勝を想定するFP4では、前戦アラゴンGPと同じフロントにミディアム、リアにソフトという選択でロングランに挑み、アラゴンGPの自身のタイムを上回る1分48秒台で周回を重ねた。明日の決勝では、初表彰台、初優勝に挑む。

    「最高の気分です」と中上貴晶はコメント。

    「とてもいいラップを刻むことができました。セクター1は0.1秒遅かったのであまりいい走りではありませんでしたが、最後のアタックだったので、ベストを尽くしました。そしてセクター2でばん回し、セクター3と4でさらに速く走ることができました」

    「1分47秒を切ったとは知りませんでした。なぜならトラックにモニターがなく、ポールポジションなのかどうかも分かりませんでした。でも最後にピットレーンに戻ると、クルーがP1を見せてきたので、やっとPPを獲得したことを知りました」

    「最高の気分です。いい仕事をしてくれたチームに感謝したいです。でも最も重要なのは明日です。集中して、方向性を見失わないようにしたいです。PPを獲得したことをとても誇りに思います。集中力をキープして、明日のレースもがんばります」

  • MotoGP 第12戦:中上貴晶が初ポールポジション獲得。日本人では16年ぶり

    MotoGP 第12戦:中上貴晶が初ポールポジション獲得。日本人では16年ぶり

    2020年のMotoGP 第12戦テルエルGPの公式予選が10月24日(土)にスペインのモーターランド・アラゴンで行われ、中上貴晶が最高峰クラスで初となるポールポジションを獲得した。

    気温21度、路面温度31度のドライコンディションの中、中上貴晶は1分46秒882をマーク。最高峰クラス45戦目で初めて、キャリア184戦目で6度目のポールポジションを獲得した。

    最高峰クラスの日本人ライダーとしては、2004年11月の最終戦バレンシアGPの玉田誠以来16年ぶり。平忠彦(2回)、伊藤真一(1回)、岡田忠之(7回)、原田哲也(1回)、宇川徹(1回)、加藤大治郎(1回)、玉田(3回)に続く8人目のポールポジション獲得者となった。

    2番手には0.063秒差でフランコ・モルビデリが続き。今季4度目の1列目を獲得すれば、3番手には0.273秒差でアレックス・リンスが入り、昨年6月の第8戦TTアッセン以来今季初めての1列目に進出。マーベリック・ビニャーレスは、0.359秒差の4番手。

    フリー走行3で転倒を喫してフリー走行総合21番手だったヨハン・ザルコは、公式予選1で2番手、公式予選2で週末2度目、今季12度目の転倒を喫したが5番手に進出。フリー走行総合3番手のファビオ・クアルタラロは、前戦アラゴンGPのポールポジションタイムを更新できずに6番手。

    フリー走行総合16番手のポル・エスパルガロは、公式予選1で1番手、公式予選2で7番手。フリー走行総合9番手のカル・クラッチロー、フリー走行総合6番手のイケル・レクオナ、フリー走行総合8番手のミゲール・オリベイラがトップ10入り。

    フリー走行総合5番手のアレックス・マルケスは11番手。フリー走行総合10番手のジョアン・ミルは12番手。フリー走行総合11番手のジャック・ミラーは、公式予選1で4番手。フリー走行総合14番手のアンドレア・ドビツィオーゾは、公式予選1で7番手。明日の決勝レースを7列目17番グリッドから迎える。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSU Honda 1’46.882
    2 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’46.945
    3 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’47.155
    4 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’47.241
    5 J・ザルコ Reale Avintia Racing Ducati 1’47.297
    6 F・クアルタラロ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’47.326
    7 C・クラッチロー LCR Honda CASTROL Honda 1’47.377
    8 M・オリベイラ Red Bull KTM Tech 3 KTM 1’47.509
    9 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’47.519
    10 A・マルケス Repsol Honda Team Honda 1’47.603
    11 I・レクオーナ Red Bull KTM Tech 3 KTM 1’47.621
    12 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’47.642
    13 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’47.372
    14 J・ミラー Pramac Racing Ducati 1’47.394
    15 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’47.478
    16 S・ブラドル Repsol Honda Team Honda 1’47.585
    17 A・ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati 1’47.747
    18 F・バニャイア Pramac Racing Ducati 1’47.759
    19 D・ペトルッチ Ducati Team Ducati 1’47.855
    20 T・ラバト Reale Avintia Racing Ducati 1’48.114
    21 B・スミス Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’48.402
  • MotoGP 第11戦 結果:スズキのアレックス・リンスが今季初優勝

    MotoGP 第11戦 結果:スズキのアレックス・リンスが今季初優勝

    2020年のMotoGP 第11戦アラゴンGPの決勝レース(周回数:23ラップ)が10月18日(土)、モーターランド・アラゴンで行われ、アレックス・リンス(スズキ)が今季初優勝を挙げた。

    気温21度、路面温度31度のドライコンディションの中、10番グリッドのアレックス・リンスは8ラップ目にトップに躍り出ると、最後までポジションを堅守。昨年8月の第12戦イギリスGP以来、16戦ぶり今季初優勝を挙げ総合12位から7位に浮上した。

    11番グリッドのアレックス・マルケスは、0.263秒差の2位。ウェットレースだった前戦フランスGPに続き、2戦連続の2位を獲得すれば、6番グリッドのジョアン・ミルは、2.644秒差の3位に入り、2戦ぶり5度目の表彰台を獲得。

    スズキが第9戦カタルーニャGPに続き、今季2度目のダブルポディウムを獲得。地元スペイン勢は今季2度目の表彰台独占。

    2番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、オープニングラップからレースをリードしたが2.880秒差の4位。

    ウォームアップ走行で1番手に進出した7番グリッドの中上貴晶は、4.570秒差の5位。第3戦アンダルシアGP以来となるトップ5入りを果たせば、4番グリッドのフランコ・モルビデッリ、13番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾ、3番グリッドのカル・クラッチロー、5番グリッドのジャック・ミラー、16番グリッドのヨハン・ザルコがトップ10入り。

    14番グリッドのブラッド・ビンダーは11位。12番グリッドのポル・エスパルガロは12位。前戦優勝を挙げた8番グリッドのダニロ・ペトルッチは15位。

    ポールポジションのファビオ・クアルタラロは、21.498秒差の18位。

    チャンピオンシップは、総合2位のミルが16ポイントを加算。初めてポイントリーダーに浮上すれば、クアルタラロは6ポイント差の総合2位に後退。総合3位のビニャーレスは12ポイント差、総合4位のドビツィオーゾは15ポイント差。

    次戦のテルエルGPは、来週末に当地のモーターランド・アラゴンで開催する。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 41’54.391
    2 A・マルケス Repsol Honda Team Honda 0.263
    3 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 2.644
    4 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 2.880
    5 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSU Honda 4.570
    6 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha 4.756
    7 A・ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati 8.639
    8 C・クラッチロー LCR Honda CASTROL Honda 8.913
    9 J・ミラー Pramac Racing Ducati 9.390
    10 J・ザルコ Reale Avintia Racing Ducati 9.617
    11 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM 13.200
    12 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing KTM 13.689
    13 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 14.598
    14 I・レクオーナ Red Bull KTM Tech 3 KTM 15.291
    15 D・ペトルッチ Ducati Team Ducati 15.941
    16 M・オリベイラ Red Bull KTM Tech 3 KTM 18.284
    17 S・ブラドル Repsol Honda Team Honda 20.136
    18 F・クアルタラロ Petronas Yamaha SRT Yamaha 21.498
    19 B・スミス Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 25.300
    20 T・ラバト Reale Avintia Racing Ducati 25.558
  • バレンティーノ・ロッシ、新型コロナウイルス感染でアラゴンGPを欠場

    バレンティーノ・ロッシ、新型コロナウイルス感染でアラゴンGPを欠場

    バレンティーノ・ロッシが、新型コロナウイルスに感染したことで、今週末にモーターランド・アラゴンで開催されるMotoGP 第11戦アラゴンGPを欠場することが発表された。

    バレンティーノ・ロッシは、10月15日の朝に微熱が出たことから医師を呼び、検査結果、新型コロナウイルスの感染を確認。ロッシの体調は、タヴッリアの医師により綿密に監視され、今後のイベント参加に関しては、状況を毎日検証する。

    10月11日(日):ロッシは第10戦フランスGPの開催地ルマンを離れ、イタリア・タヴッリアの自宅に帰宅。
    10月13日(火):グランプリ間に義務付けられている通常のPCR検査を受け、翌日に出た結果は陰性。
    10月14日(水):感染の症状や不便なことはなく、健康と感じていることから自宅でトレーニング。
    10月15日(木):起床時に少し痛みを感じ、微熱があったことから医師に連絡を取り、2つの検査を実施。
    最初のPCRクイックテストでは陰性。
    標準PCRテストでは16時00分に陽性反応。

    10月11日の夜から15日まで自宅に滞在しており、その期間、VR46・ライダーズ・アカデミーやVR46のスタッフ、モンスターエナジー・ヤマハのスタッフたちを含め、第11戦アラゴンGPに参加する誰とも接触していないことが確認されている。

    バレンティーノ・ロッシ
    「残念なことに今朝、目が覚めたら、気分はあまり良くなかった。骨が痛く、少し熱もあったことから、直ぐに医師を呼んで、2つの検査をしてもらった。火曜に受けた同じクイックテストの結果は陰性だったけど、2度目の検査結果を16時00分に送ってもらい、残念なことに陽性だった。アラゴンでのレースを欠場することになり、とてもがっかり。楽観的で自信があったけど、アラゴンでの2戦目も行かないだろう。プロトコルを尊重して全てに取り組んできたから悲しいし怒りを覚える。火曜の検査では陰性だったけど、ルマンから帰国してからは自己隔離をしていた。とにかく、これが現状。状況を変えることはできない。医師の助言に従う。早期回復を願う。」

    リン・ジャービス(マネージングディレクター)
    「これはバレンティーノにとって大変悪いニュースです。モンスターエナジー・ヤマハにとって、世界中の全てのファンにとっても大変悪いニュースです。何よりもまず、彼がこれからの数日間あまり苦しまずに、可能な限り短期間で完治することを願います。幸いに無症状でしたが、1人のメンバーに陽性反応が出て、ルマンでのレースにプロジェクトリーダーの鷲見さんと5人のエンジニアたちが欠場したことから、我々のオペレーションにとって2度目の打撃です。この2つのインシデントは、どれほど注意を払っていても、現状のヨーロッパにおける感染者数の増加を見るように、リスクが常に存在することを我々に思い出せます。我々はイタリアの保険当局と確認し、月曜日までに、バレンティーノと接触していた我々のチームのメンバーは直接的なリスクから除外されるとアドバイスを受けました。それでも、将来の問題の可能性を最小限に抑えるために、今後はさらに注意を払います。」