カテゴリー: MotoGP

  • MotoGP:ヤマハ 2021年 第5戦 フランスGP 予選レポート

    MotoGP:ヤマハ 2021年 第5戦 フランスGP 予選レポート

    Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロとマーベリック・ビニャーレスはQ2セッションの最終ラップで全力を出し切り1-2を達成。セッション序盤はしばしば雨が降り、その後、晴れて急速に路面が乾いていく非常に難しいコンディションのなか、ふたりは最後の最後でトップを目指す完璧な走りを見せた。

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing TeamのF・モルビデリは変わりやすいコンディションのなか、初めからスリック・タイヤを装着する賭けに出て4番手獲得と健闘。チームメイトのバレンティーノ・ロッシは9番手でグリッド3列目となった。

    クアルタラロが3戦連続ポールポジション獲得
    クアルタラロは初めウエット・タイヤを装着して1ラップを走行したが、すぐさま状況を判断し、ドライ用マシンに乗り換える決断。ピットに戻り、残り11分強で再びコースに復帰した。その後、多くのライダーがスリック・タイヤに履き替えてラップごとに路面が乾いていく段階になると、次々にタイムが更新されて激しく順位が入れ替わる。しかしクアルタラロは最後まで冷静さをキープし、最も条件が良くなる最終ラップにすべてを賭けた。そしていきなり1分32秒600に更新してトップに浮上。これで3戦連続のポールポジション獲得を決めた。

    チームメイトのビニャーレスは真っ先にコースに飛び出し、ウエット・タイヤでペースをつかんでいた。しかしまもなくして、クアルタラロと同様にスリックへの変更を決断。ピットに戻ってマシンを乗り換えると、最初の3ラップはタイヤを暖めるために慎重にペースを上げていった。7ラップ目の好タイムがコースリミット越えによりキャンセルされたあと終盤まで更新することができなかったが、最終ラップでついに1分32秒681へ短縮。クアルタラロに0.081秒差と迫る2番手を獲得した。

    モルビデリが、サテライト勢トップの4番手獲得
    午前中に行われたフリープラクティス第3セッションがウエット・コンディションとなったため、前日のタイムによりQ2進出が決定したモルビデリ。このセッションは雨の走りの感触を確かめながら1分43秒700で17番手につけていたが、セッション終盤では、マシン交換の際に左足首をひねる場面も。
    Q2では序盤でトップに立ち、その後も上位をキープ。終盤は雨粒と格闘しながら1分32秒766を記録し、サテライト勢トップの4番手を獲得した。

    チームメイトのロッシもまた、前日のタイムによりQ2進出が決定。寒さと雨に見舞われたフリープラクティス第3セッションと第4セッションは、さまざまなコース・コンディションでのデータ収集に充てた。Q2ではモルビデリと同様、早々にスリック・タイヤを装着して一時はトップに浮上したが、最終セクターでオーバーランがあり、その後のアタックを計画通りに進めることができなかった。最終的には1分33秒391まで短縮したものの9番手に留まり、3列目からのスタートが決定している。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    ファビオ・クアルタラロ(予選トップ/1分32秒600)
    「これまでで最もナーバスになった予選セッションだったと思います。母国フランスだからというわけではありません。フロントにソフト、リアにミディアムのウエット・タイヤを装着することにしたのですが、ミディアムはそれまで一度も試したことがなかったのです。ドライとウエットが混在するコンディションでは調子が上がりませんでした。でも路面を見ると乾いていたので、”スリックに履き替えろ”と心のなかで叫んだのです。そして最終ラップでは、”OK! ついにチャンスが巡って来た! ベストを尽くせ! フロントローかクラッシュかどちらかだ!”という心境になりました。最終セクターにウエットが残っている状態で、何度も激しく振られましたが、何とかやり遂げました。目標はフロントローでしたが、ポールならもっとうれしいです」

    マーベリック・ビニャーレス(予選2番手/1分32秒681)
    「今日は非常に順調で、スターティング・グリッドの好位置を獲得することができました。でも最終ラップで何度もミスをしてしまったために、残念ながらポールポジションには手が届きませんでした。いずれにしてもリズムはとても良いので、明日の決勝に生かせると思います。またフリープラクティス第4セッションではユーズド・タイヤを履き続けて感触を確かめましたが、このときもフィーリングは絶好調でした。今日の結果に満足しており、明日までにさらに改善を目指したいと思っています」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「今日の予選セッションではたくさんのサプライズがありました。天候が2分ごとに変わったことだけではなく、Q2の最後の最後で1-2を達成できるとはまったく予想していませんでした。ファビオ(クアルタラロ)とマーベリック(ビニャーレス)は絶好のタイミングでアタックし、見事なラップタイムを叩き出しました。そして今季初めての1-2スタートが決定し、チームに大きな励みとなりました。しかしながら、決勝は天候に大きく左右されることになるでしょう。明日に備えてウエット・セッティングをもっと改良していく必要があると考えており、ウォームアップ・セッションが雨になれば、そのために利用し、ライダーたちのフィーリング向上も目指したいと思います。これまでフル・ドライのコンディションで好調なので、やはり好天を期待しますが、ここの天気は変わりやすく誰にも予想がつきません。あらゆる可能性を考えて準備をしなければなりません」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    フランコ・モルビデリ(予選4番手/1分32秒766)
    「今日の結果に満足しています。変わりやすいコンディションで難しい状況でしたが、それらを克服し、予選に備えて良い作戦を立てていました。その結果として、この4番手とセカンドロウを獲得することができたのです。足首はクリニカ・モバイル(移動診療所)で手当てしてもらい、ライディングに支障はありません。タフなレースになると思いますが、上位を狙うには2列目から好スタートを切ることが重要です。明日は表彰台獲得が目標です」

    バレンティーノ・ロッシ(予選2番手/1分33秒391)
    「Q2でスリック・タイヤを使用する作戦が、いくらかアドバンテージになりました。アタックを行った2周目は水たまりに乗って危うく転倒しそうになってしまい、最後の2つのコーナーで100%を出し切ることができませんでした。そしてこのあとは、完璧な自信を持って走ることができなくなりました。しかしながら今週は、前の数回と比べてペースが上がっていますし、フィーリングも良くなっています。天気の予想がつかず、明日はどうなることか。決勝は約42分、今日はその間にウエットとドライが3度も入れ替わり、これが本当に難しいのです。個人的にはドライ・コンディションで調子がいいので、晴れてくれることを期待しています。3列目から最大限の挽回を目指します」

  • MotoGP:スズキ 2021年 第5戦 フランスGP 予選レポート

    MotoGP:スズキ 2021年 第5戦 フランスGP 予選レポート

    2021年 MotoGP 第5戦 フランスGPの予選は、今年も天候に大きく翻弄されることとなった。フランス北部に位置するル・マン/ブガッティサーキットは天候が変わりやすいことで知られており、過去にも数々のドラマを生んでいる。2日目午前のFP3は気温が低く、明け方の雨により路面が濡れて前日のタイムを上回るチャンスはなかったが、チームスズキエクスターのふたりのライダーはタイヤ比較と、シーズン初となるウエットコンディションのフィーリングを得るために周回を重ねた。

    午後のFP4では気温がわずかに上昇したが路面は濡れたままスタート。しかしセッション終盤になり路面が乾きはじめたためスリックタイヤでピットアウトし、アレックス・リンス2番手、ジョアン・ミル7番手でセッションを締めくくった。

    FP4後に降った通り雨が再び路面を濡らし、ウエットコンディションでスタートしたQ1ではセッション開始と共にレインタイヤでアタックを開始。ミル、リンスは序盤に揃って速いタイムを記録し、3周目のアタック後には1番手、2番手につける。しかし終盤になりミルが自己ベストタイム更新中に黄旗提示がありタイムアタックを中断、リンスはタイムアップに苦戦し始める。ミルの記録した1’44.017タイムはセッション終盤までトップを保つも、路面が乾きはじめた最後の数分で他ライダーがタイムを上げる中、スズキペアもタイムを更新したが、ミル4番手、リンス5番手に順位を落とし、共にQ2行きのチャンスを逃す結果となった。明日のフランスGP決勝はミル14番手、リンス15番手と揃って5列目からのスタートとなる。

    佐原伸一 プロジェクトリーダー&チームディレクター
    「今日は昨日にもまして天気が不安定で、セッション毎に路面状況が変わりましたが、ジョアンもアレックスもマシンセッティングは上手く進めることができ、マシンには良いフィーリングを持って予選に臨みました。しかし、残念ながらふたりともQ2に進むことができず非常に悔しい結果となってしまいました。Q1はウエットの予選となったのですが、次第に路面が乾いていく難しいコンディションであったため、乗り方の調整が難しかったのだと思います。マシンのフィーリングは良いので、明日に向けて準備を整え、いつものようにスタートを決めて、しっかり追い上げて良い結果を得られるよう頑張りたいと思います。」

    ジョアン・ミル
    「それほど悪い1日だったとは思っていないけど、そもそもル・マンは僕らのマシンにとってあまり相性が良くないし、14番手という予選順位は自分の本来のポテンシャルを出せた結果ではないと思っている。実際、ウエットでもドライでもフィーリングは良いし、ペースも悪くないからね。予選をうまくまとめられなかった原因は、後半に雨が上がった後、路面が急激に乾いたせいでタイヤの温度が上がりすぎてしまったからだと思う。でもこれもまた自分にとっては勉強だと思っているよ。ウエットでのパフォーマンスは昨年より良くなっているし、今日学んだこの経験は今後また必ず役に立つからね。チームは素晴らしい仕事をしてくれているし、グリッド位置はここ最近のスタート位置とさほど変わらないからあまり気にしていない。決勝ではとにかく集中して追い上げレースをするよ。」

    アレックス・リンス
    「天候に翻弄されたことも原因だけど、今日は何かとうまくいかない1日だったよ。予選の戦略を間違えてしまったせいでグリッド位置はかなり後ろになってしまったしね。予選ではフロントにミディアム、リアにソフトを選択したんだけど、リアはミディアムの方がもっとプッシュできたと思う。それに気付いたけどピットインする時間がなかったんだ。明日の天候がウエットなのかドライなのか、それとも今日のようなウエットとドライのミックスコンディションになるのか不明だけど、どんなコンディションになったとしても決勝は波乱のレースになるだろうね。ドライのフィーリングはかなり良いから、もし決勝がドライになったら表彰台獲得のチャンスはあると思っている。でも、ウエットもしくはミックスコンディションだったら、しっかり戦略を立てて賢いレースをしなくてはいけないね。とにかくあらゆるコンディションを想定してしっかり準備を整え、あとは全てを出し切るのみさ。」

  • MotoGP 第5戦 フランスGP:ファビオ・クアルタラロがポールポジション

    MotoGP 第5戦 フランスGP:ファビオ・クアルタラロがポールポジション

    2021年のMotoGP 第5戦 フランスGPの公式予選は5月15日(土)にルマンのブガッティ・サーキットで行われ、ファビオ・クアルタラロ(Monster Energy Yamaha MotoGP)がポールポジションを獲得した。

    気温15度、路面温度21度。ハーフウェットのトラックコンディションの中、ファビオ・クアルタラロは1分32秒600をマーク・第3戦ポルトガルGPに続き2戦ぶり今季2度目、当地で2年連続、最高峰クラスで13度目のポールポジションを奪取した。

    フリー走行総合3番手のマーベリック・ビニャーレスは0.081秒差の2番手。今季の予選最高位を獲得すれば、フリー走行総合7番手のジャック・ミラーは0.104秒差の3番手に入り、2戦連続の3番グリッドを確保。

    フリー走行総合5番手のフランコ・モルビデリは0.166秒差の4番手。フリー走行総合1番手のヨハン・ザルコは5番手。

    フリー走行総合8番手のマルク・マルケスは0.437秒差の6番手。フリー走行総合10番手の中上貴晶は0.520秒差の7番手。フリー走行総合4番手のポル・エスパルガロは週末2度目、今季6度目転倒を喫したが、今季の予選最高位となる8番手。

    フリー走行総合9番手のバレンティーノ・ロッシは、開幕戦カタールGP以来4戦ぶりの公式予選2で0.791秒差の9番手。フリー走行総合6番手のミゲール・オリベイラは1.267秒差の10番手。

    フリー走行総合20番手のロレンソォ・サバドーリは公式予選1で1番手、キャリアで初めての公式予選2で11番手。フリー走行総合21番手のルカ・マリーニは公式予選1で2番手、公式予選2で12番手。

    フリー走行総合14番手のアレイシ・エスパルガロは今季初めての公式予選1で3番手。フリー走行総合13番手のジョアン・ミルは今季4度目の公式予選1で4番手。フリー走行総合11番手のアレックス・リンスは今季初めての公式予選1で5番手。

    フリー走行総合12番手のフランチェスコ・バグナイアは、今季初めての公式予選1でトップタイムから0.980秒差の6番手だった。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’32.600
    2 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’32.681
    3 J・ミラー Ducati Lenovo Team Ducati 1’32.704
    4 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’32.766
    5 J・ザルコ Pramac Racing Ducati 1’32.877
    6 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 1’33.037
    7 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSU Honda 1’33.120
    8 P・エスパルガロ Repsol Honda Team Honda 1’33.150
    9 V・ロッシ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’33.391
    10 M・オリベイラ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’33.867
    11 L・サバドーリ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’34.258
    12 L・マリーニ SKY VR46 Esponsorama Ducati 1’34.265
    13 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’43.418
    14 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’43.422
    15 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’43.523
    16 F・バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati 1’43.530
    17 D・ペトルッチ Tech 3 KTM Factory Racing KTM 1’43.857
    18 I・レクオーナ Tech 3 KTM Factory Racing KTM 1’44.324
    19 A・マルケス LCR Honda CASTROL Honda 1’45.146
    20 T・ラバト Pramac Racing Ducati 1’45.590
    21 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’45.911
    22 E・バスティアニーニ Esponsorama Racing Ducati 1’46.123
  • MotoGP:ホンダ 2021年 第5戦 フランスGP 初日レポート

    MotoGP:ホンダ 2021年 第5戦 フランスGP 初日レポート

    2021年のMotoGP 第5戦フランスGPのフリー走行は、ウエットからドライへと変化する難しいコンディションとなり、Repsol Honda Teamで5戦目を迎えるポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)が今季ベストの4番手、ケガから復帰3戦目となるマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が8番手、中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が10番手とHonda勢3人がトップ10で初日を終えた。アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)は17番手だった。

    ポル・エスパルガロ今季ベストの4番手。マルク・マルケスは8番手、中上貴晶10番手で初日を終える
    朝方まで降り続いた雨の影響でFP1はウエットコンディションで行われ、昨年の大会で3位表彰台に立っているポル・エスパルガロは、前後にソフトコンパウンドのレインタイヤを装着、走り出しから好調で4番手タイムをマークした。ドライコンディションになったFP2は、前後ソフトのスリックタイヤで走行、1分35秒台から着実にタイムを上げて、セッション終盤には1分32秒137をマークし、総合4番手で初日を終えた。

    前戦スペインGPを終えて、月曜日に行われた公式テストでさまざまなことをトライし、大きく前進したポル・エスパルガロだが、その走りをフランスGPにつなげることに成功した。土曜日の予選では今季初のフロントロー、ポールポジションが期待される。

    ケガからの復帰3戦目を迎えるマルク・マルケスが8番手で初日を終えた。FP1は前後ソフトのレインタイヤでスタートし、徐々に乾いていく路面を見てスリックタイヤを試すが、すぐに無理と判断。セッション終盤には前後ミディアムのレインタイヤでベストタイムをマークして5番手とまずまずのスタートを切った。FP2は前後ソフトのスリックタイヤで走行し、着実にタイムを上げて8番手。トップから0.885秒差で初日を終えた。本来のリズムを着実に取り戻しつつあるマルク・マルケス。2日目のフリー走行、予選でも着実にタイムを上げていく作戦だ。

    前戦スペインGPで初表彰台獲得まで0.6秒差に迫った中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、気温11℃、路面温度9℃という厳しい条件となったFP1は15番手と慎重なスタート。ドライになったFP2は前後ソフトのスリックタイヤで徐々にペースを上げていくが、転倒者が多く、イエローフラッグのためにタイム更新のチャンスを何度も逃した。それでもトップ10で初日を終え、好調さをアピールした。

    125cc時代の2009年フランス大会ではベストリザルトとなる5位でフィニッシュ。Moto2時代の13年にはル・マンで初PPを獲得。MotoGPクラスでは、2年目のシーズンとなった19年にベストグリッドとなる7番手を獲得するなど、この大会をきっかけにMotoGPマシンのパフォーマンスを引き出すことに成功している。2日目も不安定な天候となりそうだが、FP3ではトップ10をキープし、予選では今季初のフロントローを狙う。

    昨年、雨の大会で2位表彰台に立ったアレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)は厳しいコンディションとなったFP1で11番手。FP2では着実にタイムを上げたが、トップから1.457秒差の17番手だった。前戦スペインGP後のテストでは大きな手応えを感じ取っていて、連続周回ではトップ10に匹敵する走りをしているが、課題となっている一発のタイムが出せず今大会も苦戦。2日目のFP3、予選でポジションアップに挑む。

    ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)
    「今日はウエットとドライのセッションがあり、初めてHondaのマシンでウエットのセッションを走りました。両方のセッションで4番手タイムを出すことができてとてもポジティブです。午後のFP2はドライになり、ヘレスでの仕事が役に立ちました。この数戦で抱えていた問題は今回ありませんでした。コーナーエントリーのパフォーマンスを改善することができました。まだ初日の2回のセッションが終わっただけなので、今日の結果を冷静に受け止めています。重要なのは明日のセッションです。どのような天気になり、どんな走りができるか、楽しみにしています」

    マルク・マルケス(Repsol Honda Team)
    「今日は順調でした。ウエットコンディションではあまり体力を使わないので、フィーリングはよかったです。ドライコンディションではいくつかテストしました。フィーリングを改善すること、そして、マシンと自分の体のコンディションを理解することに取り組んでいますが、ピットに戻ると8番手タイムだということを知りました。前進できている証拠です。今日はトリッキーなコンディションだったので、リスクを負う走りはしませんでした。予選とレースではリスクある走りをしなければなりませんが、今は限界を超えない走りをしています」

    中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)
    「今日のFP1は非常に難しいコンディションでした。FP2はドライコンディションになりラッキーでしたが、かなりトリッキーでした。とても寒くて、路面温度が少し低すぎました。特に左コーナーはとても難しかったです。転倒者が多く、イエローフラッグがたくさん出ました。最後にタイムを更新するチャンスがありましたが、イエローフラッグが何度も出たので、チャンスを逃しました。それでも10番手なのでとてもいいと思います。明日の天気がどうなるか様子を見たいと思いますが、もし雨が降ったら、ウエットでのフィーリングを改善したいです。全体的には今日の結果に満足しています。明日が楽しみです」

    アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)
    「午前中はウエットでしたが、それほど悪くありませんでした。いいフィーリングをつかむことができました。ウエットで走るのはかなり久しぶりです。最初からとてもいいフィーリングがありました。スリックタイヤを使うことができましたが、小さなミスをして転倒してしまいました。午後はリズムとライディングスタイルを改善し、もっといいフィーリングを見つけることに努めました。引き続きいろいろなことにトライし、ベストなライディングを見つけたいです。昨年いいレベルでフィニッシュした時のフィーリングを再び取り戻さなければなりません」

  • MotoGP:ヤマハ 2021年 第5戦 フランスGP 初日レポート

    MotoGP:ヤマハ 2021年 第5戦 フランスGP 初日レポート

    Monster Energy Yamaha MotoGPのファビオ・クアルタラロとマーベリック・ビニャーレスはフリープラクティス初日、変わりやすいコンディションのなかで絶好のタイミングをつかみ、それぞれ総合2番手と3番手を獲得した。

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamはフリープラクティスを順調にスタート。フランコ・モルビデリとバレンティーノ・ロッシがそれぞれ5番手と9番手を獲得し、ともにトップ10を確保した。

    初日のフリー走行でクアルタラロが2番手、続く3番手ビニャーレス
    ル・マン・ブガッティ・グランプリ・サーキットで行われている第5戦フランスGP。初日はドライ・コンディションとウエット・コンディションが混在する状況に加え、寒さにも苦しめられる展開となったが、クアルタラロとビニャーレスは与えられた走行時間をフルに使い切りドライ、ウエット両方のセッティングを試して2番手と3番手を獲得した。

    先週、腕上がりの症状について手術を受けたクアルタラロは、フリープラクティス第1セッションから本来のスピードを取り戻そうと意気込んでいたが、ウエット・コンディションとなったため、少しずつ着実に上げていく方法に切り替えた。セッションを通じて雨が降ったり止んだりを繰り返すなかで熱心にウエット・セッティングに取り組み、全21ラップ中の最終ラップで1分41秒641のベストラップを記録。トップから3.634秒差の16番手で終えた。

    午後からの第2セッションではスリック・タイヤを装着し、タイム更新とともにトップ10入りを目指す。走り慣れたホームコースでYZR-M1のセッティングの完璧化を図りながら、途中、第3コーナーでの転倒もあったが、すぐに立て直して作業を継続し、ついにはトップタイムをマークした。終盤ではもう一度プッシュして全16ラップ中14ラップ目で1分31秒842に更新。トップに0.095秒差と迫る2番手で初日を終了している。

    チームメイトのビニャーレスは第1セッション、開始早々からウエット・コンディションに適応して自信に満ちた走り。着実にラップタイムを更新してトップ10を維持していたが、最後の走行に臨む前のピットレーン出口で、タイヤが暖まる間もなく転倒してしまった。これでタイムロスを強いられたため終盤のアタックで順位が上がらず、全14ラップ中12ラップ目に記録した1分41秒299で12番手に留まった。

    Q2セッション進出を確実にしたいビニャーレスは第2セッション、常にトップ10をキープしながらドライ・セッティングの向上に取り組んだ。全22ラップを走行し、その最終ラップで1分32秒136のベストラップを記録すると3番手に浮上。第1セッションとの総合順位でも3番手を獲得した。トップとの差は0.389秒。

    モルビデリ5番手、ロッシ9番手
    モルビデリは第1セッション、路面の状況を見ながら慎重にスタートしたため序盤は順位が上がらなかった。その後、一時トップ10に上げたものの、1分41秒423のベストラップで13番手に後退してセッションを終えた。第2セッションの序盤も引き続きトップ10圏外に留まっていたが、終盤でタイムアタックを行い、1分32秒279に更新して一気に3番手に浮上。その後ふたつ下げて5番手で終えている。

    チームメイトのロッシは第1セッション、序盤からトップ10に入り、さらに6番手まで上げる好調ぶり。終盤になってコンディションが好転し、何人かのライダーがスリック・タイヤに変更するなかで少しずつ順位を下げ、1分41秒524の14番手でセッションを終了した。

    ドライ・コンディションとなった第2セッションでは、初めからペースを上げて5番手に浮上。その後、全体のペースが速くなると一時は10番手以下に後退したが、ロッシもすぐさま反応し、1分32秒669を記録して9番手まで挽回した。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    ファビオ・クアルタラロ(フリー走行総合2番手/1分31秒747)
    「第1セッションからフィーリングは良かったのですが、ラップタイムが上がらなかったので何らかの変更が必要でした。ウエット・コンディションはあまり得意ではないので、これから改善していかなければならないところでもあります。フィーリングは悪くありませんが、ウエットでトップ10を維持するためには、いくつかのコーナーで改善が必要だと考えました。第2セッションはタイムを更新することができ、ファステストタイムには満足しています。今日は多くのライダーが、冷たいタイヤに苦戦し転倒しました。私もフロントを取られ、立て直せると思いましたが、結局、転倒してしまいました。天気が変わりやすく、このような状況のなかではタイヤを暖めるのが難しいのです。とくにピットレーンを出るところは、ずっと時速60キロ以下を保っていますからね。明日は状況が改善されることを期待します。腕の感覚は、前とはわずかに違っているものの上々です」

    マーベリック・ビニャーレス(フリー走行総合2番手/1分32秒136)
    「今日はとても好調でした。午前中のウエット・コンディションのなかで、良い点がたくさん見つかり、成果を実感することができました。実際は完全なウエットではなく、ところどころ乾いていました。このようにウエットとドライが混在する場合はスピードを上げなければなりませんが、そうするとタイヤがオーバーヒートしやすく、スライドが激しくなってしますのです。第2セッションでは初めからフィーリングが良く、リズムも上々でした。最初の走行は、ただミスをしないように注意しながら走り、そのなかでも明日の天候のことも考慮して何度かタイムを上げました。そのあと終盤でプッシュを開始しました。全体的に好調で、今回はチャンスがあると感じています。明日までにさらに改良を目指します」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「ル・マンの天候が変化しやすいことは、初めからわかっています。想像通り、第2セッションのドライ・セッションを十分に活用することが重要な鍵となりました。しかし、依然として路面は難しい状態で、とても冷たく、ライダーのちょっとしたミスも許してくれません。そのなかで2番手と3番手を獲得できたことは非常に大きな収穫です。ふたりとも、ドライでもウエットでも良いフィーリングをつかみ自信を持っています。明日の午前中、フリープラクティス第3セッションがウエットになる可能性を考えれば、暫定Q2を獲得できたこともとても良かったと思います。気温の低さがさまざまことに影響して、より一層、難しい状況になっています。とくに最初の数ラップは、ライダーたちが注意しなければならないところです」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    フランコ・モルビデリ(フリー走行総合5番手/1分32秒279)
    「重要な一日になりました。とくに午後のドライ・コンディションでタイムを更新し、トップ10を確保できたことは良かったと思います。このセッションは実際、”長い予選”のようなものになりました。そのなかで速さを維持し、5番手を獲得し、Q2進出のポテンシャルを確認することができました。しかしその一方で、ラップタイムに集中するあまり、マシンのフィーリングなどについては十分に時間を費やすことができませんでした。明日はこのことに、より集中し、マシンの状態をよく理解し、さらに向上を目指していきます。今日は全体的に良い一日でした。とても満足しています」

    バレンティーノ・ロッシ(フリー走行総合9番手/1分32秒669)
    「これまでの数戦と比べて、今日はとても好調でした。マシンのフィーリングが非常に良かったのです。ヘレス・テストで得た成果が、ここでも十分に機能するかどうかを知るために、今日はドライ・コンディションでの走行が必要でした。午前中のウエットでも速く走れていましたが、午後のドライはもっと好調で、ペースが良く、精確な走りができ、全体的にとても安定していました。まだ初日ですが、ここでトップ10を確保できたことは重要です。まだ作業は必要ですが、現時点で大きな問題はなく、ここからさらに速くなれそうです。マシン・セッティングもバランスも良くなってきたことに加え、ル・マンとの相性が良いことも大切な要素です」

  • MotoGP 第5戦 フランスGP:ヨハン・ザルコが初日トップ発進

    MotoGP 第5戦 フランスGP:ヨハン・ザルコが初日トップ発進

    2021年のMotoGP 第5戦 フランスGPのフリー走行2は14日、ブガッティ・サーキットで行われ、ヨハン・ザルコが初日総合トップタイムをマークした。。

    気温15度、路面温度14度のドライコンディションの中、フリー走行1で2番手のヨハン・ザルコは、1分31秒747をマーク。前戦スペインGPのウォームアップ走行以来、今季3度目のトップタイム、最高峰クラス72戦目で初めて初日総合1番手に進出した。

    フリー走行1で手術した右前腕の回復具合を確認して16番手だったファビオ・クアルタラロは、3コーナーで今季初転倒を喫したが0.095秒差の2番手に浮上。

    フリー走行1で12番手のマーベリック・ビニャーレスは、0.389秒差の3番手まで挽回。フリー走行1で4番手のポル・エスパルガロは最多の23ラップを周回して4番手。フリー走行1で13番手のフランコ・モルビデリは5番手。フリー走行1で8番手のミゲール・オリベイラは6番手に進出。

    週末最初のプラクティスで7戦ぶりに今季初めて1番手発進を決めたジャック・ミラーは、7コーナーで今季4度目の転倒を喫して0.614秒差の7番手。

    フリー走行1で5番手のマルク・マルケスは8番手。フリー走行1で14番手のバレンティーノ・ロッシは9番手。フリー走行1で15番手の中上貴晶は0.964秒差の10番手。

    フリー走行1で9番手のアレックス・リンスは、3コーナーで今季4度目の転倒を喫して11番手。フリー走行1で7番手のフランチェスコ・バグナイアは、3コーナーで今季初転倒を喫して12番手。フリー走行1で3番手のジョアン・ミルは、8コーナーで今季初転倒を喫して13番手。フリー走行1で10番手のアレイシ・エスパルガロは、3コーナーで2度目の転倒を喫して14番手。

    フリー走行1で11番手のアレックス・マルケスは17番手。フリー走行1で19番手のダニロ・ペトルッチは2.773秒差の22番手だった。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 J・ザルコ Pramac Racing Ducati 1’31.747
    2 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’31.842
    3 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’32.136
    4 P・エスパルガロ Repsol Honda Team Honda 1’32.137
    5 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’32.279
    6 M・オリベイラ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’32.296
    7 J・ミラー Ducati Lenovo Team Ducati 1’32.361
    8 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 1’32.632
    9 V・ロッシ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’32.669
    10 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSU Honda 1’32.711
    11 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’32.762
    12 F・バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati 1’32.800
    13 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’32.908
    14 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’32.946
    15 I・レクオーナ Tech 3 KTM Factory Racing KTM 1’33.040
    16 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’33.117
    17 A・マルケス LCR Honda CASTROL Honda 1’33.204
    18 T・ラバト Pramac Racing Ducati 1’33.361
    19 E・バスティアニーニ Esponsorama Racing Ducati 1’33.536
    20 L・サバドーリ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’33.985
    21 L・マリーニ SKY VR46 Esponsorama Ducati 1’34.147
    22 D・ペトルッチ Tech 3 KTM Factory Racing KTM 1’34.520
  • MotoGP:ホンダ 2021年 第5戦 フランスGP プレビュー

    MotoGP:ホンダ 2021年 第5戦 フランスGP プレビュー

    2021年のMotoGP 第5戦フランスGPが、5月14日(金)~16日(日)の3日間、ル・マン・サーキット(ブガッティ・サーキット)で開催される。フランスGPは、1951年に第1回大会が行われ、今年で58回目を迎える。

    ル・マンでは、1969年に初めてグランプリが開催された。その後、ポール・リカール、ノガロ、マニクールなどを経て、2000年に再びグランプリの舞台となり、今年で22年連続、ル・マンでは通算34度目の開催となる。

    昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で大幅にカレンダーが変更となり、10月上旬に開催されたが、今年は例年通り5月の開催となった。

    ル・マンは、自動車の24時間耐久レースの舞台としても知られている。このレースは、一部に一般道路を利用するサルト・サーキットで行われる。一方、グランプリや2輪の24時間耐久レースは、一周4.185kmのブガッティ・サーキットで行われる。

    ブガッティは、全体的にストレートが短く、典型的なストップ&ゴーのレイアウト。パッシングポイントが少なく、シケインやヘアピンが勝負どころとなり、激しいブレーキング競争が見もの。俊敏な旋回性とエンジンの鋭い加速性能が問われるル・マン。こうした特徴を持つサーキットだけに、決勝レースではグリッドが非常に重要となり、予選では激しいアタック合戦が繰り広げられることになる。

    昨年は、レースウイークを通じて不安定な天候となった。決勝スタート直前に雨が降り始めると「Wet」が宣言され、定刻より10分遅れでスタートした。気温12℃、路面温度14℃という厳しいコンディションだった。5月、6月に開催されていた過去13年を振り返っても、07~09年の3年間と、12年と13年は雨のレースとなり、レース中にマシンを乗り換えることができる“フラッグ・トゥ・フラッグ”が適用されるなど、不安定な天候になることが多く、的確なセットアップが求められる。

    2000年にル・マンのフランスGPが復活してから過去20年間でHondaは10勝を挙げている。ケガから復帰のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、今大会が3戦目となる。復帰第一戦となったポルトガルGPは7位。前戦スペインGPは9位。今大会も引き続き、右腕の状態を確認しつつ完全復帰を目指す。

    過去マルケスは、Moto2時代の11年に、MotoGPクラスでは、14年、18年、19年と3度優勝している。今年も不安定な天候が予想されるが、徐々にペースを取り戻しているマルケスの走りに注目だ。

    チームメートのポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)は、移籍5戦目を迎える。開幕戦カタールGPは8位、第2戦ドーハGPは13位、第3戦ポルトガルGPはトラブルでリタイア、そして前戦スペインGPは10位と苦戦が続いている。しかし、スペインGP後に行われた公式テストでは問題点を徹底的に追求し大きな前進を果たした。

    2010年の大会では125ccクラスで優勝。このときはマルケスが3位になっており、フランスGPで一緒に表彰台に立っている。昨年、ウエットコンディションで開催された大会では3位表彰台獲得。今大会はHonda移籍後の初表彰台、初優勝を目指す。

    中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、自身初の表彰台獲得に挑む。序盤のカタールラウンド2戦ではマシンのバランスに苦しんだが、第3戦ポルトガルGPではフリー走行の転倒の影響で最後尾21番手から10位まで追い上げ、前戦スペインGPでは、表彰台にあと一歩の4位と調子を上げている。

    過去フランスGPでは、09年に125ccクラスでベストリザルトの5位、Moto2時代には、13年にキャリア初のPPを獲得している。相性のいいサーキットだけに、今大会の走りに大きな注目が集まる。

    アレックス・マルケス(Repsol Honda Team)は、得意のコースで今季ベストを目指す。デビューシーズンとなった昨年は、不安定な天候の中で初表彰台獲得となる2位でフィニッシュした。今年はマシンのセットアップに苦戦し、カタールラウンドの2戦は転倒リタイアだったが、徐々に調子を上げ、第3戦ポルトガルGPは8位でフィニッシュ、前戦スペインGPではさらに上位を目指したが、他者の転倒に巻き込まれて惜しくもリタイアだった。過去、ル・マンでは、Moto2時代の18年に2位、19年に優勝している。今大会は、昨年のレースの再現、そして初優勝に挑む。

    *過去、最高峰クラスで優勝したHondaライダーは、83年と85年にフレディ・スペンサー(NS500) 、以後、エディ・ローソン(NSR500)、ミック・ドゥーハン(NSR500)、アレックス・クリビーレ(NSR500)、バレンティーノ・ロッシ(RC211V)、セテ・ジベルノー(RC211V)、マルコ・メランドリ(RC211V)、ケーシー・ストーナー(RC212V)、マルク・マルケス(RC213V)が優勝している。

    マルク・マルケス(Repsol Honda Team)
    「ヘレスからのインターバルは休養を取りつつ、トレーニングとリハビリを続けました。今週末の目標は複雑な問題を一つでも解消し、引き続き前進できるように取り組むことです。一歩一歩強くなっています。ル・マンの天気は変わりやすく、トリッキーなコンディションになることが多いので、どのような天気になってもいい走りができるようにしたいです」

    ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)
    「スペインGPが終わった月曜日のテストはとても有意義でした。いろいろなことにトライし、Hondaのマシンへの理解をさらに深めることができました。昨年はウエットコンディションでレースが行われ、表彰台に立つことができました。もちろん、今年はドライで戦いたいです。しかし、天気は誰にとっても同じであり、新しいコンディションでこのバイクを試す機会になります。モチベーションはいつものように高く、今週末の戦いに向けて興奮しています」

    中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)
    「ヘレスではいいレースをすることができたので、ル・マンがとても楽しみです。引き続きこの調子をキープしてがんばりたいです。今週末は安定性が鍵を握ると思います。なぜなら今年もトリッキーなコンディションになりそうだからです。どんな天候、コンディションになってもいいように準備しなければなりません。そして、ベストを尽くしたいです」

    アレックス・マルケル(LCR Honda CASTROL)
    「ヘレスは難しい週末となりましたが、ル・マンへ向けて再びモチベーションは100%です。スペインGP後の月曜日に行われたテストでは、改善の方向生を見つけることができたので、今週末は前進したいです。ル・マンは天候が変わりやすくトリッキーなサーキットです。雨が降りそうなので、どんなコンディションになってもいいように準備をし、臨機応変に挑みたいです。初日からレースに照準を当てて、ヘレスよりもいいフィーリングを見つけたいです。昨年はMotoGPクラスで初めて表彰台に立っているので、ヘレスより前進できることを願っています」

  • MotoGP:ヤマハ 2021年 第5戦 フランスGP プレビュー

    MotoGP:ヤマハ 2021年 第5戦 フランスGP プレビュー

    Monster Energy Yamaha MotoGP、フランスGPに向け準備万端
    Monster Energy Yamaha MotoGPのファビオ・クアルタラロとマーベリック・ビニャーレスは今週末、ル・マン・ブガッティ・グランプリ・サーキットで行われる第5戦フランスGPに出場する。雨と晴れが混在する難しい天候が予想されていることから、クアルタラロ、ビニャーレス、それぞれのチームクルーたちは、あらゆるコンディションに適応するための準備を整えている。

    クアルタラロは5月4日(火)、CH Aix en Provence病院で腕上がりの手術を受け、今週末の走行再開と回復状況の確認を楽しみにしている。コースとYZR-M1の相性の良さを知り尽くし、母国で開催されるこの大会でファンを満足させようと意気込むクアルタラロは、第4戦終了時点でランキングトップから2ポイント差のランキング2位となっており、ここでトップ奪回を目指す。

    チームメイトのビニャーレスはトップから16ポイント差のランキング3位。2016年に3位獲得、2017年にはヤマハで激しいバトルの末に優勝を果たしており、今年は表彰台への復帰が目標となる。この地の天候変化の激しさはよく知られているが、マシンのセットアップに集中するためにはウイークを通じてドライかウエット、どちらかが継続することを期待している。

    ブガッティ・グランプリ・サーキットは1965年、ル・マンの町から数キロの場所に建設された。1960年代終盤で初めてグランプリが開催され、1996年に改修工事が行われるまで継続。コースの安全面に留意した改修を終えたあと、2000年にグランプリを再開した。全長4.2kmのコースに左コーナーが5つと右コーナーが9つ。ブレーキングを遅らせ、立ち上がり加速でのハードプッシュが要求されることから、リアエンドのトラクションが重要になり、例年、激しいバトルが展開されている。

    PETRONAS Yamaha SRT、フランスGPに期待
    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのフランコ・モルビデリとバレンティーノ・ロッシは、第4戦スペインGPの翌日に行われたマシンテストを成功裏に終了し、今週末は好調を維持して第5戦フランスGPに臨む。

    昨年の同大会ではスタート直後に他車の転倒に巻き込まれる不運に見舞われたモルビデリだが、2017年のMoto2優勝を含め、過去にはいくつかの好成績も残している。第4戦の3位表彰台獲得に続いて翌日のテストではニューパーツを試し、ブレーキング性能向上も達成している。

    チームメイトのロッシは昨年、スタート直前に降り出した雨によりオープニングラップで転倒リタイアを喫した。しかしここル・マンでは、MotoGPと500ccクラスで合計3回の優勝を含む多くの好成績を残しており、2018年には通算13回目となる表彰台に上っている。先週のヘレステストではYZR-M1のフィーリングと決勝用セッティングでのペース向上を実現。今週末のフランスGPで結果につなげることを期待している。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    ファビオ・クアルタラロ
    「前回のスペインGPは非常に悔しい思いをしました。しかしあの時も、表彰台や優勝を狙えるだけの速さがあったことをポジティブに受け止めています。腕上がりの症状を改善するための手術を受けて成功したので、そのあとはトレーニングに励んできました。今は非常に調子が良く、ホームレースのル・マンをとても楽しみにしています。できるだけ早く、またトップに立てるようベストを尽くします」

    マーベリック・ビニャーレス
    「おもしろい戦いになると思っています。ヘレステストが好調だったので、より一層、モチベーションが上がっていて、あのときの成果がここル・マンでも使えるかどうかが楽しみです。ル・マンは好きなコースのひとつで、何度か好バトルもありましたし、レイアウトがマシンと合っているので、いつもいい戦いができています。しかし天候に翻弄されることも多い場所です。コンディションがたびたび変化するので、天気予報に注意を払いながら、毎セッションで確実に力を出せるようにしていきたいと思っています」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「今週末は、フランスはル・マンでのレースとなります。例年、ヤマハは良い戦いをしており、コースレイアウトがマシンと合っているし、ライダーはふたりともここを気に入っています。クアルタラロ選手にとってはホームグランプリでのスペシャルイベントとなるので、右腕の手術を終えたばかりではありますが、やる気満々で金曜日の走行再開を楽しみにしています。ビニャーレス選手は2017年、ここで記念すべきヤマハのグランプリ500勝目を記録しました。もとよりスピードは十分ですし、先週のヘレステストでさらに自信を深めています。しかしながら、このコースではいつも天候が大きな役割を担います。今年はまだウエットレースを経験していませんが、今週は激しい天候変化が予想されるので、そのための準備が必要です」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    フランコ・モルビデリ
    「ル・マンは好きなコースで、Moto2での優勝など、何度か好成績を経験しています。先週の月曜日にヘレス・サーキットで行われたテストではブレーキング性能に焦点を当てましたが、このコースがとくに、ハードブレーキが必要になる場所なのです。またコースのなかでも最初のほうが難しく、第1コーナー進入を成功させることで次がとても楽になります。難しいが、素晴らしい。そんなコースです。テストの成果を確実にものにし、今週の戦いで結果につなげたいと思っています。前回のヘレスでは表彰台に復帰できてとてもうれしかったので、今回も再現を狙います」

    バレンティーノ・ロッシ
    「今週こそは、もっといい走りをしポジションを挽回して、前回より速いペースを目指したいと思っています。昨年のル・マンは、ドライコンディションでは好調で、ラップタイムもペースもとても良かったのですが、決勝ではスタート直前に雨が降り出し、第1コーナーで転倒してしまいました。ここは素晴らしいコースです。シケインの方向転換が多いところが、とても気に入っていて、グリップと加速が良ければ、とても楽しく走れるコースです。ウイーク初日のFP1から決勝のチェッカーまで、ずっと好天が続くことを期待します。先週のヘレステストは順調で、さまざまな要素を改善することができました。ル・マンでもその成果を期待します」

  • MotoGP:ドゥカティ 2021年 第4戦 スペインGP 決勝レポート

    MotoGP:ドゥカティ 2021年 第4戦 スペインGP 決勝レポート

    2021年のMotoGP第4戦のスペインGPが、5月2日にヘレス・サーキットで開催され、ドゥカティ・レノボ・チームが素晴らしい1-2フィニッシュを達成した。デスモセディチGPマシンを駆るジャック・ミラーとフランチェスコ・バニャイアは、それぞれ1位と2位でフィニッシュして表彰台に登壇した。

    オーストラリア人ライダーのミラーにとって、今回の優勝は、MotoGPクラスで2度目の勝利となった。

    予選3番手、フロントローからスタートしたミラーは、スタート直後にレースをリードするが、4周目にファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)にパスされて2番手に後退。ミラーは、クアルタラロとのギャップを維持するためにハードにプッシュしながら周回を重ね、レース後半にクアルタラロのペースが落ちると、すぐさま彼に追いつき、残り10周でオーバーテイクに成功した。ミラーは、そのままトップでフィニッシュラインを通過し、ヘレス・サーキットにおいて、2006年のロリス・カピロッシ以来となる勝利をドゥカティもたらした。ミラーは、今回の優勝で25ポイントを獲得して、ポイント・ランキング6位に浮上した。

    4番グリッドからスタートしたバニャイアにとっても、素晴らしいレースとなった。オープニングラップを3番手で通過したイタリア人ライダーのバニャイアは、その後、アレイシ・エスパロガロ(アプリリア)とフランコ・モルビデリ(ヤマハ)にパスされるが、着実なペースで走行を続け、2人のライダーに追いついてオーバーテイクすることに成功。18周目に、バニャイアはついにクアルタラロを攻略し、チームメイトのミラーと2秒以内のタイム差で2位表彰台を獲得した。

    今日のレース結果により、“ペッコ”バニャイアは、クアルタラロを2ポイント上回って、ライダーズ・ランキングのトップに浮上した。ドゥカティとドゥカティ・レノボ・チームは、コンストラクターズ・ランキングおよびチーム・ランキングで、それぞれ2位につけている。

    ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム #43) 1位
    「この2週間、苦しい時間を過ごしてきた。自分自身を信じることができず、このマシンでどこまで戦えるのか分からなかった。今日のレースで、クアルタラロが苦戦しているのを見たとき、そのまま何周もトップを維持できるとは思わなかったが、彼をオーバーテイクしようと思った。しかし、最後までトップを走って、ドゥカティで最初の勝利を得ることができた。このチャンスを与えてくれたドゥカティに本当に感謝している。ドゥカティ・レッドを纏うことは、僕にとっての夢であり、多くのことを意味している。ジジ、パオロ、ダビデ、クラウディオ、そして常に自分のことを信じてくれたチームの全スタッフに感謝したい」

    フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム #63) 2位
    「今日のレースでは、週末にチームとともに素晴らしい仕事をすることができたので、デスモセディチGPのフィーリングも良く、本当に気持ちよく走ることができた。最初の4周を過ぎてから、タイヤに負担をかけないようにしてプッシュを始めた。ペースも良好で、ライバルに追いついて、オーバーテイクすることができた。最終的にはジャックにも追いついたが、残り2周だったため、2番手をキープすることに集中した。今日は本当に素晴らしい結果を出すことができた。次のサーキットは、ドゥカティのマシンが得意とするコースなので、この調子を維持できるようにしたい。 明日は、テストが行われる。集中力を切らさないようにする必要がある 」

    ルイジ・ダッリーニャ(ドゥカティ・コルセ・ゼネラルマネージャー)
    「まさに今、世界一幸せだと思う。ドゥカティは、ヘレスで常に苦戦してきた。そのため、今日のレースで1-2フィニッシュを達成できたことは、技術的な観点からも非常に重要な意味を持っている。両ライダーともにセンセーショナルなレースをして、素晴らしい走りを見せてくれた。彼らは、レースの仕方を完璧に理解している。ジャックは、速いペースを維持して、レースを完全に支配した。“ペッコ”は、信じられないほどのパフォーマンスを発揮して2位でフィニッシュし、現在チャンピオンシップをリードしている。2人のライダー、チーム、そしてドゥカティコルセのチーム全員に感謝したい」

  • MotoGP:ホンダ 2021年 第4戦 スペインGP 決勝レポート

    MotoGP:ホンダ 2021年 第4戦 スペインGP 決勝レポート

    2021年のMotoGP 第4戦スペインGPは、今季ベストの5番グリッドから決勝に挑んだ中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が4位でフィニッシュ、復帰2戦目となるマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が予選14番手から9位、予選13番手のポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)が10位、ワイルドカードで出場のステファン・ブラドル(Honda HRC)が予選12番手から12位でチェッカーを受け、それぞれポイントを獲得した。アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)は、オープニングラップで転倒を喫し、リタイアとなった。

    今大会、初日から好調な走りをみせる中上貴晶は、決勝でも想定していた1分38秒台でラップを刻み、4位でフィニッシュした。オープニングラップは7番手。2周目には大混戦の中で8番手へとポジションを落とすが、3周目には6番手に浮上。その後も、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)を先頭に、中上貴晶、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、ヨハン・ザルコ(ドゥカティ)と続く5位争いのグループを形成した。

    レース後半には、トップを走っていたファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)がペースを落として集団に加わり、5位争いの集団は4位争いへと変化した。しかし、クアルタラロのペースが遅く、グループの差が一気に縮まり混戦となる。その中でペースの落ちない中上貴晶が混戦を抜け出し単独4位となる。さらに、前を走る3番手のフランコ・モルビデリ(ヤマハ)との差を縮めたが、約1秒差になったところで25周のチェッカーが振られた。

    コロナ禍の中で昨年は7月にヘレスで2連戦が行われた。その2週目に開催されたアンダルシアGPで中上貴晶は、表彰台にあと一歩に迫る4位でフィニッシュしたが、今年も惜しくも表彰台には届なかった。

    前戦ポルトガルGPで、昨年7月のスペインGPのケガから9カ月ぶりに復帰したマルク・マルケスが、予選14番手から9位でフィニッシュした。今大会、マルケスは金曜日に順調なスタートを切った。マシンのフィーリングもよく、ライディングも本来の走りに近づいてきたことを感じさせたが、土曜日のフリー走行で転倒、さらに決勝日朝のウォームアップでも転倒を喫し、決勝は着実に走ることを目標にした。9位という結果は、マルケスにとって納得するにはほど遠いものだが、ポルトガルGPの7位に続き、今大会も9位完走を果たし、完全復活にまた一歩前進した。

    ポル・エスパルガロは10位でフィニッシュした。エスパルガロも土曜日のフリー走行と決勝日朝のウォームアップで転倒を喫し、不安を残したが、決勝ではチームメートのマルケスを追撃する形で10位フィニッシュした。エスパルガロはRepsol Honda Teamに移籍して4戦目。まだまだRC213Vのパフォーマンスを出し切れていないが、次戦フランスGPに向けて一歩前進のレースとなった。

    ワイルドカードで出場のステファン・ブラドルは12位でフィニッシュした。今大会は、ウインターテストとのデータを比較しながらの実戦となったが、フリー走行では総合3番手につけるなど、ライダーとしてすばらしいパフォーマンスを発揮した。厳しい戦いの中で今大会も12位でフィニッシュ。RC213Vの開発が確実に進んでいることをアピールした。

    予選20番手と厳しいグリッドから決勝に挑んだアレックス・マルケスは、オープニングラップに他者の転倒に巻き込まれ、リタイアとなった。

    中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)
    「レース中の自分のパフォーマンスにとても満足しています。いいスタートを切ることができて、最初から最後までベストを尽くしました。いいペースがあり、とても安定していました。このことはうれしいことですが、今回も表彰台のチャンスをわずか0.6秒の差で逃してしまいました。そのため複雑な気分です。チームはとてもうれしそうですし、4位はすばらしい結果だと思います。次のル・マンがとても楽しみです。いいペースをつかむことができたので、この調子でがんばりたいです」

    マルク・マルケス(Repsol Honda Team)
    「もちろん、今日はもっと前でフィニッシュしたいと思っていましたが、この結果に満足しています。ポルティマオでは7位でしたが、トップとの差は13秒でした。今回は9位ですが、その差はわずか10秒です。これは一番の目標でした。ポルティマオのときのようにレース中盤は強さを感じましたが、スタートと終盤に少しタイムを落してしてしまいました。全体的には、前回のレースと比べて大きく前進することができたと思います。さらにマシンのことを理解できるようになりました。今夜は明日のテストに参加するかどうかを決めます。一周でも多く周回し。チームとともにすべてのことに理解を深めていくことは重要なことです。ヘレスは最高の週末とはいえませんでしたが重要な一歩になりました。Hondaとチームのすばらしい仕事に感謝しています」

    ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)
    「正直、いいレースではありませんでした。FP4とウォームアップではもっといいペースがあり、フィーリングもよいものでしたが、決勝ではトラクション不足を感じました。レースペースをキープすることができませんでした。何度も限界でプッシュしました。マルク(マルケス)の後ろでフィニッシュしましたが、思っていたような結果ではありませんでした。10位でポイントを獲得できましたが、トップとは11秒も差があります。明日のテストは非常に重要なものになります。今後に向けて、いくつかあるオプションにトライしたいと思います」

    ステファン・ブラドル(Repsol Honda Team)
    「12位でフィニッシュできて満足しています。もちろんもっと改善できたところはあったと思いますが、今週末のパフォーマンスにはとても満足しています。とても強さがありました。レースでは終盤に少し腕上りの症状がありました。これがなければもっとスムーズにレースができたと思います。でも、まずまずのレースができたと思います。こうした機会を与えてくれたHRCとチームに感謝しています。忙しい週末でしたが、すべてをうまくこなすことができました。今週末は大きなミスはありませんでした。そして、ポイントも獲得でき、データも得ることができたので、満足しています」

    アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)
    「今日は1周も走れませんでした。ウォームアップでは一歩前進することができたし、トップ10で走行できました。レースではいいスタートを切り、序盤でポジションを上げていくつもりでした。しかし、8コーナーでほかのライダーの転倒に巻き込まれました。目を開けたときにはグラベルにいました。残念です。明日は重要なテストがあるので、前進できるようにがんばります。そして自信が持てるようにがんばります」