カテゴリー: MotoGP

  • MotoGP サンマリノGP:フランチェスコ・バニャイアが2連勝

    MotoGP サンマリノGP:フランチェスコ・バニャイアが2連勝

    2021年 MotoGP 第14戦 サンマリノGPの決勝レースが9月19日(日)にミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、ポールポジションのフランチェスコ・バニャイアが前戦アラゴンGPに続き、2戦連続のポール・トゥ・ウインを挙げた。

    気温26度、路面温度29度のドライコンディションの中、3番グリッドのファビオ・クアルタラロは0.364秒差の2位。タイトル獲得に向けて今季9度目の表彰台を獲得すれば、23番グリッドのバレンティーノ・ロッシは33.853秒差の17位。

    左膝の負傷から6戦ぶりの復帰戦でファクトリーチームからのデビューレースとなった16番グリッドのフランコ・モルビデリは36.272秒差の18位。レギューライダーの復帰戦となった24番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾは42.587秒差の21位。

    ドゥカティ5人目のポディウム
    12番グリッドのエネア・バスティアニーニは4.789秒差の3位に入り、プレミアクラスで初表彰台を獲得。ドゥカティ5人目となる表彰台を獲得すれば、2番グリッドのジャック・ミラーは10.469秒差の5位。14番グリッドのミケーレ・ピロは11位。5番グリッドのヨハン・ザルコは12位。15番グリッドのルカ・マリーニは19位。4番グリッドのホルヘ・マルティンは、4番手走行中の3ラップ目14コーナーで今季10度目の転倒を喫し、レースに復帰したが11ラップ目にリタイア。

    ホンダ勢全5台がポイント圏内に進出
    7番グリッドのマルク・マルケスは10.245秒差の4位。6番グリッドのポル・エスパルガロは13.234秒差の7位。レプソル・ホンダ・チームの両雄が今季初めて揃って1桁台に進出すれば、13番グリッドの中上貴晶は18.519秒差の10位。18番グリッドのステファン・ブラドルは14位。19番グリッドのアレックス・マルケスは15位。

    アプリリアは8位と13位
    8番グリッドのアレイシ・エスパルガロは15.698秒差の8位。10番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは21.258秒差の13位。

    ミル6位/リンス転倒リタイア
    11番グリッドのジョアン・ミルは、10.325秒差の5位でフィニッシュしたが最終ラップにトラックリミットを超えたことからポジションを1つ降格するペナルティが科せられて6位。9番グリッドのアレックス・リンスは、5番手走行中の18ラップ目に今季10度目の転倒、今季4度目の転倒リタイア。

    サンデーライダーのビンダー9位
    17番グリッドのブラッド・ビンダーは16.129秒差の9位まで挽回。22番グリッドのダニロ・ペトルッチは16位。21番グリッドのミゲール・オリベイラは20位。20番グリッドのイケル・レクオナは15番手走行中の15ラップ目に転倒リタイア。

    チャンピオンシップ
    ポイントリーダーのクアルタラロは20ポイントを加算。残り4戦100ポイントのタイトル争いで、総合2位のバニャイアは48ポイント差に接近した。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 F・バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati 41’48.305
    2 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 0.364
    3 E・バスティアニーニ Esponsorama Racing Ducati 4.789
    4 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 10.245
    5 J・ミラー Ducati Lenovo Team Ducati 10.469
    6 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 10.325
    7 P・エスパルガロ Repsol Honda Team Honda 13.234
    8 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 15.698
    9 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM 16.129
    10 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSU Honda 18.519
    11 M・ピロ Ducati Lenovo Team Ducati 20.373
    12 J・ザルコ Pramac Racing Ducati 21.066
    13 M・ビニャーレス Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 21.258
    14 S・ブラドル Repsol Honda Team Honda 28.142
    15 A・マルケス LCR Honda CASTROL Honda 30.686
    17 V・ロッシ Petronas Yamaha SRT Yamaha 33.853
    18 F・モルビデリ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 36.272
    21 A・ドビツィオーゾ Petronas Yamaha SRT Yamaha 42.587
  • MotoGP:ホンダ 2021年 第14戦 サンマリノGP 予選レポート

    MotoGP:ホンダ 2021年 第14戦 サンマリノGP 予選レポート

    2021年 MotoGP 第14戦サンマリノGPの予選は、地元ドゥカティ勢が好走を見せた。トップ6のうち1位、2位、4位、5位と4台がドゥカティ勢という状況の中で、ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)が6番グリッドを獲得した。

    初日は不安定な天候となり、ドライ&ウエットでポル・エスパルガロは順調にセットアップを進めた。

    そして、青空が広がる絶好のコンディションとなったFP3では、セッションを通じてアグレッシブな走りを見せて9番手。トップから1秒差に16台という大接戦の中でさらにセットアップを進め、ダイレクトでQ2進出を果たした。

    迎えたQ2では、フリー走行のベストタイムを0.493秒短縮する1分31秒923で6番グリッドを獲得。イギリスGP(PP)、アラゴンGP(8位)に続き、3戦連続でシングルグリッドを獲得した。決勝ではHondaチーム移籍初の表彰台獲得、そしてキャリア初のMotoGPクラス優勝を目指す。

    チームメートのマルク・マルケス(Repsol Honda Team)がポル・エスパルガロに続く7番手だった。初日9番手だったマルク・マルケスは、FP3で転倒を喫し14番手へと後退。そのためQ1からの予選となったマルク・マルケスは、テストライダーでチームメートのステファン・ブラドル(Repsol Honda Team)を先行させる作戦でタイムアタックに挑み、Q1で2番手を獲得しQ2進出を果たした。迎えたQ2では、一時はフロントローを狙える好走を見せたが、2回目のアタックで痛恨の転倒を喫し、7番グリッドが確定した。

    この数戦、本来の走りに着実に近づいていることを感じさせるマルク・マルケスだが、この日、2度の転倒と攻めの走りを見せた。決勝では追い上げのレースに期待される。

    中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は13番グリッドから決勝に挑む。初日のフリー走行で13番手。この日のFP3ではタイムを更新しますが12番手に終わり、Q1からの予選となった。Q1では、快調にラップを刻んだが、最後のアタックで転倒を喫し、Q1ではマルク・マルケスに続いて3番手に終わり、13番グリッドが確定した。ミサノを得意とする中上は、決勝では追い上げのレースに挑む。

    テストライダーで今大会Repsol Honda Teamからワイルドカードで出場のステファン・ブラドルは、マシン開発のテストメニューを消化しながら18番グリッドを獲得した。Q2ではマルク・マルケスをヘルプする走りをするなど、Repsol Honda Teamに大きな貢献を果たす一日となった。決勝では、今季4回目のポイント獲得とシングルフィニッシュを目指す。

    初日のフリー走行で18番手だったアレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)は、19番グリッドから決勝に挑む。FP3では16番手へとポジションを上げたが、Q1からの予選となった。アレックス・マルケスは、Q2進出に向けて自己ベストを更新したが、転倒者が出て、イエローフラッグによりタイムがキャンセルされる不運もあり、19番グリッドが確定した。決勝では強い走りをするアレックス・マルケスの追い上げのレースに注目だ。

    ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)
    「興味深い1日でした。今日はドライでの走行時間を最大限に活用できました。ウォームアップではまだいくつか確認しなければならないことがありますが、今日は全体的に満足しています。6位というのは良いポジションですが、バニャイアまでの距離が少し大きすぎます。明日はドゥカティが少し強いのでハードなレースになると思いますが、彼らの後ろでは戦うことができると思います。ここはオーバーテイクが非常に難しいので、2列目からのスタートはとても重要になります。明日は良いスタートを切って、どんな戦いができるのか考えたいです。明日は新たな1日です」

    マルク・マルケス(Repsol Honda Team)
    「FP3ではかなり苦労したので、今日の結果には満足しています。Q1はいつも難しいのですが、HRCと一緒にすばらしい戦略を立てました。HRCとブラドルに感謝しています。Q2では再びプッシュして、いいラップを刻むことができました。このサーキットでは何度も苦労してきたのでうれしいです。トップともそれほど離れているわけではありません」

    中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)
    「残念ながらQ2へ進むことができませんでした。しかし、いいペースがあり、マシンのフィーリングもよかったです。マシンを改善し大きく前進できたので自信はあります。でも予選セッション(Q1)では、ミスをして10コーナーで転倒してしまい、それが大きく影響してしまい、Q2へ進めませんでした。マシンのフィーリングが非常にいいのでポジティブです。13番手というグリッドですが、明日のレースが楽しみです。思ったような結果ではありませんでしたが、マシンの状態は良く、ペースも悪くありません。明日はベストを尽くし、すばらしい結果を出せることを願っています」

    ステファン・ブラドル(Honda HRC)
    「今日もポジティブでした。今日の仕事とペースに満足しています。チームも僕もHondaの役に立つことができたのでうれしいです。今日の午後と明日のレースは、とにかくライディングを楽しみ、何ができるか考えるときです。MotoGPのレベルはとても高く、接近していることはみんな知っています。でも明日はいいバトルができると思います。また火曜日と水曜日にテストがあります。テストチームと集中して取り組みたいです。引き続きいい週末にしたいです」

    アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)
    「FP3は大きく前進することができました。FP4では少し調整して、さらに前進することができました。とてもいいフィーリングがありました。しかし、Q1では運がありませんでした。1分32秒4秒台を出し、そのあともっと速いタイムを出しましたが、Q2へ進むには十分ではありませんでした。あと少しでした。今日は残念ながら10コーナーで転倒があり、イエローフラッグがでました。そのためそのラップはキャンセルされました。本当に運がありませんでした。でもこういうときもあります。それを受け入れなければならないときもあります。明日に向けてモチベーションは上がっています。いいスタートができると思います。明日のウォームアップは、最終セクターを改善できるようにがんばります。そうすればレースへ向けて準備が整います」

  • MotoGP:スズキ 2021年 第14戦 サンマリノGP 予選レポート

    MotoGP:スズキ 2021年 第14戦 サンマリノGP 予選レポート

    チームスズキエクスター、サンマリノGPの2日目を好感触で終え、決勝に大きな期待
    サンマリノGP2日目の土曜朝は、前日の不安定な天候から一転して晴れた空が戻り、午前のFP3では各ライダーが次々と前日のタイムを更新。ジョアン・ミルも同様にセッション序盤にタイムを上げ、アレックス・リンスも終盤にタイムアップ。ミル4番手、リンス7番手でセッションを終え、揃ってダイレクトQ2行きを決める。ミルはこのセッションのセクター1、4では2番手タイム、セクター2では3番手タイムをマークし、好調ぶりをアピールした。

    午後のFP4ではふたりのライダーがタイヤ比較とマシンセットアップに集中。リンス2番手、ミル5番手と決勝に向けて共に着実な手応えを得てセッションを締めくくる。

    FP3、FP4と順調にセッションを消化してきたスズキペアだが、最終予選となるQ2は計画通りの進行を阻まれ、アタック1周目にタイムシートのトップに躍り出たミルは徐々に順位を落とし、また1回目のタイムアタックで5番手タイムを記録したリンスも数度の黄旗提示によりタイム計測が無効となり順位を下げていく。ミルはダッシュボードの誤表示により予定外のピットインを行い、その後は黄旗提示に阻まれ最後のタイムアタックができないまま不完全燃焼で予選を終え、リンス9番手、ミル11番手となり明日の決勝はそれぞれ3列目、4列目からのスタートとなる。

    佐原伸一 プロジェクトリーダー&チームディレクター
    「走行初日のFP1から本日のFP4までジョアン、アレックスともにセッティングを進め、レースの準備は万全とも言える状態になり、また二人ともダイレクトでQ2への進出を決めました。それだけに予選で我々が望んでいたような好結果が得られなかったことは非常に残念でした。予選中に相次いだイエローフラッグ提示でタイムアタックのチャンスを逃したことに加え、ジョアンにはダッシュボードのメッセージ誤表示で不要なピットインをさせてしまい、彼本来の実力を発揮できなかったことは本当に悔しく、また申し訳なく思っています。明日はいつものように追い上げのレースとなってしまいますが、早い段階でトップグループに加わり優勝争いができるよう頑張ります。」

    アレックス・リンス
    「今日はFP3、FP4共に良いペースで走れたし、マシンのフィーリングも良くて順調に進めることができた。明日の決勝は天候次第でどうなるのか全く予想がつかないけど、どんな天候になったとしても準備は整っているよ。3列目グリッドからのスタートはそれほど悪くないし、ドライのレースになったら十分チャンスはあると思っている。フィーリングが良かったから予選では100%の力を出し切ってアタックしたけど思うように順位が上がらず、予選の課題に関しては今後もしっかりと追求していく必要がある。各ライダーのタイムが近いから決勝は接戦になるだろうし、面白いレースになるだろう。この2日間転倒がかなり多かったから、しっかり集中してミスのないように走りつつトップグループでバトルできるよう全力で頑張るよ。もし決勝が雨になってしまったら、それはもうギャンブルみたいなものになってしまうだろうけどね。」

    ジョアン・ミル
    「ペースも安定しているし、かなり良い感じで走れているよ。残念ながら予選は思った通りに運ばず、かなり後方グリッドになってしまったけど、それでも今日のパフォーマンスには満足している。ポールポジションは難しかったと思うけど、うまく進んでいればセカンドローは獲得できたと思う。予選1回目のアタックではフロントにトラブルが生じて思うようにタイムを上げることができず、2回目のアタックではダッシュボードにピットイン指示のメッセージが出て、何かマシンに問題があるのかと思ってピットインしたら、メッセージは誤表示だったんだ。すぐに再度ピットアウトしたんだけど最後のアタックラップで黄旗提示になって、タイム計測が無効になってしまった。でもそのアクシデントに関しての不満はないよ。2度と同じことが起こらないように対策するはずだからね。マシンのフィーリングもレースペースも良いから、今は余計なことは考えず、明日の決勝のことだけを考えるよ。」

  • MotoGP:ヤマハ 2021年 第14戦 サンマリノGP 予選レポート

    MotoGP:ヤマハ 2021年 第14戦 サンマリノGP 予選レポート

    Monster Energy Yamaha MotoGPのファビオ・クアルタラロはQ2セッションで果敢に攻め続け、終盤で転倒があったにもかかわらず3番手を獲得。チームメイトのフランコ・モルビデリはQ1に出場し、前半は順調にペースアップしたものの後半でタイムを伸ばすことができず、グリッド16番手となっている。

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのバレンティーノ・ロッシはQ1で転倒。十分なタイムアタックができず、グリッド23番手に留まった。また同チームから初参戦となるアンドレア・ドビツィオーゾが24番手で続いている。

    ファビオ・クアルタラロが今季13回目の3番手フロントロー
    Monster Energy Yamaha MotoGPのファビオ・クアルタラロはQ2セッションで果敢に攻め続け、終盤で転倒があったにもかかわらず3番手を獲得。チームメイトのフランコ・モルビデリはQ1に出場し、前半は順調にペースアップしたものの後半でタイムを伸ばすことができず、グリッド16番手となっている。

    クアルタラロはわずか35分前のフリープラクティス第4セッションでトップタイムをマーク。15分間で競われるQ2のタイムアタックに並々ならぬ闘志を燃やし、多くのライバルたちがピットを離れるのを待ってから走行を開始した。早々に1分32秒097を記録し、2番手に0.747秒差をつけてトップに浮上。全体のペースが上がると5番手に後退したが、すぐに応戦して1分31秒367まで短縮し、再びトップに返り咲いた。

    このあともう1ラップ走行を続けてピットインのタイミングをずらしたことで、牽引作用を狙うライバルたちを回避。残り6分でピットに戻り、2分後にコースに復帰すると、あと2回のチャンスに賭けた。1度目はタイムを更新できず2番手に後退。最後のトライでは全力で攻めていったが、第1コーナーで転倒してそのまま時間切れとなってしまった。2回目の走行でタイム更新はならなかったが、前半に記録した1分31秒367でトップから0.302秒差の3番手を獲得。今季13回目となるフロントロー・スタートが決定している。

    一方のモルビデリは早々にピットを離れてQ1に挑んだ。最初のアタックはコースリミット越えによりキャンセルとなったが、2度目のトライで1分32秒296を記録して暫定トップ。

    このあと2番手に後退し、残り8分強でピットイン。約2分半後にコースに復帰してトップ2獲得を目指していったが、タイヤを暖めるために1ラップ多く費やし、また多くのイエローフラッグに妨げられて4番手に後退してしまった。プレッシャーのかかった最終ラップでは第1セクターでタイムを短縮するも、ラップタイムでは前半の記録を更新することができずトップから0.420秒差の6番手で終了。これによりホームGP決勝をグリッド16番手からスタートすることとなった。

    PETRONAS Yamaha SRTのロッシとドビツィオーゾ、ホームGP予選で厳しい展開
    ロッシはフリープラクティス第3セッションを好調にスタート。序盤でトップ10に近づく好タイムを記録していたが、第13コーナーで転倒して約10分強の中断を余儀なくされた。残り13分で復帰したものの、1分33秒053の19番手に留まりQ2進出はならず。復活を賭けたQ1では早々に1分32秒967に短縮して2番手につけたが、間もなくして第15コーナーで再び転倒してしまう。残り5分でもう一度、アタックを試みるも、イエローフラッグに妨げられて挽回はならなかった。

    一方のドビツィオーゾはウイーク2日目も進化を継続。午前中のフリープラクティス第3セッションではラップごとにスピードを上げ、最後のアタックで1分33秒074を記録して21番手につけた。Q1でも何度か好タイムを記録したが、ロッシと同様、終盤はイエローフラッグの影響を受けてタイムを更新することができず、1分33秒098のベストタイムで24番手グリッドが決定している。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    ファビオ・クアルタラロ(予選3番手/1分31秒367)
    「転倒してしまいましたが、身体にはまったく問題ありません。ポールポジションを獲得したいと思えば、どんなことでもトライするものです。第1コーナー進入のブレーキングを超級に遅らせ、’ポール・オア・ナッシング’のつもりで臨みましたが、残念ながら今回は何も得られずに終わったということです。でも全体的にはとても好調ですし、全力でトライしたことは悪くなかったと思います。いつものように目標はフロントロー獲得であり、今日もそれを逃すことはありませんでした。私自身のフィーリングも上々ですし、前回のアラゴンと比べてペースもかなり良くなっています。今日は良い仕事ができたと思っていて、明日への準備も整っています。もちろんドライ・レースを望んでいます。ドライ・コンディションでのフィーリングは絶好調なので、その方向性をキープしたいのです。1ラップ目を終えた時点のポジションが目安になるでしょう。レースは長いので、一歩一歩進みます」

    フランコ・モルビデリ(予選16番手/1分32秒296)
    「昨日と今日の2日間は、とてもハッピーで、うれしくて仕方がありません。すでに新しいマシンのベース・セッティングを追求し始めていて、午前中のフリープラクティス・セッションではQ2進出にコンマ2秒まで近づくことができました。Q1も懸命にトライしましたが、残念ながら届かず、トップ2から0.270秒差の6番手となりました。このことがまた、MotoGPのレベルの高さを証明しています。でも私自身は今日のパフォーマンスに満足しており、何より、今の自分の状況を幸せに感じるべきだし、実際とてもハッピーです」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「予選セッションが非常に激しい接近戦になることは予想していた通りです。ファビオ(クアルタラロ)は全力で挑んでいきました。フリープラクティス第4セッションの好調からわかるようにマシンに好感触をつかんでいましたが、ここミサノタイムアタック競争はいつも本当に厳しいものなのです。しかし、だからこそファビオは、この戦いが大好きなのです。Q2終盤の激しいバトルでは湧き出るアドレナリンをエンジョイしていました。そして最終ラップでポールポジションを狙っていきましたが、残念ながら転倒してしまいました。幸い、ひどいクラッシュではなく、身体への影響は何もありませんでした。しかも依然としてフロントローを獲得することもできました。ペースは非常に良いので、決勝がドライ・コンディションになれば間違いなくトップ争いを展開することになるでしょう。フランキー(モルビデリ)はQ1に出場してハイペースを見せました。長いリハビリ期間のあとの初めての予選セッションだということを忘れてはいけません。そのような状況でも、ほとんどの時間帯でトップ2獲得を目指す戦いを展開していたのです。最後のアタックでイエローフラッグにつかまってしまったのは不運でした。明日は、新チームで臨む初めてのレースとなりますが、何台かパスして良い走りを見せてくれるでしょう。ミサノでは例年、さまざまな’ショー’が繰り広げられており、明日もハード・バトルが予想されます。チームとしてはウォームアップ・セッションと決勝がドライ・コンディションで行われることを期待しています。それがトップ争いの最大のチャンスだからです」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    バレンティーノ・ロッシ(予選23番手/1分32秒967)
    「フリープラクティス第4セッションではユーズド・タイヤで何度か好タイムが出ていたので、期待をもってQ1に臨みました。しかしフロントにハード・コンパウンドを選ぶと、ポテンシャル自体は上なのですが、とくに左コーナーでは思うような走りができませんでした。1ラップ目は悪くありませんでしたが、2ラップ目に少しミスをして、第4コーナーではらんでしまいました。でもその時点ではもう少し短縮できると思っていたので、リアタイヤを交換する前にもう1ラップ走ることにしたのです。ところが、逆にペースが落ち、タイヤの左側が十分に暖まっていなかったため第15コーナーで転倒してしまいました。決勝グリッドの好位置を確保できず残念ですが、明日は好スタートを目指し、何台かパスして良いレースを見せたいと思っています」

    アンドレア・ドビツィオーゾ(予選24番手/1分33秒098)
    「現時点ではまだ、マシンのフルポテンシャルを引き出せるところまでは到達していませんが、どんどんそこに近づいて行っています。これが元々の目標で、今回の使命として課していたものなので、ここからはさらにペースを上げてライバルたちについて行けるだけの速さを追求していきます。また同時に、来週のテストでベスト・パフォーマンスを目指すためにも、マシンをより深く理解する必要があると思っています。今日は午前中のフリープラクティス第3セッションで、ライディング・ポジションのフィーリングが良くなってきました。グリッド後方からのスタートはあまり良いものではありませんが、今の私の状況を考えれば当然のことでしょう。明日は最後までコンスタントに走り切ることを目標にがんばります」

  • MotoGP サンマリノGP:フランチェスコ・バグナイアが2戦連続ポール

    MotoGP サンマリノGP:フランチェスコ・バグナイアが2戦連続ポール

    2021年 MotoGP 第14戦サンマリノGPの公式予選が9月18日(土)にミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、フランチェスコ・バグナイア(Ducati Lenovo Team)が2戦連続となるポールポジションを獲得した。

    気温28度、路面温度37度のドライコンディションの中、フリー走行総合1位のフランチェスコ・バグナイアが週末2度目、今季10度目のトップタイムをマーク。プレミアクラスで初優勝を挙げた前戦アラゴンGPに続き2戦連続3度目のポールポジションを奪取した。

    ドゥカティ4台がトップ5に進出
    フリー走行総合3位のジャック・ミラーは0.249秒差の2番手。2戦連続の2番グリッドを獲得し、ドゥカティ・レノボ・チームが2戦連続のトップ2に進出。

    フリー走行総合10位のホルヘ・マルティンは0.598秒差の4番手。フリー走行総合8位のヨハン・ザルコは0.771秒差の5番手。フリー走行総合19位のエネア・バスティアニーニは、公式予選1を1番手で通過した後、今季2度目の公式予選2で12番手。

    クアルタラロ12戦連続の1列目
    レースシミュレーションのフリー走行4で最速ペースを刻んで1番手に進出したフリー走行総合2位のファビオ・クアルタラロは1コーナーで今季4度目の転倒を喫したが、0.302秒差の3番手に入り、12戦連続13度目の1列目を確保。年間の予選最速を決定する『BMW M Award』のタイトル連覇に王手をかけた。

    リンス9番手/ミル11番手
    フリー走行総合7位のアレックス・リンスは0.952秒差の9番手。フリー走行総合4位のジョアン・ミルは1.361秒差の11番手。

    アプリリアが30戦ぶりに2人が公式予選2に進出
    2019年10月の第17戦オーストラリアGP以来30戦ぶりに2人が揃って公式予選2に進出すると、フリー走行総合6位のアレイシ・エスパルガロは15コーナーで今季10度目の転倒を喫して0.872秒差の8番手。フリー走行総合5位のマーベリック・ビニャーレスは1.056秒差の10番手。アプリリアのデビュー戦となった7列目19番グリッドを大きく上回り、4列目に進出。

    マルケス兄転倒7番手
    フリー走行総合9位のポル・エスパルガロは0.858秒差の6番手。ホンダ勢の最高位に進出すれば、フリー走行総合14位のマルク・マルケスは9コーナーで週末2度目、今季20度目の転倒を喫して0.870秒差の7番手。

    公式予選1
    フリー走行総合12位の中上貴晶は、今季7度目の公式予選1で7ラップ目の9コーナーで今季7度目の転倒を喫して0.334秒差の3番手。フリー走行総合15位のフランコ・モルビデリは5番手。

    フリー走行総合18位のバレンティーノ・ロッシは15コーナーで週末2度目、今季8度目の転倒を喫して13番手。フリー走行総合23位のブラッド・ビンダーは、2コーナーで今季5度目の転倒を喫してKTM勢の最高位となる7番手。フリー走行総合20位のアンドレア・ドビツィオーゾは14番手だった。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 F・バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati 1’31.065
    2 J・ミラー Ducati Lenovo Team Ducati 1’31.314
    3 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’31.367
    4 J・マルティン Pramac Racing Ducati 1’31.663
    5 J・ザルコ Pramac Racing Ducati 1’31.836
    6 P・エスパルガロ Repsol Honda Team Honda 1’31.923
    7 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 1’31.935
    8 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’31.937
    9 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’32.017
    10 M・ビニャーレス Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’32.121
    11 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’32.426
    12 E・バスティアニーニ Esponsorama Racing Ducati 1’32.461
    13 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSU Honda 1’32.210
    14 M・ピロ Ducati Lenovo Team Ducati 1’32.287
    15 L・マリーニ SKY VR46 Esponsorama Ducati 1’32.289
    16 F・モルビデリ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’32.296
    17 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’32.427
    18 S・ブラドル Repsol Honda Team Honda 1’32.439
    19 A・マルケス LCR Honda CASTROL Honda 1’32.476
    20 I・レクオーナ Tech 3 KTM Factory Racing KTM 1’32.481
    21 M・オリベイラ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’32.821
    22 D・ペトルッチ Tech 3 KTM Factory Racing KTM 1’32.891
    23 V・ロッシ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’32.967
    24 A・ドビツィオーゾ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’33.098
  • 【動画】 角田裕毅、中上貴晶をアルファタウリF1のファクトリーに案内

    【動画】 角田裕毅、中上貴晶をアルファタウリF1のファクトリーに案内

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅とLCRホンダのMotoGPライダーである中上貴晶がイタリアで対面。角田裕毅が中上貴晶にアルファタウリ・ホンダのファクトリーを案内した後、二人はカート対決を行った。

    角田裕毅は神奈川県、中上貴晶は千葉県と東京近郊のわずか2時間の距離で育ったにも関わらず、二人が会うのが今回が初めて。今週、MotoGPはミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで第14戦サンマリノGPを開催。イベントに先立って、世界の舞台で戦う2人の日本人がイタリアの地で対面を果たした。

    ファエンツァの角田裕毅の自宅からミサノはわずか1時間。F1イタリアGPとF1ロシアGPの1週間の合間にMotoGPがイタリアを訪れたことで今回の対面は実現した。

    角田裕毅のレジデンスでのミーティングの後、二人はファエンツァのアルファタウリ・ホンダF1のファクトリーに移動。2021年F1マシン『AT01』を含めて、アルファタウリ・ホンダF1のファクトリーを中上貴晶に案内。その後、二人はNSXでカートトラックに向かい、1対1でレースを行った。お礼に中上貴晶は、角田裕毅にMotoGPのチケットを手渡した。

    角田裕毅と中上貴晶

    角田裕毅は、中上貴晶のドライビングスキルを称賛するとともに、MotoGPについて関心を語った。

    「タカは本当に良い仕事をしていました。彼は運転がうまくて、感銘を受けました。最後の12周のレースは激しく、クレイジーなバトルがたくさんありました」と角田裕毅はコメント。

    「MotoGPを本当に楽しみにしています。初めて見に行くことになります。彼らの走り、特にバイクで350kphを超えるスピードで走るなんて本当にクレイジーですよね。だから、本当に楽しみにしていますし、待ちきれません!」

    中上貴晶は、F1ドライバーに対して自分のスキルを試せたのは楽しい機会だったと語る。

    「長い間カートを運転していなかったので、とても楽しかったですが、特にプロのF1ドライバーと一緒に走るのは本当に楽しかったです」と中上貴晶は語った。

    「今週末は僕のチームのホームGPであり、ミサノのレーストラックも好きなので、とても重要なレースになるでしょう。あそこには素晴らしい思い出があります。素晴らしい週末を過ごし、いつものようにベスト尽くしたいと思っています。僕たちがトップのポジションのために戦うことができることを願っています」

    2021年シーズンに7年ぶりの日本人F1ドライバーとしてアルファタウリ・ホンダF1でデビューした角田裕毅(21歳)は、デビュー戦でポイントを獲得した初の日本人ドライバーとなり、2022年もスクーデリア・アルファタウリへ残留することが決まっている。

    一方、中上貴晶(29歳)はMotoGPの4シーズン目を戦っており、今週末に8戦連続でのポイント獲得することを目指している。

  • MotoGP:ヤマハSRT、2022年からRNF MotoGP Racingとして参戦継続

    MotoGP:ヤマハSRT、2022年からRNF MotoGP Racingとして参戦継続

    MotoGPにヤマハのサテライトチームとして参戦するSRT(Sepang Racing Team)は、2022年から『RNF MotoGP Racing』にチーム名を変更して2026年まで参戦を継続することをはっぴょうした。

    今年8月、SRTは、2021年シーズン末でMotoGPの3つのすべてのクラスの活動を終了することを発表していた。SRTとしては2015年からMoto3、2017年からMoto2、そして、2019年からMotoGPクラスに参戦していた。

    この発表は、タイトルスポンサーのペトロナスが今季限りでチームからの撤退を発表したことを受け手行われた。

    2020年にフランコ・モルビデリでライダーズチャンピオンシップで準優勝し、昨年はモルビデリとファビオ・クアルタラロでヤマハの7勝のうち6勝を挙げたSRTは、RNF MotoGP Racingとしてリブランドされました。

    チームは引き続きラズラン・ラザリとヨハン・スティゲフェルトが指揮を執り、ドルナ・スポーツとの新たな契約を締結した後、2026年末までMotoGPに残りる。

    スポンサーシップ、ライダーのラインナップ、ヤマハとの新しい契約の詳細はまだ明らかにされていないが、アンドレア・ドヴィツィオーゾは少なくとも2022年まではファクトリースペックのM1で走ることが発表されている。

    ラズラン・ラザリ(チームプリンシパル)
    「我々にとって旋風の旅でした。ここ数ヶ月間、新鮮でより強力なチームとして、リセット、リブランディング、リニューアルするために全身全霊を尽くしてきました。今後5年間の参戦に向けて新たな構成したチームと共に第2章の開始に信頼してくれたカルメロ・エスペレータに感謝します。来季に向けて、新しいエンティティの下、チームは成功を収めてきた計画を継続します。期待は高く、願望を満たすために努力します。我々が培った経験と過去の複数なハイライトを備え、さらに強力なチームとして挑む2022年シーズンが楽しみです。」

    カルメロ・エスペレータ(ドルナスポーツ最高経営責任者)
    「ラズラン・ラズリが率いるチームと共に協力及び提携を続けることは喜びです。我々の長い関係は、ファンと競争の両方にとって、エキサイティングでした。ラズランがこのプロジェクトに情熱を注いでいることを知っています。来シーズン以降も、新しいチームから素晴らしいことが見られると確信しています。ラズランは、セパン・インターナショナル・サーキット時代から『MotoGP™ファミリー』にとって資産であり、マレーシアと東南アジア地域におけるスポーツの成長に役立っていました。」

    Moto3ライダーのダリン・ビンダーは、2022年にドヴィツィオーゾと並んでSRTから新しいRNFレーシングに昇格し、「Bスペック」のヤマハに乗ると考えられている。

    また、イタリアの公益事業会社WithUがタイトルスポンサーとしてステップアップすると考えられていたが、これもまだ確認されていない。

    金曜日に、元MotoGPレーサーのマイケル・ラヴァティは、彼の新しいビジョン・トラック・ホンダ・レーシング・チーム(若い英国の才能を育成することを目的として設立されたチーム)が来年からSRTのMoto3のチームの資産を引き継ぐことを発表している。

  • MotoGP:ホンダ 2021年 第14戦 サンマリノGP 初日レポート

    MotoGP:ホンダ 2021年 第14戦 サンマリノGP 初日レポート

    アラゴンGPからの連戦となった第14戦サンマリノGPのフリー走行は、午前中は青空が広がったが、次第に雲の多い天候となり、FP1はドライからウエットへ。FP2はウエットコンディションとなった。そのため、FP1の順位で初日の総合順位が決まった。

    この日は、トップタイムをマークしたマーベリック・ビニャーレス(アプリリア)から1秒差に16台という相変わらずの接戦となり、Honda勢はポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)が1分33秒019で6番手。テストライダーで今季4戦目の出場となるステファン・ブラドル(Repsol Honda Team)が8番手、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が9番手と3選手がトップ10で初日を終えた。

    Honda勢トップのポル・エスパルガロは、前戦アラゴンGPでは、新しいシャシーを投入したが思うような結果を残せなかった。2連戦となった今大会はドライコンディションで走れた時間は短いものだったが、フロントにソフト、リアにミディアムを装着し、着実にタイムを短縮。1分33秒台で連続ラップを刻むなど、まずまずのスタートとなった。

    テストライダーのステファン・ブラドルは、ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで事前テストを行っており、走り出しから好調でレギュラーライダー組に混じってトップ10入りをする好走。前後ミディアムで1分33秒台で連続ラップを刻んだ。

    2戦連続今季3回目の表彰台を目指すマルク・マルケスは、フロントにソフト、リアにミディアムを装着、1分33秒台で連続ラップをこなした。FP2のウエットコンディションでは前後にソフトレインを入れてトップのヨハン・ザルコ(ドゥカティ)から0.824秒差の5番手。1分42秒台で連続ラップを刻み、ドライ、ウエットともに着実にセットアップを進めた。

    13番手につけた中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、FP1ではフロントにソフト、リアにミディアムを入れて1分34秒台。ウエットコンディションでは、前後ソフトレインを入れて走行したが、思うようにペースを上げられず、ウエットで課題を残した。

    チームメートのアレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)は、FP1では18番手だったが、ウエットコンディションとなったFP2では10番手へとポジションを上げた。ウエットコンディションでは連続ラップも1分44秒台から43秒台へと着実にペースを上げることができた。今大会も接戦になっていることから課題はドライコンディションで新品タイヤのパフォーマンスをどれだけ引き出せるかにかかっている。

    ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)
    「今日はいい日でした。ドライのペースには満足しています。ウエットになった午後のFP2も、セッションを通してフィーリングがよくて、さらに理解を深めることができました。ドライではフィーリングもよく、速さもあり、いいスタートになりました。今週末の天気は少し予測不可能なので、両方のコンディションで走ることができてよかったです。すでに日曜日へ向けてイメージができはじめているのでとてもポジティブです」

    ステファン・ブラドル(Repsol Honda Team)
    「初日の結果には満足しています。トップ10に入ることができてとてもうれしいです。午後のFP2はウエットになり、トラックのすべてを理解するのは簡単ではなかったので、もしまたウエットになったらもう少し理解を深めることが必要です。レースウイークのスタートとしては全体的に満足しています。明日のFP3は、もしドライになったら、みんな速いタイムを出すためにプッシュするので、とても重要なセッションになります。まだテストしなければならないことがあります。雨のために予定が少し遅れましたが、明日、行う予定です。引き続き週末を楽しみ、全力を尽くしたいです」

    マルク・マルケス(Repsol Honda Team)
    ウエットとドライのフィーリングは今のところ悪くありません。アラゴンのときと違い、今年のほぼ「標準の」レベルに戻っていると思います。ドライではいくつかのコーナーで限界を感じることがありましたが、もう少し速くなれるようにセットアップに取り組む時間はあります。それ以外でも明日は前進できるように考えたいです。ウエットでは、このサーキットでいつも速さがありますが、今回は何かが足りません。Hondaのライダーは全員少し苦戦しているようなので、原因を調べる必要があります。明日まだトライしなければならないことがあるので、どのような天気になるか様子を見て取り組みたいです

    中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)
    「今日は厳しい一日となりました。特に午後のFP2はウエットコンディションになり、最初から自信が持てず、特にフロントのフィーリングがよくありませんでした。セッション中、チームはこのフィーリングを改善しようと試みましたが、残念ながら解決策を見出すことができず、前進することができませんでした。FP1のドライコンディションではよかったのですが、フィーリングや旋回性、自分のライディングなど、まだまだ改善の余地があります。Q2に進むためには、FP3でトップ10に入る必要があるので、マシンを改善してQ2に進めるように準備を進めます」

    アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)
    「FP1はドライでしたが少し複雑で思ったような走りができませんでした。残念ながら午後のFP2はウエットのセッションになり、セットアップを進めるチャンスがありませんでした。でも方向性についてはクリアになっています。FP2のウエットを楽にこなすことができたので全体的にはよかったです。明日がどうなるか様子を見たいと思いますが、両方のセッションで自信はあります。特にドライで前進できることを願っています」

  • MotoGP:ヤマハ 2021年 第14戦 サンマリノGP 初日レポート

    MotoGP:ヤマハ 2021年 第14戦 サンマリノGP 初日レポート

    Monster Energy Yamaha MotoGPはミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリでフリープラクティスを開始。F ・クアルタラロとフランコ・モルビデリはドライ、ウエット両コンディションで走行し、それぞれ総合7番手と16番手で初日を終了した。

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのバレンティーノ・ロッシとアンドレア・ドビツィオーゾは、ドライからウエットへ変化した難しいコンディションのなかで、それぞれ総合19番手と24番手を獲得した。

    新たな布陣でサンマリノGPをスタートしたMonster Energy Yamaha MotoGP
    不安定な天候の中でクアルタラロが総合7番手、モルビデリは17番手

    ミサノは終日、雨に見舞われて難しいコンディション。クアルタラロはウエットでも徐々にフィーリングを向上させて総合7番手。一方、ファクトリー・ヤマハのライダーとして初めて臨み、注目を集めたモルビデリも、初日から多くの仕事をこなして16番手につけている。

    午前中のフリープラクティス第1セッションは、頭上に雨雲が垂れ込める中でスタート。貴重なドライ・コンディションを有効に使いたいクアルタラロは、すぐさまセッティング作業に取り組んだ。残り12分で雨が激しく降り出すと、そのあとはデータ収集のために走行を続け、1分33秒024のベストタイムでトップから0.358秒差の7番手で終えた。

    午後も雨は降り続け、第2セッションではスリックタイヤを装着してタイムアタックを行うチャンスはめぐってこなかった。そのためウエット用のセッティングに集中して1分44秒205の18番手。第1セッションとの総合で7番手を獲得している。

    チームメイトのモルビデリは、第1セッションのドライ、ウエットともに久しぶりのライディングを楽しんだ。ファクトリーYZR-M1での初走行に大きな注目が集まるなか、未だ治療中の左ひざの状態を確認することと、新しいマシンに慣れることを目標に走行。約13週間ぶりのライディングにもかかわらず、全14周中の8ラップ目で1分33秒570を記録し、トップから0.904秒差の16番手につけた。

    激しい雨に見舞われた第2セッションでは、終盤で1分43秒844のベストタイムを記録して13番手まで上げたが、第1セッションとの総合で16番手となっている。

    PETRONAS Yamaha SRT、19番手と24番手で初日をスタート
    フリープラクティス第1セッション、ロッシは路面の状況を確認しながら慎重にスタート。残り15分ほどで激しい雨が降り出すと走行を取りやめ、ラップタイムでは1分33秒791を記録して19番手につけた。その後、雨はいったん止んだが、第2セッション開始直前に再び降り出し、ラップタイムの向上は見込めない状況。ロッシは一時、10番手まで上げたものの最終的には1分44秒130の16番手に留まり、第1セッションとの総合では19番手となった。

    一方、約10か月ぶりにMotoGP復帰を果たしたドビツィオーゾ。フリープラクティス第1セッションのほとんどをヤマハのマシンに順応するために費やした。ロッシと同様に雨が降り出してからは走行せず、1分35秒211のベストタイムを記録して24番手で終えた。第2セッションも雨が降り続いたが、ウエット・コンディションを経験するために走行し、1分44秒530を記録して21番手。総合順位では24番手となっている。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    ファビオ・クアルタラロ(フリー走行総合7番手/1分33秒024)
    「順位だけを見れば、ウエットではまったく良いところがなかったように思われるかもしれませんが、マシンのフィーリングは少しずつ向上しています。フリープラクティス第2セッションの終盤ではタイムも上がってきたのですが、最速ラップでも特別なことは何もしていなかったので、実際にはまだマージンが残っていると思います。明日もこの方向性を維持して、さらにセッティングを煮詰めていくつもりです。午前中のドライではフロントにソフト・コンパウンドを履きましたが、あまりフィーリングが良くありませんでした。元々、あまり気に入っていないものですが、それでもトップとの差はそれほど大きくなかったのでポジティブにとらえています。さらなる改善のために必要なことはわかっています。作業においては今の方向性を維持しながら、足りないところを補っていくことが重要です」

    フランコ・モルビデリ(フリー走行総合16番手/1分33秒570)
    「私にとっては非常に素晴らしい一日でした。久しぶりにサーキットに復帰することができ、しかも新しいチームと新しいマシンのカラーリングに変わり、とても不思議な気持ちです。膝も脚も決して理想的な状態ではありませんが、私自身、ライディングは可能だと確信しています。そしてこの週末の間にも、ますます良くなってくると信じています。その一方で、スピードや新しいチームとの仕事の仕方、その他のいろいろな場面についても向上を目指していきます。できるだけ早く環境に慣れるよう努力しようと思っていますが、ここまでとても順調で、今日の出来事すべてに満足しています。今日のことは忘れられない思い出になるでしょう」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「ドライ・コンディションを期待していましたが、明日以降も変わりやすい天候が予想されていることを考えれば、今日はその予行演習として最適なものになったのかもしれません。フリープラクティス第1セッションはドライ用セッティングでスタートし、ウエットの第2セッションはマシンのフィーリング向上のために費やしました。ファビオ(クアルタラロ)はドライもウエットも、まだ本来のレベルに至っていないので、明日の第3セッションでの上位獲得を目指して、チームは今夜も全力で作業に取り組みます。天気予報によれば明日の午前中は晴れるようですが、チームとしてはあらゆる可能性に備える必要があるでしょう。
    一方、フランキー(モルビデリ)はとても順調だったと思います。今日の2セッションは膝のコンディション改善とマシンに慣れるために費やしましたが、彼はすでに’自分のマシン’になったと感じており、非常に良いスタートとなりました。ライディング中は膝もとくに問題はなさそうに見えます。私たちはフランキーとヤマハ・ファクトリーとのコラボレーションを大いに歓迎し、明日はさらにもう一歩、前進できるよう準備を進めています。フリープラクティス第3セッションは大勢のタイムが接近し、厳しい戦いになるでしょう。もちろんタイムアタックを行いますが、同時に日曜日の決勝に備えて作業に集中していきます」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    バレンティーノ・ロッシ(フリー走行総合19番手/1分33秒7914)
    「ドライ、ウエット、両方のコンディションを経験できたのは良かったと思います。第2セッションでのフル・ウエットはセッティング面でより効率が良く、こうしたコンディションにおける強みと弱点を確認しながら作業を進めることができました。その一方で第1セッションはあまりうまくいきませんでした。前半は通常のプラクティスができていましたが、タイヤを交換したところで雨が降り出したためドライ・コンディションについては十分に作業ができないまま終わってしまいました。コースの状況は難しく、今の自分のポテンシャルを完全に理解するところまでいかなかったので、明日の天気に期待したいと思います」

    アンドレア・ドビツィオーゾ(フリー走行総合24番手/1分35秒211)
    「ヤマハのマシンに乗り、とても不思議な感覚でした。これまで経験してきたマシンとは大きな違いがあり、今はまだ、ライディング・ポジションに十分に馴染むことができていません。慣れるまでには少し時間が必要なので、午前中はまったくプッシュしていませんが、それでもすでに良いフィーリングがつかみ始めています。より深く理解するためにはもっとプッシュして、もっとスピードを上げていかなければならないでしょう。でもそのための準備もできているつもりです。初日としてはとても良かったと思いますし、大勢のライバルたちとともに、もう一度チャンピオンシップに参加できることを何よりうれしく思っています」

  • MotoGP サンマリノGP:マーベリック・ビニャーレスが初日トップタイム

    MotoGP サンマリノGP:マーベリック・ビニャーレスが初日トップタイム

    2021年 第14戦 サンマリノGPが9月17日(金)にミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、マーベリック・ビニャーレス(Aprilia Racing Team Gresini)が初日トップタイムを記録した。

    気温25度、路面温度28度のウェットコンディションとなったフリー走行2回目では、フリー走行1で11番手のヨハン・ザルコが20ラップを周回して今季11度目のトップタイムをマークした。

    地元ドゥカティ勢がトップ3独占
    フリー走行1で3番手のフランチェスコ・バグナイアは、21ラップを周回して0.553秒差の2番手。フリー走行1で4番手のジャック・ミラーは、16ラップを周回して0.622秒差の3番手。フリー走行1で15番手のミケーレ・ピロは12番手。フリー走行1で12番手のエネア・バスティアニーニは14番手。フリー走行1で14番手のホルヘ・マルティンは15番手。フリー走行1で23番手のルカ・マリーニは23番手。

    ジョアン・ミルはウェットで4番手
    フリー走行1で2番手のジョアン・ミルは、18ラップを周回して0.813秒差の4番手。フリー走行1で5番手のアレックス・リンスは1.663秒差の11番手。

    マルク・マルケス5番手/中上貴晶24番手
    フリー走行1で9番手のマルク・マルケスは、18ラップを周回して0.824秒差の5番手。フリー走行1で18番手のアレックス・マルケスは1.642秒差の10番手。フリー走行1で6番手のポル・エスパルガロは19番手。フリー走行1で8番手のステファン・ブラドルは22番手。

    フリー走行1で13番手の中上貴晶は、19ラップを周回して2.895秒差の24番手。

    ミゲール・オリベイラが22番手から6番手に浮上
    フリー走行1で22番手のミゲール・オリベイラは、最多の22ラップを周回して1.137秒差の6番手に浮上。フリー走行1で20番手のダニロ・ペトルッチは1.232秒差の7番手。フリー走行1で17番手のイケル・レクオナは1コーナーで今季16度目の転倒を喫して1.625秒差の9番手。フリー走行1で21番手のブラッド・ビンダーは20番手。

    マーベリック・ビニャーレスはウェットで17番手
    フリー走行1で10番手のアレイシ・エスパルガロは1.532秒差の8番手。今季3度目の1番手発進を決めたマーベリック・ビニャーレスは2.106秒差の17番手。

    ヤマハ勢の最高位はモルビデリの13番手
    フリー走行1で16番手のフランコ・モルビデリは、19ラップを周回して13番手。フリー走行1で19番手のバレンティーノ・ロッシは、20ラップを周回して16番手。フリー走行1で7番手のファビオ・クアルタラロは、20ラップを周回して2.108秒差の18番手。フリー走行1で24番手のアンドレア・ドビツィオーゾは15ラップを周回して2.433秒差の21番手だった。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 M・ビニャーレス Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’32.666
    2 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’32.746
    3 F・バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati 1’32.801
    4 J・ミラー Ducati Lenovo Team Ducati 1’32.859
    5 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’32.885
    6 P・エスパルガロ Repsol Honda Team Honda 1’33.019
    7 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’33.024
    8 S・ブラドル Repsol Honda Team Honda 1’33.047
    9 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 1’33.100
    10 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’33.102
    11 J・ザルコ Pramac Racing Ducati 1’33.143
    12 E・バスティアニーニ Esponsorama Racing Ducati 1’33.314
    13 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSU Honda 1’33.409
    14 J・マルティン Pramac Racing Ducati 1’33.451
    15 M・ピロ Ducati Lenovo Team Ducati 1’33.482
    16 F・モルビデリ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’33.570
    17 I・レクオーナ Tech 3 KTM Factory Racing KTM 1’33.710
    18 A・マルケス LCR Honda CASTROL Honda 1’33.766
    19 V・ロッシ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’33.791
    20 D・ペトルッチ Tech 3 KTM Factory Racing KTM 1’33.950
    21 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’34.022
    22 M・オリベイラ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’34.026
    23 L・マリーニ SKY VR46 Esponsorama Ducati 1’34.037
    24 A・ドビツィオーゾ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’35.211