カテゴリー: MotoGP

  • MotoGP バレンシアGP:ホルヘ・マルティンがポールポジション獲得

    MotoGP バレンシアGP:ホルヘ・マルティンがポールポジション獲得

    2021年 MotoGP 最終戦 バレンシアGPの公式予選が11月13日(土)にサーキット・リカルド・トルモで行われ、ホルヘ・マルティンがポールポジションを獲得した。

    気温21度、路面温度24度のドライコンディションの中、フリー走行総合5番手のホルヘ・マルティンは、今季5度目のトップタイムをマーク。第11戦オーストリアGP以来7戦ぶり4度目、キャリア通算25度目のポールポジションを獲得した。

    ドゥカティ3台が1列目独占
    フリー走行総合4番手のフランチェスコ・バニャイアは、9ラップ目の2コーナーで週末2度目、今季6度目の転倒を喫して0.064秒差の2番手。10戦連続12度目の1列目を獲得すれば、フリー走行総合2番手のジャック・ミラーは、最速ラップを刻んでいた9ラップ目の11コーナーで週末2度目、今季12度目の転倒を喫して0.389秒差の3番手に入り、3戦連続8度目の1列目を確保。

    ドゥカティが第16戦エミリア・ロマーニャGP以来今季2度目となる1列目を独占。フリー走行総合8番手のヨハン・ザルコは0.482秒差の5番手。

    スズキ2台が2列目進出
    フリー走行総合6番手のジョアン・ミルは0.459秒差の4番手。フリー走行総合11番手のアレックス・リンスは公式予選1で1番手、公式予選2で0.539秒差の6番手。

    バレンティーノ・ロッシ10番手
    フリー走行総合9番手のファビオ・クアルタラロは0.684秒差の7番手。フリー走行総合10番手のバレンティーノ・ロッシは0.810秒差の10番手。フリー走行総合3番手のフランコ・モルビデリは11番手。

    中上貴晶はコンマ7秒差の9番手
    フリー走行総合12番手のブラッド・ビンダーは公式予選1で2番手、公式予選1で0.573秒差の7番手。フリー走行4で1番手に進出したフリー走行総合7番手の中上貴晶は、0.708秒差の9番手。フリー走行総合1番手のアレイシ・エスパルガロは1.088秒差の12番手。

    公式予選1
    フリー走行総合19番手のアンドレア・ドビツィオーゾは2番手から0.071秒差の3番手。フリー走行総合18番手のマーベリック・ビニャーレスは4番手。フリー走行総合16番手のアレックス・マルケスは2コーナーで今季19度目の転倒を喫して9番手。フリー走行総合20番手のミゲール・オリベイラは10番手。

    ポル・エスパルガロ、骨折なし
    フリー走行総合13番手のポル・エスパルガロは、フリー走行3で転倒を喫したことから、サーキット近郊の病院に搬送され、精密検査の結果、骨折がないことが確認された。

  • MotoGP バレンシアGP:ジャック・ミラーが2戦ぶりのトップ発進

    MotoGP バレンシアGP:ジャック・ミラーが2戦ぶりのトップ発進

    2021年 MotoGP 最終戦 バレンシアGPのフリー走行が11月12日(金)にサーキット・リカルド・トルモで行われ、ジャック・ミラーがトップタイムをマークした。

    気温21度、路面温度13度。ウェットから乾き始めたトラックコンディションの中、前戦アルガルヴェGPで3位表彰台を獲得したフリー走行1で2番手のジャック・ミラーが20ラップを周回して第16戦エミリア・ロマーニャGPのフリー走行2以来今季11度目のトップタイムをマーク。2戦ぶり今季5度目となる初日総合1番手発進を決めた。

    ポル・エスパルガロ弟2番手/中上貴晶6番手
    フリー走行1で9番手のポル・エスパルガロは、タイムアタック中の20ラップ目6コーナーで今季19度目の転倒を喫したが、0.012秒差の2番手。フリー走行1で10番手の中上貴晶は、20ラップを周回して0.500秒差の6番手。フリー走行1で16番手のアレックス・マルケスは0.925秒差の14番手。

    バニャイア3番手
    フリー走行1で6番手のフランチェスコ・バグナイアは、20ラップを周回して0.068秒差の3番手。フリー走行1で12番手のホルヘ・マルティンは0.469秒差の5番手。フリー走行1で4番手のヨハン・ザルコは0.676秒差の10番手。フリー走行1で14番手のエネア・バスティアニーニは2コーナーで今季15度目の転倒を喫して19番手。フリー走行1で7番手のルカ・マリーニは20番手。

    スズキ2台がトップ7入り
    フリー走行1で11番手のアレックス・リンスは、19ラップを周回して0.409秒差の4番手。フリー走行1で5番手のジョアン・ミルは、20ラップを周回して0.586秒差の7番手。

    ブラッド・ビンダーが初日に8番手
    フリー走行1で17番手のブラッド・ビンダーは、20ラップを周回して0.594秒差の8番手。フリー走行1で19番手のダニロ・ペトルッチは15番手。今季初めて1番手発進を決めたイケル・レクオナは、13ラップ目の11コーナーでチャンピオンシップ最多となる今季25度目の転倒を喫して16番手。フリー走行1で3番手のミゲール・オリベイラは17番手。

    アンドレア・ドビツィオーゾがヤマハ勢の1番手
    フリー走行1で18番手のアンドレア・ドビツィオーゾは、最多の22ラップを周回して0.670秒差の9番手。

    フリー走行1で15番手のファビオ・クアルタラロは2コーナーで今季7度目の転倒を喫して0.781秒差の11番手。フリー走行1で8番手のフランコ・モルビデリは13番手。フリー走行1で21番手のバレンティーノ・ロッシは1.358秒差の21番手。

    フリー走行1で13番手のアレイシ・エスパルガロは、0.781秒差の12番手。フリー走行1で20番手のマーベリック・ビニャーレスは18番手だった。

  • MotoGP:ホンダ 2021年 最終戦 バレンシアGP プレビュー

    MotoGP:ホンダ 2021年 最終戦 バレンシアGP プレビュー

    2021年のMotoGPシーズン最終戦となる第18戦バレンシアGPが、11月12日(金)から14日(日)の3日間、スペイン・バレンシアのサーキット・リカルド・トルモ(以下、バレンシア・サーキット)で行われる。バレンシアGPは1999年に第1回大会が開催され、今年で23回目を迎える。昨年はバレンシア・サーキットで2週連続開催(ヨーロッパGP&バレンシアGP)となり、バレンシア・サーキットでのグランプリ開催は24回目となる。

    バレンシア・サーキットは、一周が4.005kmのテクニカルコース。スペインGPが開催されるヘレス、マレーシアGPが開催されるセパン同様、ウインターテストの舞台としても定着している。そのため、ライダーの経験値が高く、チームの持つデータも豊富で、初日からレベルの高い走りが繰り広げられる。

    コースの特徴は、左回りで低中速コーナーが連続し、メインストレートを除いて、常にマシンがどちらかにバンクしている難易度の高いレイアウト。また、11月のバレンシアは不安定な天候になることが多く、例年、チームの総合力が要求される。コロナ禍の中で開催された昨シーズンは、ポルトガルGPが最終戦となったが、今年は再びシーズン最終戦の舞台となった。バレンシア・サーキットでは、これまでファンの脳裏に刻まれる名勝負が数多く繰り広げられてきた。

    ポルトガルのアルガルベ・インターナショナル・サーキット(以下、アルガルベ)で開催させた第17戦アルガルベGPでは、アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)が今季ベストの4位でフィニッシュした。MotoGPクラスにデビューして2年目のシーズン。予選では、新品タイヤのパフォーマンスをなかなか発揮できないというこれまでのウイークポイントを克服してベストグリッドとなる8番手を獲得。決勝では好スタートから表彰台争いに加わり、惜しくも4位だった。シーズン最終戦となる今大会はアレックス・マルケスにとってはホームGP。さらに上位を目指し、今季初表彰台、初優勝を目指す。

    ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)は、前戦アルガルベGPで6位。エミリア=ロマーニャGPから2戦連続表彰台獲得は果たせなかったが、レベルの高い走りを見せた。ポル・エスパルガロは6番グリッドから好スタートを切る。その後、混戦の中でポジションを落とすが、着実に追い上げて6位でフィニッシュ。昨年3位表彰台に立っているバレンシアで、今季2回目の表彰台と初優勝を目指す。

    前戦アルガルベGPで最後尾グリッドの22番手からすばらしい追い上げを見せて11位でフィニッシュの中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、念願の初表彰台に挑む。2週連続開催となった昨年は、2戦連続フロントロー3番手からヨーロッパGPでは4位。バレンシアGPでは3位に浮上しますが転倒を喫した。今年はその悔しさを晴らす戦い。今季ベストグリッド、ベストリザルトを目指す。

    オフロードトレーニングで転倒し前戦アルガルベGPを欠場したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、引き続き、今大会を欠場。マルク・マルケスは、転倒の際に視力に障害が発生し、11月18日と19日の2日間、ヘレスで行われるテストもキャンセル。2月上旬にマレーシアのセパンで始まるプレシーズンテストに100%の状態で臨むため、目の治療につとめる。

    ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)
    「まずは、困難な時期を過ごしているマルクが早く回復することを願っています。彼の不在はさみしいですが、バレンシアでベストを尽くしたいと思います。モチベーションは上がっています。このサーキットはとても楽しいです。2018年にはMotoGPで初めて表彰台を獲得しました。今年は良い走りができると思います。この時期はとても寒いですが、これは僕たちにとって良いことです。最近のレースではいいスピードがあったので、最終戦もキープしたいです。シーズンを良い形で終えて、2022年のヘレスを始めたいです」

    アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)
    「最終戦はいつも特別な気持ちです。バレンシアのグランドスタンドが満員の観客で埋め尽くされたらすばらしい雰囲気になると思います。再びその雰囲気を味わえるのはとてもうれしいです。先週末のポルティマオではFP4でとてもいいパフォーマンスができて、それがレースにつながりました。引き続き、この自信をキープし、今週末を楽しみにしています。ポルティマオは大好きです。バレンシアは大好きなサーキットではありませんが、同じメンタル、同じペース、そして同じレベルで取り組むことが重要になります。レースウイークを通して、フリー走行、予選、そしてレースで良い仕事をすることが重要になります。なぜならここで良い結果を残せば、2022年に向けて最高の形でスタートできるからです」

    中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)
    「今週末のバレンシアは最終戦です。昨年はバレンシアの両レースでいいスピードがありました。今回もチームとともに一生懸命取り組み、すばらしい週末にしたいと思います」

  • MotoGP:ヤマハ 2021年 最終戦 バレンシアGP プレビュー

    MotoGP:ヤマハ 2021年 最終戦 バレンシアGP プレビュー

    Monster Energy Yamaha MotoGPのファビオ・クアルタラロとフランコ・モルビデリは今週末、ポルトガルのポルティマオからスペインのバレンシアへ向かい、2021MotoGP最終戦に臨む。

    バレンティーノ・ロッシとPETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamにとっては、今季最終戦の第18戦バレンシアGPが最後のレースとなる。ロッシは26年間、PETRONAS Yamaha SRTは3年間、グランプリ・レースに挑んだそれぞれの歴史に幕を下ろす。

    Monster Energy Yamaha MotoGP、2021シーズン最終戦へ
    前回のアルガルベGPでは転倒リタイアによりノーポイントに終わったクアルタラロ。今回はその雪辱を果たし、本来の走りでシーズンを締めくくりたいところ。2019年にはここリカルド・トルモ・サーキットで自己ベストとなる2位を獲得しており、今回も同等あるいはそれ以上の成績を目指す。また最終戦までもつれ込んだチーム・タイトル争いにも貢献し、自らの活躍で28ポイント差を詰めることも目標のひとつとなっている。

    一方、前回のアルガルベGPでは怪我の回復とスピードアップを含め、いくつかの前向きな状態を確認したモルビデリ。この進化をそのまま継続し、復帰以来のベストパフォーマンスでシーズンを締めくくることを目指している。

    バレンシアでは複数回、表彰台に上っており、Moto2では2016年と2017年にそれぞれ3位と2位を獲得。MotoGPでは2020年の第14戦で優勝を成し遂げた。

    リカルド・トルモ・サーキットは全長4.0km。1999年に設立され、すぐにMotoGPの舞台として日程に組み込まれた。2002年からはバレンシアGPがMotoGP最終戦として定着し、決して見逃せない重要なイベントとなっている。’チャレンジング’と表現されるコースには9つの左コーナーと5つの右コーナー、876メートルのストレートが設けられ、反時計回りで競われる。

    シーズン・フィナーレと同時に迎える一時代の終焉
    22年間もの長きにわたりグランプリ最高峰クラスで活躍してきたロッシが、今週末のバレンシアGPを最後にそのキャリアを終了する。バレンシアでは優勝2回を含む表彰台7回とポールポジション3回を獲得しており、今シーズンは、エミリア・ロマーニャGPのトップ10をはじめここ3戦でポイントを獲得している。この勢いを維持し、スタンドを黄色に染める大勢のファンにいつも以上の興奮を届けたいと意気込んでいる。

    一方、シーズン終盤でチームに加入し、その初戦を除くすべてのレースでポイントを獲得してきたアンドレア・ドビツィオーゾ。今回もトップ15を目標にしながら、さらに進化を続けて好成績でシーズンを締めくくりたいところ。ここバレンシアでは2018年に優勝を果たしている。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    ファビオ・クアルタラロ
    「前回のポルティマオでは力を出し切ることができなかったので、今はウイークのスタートが待ちきれない気持ちです。今回は予選でグリッド好位置を獲得することを目標にしています。それだけで決勝には大きな違いが出てくるからです。このコースもオーバーテイクは難しいので、グリッドは前であればあるほど良いのです。シーズン最後のレースをエンジョイし、しかもできるだけ好成績で終えたいと願っています。チーム・タイトルの可能性も残っており、そのことがハード・プッシュに駆り立てるモチベーションにもなっています」

    フランコ・モルビデリ
    「ポルティマオはウイークを通じて好調でしたが、日曜日は前日までに比べてスピードが上がりませんでした。あのあとチームがデータ分析に取り組んできたので、今回その答えが出てくるのを楽しみにしています。私たちはここ数戦を、2022年のシーズン前テストの延長ととらえています。改善点を見つけて、それを解決することは前向きな進展であり、まさに私たちが取り組もうとしていることです。サンマリノGP以来のすべての仕事が、今後の私たちにとって意義あるものとなるでしょう」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「2021シーズンの最終戦を迎えることとなりました。後半戦は飛ぶように日々が過ぎていきました。バレンシアはシーズン最終戦として定着し、特別なイベントとなっています。2022シーズンのテストを始める前に、ファンの皆様にあいさつし、楽しんでもらうための最後のチャンスになるのです。当然、今シーズンを好成績で締めくくりたいと願っており、目標は非常にシンプルです。ファンの皆様にスリリングなレースをお見せし、できるだけ多くのポイントを獲得し、その結果として2021シーズンのチーム・タイトルを手にすることを目指します。難しい目標ですが、私たちはチームとして最後まで戦い続けます」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    バレンティーノ・ロッシ
    「バレンシアはいつも特別です。去年は日程変更がありましたが、通常はここが最終戦なので、いろいろな意味で難しいレースになるのです。それでも私は、ここで何度もいいレースを経験してきました。今年はこの最終戦でトップ15に入り、ポイントを獲得したいと思っています。そのためにも好天を期待しています。私にとってはMotoGP最後のレースとなりますが、気持ちはいつもと変わりません。とても長かったシーズンがついに終わるのです。それでいいと思っています。でも今年ばかりは、数日後には気分が変わっているかもしれませんね。シーズン最終戦を良い形で走り終え、ファンの皆様に”チャオ”とあいさつし、長年のサポートにお礼を言うチャンスがあるといいのですが…」

    アンドレア・ドビツィオーゾ
    「前回のポルティマオでは小さな進歩をいくつか実現できました。今回もさらに前進し、マシンによりうまく適合できるようになりたいと思っています。このように常に進化し、正しい方向性を維持して仕事に取り組み、最善の形でシーズンを終えることが重要です。最大の目標はマシンに対する自信をさらに深めることで、これも今シーズン中に達成しておきたい課題です。グランプリに復帰し、貴重な経験を積めるようになった今をエンジョイしていますが、シーズン終了も歓迎します。というのも、2022シーズンのスタートをとても楽しみにしているからです」

  • F1ドライバー、MotoGP引退レースのバレンティーノ・ロッシに賛辞

    F1ドライバー、MotoGP引退レースのバレンティーノ・ロッシに賛辞

    MotoGPのレジェンドであるバレンティーノ・ロッシは、今週末のバレンシアGP後を最後に引退する、ルイス・ハミルトンは“生ける伝説”である9回のワールドチャンピオンへの賛辞を贈った。

    サテライトチームでのバレンティーノ・ロッシの2021年シーズンはファンにすぐに忘れられてしまうかもしれないが、MotoGPでの突出した業績や激しいライバルとの戦いは永遠にファンの心に刻まれている。

    今週末のサンパウログランプリに先立ち、何人かのF1ドライバーが、全世代のライダーやレーサーにインスピレーションを与えたバレンティーノ・ロッシに心からの敬意を表した。

    「バレが引退するのは明らかに悲しいことだけど、彼の意欲、アプローチ、彼がしたことすべては信じられないものだったと思う」とルイス・ハミルトンは語った。

    「彼が長い間持っていた情熱は、あのような伝説を通して示されてきた。これまででグレイテストではないにしても、これまででグレイテストの1人だ」

    「だから、レースを観れなくなり、いつものようにスタイリッシュにライドする彼を見れなくなるのは悲しいことだ」

    「でも、彼にとっても美しい時間だと思う。彼には今家族がいるからね。彼は成長していて、築き始めている」

    ルイス・ハミルトンとバレンティーノ・ロッシ

    2019年、ルイス・ハミルトンはバレンシアのリカルド・トルモ・サーキットでバレンティーノ・ロッシとトラックデイを楽しんだ。そこではペアはマシンをスワップし、ハミルトンはヤマハMotoGPバイクに乗り、ロッシは2017年 メルセデスW08に乗った。

    「トラック上で彼と本当に特別な日を共有する特権を与えられたことに感謝している」とルイス・ハミルトンは付け加えた。

    「いつまでのその日のことは忘れない」

    ランド・ノリスは、過去にバレンティーノ・ロッシの特別ヘルメットを装着して称賛を示している。2019年、ランド・ノリスはシルバーストンで開催されたMotoGP イギリスGPでアイドルであるロッシと会っている

    「彼は僕が尊敬していた男であり、僕がこのポジションに到達するのを助けてくれた男だ。おそらく彼を見ていなければ、レーシングドライバーになるという僕の野心はそれほど高くなかっただろう」とランド・ノリスは認めた。

    「MotoGPで彼がいなくなるのは寂しい。僕たちではないと思う。彼をサポートしているファンは何百万人もいると思う。彼がパドックにいないのも寂しい」

    「そして、彼のキャラクターだ。彼がどういう男か、人々の間、ファンの間でのキャラクター、全員との時間は、彼について最高のもののひとつだと思う」

    「彼は特別な人だと思うし、彼のことを恋しく思うのは間違いないだろう」

    ランド・ノリスとバレンティーノ・ロッシl

    フェラーリは常にバレンティーノ・ロッシの心の近くにあり、過去に何度かフェラーリのF1マシンをテストしている、当時のフェラーリ社長ルカ・ディ・モンテゼーモロはバレンティーノ・ロッシに4輪への切り替えを勧めていた。

    「彼はフェラーリとの歴史があるし、F1でのレースに近づいていた」とバレンティーノ・ロッシを“生ける伝説”と呼んだカルロス・サインツはコメントした。

    「彼は今、ラリーが大好きだと聞いるので、彼がラリーをしているのを見ることができると思うし、ラリーカーで彼に会えるかもしれないので、寂しくはないだろう」

  • MotoGP:フランチェスコ・バニャイアが今季3勝目で総合2位確定

    MotoGP:フランチェスコ・バニャイアが今季3勝目で総合2位確定

    2021年 MotoGP 第17戦アルガルベGPの決勝レースが11月7日(日)にアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで行われ、フランチェスコ・バニャイアが今季3勝目を挙げた。

    気温21度、路面温度29度のドライコンディションの中、ポールポジションのフランチェスコ・バニャイアは第13戦アラゴンGP、第14戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPに続き、今季3勝目を挙げ、ランキング2位を確定させた。

    3番グリッドのジョアン・ミルは2.478秒差の2位。第13戦アラゴンGP以来4戦ぶり6度目の表彰台を獲得すれば、11番グリッドのアレックス・リンスは10.742秒差の8位。

    ドゥカティ5台がトップ9入り
    2番グリッドのジャック・ミラーは6.402秒差の3位。第7戦カタルーニャGP以来10戦ぶり4度目の表彰台を獲得すれば、5番グリッドのヨハン・ザルコは7.882秒差の5位。4番グリッドのホルヘ・マルティンは10.144秒差の7位。13番グリッドのエネア・バスティアニーニは13.840秒差の9位。12番グリッドのルカ・マリーニは12位。

    アレックス・マルケスが今季最高位
    8番グリッドのアレックス・マルケスは6.453秒差の4位。今季の最高位を獲得すれば、 6番グリッドのポル・エスパルガロは9.573秒差の6位。最後尾22番グリッドの中上貴晶は20.912秒差の11位。20番グリッドのステファン・ブラドルは15位。

    KTM3台が転倒
    10番グリッドのイケル・レクオナは、11番手走行中の23ラップ目13コーナーでインサイドから追い抜こうとした際に転倒。17番グリッドのミゲール・オリベイラは巻き込まれ、レースディレクションは赤旗を提示。レース走行距離の75%を超えていたことからレースが終了すれば、15番グリッドのダニロ・ペトルッチは、1ラップ目の4コーナーで今季9度目の転倒。19番グリッドのブラッド・ビンダーは14.487秒差の10位に入り、KTM勢で唯一の完走。

    ファビオ・クアルタラロが今季初の転倒リタイア
    16番グリッドのバレンティーノ・ロッシは22.752秒差の13位。3戦連続9度目のポイント圏内に進出すれば、21番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾは14位。9番グリッドのフランコ・モルビデリは17位。

    7番グリッドのファビオ・クアルタラロは、6番手走行中の21ラップ目5コーナーで今季5度目の転倒を喫し今季初めての0ポイント、昨年11月の第14戦バレンシアGP以来となる転倒リタイア。

    アプリリアは16位と転倒リタイア
    18番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは26.828秒差の16位。14番グリッドのアレイシ・エスパルガロは、15番手走行中の8ラップ目1コーナーで転倒リタイア。

    チャンピオンシップ
    ライダー部門はバニャイアの総合2位、ミルの総合3位が決定。コンストラクター部門は、ドゥカティが6勝目を挙げてタイトル防衛に成功すれば、チーム部門はドゥカティのファクトリーチーム、ドゥカティ・レノボ・チームが41ポイントを加算してトップに浮上。

    ルーキー・オブ・ザ・イヤー部門は、バスティアニーニとマルティンのギャップが3ポイント差に接近。インディペンデントライダー部門は、ザルコが2018年以来3年ぶりにタイトルを奪回。

    シーズンファイナルラウンド
    最終戦バレンシアGPは、サーキット・リカルド・トルモで来週末の11月12日に初日、13日に公式予選、14日に決勝レースを開催。決勝レース後にはチャンピオン写真撮影、『FIM MotoGP Award』が開催され、11月18日から2日間、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトでオフィシャルテストが予定されている。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 F・バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati 38’17.720
    2 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 2.478
    3 J・ミラー Ducati Lenovo Team Ducati 6.402
    4 A・マルケス LCR Honda CASTROL Honda 6.453
    5 J・ザルコ Pramac Racing Ducati 7.882
    6 P・エスパルガロ Repsol Honda Team Honda 9.573
    7 J・マルティン Pramac Racing Ducati 10.144
    8 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 10.742
    9 E・バスティアニーニ Esponsorama Racing Ducati 13.840
    10 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM 14.487
    11 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSU Honda 20.912
    12 L・マリーニ SKY VR46 Esponsorama Ducati 22.450
    13 V・ロッシ Petronas Yamaha SRT Yamaha 22.752
    14 A・ドビツィオーゾ Petronas Yamaha SRT Yamaha 26.207
    15 S・ブラドル Repsol Honda Team Honda 26.284
    16 M・ビニャーレス Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 26.828
    17 F・モルビデリ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 27.863
     DNF F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 3 laps
  • MotoGP:フランチェスコ・バニャイアが5戦連続ポールポジション

    MotoGP:フランチェスコ・バニャイアが5戦連続ポールポジション

    2021年 MotoGP 第17戦 アルガルベGPの公式予選が11月6日(土)にアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで行われ、フランチェスコ・バニャイアが5戦連続となるポールポジションを獲得した。

    気温19度、路面温度27度のドライコンディションの中、フリー走行総合1番手のフランチェスコ・バニャイアがオールタイムラップレコード(1分38秒862)を0.137秒更新する1分38秒725のトップタイムをマーク。第13戦アラゴンGPから5戦連続6度目のポールポジションを奪取した。

    ドゥカティ4台がトップ5入り
    フリー走行総合4番手のジャック・ミラーは0.104秒差の2番手に入り、ドゥカティのファクトリーチーム、ドゥカティ・レノボ・チームが2戦連続4度目の予選1-2番手に進出。

    フリー走行総合10番手のホルヘ・マルティンは0.193秒差の4番手。フリー走行総合13番手のヨハン・ザルコは公式予選1で1番手、公式予選2で0.193秒差の5番手。フリー走行総合9番手のルカ・マリーニは14コーナーで今季7度目の転倒を喫して12番手。

    ジョアン・ミルが今季初の1列目
    フリー走行総合3番手のジョアン・ミルは0.168秒差の3番手。プレミアクラスで予選最高位を獲得すれば、フリー走行総合7番手のアレックス・リンスは0.924秒差の11番手。

    ファビオ・クアルタラロがタイトル奪取
    フリー走行総合2番手のファビオ・クアルタラロは0.406秒差の7番手。年間の予選最速者を決定する『BMW M Award』のタイトルを2年連続して獲得すれば、フリー走行総合6番手のフランコ・モルビデリは0.596秒差の9番手。

    ホンダ2台が3列目に進出
    フリー走行総合8番手のポル・エスパルガロは0.333秒差の6番手。フリー走行4で転倒を喫した後に2戦連続の2列目を確保すれば、フリー走行総合5番手のアレックス・マルケスは0.466秒差の8番手に入り、プレミアクラスで自己最高位に進出。

    フリー走行総合12番手のイケル・レクオナは公式予選1で2番手、公式予選2で10番手。

    公式予選1
    フリー走行総合14番手のエネア・バスティアニーニは0.153秒差の3番手。フリー走行総合16番手のアレイシ・エスパルガロは4番手。

    フリー走行総合19番手のバレンティーノ・ロッシは6番手。フリー走行総合15番手のミゲール・オリベイラは7番手。フリー走行総合21番手のマーベリック・ビニャーレスは8番手。フリー走行総合18番手のブラッド・ビンダーは3ラップ目の3コーナーで今季9度目の転倒を喫して9番手。

    フリー走行総合11番手の中上貴晶は、6ラップ目の5コーナーで今季11度目の転倒を喫して0.879秒差の12番手だった。

  • MotoGP:ファビオ・クアルタラロが初日トップタイムをマーク

    MotoGP:ファビオ・クアルタラロが初日トップタイムをマーク

    2021年 MotoGP 第17戦アルガルヴェGPのフリー走行が11月5日(金)にアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルベで行われ、ファビオ・クアルタラロが初日トップタイムをマークした。

    気温20度、路面温度28度のドライコンディションの中、今季初めて1番手発進を決めたファビオ・クアルタラロが最多の21ラップを周回して週末2度目、今季24度目のトップタイムをマーク。第12戦イギリスGP以来今季2度目となる初日総合1番手に進出した。

    フランチェスコ・バニャイア連続2番手
    フリー走行1で2番手のフランチェスコ・バニャイアは、18ラップを周回して0.132秒差の2番手。フリー走行1で3番手のジャック・ミラーは0.221秒差の3番手を維持。フリー走行1で13番手のヨハン・ザルコは0.499秒差の6番手に浮上。フリー走行1で6番手のルカ・マリーニは15番手に後退。

    ルーキー・オブ・ザ・イヤーを争う2人、フリー走行1で17番手のホルヘ・マルティンは11番手。フリー走行1で20番手のエネア・バスティアニーニは16番手。

    スズキ勢初日好発進
    フリー走行1で5番手のジョアン・ミルは、20ラップを周回して0.290秒差の4番手。フリー走行1で4番手のアレックス・リンスは0.786秒差の10番手。

    ホンダ勢3台がトップ10入り
    フリー走行1で7番手のポル・エスパルガロは、20ラップを周回して0.402秒差の5番手。フリー走行1で11番手のアレックス・マルケスは0.652秒差の7番手。

    フリー走行1で12番手の中上貴晶は、19ラップを周回して0.732秒差の9番手。フリー走行1で21番手のステファン・ブラドルは18番手。

    フリー走行1で10番手のアレイシ・エスパルガロは、18ラップを周回して0.679秒差の8番手。フリー走行1で8番手のマーベリック・ビニャーレスは0.894秒差の14番手。

    フリー走行1で9番手のフランコ・モルビデリは12番手に後退。フリー走行1で22番手のバレンティーノ・ロッシは21番手。フリー走行1で19番手のアンドレア・ドビツィオーゾは22番手。

    KTMの最高位はダニロ・ペトルッチの13番手
    フリー走行1で16番手のダニロ・ペトルッチは、20ラップを周回して13番手。フリー走行1で15番手のブラッド・ビンダーは17番手。フリー走行1で18番手のミゲール・オリベイラは19番手。フリー走行1で14番手のイケル・レクオナは20番手だった。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’39.390
    2 F・バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati 1’39.522
    3 J・ミラー Ducati Lenovo Team Ducati 1’39.611
    4 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’39.680
    5 P・エスパルガロ Repsol Honda Team Honda 1’39.792
    6 J・ザルコ Pramac Racing Ducati 1’39.889
    7 A・マルケス LCR Honda CASTROL Honda 1’40.042
    8 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’40.069
    9 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSU Honda 1’40.122
    10 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’40.176
    11 J・マルティン Pramac Racing Ducati 1’40.179
    12 F・モルビデリ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’40.225
    13 D・ペトルッチ Tech 3 KTM Factory Racing KTM 1’40.231
    14 M・ビニャーレス Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’40.284
    15 L・マリーニ SKY VR46 Esponsorama Ducati 1’40.323
    16 E・バスティアニーニ Esponsorama Racing Ducati 1’40.467
    17 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’40.498
    18 S・ブラドル Repsol Honda Team Honda 1’40.700
    19 M・オリベイラ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’40.935
    20 I・レクオーナ Tech 3 KTM Factory Racing KTM 1’41.097
    21 V・ロッシ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’41.174
    22 A・ドビツィオーゾ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’41.214
  • MotoGP:ヤマハ 2021年 第17戦 アルガルベGP プレビュー

    MotoGP:ヤマハ 2021年 第17戦 アルガルベGP プレビュー

    Monster Energy Yamaha MotoGP、アルガルベへ準備万端 
    Monster Energy Yamaha MotoGPのファビオ・クアルタラロとフランコ・モルビデリは今週末、今季2回目の開催となるアルガルベ・インターナショナル・サーキットへ向かい、第17戦に出場する。

    クアルタラロは2週間前の第16戦エミリア・ロマーニャGPですでにチャンピオンを決めており、今回はチーム・タイトルとコンストラクターズ・タイトル獲得に集中する。

    Monster Energy Yamaha MotoGPは第16戦終了時点で13ポイントをリードしてランキング・トップ。Yamahaはコンストラクターズ・ランキングで、トップから12ポイント差の2位につけている。クアルタラロは今年4月に同サーキットで行われた第3戦ポルトガルGPで優勝しており、自身の活躍でトリプル・クラウンを目指す。

    チームメイトのモルビデリは怪我から復帰後、着実に前進し、前回のエミリア・ロマーニャGPではファクトリー・ヤマハ加入後、初めてのポイントを獲得した。レース距離を走り切ることは依然として簡単ではなく、また高低差の激しいアルガルベは高いハードルとなるが、2週間の休養を経て戦いに備えている。昨年は同サーキットで3位を獲得。今シーズン第3戦も4位と健闘している。

    アルガルヴェ・インターナショナル・サーキットは、車で30分ほどの場所にある港町、ポルティマオの名で知られている。2008年に開設後、昨年、初めてMotoGPを開催すると、その高低差の激しさでライダーとレースファンを魅了した。合計15のコーナー(9つの右コーナーと6つの左コーナー)があり、フロントストレートに続く下りの第1コーナーは重要な見どころとなる。

    ロッシとドビツィオーゾ、今季最後の2連戦へ
    MotoGPの2021シーズンもあと2戦を残すのみ。PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのバレンティーノ・ロッシとアンドレア・ドビツィオーゾは今週末、ポルトガルはアルガルベ・インターナショナル・サーキットで開催される第17戦アルガルベGPに臨む。

    今年4月に同サーキットで行われた第3戦ポルトガルGPは転倒リタイアに終わったロッシだが、昨年の同大会では12位、また2週間前のエミリア・ロマーニャGPでは10位と健闘しており、今回もポイント獲得が期待される。

    一方のドビツィオーゾはYZR-M1での同大会出場は今回が初めてとなるが、昨年はグリッド4番手から挽回して6位を獲得している。今シーズンのここ2戦はいずれもポイント圏内でゴールするなど調子を上げてきており、今回も引き続き進化を目指す。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    ファビオ・クアルタラロ
    「少し時間がかかりましたが、2021MotoGPタイトルの実感がようやく湧いてきました。今はもうランキングやポイントのことを考えなくてすむようになったので、今年4月にここを訪れたときと同じような心持ちで臨むことができそうです。シーズン序盤と同様にまた優勝を目指し、チームとコンストラクターのタイトル獲得のために戦いたいと思います。第3戦ポルトガルGPでは素晴らしいレースができました。ペースもとても速かったので今週も楽しみです」

    フランコ・モルビデリ
    「エミリア・ロマーニャGPはすべてにおいて、とても素晴らしい戦いになりました。マシンのフィーリングが向上し、決勝序盤のペースも良くなりました。膝の状態も日に日に良くなっており、着実に前進しています。それでもここポルティマオ(アルガルベ)は厳しい戦いになるでしょう。激しい高低差がどれほど負担になるか想像ができませんが、いつもエンジョイしてきたこのコースを楽しみにしています」

    マッシモ・・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「私たちは依然としてクアルタラロ選手のチャンピオン獲得を喜び、この上ない幸せを感じながらポルティマオに向かっています。シーズン終了を待たずにライダー・タイトルを決めることができたので、これからはチームとコンストラクターのタイトルに集中していきます。最大限の成績を目指していますが、クアルタラロ選手は第3戦で見事な優勝を果たしているので、今回もトップを狙える自信があります。モルビデリ選手もまた、ここでいつも好成績を残しています。しかしながら今回は怪我を抱えながらの出場になるので、この特殊なレイアウトの膝への影響を注意深く観察しながら臨まなければなりません。いずれにしてもチームとしてハードワークに励み、最大限を引き出したいと思っています」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    バレンティーノ・ロッシ
    「ここは難しいコースで、ほかのサーキットにはない非常に特徴的なところがいくつかあります。今年はここで2回のレースが行われますが、その1回目は決して悪くありませんでした。決勝では残念ながら転倒してしまったのですが、その前はトップ10まで上がるなど好調な走りができていました。今回の目標は、いいレースをして少しでも前を目指していくことです。前回は、とくに日曜日はフィーリングが良かったので、今回もその好調を再現し、ミサノのように好成績を獲得したいと思っています」

    アンドレア・ドビツィオーゾ
    「アルガルベ・インターナショナル・サーキットはとてもユニークなコースです。とくに未だYZR-M1のセッティングを学んでいる最中の私には、このマシンがここで、どのようなことになるか見当がつきません。前回のミサノでは路面コンディションの変化に対応することができず、現時点ではライバルたちとの戦いは難しい状況です。今回こそは一歩、前進したいと思っています。そのためにも少しでも多くの周回を走りたいので、フリープラクティスが好天に恵まれるよう願っています」

  • MotoGP:ホンダ 2021年 第17戦 アルガルベGP プレビュー

    MotoGP:ホンダ 2021年 第17戦 アルガルベGP プレビュー

    マルク・マルケスを欠く中でHomda勢が今季2度目のアルガルベに臨む 
    MotoGP 第17戦アルガルベGPが、11月5日(金)から7日(日)までの3日間、ポルトガルのアルガルベ・インターナショナル・サーキット(以下、アルガルベ・サーキット)で開催される。

    アルガルベ・サーキットでロードレース世界選手権(WGP)が初めて開催されたのは2020年。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大幅に日程が変わり、最終戦ポルトガルGPとして開催された。

    今年は4月に第3戦ポルトガルGPが開催されているが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止になった大会も多く、第17戦アルガルベGPの開催が決まった。

    今季同一サーキットで2度大会が開催されるのは、カタールのロサイル・サーキット、オーストリアのレッドブル・リンク、イタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリに続き4番目となる。アルガルベ・サーキットは、08年にスーパーバイク世界選手権(WSBK)が初めて開催され、以来、WSBKの舞台として定着した。昨年からはコロナ禍の中、MotoGP、そしてF1も開催されている。

    ポルトガル南部に位置するアルガルベ・サーキットは、1周4.592km。起伏に富み、ブラインドコーナーの多い難コース。バリエーション豊かなコーナーが連続するテクニカルコースとして知られ、ライダーの好みがはっきりと分かれる。

    ポルトガルGPは、1987年にスペインのハラマ、88年にスペインのヘレスで開催された。そして2000年から12年まではポルトガルのエストリルで13年連続で開催され、アルガルベの3大会を含め、これが通算18回目となる。

    前戦エミリア=ロマーニャGPで2位になったポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)が、2戦連続表彰台と初優勝に挑む。前戦エミリア=ロマーニャGPでは、不安定なコンディションとなった予選で4番グリッドを獲得すると、チームメートのマルク・マルケス(Repsol Honda Team)に続いて2位でフィニッシュ。Repsol Honda Teamとしては今季初、17年のアラゴンGP以来、4年ぶりの1-2フィニッシュを果たした。

    今年はRC213Vのセットアップを進めながら着実にリザルトを上げてきた。後半戦に入ると第12戦イギリスGPでは今季初PPから5位でフィニッシュ。第14戦サンマリノGPでは、予選6番手から7位になるなど、トップグループを視野に入れる走りを見せていた。KTMで参戦した昨年の最終戦ポルトガルGPでは、予選9番手、決勝4位という結果を残している。前戦エミリア=ロマーニャGPで自己ベストとなる2位でフィニッシュしたポル・エスパルガロが、念願の初優勝に挑む。

    チームメートのマルク・マルケスは今大会を欠場する。アメリカズGP、エミリア=ロマーニャGPと2連勝中のマルク・マルケスは、10月30日(土)に行ったモトクロストレーニングで激しく転倒、脳震とうを起こした。医師とチームは念のため、完全に回復するのを待って復帰することを決断。MotoGPクラスで6度のタイトルを獲得しているマルク・マルケスは、昨年7月のスペインGPで右上腕を骨折、長いリハビリを行い、今年4月のポルトガルGPで復帰した。以来、今季3勝を挙げて調子を上げてきているだけに残念な欠場となった。

    代役としてテストライダーのステファン・ブラドルが出場する。ブラドルは、今季4戦に出場している。開幕戦カタールGP、第2戦ドーハGPは、マルク・マルケスの代役として出場し、11位&14位。その後、第4戦スペインGPにワイルドカードで出場して12位、第14戦サンマリノGPで14位とすべてのレースでポイントを獲得、マシン開発に大きな貢献を果たしている。昨年はマルク・マルケスの代役として13大会に出場して最終戦ポルトガルGPでは予選6番手、決勝7位という結果を残している。今季5回目の出場、そして2年連続で出場するアルガルベ・サーキットでどんな走りを見せてくれるのか注目される。

    16戦を終えて、第4戦スペインGPの4位を最高位に総合15位につける中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、初表彰台獲得に挑む。今年はマシンのセットアップが決まらず、思うような走りができなかった。しかし、後半に入ってからは、得意とする中高速コーナーで速さを発揮できるようになり、アメリカズGPで予選5番手になるなど、着実に調子を上げている。その走りをなかなか結果につなげられないレースが続いているだけに、今大会は大きなステップを刻む意気込みだ。昨年の最終戦ポルトガルGPでは、エスパルガロを追撃し、5位でフィニッシュしている。「この2連戦は来季につながる走りをしたい」と意気込む中上の走りに注目だ。

    昨年、MotoGPルーキーで2度の表彰台を獲得しているアレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)が、終盤の2連戦で今季最高の走りに挑む。今年は新品タイヤのパフォーマンスをうまく活かせず、一発のタイムが要求される予選で苦戦。いいグリッドを獲得できず、決勝レースも厳しい戦いが続いている。ユーズドタイヤでは上位を狙える走りをしているだけに、来季に向けてウイークポイント克服に挑む。

    アレックス・マルケスは、今年の4月に行われた第3戦ポルトガルGPでは8位でフィニッシュ。昨年の最終戦ポルトガルGPでも9位と2戦連続でシングルフィニッシュを果たしている。3回目となる今大会は、予選でいいグリッドを獲得し、今季初表彰台を目指す。

    ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)
    「ミサノではすばらしい週末を過ごすことができました。Hondaの実力を示すことができましたが、また新しいチャレンジが待っています。今年はすでにポルトガルでレースをしているので、トラックの知識があるのはいいことですが、でもミサノに比べると少し難しいかも知れません。前回ここに来たときとはコンディションが違います。そのためどのような調整が必要なのか理解しなければなりません。残り2戦へ向けてモチベーションはとても上がっていますし、チームに再びいい結果をささげたいです。マルクが早く回復することを願っています」

    ステファン・ブラドル(Repsol Honda Team)
    「まずはマルクが早く回復してサーキットに戻ってくることを願っています。ポルティマオは2020年の終わりにはいい結果を残すことができた楽しいサーキットなので、再び走るのが楽しみです。このサーキットは簡単ではありませんが、今年はレースとテストの間にマシンに乗る時間がたくさんありました」

    中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)
    「ポルティマオでまたレースができるのでワクワクしています。前回は少し運がありませんでした。今シーズンは残り2戦のみとなりました。全力でがんばります。今週末がとても楽しみです。ジェットコースターに乗る準備はできています」

    アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)
    「今年ポルティマオでレースを行うのは2度目になるので、昨年と比べて、僕とマシン、そしてパッケージ全体がどう改善されたかを確認するのが楽しみです。前回のミサノはとても残念でした。ミサノのことは忘れて、残りの2レースでいい走りをしたいです。2週連続のレースへ向けてモチベーションはとても上がっています。とても興味深い2連戦です。このサーキットは大好きなサーキットです。アップダウンが激しくとてもテクニカルなサーキットなので、常に全力で集中することが求められます。いい走りを見せられることを願っています」