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  • MotoGP:ホンダ 2022年 第14戦 サンマリノGP 予選レポート

    MotoGP:ホンダ 2022年 第14戦 サンマリノGP 予選レポート

    小雨が断続的に降る不安定なコンディションの中で行われた予選で、ホンダ勢は思うようなパフォーマンスを発揮できず、今大会も厳しいグリッドから決勝に挑むことになった。

    ホンダ勢トップは、アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)で16番手。今大会もタイムが接近する戦いとなったが、2日目のフリー走行、予選は、断続的に小雨が降る微妙なコンディションとなり、アタックのタイミングが難しい一日となった。

    その中で、一日ライディングを楽しめたというアレックス・マルケスは、大接戦のフリー走行では総合14位。予選Q1は接戦の中で6番手に終わり、Q2進出を果たせず16番グリッドが確定した。しかし、連続ラップでは相変わらず安定したタイムで周回しており、追い上げのレースが期待される。今年はここまで13戦して9回のポイント獲得を果たしている。今季ベストは第5戦ポルトガルGPの7位だが、今大会は今季ベストに挑む。

    初日11番手とまずまず手応えある走りを見せたポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)は、フリー走行では総合12番手。転倒がなければダイレクトでのQ2進出も可能だったが、Q1からの予選となり、19番グリッドとなった。不安定な天候の中で行われたQ1では、100%のアタックができなかった。厳しいグリッドからの決勝となるが、追い上げのレースに挑む。

    マルク・マルケス(Repsol Honda Team)の代役として出場のステファン・ブラドル(Repsol Honda Team)は、さまざまなセッティングにトライしながらのセッションとなったが、FP1からFP3まで着実にタイムを更新して総合19番手。15台が出場した予選Q1では不安定な天候の中で10番手タイムをマーク。20番グリッドを獲得した。

    初日16番手の中上貴晶は、ポジションアップを目指したが、22番グリッドへと後退した。午前中に行われたFP3で中上は、初日のベストタイムをわずかに更新したが、全体的にタイムが上がったことで20番手へと後退。15台が出場した予選Q1では、断続的に小雨が降る微妙な天候の中で完ぺきなアタックができず12番手に終わり、22番グリッドが確定した。

    初日のフリー走行では、異なるセッティングにトライして、セットアップの方向性を見いだした。しかし、この日はコンディションも変わり、コーナーの進入から立ち上がりまで、RC213Vのパフォーマンスを発揮できなかった。

    ホンダ勢の4選手は、今大会も厳しいグリッドからのスタートとなるが、朝のウォームアップで最後の調整を行い、決勝では追い上げのレースに挑む。

    アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)
    「午前中のFP3はかなりよい走りができました。Q2進出まであと一歩でした。昨日に引き続き、2日目もしっかり走れたのでとてもよかったです。ライディングも楽しめました。明日の目標は10位から15位の間に入ることです。しっかりとレースをする。この気持ちを忘れず、最初からプッシュしていくつもりです。決勝も全力を尽くします」

    ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)
    「今日はかなりポテンシャルがあったと思います。しかし、結果的に多くのピースが足りず、うまくまとまりませんでした。FP3は戦略を失敗してしまいました。1周目が結局ファステストでしたが、あまりいいフィーリングがありませんでした。2本目のタイヤの方がいいフィーリングがあったのですが、転倒してしまいました。午後の予選は最初のアタックを慎重に行ったのが失敗でした。そのあと雨が降り始めてしまいとても残念でした。明日の決勝はベストを尽くしてできることを最大限発揮したいと思います」

    ステファン・ブラドル(Repsol Honda Team)
    「今日も前進することができて、とてもよかったです。雨が降り始め、それ以上前進できずとても残念でした。こうしたことはたまに起きることです。フルスピードも見せることができませんでした。明日のレースが楽しみです。前にいる何人かのライダーたちよりもいいペースがありますが、でもミサノのオーバーテイクは難しいです。また天気とも戦わなければなりません」

    中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)
    「厳しい日でした。FP3ではマシンを改善しよう努力しました。その結果、何か所かでライディングを改善することができましたが、アタックラップでは一周をうまくまとめることができませんでした。Q1は最初のコースインのときに雨が少し降っていました。トリッキーなコンディションで、ベストタイムを出すことができませんでした。ポジションはかなり後方ですが、このサーキットは好きなコースです。決勝ではいいスタートを切って、最高のパフォーマンスができるようにがんばります」

  • MotoGP:ジャック・ミラーが4年ぶりにポールポジション獲得

    MotoGP:ジャック・ミラーが4年ぶりにポールポジション獲得

    2022年 MotoGP 第14戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの公式予選が9月3日(土)にミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで行われ、ジャック・ミラー(Ducati Lenovo Team)がポールポジションを獲得した。

    気温24度、路面温度28度のドライコンディションの中、今季初めてフリー走行総合1番手に進出したジャック・ミラーが週末2度目、今季5度目のトップタイムをマーク。

    ジャック・ミラーは、2018年4月の第2戦アルゼンチンGP以来(82戦ぶり)プレミアクラスで2度目、キャリア通算186戦目で10度目のポールポジションを獲得。シーズン最多を記録した2020年以来、今季8人目のポールシッターとなった。

    ドゥカティ勢がトップ7に6台が進出
    フリー走行総合2番手のフランチェスコ・バグナイアペナルティは0.015秒差の2番手。ドゥカティ・レノボ・チームが第7戦フランスGP以来今季2度目の1番手と2番手に進出したが、フリー走行1の低速走行が理由でグリッドポジションを3つ降格するペナルティが科せられていることから、明日は2列目5番グリッドからスタート。

    フリー走行総合3番手のエネア・バスティアニーニは0.115秒差の3番手、2戦連続3度目の1列目を獲得すれば、フリー走行総合11番手のマルコ・ベツェッキは公式予選1で1番手、公式予選2で4番手まで挽回。フリー走行総合6番手のヨハン・ザルコは0.270秒差の6番手。フリー走行総合13番手のルカ・マリーニは公式予選1で2番手、公式予選2で7番手に進出。

    2台が6戦連続して公式予選2に2台が進出したアプリリアは、フリー走行総合7番手のマーベリック・ビニャーレスが0.219秒差の5番手。フリー走行総合8番手のアレイシ・エスパルガロは0.678秒差の9番手。

    フリー走行総合4番手のファビオ・クアルタラロは0.347秒差の8番手。フリー走行総合9番手のフランコ・モルビデリは、開幕戦カタールGP以来今季2度目となる公式予選2に出走すると1.452秒差の11番手に進出。

    フリー走行総合10番手のミゲール・オリベイラは、第5戦ポルトガルGP以来、公式予選2に直接進出して0.876秒差の10番手。フリー走行総合5番手のアレックス・リンスは1.539秒差の12番手。

    公式予選1
    フリー走行総合15番手のホルヘ・マルティンは、フランスGP以来今季4度目の公式予選1でトップタイムから0.315秒差の3番手。フリー走行総合18番手のファビオ・ディ・ジャンアントニオは4番手。フリー走行総合17番手のブラッド・ビンダーは5番手。フリー走行総合25番手の渡辺一樹は、4.328秒差の13番手。

    ホンダ、3戦連続して4台が公式予選1に出走
    フリー走行総合14番手のアレックス・マルケスは、3ラップ目の3コーナーで今季15度目の転倒を喫して6番手。フリー走行総合12番手のポル・エスパルガロは9番手。フリー走行総合19番手のステファン・ブラドルは10番手。フリー走行総合20番手の中上貴晶は1.523秒差の12番手だった。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 J・ミラー Ducati Lenovo Team Ducati 1’31.899
    2 F・バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati 1’31.914
    3 E・バスティアニーニ Gresini Racing MotoGP Ducati 1’32.014
    4 M・ベッツェッキ Mooney VR46 Racing Team Ducati 1’32.048
    5 M・ビニャーレス Aprilia Racing Aprilia 1’32.118
    6 J・ザルコ Pramac Racing Ducati 1’32.169
    7 L・マリーニ Mooney VR46 Racing Team Ducati 1’32.226
    8 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’32.246
    9 A・エスパルガロ Aprilia Racing Aprilia 1’32.577
    10 M・オリベイラ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’32.775
    11 F・モルビデリ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’33.351
    12 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’33.438
    13 J・マルティン Pramac Racing Ducati 1’32.015
    14 F・ディ・ギャナントニオ Gresini Racing MotoGP Ducati 1’32.276
    15 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’32.600
    16 A・マルケス LCR Honda Castrol Honda 1’32.631
    17 M・ピロ Aruba.it Racing Ducati 1’32.658
    18 A・ドビツィオーゾ WithU Yamaha RNF MotoGP Team Yamaha 1’32.663
    19 P・エスパルガロ Repsol Honda Team Honda 1’32.826
    20 S・ブラドル Repsol Honda Team Honda 1’32.838
    21 D・ビンダー WithU Yamaha RNF MotoGP Team Yamaha 1’33.331
    22 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSU Honda 1’33.484
    23 渡辺一樹 Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’36.289
    24 R・ガードナー Tech3 KTM Factory Racing KTM 1’44.690
    25 R ・フェルナンデス Tech3 KTM Factory Racing KTM 1’46.732
  • MotoGP:スズキ、津田拓也の日本GPへのワイルドカード出場を発表

    MotoGP:スズキ、津田拓也の日本GPへのワイルドカード出場を発表

    スズキは、9月末にもてぎで開催されるMotoGP 日本グランプリに公式テスト ライダーの津田拓也がワイルドカード出場することを発表した。

    今シーズン限りでMotoGPから撤退するスズキは、日本での最後のレースで日本人ライダーをマシンに乗せて、長年にわたってプロジェクトをサポートしてくれたすべてのファンと顧客に感謝する機会を望んでいた。

    津田拓也は、2015年にテストライダーとして参加して以来、スズキチームの重要な一員であり、彼の豊富な経験を活かして日本のレーシング&開発部門と協力してGSX-RRを構築し、シルヴァンギュントーリと提携してテストを行ってきた。2017年ヘレスで怪我をしたアレックス・リンスの代役としてMotoGPデビューを果たし、もちろんもてぎサーキットやGSX-RRの知識も豊富だ。

    39歳の津田拓也は、伝説的な鈴鹿8耐で何度も表彰台を獲得しており、2003年から全日本シリーズに参戦して成功を収めている。2022年はテストライダーとして全日本ST1000クラスに参戦し、ランキング4位につけている。これに加えて、津田は今後もバイクの性能に関する情報を生産ラインにフィードバックしていきます。

    津田拓也
    「まず、このような機会を与えてくれたスズキに感謝します。テストライダーとして開発に携わったGSX-RRで、スズキのライダーたちのMotoGPレースを観てきました。GSX-RRに乗って、日本のファンの前でレースができることをとても楽しみにしています!このレースが私たちの成長の集大成になるように、チームと一緒に最善を尽くします。」

    佐原伸一.
    「津田拓也選手は長年テストライダーとしてGSX-RRの開発に携わり、2020年のタイトル獲得を含め、スズキのMotoGPプロジェクトの成果に多大な貢献をしていただきました。津田選手には日本で特別で温かい観衆の前でライディングを楽しんでいただきたいと思います。彼は、チーム全体とともに、このワイルドカード出場を通じて開発を完了し、将来に向けてスズキの量産に技術をフィードバックします」

  • MotoGP:スズキ、負傷したジョアン・ミルの代役に渡辺一樹を起用

    MotoGP:スズキ、負傷したジョアン・ミルの代役に渡辺一樹を起用

    スズキは、MotoGP 第13戦オーストリアGPの決勝レースで転倒した際に右足首を骨折し、靭帯を損傷したことから15日間の安静が必要なジョアン・ミルの代役として、来週末にミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで開催される第14戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPに渡辺一樹を起用すると発表した。

    渡辺一樹は、2008年と2009年にワイルドカードとして日本GPの『250cc』に参戦。2010年にはレーシング・チーム・ジャーマニーから『Moto2』に4戦(アラゴンGP/日本GP/マレーシアGP/オーストラリアGP)に参戦した経験があり、今年は全日本選手権と世界耐久選手権に参戦している。

    渡辺一樹
    「最初にジョアンが怪我から早く回復することを願います。彼は注目に値する素晴らしいライダーで、直ぐにトラックに戻って来ることを願っています。ミサノで代役をするという電話をもらったときはとても嬉しく、『MotoGP』バイクをトライすることは素晴らしいこと。良いパフォーマンスができるように全力を尽くし、このチャンスを与えてくれたチームに恩返しがしたいです」

    リビオ・スッポ(チームマネージャー)
    「ジョアンがミサノで走れないことを大変残念に思い、一刻も早い回復を願います。一方で、渡辺一樹を我々のチームに迎えることを嬉しく思います。彼はスズキでの経験が豊富で、全日本でストロングなシーズンを過ごしており、数週間前の鈴鹿8時間耐久レースでは3位を獲得しました。『GSX-RR』は非常に異なる挑戦となりますが、彼が経験を最大限に活かせるように我々は全力を尽くします」

  • 小椋藍、今季2勝目でMoto2ランキング首位「完ぺきな一日だった」

    小椋藍、今季2勝目でMoto2ランキング首位「完ぺきな一日だった」

    Moto2クラスは、今季2回目のPPから決勝に挑んだ小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が、序盤、予選2番手のアロンソ・ロペス(CAG Speed Up)に先行を許すが、4周目に首位を奪い返し、後続をじりじり引き離しながら周回を重ねた。

    終盤には、小椋藍との差を縮めてきたチームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)が背後に迫る。そして、最終ラップ25周目に小椋藍を抜くが、最終コーナーで小椋藍が抜き返し、今季2勝目を挙げた。

    今大会、小椋藍は、フリー走行、予選、そして決勝と、レベルの高い走りでライバルを圧倒した。これで総合ポイントでも、今大会5位に終わったアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)に1ポイント差をつけて総合首位に浮上した。

    チームメートのチャントラもすばらしい走りだった。初日のフリー走行でトップタイムをマーク。予選は、大接戦の中で5番手だったが、連続ラップは小椋藍に勝るとも劣らないもので、その走りを見事、決勝で再現。チェッカーを受けたときの小椋藍との差は、わずか0.173秒だった。

    今年は第3戦アルゼンチンGPで、チャントラ2位、小椋藍3位でチームとしては初のW表彰台を獲得した。今大会はチームとしては初の1-2フィニッシュ。チームポイントでもRed Bull KTM Ajoをかわし、首位に浮上した。

    3位にはジェイク・ディクソン(Zinia GASGAS Aspar Team)でオランダGPから3戦連続3位。今季4回目の表彰台獲得だった。4位には、ケガから復帰したばかりのペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)。総合首位から2位にダウンのフェルナンデスが5位。アーロン・カネット(Flexbox HP40)が6位。序盤トップを走ったロペスが7位。以下、マルセル・シュローター(Liqui Moly Intact GP)、アルベルト・アレナス(Zinia GASGAS Aspar Team)、ジェレミー・アルコバ(Liqui Moly Intact GP)までがトップ10フィニッシュだった。

    小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)
    「今日は完ぺきな一日でした。とてもうれしいです。今日はペースもよく、ほとんどの周回でトップを走りました。しかし、ソムキャットがすぐ後ろにいて、僕をプッシュしてきました。彼は最終ラップに仕掛けてきましたが、うまくかわし1位でゴールしました。CEV時代からずっと一緒に走ってきているので、彼が仕掛けてくることは分かっていました。今日のレースは、僕にとってはポイントリーダーになることよりも、勝利することのほうが重要でした 」

  • フェルナンド・アロンソ、MotoGP オーストリアGPでアプリリアを訪問

    フェルナンド・アロンソ、MotoGP オーストリアGPでアプリリアを訪問

    フェルナンド・アロンソは先週末、MotoGPのオーストリアGPにアプリリアのゲストとして招待された。2回のF1ワールドチャンピオンは、彼が見たものに非常に感銘を受けたと言語った。

    フェルナンド・アロンソは、過去にホンダのMotoGPのバイクに乗ったことがあり、当時のインタビューで非常にエキサイティングだと語っていた。

    フェルナンド・アロンソは、ガールフレンドのアンドレア・シュラーガーとともに、アプリリアのMotoGPチームのCEOであるマッシモ・リヴォラに招待された。2人はフェラーリ時代に知り合い、長年の友人だ。

    MotoGPのオーストリアGPのグリッド上で、Ziggo Sport のレポーターであるロブ・バン・ガメレンから取材を受けたフェルナンド・アロンソはアロンソは「僕は彼ら(MotoGPライダー)をとても尊敬している」とコメント。

    「信じられないほどのマシンであり、ドライバーは非常に才能があり、勇敢でだ。今日のコンディションでは特にね。非常に興味深いものになるだろう」

    「マッシモ・リヴォラとは長い付き合いで、2001年に一緒に仕事を始めた。僕たちは21年間お互いをフォローしてきたけど、彼がこの1 年半にわたってここで成し遂げたことを誇りに思っている」

    「彼とチームの成功を祈っている」

  • MotoGP オーストリアGP 決勝:フランチェスコ・バニャイアが3連勝

    MotoGP オーストリアGP 決勝:フランチェスコ・バニャイアが3連勝

    MotoGP 第13戦オーストリアGPの決勝レースが8月21日(日)にレッドブルリンクで行われ、フランチェスコ・バニャイア(Ducati Lenovo Team)が優勝した。

    2番グリッドからスタートしたフランチェスコ・バニャイアは、11戦TTアッセンから3戦連続5勝目。ドゥカティが開催日程に復帰2016年から7年連続優勝を果たした。

    エネア・バスティアニーニ&ホルヘ・マルティンがリタイア
    3番グリッドのジャック・ミラーは2.163秒差の3位。24ラップ目までチームメイトをサポートするように走り、2戦連続5度目の表彰台を獲得すれば、13番グリッドのルカ・マリーニは8.348秒差の4位に入り、プレミアクラスでの最高位、インディペンデント勢の最高位を獲得。6番グリッドのヨハン・ザルコは8.821秒差の5位。20番グリッドのマルコ・ベツェッキは16.987秒差の9位に入り、3戦7度目となる新人勢の最高位に進出。10番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは11位。

    ポールポジションのエネア・バスティアニーニは、唯一前後共にソフトタイヤを選択したが、4番手を走行していた6ラップ目にコースアウトを喫した後にピットボックスに戻って今季4度目のリタイア。4番グリッドのホルヘ・マルティンは、3番手に挑戦した最終戦ラップの1コーナーで今季12度目の転倒を喫して、今季4度目の転倒リタイア。

    ファビオ・クアルタラロ2位
    5番グリッドのファビオ・クアルタラロは0.492秒差の2位に入り、3戦ぶり7度目の表彰台を獲得。ヤマハに当地での最高位をもたらすと、19番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは15位。16番グリッドのフランコ・モルビデリは26ラップ目にリタイア。21番グリッドのダーリン・ビンダーは13ラップ目に今季12度目の転倒。

    KTM、3戦連続の優勝ならず
    12番グリッドのブラッド・ビンダーは11.642秒差の7位。17番グリッドのミゲール・オリベイラは12位。23番グリッドのラウール・フェルナンデェスは18位。22番グリッドのレミー・ガードナーは6ラップ目の4コーナーで週末3度目、今季10度目の転倒を喫したが最後まで走って20位。

    ジョアン・ミルがハイサイドから転倒
    11番グリッドのアレックス・リンスは11.780秒差の8位。8番グリッドのジョアン・ミルは1ラップ目の4コーナーでハイサイドから今季11度目の転倒。右足首を強打したことから、メディカルセンターに搬送された。

    KTM、3戦連続の優勝ならず
    12番グリッドのブラッド・ビンダーは11.642秒差の7位。17番グリッドのミゲール・オリベイラは12位。23番グリッドのラウール・フェルナンデェスは18位。22番グリッドのレミー・ガードナーは6ラップ目の4コーナーで週末3度目、今季10度目の転倒を喫したが最後まで走って20位。

    ホンダ勢の最高位は14位
    25番グリッドのアレックス・マルケスは26.880秒差の14位。15番グリッドのポル・エスパルガロは16位。18番グリッドのステファン・ブラドルは17位。14番グリッドの中上貴晶は、17番手を走行していた10ラップ目に今季8度目の転倒、3度目の転倒リタイア。

    チャンピオンシップ
    総合1位ファビオ・クアルタラロは20ポイントを加算。総合2位アレイシ・エスパルガロとのアドバンテージを22ポイント差から32ポイント差に拡大。総合3位フランチェスコ・バニャイアは49ポイント差から44ポイント差に接近。

    コンストラクター部門は、ドゥカティが開幕戦から13戦連続の表彰台を獲得。総合2位ヤマハとのアドバンテージを96ポイント差に拡大すれば、チーム部門は、2戦連続ダブルポディウムのドゥカティ・レノボ・チームがアプリリア・レーシングを抜いて総合1位に浮上した。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 F・バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati 42’14.886
    2 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 0.492
    3 J・ミラー Ducati Lenovo Team Ducati 2.163
    4 L・マリーニ Mooney VR46 Racing Team Ducati 8.348
    5 J・ザルコ Pramac Racing Ducati 8.821
    6 A・エスパルガロ Aprilia Racing Aprilia 11.287
    7 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM 11.642
    8 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 11.780
    9 M・ベッツェッキ Mooney VR46 Racing Team Ducati 16.987
    10 J・マルティン Pramac Racing Ducati 17.144
    11 F・ディ・ギャナントニオ Gresini Racing MotoGP Ducati 17.471
    12 M・オリベイラ Red Bull KTM Factory Racing KTM 18.035
    13 M・ビニャーレス Aprilia Racing Aprilia 20.012
    14 A・マルケス LCR Honda Castrol Honda 26.880
    15 A・ドビツィオーゾ WithU Yamaha RNF MotoGP Team Yamaha 29.744
    16 P・エスパルガロ Repsol Honda Team Honda 30.994
    17 S・ブラドル Repsol Honda Team Honda 37.960
    18 R ・フェルナンデス Tech3 KTM Factory Racing KTM 42.082
    19 L・サバドーリ Aprilia Racing Aprilia 46.666
    20 R・ガードナー Tech3 KTM Factory Racing KTM 1 lap
    DNF F・モルビデリ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 3 Laps
    DNF D・ビンダー WithU Yamaha RNF MotoGP Team Yamaha 16 Laps
  • 小椋藍、ポール・トゥ・ウィンで2勝目 Moto2ポイントリーダーに浮上

    小椋藍、ポール・トゥ・ウィンで2勝目 Moto2ポイントリーダーに浮上

    Moto2 第13戦オーストリアGPの決勝レースが8月21日(日)にレッドブルリンクで行われ、ポールポジションの小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)がスタートからプラクティスで掴んだペースを刻んで、第6戦スペインGPに続いて2勝目、2度目のポール・トゥ・ウィンを達成。

    小椋藍は、『Moto2』の日本人ライダーでは、中上貴晶に並ぶ最多勝の2勝目を挙げ、中量級30戦目で初めて、軽量級2年目の2020年9月、第9戦カタルーニャGP以来キャリアで2度目のポイントリーダーに飛び出した。

    気温20度、路面温度22度のドライコンディションの中、5番グリッドのソムキアット・チャントラは、第2戦インドネシアGP以来となる優勝に向けて最終ラップにチームメイトの小椋藍に挑戦したが、0.173秒差の2位。第7戦フランスGP以来4度目の表彰台を獲得し、2013年から参戦するイデミツ・ホンダ・チーム・アジアが初めてのワンツーフィニッシュ、4月の第3戦アルゼンチンGP以来2度目ダブルポディウムを獲得した。

    4番グリッドのジェイク・ディクソンは7.854秒差の3位。3戦連続4度目の3位を獲得すれば、左大腿骨の骨折から復帰した6番グリッドのペドロ・アコスタは4位。

    『Moto2™』元年のトニ・エリアス以来となる4連勝を狙った3番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは8.037秒差の5位。13番グリッドのアロン・カネト、2番グリッドのアロンソ・ロペス、8番グリッドのマルセル・シュロッター、9番グリッドのアルベルト・アレナス、19番グリッドのジェリミー・アルコバがトップ10入り。

    30番グリッドの羽田太河は59.204秒差の22位。

    ウォームアップ走行で1番時計を刻んだ12番グリッドのフェルミン・アルデグエルは11ラップ目の2コーナーで週末2度目、今季9度目の転倒。

    7番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティは、3番手を走行していた17ラップ目の3コーナーで今季7度目の転倒。15番グリッドのトニー・アルボリーノは、18ラップ目の3コーナーで10番グリッドのロレンソォ・ダッラ・ポルタに追突して今季6度目の転倒。

    チャンピオンシップは、総合2位小椋藍が25ポイントを加算してポイントリーダーに浮上すれば、総合1位アウグスト・フェルナンデェスは1ポイント差の総合2位に後退。総合3位チェレスティーノ・ヴィエッティはギャップが15ポイント差から27ポイント差に広がった。

  • MotoGP:ホンダ 2022年 第13戦 オーストリアGP 予選レポート

    MotoGP:ホンダ 2022年 第13戦 オーストリアGP 予選レポート

    MotoGP 第13戦オーストリアGPの3回目のフリー走行と予選が行われたレッドブル・リンクは、雲の多い一日となったが、すべてのセッションがドライコンディションで行われた。

    初日は不安定な天候だったが、この日は完全なドライコンディション。午前中に行われた3回目のフリー走行は、予想通り、一気にタイムは上がり、トップから1秒差に19台という大接戦となった。その接戦の中でホンダ勢はトップ10に入れず、Q1からQ2を目指すことになった。

    しかし、15台が出走したQ1もトップから8番手までが0.5秒差という大接戦。その中で中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)がトップから0.159秒差の4番手、ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)が0.244秒差の5番手、そして8番手には、トップから0.578秒差でステファン・ブラドル(Repsol Honda Team)、Q1でセッション開始早々に転倒したアレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)は最下位15番手という結果だった。

    Q1からQ2に進出するためには上位2番手までに入らなくてはならず、この時点でホンダ勢のグリッドは確定しました。中上14番手、ポル・エスパルガロ15番手、ステファン・ブラドル18番手、アレックス・マルケスは25番手。ホンダ勢にとっては、今大会も厳しい予選となったが、ホンダ勢は限界まで挑み、ベストを尽くした。

    苦戦した要因の一つは、コーナーの立ち上がりでスピニングに苦しんだこと。この区間のタイムロスがポジションに影響した。

    その中でホンダ勢トップの中上貴晶は、3回目のフリー走行では一時4番手までポジションを上げたが、セッション終盤には12番手までポジションダウン。その結果、Q1からの予選となり、Q1では15台中4番手。Q2進出には、わずか0.040秒届かなかった。中上貴晶は明日のウォームアップで最後の調整を行い、今季ベストに挑む。

    エスパルガロもQ2進出まで0.125秒届かず。今年の厳しい戦いを実感させるQ1となった。そして今季ベストの18番手につけたブラドルも、Q2進出まで0.459秒差。最下位25番グリッドに終わったアレックス・マルケスは、決勝に向けて重要なセッションとなるFP4で13番手につけているだけに、他のHonda勢同様、追い上げのレースが期待される。

    中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)
    「FP3でベストを尽くしましたが、10番手の選手とわずか0.047秒差。Q1でもベストを尽くしましたが、0.040秒差でQ2進出を逃しました。もう少しだったので残念です。でもベストは尽くせたし、決勝に向けてのレースペースもいいので、決勝では追い上げのレースに挑みます。まだ、マシンで理解しなければならないことや小さな改善点があるので、明日のウォームアップで最後の調整を行い、決勝に挑みます。レースがとても楽しみです。いい結果を残せることを願っています」

    ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)
    「今回も難しい土曜日になりましたが、いつものように全力でプッシュしました。今日のHonda勢トップはタカでした。僕たちより少し速かったです。お互い限界に近い走りをしていたと思います。しかし、現状、トップグループにはいないのでウォームアップで前進しなければなりません。特にスピニングの改善に取り組む必要がありますが、レースは接戦となると思うのでとても楽しみです。グリッドに並び、いつものようにベストを尽くします」

    ステファン・ブラドル(Repsol Honda Team)
    「これまで経験してきたようなリザルトですが、僕はどんどん速くなっています。引き続きこの調子で明日も全力で戦い、ポイント獲得を目指します。まだやらなければならない仕事があります。トラックは今のところ僕の味方をしてくれませんが、それは仕方ありません。明日はスタートから激しいバトルになると思います。1周目が特に重要になります。明日何ができるか考えてがんばります。そしてミサノのことも考えてレースを戦いたいです」

    アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)
    「今日はとてもポジティブな日でした。それは、リザルトではなく、フィーリングと我々が取り組んだ仕事に関してです。持っていたすべての洞察力とインフォメーションを使いました。引き続き仕事に取り組む必要があります。今日は予選でミスをしたのでチームに謝らなければなりません。このようなミスはいけません。転倒でアタックラップを1周もできなかったのでチームに謝りたいです。でも明日へ向けてとてもいいレースペースがあります。それはFP4で見せることができました。とても自信があります。ペースに取り組み続ける必要があります。明日はいいスタートを切り、最後まで110%でがんばります」

  • F1との相違点は? MotoGPが2023年からスプリントレースを導入

    F1との相違点は? MotoGPが2023年からスプリントレースを導入

    MotoGPは、2023年から新たなスポーツフォーマットとなる『スプリントレース』を導入することを正式発表した。

    開催日程と週末の形式は維持されるが、各グランプリの土曜15時00分にスプリントレースを開催。走行距離はレース距離の50%。15分間のグリッド手順があり、競技規則は日曜のフルレングスのレースと同じ。ポイントは次の通り。

    1位: 12ポイント
    2位: 9ポイント
    3位: 7ポイント
    4位: 6ポイント
    5位: 5ポイント
    6位: 4ポイント
    7位: 3ポイント
    8位: 2ポイント
    9位: 1ポイント

    スプリントレースは、グランプリレースのグリッドを決定せず、現行の予選方式(公式予選1/公式予選2)を維持。

    スプリントレースの導入により、ファンと放送局にトラック内外で可能な限り最高の体験を提供できるようになり、金曜、土曜、日曜のトラックアクションは最大のスペクタクルに焦点を当て、最高の『MotoGP』を提供する。

    さらに、新しいフォーマットは、イベント全体でファン、放送局、メディアに関与する機会を増やし、『Moto2』と『Moto3』の知名度を低下させることなく、『MotoGP』の知名度のさらに高める。

    2023年レースウィークエンド
    MotoGPクラスは、金曜に2度のプラクティスセッション(フリー走行)を実施。走行時間が拡大され、2度のセッションのタイムシートを組み合わせることで、公式予選2への直接進出を決定され、金曜の重要性と露出を高める。

    土曜の午前に、プレミアクラスは30分間のフリープラクティス(現行のフリー走行4)が1回行われ、続いて、公式予選1と公式予選2を実施。その後、スプリントレースが15時00分に開催され、土曜の素晴らしいトラックアクションを提供する。

    日曜は、『Moto3』、『Moto2』、『MotoGP』のグランプリレースが開催され、『MotoGP』を各イベントの最後のレースとして実施し、表彰式の改善、トラック上でのセレブレーション、ファンのトラック入場を可能とすることも目標に設定。

    F1との類似点と相違点
    F1では“ファン・エクスペリエンスの向上”を目標に2021年から土曜日に走行距離100km・約30分の『スプリント』レースを導入。決勝のスターティンググリッドを決定するとともに、ドライバーにはポイントも付与される。

    F1の『スプリント』は非常にエキサイティングであることが証明されているものもあれば、行列として最もよく説明されているものもある。いずれにせよ、MotoGP の F1 からの「借用」の見方は、ソーシャル メディアでは意見が割れている。

    すでに確定している大きな違いは、MotoGP ではすべての週末にスプリントが行われ、実際には日曜日のグリッドを形成する「スプリント予選」と呼ばれていたF1とは異なり、スプリントレースがスタンドアロン扱いとなる。

    MotoGP スプリントのスタンドアロンの性質は、次のような疑問をすぐに引き起こした。スプリントでの勝利はMotoGPの公式記録に勝利としてカウントされるのか?

    FIMのホルヘ・ビエガス会長は「これについてはもっとよく考えたほうがいいと思うが、勝利は勝利だ。 表彰台があり、レースがある。では、なぜ数えてはいけないのか?」とコメント。

    スプリントはより劣ったハーフディスタンスのレースであり、歴史書でそれを平等に扱うことは日曜日の価値を下げる危険があるという議論が出された。

    ホルヘ・ビエガス会長は「我々はそれについて考える」と答えるにとどめた。

    これは良い答えだ。考えるべきことではありますが、問題ではない。

    F1がこれを回避した方法はかなり効果的だ。F1では、スプリントの結果でグリッド形成を行うことで、それを勝利と見なしにくくすると同時に、慣れ親しんできたグランプリの週末フォーマットのエスカレーションの重要な部分にすることもできた。

    だが、F1では、金曜日の予選のトップとスプリント予選の勝者のどちらをポールポジションとして記録するかの議論が巻き起こった。最終的に、2022年から金曜日の予選のトップドライバーをポールポジションとして記録するようになった。

    MotoGP の予選は、レースの固有の性質のため、F1の予選ほど重要でも名声も高くない。したがって、土曜日の午後に競争上の重要性が増したものを追加することはF1よりも簡単となる。

    ロードレース世界選手権 F1