カテゴリー: MotoGP

  • バレンティーノ・ロッシ 「マルケスのようなルーキーは見たことがない」

    バレンティーノ・ロッシ 「マルケスのようなルーキーは見たことがない」

    7度のMotoGPチャンピオンであるバレンティーノ・ロッシは、マルク・マルケスのようなルーキーは“これまで見たことがない”と賞賛している。

    現在、マルク・マルケスは、30ポイント差をつけてランキングをリード。12戦のうち、4連勝を含めた5勝、11回の表彰台を獲得している。

    2000年のルーキーシーズンをランキング2位で終えたバレンティーノ・ロッシは「本当にマルケスが今年やっていることはとても印象的だね。(2000年の)僕以上だよ」とコメント。

    「特に彼のマインドは凄いね。今年チャンピオンシップに勝つためにスタートしていたからね」

    「僕がルーキーだった2000年、チャンピオンシップに勝つためにスタートできなかった。初年度は不可能だと思っていた。おそらくそれが理由だし、そうでなくても勝てなかっただろう」

    「マルケスは、すでに初シーズンで勝つという思考法ができていたし、僕の知っているモータースポーツにおいて、本当に彼のようなルーキーは見たことがない」

    今年初め、バレンティーノ・ロッシは、マルク・マルケスは史上最高のMotoGPライダーになるだろうと述べていた。

  • MotoGP:ホルヘ・ロレンソ、接戦を制し今季4勝目

    MotoGP:ホルヘ・ロレンソ、接戦を制し今季4勝目

    MotoGP 第12戦イギリスGPの決勝レースが1日、シルバーストン・サーキットで行われ、ランク3位のホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)が6戦ぶりに優勝。今季4勝目を飾った。

    20周・約40分のレースは、ゴールまで終始テール・ツー・ノーズのトップ争いが展開された。予選2番手フロントロウ中央からスタートしたホルヘ・ロレンソは、閃光の如く飛び出してホールショットを決め、最大のライバル、マルク・マルケス(ホンダ)を従える格好となった。

    序盤は2人が後続を引き離す展開。7周目ころ、ダニ・ペドロサ(ホンダ)が2人に追いつき3人の縦一列になった接近戦となる。俊敏な旋回で攻めるホルヘ・ロレンソと、果敢なブレーキングでインを狙うマルク・マルケスとのハードな争いが毎コーナーで続いていく。

    その僅差は中盤から終盤にかけても変わらない。ところが終盤順位が動く。18周目にインを刺したマルク・マルケスがトップに浮上。しかし次の周ホルヘ・ロレンソが抜き返す。ホルヘ・ロレンソは、0.3秒差でトップを守り最終20ラップ目に突入。この周も再びマルク・マルケスがインを差し一時にトップに立つが、ゴール手前で再びホルヘ・ロレンソは抜き返してチェカーを受けた。

    2列目発進のバレンティーノ・ロッシも、絶妙なスタート。スタート直後はホルヘ・ロレンソ、マルク・マルケスに続く3番手を走るが、ダニ・ペドロサに抜かれて1周目は4位通過。その後も2選手に先行され、レース序盤はマシンの挙動に手間取ってペースが上がらず、前半は6番手を走る。追い上げは中盤からだった。9周目にステファン・ブラドル(ホンダ)を抜き返すと、前を走るアルバロ・バウティスタ(ホンダ)を追いかけ、18周目にパス。残りの3周も2人のテール・ツー・ノーズが続くが、バレンティーノ・ロッシは0.06秒差でアルバロ・バウティスタの追い上げをふり切り4位でフィニッシュした。

    シリーズポイントでは、ホルヘ・ロレンソがランキングトップのマルケスとの差を5ポイント縮めて39ポイントとした。合計は194ポイントで、ランキング2位のダニ・・ペドロサに9ポイント差まで迫っている。一方のバレンティーノ・ロッシは合計156ポイントでランキング4位をキープ。5位のカル・クラッチローとの差は20ポイント。

    ホルヘ・ロレンソ (優勝)
    「僕のこれまでのキャリアのなかでも最高のレースのひとつになった。ほんとうにハッピーで、ほんとうにうれしい! 何より、とても大きな意味のある勝利だったと思うんだ。序盤から、これまで以上に懸命にプッシュしてアドバンテージを広げようとしたが、どうやっても差は広がらなかった。マルクはウォームアップでちょっと身体を傷めていたというのに、決してあきらめようとはしなかったんだ。そして最後の3ラップになって僕の前へ出てきたので、1ラップは後ろについて様子を窺った。すると、ブレーキングがあまりうまくいっていないのがわかったので、彼が転倒したコーナーで勝負。最終ラップも最大限の力でプッシュし、ようやくわずかにアドバンテージが広がったが、そのあとのブレーキングでミスをして危うく転倒しそうになってしまったんだ。最後の3コーナーというところで彼が再び抜いて行った時には、もうこれで終わりだ、2位止まりだ、と思ったけれど、すぐ次の瞬間には“今しかない!”と感じてもう一度トライ。今の僕は、正直に言ってチャンピオンシップのことは考えていないよ。ただこの特別な優勝を喜ぶだけ。そしてそのあとは、次のミサノに気持ちを切り替えていく」

    バレンティーノ・ロッシ (4位)
    「前回のブルノより良かったと思う。ここではいつも、あまり良い成績を獲ったことがないんだけれど、今回は少し様子が違っていてフィーリングは悪くなかったよ。でも、まだまだ4位止まり…。スタートはとてもうまくいったが、2ラップ目から7ラップ目くらいまではライバルたちのほうが、ずっと速くてついて行くことができなかった。今後も決してあきらめずにハードワークを続けていく。トップとの差が少し縮まり、ペースも安定してきて、もうあとほんのわずかというところまで来ているんだけれど、もう少しスピードが必要なんだ。ウォームアップのなかでモディファイを行い、フロントのフィーリングは向上していた」

  • MotoGP:マルク・マルケスがルーキー史上初のデビューシーズン5勝目

    MotoGP:マルク・マルケスがルーキー史上初のデビューシーズン5勝目

    マルク・マルケスが、MotoGP第11戦チェコGPでドイツGP、アメリカGP、インディアナポリスGPに続いて4連勝、今季通算5勝で、ルーキーとしてはグランプリ史上初のデビューシーズン5勝目を達成した。

    また、ダニ・ペドロサも2位に入り、Repsol Honda TeamはインディアナポリスGPから2戦連続で1-2フィニッシュを達成した。

    予選3番手から決勝に挑んだマルク・マルケスは、オープニングラップはホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)に続いて2番手を走行。その後、チームメートのダニ・ペドロサとともにトップグループを形成した。

    そしてレース終盤の16周目にホルヘ・ロレンソをかわしてトップに浮上、そのあと何度かトップの座が入れ替わったが、19周目からはトップをキープ、22周のレースで真っ先にチェッカーを受けた。

    この優勝でマルク・マルケスは、今大会2位のダニ・ペドロサに26点差、3位のホルヘ・ロレンソに44点差とし、デビューシーズンで初タイトル獲得という大偉業に大きく前進した。

    マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
    「今日の優勝はとてもうれしいです。ホルヘとバレンティーノが、ブルノでテストを行っていました。そして、ダニはいつもブルノでは速く、昨年の大会で優勝していたので、私はとても優勝できるとは思っていませんでした。しかし、レースウイークがスタートしてからは、順調にセットアップを進めることができました。ブルノは、これまでとはまったく違う雰囲気のサーキットで、インディアナポリスの優勝とは、違う喜びがあります。今日の優勝争いは、とても大変でした。でも、とても楽しかったです。ホルヘとのバトルはとてもよかったです。優勝できてとてもうれしいです。チームに感謝したいです」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 2位)
    「まだ完治していないケガのことや、ここ数戦のことを考えれば、今日の結果はとてもうれしく思います。今日は精神面で大きく前進することができました。100%ではありませんでしたが、勝つつもりでレースに挑みました。残念ながら作戦通りではなく、ブレーキングがうまくいかず、オーバーテイクがなかなかできませんでした。そのためトップグループの中で常に3番手でした。さらに最後のアタックが1周遅れました。もしホルヘを1周早くパスしていたら、優勝のチャンスがあったかもしれません。マルクに追いつくのに、あと1周は必要でした。しかし、最後まであきらめず、全力でアタックしました。次回またがんばります。すばらしい仕事をしてくれたチームに感謝したいです」

  • MotoGP:マルク・マルケスが3連勝の今季4勝目で最年少記録樹立

    MotoGP:マルク・マルケスが3連勝の今季4勝目で最年少記録樹立

    MotoGP後半戦のスタートとなった第10戦インディアナポリスGPは、フリー走行、予選、ウォームアップと、すべてのセッションでトップタイムをマークし、完ぺきな状態で決勝を迎えたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、決勝でも危なげない走りで優勝した。

    マルク・マルケスは、オープニングラップをホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)、チームメートのダニ・ペドロサに続いて3番手を走行。

    序盤は、この3選手がトップグループを形成した。そのあともハイペースでラップを重ねた3選手は、緊張感あふれる接近戦を繰り広げた。

    しかし、中盤の9周目には、3番手を走っていたマルク・マルケスが、ダニ・ペドロサをかわして2番手に浮上。13周目にはホルヘ・ロレンソもパスしてトップに立ち、ここから一気にペースを上げたマルク・マルケスが、後続の2人を引き離して、悠々と独走優勝を果たしました。

    フリー走行、予選と、ライバルにアドバンテージを感じさせる走りをみせてきたマルク・マルケスは、決勝でもトップに立ってからペースを上げる余裕の走りを披露。これで、ドイツGP、アメリカGPに続く3連勝で、今季4勝目。1978年にケニー・ロバーツが達成したルーキーシーズン最多勝記録の4勝に並んだ。また、最高峰クラス3連勝とルーキー通算4勝は、ともに、最年少記録樹立となりました。

    ダニ・ペドロサはマルケスに続いて2位でフィニッシュ。マルク・マルケスがトップに立ってからは、ホルヘ・ロレンソとし烈な2位争いを繰り広げ、ラスト3周でホルヘ・ロレンソをかわして2番手に浮上した。インディアナポリスGP2連覇は達成できなかったが、第8戦ドイツGPでの鎖骨骨折での痛みもあり、完ぺきな状態ではないなか、完全復活をアピールする走りとなりました。これで2010年から4年連続、第6戦カタルニアGP以来、4戦ぶりの表彰台獲得となった。

    今季、Repsol Honda Teamの1-2フィニッシュはこれで3度目。Repsol Honda Teamの両選手がそろって表彰台に立つのは5度目となり、総合ポイントでは、マルク・マルケスが188点で首位、ダニ・ペドロサが167点で2位となった。

    マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
    「また25ポイントを獲得できて、とてもうれしいです。週末を通して、とてもいい感触でしたし、いいレースができると思いました。そして、このチャンスを生かせると思っていました。最高峰クラスを走るようになってから、今回の優勝がベストだったと思います。すべてのセッションでトップでしたし、これ以上のレースはありませんでした。決勝ではロレンソとペドロサについていこうと決めました。そして序盤は、タイヤをセーブしようと思いました。今日はフィーリングがよくて、燃料が軽くなってきてから、アタックを開始し、最後は抜け出すことができました。マシンをスライドさせながら楽しむことができました。次はヨーロッパに戻ります。これまでと同じように取り組んで、多くのポイントを獲得できるようにがんばります」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 2位)
    「今日は全力を尽くしましたが、体力を維持するのに苦労しました。痛みがありましたので、いつもと違う乗り方をしなければなりませんでした。マシンとの戦いになり、難しいレースでした。でも最後には自分のペースをキープして、2位を獲得することができました。コンディションが違っていたら、もっといい結果を出せたと思います。でも今日の状況ではベストを尽くしました。今日は得ることも多かったですし、次につながるレースになりました」

  • スズキ、2015年のMotoGP復帰にむけてテストを実施

    スズキ、2015年のMotoGP復帰にむけてテストを実施

    2015年より復帰するスズキは、ホンダとヤマハと共に、第17戦日本GPの開催地、ツインリンクもてぎで2日間のプライベートテストを実施した。

    スズキのテストチームは7日、ツインリンクもてぎで実施した2日間のプライベートテストを終了。開発ライダーのランディ・ド・プニエと青木宣篤が、開発車両の1000cc並列4気筒GPレーサーを走らせた。

    6月17日に2015年より復帰することを発表した後、技術開発と熟成を図る目的で、カタルーニャ・サーキットとモーターランド・アラゴンでテストを実施。テストライダーに指名したド・プニエを再び日本に招集して、6日からテストを開始すると、初日は雨に見舞われたが、2日目は朝から好天候に恵まれた中、午前に2度の転倒を喫したが、午後には仕様が異なる2タイプのシャーシを検証して、今後のテストプログラムを継続するシャーシを選出した。

    5月23日と24日に当地で初走行を実施した際に記録したラップタイムを更新できず、1分48秒6を記録したランディ・ド・プニエは「今回のテストは天候に恵まれなかった。昨日は一日中ボックス内で待機。今日は路面温度が上昇して、すごくスリッピーになり、グリップは良くなかったけど、準備された仕様違いのシャーシから良い方向性が見つかった」とコメント。

    「タイヤの接地感が良く、コーナーの進入が良いから、来月のミサノでは、今回選出したシャーシを使用する。セッション終盤に雨が降り始めてしまい、ラップタイムを伸ばすことができなかったけど、全体的は満足している」

    スズキの開発チームのチームマネージャー、ダビデ・ブリビオは「今日は開発プログラムにおいて良い1日となりました。複数のセッティングにトライする機会となり、異なるコンディションでバイクの挙動をより良く理解することに努めました。気象状況により難しさがありましたが、準備されたシャーシから1つを選択しました。将来のテストに向けて、それを継続して使用します。その一方で、我々のエンジニアたちは今後の開発に向けて情報を収集しました」と今後の方向性が決定したことを説明した。

    スズキのテストチームは、ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンセリで開催される第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP後に予定されている16日のオフィシャルテストに参加。当地に延滞して、18日までテストを実施する。

  • ケーシー・ストーナー、ワイルドカード参戦でのMotoGP復帰を否定

    ケーシー・ストーナー、ワイルドカード参戦でのMotoGP復帰を否定

    2007年&2011年王者のケーシ・ストーナーがホンダのプライベートテストに初参加。2日目は好天候に恵まれたことから、2014年型のプロトタイプマシンを試す機会があり、開発陣に第一印象を与えた。

    ホンダのプライベートテスト2日目、最終日は7日、第17戦日本GPの開催地、ツインリンクもてぎで行われ、元最高峰クラス王者のケーシー・ストーナーが、2014年型のプロトタイプマシンをテスト。走行後、ワイルドカード参戦の計画がないことを明かした。

    ヤマハの中須賀克行、吉川和多留、スズキのランディ・ド・プニエと青木宣篤、ホンダのテストライダー、高橋巧とコースを共有すると、合同テストの初日は、昨年11月の最終戦バレンシアGP以来9ヶ月ぶりにRC213Vに乗り込み、断続的な雨により、僅か6ラップの周回に止まったが、2日目は、気温33度、路面温度54度のドライコンディションの中で、ダニ・ペドロサ、マルク・マルケス、ステファン・ブラドルが6月にモーターランド・アラゴンでシェイクダウンさせた2014年型のプロトタイプマシンを走らせる機会に恵まれた。

    引退後の初のテストを終えたストーナーは「今日は昨日と違い好天候に恵まれ、とても暑く、ドライコンディションでテストを実施する時間が十分に確保できた。テストは順調に進み、昨日の遅れをほぼリカバーすることができたと思う」とコメント。

    「今回は開発メンバーの一部としか会うことができなかったけど、ホンダはこれまでと同じように、僕をサポートしてくれたことに感謝したい。9ヶ月ぶりにバイクに乗り、テスに参加することができて本当に良かった。ワイルドカード参戦に関しては、望んでいることではないので、計画に変更はない」とワイルドカードとしてMotoGPに復帰する意思がないことを明白にした。

    ホンダ取締役副社長の中本修平は「この2日間ケーシーにテストをしてもらい、多くのデータや開発のヒントを得ることができました。このことで開発スピードを加速させ、今年のタイトル獲得につなげていきたいと考えています。今回はRC213Vのテストに特化しましたが、今後はRC213Vをベースとした市販レーサー(仮称)のテストに参加してもらい、完成度をさらに高めて行きます」と今後の意向を説明した。

    関連:ホンダ、ケーシー・ストーナーをテストライダーに起用

  • ケーシー・ストーナー、もてぎでMotoGPのテストを開始

    ケーシー・ストーナー、もてぎでMotoGPのテストを開始

    レプソル・ホンダ所属1年目の2011年にタイトルを獲得したケーシー・ストーナーが、昨年11月の最終戦バレンシアGP以来9ヶ月ぶりにホンダRC213Vを走行。2014年型プロトタイプマシンのテストは、雨により2日目に延期された。

    HRCのプライベートテストは6日、第17戦日本GPの開催地であるツインリンクもてぎで開始。元最高峰クラス王者のケーシー・ストーナーが走行を開始したが、初日は雨により、予定されていたプログラムを実行できなかった。

    引退レースとなった昨年11月の最終戦バレンシアGP以来9ヶ月ぶりにホンダRC213Vに乗り込んだストーナーだったが、6ラップ後に雨が降り始めたことから、2014年型のプロトタイプマシンをテスト機会は明日に持ち越しとなった。

    ケーシー・ストーナーは「僅か数周だったけど、バイクに再び乗れて良かった。雨が降る前に1度コースに出ただけ。少しがっかり。この初めてのテストは、すごく気分が良い。最後にMotoGPマシンを走らせてから9ヶ月が経ち、全てがもう一度習慣に戻るような感じだ。バイクとトラックは良かった。明日はドライコンディションでもう少し周回して、仕事を続けられることを期待する」とテスト初日の感想を語った。

    関連:ホンダ、ケーシー・ストーナーをテストライダーに起用

  • MotoGP:日本3メーカーが6日からプライベートテストを実施

    MotoGP:日本3メーカーが6日からプライベートテストを実施

    日本3メーカー、ホンダ、ヤマハ、スズキは、短中期を視野に入れ、夏休み返上で2日間のプライベートテストをブルノともてぎで実施。ヤマハはシームレスシフト・ギアボックスを投入。ホンダは元王者ストーナーがRC213Vと市販レーサー(仮称)をテストする。

    ホンダ、ヤマハ、スズキの3メーカーは、ブルノ・サーキットとツインリンクもてぎで、6日から2日間、プライベートテストを実施。次戦インディアナポリスGPからの後半戦、2014年、2015年を視野に、サマーブレイクを返上して開発に着手する。

    ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームは、第11戦チェコGPの開催地にて、日本国内でテストを重ねてきたシームレスシフト・ギアボックスを投入。ファクトリーライダーのホルヘ・ロレンソとバレンティーノ・ロッシが初テストを実施する。第7戦TTアッセンで左鎖骨を骨折したロレンソにとって、後半戦開始早々の3連戦を前に、回復具合を確認する絶好の機会となる。

    ホンダは、2011年王者のケーシー・ストーナーを召集。第17戦日本GPの開催地にて、RC213VとRC213Vをベースとした市販レーサー(仮称)をテストする。

    2015年からの復帰を目指すスズキは、テストライダーに指名されているランディ・ド・プニエと青木宣篤が、カタルーニャ・サーキットとモーターランド・アラゴンに続き、開発プログラムを継続。

    開発チームのマネージャーを担当するダビデ・ブリビオは「現在は実験と開発の段階。5月のもてぎ、6月のバルセロナとアラゴンで収集したデータを参考に、そこから取り組みます。ファクトリーにおける開発作業は、継続されており、車体を幾つか試しています。電子制御とエンジンの開発も継続されています」と開発現状を説明。

    「電子制御に関しては、現状は三菱製を継続して使用しますが、ファクトリーでは、既にマニエッティ・マレリ製を使用した作業を開始しました。まだ、プロトタイプマシンに装着するのは時期尚早ですが、早い時期に取り組みます」

  • MotoGP:日テレの汐博でホンダRC213Vを展示

    MotoGP:日テレの汐博でホンダRC213Vを展示

    日本国内でMotoGPの中継を展開する日本テレビは、毎夏恒例のサマーイベント『汐博』にて、10月にツインリンクもてぎで開催される第17戦日本GPのプロモーションを、日テレタワー前の日テレプラザで、8月5日から11日まで展開。ホンダ RC213Vが展示される。

    7月24日から始まった同祭典に、昨年に引き続き、MotoGPのプロモーションスタンドがB2Fゼロスタ広場に設置される。

    MotoGPのプロモーションスタンには、レプソル・ホンダカラーの2013年型RC213Vと今年から中量級に新規参戦するイデミツ・ホンダ・チーム・アジアのモリワキMD600、前戦アメリカGPで初表彰台を獲得したステファン・ブラドルが今季使用したヘルメットなどが展示される。

    さらに、2011年型のRC212Vには、乗車が可能となり、ファンにとっては、絶好の写真撮影の機会となる。

  • ホンダ、ケーシー・ストーナーをテストライダーに起用

    ホンダ、ケーシー・ストーナーをテストライダーに起用

    ホンダは、MotoGPクラスに参戦中のワークスマシン「RC213V」の開発において、元ホンダワークスライダーのケーシー・ストーナーをテストライダーとして採用した。

    ケーシー・ストーナーは、「Repsol ホンダ Team」に在籍中の2011年に自身2度目の世界チャンピオンを獲得し、2012年末に惜しまれつつ引退した。

    ケーシー・ストーナーは、栃木県の「ツインリンクもてぎ」にて実施予定のワークスマシンRC213Vと、RC213Vをベースとした「MotoGP市販レーサー(仮称)」のサーキットテストに、今年は4回の参加を予定している。

    ケーシー・ストーナー
    「昨年の最終戦バレンシアGPでレースを引退して約7ヵ月になります。日々楽しく過ごしており、引退の判断は間違っていなかったと思っていますが、時折RC213Vに乗りたくなっていました。このたび、ホンダ・レーシングから、ツインリンクもてぎで開発テストに参加しないかというオファーをもらい、とてもうれしく思っています。MotoGPマシンに、スポット参戦ではなくテストライダーとして再び乗れること、どこが進化したかを確認できることが、今からとても待ち遠しいです。この機会を提供してくれたホンダ関係者の皆様にお礼を申し上げます」

    中本修平 (ホンダ・レーシング 取締役副社長)
    「今回ケーシーが、テストに協力してくれることをとてもうれしく思います。彼はこのRC213Vを非常に深く理解しており、開発の大きな助けになると確信しています。また、現在開発中のMotoGP市販レーサー(仮称)についても、彼の助言を活かして可能な限り高性能なマシンとしていきます」