カテゴリー: MotoGP

  • バレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソ、レース後の会見で口論

    バレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソ、レース後の会見で口論

    ヤマハのチームメイトであるバレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソが、サンマリノGPのレース後の記者会見でオーバーテイクについて口論を繰り広げた。

    2周目のターン14でバレンティーノ・ロッシは、先頭のホルヘ・ロレンソをオーバーテイク。ロッシはロレンソのインに飛び込んだが、それに気付いたロレンソは、一瞬スロットルを緩めてバックオフしたように見えた。

    最終的に二人はホンダのダニ・ペドロサに抜かれ、バレンティーノ・ロッシが2位、ホルヘ・ロレンソが3位でフィニッシュ。そして、レース後の記者会見で、二人の緊張関係がピークに達した。

    バレンティーノ・ロッシは、ホルヘ・ロレンソをオーバーテイクした際の動きについて「ここミサノはオーバーテイクが少し難しい。僕は最初からトライしようとしていた。何かを変えたかったからね。ムジェロではロレンソの後ろにいてアンラッキーだった。エンジンが壊れてしまったからね。だから今回は僕は前に留まろうとした」

    だが、ホルヘ・ロレンソは、バレンティーノ・ロッシの動きについて「あなたがこの質問をするということは、おそらくその動きがアグレッシブだったということだね。そうでなかったら、こんな質問はしないだろう」とコメント。

    「違う意見もあるだろう。ただ、僕の意見であ、あのオーバーテイクはあまりにもアグレッシブだったと思う。彼はあのオーバーテイクを行う必要はなかったと思う。でも、あれが彼のスタイルだということはみんなは知っているだろう。他のライダーのオーバーテイクはもっとクリーンだ」

    このやりとりの後、会見は二人の口論へと変わった。

    ロッシ「それは事実ではない。他のオーバーテイクを見てみるといい」

    ロレンソ「僕がバイクをまっすぐ走らせなかったら、僕たちはクラッシュしていた。多分、あなたはクラッシュしないだろう。でも、僕はクラッシュしていた」

    ロッシ「何を言ってるんだ? それは真実ではない。僕は君に何を言えばいいのかわからない。僕はシルバーストンでのマルケスについて言わなければならない。彼はこういうオーバーテイクを何10回もしてきた」

    ロレンソ「それはあなたの意見だ。でも、僕の意見とは違うし、僕の意見を尊重してほしいね」

    ロッシ「なぜそんなことを言うんだ? それは真実ではない。しかも、君はいつも攻撃的なオーバーテイクをするだろう」

    ロレンソ「いつ?」

    ロッシ「今は思い出せない。でも、もしレースをチェックすれば、テープをチェックすれば、僕は100回くらい……」

    ロレンソ「まあいい。笑わせるよ。僕の意見を尊重しろよ。レースディレクションは別の意見を持っているはずだ」

    ロッシ「なぜ映像をチェックしないんだ?」

    ロレンソ「僕はまだ映像をチェックしていない。これからするつもりだ。でも、僕がマシンをまっすぐ進めなかったらクラッシュしていたはずだ」

    ロッシ「それには同意できない」

    ホルヘ・ロレンソは今シーズン限りでヤマハを離れてドゥカティに移籍する。

    「僕としては彼はあのオーバーテイクをする必要はなかったと思う。今日の彼は速かったし、早かれ遅かれ、僕は彼に抜かれていただろう」

    「でも、彼は僕に対して攻撃的になる必要はなかったと思う。もちろん、彼は別の意見を持っているみたいだけどね」

    関連:MotoGP 第13戦 サンマリノGP 結果:ダニ・ペドロサが今季初優勝

  • ホンダ:MotoGP 2016 第13戦 サンマリノGP 決勝レポート

    ホンダ:MotoGP 2016 第13戦 サンマリノGP 決勝レポート

    イギリスGPからの連戦となる第13戦サンマリノGPは、予選8番手から決勝に挑んだダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が、今季初優勝を達成した。

    ペドロサは、オープニングラップは6番手。それから快調にラップを刻み、5周目に5番手へ。7周目に4番手に浮上すると、先行するバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)、そしてチームメートのマルク・マルケスに続いた。

    その時点で、トップを走るバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)から4番手のペドロサまでの差は約2秒だった。ペドロサは1分33秒台前半で快調にラップを刻み、14周目にマルケス、17周目にロレンソ、そして22周目にロッシをかわし、それからもペースを緩めず、最終的に3秒近いリードを築いて今季初優勝を達成した。

    ペドロサの優勝は、昨年のマレーシアGP以来、15戦ぶり。前戦イギリスGPを終えて総合5位にランキングを落としていたが、今大会の優勝で総合4位を取り戻した。

    予選4番手から決勝に挑んだマルケスは、オープニングラップは5番手だったが、4周目に3番手に浮上。その勢いで前を走るロッシとロレンソを追撃したが、思うようにペースを上げられず、中盤にはチームメートのペドロサに交われて4番手へ。さらに、先行する3台との差がなかなか縮まらないことから終盤は4位をキープする作戦に切り替えた。

    イギリスGP、サンマリノGPの2連戦で連続4位に終わったマルケス。チャンピオンシップを視野にミスのない走りに徹し、2戦連続で表彰台を逃すことになったが、5戦を残して2位に43点差で、2年ぶりのタイトル獲得に向けて、また一歩前進した。

    第11戦チェコGPで初優勝達成、第12戦イギリスGPで2位表彰台に立ったカル・クラッチロー(LCR Honda)は、8位でフィニッシュ。予選7番手からオープニングラップ7番手につけると、中盤までマーベリック・ビニャーレス(スズキ)と6位争いを繰り広げた。後半にペースが上がらず、ポジションを落とす苦しいレースだったが、しっかりポイントを獲得。レース終了後、レッドゾーンを通過したとのことで1.5秒加算のペナルティを科せられ9位に降格となったが、その後の審査で8位が復活した。

    ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、2周目に転倒を喫し、ピットに戻ってペダルを交換、コース上に復帰して17位でフィニッシュした。チームメートのジャック・ミラーは、第10戦オーストリアGPで痛めた右手首の状態がよくなくて、決勝をキャンセルした。

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 優勝)
    「すばらしいレースでした。こういう感覚を味わうのは久しぶりです。正直、自分でもこんなに速く走れるとは思ってもみませでした。今日のパフォーマンスには驚きました。とにかくファンタスティックなレースでした。勝敗を分けたのはペースでした。今日は自分のレースをしようと心がけました。一貫したペースで走り続けたることが勝因だと思うし、特にレース終盤は、前のライダーたちをパスすることができました。今シーズンは、ここまで大変だったので、個人的にとてもうれしいです。ファンや友達、家族、特にチーム、そして僕のまわりでサポートしてくれたすべての人にこの勝利を捧げます」

    マルク・マルケス(MotoGP 4位)
    「今日は厳しいレースでした。そして、自分にとっては、厳しい一日になりました。最初の数ラップは、バレンティーノとホルヘとの遅れを取り戻そうと全力で挑み、いい走りができました。しかし、次第にフロントタイヤが消耗してきてうまく走ることができませんでした。ダニに抜かれた後、彼についていこうとしました。しかし、今日は表彰台を狙うよりは、ミスをしないで完走することに集中しました。我々はここまで前進してきました。今日は数ポイント失っただけで終えられましたが、レースウイークを通してよかったと思うし、そのいい状態をレースにつなげられなかったのは残念でした。次のアラゴンではがんばります」

    カル・クラッチロー(MotoGP 8位)
    「今日は、チームとともにレースウイークを通じていい仕事ができたと思います。現状ではベストを尽くしました。ただ、8ラップ前後から汗のしずくがヘルメットのバイザーにかかり、残りの周回に影響がありました。いつもより汗をかいたせいかも知れません。ミサノは、本当に難しいコースで、セッティングのせいなのか、それとも自分の乗り方とフロントタイヤが合わないのかはわかりませんが、その戦いもありました。いつものようにベストを尽くしました。レースは、いいときもそうでないときもあります。1コーナーでは、バイザーが見えにくかったこともあり、5回ほどオーバーランを喫しました。レース後、1コーナーのオーバーランでペナルティを受けましたが、データーを提供してプラスになったことはなに1つないことを証明したことで判定は覆りました。今日の結果には満足していませんが、しっかり完走することができたし、次のアラゴンにつながるレースになりました」

    ティト・ラバト(MotoGP 17位)
    「1周目はとてもよかったのですが、その後にミスをしてしまいました。ブレーキングをミスして、フロントから転倒してしまいました。ペダルが壊れたのでピットに入りました。素早く直してくれたチームに感謝しています。その後、レースに復帰してからは、ペトルッチやブラドルのグループでいいリズムをつかみました。これから次のアラゴンに集中します」

    ジャック・ミラー(MotoGP 出場せず)
    「ミサノはシルバーストンに比べると体力的にかなり厳しいところです。そのため、毎日、完治していない右手が悪化していきました。マシンから降りるたびに腫れていきました。痛みはありませんが力が入りません。ここはハードブレーキングエリアが多いので、この問題を抱えたまま28周走ることは安全ではないと判断しました。今は体調を万全して戻ってくることだけを考えています」

  • MotoGP 第13戦 サンマリノGP 結果:ダニ・ペドロサが今季初優勝

    MotoGP 第13戦 サンマリノGP 結果:ダニ・ペドロサが今季初優勝

    MotoGP 第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの決勝レースが11日(日)、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで行われ、総合5位のダニ・ペドロサが、昨年10月の第17戦マレーシアGP以来14戦振りとなる今季初優勝、当地で2009年以来2勝目、最高峰クラスで29勝目、レジェンドライダーのフィル・リードに並ぶキャリア通算52戦目を飾り、総合4位に再浮上した。

    気温28度、路面温度43度のドライコンディションの中、8番グリッドのペドロサは、フロントにソフトコンパウンド、リアにミディアムコンパウンドを選択。サーキットレコードラップを上回るペースで14ラップ目に3番手、ラスト7ラップの22ラップに目に1番手に飛び出した。

    2番グリッドのバレンティーノ・ロッシ フロント、リア共にミディアムコンパウンドを選び、2ラップ目からレースの主導権を握ったが、2.837秒差の2位。3戦連続7度目の表彰台を獲得。ポールポジションのホルヘ・ロレンソは、フロント、リア共にミディアムを選び、4.359秒差の3位。3戦振り7度目の表彰台を獲得した。

    ウォームアップ走行で週末2度目、今季12度目の転倒を喫したが、週末2度目、今季22度目の1番時計を記録した4番グリッドのマルク・マルケスは、フロントにハード、リアにミディアムを選択し、4.359秒差の4位。

    3番グリッドのマーベリック・ビニャーレス、6番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾ、5番グリッドのミケーレ・ピロ、7番グリッドのカル・クラッチロー、10番グリッドのポル・エスパルガロ、12番グリッドのアルバロ・バウティスタがトップ10入り。

    15番グリッドのダニロ・ペトルッチ、13番グリッドのステファン・ブラドル、11番グリッドのエクトル・バルベラ、16番グリッドのユージン・ラバティ、17番グリッドのスコット・レディングがポイント圏内に進出した。

    タイトル争いは、総合1位のマルク・マルケスに対して、総合2位のバレンティーノ・ロッシが50ポイント差から43ポイント差に接近した。

    次戦アラゴンGPは、モーランド・アラゴンで23日に開幕、25日に決勝レースが行われる。

    ※決勝レース後、レースディレクションは、クラッチローがコースアウトを喫したことから、1.5秒のペナルティを科すことを決定。9位でゴールしたエスパルガロ弟が8位に昇格、クラッチローが9位に降格した。

  • MotoGP 第13戦 サンマリノGP 予選:ロレンソが史上最多64度目のPP

    MotoGP 第13戦 サンマリノGP 予選:ロレンソが史上最多64度目のPP

    MotoGP 第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの公式予選が10日(土)、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで行われ、総合3位のホルヘ・ロレンソが今季13度目のトップタイムをマーク。今季優勝を挙げた開幕戦カタールGP、第5戦フランスGPに続き今季3度目、最高峰クラスで38度目、当地で3年連続4度目、キャリア通算64度目のポールポジションを奪取した。

    気温27度、路面温度43度のドライコンディションの中、昨年の公式予選で樹立したサーキットベストラップ(1分32秒146)を自ら0.278秒更新する1分31秒868のトップタイムを刻んだ。

    2番手には0.348秒差でバレンティーノ・ロッシが入り、2戦連続9度目の1列目を確保。3番手にはマーベリック・ビニャーレスが入り、2戦連続4度目の1列目を獲得した。

    マルク・マルケスは4番手で2戦連続5度目の2列目だったが、予選最速者を決定するBMW・M・アワーズの総合1位を維持。

    ミケーレ・ピロは、負傷欠場となったアンドレア・イアンノーネの代役に指名されたことから、ワイルドカード参戦をキャンセル。イアンノーネ車に乗り換え、イアンノーネの枠から公式予選に出走して5番手に入り、ドゥカティの最高位だけでなく、自己最高位タイを獲得。

    6番手にはアンドレア・ドビツィオーゾ、7番手にはカル・クラッチロー、8番手にはダニ・ペドロサが続き、アレイシ・エスパルガロは、7ラップ目に10コーナーで週末2度目、今季10度目の転倒を喫したが9番手で3列目に進出。10番手にはポル・エスパルガロ、11位番手にはエクトル・バルベラが続き、12番手のアルバロ・バウティスタはアプリリアで初めて公式予選2に進出した。

  • ホンダ:MotoGP 2016 第13戦 サンマリノGP 1日目フリー走行レポート

    ホンダ:MotoGP 2016 第13戦 サンマリノGP 1日目フリー走行レポート

    イギリスGPからの連戦となる第13戦サンマリノGPのフリー走行は、青空が広がる絶好のコンディションの中で行われ、今季6勝目を狙うHonda勢が好調なスタートを切った。

    前戦イギリスGPで5位。表彰台には立てなかったが、最終ラップまで2位争いに加わり、復活を感じさせる走りを見せたダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が、午前中のセッションで6番手につけると、午後のセッションで2番手に浮上し、本来の走りを取り戻しつつあることを感じさせた。

    サンマリノGPが行われるミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリは、毎年、大接戦となる。今年も、午前中の走行ではトップタイムから1秒差に15台。午後の走行でも11台という激しい戦いとなったが、2番手につけたペドロサにとっては、今季3回目の表彰台と今季初優勝を期待させるスタートとなった。

    その大接戦の中でマルク・マルケス(Repsol Honda Team)がFP1で4番手、FP2で5番手につけた。今大会は、ミシュランがフロントに新しいタイヤを投入することになり、FP1、FP2ともにタイヤテストに集中した。FP1では軽い転倒を喫したが、午後のセッションでは1分33秒台の好タイムで連続ラップをこなし、2日目のフリー走行と予選での走りに大きな期待が集まる。

    第11戦チェコGPで初優勝、第12戦イギリスGPで2位表彰台と好調をキープしているカル・クラッチロー(LCR Honda)が7番手タイムで初日を終えた。このサーキットでは、これまであまり結果を残せていないが、1回目のセッションで9番手。2回目のセッションでは、序盤に転倒を喫するが、着実にタイムを上げて7番手へとポジションを上げた。今大会はチームにとってホームGP。3戦連続、今季4回目の表彰台と2勝目に挑むことになる。

    ケガから復帰2戦目となるジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、1回目13番手、2回目のセッションは気温と路面温度が上がったことで苦戦し、転倒を喫してタイムを更新できず16番手だった。チームメートのティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、1回目、2回目ともに転倒を喫し21番手。2日目のタイム短縮とポジションアップに挑む。

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 2番手)
    「ポジティブなスタートになり、とてもうれしいです。大事なのは、明日に向けて集中力を完全に維持することです。今日は路面コンディションがよく、グリップもよかったので、ほとんどすべてのタイヤスペックを試すことができました。チェコGP後のブルノのテストでセッティングを少し変えました。シルバーストン、そしてミサノで引き続きセットアップを進めています。一歩一歩自信を取り戻しています。この調子を続けていきたいです。このまま、いいペースをキープし、レースでは正しいタイヤ選択をしたいです」

    マルク・マルケス(MotoGP 5番手)
    「今日の進み具合に満足しています。とてもいい仕事ができたと思います。シルバーストンと同じミスをしたくないので、ほとんどすべてのタイヤを試しました。午前中は異なるフロントタイヤをテストしましたが、奇妙な感触があり、低速コーナーでフロントをプッシュしたら転倒しました。その時は限界で攻めていましたが、全体的には悪くないですし、思ったよりも苦戦はしていません。実際、トップグループの中に入っています。引き続きこの調子でがんばれば、いい週末になると思います」

    カル・クラッチロー(MotoGP 7番手)
    「今日はそれほど悪くありません。マシンのセッティングに全力で取り組みました。ミディアムフロントと新しいハードオプションの両方を試しました。どちらもあまりいい感触はありませんでしたが、全体的には、マシンは機能していたと思います。ある特定の部分にはとても満足していますが、それ以外の部分ではもっと取り組む必要があります。とても奇妙は転倒をしましたが、データを見たら理由がわかりました。タイヤの温度が上がりすぎた状態で、ブレーキをかけながらマシンを寝かし込んだからでした。明日が楽しみです。まだやらなければならないことはたくさんありますが、今週末はいい仕事ができると思います」

    ジャック・ミラー(MotoGP 16番手)
    「午前中の感触はとてもよかったです。マシンはとても快適でしたし、自己ベストラップも出すことができました。しかし、午後は全く違うマシンになり、全力でプッシュしているにも関わらず、自己ベストに近づけませんでした。とにかく快適ではありませんでした。路面温度が20℃ほど上がったことで、マシンのパフォーマンスを完全に変えてしまいました。とても残念です。今夜データを見直して、また暑くなる明日のFP4と予選に向けて解決策を練りたいです」

    ティト・ラバト(MotoGP 21番手)
    「午前中はフロントの感触に少し問題がありました。高速コーナーの13コーナーでクラッシュしましたが、ケガがなくてラッキーでした。午後は気温が上がり、とても難しい路面コンディションになりました。そして、残念ながらまた転倒してしまいました。それから自信を取り戻すのが大変でした。今のように状況が複雑だと、できることはモチベーションを維持して、プッシュし続けることだけです。FP2の最後にペースを上げることができましたが、十分ではありませんでした。僕もクルーも全力を尽くしているので、今できることを探すのは難しいです。しかし、努力をし続け、日曜日のレースへ向けて準備を整えたいです」

  • バレンティーノ・ロッシ 「将来ヤマハと鈴鹿8耐に出たい」

    バレンティーノ・ロッシ 「将来ヤマハと鈴鹿8耐に出たい」

    バレンティーノ・ロッシは、ヤマハと鈴鹿8耐に出ることにオープンだが、それはMotoGPを引退した後だと語った。

    バレンティーノ・ロッシは、過去に2度、ホンダと鈴鹿8耐に出場している。ホンダに移籍して500ccにステップアップした2000年に初参戦。2001年にはコーリン・エドワーズ、鎌田学と組み、イタリア人ライダーとして初優勝を果たしている。

    2015年にはヤマハがMotoGPのチームメイトであるホルヘ・ロレンソとのペアで出場を提案しているが、戻ることはなかった。

    2016年はMotoGPの夏休み中に開催されたが、まだフルタイムで選手権でレースをしているとして復帰を除外していた。

    バレンティーノ・ロッシとヤマハとの契約は2018年末までとなっており、おそらくそれが最後になると見られている。

    バレンティーノ・ロッシは、その後に再び鈴鹿8耐で走る可能性はあると述べた。

    「あのレースはとても好きだし、ヤマハと一緒にやりたいね」とバレンティーノ・ロッシはコメント。

    「でも、MotoGPシーズン中はない。おそらく引退したときだろうね」

    「基本的に僕はもう年を取っているし、8時間のための時間はあまりない」

    「実際、シーズン前半戦と後半戦の間の休暇は1週間〜10日だけだ」

    「なので、鈴鹿でその週を過ごせば、身体的にも精神的にも大きなストレスがかかるし、後半戦に響くかもしれない」

    今週末のサンマリノGPを前に、MotoGPはマルコ・シモンチェリが使用していたナンバー58を正式に永久欠番とした。バレンテーィノ・ロッシは、シモンチェリを弟だと言って、可愛がっていて。

    20年のキャリアでナンバー48はバレンティーノ・ロッシと同義になっている。ケビン・シュワンツとロリス・カピロッシの番号は彼らの引退後に欠番となっているが、バレンティーノ・ロッシは、MotoGP後に自分のゼッケンが欠番になることを望んではないと語る。

    「第一印象では46が欠番になるのは好ましくないね」とバレンティーノ・ロッシは述べた。

    「それが残っていた方がいいし、他のライダーがそのナンバーを使いたいなら、彼らはそうすることができた方がいい」

    関連:【MotoGP】 マルコ・シモンチェリの“ナンバー58”を永久欠番に

  • 【MotoGP】 マルコ・シモンチェリの“ナンバー58”を永久欠番に

    【MotoGP】 マルコ・シモンチェリの“ナンバー58”を永久欠番に

    MotoGPは、マルコ・シモンチェリのホームレースであるサンマリノGPを前に、彼が使用していた“ナンバー58”を永久欠番にした。

    250ccクラスのワールドチャンピオンだったマルコ・シモンチェリは、2011年のマレーシアGPでの事故により、24歳の若さでこの世を去った。

    彼の死の2週間後に親友のロリス・カピロッシがレースをして以来、MotoGPクラスでは58は使われていないが、しかし、2012年以降、Moto3クラスのファン・フランシスコ・ゲバラが使っていた。

    マルコ・シモンチェリに敬意を表して、ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリに変更されたミサノで木曜日に式典が行われ、58が正式に永久欠番となった。

    ドルナのCEOを務めるカルメロ・エスペレータは「今から彼のバンバーはシモンチェリ家に属する」と述べた。

    MotoGPでは、2003年に事故で亡くなった加藤大二郎の74番と2012年にMoto2レースでの事故でな亡くなった富沢祥也の48番も永久欠番となっている。

    また、ケビン・シュワンツの334番とロリス・カピロッシの65番が、彼らへの貢献を認めて欠番となっている。

  • ホンダ:MotoGP 2016 第13戦 サンマリノGP プレビュー

    ホンダ:MotoGP 2016 第13戦 サンマリノGP プレビュー

    MotoGP 2016 第13戦サンマリノGPが、9月9日(金)〜11日(日)の3日間、イタリアのアドリア海に面したミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催される。

    このサーキットは、2011年のマレーシアGPにおいて、不慮の事故で亡くなったマルコ・シモンチェリ選手の栄誉を称え、12年に、ミサノ・サーキットから現在の名称へと変更された。

    ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリは、1993年にイタリアGPが開催されたのを最後に、2006年までグランプリの舞台から外れ、サンマリノGPも93年のムジェロを最後に開催が中断されていた。しかし、2007年にコースの全面改修を受けたミサノ・サーキットが14年ぶりにグランプリの舞台として復活し、同時にサンマリノGPも復活、今年で10年目を迎える。

    従来は左回りのコースだったが、2007年の大改修で右回りに変更された。そのときのコース全長は4.180km。2008年にはコースの一部が改修され、4.226kmに延長された。

    コースは低中速のコーナーが連続するテクニカルなもので、リズミカルな走りを要求される。ホンダ勢としては、過去9年の大会で10年にダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が優勝。昨年は“フラッグ・トゥ・フラッグ”の難しいレースとなる中で、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)がサンマリノGP初制覇を達成した。これまではシーズンを通じて、RC213Vが最も苦手とするサーキットだったが、今年は2年連続の優勝を狙う。

    前戦イギリスGPは、不安定な天候が続いた。そのため総合首位のマルク・マルケスは、フリー走行、予選を通じてタイヤのテストをしっかりできず、それが決勝レースに大きく影響して4位に終わった。チャンピオン獲得を視野に入れながらのミスのできないレースが続いているが、タイヤテストがしっかりできていれば優勝争いは確実だっただけに、悔しいレースとなった。

    マルク・マルケスは10年に125ccクラスで、2011年と2012年にはMoto2クラスで優勝し、昨年、最高峰クラスでも初制覇を達成。今季は通算5度目のサンマリノGP制覇に挑む。

    調子を上げてきたダニ・ペドロサは、10年以来、6年ぶりのサンマリノGP制覇を狙う。過去の大会では、2009年に3位、2010年が優勝、2011年に2位、2013年と2014年が3位という結果を残してきました。8月のチェコGP後のテストでセットアップが進み、前戦イギリスGPでは5位だったが、内容としては今季ベストの走りだった。“フラッグ・トゥ・フラッグ”になった昨年は9位という悔しい結果に終わっているが、今年は今季3度目の表彰台とシーズン初優勝を目指す。

    シーズン中盤戦に入って調子を上げているカル・クラッチロー(LCR Honda)は、3戦連続今季4度目の表彰台獲得とシーズン2勝目を目指す。カル・クラッチローは、難しいコンディションとなった第9戦ドイツGPで2位。ウエットコンディションの第11戦チェコGPでは優勝。ドライコンディションの第12戦イギリスGPで2位と、ウエットでもドライでも好調な走りをみせている。今大会も勢いに乗るクラッチローの走りに注目される。

    復帰2戦目を迎えるジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、今大会もベストを尽くす意気込み。前戦イギリスGPは、完治していない右手首の痛みと闘いながらの走行となった。負担の少ないウエットコンディションでは好走をみせたが、ドライコンディションではまだ100%にほど遠い状態で、今大会も回復に合わせてペースを上げつつ、大会に臨む。

    高速サーキットのシルバーストンでは苦戦したティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、得意のコースであるミサノで本来の走りを取り戻す意気込み。Moto2時代には、2013年に3位、2014年に優勝、昨年2位と常に優勝争いに加わってきた。今大会は、第2戦アルゼンチンGPの9位を上回る自己ベストを目指す。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合1位)
    「前戦イギリスGPでのフロントタイヤの選択は理想的なものではありませんでしたが、全体的にはまずまずの結果となりました。最終的にわずか3ポイント失っただけでした。次はミサノです。ここはイギリスとはかなり違ってツイスティで低速のサーキットです。サンマリノでは、レースウイーク中に順調にセットアップが進めば、また表彰台争いをしたいですね。イタリアでレースをするのはうれしいです。天候に恵まれ、すべてのセッションを最大限に利用できることを願っています」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合5位)
    「イギリスGPでは、自信とモチベーションを少し高めることができました。そしてミサノへ向かいます。シルバーストンでは、周回するごとにいい部分とそうでない部分をより理解できるようになりました。今週も引き続きこの課題に取り組み、プラクティスセッションに集中したいです。マシンのセットアップの方向性を間違わず、コースにより合うタイヤを選び、そのタイヤをよりうまく使う方法に取り組まなければなりません。引き続き仕事に集中したいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合8位)
    「マシンの感触はいいです。シーズン序盤に比べて、自分の限界までどうやってプッシュしたらいいのか分かるようになりました。いい状態になってきているように感じます。ミサノはHondaや僕にとっては難しいサーキットですが、またいいレースができることを願っています。ここ数年、ここではあまりいい結果を出していませんが、だからといってあきらてはいません。先週のシルバーストンも、これまではあまりいい結果を出したことはありませんでした。この状態になるまでに、一生懸命がんばってきました。過去4戦で66ポイントも獲得しました。僕のキャリアの中で、今はいい状態だと思います。ミサノでもがんばります」

    ジャック・ミラー(MotoGP 総合15位)
    「開幕まであと数日リハビリができるので、ミサノでは、より回復していることを願っています。シルバーストンでは、ケガをした右手首に痛みがかなりあって、簡単ではありませんでした。レース中は痛み止めの効果で徐々に楽になりました。ミサノはシルバーストンとはかなり違うサーキットですが、まずまずの走りができると思います。2014年にはMoto3で表彰台に上がったことがあります。昨年の“フラッグ・トゥ・フラッグ”ではカル(クラッチロー)の後ろでフィニッシュしました。今週もがんばります」

    ティト・ラバト(MotoGP 総合19位)
    「ミサノとシルバーストンは全く違うサーキットなので楽しみです。先週のシルバーストンは、3戦連続のポイント獲得になりました。ミサノに向けて役立つこともいくつか学ぶこともできました。今大会の目標は、いつものように学び続け前進し、トップとのギャップを縮めていくことです」

    ※フラッグ・トゥ・フラッグ
    MotoGPクラス決勝レース中のコンディション変化にともない、異なるタイヤを装着したマシン(スリック→ウエット/ウエット→スリック)への交換が許可されるルール。

  • 中須賀克行、MotoGP 日本グランプリにワイルドカード参戦

    中須賀克行、MotoGP 日本グランプリにワイルドカード参戦

    中須賀克行が、10月16日(日)にツインリンクもてぎで決勝が行われる2016 FIM MotoGP世界選手権シリーズ 第15戦 MOTUL日本グランプリに「YAMALUBE YAMAHA FACTORY RACING TEAM」から「YZR-M1」でワイルドカード参戦することが決定した。

    中須賀克行の日本グランプリ(MotoGPクラス)出場は2012年から5年連続、MotoGPクラスへの出場は、2位表彰台を獲得した2012年の第18戦バレンシアGP、8位を獲得した2015年の日本グランプリを含め通算7回目となる。

    今シーズン、中須賀克行は「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」から全日本ロードレース選手権最高峰クラスのJSB1000に「YZF-R1」で参戦中。昨年の第2戦から、今シーズンの第5戦まで、10戦連続ポール・トゥ・ウィンを達成するなど、圧倒的な強さでランキングトップに立ち、5連覇、7回目のチャンピオン獲得を目指している。

    また、7月末の鈴鹿8耐では、ポル・エスパルガロ、アレックス・ローズとともに、ヤマハにとって6回目、1987-1988年以来となる連覇の達成に貢献した。

    日本グランプリへの中須賀克行の参戦は、「YZR-M1」の開発ライダーを務める同選手が実戦を通じて車両の開発評価を行うことがその目的となる。また、鈴鹿8耐へのファクトリー参戦と同様、二輪車メーカーの使命として、国内No.1ライダーである中須賀克行を加えた5人のヤマハライダーとともに、国内最大級のレースイベントである日本グランプリを盛上げ、モータースポーツと二輪車の魅力をより多くの方々に届けることを目指した。

    中須賀克行
    「昨年は、日本グランプリでの自己ベストを更新し、決勝でもシングルフィニッシュ(8位)するなど、YZR-M1も自分自身も進化していることを証明できました。今回も引き続き、開発評価という役割を担っての出場になりますが、世界最高峰のライダーとマシンを相手にどこまで戦えるか、年に一度の腕試しとして、全力でチャレンジします。昨年の日本グランプリでは、鈴鹿8耐で組んだエスパルガロ選手、スミス選手とバトルできましたが、今年も彼らと同じ位置でバトルすることが目標。ファンの皆さん、ぜひ、会場に来て応援してください。そして一緒に日本グランプリを盛上げましょう」

  • MotoGP 第12戦イギリスGP 結果:マーベリック・ビニャーレスが初優勝

    MotoGP 第12戦イギリスGP 結果:マーベリック・ビニャーレスが初優勝

    MotoGP 第12戦イギリスGPの決勝レースが4日(日)、シルバーストンで行われ、マーベリック・ビニャーレスが最高峰クラス30戦目で初優勝を飾り、総合4位に浮上。所属するスズキに2007年5月の第5戦フランスGP以来、ドライレースでは、2001年9月の第12戦バレンシアGP以来となる勝利をもたらした。

    気温18度、路面温度18度のレインコンディションの中、3番グリッドのマーベリック・ビニャーレスがは、1ラップ目にグループの前に飛び出して徐々にアドバンテージを広げて優勝を果たした。

    ポールポジションのカル・クラッチローは、3.480秒差の2位に入り、ホームレースで2戦連続3度目の表彰台を獲得。2番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、4.063秒差の3位に入り、2戦連続6度目の表彰台を獲得した。

    5番グリッドのマルク・マルケスは、2位争い中のラスト2ラップにコースアウトを喫して、5.992秒差の4位。4番グリッドのダニ・ペドロサ、10番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾ、11番グリッドのアレイシ・エスパルガロ、9番グリッドのホルヘ・ロレンソ、14番グリッドのダニロ・ペトルッチ、19番グリッドのアルバロ・バウティスタがトップ10入りした。

    ウォームアップ走行で今季2度目のトップタイムを記録した20番グリッドのヨニー・エルナンデェスは、2戦連続の11位。6番グリッドのユージン・ラバティ、16番グリッドのアレックス・ロース、18番グリッドのエクトル・バルベラ、21番グリッドのティト・ラバットがポイント圏内のトップ15に進出した。

    7番グリッドのスコット・レディングは、2度の転倒を喫したが、最後まで走りぬいて、12番グリッドのジャック・ミラーに続いて17位。8番グリッドのアンドレア・イアンノーネと17番グリッドのステファン・ブラドルは転倒リタイア。

    13番グリッドのロリス・バスと15番グリッドのポル・エスパルガロは、スタート直後の2コーナーで接触。激しく横転したことから、レースディレクションは赤旗を提示。20ラップから19ラップに周回数が縮小され、クイックスタートによるリスタートが実施された。

    チャンピオンシップは、総合1位のマルク・マルケスに対して、総合2位のバレンティーノ・ロッシが53ポイント差から50ポイント差に接近。総合3位のホルヘ・ロレンソは、59ポイント差から64ポイント差に拡大した。

    2連戦の2戦目となる次戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPは、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで9日に開幕、11日に決勝レースが行われる。