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  • 【MotoGP】 ヤマハ:日本GP 予選 レポート&ライダーコメント

    【MotoGP】 ヤマハ:日本GP 予選 レポート&ライダーコメント

    Movistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソは、強い決意を露わに見事な走り。それぞれトップと3番手を獲得して日本のファンを歓喜させた。

    バレンティーノ・ロッシはスタートをやや遅らせ、前方にクリアスペースを確保してからコースイン。ひとたびリズムをつかむと素早くペースを上げ、最初のアタックで暫定3番手につけた。

    2回目のアタックでは1分44秒736へ更新したものの、順位ではチームメイトのロレンソに先行されて4番手に後退。次のトライでもさらに1000分の5秒短縮したが、全体のペースが上がったためポジションアップはならないまま、残り5分でピットに戻った。

    タイヤ交換を終え、1分後にコースに戻ったバレンティーノ・ロッシはその時点で6番手だったが、再び激しくプッシュすると、セッション終盤で第2、第3、第4セクションでトップタイムをマーク。1分43秒954のファステストラップを叩き出して一気にトップに躍り出た。最後の1ラップは第1、第2セクションでタイムを短縮したもののタイムは更新ならず。それでもトップを守り切り、自己通算64回目のポールポジションを獲得した。2位との差は0.180秒。

    一方のホルヘ・ロレンソは、まさに超人的なパフォーマンス。フリープラクティス第3セッションでは、第2コーナーで激しいハイサイド・クラッシュ。メディカル・センターでチェック後、ヘリコプターで宇都宮市内の病院へ運ばれてCTスキャン検査を受けた。その結果、走行可能と診断されたためすぐまたコースへ戻り、フリープラクティス第4セッションに出場して3番手を獲得した。

    Q2に進出したホルヘ・ロレンソは、十分なスペースを確保するためロッシよりさらに遅れ最後尾からスタート。初めは慎重に走り出し、2周目のアタックで1分44秒399を記録すると、10番手から一気に2番手までポジションアップ。その後、残り7分でピットに戻りタイヤ交換を行った。

    素早くコースに復帰するも、その時点で順位をひとつ下げて3番手となるが、ここからもう一度、挽回しようと激しくプッシュしていったが、5ラップ目のアタックでは更新できず、逆にロッシがトップに浮上したことで4番手へとポジションを下げてしまった。しかしロレンソはあきらめず、最終ラップでトップから0.267秒差の1分44秒221を記録。明日の決勝はフロントロー、3番手の位置からスタートすることとなった。

    中須賀、16番グリッドから決勝に臨む
    フリープラクティス3までの総合結果で上位10台が公式予選Q2に進出し、スターティンググリッドのトップ10グリッドが決定。そしてフリープラクティス3までの総合11位以下は公式予選Q1に進み、スターティンググリッドの12番以降が決定する。

    そのフリープラクティス3は午前9時55分から45分間で行われたが、開始から約20分後、YAMALUBE YAMAHA FACTORY RACINGの中須賀克行はヘアピンカーブで転倒を喫してしまった。これで右肩を強打した中須賀だったが、続くフリープラクティス4そして公式予選Q1に出走。そのQ1で中須賀は全セッションを通じて自己ベストとなる1分46秒627を記録して16番グリッドから決勝レースのスタートを待つことになった。

    なお、中須賀の日本グランプリでの自己ベストは昨年の公式予選Q1で記録した1分45秒496で、目標にしていたこのタイムには及ばなかった。もちろんこれには、全車統一のECUや、今年からタイヤがミシュランに変更されたことなどが関与している。

    エスパルガロが3列目スタート。スミスは果敢に挑み5列目
    トップ・サテライトを目指すMonster Yamaha Tech 3のポル・エスパルガロは、グリッド3列目を獲得。午前中に行われたフリープラクティス第3セッションでは、昨日までの勢いをキープしながらセットアップを継続。45分間のセッションをノンストップでプッシュし続け、総合9番手を獲得してQP2に進出した。エスパルガロはここでもさらにペースを上げ、セッション終盤で1分45秒232の自己ベストを記録。ロレンソに1秒差まで迫り9番グリッドを獲得した。決勝ではロケットスタートを決め、前方集団を抜いて好成績を目指す。

    ブラッドリー・スミスは、右膝の怪我が完治していない状態だが、果敢にも予選を走り切りグリッド5列目を獲得した。午前中のフリープラクティスでは17ラップを走行。走るたびに力強さを増し、セッション終盤では、ウイーク初日を4秒近く上回る好タイムを記録。これによって総合20番手を獲得した。午後からのQ1でも見事なペースを披露。膝を十分に動かせない状態にもかかわらず、4ラップ中の最終ラップで自己ベストを更新して15番手を獲得した。決勝は完走を目標にベストを尽くす。

    Movistar Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ(予選トップ)
    「シーズン3度目のポールポジション! 今年は予選から強さを発揮できているので、とても満足しているよ! 昨日まではマシンのバランスに悩まされ、その上、僕自身の身体の状態も100%ではなかったからあまり気分が良くなかったんだ。フリープラクティス第4セッションでようやくマシンのバランスが大幅に改善され、ラップタイムも上がって、第11コーナーのブレーキングもうまくいくようになった。ポールポジションからのスタートはとても重要。あとは明日の決勝を待つだけ」

    ホルヘ・ロレンソ(予選3番手)
    「時間が経つごとに状態は良くなっているよ。痛み止めの注射と、僕自身のアドレナリンが、心身の回復を早めてくれているんだ。かなり激しく転倒してしまい、とくに左脚には大きな衝撃があったので、怪我がひどくないことを祈っていた。幸いにも、こうして予選に出場することができ、とくに2回目の走行の1周目は素晴らしかったと思う。良いポジションを確保することができて本当にうれしいよ。ロッシのタイムはすごいね。そしてマルケスも。ポールポジションは無理だったけれど、病院から戻った時点で想像していたよりはずっといいよ」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「セッティングで苦労したり、ホルヘがクラッシュしたり、どのセッションも本当に大変だった。だから、ふたりが揃ってフロントローに並ぶことなど想像もできなかった。しかも最大のライバルのホームコースだということを考えればなおさらだ。フリープラクティス第4セッションではバレンティーノのマシンのセッティングが大幅に向上。ハンドリング性能が改善されたことでより乗りやすくなり、彼の思い通りの走りができるようになった。体調は依然として完璧ではなかったが、それを超えるくらいのパフォーマンスでファステストラップを叩き出した。ホルヘの3番手もまた見事だった。走れるかどうかさえ分からない状況だったのに、本当に勇敢な走りを見せてもらった。また、難しい問題を克服したチームの仕事ぶりも素晴らしかった。ふたりのフロントローは最高だ!」

    YAMALUBE YAMAHA FACTORY RACING
    中須賀克行(予選16番手)
    「フリープラクティス3中にヘアピンで転倒して右肩を強打してしまいました。ちょうど砂が浮いているところに乗り上げそうになり、危ないと思った瞬間に転んでいました。マシンを降りてからは右肩が痛くてたまらなかったのですが、その後のフリープラクティス4、そしてQ1を走っている間は、痛みを感じることはまったくありませんでした。それほど集中して走れているし、何よりこのMotoGPという舞台で走れていることが本当に楽しいです。目標にしていた昨年の自己ベストには迫れませんでしたが、それでもマシンに関しては順調にセットアップが進んでいるし、データも残せています。もちろんライダーとしては明日の決勝がいちばん大切です。ただ、順位を気にするのではなく、自分の走っているポジションで、しっかりとライバルと戦えるようにしたい。そしてポイント圏内でゴールすることが目標です」

    尾方宏彰(チーム監督)
    「今日も、さまざまなデータを集積するために、中須賀選手にはセッティングを大きく振ったマシンに乗ってもらいました。フリープラクティス3ではヘアピンで転んでしまいましたが、あのときはちょっと止まりにくい状態だったかもしれません。Q1では、さらに試したいセッティングがあったのですが、タイヤが温まるまでの時間などでチーム内が少々ばたついてしまい、時間管理がうまくいきませんでした。おそらくあと1周走れていたら、さらにタイムを詰められたと思います。明日の決勝に向けて、いくつかのコーナーで試したいセッティングがあるので、朝の走行でこれを確認します。これが決まれば、中
    須賀選手も気持ちよく走れると確信しています」

    Monster Yamaha Tech 3
    ポル・エスパルガロ(予選9番手)
    「3列目を獲得できたことに満足しないとね。なぜなら今回は、ここ数戦のなかでも最も難しい状況だったのだから… たとえばアラゴン。あそこではウイークを通じて速かったにもかかわらず、Q2が終わってみるとグリッドは4列目。そう考えると、今日の9番手は喜ぶほどではないものの、少なくともレース序盤でトップグループについて行くチャンスを与えてくれると思うんだ。レース序盤の最大の目標は、できるだけ多くのドゥカティ勢をかわすこと。彼らは加速で優れているので、あとから抜き返すのは大変なことだからね。タイヤのチョイスは、考え方はすでにはっきり決まっている。そして幸いにも、僕らのリズムは1ラップのものよりもレース全体のほうが上なんだ。フリープラクティス4ではまったく別のセッティングを試したけど、期待したほどの効果は得られなかった。そこで予選ではもう一方の方向性を選択することになり、その新しいセッティングに慣れるまでに、少し時間がかかってしまったんだ。2回目の走行ではフィーリングが格段に良くなったので、明日のウォームアップでもこれを採用したいと思っているよ。そうすれば決勝でも最善の順位を獲得できるだろう」

    ブラッドリー・スミス(予選15番手)
    「怪我の状況を考えれば、予選15番手は想像をはるかに超えている。だからこれ以上の喜びはないよ。チームのみんなが素晴らしい仕事をしてくれ、マシンに最善かつ繊細な変更を加えてくれたことで、僕の膝がどんどん楽になっていったんだ。そしてセッションごとに少しずつペースが上がっていった。もちろん、予選は距離が短く、決勝は24ラップと長いのだからずっと大変だろう。でも今日こうしていい走りができたので、明日もトライしたいんだ。タイヤは前後ともに順調。とくに加速性が要求されるこのコースでは、リアのグリップが重要になるので、おもにそこに注意を注いでいる。今日までのところは、15番手獲得ということでしっかりチャンスをつかんだと思っている。明日の目標は24ラップを走り切ること」

    関連:MotoGP 日本GP 予選:バレンティーノ・ロッシがポールポジション!

  • 【MotoGP】 ホンダ:日本GP 予選 レポート

    【MotoGP】 ホンダ:日本GP 予選 レポート

    MotoGP 日本グランプリの予選が15日(土)、ツインリンクもてぎで行われた。

    MotoGP レポート
    第15戦日本GPの予選は、終日にわたり青空が広がる絶好のコンディションの中で行われ、フリー走行でただ一人1分44秒台をマークしたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、予選でも安定した走りを見せた。

    Q2最初のアタックで1分44秒134を叩き出し、他のライダーを圧倒。2回目のアタックで更なるタイムアップを狙ったが、それはかなわず。セッションの最後にバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)にタイムを逆転され、0秒180の差でセカンドグリッドとなった。明日の決勝は52ポイント差でチャンピオン争いをするロッシと並んでフロントローからスタートします。

    次にHonda勢上位に入ったのは、カル・クラッチロー(LCR Honda)だった。午前中に行われた3回目のフリー走行で2番手のタイムを記録したクラッチローだったが、スリップダウンを喫するなど予選では思うような走りができず、トップに遅れること0秒448の1分44秒402で5番グリッドとなった。

    また、前日の転倒によるケガで戦列を離れたダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)に代わって参戦することになった青山博一(Repsol Honda Team)。3回目のフリー走行で1分47秒522のタイムを記録し、予選に臨んだが、フリー走行でのタイムを更新することはかなわず、22番グリッドからのスタートとなった。

    Moto2 レポート
    Moto2クラス、ポールポジションを獲得したのは1分49秒961のタイムを記録した、ポイントランキング首位を走るヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)だった。

    2番手には、今季3勝目を狙うトーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)が0秒067の差で入り、3番手には、今期初優勝を狙うフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が入った。ポイントランキングにおいて1ポイント差でザルコを追いかける、アレックス・リンス(paginas Amarillas HP 40)は 1分51秒594と振るわず、最後列22番グリッドから決勝レースに臨む。

    初日2番手のタイムだった中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)は、予選で1分50秒522とタイムを縮めたもののトップグループには追い付かず、7番グリッドからのスタートとなった。明日、決勝での巻き返しに期待したいところだ。

    今大会、Moto2クラスにワイルドカードとして参戦の関口太郎(Team Taro Plus One)は、1分54秒397のタイムで30番グリッドから明日の決勝に臨む。

    Moto3 レポート
    Moto3クラスは、13周目に尾野弘樹(Honda TEAM ASIA)が、2014年にアレックス・マルケスが記録した1分57秒112のコースレコードを破る、1分56秒443という予選トップタイムでポールポジションを獲得。しかしながら、前日のフリー走行で下ったペナルティーにより、3グリッド降格の2列目4番グリッドから明日の決勝をスタートする。また、エネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)は予選4番手のタイムを記録するものの、尾野の降格によりスターティンググリッドが繰り上がり、フロントロー3番グリッドとなった。そのほかのHonda勢は、ニッコロ・アントネッリ(Ongetta-Rivacold)が7番グリッド。アダム・ノロディン(Drive M7 SIC Racing Team)が9番グリッドから明日の決勝を戦う。

    また、ワイルドカードで初参戦となる岡崎静夏(UQ & Teluru KOHARA RT)は、今年、全日本ロードレース選手権のJ-GP3クラスで記録したツインリンクもてぎでの自身ベストラップを上回る、2分2秒753というタイムを記録。健闘したものの、34番グリッドにとどまった。

    関連:MotoGP 日本GP 予選:バレンティーノ・ロッシがポールポジション!

  • 【MotoGP】 スズキ:日本GP 予選 レポート&ライダーコメント

    【MotoGP】 スズキ:日本GP 予選 レポート&ライダーコメント

    アレイシ・エスパルガロとマーベリック・ビニャーレスは明日のMOTUL日本GPの決勝に向けた予選を終え、2列目と3列目からそれぞれスタートすることとなった。二人のGSX-RRライダーは今日のFP3で5番手、6番手に付け、Q2にストレートイン。Q2で積極的にアタックし、エスパルガロ6番手、ビニャーレス7番手で予選を終えた。

    エスパルガロにとってポジティブな日となった日本GP二日目は、朝のFP3で既に5番手と上位に付け、そこからコンスタントに速いラップを刻み続けた。

    エルパルガロのGSX-RRは昨日のデータを基に施したセットアップが効果を発揮し、マシンに対して良いフィーリングを得たことから自信を持ってコースを攻めることができ、着実な進化、特にリヤに関してのフィーリングの飛躍的向上を遂げることに成功した。これが予選での走りをサポートし、1分44秒494というタイムを予選でマークし、セカンドロウに付けた。

    一方のビニャーレスにとっての日本GP二日目は、やや難しい一日となってしまった。今日の朝のセッションでは進化を見せ、FP4では試したかったこともトライでき、良いセッションとなったのだが、期待した最終セッションにすることはできなかった。彼のレースはいつもアグレッシブなもので、明日もスタートから全力でコースを攻め続ける姿を見せてくれるはずだ。

    アレイシ・エスパルガロ
    「この週末はここまでずっと、ハッピーに過ごせているよ。正直言って、時間が進んでいくごとに良くなると期待していて、ファーストロウに並べるのではないかという手応えもあったのだけれど、セクター1で少しうまく走れないところがあり、ラップタイムをさらに引き上げることはできなかった。でも、去年はポールタイムから少し離されてしまっていたけど、去年のタイムよりもコンマ5秒速いタイムを刻むことができており、とてもハッピーだよ。FP4でのペースはとても良く、今まで経験してきた中でもとても良いセッションだったよ。そう、本当に満足しているんだ。リヤタイヤについてはもう決めているけど、フロントに関してはまだちょっと決めかねている。明日のフリー走行でそのあたりをチェックし、チョイスするつもり。ブレーキング時のマネージメントがレースでは重要で、特にこのサーキットはハードブレーキングを多用するのでブレーキは高熱になり、これは我々にとって重要なポイントになる。僕は身長が高いから体重もあり、ブレーキの問題は他のライダーよりも重要になるんだ。ブレーキ温度をうまくマネージメントする必要があり、決勝ではできるだけ他のライダーの後ろに付かず、前を開けた状態で空気をブレーキに当てられるように心がけなければならないね。」

    マーベリック・ビニャーレス
    「今日の予選は私が期待していた形にはならなくて残念だよ。僕たちのポテンシャルを考えると、7番手という位置は後ろ過ぎると思う。朝のセッションでいくつかの改善を図ることができ、ペースはとても良くなった。でも予選の時に試したセットアップが期待を少しはずれてしまい、タイムアップできずに終わってしまった。そのために良いフィーリングが得られず、ポジティブな予選結果にすることができなかった。でも僕はこのコースに対して自信があるので、明日のフリー走行では着実な進化を遂げられると信じているんだ。戦略はシンプル。スタートで飛び出し、可能な限り順位を上げること。なぜそういうことが言えるかというと、ペース自体は安定していて速いからだよ。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)
    「今日の予選は我々にとって、より良いレベルに到達できるということを証明するセッションとなりました。アレイシはすべてのセッションで進化を遂げ、FP4終盤には十分に暖まったタイヤでエクセレントなタイムを刻んで見せ、さらに上のレベルを目指しました。マーベリックは彼にとってベストなセットアップを最後まで見つけられず、不完全燃焼な一日になってしまいました。しかしながら、我々はセカンドロウ、サードロウに付けており、我々はさらなるハードな作業を続けていきます。もしアレイシが、彼自身がFP4で見せた良いペースを決勝で保つことができ、マーベリックが本来の速さを見せることができるセットアップをすることができれば、二人のライダーはいいレースをしてくれるものと信じています。決勝でより良い走りを二人ができるように、今夜我々はハードな作業を続け、明日のレースに向けた準備を進めていきたいと思います。」

    関連:MotoGP 日本GP 予選:バレンティーノ・ロッシがポールポジション!

  • MotoGP 日本GP 予選:バレンティーノ・ロッシがポールポジション!

    MotoGP 日本GP 予選:バレンティーノ・ロッシがポールポジション!

    MotoGP 第15戦 日本GPの公式予選が15日(土)、ツインリンクもてぎで行われ、総合2位のバレンティーノ・ロッシが今季6度目のトップタイムをマーク。今季3度目、最高峰クラスで54度目、もてぎで2009年以来2度目、歴代トップに並ぶキャリア通算64度目のポールポジションを奪取した。

    気温25度、路面温度34度のドライコンディションの中、フリー走行総合8番手のバレンティーノ・ロッシは、フリー走行4で1分46秒台を5回、1分45秒台を6回記録して、0.186秒差の5番手、公式予選2では、1分43秒954のトップタイムを刻んだ。

    フリー走行総合1番手のマルク・マルケスは、フリー走行4で1分45秒台を6回記録。週末2度目の1番手に進出した後、公式予選2では、0.180秒差の2番手に入り、2戦連続10度目の1列目に進出。

    午前中に転倒してドクターヘリで搬送されて怪我が心配されたホルヘ・ロレンソは、フリー走行4で1分46秒台を2回、1分45秒台を6回記録して、0.033秒差の3番手、公式予選2では、0.267秒差の3番手に入り、3戦連続10度目の1列目に進出。

    フリー走行総合3番手のアンドレア・ドビツィオーゾは、フリー走行4で1分46秒台を3回、1分45秒台を3回記録して、0.035秒差の4番手、公式予選2では、0.340秒差の4番手。

    フリー走行総合2番手のカル・クラッチローは、今季20度目の転倒を喫したが5番手に進出。フリー走行総合6番手のアレイシ・エスパルガロは、フリー走行4で0.019秒差の2番手に浮上した後、0.540秒差の6番手。フリー走行総合7番手のマーベリック・ビニャーレス、フリー走行総合4番手のエクトル・バルベラ、フリー走行総合9番手のポル・エスパルガロ、フリー走行総合10番手のダニロ・ペトルッチがトップ10入り。

    フリー走行総合11番手のスコット・レディングは、公式予選1で2番手、公式予選2で11番手。フリー走行総合14番手のアルバロ・バウティスタは、公式予選1で1番手。アプリリアで2度目の公式予選2は、今季13度目の転倒を喫して12番手。

    フリー走行総合15番手の中須賀克行は、フリー走行4で15番手、公式予選1で6番手。フリー走行総合19番手の青山博一は、フリー走行4で20番手、公式予選1で12番手だった

  • 【Moto3】 岡崎静夏 「グランプリを走っているんだなと実感しました」

    【Moto3】 岡崎静夏 「グランプリを走っているんだなと実感しました」

    MotoGP 日本グランプリのMoto3クラスで日本人選手としては、21年ぶりの女性ライダーのグランプリ出場として大きな注目を集めている岡崎静夏は、金曜フリー走行を35番手タイムで終えた。

    ワイルドカードで出場の岡崎静夏(UQ & Teluru Kohara RT)は、2分03秒064の35番手。2日目のタイム短縮とポジションアップが期待される。

    岡崎静夏(Moto3 35番手)
    「SP1で自己ベストに近いタイムをすぐに出すことができました。いつも乗っているエンジンよりも速く、うまくインにつけない状況でしたが、タイムが出ました。もっとタイムが詰まると思い、SP2に挑みましたが、思うようにタイムを上げることができませんでした。SP1のバランスの方が乗りやすかったので、明日はもう一度見直していきたいと思っています。今日は抜かれてばっかりでしたが、そのスピードが信じられないくらい速くて衝撃的でした。グランプリを走っているんだなと実感しました。明日は、マシンをしっかり仕上げ、もっと速く走れるようにがんばります」

  • 【MotoGP】 ホンダ:日本GP 金曜フリー走行 ライダーコメント

    【MotoGP】 ホンダ:日本GP 金曜フリー走行 ライダーコメント

    MotoGP 第15戦 日本GPのフリー走行が14日(金)、ツインリンクもてぎで行われた。

    初日となる10月14日(金)は、Moto3クラスで40分間の“フリー走行”が、Moto2クラスとMotoGPクラスでは45分間の“フリー走行”が午前・午後に分けてそれぞれ1回ずつ行われた。

    MotoGP コメント
    マルク・マルケス(MotoGP 4番手)
    「ダニのケガは本当に残念でした。いつものスピードが戻ってきていたし、早くよくなることを願っています。今日は思っていた以上にいいフィーリングでした。正直、もう少し苦戦すると思っていましたが、最初から感触はそれほど悪くありませんでした。今日はいい仕事ができました。午後はフロントにハードタイヤを試し、少しプッシュしようとしているときに転倒してしまいました。でも引き続き走ることができたし、ラップタイムも更新しました。これはポジティブなことでした。ここではライバルたちが強いサーキットですが、彼らとはそれほど差はありませんでした」

    カル・クラッチロー(MotoGP 5番手)
    「少し疲れていますが、今日はそれほど悪い日ではありませんでした。全体的にはマシンの仕上がりにかなり満足しています。改善の余地も、少し苦戦しているエリアもありますが、それでも、とても満足しています。今日は違うセッティングをいくつか試しました。そのため、少し時間を無駄にしてしまったかもしれませんが、それも想定内のことでした。明日も向けて引き続きデータを検証していきます。さらに少し前進できることを願っています」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 9番手)
    「本当に悲しいです。ホンダのホームサーキットでレースをすることをとても楽しみにしていました。このサーキットは大好きなサーキットのうちの1つです。FP2のアウトラップでした。11コーナーに入った瞬間にリアから滑り、タイヤがグリップが復活したときに宙に飛ばされました。これ以上話すことはありません。できる限り早くサーキットに戻ってこられるよう回復することに集中したいです。僕の代役として彼のホームファンの前でレースをするヒロに幸運を祈ります」

    ジャック・ミラー(MotoGP 18番手)
    「今日は久しぶりの走行となり、セットアップに苦戦しました。明日は、もう少しいい走りができることを願っていますが、今日は難しい一日でした。明日に向けて気持ちを切り替え、なにができるか考えたいです。どこを改善できるのか、データを検証するために今夜は長い夜になりそうですが、さらに自信をつけるためにいい方法を見つけたいです。リアタイヤのスピンが少し多く、それに苦しんでいます。フロントエンドのハンドリングも、もっとよくする必要があります」

    ティト・ラバト(MotoGP 19番手)
    「このサーキットはとても好きです。そして、ホンダにとって重要なレースになります。午前中の走行は、レースウイークのスタートとしては満足しています。着実にタイムを更新したし、すべてひとりで走ることができたのでうれしいです。FP2の最後はもっと速く走ることができたと思いますが、6コーナーでラバティが僕の前で大きなクラッシュをしたので完全なラップにはなりませんでした。ファステストタイムとのギャップの大きさは分かっています。明日は落ち着いて集中して走らなければなりません。そしてマシンのセットアップを進めたいです」

    青山博一(MotoGP)
    「ダニのことは本当に残念でした。早く治ることを願っています。このような形でレースに戻るのは、最良の方法ではありませんが、友人やファンの前でHondaのためにベストを尽くします。マイク・ジョーンズが僕のレーシングナンバ―の7をすでに使っているので、僕は73を使います。この番号は250cc時代の最初のシーズンに使った番号です」

    Moto2 コメント
    トーマス・ルティ(Moto2 1番手)
    「今日はそれほど悪くありませんでした。最初のプラクティスは少し変わったコンディションでした。路面のフィーリングがつかめませんでした。実際どのクラスでも多くのライダーが転倒していました。でも午後はかなりいいペースをつかむことができました。いいセットアップも見つかりました。今大会で使える2種類のタイヤにはかなり大きな違いがあります」

    中上貴晶(Moto2 2番手)
    「今日は全体的にいい一日でした。午前中の走行でトップタイム。午後の走行で2番手と順調に終えることができました。今日はもてぎでの自己ベストを更新して初めて1分50秒台に入れたこともうれしかったです。これまでは1分51秒3がベスト。それを初日に更新できました。マシンのレベルもすごくいいです。あとは予選でいいタイムを出し、決勝に向けて準備をしたいです。予想していた以上にファンの方から声援を送っていただいて、すごくうれしいです。すごく期待されていることを感じましたし、それに応えたいです。ファンの声援は力になります。日の丸は昨年より多いような気がします。明日あさってと、もっと増えると思います。今大会はいいスタートが切れました」

    フランコ・モルビデリ(Moto2 3番手)
    「今日は両方のセッションで、戦闘的に走ることができたので、満足しています。昨年のもてぎは、足のケガのために決勝を走れませんでした。今日は、このサーキットでの自信を取り戻すことがすべてでした。これが唯一の心配事だったので、うれしいです。明日は、マシンのセットアップに集中して取り組むことができます。また、決勝に向けてタイヤライフに取り組むことも重要になります」

    サム・ロース(Moto2 4番手)
    「とてもいい1日でした。ルティが今日は最速でしたが、心配はしていません。彼はこのサーキットではいつも速いし、僕たちにはまだ改善の余地があります。今日はいろいろなことに取り組みましたが、ハードタイヤを使ったとき、少し誤った方向に進んでしまいました。そのほかのタイヤでは大きく前進できました。明日の予選では、もちろんポールポジション争いができると思います」

    関口太郎(Moto2 30番手)
    「今日はシェイクダウンのような状況だったので、確認しながら走行をこなしました。14年型のTSRでの参戦です。今回はいつものスタッフに加えてTSRのスタッフ、プラスワンのスタッフに来てもらい、限られた時間の中で、マシンのセットアップを行いました。マシンだけでなく、ライディングのアプローチを変えました。9年ぶりにGPライダーたちと一緒に走れる機会を得て、よかったと思います。GPライダーと走るのは簡単ではないですし、やりがいを感じます。明日は、もっといい走りをします」

    Moto3 コメント
    エネア・バスティアニーニ(Moto3 1番手)
    「今日はとてもうまくいきました。午前中から速さがありました。しかし、十分ではなかったので、午後のセッションに向けてデータをチェックしました。このサーキットはあまりグリップがなく、低速コーナーの出口で少し苦戦しています。でも午後は改善できたし、いいパフォーマンスを出せました。明日の予選はいつものように激しいバトルになると思うので、引き続きがんばって取り組みます」

    尾野弘樹(Moto3 2番手)
    「初日2番手で終えられましたが、セッション終盤に転んでしまい、しっかり力を出し切れませんでした。今日はあまりフィーリングがよくなかったのですが、そういう状況の中では、順調にタイムを更新することができました。セッション終盤に転んだ理由は、フロントから切れ込んだためです。まだ、自分のライディングもマシンのセットアップもまとまってきていないので、引き続き明日も取り組みたいです」

    リビオ・ロイ(Moto3 3番手)
    「このサーキットは好きです。とても自信があり、初日を3番手で終えられて、すばらしい気分です。マシンの感触は最高です。全体的に速さがありますが、セクター3でまだ改善の余地があります。明日の予選でさらに改善させなければなりませんが、今のところとても調子がいいです」

    岡崎静夏(Moto3 35番手)
    「SP1で自己ベストに近いタイムをすぐに出すことができました。いつも乗っているエンジンよりも速く、うまくインにつけない状況でしたが、タイムが出ました。もっとタイムが詰まると思い、SP2に挑みましたが、思うようにタイムを上げることができませんでした。SP1のバランスの方が乗りやすかったので、明日はもう一度見直していきたいと思っています。今日は抜かれてばっかりでしたが、そのスピードが信じられないくらい速くて衝撃的でした。グランプリを走っているんだなと実感しました。明日は、マシンをしっかり仕上げ、もっと速く走れるようにがんばります」

    関連:【MotoGP】 ホンダ:日本GP 金曜フリー走行 レポート

  • 【MotoGP】 青山博一、負傷したダニ・ペドロサに代わって日本GPに参戦

    【MotoGP】 青山博一、負傷したダニ・ペドロサに代わって日本GPに参戦

    ダニ・ペドロサが、MotoGP 第15戦 日本GPのフリー走行2回目に転倒。右鎖骨を骨折し、残りの週末をキャンセル。代役としてHRCテストライダーの青山博一が走行することが決定した。

    ダニ・ペドロサは、2回目のフリー走行16周目の90度コーナーにおいてハイサイドで転倒。

    セッションをリタイアしメディカルセンターでの検査の結果、右鎖骨を骨折していることがわかり、15日(土)以降、決勝まですべてのセッションをキャンセルした。

    代役として、RC213Vの開発テストを担当する、青山博一が出場することが決った。青山のレース参戦は、昨年のドイツGP以来となる。

    スペインに帰国し、バルセロナの病院で手術を受けるダニ・ペドロサは「本当に悲しいです。ホンダのホームサーキットでレースをすることをとても楽しみにしていた」とコメント。

    「このサーキットは大好きなサーキットのうちの1つだ。FP2のアウトラップでした。11コーナーに入った瞬間にリアから滑り、タイヤがグリップが復活したときに宙に飛ばされた。これ以上話すことはない。できる限り早くサーキットに戻ってこられるよう回復することに集中したい。僕の代役として彼のホームファンの前でレースをするヒロに幸運を祈る」

    青山博一は「ダニのことは本当に残念でした。早く治ることを願っています」とコメント。

    「このような形でレースに戻るのは、最良の方法ではありませんが、友人やファンの前でホンダのためにベストを尽くします。マイク・ジョーンズが僕のレーシングナンバ―の7をすでに使っているので、僕は73を使います。この番号は250cc時代の最初のシーズンに使った番号です」

  • 【MotoGP】 ヤマハ:日本GP 金曜フリー走行 レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:日本GP 金曜フリー走行 レポート

    MotoGPは、アジア、オセアニアで行われる3連戦をスタート。その1戦目となる日本GPがツインリンクもてぎで行われ、フリープラクティスでMovistar Yamaha MotoGPのホルヘ・ロレンソとバレンティーノ・ロッシは、それぞれ1位と7位を獲得した。

    ホルヘ・ロレンソは午前中の第1セッションからペースをつかんで順調な滑り出し。序盤で2番手に上がったあとは、主にドライコンディションのセッティング作業に取り組んだ。そして3回目の走行で1分46秒181のベストタイムを記録。トップから0.695秒差の3位でセッションを終了した。

    午後からの第2セッションでも同様にスムースなライディング。開始早々に1分46秒111に更新し、さらにペースを上げると46秒台の壁を破る1分45秒911を記録して暫定3位につけた。最後までペースを緩めず走り切ったホルヘ・ロレンソはセッション終盤、さらにタイムを短縮して1分45秒151。これでライバルを0.053秒上回り、一気にトップに立った。

    チームメイトのバレンティーノ・ロッシも、第1セッション開始早々からハイペースをアピール。ストップ&ゴーの特徴的なコースに合わせるため、セッティング作業に専念しながら合計20ラップを走行した。ほとんどの時間帯で2番手をキープしていたが、終盤で4番手へ後退。1分46秒222のベストラップで、トップとの差は0.463秒。

    第2セッションではやや遅れてコースイン。それでも素早くペースを掴み、マシンのパーフェクトなバランスを求めて作業を続けた。何度かセッティング変更を行いながら、数種類のタイヤスペックをテスト。セッション終盤にはラップタイムを1分45秒684に短縮して暫定トップに立ち、その後さらに1分45秒532へと更新したが、ライバルたちもペースを上げたため7番手へ後退した。トップとの差は0.381秒。

    1年ぶりの MotoGPで中須賀は17番手
    Yamalube Yamaha Facory Racingの中須賀克行は、フリープラクティス1を1分48秒058で終え、総合17番手。1年ぶりに走るMotoGPで、改めてそのレベルの高さを実感したようで「彼らは、とても1年ぶりにツインリンクもてぎを走るというようなレベルではない。コーナー進入時のフルブレーキなど、マネをしようとするとこっちのリズムが乱れてしまう」と語った。

    路面温度が上がったフリープラクティス2では、1分47秒135が中須賀のベストタイム。そしてこのフリープラクティス2でのヤマハ勢トップスピードで中須賀は、ポル・エスパルガロに次ぐ305.2km/hを記録。これは総合で10番手となるが、ミシュランタイヤの特性を把握できれば、さらにラップタイムが上がることを期待させるものだった。

    Movistar Yamaha MotoGP
    ホルヘ・ロレンソ (フリー走行総合トップ/1分45秒151)
    「今日はとても順調だったよ。でも午後は気温のせいでコンディションが悪化し、転倒者が何人か出てしまったけれどね… 実際、とても難しい状況で、あのようなときには気温とタイヤに十分に気をつけなければならないんだ。タイヤについては最後に試したセットがとても良くて、そのおかげでコーナリング性能も向上。マシン自体もよく走ってくれているし、僕の体調もばっちりだから、きっといいレースができると思うよ」

    バレンティーノ・ロッシ (フリー走行総合7番手/1分45秒532)
    「良いところもあったし、悪いところもあった。午前中はハイペースで走ることができたけれど、午後のセッションはちょっと大変だったよ。硬めのコンパウンドのタイヤを試してみたら、前後ともフィーリングがつかめなかった。最後にソフト・コンパウンドに戻すと、ようやくラップタイムが上がってきたけれど、それではまだ不十分。ブレーキングがうまくいかず、セッティングにもマシンのバランスにも満足できない状態なので、これから何とかしないとね。全体のラップタイムは昨年とそう変わっていないのに、午後のセッションではたくさんの転倒者が出てしまい、そのなかでペドロサが怪我をしてしまったのは不運だった。おそらく、午後になって急に気温が下がったことが原因だろう。ペドロサの回復を祈り、僕ら自身も明日は良いコンディションを期待したい。そしてマシンバランスの調整を行い、もっと競争力を高めていきたい」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「フリープラクティス初日は順調にスタートできた。ホルヘもバレンティーノも開始早々から好位置につけており、ペースもとても良かった。午後はセッションのほとんどの時間をタイヤテストに費やし、フロント、リアともに様々なスペックのものを試すことができた。これは非常に重要な作業だが、一方では、そのせいでセッティングが遅くなってしまうということもある。そんななかでもホルヘは、最後の走行で新品のソフトタイヤを生かしてファステストラップを記録。しかしバレンティーノのほうは、セッション序盤でグリップ不足に悩まされ、ソフトコンパウンドの新品タイヤに交換してからも、とくにこのコースの特徴であるハード・ブレーキングで、思うように制動できず苦労した。決勝までにはまだ時間があるので、これから改善していく。明日はまた一歩前進できるだろう」

    YAMALUBE YAMAHA FACTORY RACING
    中須賀克行 (フリー走行総合17番手/1分47秒135)
    「今年はECU(電子制御ユニット)が全車統一になり、タイヤも昨年までのブリヂストンからミシュランに変更されました。ECUに関してはテストできているのですが、レース用のミシュランタイヤは経験が少なく、まだ理解できていない状態です。今日マークした1分47秒135は、テストで出しているタイムなのでもっと上を狙えるのですが、これ以上攻めると、転倒しそうな雰囲気もあるので踏み切れていない状態です。明日は、もう少しタイヤ特性を生かせるライディングをみつけて攻めていきたい。昨年とは1秒落ちになりますが、1分46秒前半を目標にしていきます」

    尾方宏彰 (チーム監督談)
    「今年は、ワイルドカード参戦ですがファクトリーと同スペックのエンジンを使うというレギュレーションであるため、例年のように先行開発を主とした参戦とは少し異なります。ただ、エンジンなどのハードウエアは減っていますが、全車共通のECUでレースを戦うことで、さまざまなデータが収集できます。開発テストでは、基本的に各パーツ類がちゃんと機能しているかのチェックがメインでしたが、今回は、普段のテストでは施さないようなセッティングもトライしているので、中須賀選手も驚くような場面もありました。また、中須賀選手は、自分のマシンのことはもちろんですが、ライバルメーカーのライダーと一緒に走ってその比較をアナウンスしてくれいます。これは、例年とは違って冷静に走れている証拠だと思います」

  • 【MotoGP】 ホンダ:日本GP 金曜フリー走行 レポート

    【MotoGP】 ホンダ:日本GP 金曜フリー走行 レポート

    秋の日差しが降り注ぐ快晴の中、「2016 FIM MotoGP 世界選手権シリーズ第15戦 MOTUL 日本グランプリ」が、午前9時スタートのMoto3クラス“フリー走行”で開幕した。

    初日となる10月14日(金)は、Moto3クラスで40分間の“フリー走行”が、Moto2クラスとMotoGPクラスでは45分間の“フリー走行”が午前・午後に分けてそれぞれ1回ずつ行われた。

    MotoGP レポート
    路面温度32℃とこの時期にしては低めの中、始まった2回目のフリー走行では、転倒車が相次いだ。

    マルク・マルケス(#93 Repsol Honda Team)はフリー走行2回目のヘアピンコーナーでスリップダウンを喫するも自力で走行に復帰し、トータル38周を走り1分45秒303で、フリー走行1日目を4番手で終えた。

    一方、ダニ・ペドロサ(#26 Repsol Honda Team)は、2回目のフリー走行16周目の90度コーナーにおいてハイサイドで転倒。

    セッションをリタイアしメディカルセンターでの検査の結果、右鎖骨を骨折していることがわかり、15日(土)以降、決勝まですべてのセッションをキャンセルした。

    なお、明日以降はペドロサに代わりHRCテストライダーの青山博一が走行することが決定した。

    また、カル・クラッチロー(#35 LCR Honda MotoGP)はマルケスに遅れること、0秒198の1分45秒501で5番手に付けている。

    15日(土)は午前9時55分から3回目のフリー走行(45分間)が行われ、午後2時10分からの予選(Q1とQ2合わせて30分間)で16日(日)の決勝グリッドが決定する。

    Moto2 レポート
    Moto2クラスのフリー走行は、3クラスの中で最後に行われた。

    フリー走行1日目は、2014年に日本GPを制し、ツインリンクもてぎと相性がいいというトーマス・ルティ(#12 Garage Plus Interwetten)が1分50秒625でトップ。

    2番手には今シーズン好調で、第8戦オランダGPでキャリア初優勝を果たした中上貴晶(#30 IDEMITSU Honda Team Asia)が、1分50秒900でつけた。

    以下、フランコ・モルビデリ(#21 Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)1分50秒984、サム・ロース(#22 Federal Oil Gresini Moto2)1分51秒184と続き、ランキングトップのヨハン・ザルコ(#5 Ajo Motorsport)は、1分51秒185と0秒001差で5番手に収まった。

    ワイルドカード参戦の関口太郎(#84 TEAM TARO PLUS ONE)は、35周を周回して1分54秒852の30番手で1日目のフリー走行を終えた。

    15日(土)は午前10時55分からフリー走行(45分間)が行われ、午後3時5分からの予選で16日(日)の決勝グリッドが決定する。

    Moto3 レポート
    快晴のもとで行われたMoto3クラスのフリー走行では、前戦アラゴンGPで3位に入ったHonda NSF250RWを駆るエネア・バスティアニーニ(#33 Gresini Racing Moto3)が1分56秒982をマークし、唯一の56秒台でトップタイムを記録した。

    2番手には1分57秒103でMoto3フル参戦の尾野弘樹(#76 Honda Team Asia)。

    続く3番手にリビオ・ロイ(#11 RW Racing GP BV)、4番手にホルヘ・ナバロ(#9 Estrella Galicia 0,0)が入り、上位4台をHonda勢が占める形になった。

    ワイルドカード参戦の岡崎静夏(#13 UQ & Teluru Kohara RT)は、2分03秒064の35番手。佐藤励(#15 Team 41 PLANNING)は、2回目のフリー走行序盤で転倒、2分02秒920の34番手で1日目のフリー走行を終えた。

    15日(土)は午前9時から3回目のフリー走行(40分間)が実施され、午後0時35分より実施される予選(40分間)で16日(日)の決勝グリッドが決定される。

    関連:【MotoGP】 ホンダ:日本GP 金曜フリー走行 ライダーコメント

  • 【MotoGP】 ホンダ:日本GP プレビュー

    【MotoGP】 ホンダ:日本GP プレビュー

    ロードレース世界選手権の第15戦日本GPが、10月14日(金)〜16日(日)の3日間、栃木県・ツインリンクもてぎで開催される。

    ツインリンクもてぎでは、1999年に初めて日本GPが開催された。2000年から03年までの4年間は、鈴鹿サーキットで日本GP、ツインリンクもてぎでパシフィックGPが開催されたが、04年からはツインリンクもてぎだけの開催となり、日本GPの舞台として定着した。

    シーズン終盤戦、ヨーロッパからは遠征となり、海を越えるこの3連戦は、日本GPが秋の開催になった2010年からすっかりカレンダーに定着した。日本GPは3年連続で今年も3連戦の初戦となり、オーストラリアGP、マレーシアGPと続く。

    14年の大会では、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、2年連続のチャンピオンを日本GPで決め、ホンダとしては初めてホームグランプリでのタイトル獲得を達成。ファンも関係者も歓喜に沸く大会となった。対照的に昨年は、ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が優勝したものの、その時点でタイトルの可能性が消滅するという、悔しさも残る結果に。その雪辱に闘志を燃やす今年は、おととし同様、タイトル王手で日本GPを迎えることになった。

    今大会を入れてシーズンは残り4戦。チャンピオンの可能性を残すのは上位の5選手。総合首位のマルク・マルケス、52点差で総合2位のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)。総合3位に66点差のホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)。以下、総合4位のダニ・ペドロサが93点差、総合5位のマーベリック・ビニャーレス(スズキ)が99点差となっており、マルク・マルケスは今大会を終えて2位以下に76点差をつけるとチャンピオンが決まる。現状では、タイトル決定は難しいシチュエーションだが、今大会、しっかり走りきれば、タイトル獲得に大きく前進することになる。

    前戦アラゴンGPでシーズン4勝目を挙げたマルク・マルケスは、タイトル獲得に向けて今大会を重要なレースと位置づけており、確実にフィニッシュする作戦。2013年にMotoGPクラスにデビューして、これまで優勝していないのは、今年初開催となったオーストリアGPと日本GPの2つだけ。チャンスがあれば優勝を狙っていくことになるが、タイトル獲得を最優先に、慎重に戦う意気込みだ。

    チームメートのダニ・ペドロサは、ツインリンクもてぎを得意としている。昨年は、連覇を果たした11年、12年以来、3年ぶり3度目の日本GP制覇を達成した。前戦アラゴンGPでは、不運のタイヤトラブルに見舞われ表彰台争いから脱落した。その雪辱に燃える今大会は、第13戦サンマリノGP以来、2戦ぶりの優勝に挑む。

    シーズン中盤になって調子を上げているカル・クラッチロー(LCR Honda MotoGP)は、今季2勝目と4度目の表彰台に挑む。過去、ツインリンクもてぎでは、あまりいい結果を残せなかったが、ウエットレースになった昨年は6位でフィニッシュして苦手意識を克服。今季ここまで、ウエットでもドライでもすばらしい走りを見せているだけに、日本のファンは熱い視線を注いでいる。

    また、後半戦のスタートとなった第10戦オーストリアGPのウォームアップで右手首を負傷、その影響で欠場が続いたジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が、今大会から復帰する。まだ100%の状態ではないが、セッションをこなすごとに、少しずつペースを上げていく意気込みだ。チームメートのティト・ラバトは、3戦ぶりのポイント獲得とベストリザルトを狙う。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合1位)
    「この3連戦は時差もコンディションも異なり、シーズンの中でも難しい連戦となります。そのため、落ち着いて戦い、シーズン中ずっと維持してきた気持ちで取り組まなければなりません。日本GPはHondaのホームレースなので、僕たちにとっては重要なグランプリです。2014年にはタイトルを獲得したというすばらしい思い出もあります。とはいえ、このサーキットは僕たちにとっては少し難しいサーキットです。前戦アラゴンがアタックできるサーキットだとすれば、もてぎはできる限りポイントを喪失しないよう、慎重に戦うサーキットになります。守りに入ることなく、できる限りいい結果を出せるようにがんばりますが、状況に合わせて走る準備もできています」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合4位)
    「もてぎは大好きなサーキットの一つです。そして、ここはHondaのホームサーキットです。これまでも、いい結果を残してきました。もちろん日本のファンの前でできる限りいい結果を残したいと思っています。でも、優勝争いをするためには、マシンとタイヤを理解しなければいけないし、それにしっかり取り組まなければいけません。今、自分にとって最も大事なことはマシンとタイヤのマッチングであり、自分にとって最良のコンビネーションを見つけることです。金曜日の最初のセッションから、いいスタートを切りたいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合6位)
    「Hondaのライダーにとって、もてぎは特別なサーキットです。雰囲気もファンの温かさも独特です。僕にはいいマシンがあります。加速ではダニとマルクのマシンにはかないませんが、彼らが選ばなかったシャシーでうまく走れているし、エリアによっては彼らより速く走れています。シーズンの前半はいまいちでしたが、マシンにいいフィーリングを見つけてからは調子がいいです。残り4レースで彼らにチャレンジして、プライベートチームにおけるトップのポジションをキープしたいです」

    ジャック・ミラー(MotoGP 総合17位)
    「ケガでレースを欠場することは、いつだってつらいことです。それだけに今週のもてぎでは、うまくいくことを願っています。手首の骨折は完全に治っていなかったし、アラゴンGPに出場せず、欠場したことは正しい決断でした。もしレースをしていたらもっと悪化していたと思います。僕は十分休んだし、もてぎで仕事に戻ります。このサーキットは、ハードブレーキングが多いので、簡単ではありません。次のフィリップアイランドにつながるレースにしたいです」

    ティト・ラバト(MotoGP 総合20位)
    「Moto2クラス時代は、もてぎで何回かいいレースをしたことがあります。しかし、MotoGPのマシンでは、どこのサーキットでもMoto2マシンのようにはいきませんでした。強いブレーキングと加速が必要になるので、このサーキットは難しいと思います。そのため正しい方向でセットアップを進めなければなりません。大事なことはこの3連戦の最初でいいレースをすることです。そうすればオーストラリアとマレーシアでもいい勢いをキープできると思います。この3連戦はシーズンの中でも難しい時間ですが、レースが大好きなので、3連戦というのは自分にとってうれしいことです」