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  • 【MotoGP】 ヤマハ:日本GP プレビュー

    【MotoGP】 ヤマハ:日本GP プレビュー

    3週間前のアラゴンでダブル表彰台を獲得したMovistar Yamaha MotoGP。バレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソは今週末、大切な3連戦の初戦・日本GPに出場する。

    ウィーク前の12日に2人は、Monster Yamaha Tech 3のブラッドリー・スミス、ポル・エスパルガロ、そしてワイルドカード参戦するYAMALUBE YAMAHA FACTORY RACINGの中須賀克行とともに東京都港区で開催した「YAMAHA MotoGP FAN MEETING 2016」に参加。

    ヤマハレーシングチームのスポンサー各社が招待した150名のファンと交流を図りつつ、日本GPでの活躍を約束し、決戦の舞台となるツインリンクもてぎへ移動した。

    アラゴンでは激しい接近戦を演じたバレンティーノ・ロッシは、ツインリンクもてぎで行われる日本GPも、好調のまま優勝候補のひとりとして臨む。過去にはここで多くの好成績をおさめており、最高峰クラスでは2001年と2008年に優勝、2000年、2002年、2003年、2004年、2006年、2009年、2015年に2位、2010年と2014年に3位を獲得。今年も優勝争いを展開し、ポイントランキングのリーダーであるマッシモ・マルケス(ホンダ)との52ポイントのギャップを埋めることが目標となる。

    一方のホルヘ・ロレンソも、もてぎで多くの好成績を残してきたライダーの一人。2009年、2013年、2014年は優勝、2011年と2012年は2位、2006年と2015年は3位と、過去7年間、7戦連続で表彰台を獲得してきた。今年はまず、バレンティーノ・ロッシとの14ポイント差を埋めるべく、自身、もてぎでは通算4回目の優勝を目指す。

    ツインリンクもてぎは1997年に建設が完了し、2年後にMotoGPを初開催。当初はパシフィック・グランプリとして行われていたが、2004年からは、それまでの鈴鹿に代わり日本GPの舞台となった。全長4.8kmのサーキットは、ストップ&ゴーが特徴で、タイトなヘアピンを含む6つの左コーナーと8つの右コーナーを持つ。

    Movistar Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ
    「ヨーロッパ大陸を離れての3連戦。どこもすばらしいサーキットなので、いつもとても楽しみにしているんだ。なかでもヤマハの本拠地である日本はとくに重要。これまでの成績からわかるようにヤマハのマシンは相性が良いので、今年も優勝を目指してがんばるよ。サーキットも雰囲気も大好き。僕自身も絶好調のまま3連戦に臨むことができる」

    ホルヘ・ロレンソ
    「今年もまた、シーズンのなかでも特徴的な時期が巡ってきた。3週連続、しかもいずれもヨーロッパ以外のサーキットで行われるため、体力的にも精神的にもいつも以上の強さが求められる。このように厳しい面もある一方で、この3週間はとても楽しみにしているんだ。最初の舞台となるもてぎには、たくさんのいい思い出があって、日本も、このサーキットも大好き。そして何より、ヤマハをはじめとした日本のメーカーにとって最も重要なレース。つまり、こここそ本当のホームレースというわけなんだ! シーズン終了はまだまだ先だから、僕らはこれからもずっとベストを尽くし戦い続けなければならない。ヤマハのホームGPで優勝できたら最高だね!」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「今シーズンも終盤に近づいた。最終戦バレンシアに向けた3連戦がいよいよスタートする。なかでもヤマハにとってホームレースは非常に重要で、チームのみんなも楽しみにしている。もてぎはストップ&ゴーが特徴の高速コース。バレンティーノもホルヘも何度も好成績を残しているので、今年もいつものように、優勝争いを期待したい。金曜日にはセッティングの準備を整え、日曜日の決勝に照準を合わせていく。海外3連戦はチームにとって厳しいチャレンジだが、ノンストップでプッシュし続けるだけだ。今からスタートを待ちきれないね」

  • 【MotoGP】 岡崎静夏がMoto3参戦…日本人女性ライダーとしては21年ぶり

    【MotoGP】 岡崎静夏がMoto3参戦…日本人女性ライダーとしては21年ぶり

    MotoGP 日本グランプリにワイルドカード参戦するライダーとチーム体制が決定。Moto3クラスで岡崎静夏が日本人女性ライダーとしては21年ぶりの世界選手権参戦を果たしますことになった。

    2016年全日本ロードレース選手権J-GP3クラスの岡崎静夏(24歳 UQ & Teluru Kohara RT)はHonda NSF250Rで出場。日本人女性ライダーが世界グランプリに出場するのは、1995年の井形とも子以来となる。

    岡崎静夏
    「皆さんの協力のおかげで、ワイルドカード参戦が実現しました。この貴重な機会を最大限活かすためにも、まずは完走することを目指します。その上で、今までフェンス越し、TV画面越しに見ていた世界のトップライダーたちの走りを間近で見て、そのマシンコントロール技術を、少しでも多く吸収できるようにがんばります。もてぎのコースには苦手意識があるのですが、トップクラスのライダーたちの技を盗んで、得意なコースに変えられるようにがんばります」

  • ホルヘ・ロレンソ、メルセデスのF1マシンをテスト

    ホルヘ・ロレンソ、メルセデスのF1マシンをテスト

    MotoGPチャンピオンのホルヘ・ロレンソが6日(金)、シルバーストンでメルセデスのF1マシンを初めて走らせた。

    今回のF1走行は、ホルヘ・ロレンソが所属するヤマハとメルセデスのスポンサーを務めるモンスター・エナジーの協力により実現。ホルヘ・ロレンソは、ルイス・ハミルトンが2014年にタイトルを獲得したメルセデス W05を走らせた。

    走行後、ホルヘ・ロレンソは「夢が叶ったよ! 実現してくれたメルセデスAMG F1とモンスター・エネジー、ありがとう!」と述べた。

    二輪で輝かしい経歴を持つホルヘ・ロレンソだが、四輪でも実績を残しており、2014年のアブダビ12時間レースでは、フェラーリ458GT3でクラス優勝を飾っている。

    MotoGPチャンピオンがF1マシンをドライブするのは今回が初めてではなく、ホルヘ・ロレンソのチームメイト、バレンティーノ・ロッシがフェラーリでテストを行っている。

  • ホンダ:MotoGP 第14戦 アラゴンGP 決勝レポート

    ホンダ:MotoGP 第14戦 アラゴンGP 決勝レポート

    MotoGP 第14戦アラゴンGP決勝は、今季6度目のポールポジションから決勝に挑んだマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、予選の走りを見事に再現し、今季4勝目を挙げた。

    マルク・マルケスは、オープニングラップはマーベリック・ビニャーレス(スズキ)に続いて2番手。2周目にはトップに浮上しするが、3周目にオーバーランを喫し5番手へとポジションを落とした。

    このオーバーランで気持ちを落ち着かせたというマルケスは、それからしっかりタイヤの温度を上げることに集中して、ペースを上げていく。そして、5周目にアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、7周目にホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)、10周目にビニャーレスをパス。12周目にはバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)を抜いてトップに浮上すると、それから着実に後続との差を広げ、23周のレースで真っ先にチェッカーを受けた。

    第9戦ドイツGP以来、5戦ぶりの優勝に喜びを爆発させるマルケス。後半戦に入ってから、タイヤの選択が決まらなかったり、不安定な天候に翻弄されるレースが続き、フラストレーションをためていたが、久しぶりの快走に満面の笑みを見せ、地元ファンも大喜びだった。

    これで今大会2位、総合3位のホルヘ・ロレンソに66点差、今大会3位で総合2位のバレンティーノ・ロッシに52点のリードを築き、2年ぶり3回目のチャンピオンに向け、また、一歩前進した。

    予選5番手のカル・クラッチロー(LCR Honda MotoGP)が、5位でフィニッシュした。今大会は、マルケス、ロレンソ、ロッシ、ビニャーレスのトップグループにはついていけなかった。その後方で、ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)、ドヴィツィオーゾ、アレイシ・エスパルガロ(スズキ)とセカンドグループを形成。後半に入ると、ペドロサとの5位争いとなり、これに勝利。この結果、クラッチローは、総合8位から総合6位へと、ランキングを上げた。

    クラッチローとし烈な5位争いを繰り広げたペドロサは6位だった。ペドロサは、終盤、タイヤの消耗でペースを落とし、エスパルガロとの厳しい戦いを経て、一時は7番手へとポジションを落としたが、最終ラップに逆転した。前戦サンマリノGPで今季初優勝を達成したペドロサは、今大会も好調をキープし、フリー走行では快調にラップを刻んだが、決勝では苦戦を強いられることになった。

    右手首の負傷で欠場のジャック・ミラーの代役として出場したニッキー・ヘイデン(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、予選19番手から15位でフィニッシュして、ポイントを獲得した。今季初めて乗るマシンへの慣熟走行に、多くの時間を費やすことになったヘイデンだが、決勝に向けて着実にペースを上げることに成功した。チームメートのティト・ラバトは、ホームGPに闘志を燃やしていたが、17周目の5コーナーで転倒、リタイアに終わった。

    マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
    「ホームグランプリであり、そして大好きなサーキットで優勝することができて、とてもうれしいです。このグランプリを待ち望んでいました。ここはアタックしたいコースであり、勝てると思うサーキットの1つです。今回の優勝は重要ですが、戦いはまだまだ続きます。昨日も言ったように、レースではどんなことも起こりえます。3周目の7コーナーで転倒しなかったのは奇跡でした。その時に、少しリラックスしようと思い、正確に、そして正しいところでブレーキングをするという練習のメンタルに戻しました。このおかげで、おもしろいレースになりました。序盤はオーバーテイクが多かったし、後半はバレンティーノとのギャップを広げることができました。これは大事なことでした。ここ数戦、バレンティーノはポイントを縮めてきていたし、それを止めたいと思っていました。そうしなければ、さらに彼がやる気を出すことになります。アドバンテージをさらに広げることができました。表彰台に上がることができて、とてもうれしかったです。弟のアレックスが初のMoto2での表彰台に登壇したことは、もっとうれしい出来事でした」

    カル・クラッチロー(MotoGP 5位)
    「リアタイヤがいいフィーリングになるまで苦戦しました。これはレースウイークを通して問題となっていた部分で、ダニやドヴィツィオーゾ、(アレイシ)エスパルガロにつかまってしまいました。序盤、彼らとバトルをすることになりましたが、ダニは、コーナー出口の加速が僕より少しよかったので抜けませんでした。終盤、やっといいペースになりましたが遅すぎました。LCR Honda MotoGPは、今週とてもいい仕事をしてくれました。昨日はフロントローを獲得できると思っていましたが、ミスをしてしまいました。そして今日は表彰台に立てると思っていましたが、トップグループについていけませんでした。MotoGPクラスでは、後方から上がっていくのは大変です。でも楽しいレースでした。アラゴンでトップ5というのは悪くはありません。もちろん、表彰台に立ちたかったですが、全体的に満足しています」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 6位)
    「残念ながら、今日はいい結果を出すことができませんでした。難しいレースでした。レース序盤からグリップがなく、コーナーの出口でうまく立ち上がれませんでした。それが序盤の一番の問題でした。コーナーでスロットルを開けることができず、前のライダーたちに引き離されてしまいました。できる限りのことはしましたが、その後、フロントタイヤにも問題が出始めました。挙動が出始めて、レース終盤は何か問題があるのは明らかでした。クラッチローと戦おうとしましたが、できませんでした。とにかく、完走することを考えて走りました」

    ニッキー・ヘイデン(MotoGP 15位)
    「今週で一番の走りができました。このマシンを乗りこなすのに、思ったよりも時間がかかりました。特にフロントタイヤには時間がかかりました。レースでは金曜日に僕より2秒も速かった(ミケーレ)ピロや(ヘクター)バルベラ、そして(ユージン)ラバティ(3選手ともドゥカティ)とバトルができました。周回するごとに感触がよくなりました。テストをしないで走るのは非常に難しいということはわかっていましたが、全力を尽くしました。いい経験になりました。このような機会を与えてくれたチーム、Estrella Galicia 0,0 Marc VDSに感謝しています。このようなすばらしいチームと仕事ができて、誇りに思っています」

    ティト・ラバト(MotoGP リタイア)
    「気温が低い朝のウォームアップで転倒したため、自信はあまりありませんでした。スタートは悪く、最初の2周はかなり慎重になっていました。フロントタイヤの感触をつかめないことが心配だったからです。リズムをつかんでからは、かなり快適になりペースも上がりました。しかし、またフロントから転倒してしまいました。今日はポイント圏内でフィニッシュできたと思うので残念です。フロントの感触をよくするために調整が必要なことは明らかです。ミサノではフロントから3度転倒しました。ここアラゴンでも同じことが起きています。何かがおかしいのではないかと思います。解決策を見つけるために、引き続き仕事に取り組まなければなりません」

  • MotoGP 第14戦 アラゴンGP 結果:マルク・マルケスが今季4勝目

    MotoGP 第14戦 アラゴンGP 結果:マルク・マルケスが今季4勝目

    MotoGP 第14戦 アラゴンGPの決勝レースが25日(日)、モーターランド・アラゴンで行われ、ポイントリーダーのマルク・マルケスが独走で優勝。

    マルク・マルケスは、第9戦ドイツGP以来5戦振り、今季4勝目、最高峰クラスで28勝目、当地で2013年以来3年振り3勝目を挙げ、レジェンドライダー、ミック・ドゥーハンの通算54勝目に並んだ。

    気温22度、路面温度36度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で週末5度目の1番手に進出したポールポジションからスタートしたマルク・マルケスは、3ラップ目に5番手までポジションを落としたが、10ラップ目の2番手、12ラップ目にトップの座を奪回。

    3番グリッドのホルヘ・ロレンソは、2.740秒差の2位に入り、2戦連続8度目の表彰台を獲得。6番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、5.983秒差の3位に入り、4戦連続8度目の表彰台を獲得。

    2番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、8.238秒差の4位。今季5度目のトップ4に進出すれば、5番グリッドのカル・クラッチロー、7番グリッドのダニ・ペドロサ、8番グリッドのアレイシ・エスパルガロ、11番グリッドのポル・エスパルガロ、14番グリッドのアルバロ・バウティスタ、12番グリッドのステファン・ブラドルがトップ10入り。

    4番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾは、32.448秒差の11位。負傷代役として起用された17番グリッドのミケーレ・ピロ、13番グリッドのエクトル・バルベラ、16番グリッドのユージン・ラバティが続き、19番グリッドのニッキー・ヘイデンがポイント圏内の15位でフィニッシュ。

    チャンピオンシップは、総合1位のマルク・マルケスが総合2位のバレンティーノ・ロッシに対して、アドバンテージを43ポイント差から52ポイント差に拡大した。

    次戦日本GPは、ツインリンクもてぎで10月14日に開幕、16日に決勝レースが行われる。

  • ホンダ:MotoGP 第14戦 アラゴンGP 予選レポート

    ホンダ:MotoGP 第14戦 アラゴンGP 予選レポート

    第14戦アラゴンGPの予選は、終日にわたり青空が広がる絶好のコンディションの中で行われ、フリー走行でトップタイムをマークしたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、予選でもすばらしいタイムを記録してポールポジション(PP)を獲得した。

    フリー走行でただ一人、1分47秒台をマークしているマルケスは、Q2最初のアタックで1分47秒117を叩き出し、PPを確実なものにした。2度目のアタックでも1分47秒台とライバルを圧倒し、アラゴンGPで4年連続PPを獲得。3年ぶりのアラゴンGP制覇と今季4勝目に向けて大きく前進した。

    フリー走行で2番手のカル・クラッチロー(LCR Honda MotoGP)は厳しいアタック合戦の末、5番グリッドを獲得した。フリー走行の感触からフロントローは獲得できると感じていたクラッチローだが、アタック中に痛恨のブレーキングミスを犯し、実現することはできなかった。しかし、シーズン中盤戦に入って調子を上げているだけに、今季4度目の表彰台が期待される。

    前戦サンマリノGPで今季初優勝を達成、さらに今大会も初日のフリー走行でトップタイムをマークしているダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は7番グリッドから決勝に挑む。フリー走行では安定したペースで走行し、完全復活をアピールした。そして予選でもフロントローを狙う走りをみせたが、痛恨の転倒を喫し7番グリッド。転倒するまでは自己ベストを更新していただけに、残念な予選となった。しかし地元ファンから大きな拍手が送られてた。3列目スタートとなったペドロサだが、マルケス、クラッチローとともに優勝、表彰台を狙える位置につけている。Honda勢の表彰台独占の期待も膨らむ結果となった。

    ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は18番グリッド。負傷しているジャック・ミラーの代役出場となるニッキー・ヘイデン(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、午前中のフリー走行で転倒するも徐々にペースを上げて19番手。ラバトとともに追い上げのレースに挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP ポールポジション)
    「今日はとてもうれしいです。特にFP4のペースはとてもよくて、いいセットアップを見つけることができました。午前中の転倒は残念でしたが、昨日から前進しています。予選の1周目はとても快適で、タイヤのパフォーマンスを生かすことができました。引き続き2周目もプッシュしましたが、わずかにベストには届きませんでした。今日は気温が上がりましたが、フロントのセットアップに取り組むことができました。明日もこの天気が続くことを願っています。もし気温が今日より低いようなら、フロントのタイヤ選択を見直さなければなりませんが、今日の結果には満足しています。毎年このサーキットではいい感触があります。日曜日もいい結果で終えられることを願っています」

    カル・クラッチロー(MotoGP 5番手)
    「今日は本当に残念でした。簡単にフロントローを獲得できると感じていましたが、最後にブレーキングミスを犯してしまいました。ほかのライダーとのタイム差を縮めるためにブレーキングゾーンでプッシュしすぎたせいです。もちろん、ポールポジションを獲得したマルク(マルケス)に追いつこうと思っていたわけではありません。しかし2番手には、なれたと思います。明日はバトルに加わりたいです。でも2列目からのスタートなので、少し難しいかも知れません。隣に(アンドレア)ドヴィツィオーゾがいます。彼はいつもいいスタートを切るので、最初の数周でプッシュしなければなりません」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 7番手)
    「最後のフリー走行でとても力強いペースがありました。予選セッションもとてもうまくいきました。しかし自己ベストのタイムを更新している周回に転倒してしまったことは残念でした。最近ではフロントローに並べていませんが、転倒しなければフロントローは獲得できたと思います。今日のことは忘れて、明日のレースに集中しなければなりません。そして、いいペースをつかまなければなりません。タイヤの選択をしっかり行い、1周目になるべくポジションを上げていくことがカギになりそうです」

    ティト・ラバト(MotoGP 18番手)
    「ポジティブな一日でした。FP3から約1秒タイムを上げることができ、レースに向けて、一歩前進しました。一番大事な仕事は、ミシュランがこのサーキットに持ってきたオプションの中から、レースに向けて正しいフロントタイヤを選ぶことです。明日はペースをさらに上げて、ポイントを獲得したいです」

    ニッキー・ヘイデン(MotoGP 19番手)
    「予選でようやくマシンとタイヤの感触をつかみ始めました。そして楽しめるようになりました。セットアップの方向性と新しいミシュランタイヤのフロントの限界を見つけるのは簡単ではありませんでした。予選では2回目のスティントで少しセットアップを改善することができて、感触はかなりよくなりました。レースに向けていい方向性があると思います。代役で出場するのは簡単ではないということは分かっていましたが、進歩しています。明日は楽しいレースになることを願っています」

  • MotoGP 第14戦 アラゴンGP 予選:マルク・マルケスがポールポジション

    MotoGP 第14戦 アラゴンGP 予選:マルク・マルケスがポールポジション

    MotoGP 第14戦アラゴンGPの公式予選が24日(土)、モーターランド・アラゴンで行われた。

    ポイントリーダーのマルク・マルケスが週末4度目、今季26度目のトップタイムをマーク。今季6度目、最高峰クラスで36度目、当地で4年連続6度目、チャンピオンシップ史上最多に並ぶ通算64度目のポールポジションを奪取した。

    フリー走行3で今季13度目の転倒を喫した際に右肩を亜脱臼したマルク・マルケスだが、公式予選2で2ラップ目に1分47秒117の1番時計を刻み、年間予選最速を決定するBMW・M・アワードにおいて、総合2位とのアドバンテージを34ポイント差に拡大した。

    マーベリック・ビニャーレスが0.631秒差の2番手に入り、3戦連続5度目の1列目に進出。3番手には0.661秒差でホルヘ・ロレンソが続き、2戦連続9度目の1列目を確保。

    4番手にはアンドレア・ドビツィオーゾが入り、当地での最高位に進出。5番手には、7ラップ目の1コーナーで今季19度目の転倒を喫したカル・クラッチローが0.726秒差で続き、6番手にはバレンティーノ・ロッシが4年連続の2列目を確保した。

    7番手はダニ・ペドロサ、8番手はアレイシ・エスパルガロ、9番手にはダニロ・ペトルッチが続いた。

  • ホンダ:MotoGP 第14戦 アラゴンGP フリー走行レポート

    ホンダ:MotoGP 第14戦 アラゴンGP フリー走行レポート

    第14戦アラゴンGPのフリー走行は、ところどころ青空が顔をのぞかせるも、雲の多い一日となった。この季節のアラゴンとしては、気温も路面温度も低い一日となったが、Honda勢が好調なスタートを切り、上位を独占した。

    前戦サンマリノGPで今季初優勝を達成したダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が、トップタイムで初日を終えた。ペドロサの首位発進は今季初。1回目のセッションで11番手だったペドロサは、2回目のセッションで一気にタイムを短縮、トップに浮上した。

    この日は終日、タイヤテストに集中した。最高気温は26℃でしたが、雲が多いために、路面温度は38度までしか上がらなかった。今季はこうしたコンディションで苦戦していたペドロサだが、昇り調子をアピールする一日となった。

    ペドロサは、アラゴンでは2012年に優勝している。2013年と2014年は表彰台を逃したが、昨年は2位でフィニッシュ。今年は2年連続表彰台と4年ぶりの大会制覇、そして今季2勝目に向けて好スタートを切った。

    総合首位のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、ペドロサとわずか0.065秒差の2番手で初日を終えた。1回目のセッションで首位発進となったマルケスは、2回目のセッションでも引き続きタイヤテストに集中。セッション後半にはハードタイヤで連続周回を行い、好タイムを刻んだ。マルケスもアラゴンのサーキットを得意としており、ペドロサとともに好調なスタートを切ったことで、チームメート同士の優勝争い、そして、Repsol Honda Teamの1-2フィニッシュが期待される。

    カル・クラッチロー(LCR Honda)は、3番手につけた。1回目のセッションでは10番手だったが、2回目のセッションではタイムを短縮、3番手に浮上した。クラッチローもシーズン中盤戦に入って調子を上げている。前戦サンマリノGPは、これまで苦手とするサーキットの1つで8位に終わったが、今大会は、2戦ぶり今季4度目の表彰台と、今季2勝目に向けて絶好のスタートを切った。

    ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は18番手。1回目のセッションで転倒を喫し、2回目のセッションでも思うようにタイムを短縮できなかったが、フィーリングがいいだけに2日目のフリー走行、予選でのばん回が期待される。右手首のケガのために欠場したジャック・ミラーの代役として出場したニッキー・ヘイデン(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、今季初めて経験するRC213Vの慣熟走行に徹して21番手だった。

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 1番手)
    「ちょっと不思議な気分ですが、トップタイムで終えられて、とてもハッピーです。今日は終日、曇っていました。期待したほど気温も路面温度も上がりませんでした。こういうときは、あまりいいフィーリングを得られなかったのですが、今日は順調でした。今日はがんばりました。午後になって、マシンの状態はさらによくなりました。今日はすべてのタイヤをテストするのが目標でした。リアは、ハードもミディアムもよかったです。しかし、明日は路面コンディションが変化するかもしれません。引き続き、この調子をキープしていかなければなりません。明日の目標は、いい予選にすることです」

    マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
    「思っていたよりも順調でした。アラゴンは自分のライディングに合っているし、好きなサーキットです。今日は、レースに向けて、仕事に集中しました。雨も降らなかったしラッキーでした。今日はすべて順調でした。セッション最後のスティントでは、ハードタイヤを履いて走ったのですが、アベレージもよく、その中でベストタイムをマークしました。まだまだやらなくてはいけないことがあります。リアのソフト側となるミディアムを試さなくてはいけません。フロントもハードを試していません。まだまだやらなくてはいけないことがたくさんありますが、全体的には、とても満足しています。最後に数日前に僕のメカニックの宇治野(孝一)さんがパパになりました。おめでとうと言いたいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 3番手)
    「すごく残念でもなく、かといって、とてもいい一日でもありませんでした。マシンの状態はよかったし、チームもすばらしい仕事をしてくれました。しかし、今日はコーナーの進入に課題を抱え、そこでタイムをロスしました。減速に問題を抱えているのはリスクが大きいので、明日に向けてこの部分を改善しなければいけません。しかし、全体的にはとてもハッピーです。明日は自信があります」

    ティト・ラバト(MotoGP 18番手)
    「今週末に向けていいスタートを切ることができました。ペースを上げていく自信もあったので、何人かの速いライダーについていくことにしました。もちろん、単独でも走ったし、全体的にいいリズムで走れました。マシンの状態はとてもよかったのですが、その速さを十分には生かせませんでした。明日はもう一度トライします。明日はフロントのフィーリングを改善したいです」

    ニッキー・ヘイデン(MotoGP 21番手)
    「簡単な一日ではありませんでしたが、それは、このレースに出場すると決めたときからわかっていました。まず、ライディングポジションになれるまでに時間を必要としました。その後、だんだん慣れてきたのですが、壁に突き当たりました。フロントの限界がまだわかりません。フロントヘビーの状態が影響しているのかもしれません。明日に向けて、リアにもう少し加重を掛けるようにして、バランスを探っていきたいです。今日はユーズドタイヤで周回を重ねましたが、ペースはそれほど悪くはありません。午後は思ったほど前進できなかったので、明日も引き続き、マシンに慣れることと、セットアップに集中したいです」

  • ホンダ:MotoGP 第14戦 アラゴンGP プレビュー

    ホンダ:MotoGP 第14戦 アラゴンGP プレビュー

    MotoGP 第14戦 アラゴンGPが、9月23日(金)〜25日(日)の3日間、スペインのモーターランド・アラゴンで開催される。

    このサーキットは、バルセロナとバレンシアからそれぞれ約200km離れたアルカニスの郊外にある。スペインGP、カタルニアGP、バレンシアGPに続くスペイン4カ所目のグランプリとして2010年にスタートし、今年で7度目の開催となる。

    モーターランド・アラゴンは一周5.078km。マレーシアのセパン・サーキットやトルコのイスタンブール・パーク・サーキットなどを手がけたドイツ人デザイナーのヘルマン・ティルケが設計した。ティルケがデザインしたサーキットは、自然の地形を利用したアップダウンと、バリエーションに富んだコーナーが連続し、リズム感あふれるレイアウトが特徴。モーターランド・アラゴンは、こうした特徴に加え、2本の長いストレートを組み合わせたレイアウトになっており、パッシングポイントが多いため、選手たちから高い評価を得ている。

    11年には、当時Repsol Honda Teamに所属していたケーシー・ストーナーが、このサーキットでチームのMotoGP通算100勝目を達成した。さらに、12年にダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)、13年はマルク・マルケス(Repsol Honda Team)と、Repsol Honda Teamが3年連続で優勝した。

    14年は、ドライコンディションからウエットコンディションへと変化する“フラッグ・トゥ・フラッグ”のレースとなり、マルケスとペドロサが優勝争いを繰り広げたが、ウエットコンディションの中で両選手ともに転倒。再スタートしたが、マルケスが13位、ペドロサは14位という結果だった。昨年は、ペドロサが2位で表彰台に立ったが、マルケスは転倒リタイア。Repsol Honda Teamにとって今年は、3年ぶりの優勝を目指す戦いとなる。

    前戦サンマリノGPでは、ペドロサが今季初優勝を達成した。この数戦、調子を上げているペドロサだが、それを見事リザルトで証明した。勢いに乗るペドロサは、12年以来、4年ぶり2度目の大会制覇を目指す。今年は新しいレギュレーションの中で、RC213Vのセットアップに苦戦したが、第4戦スペインGPでは4位、第7戦カタルニアGPでは3位表彰台と、ホームグランプリでは、厳しい状況の中でファンの期待に応えてきた。上り調子で迎える今大会は、シーズン2勝目に挑む。

    13戦を終えて総合首位につけるマルケスは、後半戦に入って、不安定な天候とタイヤの選択が決まらず表彰台に立てないレースが続いている。第10戦オーストリアGPでは5位、第11戦チェコGPでは今季5度目のポールポジションから3位表彰台に立ったが、第12戦イギリスGP、第13戦サンマリノGPでは連続4位と表彰台を逃した。

    フリー走行、予選の走りを決勝につなげられず、フラストレーションのたまるレースが続いているが、得意とするアラゴンで3年ぶりの大会制覇と今季4勝目を目指し、総合2位以下との差を広げる意気込みだ。

    シーズン中盤戦に入って調子を上げているカル・クラッチロー(LCR Honda MotoGP)が、2戦ぶり今季4度目の表彰台を目指す。シーズン前半戦は、フリー走行、予選の走りを結果につなげられないレースが続いていた。しかし、第9戦ドイツGPで2位になり、第11戦チェコGPで念願の初優勝を達成、第12戦イギリスGPで2位表彰台とRC213Vのパフォーマンスと、クラッチロー自身の本来の力を発揮することになった。前戦サンマリノGPは表彰台争いに加われず9位フィニッシュ(レース終了後、上位選手のペナルティーにより8位繰り上げ)だったが、得意とするアラゴンGPに闘志を燃やしている。

    ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、ホームグランプリに闘志をかきたてている。MotoGPのデビューシーズンである今年は、13戦を終えて総合20位。第2戦アルゼンチンGPに自身最高位となる9位になるなど、8度のポイント獲得を果たした。思うような結果は残せていませんが、今大会はベストリザルトを目指す。

    後半戦のスタートとなった第10戦オーストリアGPで背中と右手首を負傷したジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、今大会を欠場する。ミラーは、第10戦オーストリアGPと第11戦チェコGPを欠場し、第12戦イギリスGPに復帰した。第13戦サンマリノGPも出場したが、完治していない右手首が悪化したことから決勝をキャンセルした。第15戦日本GPからの3連戦での復帰を目指し、欠場すr。代役として、06年のMotoGPチャンピオンで現在スーパーバイク世界選手権にHonda World Superbike Teamから参戦中のニッキー・ヘイデンが出場する。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合1位)
    「アラゴンはミサノより好きなコースです。自分のライディングスタイルにも合うと思います。今年はレースごとに、いろいろ変化があり、予測できないことが多いです。今大会も、いい週末になるかどうか始まってみなければわかりません。とにかく、そのとき、そのときの状況に合わせてレースに挑めるようにしたいです。もちろん、地元の観客とファンクラブの前で表彰台争いをしたいと思います」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合4位)
    「いいモードでアラゴンに到着します。ここ数戦は順調でミサノでは完ぺきなレースができ、すばらしい結果を残せました。今年の戦いは厳しく、接戦になることが多いので、引き続き地に足をつけて取り組んでいかなければなりません。今大会も、ここ最近取り組んでいるベースのセットアップに集中し、さらに積み上げていきたいです。そしてトップグループで戦えるペースをキープできるようにしたいです。ファンクラブのみんなが来てくれるので、ベストを尽くし、いいパフォーマンスを見てもらえるようにがんばります」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合8位)
    「アラゴンでは、何回かいいリザルトを残してきました。好きなサーキットです。今年もまたいい成績を残せるようにがんばります。サンマリノGPでは、汗止めに問題があって苦労しました。それがなければ0.4秒は速く走れたはずで、5位でフィニッシュできたと思います。ミサノでは、セットアップが進んだし、ウイリーの問題に関しては、昨年よりよかったと思います。今週のアラゴンGPでは、その成果を結果につなげたいです」

    ティト・ラバト(MotoGP 総合20位)
    「ミサノでは、結果には反映されませんでしたが、また少し前進できました。次はホームグランプリのアラゴンです。アラゴンは好きなサーキットの一つで、過去にいい結果を楽しんできました。でも、MotoGPマシンで走るのは初めてなので、プラクティスセッションから全力で取り組みます。モチベーションは上がっています。強さを感じているので、どうなるのか楽しみです」

    ニッキー・ヘイデン(MotoGP 代役出場)
    「まず、ジャックが早く回復することを願っています。彼はいい友達で、とても信頼しているライダーです。だから彼がなるべく早く元気になって、彼が持つ高いポテンシャルをみせられることを願っています。今回は代役出場となり、初めての経験です。しかし、Hondaとはいい関係を築いてきたので、この話が出たときHonda World Superbike Teamは応援してくれました。こうしてほかのHondaチームを助けられるのはうれしいことです。僕にとっては楽しめるいい機会になりました。MotoGPはレベルがとても高く簡単に楽しめるレースではないことをわかっています。このマシンに乗ったことはありません。タイヤも電子制御も違いますが、こうしてMotoGPで走れるのは個人的にとてもうれしいことです。このようなチャンスを与えてくれたEstrella Galicia 0,0 Marc VDSとHonda World Superbike Team、そして今回の参戦を実現させてくれたスポンサーに感謝したいです。彼らのためにベストを尽くしたいです」

  • 【MotoGP】 ニッキー・ヘイデン、代役としてアラゴンGPに参戦

    【MotoGP】 ニッキー・ヘイデン、代役としてアラゴンGPに参戦

    ニッキー・ヘイデンが、負傷したジャック・ミラーの代役としてアラゴンGPでMotoGPに復帰することになった。

    エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDSは19日、第10戦オーストリアGPのウォームアップ走行で転倒を喫した際に右手を骨折したジャック・ミラーが回復を優先させ、万全な状態で3連戦を迎えられるように、今週末の第14戦アラゴンGPを欠場。今季からスーパーバイク世界選手権への参戦を開始したレジェンドライダー、ニッキー・ヘイデンを起用することを発表した。

    初開催となった2010年に3位表彰台を獲得した経験があるニッキー・ヘイデンは「最初にジャックの早期回復を願う。彼は友人であり、大きな期待を寄せているライダーなんだ。その大きなポテンシャルを証明するために、1日も早く回復して欲しい。僕にとってはあまり慣れていない体験となるだろう。過去に1度も代役を務めたことがないけど、ホンダとは良好な関係があり、このアイデアが浮上したとき、ホンダと所属するテン・ケイトが祝福してくれた。ホンダのチームをサポートしてくれることは良いことだ」

    「僕として楽しめる機会となるだろう。通常であれば、トレーニングでバイクに乗り、テレビで観戦しているところだから、楽しみたい。決して簡単なチャンピオンシップではない。レベルは非常に高く、僕としては学ぶことが多い。公園を散歩するのとは全く違う。このバイクとタイヤを走らせたことがないし、電子制御も異なるけど、今までの経験を活かしたい」

    「個人的には、もう一度この舞台で走れることは最高だ。この機会を提供してくれたエストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS、この機会を可能にしてくれたテン・ケイトとパーソナルスポンサーに感謝したい。彼らが誇りに思えるような走りをしたい」と抱負を語った。