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  • 【MotoGP】 ホンダ:第13戦 サンマリノGP プレビュー

    【MotoGP】 ホンダ:第13戦 サンマリノGP プレビュー

    MotoGP 第13戦サンマリノGPが、9月8日(金)~10日(日)の3日間、イタリアのアドリア海に面したミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催される。

    このサーキットは、2011年のマレーシアGPにおいて、不慮の事故で亡くなったマルコ・シモンチェリ選手に敬意を表し、12年に、ミサノ・サーキットから現在の名称へと変更された。

    ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ(以後ミサノ・サーキット)は、1993年にイタリアGPが開催されたのを最後に、2006年までグランプリの舞台から外れ、サンマリノGPも93年のムジェロを最後に開催が中断されていた。しかし2007年、コースの全面改修を受けたミサノ・サーキットが、14年ぶりにグランプリの舞台として復活し、同時にサンマリノGPも復活、今年で11年目を迎える。

    ミサノ・サーキットは従来左回りのコースだったが、07年の大改修で右回りに変更された。そのときのコース全長は4.180km。08年にはコースの一部が改修され、4.226kmに延長された。

    コースは低中速のコーナーが連続するテクニカルなもので、リズミカルな走りを要求される。ホンダ勢としては、過去10年の大会で10年にダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が勝利、15年は“フラッグ・トゥ・フラッグ”の難しいレースとなる中で、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が大会初制覇。そして昨年はダニ・ペドロサが、6年ぶり2度目の優勝を果たし、ホンダ勢が2連覇を達成している。これまでサンマリノGPは、シーズンを通じてRC213Vが最も苦手とするサーキットだったが、今年は3年連続の勝利を目指す。

    前戦イギリスGPは、ホンダ勢にとって残念な結果に終わった。4戦連続今季6回目のポールポジションを獲得したマルク・マルケスがエンジントラブルでリタイア。バンピーな路面に苦しんだダニ・ペドロサが7位と、Repsol Honda Teamにとっては、今季4回目の表彰台に立てないレースとなった。ホンダ勢にとっても今季3回目となる表彰台なしという悔しいレースだっただけに、今大会はその雪辱に挑む。

    前戦イギリスGPのリタイアで総合首位から2位にポジションダウンしたマルク・マルケスは、気持ちを切り替えて戦いに挑む。過去、サンマリノGPでは、10年に125ccクラスで、11年と12年にはMoto2クラスで優勝している。最高峰クラスでは15年に優勝。昨年はタイヤに厳しいレーストなり4位。しかし、厳しい戦いの中でしっかり走りきったことがタイトルの獲得につながった。今季は首位奪還に向けてしっかり完走すること、そして、通算5度目のサンマリノGP制覇に挑む。

    サンマリノGPを得意とするダニ・ペドロサは、今季2勝目に闘志を燃やしている。これまでサンマリノGPでは、09年3位、10年優勝、11年2位、13年と14年が3位と表彰台の常連となっていた。“フラッグ・トゥ・フラッグ”になった15年は9位と低迷したが、昨年は大会2度目の勝利。今大会は2年連続3回目のサンマリノGP制覇に挑む。

    Repsol Honda Teamは、8月下旬にミサノ・サーキットでテストを実施。準備はできている。しかし、同サーキットでは、ライバル陣営もテストを実施しているだけに、初日から厳しい戦いになりそうだ。

    ホームグランプリとなった前戦イギリスGPで、予選3番手、決勝4位と健闘したカル・クラッチロー(LCR Honda)は、今大会前に左手人差し指を負傷、厳しい状態で大会に挑むことになった。クラッチローはレースに向けて治療に注力し、大会でもベストを目指す。

    シーズン後半戦に入って厳しい戦いを続けているジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、2年ぶりのサンマリノGPに気合を入れている。昨年はシーズン中のケガが悪化したことから大会を欠場した。今年はその雪辱と今季ベストリザルトに挑むことになる。

    チームメートのティト・ラバトも、得意のコースであるミサノを楽しみにしている。Moto2時代には、13年3位、14年優勝、15年2位と常に優勝争いに加わってきた。MotoGPクラスで初出場となった昨年は、転倒から再スタートを切って17位。今年は2戦連続今季9回目のポイント獲得を目指す。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合2位)

    「前回のレースのことは忘れて、ミサノではすばらしい週末になるようにがんばります。大事なことは、最近すべてのサーキットで戦闘的だったということです。ミサノは変化に富み、タイトなレイアウトですが、いつものようなアプローチとメンタルで戦いたいと思います。優勝が唯一の目標ではありませんが、できる限り強くなりたいと思います。もしチャンスがあれば優勝に向けて準備をしたいです。できる限り最良の結果を残せるようにがんばります。8月にはここでポジティブなテストができたので、金曜日の午前中からうまくスタートする準備は整っています」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合5位)

    「ミサノのレースが楽しみです。ここは好きなサーキットです。ここはいつもファンが大勢来てくれるし、雰囲気は最高です。いい思い出があります。いい結果を残したこともあるので、すべてのセッションでうまく仕事ができることを願っています。数週間前にここでテストを行いましたが、とてもうまくいきました。それが今週のレースで、最初から正しい方向へ進むことに役立てばと願っています」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合8位)

    「残念ながら包丁で左の人差し指の腱を切ってしまいました。そのまま寝たのですが、翌日になっても血が止まらなかったので、ピストイア病院の救急へ行きました。ここでリッカールド・シモンティ医師に診てもらい、腱が切れていることが分かりました。腱をつなぐ手術を行いました。病院ではよくしてもらいました。いい仕事をしてくれました。その後パルマの手の専門家のところへ行き、週末のサンマリノグランプリで、ベストの走りができるチャンスが与えられるように添え木をしてもらいました。難しいとは思いますが、いつものように100%でがんばります。どうなるか様子を見たいです」

    ジャック・ミラー(MotoGP 総合14位)

    「ミサノは好きなサーキットです。夏休み明けから陥っているスランプからの脱却を願っています。このサーキットはブルノやオーストリア、そしてシルバーストンとは少し違い、僕たちのRC213Vに合うと思います。長い加速区間が1カ所ありますが、残りの部分はHondaの力の見せどころです。今週末はそのアドバンテージを活かす必要があります。ここ数戦は厳しいレースでしたが、ミサノでは再びバトルに戻りたいです。楽しみにしています」

    ティト・ラバト(MotoGP 総合18位)

    「シルバーストンでは、シーズンの最初から課題だったリアグリップの解決策を見つけることができて、一歩前進できました。マシンを走らせるだけというより、レースをすることができました。そして自信につながりました。もちろんまだほかのサーキットでこれを確認しなければなりませんが、ミサノで思ったように機能すれば、いいパフォーマンスができるし自信にもつながります。力強く残りのシーズンをフィニッシュできると思います」

  • 【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、第13戦サンマリノGPの欠場が決定

    【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、第13戦サンマリノGPの欠場が決定

    バレンティーノ・ロッシが、今週末ミサノで開催されるサンマリノGPを欠場することが決定した。

    バレンティーノ・ロッシは先週31日(金)、イタリア・タヴッリアに位置するモーターランチでエンデューロを使用したトレーニング中に転倒を喫し、右脚の脛骨と腓骨を骨折。1日(金)にイタリア・アンコーナ市内の大学病院で手術を受けたが、全治には1ヵ月かかると診断されていた。

    モビスター・ヤマハ・MotoGPは4日(月)、バレンティーノ・ロッシが、今週末にミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで開催される第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPを欠場することを発表。

    今週末のサンマリノGPではヤマハ代役を起用せず、マーベリック・ビニャーレスの1人体制で臨む。

    だが、9月24日にアラゴンで開催される第14戦では、テストライダーの中須賀克行を起用するのではないかと言われている。

    中須賀克行は今年、全日本ロードレースに参戦。サンマリノGPではオートポリスでのレースのため代役は不可能だが、アラゴンGPの週末はレースがない。中須賀克行は、これまでMotoGPで7戦にスポット参戦している。

  • 【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシが右脚を手術…全治30日以上

    【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシが右脚を手術…全治30日以上

    バレンティーノ・ロッシは1日(金)、イタリア・アンコーナ市内の大学病院で、エンデューロを使用したトレーニング中に転倒を喫した際に骨折した右脚の脛骨と腓骨を手術。手術は無事に成功したが、医師によると30~40日の休息が必要になるという。

    バレンティーノ・ロッシは「手術は良かった。今朝、目を覚ましたときは、良い感じがあった。手術をしてくれたアンコーナの医師たちに感謝したい。1日も早くバイクに乗りたい。それに向けて全力を尽くす!」と復帰に向けて強い意志を語った。

    バレンティーノ・ロッシは、31日(木)にイタリア・タヴッリアに位置するモーターランチでエンデューロを使用したトレーニングを実施していたが、転倒を喫したことから、近郊のウルビーノ市内にある病院に搬送され、精密検査の結果、右脚の脛骨と腓骨が骨折されていることが判明。アンコーナ市内の大学病院に搬送された後、午前2時から手術を受けた。

    手術を担当した医師のラファエレ・パスカレッラは、手術は“完全に成功した”と説明した。

    「まずバレンティーノは大丈夫だと言いたい。それが我々全員にとって最も重要なことだ」とラファエレ・パスカレッラは記者会見でコメント。

    「彼は30~40日の休まなければならないのは確実だと思う。今後数週間で一緒に評価していく」

    40日の間には、ミサノとアラドンでのレースが行われる。その後は10月15日のもてぎでの日本GPを皮切りにオーストリア、マレーシアとの3連戦が予定されている。

    関連:【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、トレーニング中の事故で右足を骨折

  • 【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、トレーニング中の事故で右足を骨折

    【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、トレーニング中の事故で右足を骨折

    バレンティーノ・ロッシは、モトクロスでのトレーニング中に事故を起こし、右足を骨折した。

    バレンティーノ・ロッシは31日、イタリア・タヴッリアに位置するモーターランチでエンデューロを使用したトレーニング中に転倒を喫したことから、近郊のウルビーノ市内にある病院に搬送された。検査の結果、バレンティーノ・ロッシは、脛骨と腓骨の骨折と診断された。

    モビスター・ヤマハは「8月31日(木)のにエンデューロを使用したトレーニング中の事故でモビスター・ヤマハMotoGPのスター、バレンティーノ・ロッシは右足の脛骨と腓骨の骨折と診断された」と声明で述べた。

    「38歳のイタリア人ライダーは、できるだけ早く手術を受ける」

    バレンティーノ・ロッシの父グラツィアーノは「バレンティーノは楽観的ではない」と ANSA にコメント。

    「レントゲン写真を撮るためには、彼らはブーツを切らなければならなかった。バレンティーノは、非常に悪いと感じていると私に伝えている」

    9回のMotoGPチャンピオンであるバレンティーノ・ロッシは、前戦イギリスGPで3位表彰台を獲得。現在ランキングで4位につけている。

    次戦MotoGP サンマリノGPは、9月8~10日にミザノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで開催される。

  • 【MotoGP】 2018年からタイでの開催が正式決定

    【MotoGP】 2018年からタイでの開催が正式決定

    MotoGPが、2018年からタイで開催されることが正式決定した。

    MotoGPを統括するドルナスポーツのカルメロ・エスペレータCEOとタイのスポーツ庁長官サコン・ワンナポンは31日(木)、首都のバンコク市内で、2018年から2020年までブリーラムに位置するインターナショナル・サーキットでの開催に関して、副首相のタナサック・パティマプラゴーン、観光スポーツ省大臣のポンパヌ・スヴェタルンドラ出席の下、調印式を行い、契約を締結。2018年、MotoGP史上初めてタイで開催することが決定した。

    タイ政府を代表して調印式に出席した副首相のパティマプラゴーンは、MotoGP世界選手権がタイに来ることが決まり、大変嬉しいです。モーターサイクルに関係する全ての関係者にとって素晴らしい合意です。ブリーラム・サーキット、カルメロ・エスペレータ、報道陣に感謝します。今日は多くの報道関係者が出席してくれ、レースの関心が高いことを意味します。タイにとって、MotoGP™世界選手権を迎え入れることは挑戦です。空港の整備、サーキットへのアクセスなど、タイのインフラにとっても良いことです。このイベントを歓迎し、経済及び観光にとって大変良いことです」と初開催を歓迎した。

    レースへの関心が年々高まり、世界の二輪市場にとって重要なタイでの開催が決定したドルナスポーツのカルメロ・エスペレータは「スポーツ庁との間で、2018年から2020年まで、ブリーラムのサーキットでチャンピオンシップの開催に関して契約を交わしました。タイは二輪市場重要な国であり、観光開発にMotoGP™世界選手権を利用することが嬉しいです。タイ政府との間で合意に達したことを誇りに思います。既にスーパーバイク世界選手権を開催し、近い将来に契約を更新します。MotoGP世界選手権への関心が非常に高く、大きな期待感があります。開催日を決定する必要がありますが、近日中に2018年の暫定開催日程を発表します」と開催の重要性と期待感を説明した。

  • 【Moto2】 中上貴晶がイギリスGPで劇的な今季初優勝

    【Moto2】 中上貴晶がイギリスGPで劇的な今季初優勝

    全18周で争われたMoto2 第12戦イギリスGPの決勝レースで、IDEMITSU Honda Team Asiaの中上貴晶が優勝を達成。完璧なレース運びとペースコントロールで、MotoGP昇格発表後の初レースをドラマチックな勝利で飾った。チームメートのカイルール・イダム・パウィは、28位で完走を果たした。

    現地時間午後2時00分(日本時間午後10時00分)に開始した決勝レースを、中上貴晶は2列目4番グリッドからスタートした。

    午前のウォームアップ走行でトップタイムを記録した中上貴晶は、18周の戦いに向けて上々の仕上がりをアピール。序盤にしばらく様子を見た後に少しずつ前との距離を詰めてポジションを上げ、12周目にトップに立った。以後は周回ごとに後続を引き離しつつペースをコントロールして、誰よりも早くチェッカーフラッグを受けました。

    11列目32番グリッドスタートのパウィは、一貫して安定したペースで走行を続けた。レース中にこの週末の自己ベストタイムも更新し、今回のレースでさらに貴重な経験を積み重ねた。

    第13戦サンマリノGPは、9月8日(金)に走行を開始。Moto2クラスのFP1は現地時間午前10時55分(日本時間午後5時55分)にスタートする予定。

    中上貴晶 (優勝 / 38’20.883 )

    「先週の日曜に最高峰クラス昇格の発表をした直後のレースだったので、絶対に勝つ覚悟を決めて今日のレースに臨みました。今日はこの週末で最も路面温度が高くなったので序盤は様子を見ましたが、そこから落ち着いてペースを上げていき、トップに立ってからは後続を引き離すことができました。今シーズンの初優勝を達成できて本当にうれしいです。苦戦が続いていたときでも力強く支えてくれたチームと、応援をしてくださるすべての方々に感謝をしています。次のサンマリノGPは僕にとって特別なサーキットなので、今度も絶対に勝つ意気込みで臨みます」

    カイルール・イダム・パウィ (28位 / 39’07.993 / +47.110)

    「今日のレースではいいリズムで走ることができて、2分09秒台で安定して周回することができました。今回は苦戦を強いられたウイークでしたが、だからこそたくさんの経験を積むことができたと思います。今後に向けて、さらにがんばろうと思えるポジティブなレース内容でした」

    岡田忠之-チーム監督

    「中上はMotoGPクラス参戦発表を最高の形で飾ることができて、とてもいいレースになりました。今後のレースでも3勝目、4勝目を挙げることができるように、引き続きがんばってほしいです。パウィは、レース中に自分のライディングをアジャストすることで、週末に抱えていたマシンの課題を大幅に解消することができました。Moto2クラスのライディングについて多くのことを学べた、実りの多いレースになりました」

    関連:【MotoGP】 中上貴晶、2018年にLCR・ホンダから最高峰クラスに参戦

  • 【MotoGP】 ドゥカティ:第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ドゥカティ:第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    2017 MotoGP 第12戦のイギリスGPがシルバーストン・サーキットで開催された。ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、2週間前のオーストリアに続いて、シルバーストンでもセンセーショナルなパフォーマンスで表彰台の頂点に立った。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾは、これで今季4勝目。獲得ポイントを183に伸ばし、再びチャンピオンシップのリーダーとなった。

    2列目からスタートしたドヴィツィオーゾは、オープニングラップを6番手で通過。バレンティーノ・ロッシ、マーベリック・ビニャーレス(以上ヤマハ)、マルク・マルケス、カル・クラッチロー(以上ホンダ)らとバトルを展開しつつ、6周目に3番手にポジションを上げた。さらにふたりのスペイン人ライダーを攻略、ロッシに次ぐ2番手となった。残り3周時点でロッシを攻略、その後は猛追するビニャーレスを振り切って、トップでチェッカーを受けた。

    チームメイトのホルヘ・ロレンソも、素晴らしいレースを見せた。フィニッシュ時点で、ドヴィツィオーゾとのタイム差は3.5秒にすぎなかった。レース当初はダニ・ペドロサ(ホンダ)やヨハン・ザルコ(ヤマハ)と争った後、このふたりに若干の水を開けて5位フィニッシュ。今日のリザルトにより、ロレンソはここまで90ポイントを獲得し、ランキング7位をキープしている。

    次戦サンマリノGPは、9月8~10日にミザノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで開催される。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04)1位

    「今日の勝利は本当に嬉しい。これまで4勝を上げてきたが、そのすべての内容が異なっている。つまり、僕らの強さが本物で、チャンピオンシップを狙えるということだ。ライバルが揃って好調だったので、今日はひと際タフなレースだった。今日のマルケスはアンラッキーだったが、僕らは完璧なレースをした。僕たちは最速ではなかったものの、自らのパフォーマンスをうまく解釈して、勝利に結びつけることができた。週末の仕事が素晴らしかっただけでなく、僕自身のレース戦略も良かったと思う。正しいタイミングで、正しいポジションにつけていた。今年はすべてのレースに違ったストーリーがある。タイヤが常にカギになっている。チーム戦略は適格に機能しているので、脇目を振らないで自分たちのやり方にこだわりたい」

    ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGPチーム #99) 5位

    「今回はいつもよりも保守的にスタートを切った。序盤の動きが良くなかったのは、その辺に理由があった。週末と通じて良いリズムが見つからず、ずっと苦戦を強いられたものの、レースではうまくスロットルをコントロールして、タイヤを温存することができた。今日のリザルトで満足すべきだと思う。リアタイヤを良い状態に維持することができたが、それだけではトップグループにはついて行けなかった。だが、首位とは今季最小のギャップでフィニッシュできた。ミザノではもっとやれるだろう。アンドレアは巧みなレースをして、この手のレース・マネージメントではベストライダーであることを証明した。勝利がすべてを物語っている。アンドレアは4勝をマークして、タイトル争いをリードしている。チームとして、これほど嬉しいことはない」

    ルイジ・ダッリーニャ(ドゥカティ・コルセ・ゼネラルマネージャー)

    「ドゥカティコルセのスタッフ全員に祝福の意を表したい。彼らはこの数年というもの、本当に一生懸命仕事に取り組んできた。そしてようやく、その結果が現れてきた。アンドレアは、ひとつのミスもない素晴らしいレースを見せてくれた。ホルヘも難しいサーキットで着実にポイントを積み重ねた。アンドレアとのタイム差も3秒強でしかなかった。今後のレースが楽しみだ」

    関連:【MotoGP】 第12戦 イギリスGP:ドヴィツィオーゾが今季4勝目

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    Movistar Yamaha MotoGPにとって多くのドラマをもたらしたMotoGPイギリスGPは、最終的にダブル表彰台で幕を閉じた。マーベリック・ビニャーレスはタイヤを消耗した終盤、厳しい状況のなかでそれを完璧にコントロール。優勝争いを展開したあと2位でチェッカーを受けた。バレンティーノ・ロッシは終始、ハイペースをキープし、ほとんどの時間帯でレースをリードしていたが、終盤で先行を許して3位となった。

    マーベリック・ビニャーレスはグリッド4番手から好スタートを切り、その順位を守って第1コーナーへ。バレンティーノ・ロッシがトップに立ったのを見てすぐさまペースを上げ、C・クラッチロー(ホンダ)をパスして3番手へ浮上した。3ラップ目にはM・マルケス(ホンダ)に並んでいってこれをとらえ、すでに1秒以上のリードを築いていたバレンティーノ・ロッシを追いかけてゆく。

    限界ぎりぎりまで激しく攻めるマーベリック・ビニャーレス。毎ラップ、約コンマ5秒ずつ差を詰める勢いでついにはバレンティーノ・ロッシのテールに迫り、残り10ラップ、最初のアタックを試みようとしたところでA・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)が先に動いた。ここからが熾烈な2位争いの始まり。マーベリック・ビニャーレスはマルケスにも抜かれて4番手に後退し、この間にもバレンティーノ・ロッシが再びアドバンテージを広げていこうとしたが、バトルはそれでは終わらなかった。

    マルケスが戦列を離れたあとマーベリック・ビニャーレスが再び集団に加わり、残り2ラップでバレンティーノ・ロッシをパスして2番手。さらにドビツィオーゾに襲い掛かるが0.114秒届かず、そのまま2位でチェッカーを受けた。

    一方のバレンティーノ・ロッシは、史上初となるグランプリ・プレミアクラス300回目の出場。グリッド2番手、フロントローから飛び出してホールショットを奪い、そのまま一気にペースを上げると2ラップまでに後続に1秒もの差をつけた。

    多くの時間帯でトップをキープして逃げ切り態勢に入ろうというところ。ライバルたちがそうはさせまいと懸命の追撃を開始。まずドビツィオーゾがバレンティーノ・ロッシのテールに迫るも、バレンティーノ・ロッシは巧みにこれを抑えこんでペースをコントロール。しかし激しい競り合いが残り3ラップまで続いたあと、バレンティーノ・ロッシがドビツィオーゾに先行を許しさらにマーベリック・ビニャーレスにも交わされて3番手へ後退した。

    リアタイヤの消耗で苦しい戦いを強いられていたバレンティーノ・ロッシは、このあと3位キープに作戦を切り替えてゴールを目指し、着実にポイントを加算。トップとの差は0.635秒だった。

    この結果、マーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシはそれぞれランキング3位と4位をキープ。ランキングトップとの差は、マーベリック・ビニャーレスが13ポイント、バレンティーノ・ロッシが26ポイントという接戦が続く。コンストラクターズ・ランキングではヤマハが7ポイントをリードしてトップ。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコが見事な戦いぶり。グリッド8番手から飛び出して、果敢にバトルに挑んでいった。レース後半はますますペースが上がり、トップグループにも負けない速さで走り切って6位。この結果、ポイント争いでも優勢となり、サテライト勢トップの6位につけている。

    一方、チームメイトのジョナス・フォルガーは、午前中に行われたウォームアップ・セッションで転倒し、決勝欠場を余儀なくされた。メディカル・センターでの検査の結果、出場は困難と判断された。

    MotoGPはこのあとイタリアへ移動。2週間後にミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリで第13戦が開催される。

    Movistar Yamaha MotoGP

    マーベリック・ビニャーレス (2位)
    「難しいレースでしたが、何とか最後までコントロールすることができたと思います。とくに電子制御システムについては、すべてのエリアで強さを発揮できました。今回は本来のポテンシャルを取り戻し、このところ苦労を強いられていたレース終盤が本当に良くなりました。最後の数ラップは私のマシンが最速だったので、次回からはもっと強く、もっと積極的に攻めていくつもりです。終盤まで好調を維持することができていたので、あとはただペースを守り、集中力を切らさず、最後までタイヤをもたせることだけを考えました。もちろん、序盤から飛ばすことも可能でしたが、そうすればタイヤを激しく消耗してしまいます。だから別の方法を試みたのです。つまり序盤はペースを抑えて終盤でプッシュする。その結果がこの2位という成績です。最終ラップではドビツィオーゾをとらえようとベストを尽くしました。最終ラップも最速に近いタイムで走ることができたので全力で挑みましたが、結局、今日は2位が最善だったのだと思います。何より、正しい方向を見つけて本来の強さを取り戻せたことを喜んでいます」

    バレンティーノ・ロッシ (3位)
    「とてもいいレースができたので満足しています。スタートも絶好でしたし、そのあとの走りも非常に順調で、限界まで攻めながらミスをおかさずにトップをキープすることができました。17ラップを心から楽しんで走り、MotoGPのプレミアクラス300回目を祝う、とても素晴らしいレースになったと思います。もちろん、終盤でリアタイヤを消耗してしまったことは残念に思っていますが、それも以前よりかなり良くなっているのです。いずれにしても、まだトップに立ったわけではないので、優勝を目指すためにはもっともっと頑張らなければなりません」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「今日の結果は、この数週間、懸命にハードワークを続けてきたふたりのライダーとそのクルーたちにとって最高の贈り物になりました。マーベリックはリアタイヤに、金曜日もウォームアップでも好感触をつかんでいたソフト・コンパウンドを選択。決勝では賢明にも、最後の最後までペースを抑えてタイヤを十分に温存しました。そして最終ラップでドビツィオーゾに迫っていきましたが、わずかに届かず2位となりました。バレンティーノについても、300回目のグランプリという記念のレースで17ラップにわたってトップをキープ。その雄姿をしっかり目に焼き付けることができました。終盤でタイヤを消耗してポジションを守り切ることができなかったことは残念ですが、走り自体は最後まで素晴らしいものでした。ふたりとも高ポイントを獲得することができたので、今日のこの結果が、あとあと非常に重要な意味を持つことになるしょう。次は、先週テストを成功させたばかりのミサノなので、またトップを目指して頑張っていきたいと思っています」

    Monster Yamaha Tech3

    ヨハン・ザルコ (6位)
    「最終結果に満足しています。ただ、レース自体はとてもうまくできたのですが、スタートで手間取ってポル・エスパルガロをパスするまでに少し時間がかかってしまいました。彼の前に出てからはずっと、安定したペースをキープ。でもトップグループは終盤で非常に速く、追いつくことができませんでした。マルケスが戦列を離れたことで、ひとつポジションアップ。そのあとロレンソと競り合い、打ち勝てると思っていたのですが、彼も力を温存していてスピードでかないませんでした。最後の2ラップはスライドが激しくなり苦しい状況になってしまいましたが、タイヤ・チョイスは間違っていなかったと思っています。スタートからフィニッシュまで同等のラップタイムを維持して走り切るためには、チームと協力して、セッティングとライディング・スタイルを改善していくことが必要です。10ポイントを獲得し、チャンピオンシップでペドロサとの差を詰めることができました。今回も多くを学び、ウイークを通じて好調をキープし、トップから大きく離されずにゴールできたのはとても良かったと思っています」

    エルベ・ポンシャラル (チーム・マネジャー)
    「ジョナスがグリッドに並べなかったことをチームのみんなが非常に残念に思っています。まず始めに、このことをお伝えしておきます。彼は今回、腹痛に苦しみながらも懸命に頑張ってきました。そして昨日は本当に素晴らしい走りを見せてくれていたのです。今日は昨日に増して体調が良くなっていたので大いに期待していましたし、彼の好きなこのコースで本来の強さを発揮できると確信していました。ところがウォームアップのなかで高速走行中に転倒。幸いなことに大きなけがはありませんでしたが、ドクターは賢明にも、大事をとって欠場するよう進言してくれました。非常に残念ではありましたが、これで今は体調も完全に回復しています。次のミサノに万全の状態で臨み、必ず本来の速さを見せてくれると信じています。一方、ヨハンのほうは今回もまた素晴らしい走り。ただスタートでちょっと遅れてしまい、何人かのライダーにブロックされてなかなか前へ出ることができませんでした。それでも、彼らをパスして前方がクリアになったあとは一気にペースを上げ、ときにはトップグループ以上の速さを見せていました。それだけに序盤の遅れが残念だったのですが、いずれにしても素晴らしい走りと、その結果としてつかんだ貴重なポイントを祝福します。サテライト勢トップのポジションをより確実にしていることを非常にうれしく思い、誇りに思っています。今回はヤマハ勢全体が調子を取り戻しており、3台がトップ6に入りました。チャンピオンシップも例年以上に激しくなっているので、これからもますます面白いレースが期待できるでしょう。次のミサノを楽しみにしています」

    関連:【MotoGP】 第12戦 イギリスGP:ドヴィツィオーゾが今季4勝目

  • 【MotoGP】 ホンダ:第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    MotoGP 第12戦イギリスGPは、終日青空の広がる絶好のコンディションの中で行われ、地元ファンの声援を受けたカル・クラッチロー(LCR Honda)が、トップグループに加わって4位でフィニッシュした。

    カル・クラッチローは、フロントロー3番手から5台で形成されたトップグループに加わる。しかし、タイヤと車体のマッチングが完全ではなく、フロントのフィーリングとリアタイヤのスピニングに苦しみ、トップグループの中でなかなか前に出ることができなかった。

    レース中盤には前を走るマルク・マルケス(Repsol Honda Team)がトラブルでリタイアとなり4番手へとポジションを上げる。しかし、ホームGPで2年連続表彰台と今季初優勝を狙っていただけに、最後までフラストレーションのたまるレースとなった。

    この結果、カル・クラッチローは、総合9位から総合8位へとランクを上げることに成功。総合7位のホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)に1点差、総合6位のヨハン・ザルコ(ヤマハ)に20点差とした。

    予選7番手から決勝に挑んだダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が7位でフィニッシュした。今大会は、シルバーストンのバンピーな路面に苦戦してなかなかセットアップが進まなかった。そのため予選は7番手と苦戦。決勝でもトップグループに加われない苦しい戦いとなったが、粘り強い走りで7位でフィニッシュ。総合5位をキープした。

    チームメートのマルク・マルケスは、今季6回目のポールポジションからトップグループに加わりるが、3番手を走行していた14周目にロングストレートエンドの7コーナーでエンジントラブルが発生してストップ。リタイアに終わった。ノーポイントに終わったことでマルク・マルケスは、総合首位から総合2位にダウン。今大会優勝のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)を9点差で追うことになった。

    以下、ホンダ勢は、ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が予選21番手から12位でフィニッシュ。4戦ぶりにポイントを獲得した。チームメートのジャック・ミラーは、予選17番手(16番グリッド)から決勝に挑み16位。ポイント獲得を果たせなかった。

    カル・クラッチロー(MotoGP 4位)

    「優勝を目指していたのでフラストレーションがたまっています。毎戦、優勝を目指していますが、今週末は特別でした。昨年はここで感触がよく、今週末も感触はずっとよかったです。でも最後は十分ではありませんでした。今日は他のライダーたちが私より速かったです。フロントタイヤは、ソフトすぎました。そのため最後はリアタイヤのスピンに苦しみました。でもベストを尽くし4位になりました。ホームレースで表彰台に上がれたらよかったのにと思います。でもトップの3人はすばらしい走りでした。ドヴィは最高の走りをしました。今大会、彼に勝たなければならないとは考えたことはありませんでした。勝たなければならない相手はマルクだと思っていました。でもミサノで再び挑戦できるようにしっかりがんばります」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 7位)

    「とても難しいレースウイークになりました。チームはできる限り最良のマシンを用意しようとしてくれました。私はレースでベストを尽くそうとしました。本当に全力でがんばりました。実際にペースはプラクティスの時よりよくて約1秒速くなっていました。残念ながらトップグループについていくためにはそれでは十分ではありませんでした。残念な結果ですが、少し前進できたというポジティブな面を持ち帰りたいと思います。チャンピオンシップでもトップとはこれまでと同じギャップなので、今回のレースのことは忘れたいです。そして、もっと強くなってこの先、戦えるように取り組みたいです」

    ティト・ラバト(MotoGP 12位)

    「いいスタートを切ることができたので、いいレースができるチャンスはありました。朝のウォームアップで多くの問題を解決して前進していました。そして決勝でも1周目からリアタイヤの感触がよく、プッシュしました。一人でも速いタイムを出すことができました。難しいレースウイークだったので、今日の結果はとてもうれしいです。次のミサノが楽しみです」

    ジャック・ミラー(MotoGP 16位)

    「決勝レースではリアグリップに苦しみました。その理由を理解することは難しいですが、もしかしたらプラクティスや予選の時よりも路面温度が高かったせいかもしれません。しかし、今日の結果は本当に残念です。ポイントを獲得してすばらしい日になると思っていました。このスランプからリカバーするために引き続きがんばって次のレースへ進みたいです」

    マルク・マルケス(MotoGP リタイア)

    「今日は本当に運がありませんでした。感触はとてもよかったし、ほかのライダーと上位争いをしていました。そして、レースではタイヤのマネジメントに取り組んでいました。昨日より気温が高かったので特にフロントタイヤに気を付けていました。終盤にアタックできるように温存していました。ドヴィがビニャーレスやロッシよりも強い走りをしていましたが、彼に挑み、戦えると思っていました。そのためすべてがうまくいっていましたが、ストレートエンドで突然エンジンに問題が起きました。とても残念なことですが、レースではこうしたことが起きるものです。私にとっては今回のようなことはHondaでは初めてのことでした。ポジティブなことは、他のサーキットと同様に速さがあったことです。まだチャンピオンシップ争いは終わっていません。今日はゼロポイントでしたが、マシンの感触はいいので、この先のレースを楽しみにしています」

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    【MotoGP】 スズキ:第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    MotoGP イギリスGP決勝はルーキーのアレックス・リンスが健闘し9位でゴール。アンドレア・イアンノーネは転倒・リタイヤに終わるも、朝のウォームアップではトップタイムを記録するなど、今後への期待に繋がる走りを見せた。

    アレックス・リンスは決勝序盤に自身のファステストラップを刻み、その後も安定したペースを維持して、開幕戦カタールGPでのベストリザルトに並ぶ9位でシーズン2度目のトップ10入りを果たし、同時にライダーとしての成長もアピール。

    チームメイトのアンドレア・イアンノーネも、序盤はトップ10ライダーに近いタイムでラップを重ねていたものの、中盤からペースダウンし、終盤に転倒。チームスズキエクスターライダーのふたりが明暗を分ける週末となった。

    アレックス・リンス (決勝9位)

    「今週は色々とポジティブな進化があったし、全体の流れにもとても満足しているよ。決勝もスタートからゴールまで、ずっとリラックスして乗ることができたしね。このところの数戦のように、序盤で順位を落とすことがなかったから、その分レースも楽だった。決勝中は全く無理せずに、コンスタントなペースで8番手、9番手あたりを走れたんだけど、最後の数ラップでリヤタイヤのグリップが急激に落ちてしまったために、ポジションを上げることができなかったのが悔しかったね。ものすごく大きな進歩ではないけど、マシンも自分も確実に少しずつ良くなって来ている。今日のレースのように、予選のポジションが良ければ、決勝も楽にレースができるわけだから、今後に向けてそこをもっと頑張らなくちゃいけないね。」

    アンドレア・イアンノーネ (決勝DNF)

    「今朝のウォームアップのフィーリングがすごく良かったから、決勝は絶対にいけると思っていたよ。でも決勝がスタートした途端に、ウォームアップとはフィーリングが全然違っていたんだ。トラクションに問題があって、アクセルの開け始めにタイムロスをしてしまうんだ。チームに原因を解析してもらっているところだけど、いずれにしても朝にはあんなに調子が良かっただけに、残念としか言いようがないね。僕のミスで転倒してしまい、ペトルッチを巻き込んでしまったことは本当に申し訳なかった。彼にはすぐに謝りに行ったよ。まだまだやるべき課題は沢山あるけど、アレックスが今日素晴らしいレースをし、トップから15秒差でゴールできたのは、僕たちチーム全体にとってポジティブなことだね。」

    河内健 (テクニカルマネージャー)

    「今週は、アレックスにとっては非常にポジティブな週末だったと思います。レースで終始トップ10圏内でバトルをしてくれましたし、最後までレースペースを計算した走りをしてくれました。彼が怪我から復帰して以来のベストなレースだったと思います。これを自信に、これからさらにトライしてくれると思うので、今後が非常に楽しみです。一方、アンドレアは残念ながら転倒してしまい、巻き込んでしまったライダーには申し訳なかったと思っています。今朝のウォームアップの走行でも見せたとおり、彼にはスピードがあるので、レースペースをいかに安定させるかが、我々と彼の今後の課題だと思っています。一方は結果が残り、一方は転倒によって結果に繋げることができませんでしたが、ふたりとも、今週は良い進化がありました。今週の進化をもとに、次のレースもさらに上を目指して闘っていきたいと思います。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)

    「今週もアレックスにとっては非常にポジティブな週末でしたし、彼自身もまたさらに一歩成長できたのではないかと思っています。13番手グリッドからのスタートは決して楽ではないものの、序盤はトップグループのライダー達とも引けを取らないラップタイムで、力強い走りを見せてくれました。ここ数戦の彼の成長ぶりは本当に素晴らしいと思いますし、今後がますます楽しみです。アンドレアはウォームアップで見つけた良いセットアップが決勝では機能せず、とても残念な結果となってしまいましたが、その理由をしっかり分析し、次に繋げていかなくてはなりません。最終的に転倒のため、今週はレースを完走できませんでしたが、色々なデータを解析し、次戦ミザノに向けしっかりと準備を続けていきます。」

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