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  • 【MotoGP】 ヤマハ:第13戦 サンマリノGP 予選レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第13戦 サンマリノGP 予選レポート

    Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスがミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリで今季4度目のポールポジションを獲得した。

    ミサノ・サーキットは全長が短いため、15分間のセッションのなかでも多くの周回数が可能となる。ビニャーレスはそれを念頭に最後尾からコースに入り、タイムアタックを開始した。時間を無駄にすることなく素早くペースを上げ、1分33秒408を記録してトップに立った。

    その後、一時2番手に後退するも、すぐさま1分32秒833へ上げて再びトップに立つ。残り8分半を切ったところで1分32秒652へ更新したが、順位では2番手に後退。このときはなかなか順位を取り返すことができないまま、残り6分でピットに戻りタイヤ交換を行った。

    1分半後にコースに復帰し、トップとの0.016秒差を懸命に追ってゆく。最初のアタックではかなわなかったが、チャンスはあと2回残されていた。そして2度目のアタックでは第1セクションと最終セクションで自己ベストを更新し、1分32秒439を記録してトップに浮上。そのポジションを最後まで守り切り、2番手に0.162秒差をつけてポールポジションを決定した。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコが予選で6番手を獲得し、明日の決勝はグリッド2列目からのスタートとなった。フロントローとのタイム差はわずか0.249秒で、ロケット・スタートとペースアップでギャップを詰める作戦である。

    一方、ジョナス・フォルガーはQ1でトップタイムを記録したが、第16コーナーでわずかにコースをはみ出したことで、そのタイムをキャンセルされてしまった。その結果、それまでのタイムにより順位が決定し16番手、6列目からのスタートとなる。

    Movistar Yamaha MotoGP

    マーベリック・ビニャーレス (予選1番手/1分32秒493)
    「予選は非常に順調でした。チームがとても素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、マシンのフィーリングも最高でした。昨日と今日の午後、少し調整を行ってマシンの感触がさらに良くなりました。明日の作戦は、安定した走りを心がけてタイヤの温度を適切に保つこと。とくに序盤、タイヤが冷たい状態はなるべく避けなければなりません。そのためにもトップでスタートし、自分のペースで走ることが重要だと思っています。ここまではとても順調。明日もきっといいレースができると確信しています。優勝候補は何人かいますが、そのなかでトップになるためには、あともう一歩、前へ進まなければなりません。全力を尽くして頑張ります」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「マーベリックの1分32秒439は驚くべきタイムです。本人はもちろん、チームのみんなが良い仕事をしてくれたおかげで、すべてのセッションで素晴らしいスピードをアピールすることができました。そして走るたびにタイムを更新し、チームのホームGPでポールポジションを獲得できました。しかし明日は非常に長いレースになりますし、コンディションも今日と同じというわけにはいかないでしょう。様々な可能性を想定して午前中のウォームアップ・セッションに臨み、どんな状況にも柔軟に対応していきたいと考えています」

    Monster Yamaha Tech3

    ヨハン・ザルコ (予選6番手/1分32秒885)
    「昨日、今日と、僕自身もチームもとても良い仕事ができたことに満足しています。目指してきたものは、速くてスムースであることです。とても難しいことで、そのなかで転倒もありましたが、ラップタイムは着実に上がってきていました。そして予選では、このような好結果につなげることができました。タイヤを2本使用し、1本目で好タイムを出すことができたので、そのあとは体力を温存して最後の3ラップに賭けました。6番手、2列目はとても重要な場所だと思います。ドライ・コンディションになれば、マルケスやビニャーレスにも食らいつき、同等のハイペースで戦いに加わることができるでしょう。でもウエットの場合は、路面状況を素早く判断し、プッシュできるか、あるいは慎重にいくべきかを決めなければなりません。こればかりは明日になるまでわかりませんが、ドライであろうとウエットであろうと、少なくとも、一旦始まったら最後までそのマシンで走り切れるよう願っています。もしもフラッグ・トゥ・フラッグになったとしたら、上位グループのピットインのタイミングに合わせてマシン交換を行うつもりです。天候が不安定な場合はウォームアップ・セッションが重要になりますが、現時点で、どちらにも対応できるところまで仕上がっています」

    ジョナス・フォルガー (予選16番手/1分33秒987)
    「ここまで非常に苦しい状況が続いています。しかし、今日の予選ではハイペースで走り、好タイムを出すことができたことは事実なので、自信は失っていません。コーナー出口のところでわずかにコースをはみ出し、縁石の赤い部分に触れてしまいました。それで記録はキャンセルされてしまいました。そこにどんな意味があるかはわかりませんが、これがルールなのです。残念な結果にはなりましたが、Q2進出を可能にするだけのラップタイムが出ていたことは間違いないので、それ自体はとても良かったと思っています。明日は天候が変化するようですが、どちらになっても問題ありません。ドライでのハイペースは実証済みですし、ウエットの場合はできるだけ早く状況を把握して自信を持って走ることだけです。グリッド16番手ですから、コンディションを逆に味方につけ、また、ある程度のリスクを負わなければならないでしょう。このところ辛い状況が続いているので、今回こそは良いレースをして、できるだけ多くのポイントを獲得したいと思っています」

    関連:【MotoGP】 第13戦 サンマリノGP 予選:ビニャーレスがポール獲得

  • 【MotoGP】 ホンダ:第13戦 サンマリノGP 予選レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第13戦 サンマリノGP 予選レポート

    MotoGP 第13戦サンマリノGPの予選は、終日、青空の広がる絶好のコンディションの中で行われた。初日5番手のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、フリー走行で総合首位に浮上、Q2進出を果たした。初日は好調な走りをするも、転倒を喫しタイムアタックができず5番手に終わっていた。しかし、2日目のフリー走行では、その走りをしっかりタイムにつなげ、5戦連続今季7回目のポールポジション獲得に向けて大きく前進した。

    そして迎えた予選Q2では、1本目のタイヤでトップタイムをマーク、さらに2本目のタイヤでアタックしたが、痛恨の転倒を喫しタイムを更新できなかった。しかし、1回目のアタックでマークしたタイムで3番手につけ、フロントローを獲得。2日連続で転倒を喫したマルク・マルケスだが、転倒を経験することで、結果的に限界を探ることに成功するマルケスだけに、決勝では今季4勝目の期待が膨らむ。

    フロントローを逃すも、チームのホームグランプリに気合満点のカル・クラッチロー(LCR Honda)が4番手につけた。初日のフリー走行では、マルク・マルケス同様、転倒を喫し6番手だったが、この日は着実にタイムを短縮、2列目を獲得した。大会開幕前にキッチンでチーズを切ろうとして左手人差し指を負傷し、万全な状態ではなかったが、チームのホームグランプリで表彰台争いに加わる意気込みだ。

    昨年の覇者で、2年連続優勝を目指すダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、午前中のフリー走行で転倒を喫し、その影響もあって、万全な一日にはななかった。しかし、ミサノを得意とし随所で光る走りをしているだけに決勝では追い上げのレースに期待される。

    初日18番手と出遅れたジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が、2日目のフリー走行で11番手に浮上。Q2進出は果たせなかったが14番グリッドを獲得した。一方、初日10番手と好調のスタートを切ったチームメートのティト・ラバトは、2日目のフリー走行で12番手へとポジションを落としてQ2進出を果たせず。予選ではリアタイヤのグリップに苦しみ18番グリッドとなった。しかし、両選手ともに好調な走りを見せているだけに追い上げのレースが期待される。

    マルク・マルケス (MotoGP 3番手)

    「全体的には、今回の結果に満足しています。予選では通常よりプッシュすることになりますが、正直2回目のアタックは、高速コーナーでアスファルトの赤い部分に触れてしまったので、少しスローダウンしました。その後、少しはらんたどきに白線に触れてしまい、フロントから転倒してしまいました。ポールポジション獲得の可能性がありましたが、僕のミスです。でも大丈夫です。フロントローは獲得できたし、明日に向けていいペースがあるので満足しています。明日の路面温度は今日より低くなると思います。レースに向けて正しいリアタイヤの選択ができるかどうかがカギになってくると思います。タイヤの選択は複数あると思います。どのような状況になってもうまく対応できるようにがんばります」

    カル・クラッチロー (MotoGP 4番手)

    「予選の結果には満足しています。フロントローを獲得したかったのですが、今日は無理でした。今後のレースでまた挑戦したいと思います。今日は4番手で満足しています。レースウイークを通して、ここまではいい仕事ができていると思います。チームは一生懸命、僕のためにがんばってくれています。今回のレース参戦は簡単なことではなかったので日曜日のレースに向けていい形に仕上げることはとても難しいことです。いいペースはありますが、優勝は難しいかもしれません。でも表彰台を目標に全力を尽くします。トップ5でもうれしいかもしれません。しかし、表彰台を楽しみにしたいです。指はよくなってきています。マシンに乗っているときは痛みはありませんが、とても不快で、1か月はこのような状態が続くと思います。ハンドルバーに指を置いたままにしておけないので状況はあまりよくありません。もう片方の腕や体のほかの部分で補っていきますが負担は大きいです。チームや医者と一緒に取り組み、アラゴンへ向けて状況を改善していきたいです」

    ダニ・ペドロサ (MotoGP 7番手)

    「今日は昨日より難しい日になりました。完ぺきなフィーリングがつかめず、セットアップに取り組み、改善しようと努力しました。特にサスペンションのセッティングに取り組みましたが、思ったような快適さを見つけることができませんでした。そのため予選ではいいラップタイムは出すことができず、7番手タイムしか出せませんでした。これは期待していた結果ではありません。明日は雨になっても今週学んだことをすべてまとめて、できる限り速く走れるようにがんばります。スタートで集中したいと思います。レース序盤が非常に重要になります」

    ジャック・ミラー (MotoGP 14番手)

    「努力して出したラップタイムがキャンセルされてしまいとても残念です。こういうのはレースではないと感じました。リプレイは見ていませんが、もし、完全にコースから出ていたらこの決定にも納得がいきます。ポジティブなことはレースに向けて力強いペースがあり、今週のコンデジションの中でいいタイムが出せたと思います。明日は雨の予報なので、それに向けて計画を立てなければなりませんが、ポイント獲得にチャレンジしたいです。気持ちは前向きです」

    ティト・ラバト (MotoGP 18番手)

    「フリープラクティスを終えたときは12番手だったので、レースに向けては悪くはありません。FP4と予選ではリアタイヤに苦戦し難しい走りになりました。でもいつものように100%でがんばります。明日の天気がどうなるか様子を見たいです」

    関連:【MotoGP】 第13戦 サンマリノGP 予選:ビニャーレスがポール獲得

  • 【MotoGP】 スズキ:第13戦 サンマリノGP 予選レポート

    【MotoGP】 スズキ:第13戦 サンマリノGP 予選レポート

    晴天に恵まれ、澄んだ青空のもとで行われたMotoGP サンマリノGP予選は、アレックス・リンス20番手、アンドレア・イアンノーネ21番手と、どちらも予想外の苦戦を強いられる結果となった。

    午前のFP3ではアレックス・リンスが昨日のタイムを更新したものの、フロントのフィーリングに問題を抱え、18番手にポジションアップしたところで終了。

    同じ問題を抱えていたアンドレア・イアンノーネは、FP3でタイムアップができず、セッション終了間際にポジションダウンし、僅差でQ2圏外となり、どちらもQ1でのアタックチャンスに賭けることとなった。今回チームは剛性の高いシャーシを新たに投入したが、優位点を生かしきれず、タイムアップには繋げられず、悔しい敗退となった。

    アレックス・リンス

    「いつも通りにチームの皆も自分自身もベストを尽くして頑張っているんだけど、今週はなんだかぜんぜん思い通りにいかないんだ。どうしたらタイムアップできるのかが分からず、ただただ苦戦しているよ。もちろん最後まで諦めずに、明日の朝のウォームアップで出来る限りのことをやって、少しでも良い状態で決勝に臨めるようにするけど、どうやら天気予報では明日は雨っぽいね。」

    アンドレア・イアンノーネ

    「正直、自分でもどうしてこんな状況なのかさっぱり分からないんだ。まったく思うように乗れないし、本来の走りが出来ていない。今年はずっとこんな状態が続いているよ。すぐそこまで見えている感じはあるんだけど、結果に繋げることができない。もう一度エンジニア達とよく話し合って、少しでも先に進まなくちゃいけないね。どこかに決定的な大きな問題を抱えているわけじゃなくて、多分あちこちにちょっとずつ問題があるんじゃないかと思うんだ。今回新しいシャーシを試し、多少進歩はあったんだけど、まだまだ求めているところに行きついていない。でもとにかく今は辛抱して、できることを全力でやっていくよ。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)

    「今日は我々チームにとって、かなり厳しい予選となりましたね。このサーキットと我々のマシンの相性があまり良くないのはある程度覚悟していましたが、思った以上に苦戦を強いられました。アレックスはライダーとして着実に進歩していると思いますが、まだ安定して結果を残すことが難しいようです。アンドレアは、本来レース後のテストで試すことを予定していた新しいシャーシを前倒しで試し、貴重なフィードバックを得ることができたものの、残念ながらタイムに繋げることはできませんでした。明日の決勝はアレックス20番手、アンドレア21番手と、かなり後方からのスタートとなるので、とにかくひとつでも前のポジションに行けるよう、追い上げレースに期待します。決勝で彼らが少しでも良い状態で走れるよう、今晩中に明日に向けての対策を施さなくてはなりません。」

    関連:【MotoGP】 第13戦 サンマリノGP 予選:ビニャーレスがポール獲得

  • 【MotoGP】 第13戦 サンマリノGP 予選:ビニャーレスがポール獲得

    【MotoGP】 第13戦 サンマリノGP 予選:ビニャーレスがポール獲得

    MotoGP 第13戦 サンマリノGPの予選が9日(土)、ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、マーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)がポールポジションを獲得した。

    マーベリック・ビニャーレスは1分32秒439をマークし、7戦ぶりにポールポジションを獲得。2番手にはアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、3番手にはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が続いた。

    2列目にはカル・クラッティロー(LCRホンダ)、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)、ヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)、3列目にはダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)、ダニロ・ペトルッチ(オクト・プラマック)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が並ぶ。

    2017 MotoGP 第13戦 サンマリノGP 予選 結果

    Pos. Num. Rider Team Time
    1 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分32秒439
    2 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分32秒601
    3 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分32秒636
    4 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 1分32秒768
    5 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分32秒792
    6 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分32秒995
    7 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分32秒992
    8 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 1分32秒997
    9 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分33秒149
    10 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 1分33秒417
    11 51 ミケーレ・ピッロ ドゥカティ・チーム 1分33秒491
    12 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム 1分34秒374
    13 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分33秒920
    14 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分33秒933
    15 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分33秒946
    16 94 ジョナス・フォルガー モンスター・ヤマハ・テック3 1分33秒987
    17 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分34秒080
    18 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分34秒095
    19 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング 1分34秒132
    20 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分34秒138
    21 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分34秒148
    22 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分34秒507
    23 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分35秒659
  • 【MotoGP】 中須賀克行、日本グランプリにヤマハからワイルドカード参戦

    【MotoGP】 中須賀克行、日本グランプリにヤマハからワイルドカード参戦

    中須賀克行が、2017年10月15日(日)に ツインリンクもてぎ で決勝が開催されるMotoGP 第15戦 日本グランプリに「YAMALUBE YAMAHA FACTORY RACING」から「YZR-M1」でワイルドカード参戦(MotoGPクラス)することが決定した。

    中須賀克行の日本グランプリへの出場は、2012年以来6年連続6回目。「YZR-M1」の開発ライダーとして、実戦を通じた開発評価が目的とる。また、MotoGPクラスへの出場は、2位表彰台を獲得した2012年の第18戦バレンシアGPを含め通算8回目。

    今シーズンの中須賀克行は、「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」から全日本ロードレース選手権の最高峰クラスJSB1000に参戦しているほか、7月末の鈴鹿8耐に出場し、アレックス・ローズ、マイケル・ファン・デル・マークとともに、ヤマハ史上初となる3連覇、通算7度目の優勝に貢献するとともに、個人でも日本人初、8耐史上2人目となる 3連覇を達成した。

    日本グランプリへは、「Movistar Yamaha MotoGP」と「Monster Yamaha Tech 3」に、「YAMALUBE YAMAHA FACTORY RACING」の中須賀克行を含めたヤマハライダーが出場。鈴鹿8耐と並び、国内最大級のモータースポーツイベントである本大会を盛り上げることで、レースや二輪車の楽しさ・魅力を伝え、国内市場の活性化をめざす。

    中須賀克行

    「今回の日本グランプリ出場も、YZR-M1の開発評価が目的となります。ハイレベルなライダーを相手に、ここまで進めてきたことを自分で確認するチャンスであり、実戦を通じて走行スタイルのトレンド、世界のトップライダーが求める性能など、次の開発に活かせるものを感じ、吸収したいと思います。また、M1のポテンシャルを自分の走りで証明するチャレンジの機会でもあります。強敵ばかりですが、中須賀らしいアグレッシブな走りを見せますので、ぜひサーキットで応援をお願いします。もてぎで待っています!」

  • 【MotoGP】 ホンダ:第13戦 サンマリノGP 1日目レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第13戦 サンマリノGP 1日目レポート

    MotoGP 第13戦サンマリノGPのフリー走行は、朝方は雲の多い空模様だったが、MotoGPのFP1が始まるころには青空が広がり、両セッションともにドライコンディションで走行が行われた。しかし、前日から降り続いた雨の影響で難しい路面コンディションとなり、転倒者の多い一日となった。

    そんな中で、ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)がトップから0.115秒差の4番手。マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が0.244秒差の5番手、カル・クラッチロー(LCR Honda)が0.314秒差の6番手と続いた。

    トップから1秒差に15台という大接戦。ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が0.589秒差の10番手とまずまずのスタートを切り、チームメートのジャック・ミラーは18番手だった。

    大接戦の中で4番手につけたダニ・ペドロサは、セットアップに集中してタイヤテストに取り組み、決勝に向けた準備を進めた。微妙な路面コンディションの中で「2週間前のテストほど好調な走りができなかった」と語るダニ・ペドロサだが、2年連続大会制覇に向けて、まずまずの一日となった。

    5番手のマルク・マルケスは、FP1でトップタイムをマーク。FP2でも順調にタイムを短縮してトップをキープしていたが、セッション中盤に転倒を喫し、その影響でタイムを更新できなかった。しかし、多くのメニューを消化することに成功し、土曜日のフリー走行と予選では、タイヤの選択に集中することになる。

    大会前に左手人差し指の腱を切断し、添え木を当てて開幕に挑んだカル・クラッチローは、FP1で4番手と好調な走りを披露。FP2でも順調にタイムを短縮していたが、セッション終盤に転倒を喫し6番手に終わったしかし、左手のケガが予想していたより影響がないことから2日目のフリー走行と予選で、さらにタイム短縮とポジションアップに挑む。

    ティノ・ラバトは、初日10番手と好調なスタート。今年はなかなかトップ10に入れない走りが続いているだけに手応えある一日となった。土曜日のフリー走行では、第6戦イタリアGP以来、6戦ぶりのQ2進出を目指す。チームメートのジャック・ミラーは新品タイヤで思うようにタイムを更新できず18番手だった。

    ダニ・ペドロサ (MotoGP 4番手)

    「昨日雨が降ったので、今朝の路面コンディションは100%ではありませんでした。午後は改善されましたが、2週間前のテストほどよくはありませんでした。とにかく、多くの仕事をこなすことができました。特にタイヤテストに取り組むことができました。どれがよりこのサーキットに合うのか、ということ考える一日でした。また、サスペンションのセッティングにも取り組めました。明日もタイヤの選択に引き続き取り組みます。まだ足りないものがある第3セクターを改善できるように集中します」

    マルク・マルケス (MotoGP 5番手)

    「今日の内容にはかなり満足しています。最後に転倒したのは少し残念ですが、全体的にマシンの感触はよく、ポジティブでした。また、FP2もいいスタートが切れました。その後、いくつか違うセッティングを試しましたが、思ったようには進みませんでした。それ以外は順調で快適に走れたし、とてもいい仕事ができました。明日はタイヤの選択に重点的に取り組みます。今日との比較をするために、ハードオプションタイヤに焦点を当てたいです」

    カル・クラッチロー (MotoGP 6番手)

    「午後の転倒は本当に運がありませんでした。ハードフロントタイヤで出たのですが、それはマルクが戻ってきて、ちょうどこのタイヤはその時点では理想的な選択ではないと報告したときでした。僕はすぐに転倒してしまいました。指をケガしていますが、一日いいペースがあったので少し残念でした。感触はよく、午前中はすぐにリズムをつかみました。マシンに関しても前進したし、中古タイヤでとてもいいタイムも出していました。指がまだちゃんとくっついているのはいいことです。冗談はさておいて、正直、あまり快適な状態ではありませんが、深刻ではありません。きちんとハンドルバーを握ることはできませんが痛みはありません」

    ティト・ラバト (MotoGP 10番手)

    「今日はとてもポジティブでした。そして前戦のシルバーストンでつかんだいい感触を積み重ねることができました。フロントエンドやリアグリップがとても信頼できるので、それほど限界を感じることなくプッシュすることができます。FP2では力強さをかなり感じました。トップ10に入ることができてよかったです。MotoGPでは、特に天候の影響でなにが起こるか予測ができないので、出せるときにいい周回をしておくことが常に重要になります。FP3でドライになってもトップ10に入れるように戦えることを願っています。それでQ2へ進めたら素晴らしいことだと思います」

    ジャック・ミラー (MotoGP 18番手)

    「今日のマシンの感触にはまずまず満足していますが、今のポジションを考えれば、まだ改善できる部分はあります。セッションの最後にライダーたちがタイムアタックに入ると、僕よりかなり速いタイムを出していました。僕の場合は中古のミディアムオプションと新品タイヤではわずかコンマ数秒しか変わりませんでした。レースペースは悪くありませんが、Q2に進出するため、トップ10に入れるように明日の午前中のFP3ではもっとスピードを見つけなければなりません。ドライになればそれに取り組めるので、ドライになることを願っています」

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第13戦 サンマリノGP 1日目レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第13戦 サンマリノGP 1日目レポート

    Movistar Yamaha MotoGPは快晴に恵まれたミサノ・サーキットでフリープラクティスを開始し、その初日にマーベリック・ビニャーレスが総合2番手と好調スタートとなった。

    マーベリック・ビニャーレスはフリープラクティス第1セッションと第2セッションで合計39ラップを走行し、YZR-M1のセッティング作業を順調に進めながら、第2セッション終盤でタイムアタックを行い総合2番手獲得と健闘した。

    バレンティーノ・ロッシは怪我のため欠場しているが、ピットを通常通りに設置し、その前には2台のマシンとともに「get well soon(早い回復を!)」のメッセージボードが置かれている。

    マーベリック・ビニャーレスはチームの責任を一身に背負うことになるが、第1セッションから好調ぶりを発揮し、グリップ不足にやや手間取りながらも素早くペースアップ。45分間を基本セッティングの調整に費やし、トップから1.036秒差の1分34秒592で8番手となった。

    午後からの第2セッションでは、セッティング向上を受け各セクションで少しずつ短縮。ユーズド・タイヤでロングランを行ったあと、トップ10入りを目指してタイムアタックを開始した。順調にスピードを上げていったマーベリック・ビニャーレスは午前中のタイムを1秒以上も更新する1分33秒236を記録し、トップにわずか0.005秒差の2番手で初日を終了した。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコは第1セッションで9番手を獲得したが、第2セッションでは順番手を下げて総合12番手で、トップとの差は0.683秒となった。一方のジョナス・フォルガーは第1セッションでヨハン・ザルコに0.084秒差と迫ったものの、第2セッションとの総合成績ではトップから1.091秒離されて17番手となった。

    Movistar Yamaha MotoGP

    マーベリック・ビニャーレス (フリー走行総合2番手/1分33秒236)

    「とても順調です。今日は私の希望通り一本のタイヤでたくさん走行するテストを行いました。とくに第2セッションでは決勝の周回数を走り切って非常に好調でした。正直なところ、リズムの良さに自分でも驚いているところで、マシンの動きにもとても満足しています。それでも、これで完璧というわけではなく、さらに改良が必要です。ラップタイムがまだ目標に届いていませんからね。前回のミサノ・テストでも試した2018年型プロトタイプのシャシーを使用しているのですが、とても感触が良く気に入っています。ライダーにとっては非常に重要な部分で、このおかげでスムースに流れに乗っていくことができるのです。大幅に改良されてきたので、これをシーズン終了まで使用するつもりです」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)

    「ライダーがひとりという、いつもと違う状況でウイーク初日をスタートすることになりました。それでも今日は両セッションとも非常に順調でした。第1セッションは路面コンディションの影響もありグリップ不足に悩まされましたが、マーベリックはそのなかでもハイペースをキープし、午後はコンディションが回復したので、さらにセッティングに磨きをかけていきながら、決勝を想定してユーズド・タイヤで走行を重ねました。彼のフィーリングもとても良かったようです。そしてセッション終盤で新しいタイヤを装着してベストタイムを更新し、トップに0.005秒差と迫る2番手を獲得することができました。このように今回は初日から非常に好調。明日もまだ時間があるので、さらにもう一歩、前進を目指します」

    Monster Yamaha Tech3

    ヨハン・ザルコ (フリー走行総合12番手/1分33秒914)

    「ミサノでの初日は順調でした。YZR-M1でこのコースを経験することができてうれしいです。前から思っていた通り、このコースはMotoGPマシンには小さ過ぎるようです。だから今日は、できるだけたくさん周回してフィーリングをつかみ、それをチームにもフィードバックしてマシン・セッティングに役立ててもらおうと考えました。第2セッションで12番手に落ちてしまったのは残念ですが、ラップタイムだけを見れば大きな差はありませんでした。このあともチーム一丸となって落ち着いて仕事に取り組み、明日、さらに一歩、前進したいと思っています。決勝に向けて、明日の予選では前の2列を狙っていきます」

    ジョナス・フォルガー (フリー走行総合17番手/1分34秒322)

    「正直に言って、今日の結果には満足していません。フロント周りのフィーリングがあまり良くなくて、マシンの向き換えやブレーキングが思い通りにいかなかったからです。そのため何度か危ない場面もあったのですが、これから目標に向かって自信を取り戻すためにも、明日までに何とか解決策を見つけなければなりません。今のところ問題はこのひとつだけなので、必ず克服し、予選順番手を上げられるよう全力を尽くします」

  • 【MotoGP】 第13戦 サンマリノGP:ダニロ・ペトルッチが初日トップ

    【MotoGP】 第13戦 サンマリノGP:ダニロ・ペトルッチが初日トップ

    MotoGP 第13戦サンマリノGPのフリー走行2回目が8日(金)、ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、ダニロ・ペトルッチ(オクト・プラマック)がキャリア初の初日総合1番手に立った。

    気温26度、路面温度39度のドライコンディションの中、ダニロ・ペトルッチは1分33秒231をマーク。2番手には0.005秒差でマーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)、3番手にはアンドレア・ドビツィオーゾが続いた。

    以下、ダニ・ペドロサ、マルク・マルケス、カル・クラッチロー、ミケーレ・ピロ、ホルヘ・ロレンソ、アンドレア・イアンノーネ、ティト・ラバットがトップ10入りした。

    2017 MotoGP 第13戦 サンマリノGP フリー走行2回目 結果

    Pos. Num. Rider Team Time
    1 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 1分32秒231
    2 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分33秒236
    3 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分33秒294
    4 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分33秒346
    5 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分33秒475
    6 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 1分33秒545
    7 51 ミケーレ・ピッロ ドゥカティ・チーム 1分33秒591
    8 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分33秒614
    9 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分33秒740
    10 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分33秒820
    11 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分33秒832
    12 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分33秒914
    13 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 1分33秒937
    14 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分34秒054
    15 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分34秒137
    16 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング 1分34秒266
    17 94 ジョナス・フォルガー モンスター・ヤマハ・テック3 1分34秒322
    18 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分34秒411
    19 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分34秒499
    20 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム 1分34秒678
    21 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分34秒842
    22 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分34秒903
    23 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分35秒052
  • 【MotoGP】 第13戦 サンマリノGP:マルク・マルケスがトップ発進

    【MotoGP】 第13戦 サンマリノGP:マルク・マルケスがトップ発進

    MotoGP 第13戦サンマリノGPのフリー走行1回目が9月8日(金)、ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われた。

    フリー走行1回目の最速タイムはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がマークした1分33秒556。2番手には0.432秒差でミケーレ・ピッロ、3番手にはアンドレア・ドヴィツィオーゾとドゥカティ勢が続いた。

    4番手にはカル・クラッチロー、5番手にはダニロ・ペトルッチ、6番手にはホルヘ・ロレンソ、7番手にはダニ・パドロサ。

    バレティーノ・ロッソの負傷により、今大会は一台体制での参戦となるモビスター・ヤマハのマーベリック・ビニャーレスは8番手タイム。

    以下、ヨハン・ゼルコ、ジョナス・フォルガーまでがトップ10入りした。

    2017 MotoGP 第13戦 サンマリノGP フリー走行1回目 結果

    Pos. Num. Rider Team Time
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分33秒556
    2 51 ミケーレ・ピッロ ドゥカティ・チーム 1分33秒988
    3 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分34秒175
    4 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 1分34秒196
    5 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 1分34秒219
    6 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分34秒498
    7 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分34秒545
    8 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分34秒592
    9 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分34秒702
    10 94 ジョナス・フォルガー モンスター・ヤマハ・テック3 1分34秒786
    11 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分34秒835
    12 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 1分34秒926
    13 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分34秒953
    14 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分35秒160
    15 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分35秒243
    16 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分35秒306
    17 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分35秒415
    18 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング 1分35秒536
    19 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分35秒625
    20 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分35秒655
    21 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分35秒957
    22 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム 1分37秒112
    23 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分37秒649
  • 【MotoGP】 ヤマハ:第13戦 サンマリノGP プレビュー

    【MotoGP】 ヤマハ:第13戦 サンマリノGP プレビュー

    Movistar Yamaha MotoGPにとって今季2度目となるチームのホームレース・サンマリノGPが開催される。バレンティーノ・ロッシは怪我のためこのホームレースを欠場し、Movistar Yamaha MotoGPからはマーベリック・ビニャーレスひとりが出場する。

    マーベリック・ビニャーレスは2週間前のイギリスGPでの2位獲得の活躍により、チャンピオンシップはトップに13ポイント差、2位に4ポイント差のランキング3位につけている。ミサノ・サーキットでは2013年のMoto3に出場して2位を獲得した。

    マーベリック・ビニャーレスはチームメイトの不在を悲しんでいるが、イギリスGP、その後のミサノ・プライベートテストと調子を上げており、今回はトップにさらに近づくことを目標に、2戦連続での表彰台を狙う。

    一方のバレンティーノ・ロッシは、8月31日、エンデューロでのトレーニング中のアクシデントで脚を骨折。その後は順調に回復しているものの今大会は欠場し、完治次第レースに復帰することとなる。今回のサンマリノGPは、バレンティーノ・ロッシの故郷、タヴッリャからわずか20分というホームコースあり、イタリアのファンのためにも、ピットにはいつも通りにバレンティーノ・ロッシの2台のYZR-M1も並べられる。

    ミサノ・サーキットは1972年に建設され、1980年代からグランプリを開催してきた。2007年にMotoGPの安全規制に合わせて大規模な改修を行ったあと、全長4.2km、時計回りのサーキットとしてグランプリに復活した。この際、6つの左コーナー、10の右コーナーに加え、シケインを追加。安全性を向上しながら、激しいオーバーテイクが展開される多くの高速コーナーが残されたことで、改修後も多くのファンを魅了してきた。

    Movistar Yamaha MotoGPのマシンには今回も”#rodamosjuntos”のロゴを貼付し、Movistarが率先して行う安全運転啓発活動のアピールを行う。ドライバーとサイクリストの相互尊重を促進するこの活動は、毎年9月にスペインを舞台に行われる自転車プロロードレース、La Vuelta(ブエルタ・ア・エスパーニャ)の期間中、9月9日まで続けられる。

    このほか、ファクトリーチーム は、KiSS Misano(Keep it Shiny & Sustainable)をサポートを行う。Yamaha Motor Racingのジェネラルマネージャー、マルコ・リーバは9月7日、イベントに先立って記者会見に出席。環境保護や社会福祉の持続可能性を目指すこのプログラムをサポートするため、Yamaha Motor Italyがミサノ・サーキットに寄付したYamaha Tricityを紹介した。スペシャル・カラーを施したTricityは事故や急病などの緊急事態に対応するもので、KiSS Misanoの”グリーン・イメージ”に合わせて群衆の中でも目立つようにデザインされ、人工蘇生器、AEDを装備する。

    マーベリック・ビニャーレス

    「バレンティーノがここに居ないのは本当に残念です。とくに今回は彼のホームレースで、とても特別なグランプリですからね。できるだけ早くピットに戻ってきてほしいと願っています。僕は、シルバーストンで表彰台に上ったあとモチベーションを高く保つことができています。M1はシーズン序盤と同じようなフィーリングが戻ってきたので、ポイント獲得に向け、さらに集中できるようになりました。また、ミサノでの事前テストでは大幅にセッティングも向上しています。感触もとてもよかったので、ヤマハに優勝をプレゼントするために全力を尽くします」

    バレンティーノ・ロッシ

    「ホームGPに出場できないなんて、とても残念です。地元のファンの目の前で走るのはとても特別なことなので、本当に楽しみにしていたのですが、今はやはり怪我の治療に専念しなければなりません。幸い、完治までには少し時間がかかりますが、それほどひどい状態ではなく、できるだけ早くコースに戻れるよう、できることは何でもする覚悟です。今回のことでご心配をおかけしたみなさん、本当にすみません。そして支えてくれる皆さんの愛情に感謝します」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)

    「ミサノ・テストから約3週間が経ちました。前回のシルバーストンでは好成績をあげることができたので、マーベリックは自信を深め、いつものようにできるだけ多くポイントを獲得するために高い集中力を保っています。ランキング争いも激しさを増してきましたが、私たちは今回のレースをとても楽しみにしています。ミサノはコースのすばらしさだけではなく、その雰囲気がとても特別ですし、チームにとっての第二のホームコースでもあります。しかしながら今回は、バレンティーノの欠場というお知らせをしなければならずとても残念です。チームの全員が、バレンティーノの不在を悲しんでいます。一日も早い回復を願いながら、ピットでその帰りを待ちます」