カテゴリー: MotoGP

  • MotoGP:ピレリが2027年からミシュランに代わってタイヤを供給

    MotoGP:ピレリが2027年からミシュランに代わってタイヤを供給

    ピレリは、ミシュランの現在の契約が終了した後の2027年から2031年まで、MotoGPのオフィシャルタイヤメーカーとなる。

    これは、昨年からMoto2とMoto3シリーズ、そして2004年から長年にわたってパートナーシップを結んでいるスーパーバイク世界選手権にタイヤを供給しているピレリにとって、論理的なステップである。

    2011年よりF1世界選手権にタイヤを供給しているが、2024年以降は世界ラリー選手権への関与を拡大しないことを決定したピレリは、MotoEシリーズに加えて、新たな主要な大会をポートフォリオに追加することとなった。

    この発表は、ある意味で驚きである。なぜなら、2016年からMotoGPのタイヤを独占的に供給しているミシュランは、2027年の新技術規則に先駆けて、新しいコンパウンドの開発に着手していたからだ。

    しかし、ここ10年間、ミシュランを標的にするライダーやチームからの批判が絶えなかった。

    特にここ数年は、このテーマが繰り返し取り上げられてきた。2022年のインドネシアグランプリでのマルク・マルケスのハイサイド事故と、先月のセパンでのプレシーズンテストでホルヘ・マルティンがクラッシュしてしまったことについて、ミシュランはそれぞれ、ホンダとアプリリアの責任を問うている。これにより、現チャンピオンのマルティンは今シーズンの最初の2ラウンドに参加できなくなってしまった。マルティンは、2023年のタイトル敗北の一因はタイヤが適切に機能しなかったためだと一部非難している。

    これは、近年ミシュランが撤退した2つ目の主要シリーズであり、2022年末に開始されたフォーミュラEのGen3ではハンコックに置き換わっている。しかし、フランスのブランドは、IMSAスポーツカー選手権と世界耐久選手権のハイパーカークラスでは、依然としてすべての競合他社にタイヤを供給している。

  • MotoGP:ホンダ 2025年 第1戦 タイGP 決勝レポート

    MotoGP:ホンダ 2025年 第1戦 タイGP 決勝レポート

    マリーニはHondaでの最高位タイ、ミルはトップ10争いで奮闘
    2025年ロードレース世界選手権(MotoGP)の開幕戦、タイGPはHonda HRC Castrolにとってポジティブな内容で週末を締めくくった。ルカ・マリーニは序盤のミスから挽回し12位でフィニッシュ。ジョアン・ミルはトップ10圏内のペースを維持していたものの、不運にも転倒を喫した。

    2025年MotoGPシーズン最初の日曜日を迎えたチャーン・インターナショナル・サーキットで、Honda HRC Castrolのガレージ内では着実な進歩が続いていた。午前中には気温が40℃近くまで急上昇する過酷なコンディションだったが、ルカ・マリーニとジョアン・ミルは動じることなく、ウォームアップで最後の微調整を行い、決勝レースに備えた。

    26周のタイGP決勝で、マリーニは序盤のミスから挽回するレースとなった。スタート直前に発生したミスの影響で、第1コーナーでは最後尾まで後退したが、そこから落ち着いて着実に順位を上げ、すぐにポイント争いに復帰した。最終的にはジャック・ミラーから0.5秒差の12位でフィニッシュを決めた。この結果は、2024年シーズンの、同じくタイGPで達成した自己最高位に並ぶものだった。マリーニが持つ本来の実力を完全に発揮するには至らなかったが、次戦に向けてHonda RC213Vとともに万全の準備を整え、満足のいく形でタイを後にする。

    一方、ジョアン・ミルはスタート直後から抜群のダッシュを見せ、トップ10圏内でのバトルを展開。昨シーズンからの大幅なペース向上を証明する走りを続けていた。しかし、ジャック・ミラーを追う中、最終コーナーで転倒。レースの続行は叶わず、2020年MotoGP王者はここでレースを終えることとなった。それでもミルは、今週末の全体的な展開と結果に自信を深めており、2024年のタイGPとは明らかに異なる手応えを感じている。

    Honda HRC Castrolチームは、わずかな休息をはさみ、約2週間後の3月14日から16日まで開催されるアルゼンチンGPで再び戦いの舞台に立つ。

    CASTROL Honda LCRのザルコが開幕戦で7位入賞
    3月2日(日)、ロードレース世界選手権(MotoGP)の開幕戦タイGPの決勝がチャン・インターナショナル・サーキットで行われ、CASTROL Honda LCRのヨハン・ザルコが7位入賞を果たしました。

    12番手からスタートしたザルコは、高い気温の中でもすばらしいパフォーマンスを発揮し、戦略的にペースをコントロールしながら、終盤には7位まで順位を上げました。この結果は2023年以降のタイGPにおけるHonda勢の最高成績で、ザルコにとっては移籍後のベストリザルトとなりました。

    IDEMITSU Honda LCR チャントラが母国開催の開幕戦を完走
    IDEMITSU Honda LCRのソムキアット・チャントラは、母国でのMotoGPデビュー戦で堅実なパフォーマンスをみせて完走を果たしました。

    チャントラはプッシュし続ける中でライバルたちと接戦を繰り広げ、貴重な経験を積みました。彼にとってはチャレンジングな一戦でしたが、レースを冷静にコントロールし、最終的に18位でフィニッシュ。MotoGPクラスでのキャリアにおける重要な一歩を踏み出しました。

    ホンダ MotoGP タイGP

    ルカ・マリーニ(Honda HRC Castrol)
    フィジカルとメンタルの両面において、良いテストになり、今週末の成果には満足しています。週末を通してペースを上げることができましたし、決勝レースはスプリントほど身体的にきつくはなかったです。このようなフルレースでは走り方が異なりますし、今日は雲も出ていました。まだまだ伸びしろがありますし、前回ここに来た数か月前と比べても本当に大きな進歩を遂げることができています。スタートでは、遅れて到着し急いでいたためスタート手順を間違えましたが、その後はしっかりとしたレース運びができ、第1コーナーでは最後尾だったものの12位まで挽回できました。このミスがなければ、ミルやザルコとともにトップ10争いができていたと思います。今回の成果には満足していますし、シーズンが進むにつれてさらに良い結果を出せると信じています。

    ジョアン・ミル(Honda HRC Castrol)
    本当に良い週末で、そして良いレースになりそうでした。転倒までは、自分やチームがオフシーズンに積み重ねてきた進歩を証明できていたと思います。ジャックを追いかける中で小さなミスをしてしまい、このコンディションではリカバリーできませんでした。スタート直後にポジションを少し落としたものの、その後は順調にレースを組み立てられていました。バイクはとても熱くなっていましたが、これは他のライダーにとっても同じでしたし、同様のコンディション下での今後のレースでは、対策をしっかりと考えていく必要があります。トップ5争いができるポテンシャルがあったと思うので、こういう形でレースを終えたのは残念です。昨年はこうした感触すらなかったことを考えると、確実に進歩を遂げていると思います。今週末は試練の連続でしたが、これからさらに前進していきます。

    ヨハン・ザルコ(CASTROL Honda LCR)
    気温がとても高く、タフなレースでしたが、それは全員にとって同じ状況なので、終盤に向けて温存していました。マシンの感触はとてもよく、ライバルたちを追い抜いて、目標を達成できました。シーズンをすばらしい結果でスタートできたので、この週末を通して尽力してくれたチーム、 そしてHRCの皆さんに感謝しています。

    ソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda LCR)
    すばらしい経験ができました。レースは大変でしたが、ミスをしないように集中しベストを尽くしました。これからも学習を進めて、改善し続けなければなりません。地元のファンの皆さんの前でレースができて、とても感慨深かったです。

  • MotoGP:ヤマハ 2025年 第1戦 タイGP 決勝レポート

    MotoGP:ヤマハ 2025年 第1戦 タイGP 決勝レポート

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    過酷な暑さのなかで奮闘
    タイのうだるような暑さのなか、全26ラップで競われた決勝は、Monster Energy Yamaha MotoGPにとって非常に厳しい戦いとなった。ファビオ・クアルタラロは序盤から苦戦したが15位でゴールしてポイントを獲得。アレックス・リンスは逆に最初の数ラップでポジションを上げてポイント圏内を走行していたが、終盤で後退して17位となった。

    クアルタラロは10番グリッドから好ダッシュを決めたものの、マシンの感触がそれまでとは異なっていることに気づいて見る見るうちに18番手までポジション・ダウン。ここからは試練の戦いが続いたが、レース後半に入ってライバルたちも苦戦し始めると、少しずつ順位を挽回した。最終的には15位でチェッカーを受けて1ポイントを獲得。トップとの差は26.456秒だった。

    一方のリンスは19番グリッドからスタート後、混戦をくぐり抜けて5ラップ目までに14番手へ浮上。その後ひとつ下げて15番手に落ち着いた。15ラップ目にはE・バスティアニーニ(KTM)に先行されたものの、同じラップでJ・ミル(ホンダ)の転倒があり再び15番手。このままポジションをキープしてシーズン初ポイントを手中にしたいところだったが、終盤はエンジンが熱くなって苦しい展開を強いられ、17位まで後退した。トップとの差は31.095秒だった。

    この結果、クアルタラロは合計4ポイントでランキング13位、リンスは未だノーポイント。Monster Energy Yamaha MotoGPはチーム・ランキング11位、ヤマハはコンストラクターズ・ランキング5位となっている。

    Prima Pramac Yamaha MotoGP
    ミラー11位、オリベイラ14位でともにポイント獲得
    Prima Pramac Yamaha MotoGPのジャック・ミラーとミゲル・オリベイラが2025シーズン開幕戦の決勝で、それぞれ11位と14位を獲得した。

    前日のスプリントでは上位争いを展開しながら転倒してしまったミラー。決勝で目標にしていたのはグリッド2列目の優位性を生かしてポイントを獲得し、同時にYZR-M1の開発に役立てるためのデータ収集を行うことだった。

    完璧なスタートから好位置につけ、小椋藍(アプリリア)やF・モルビデリ(ドゥカティ)とバトルしながら6番手を確保。その後も果敢な走りを続けて順調にポジションをキープした。ところが8ラップ目あたりでフェアリングに不具合が生じ、ペースダウンを余儀なくされてしまう。終盤は守りの走りに徹し、徐々に順位を下げて11位でゴールした。

    一方のオリベイラは17番グリッドからの挽回を目指すも厳しい展開。気温36度、路面温度50度の暑さに加え、周辺のマシンから発せられる熱も過酷なものだった。オープニングラップの混戦のなかで16番手につけたあとは粘り強く走り続け、残り5ラップで15番手、残り3ラップで14番手に上げてチェッカーを受けた。

    ヤマハ MotoGP タイGP

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    ファビオ・クアルタラロ(15位)
    「序盤からグリップに問題を抱えていました。かなり苦しい状況でした。初めはタイヤをもっと暖めればいいのだと思っていたのですが、まったくプッシュできず、マシンがスライドして、1周目で大きくポジションを下げてしまいました。そしてその後も残念ながら、思うようにペースを上げることはできませんでした。集団の後方についていると本当に暑くて、とにかくすべてにおいて非常に難しい戦いでした。次のアルゼンチンに期待します」

    アレックス・リンス(17位)
    「この暑さに対応しなければならず、体力的に非常に厳しいレースでした。昨日のスプリントでも少し感じていたのですが、今日は7ラップあたりから対処しきれなくなり、脚にやけどまでしてしまいました。それでもパフォーマンスの面では小さく一歩、前進できたと思っています。毎ラップ、100%の力を注ぎましたが、残り4ラップの第4コーナーでフロントを滑らせ、そのあとは苦しい状況をコントロールできませんでした。当然、結果には満足できていないので、すべてのデータを見直して改善につなげたいと思います」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「今回は全体的に、非常に難しい戦いでした。結果を見れば、私たちのタイヤ・チョイスがおそらく間違っていたのでしょう。しかしここ数日の感触では、他のタイヤでは、それ以上にうまくいっていなかったのです。ファビオ(クアルタラロ)がなぜ、彼のいつもの走りができなかったのかを知るために、データをより詳細に分析しなければなりません。アレックス(リンス)のほうはリアタイヤが完全に終わってしまっていました。加えてエンジンが非常に熱くなっていたため脚をやけどしてしまったのです。今日のデータは2週間後のアルゼンチンGPに向けての非常に重要な手掛かりになると思います」

    Prima Pramac Yamaha MotoGP
    ジャック・ミラー(11位)
    「全体的には良い一日だったと思います。決勝中も非常に好調だったのですが、8ラップ目くらいでフェアリングに問題が出たことで上位グループから離されてしまいました。留め金がひとつ外れてフェアリングが緩んできてしまったのです。皆さんもご存知の通り、最近はエアロダイナミクスが非常に重要で、フェアリングに問題が生じたあとはコーナリングやコーナースピードの維持に苦戦するようになってしまいました。それがとくに顕著だったのが、私が得意としている第4コーナーと第5コーナーでした。しかも熱い空気が全部、真っ直ぐ吹きつけてくるので、まるで料理をしているみたいな状況です。暑さが一層、増しただけでなく、ストレートではフェアリングを固定するために腕の内側にやけどもしてしまったのです。それでもなんとかゴールラインまでたどり着きました。結局、終盤で順位を下げてしまいましたが、なんとかまとめ、ポイントを持ち帰ることができました。今回は基盤固めに集中的に取り組んできました。そしてこれからもハードワークを続けます」

    ミゲル・オリベイラ(14位)
    「非常に長くタフな戦いになると予想していました。そしてその通りになりました。誰にとっても同じですが、まさに究極の暑さだったのです。そのためタイヤのコントロールがレースの鍵を握っていました。別のスペックを選ぶべきだったのかもしれませんが、スタート直後からとにかく、タイヤをしっかり管理することに努めました。フロントグリップにはかなり苦戦して、リアのほうがまだ残っていたときでさえ、うまくマシンの向きを変えられず、ほとんどすべてのコーナーで大きくはらんでしまいました。そのあとリアグリップも低下し始めると、最大限、努力するということしかできなくなっていたのです。それでも終盤は少し楽になり、ポジションも挽回してポイント圏内に入ることができました。スタート・ポジションを考えれば受け入れられる結果だと思いますし、貴重なデータを収集することもできました。テストの段階から、私たちの使命はトップとの差を縮めることだと理解しています。テストの日数が増え、マシンが4台になり、データを共有できるようになって、必要なものはすべて揃っています。今はそのことだけに集中しています」

    G・ボルゾイ(チーム・ディレクター)
    「ジャック(ミラー)のフェアリングの問題は本当に残念です。あれがなければ、もっといい成績を獲得できたに違いありません。でもすべてはスムースに運んでいて、彼は高い競争力を発揮し、ハイペースを維持してトップグループに近づいていました。これは大いに評価できることです。ミゲール(オリベイラ)もいいレースをしました。もっとも低いグリッド・ポジションの影響は否めませんし、この過酷な暑さのなかで集団に囲まれてしまうと、そこからポイント圏内まで上がってくるのは簡単なことではありません。しかし彼はそれをやってのけたのです。タイヤ・チョイスはジャックとは違ったのですが、その影響が少しあったかもしれません。でも確かなことはわかりません。全体的には依然としてポジティブな状態です。いい仕事ができましたし、最初のレースで両ライダーがポイントを獲得したのですから十分に評価できると思います」

  • MotoGP:小椋藍 華々しいMotoGPデビューが示すものとは?

    MotoGP:小椋藍 華々しいMotoGPデビューが示すものとは?

    小椋藍がMotoGPでのデビュー戦で活躍したのは決して複雑な話ではないとThe Raceが伝えている。

    1日に使える時間は限られているので、理解できるが、MotoGPの下位クラスではなくMotoGPを主に追っている場合、今日のブレイクアウト以前の小椋藍に関する知識は、「ジョー・ロバーツというアメリカ人ライダーのシナジー効果よりも、トラックハウスがMotoGPのシートに選んだライダー」という程度だったかもしれない。

    その動きに対してどれほどの反発があったのかはわからないが、少なくともアメリカ人ライダーがMotoGPにとって重要であるという認識はあったし、今もある。そして、トラックハウスのチーム監督であるダビデ・ブリビオは、「小椋藍対ロバーツ」に関する質問に数多く答えた。

    そして、今月初め、ロバーツがポッドキャスト番組「Gypsy Tales」に出演した際に、2024年にトラックハウスが指名する可能性が近いと感じていたことを認めたことで、この話題が再び注目を集めた。

    インタビューの中でロバーツは、小椋藍を友人として見ており、「本当にクールな奴」であり、「素晴らしいライダー」だと評した。しかし、昨年Moto2タイトルを獲得するまでの勢いをつけたのは、トラックハウスに選ばれたという「証明」であり、一方でロバーツ自身がその「証明」を否定されたことが、Moto2での低迷につながった(怪我も影響したが)と彼は推論した。

    ロバーツは自分の頭の中で何が起こっていたのかを理解しているが、小椋藍の側面について考え過ぎていると思う。小椋藍は、自分が小椋藍であるという事実から自信を得ていたのだと思う。小椋藍は、MotoGPで十分に通用するライダーであり、その自信は、より良いチャンスを待ちながら、ホンダの支援を受けるLCRのシートでステップアップするチャンスを何度も見送ったことからも明らかだ。

    小椋藍 MotoGP タイGP

    デビュー戦となったタイGPのスプリントで4位に入った小椋藍は、この結果は自分にとっても「大きな驚き」であり、前を走るフランシスコ・バニャイアのスムーズな走りを真似ることができたことが助けになったと語った。確かに驚きではあるが、しかし…正直なところ、それほど大きな驚きではない。プレシーズンからすでに実力があったからという理由だけではない。

    小椋藍は、Moto3参戦2年目でタイトル獲得まであと4ポイントというところまで迫り、Moto2参戦1年目で8位となった(ルーキーとしてそのシリーズでトップ10に入ったことは、将来のMotoGPライダーであることの明白な証である)。そして、Moto2参戦2年目でタイトル獲得を争った。

    小椋藍はタイトルを非常に不運で不器用な形で逃したが、MotoGPの有望株を判断する材料にはならない。2023年は怪我で不調に終わったが、それもまたMotoGPの有望選手を判断する材料にはならない。

    「成熟度」、「プレッシャーに動じない冷静さ」、「タイトル獲得に向けたキャンペーンをやり遂げる能力」などなど。確かに、それらすべてが重要だ。しかし、それ以前に、ピークとスピードに注目すべきだ。小椋藍はスピードを欠いたことは一度もなく、ピークは非常に高かった。

    まだ39レースが残っているため、勝利の祝賀会を行うにはまだ早いかもしれない。いずれにしても、2025年のアプリリアは、ある意味で素晴らしいことは明らかだ。しかし、トラックハウスのボスであるブリビオは、今日をすでに検証の日として受け入れることができる。そして、この決断に一役買ったと言われる元チームチーフのウィルコ・ゼレンベルグも、笑顔を見せてもいいだろう。

    ただし… 小椋藍が本物であることは、才能を見抜く達人である必要はなかった。

    そして、今日からはもうこれ以上は言わないでおこう。なぜなら、2025年の小椋藍には悪い日もやってくるだろうから。悪い時期も。ペドロ・アコスタは2024年にそれを知った。

    デビュー戦で5位というのは夢を見させてくれるが、結果は様々だ。確かなことはただ一つ、もし以前に何らかの疑いがあったとしても、小椋藍は自分の居場所にいるということだ。決して複雑なことではない。

  • MotoGP:マルク・マルケスがドゥカティ移籍初戦で勝利!小椋藍5位

    MotoGP:マルク・マルケスがドゥカティ移籍初戦で勝利!小椋藍5位

    2025年 MotoGP 開幕戦タイGPのスプリントが3月2日(日)にチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、マルク・マルケスがドゥカティでの初戦を勝利で飾った。

    マルク・マルケスがシーズン開幕グランプリで優勝したのは、10連勝でシーズンをスタートさせた2014年以来初めてだった。しかし、それは非常に型破りな勝利だった。マルケスは序盤で十分なリードを築いた直後に兄のアレックスの後ろに下がり、その後レースの半分以上をアレックスのすぐ後ろで過ごしたのだ。

    土曜日同様、マルク・マルケスはポールポジションからターン1までリードを保った。そして土曜日同様、フランシスコ・バニャイアがアレックス・マルケスの内側に抜けて2位となったが、今回はマルケスが外側を回ろうとし、結局小椋藍にポジションを譲ることとなった。

    しかし、若いマルケスはすぐに小椋藍から3位を奪い返し、ターン7でバニャイアに襲い掛かり、現状を回復した。

    これにより、レースは再びマルケス兄弟の1-2で楽に落ち着いたが、1秒差でリードを広げた後、マルケスは突然、ポジションを譲らなければならないと決断した。

    7周目に彼は、低速の第3ターンに進入する際に肩越しに確認し、その後再びコーナーを抜ける際に確認し、ブレーキングポイントの直前でアレックスに追い抜かれるようにスロットルを緩めた。

    この動きにより、この時点では兄弟に加え、バニャイア、猛追するフランコ・モルビデリ、そして目覚ましい小椋藍を含む5台のバイクが先頭集団を形成した。

    後者の2人は長い間先頭集団についていくことができなかったが、バニャイアは最後まで後方で脅威であり続けた。

    しかし、マルクがアレックスの後ろに留まり、彼にグランプリ初優勝を許すことに満足するだろうかという疑問が徐々に湧き始めたちょうどその時、残り3周で彼は弟の内側に突っ込んだ。

    そして彼はすぐにレースの結果を疑う余地なくし、残りのレース距離を約2秒差で走り切り、クールダウンラップではアレックスと友好的な口論を交わした。

    バニャイアは最終的にマルケス2人に続いて3位でゴールしたが、モルビデリがトップ4を占めた。

    小椋藍は驚異的なデビュー週末を5位で終えた。優勝からは7秒差だったが、6位のマルコ・ベッツェッキよりもマルケスに近かった。ベッツェッキはアプリリアデビュー戦でまずまずの結果を残した。

    ジョアン・ミルとホンダが6位を獲得するかに見えたが、ミルはプラマック・ヤマハのジャック・ミラーを必死に追い抜こうとして最終コーナーでクラッシュした。ミラーはヤマハM1での初グランプリで印象的なスタートを切ったが、レース後半はローリング・ロードブロッキングのようになってしまった。

    ヨハン・ザルコ(LCRホンダ)、ブラッド・ビンダー(KTM)、エネア・バスティアニーニ(Tech3 KTM)、ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(VR46ドゥカティ)が彼を追い抜き、トップ10入りを防いだ。

    MotoGP マルク・マルケス

    2025年 MotoGP 第1戦 タイGP 結果

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 #93 M・マルケス Ducati Lenovo Team Ducati 39’37.244
    2 #73 A・マルケス BK8 Gresini Racing MotoGP Ducati +1.732
    3 #63 F・バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati +2.398
    4 #21 F・モルビデリ Pertamina Enduro VR46 Racing Team Ducati +5.176
    5 #79 小椋藍 Trackhouse MotoGP Team Aprilia +7.450
    6 #72 M・ベッツェッキ Aprilia Racing Aprilia +14.967
    7 #5 J・ザルコ CASTROL Honda LCR Honda +15.225
    8 #33 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM +19.929
    9 #23 E・バスティアニーニ Red Bull KTM Tech3 KTM +20.053
    10 #49 F・ディ・ジャンアントニオ Pertamina Enduro VR46 Racing Team Ducati +21.546
    11 #43 J・ミラー Prima Pramac Yamaha MotoGP Yamaha +22.315
    12 #10 L・マリーニ Honda HRC Castrol Honda +23.940
    13 #54 F・アルデゲル BK8 Gresini Racing MotoGP Ducati +24.760
    14 #88 M・オリベイラ Prima Pramac Yamaha MotoGP Yamaha +26.097
    15 #20 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Team Yamaha +26.456
    16 #12 M・ビニャーレス Red Bull KTM Tech3 KTM +28.770
    17 #42 A・リンス Monster Energy Yamaha MotoGP Team Yamaha +31.095
    18 #35 S・チャントラ IDEMITSU Honda LCR Honda +31.480
    19 #37 P・アコスタ Red Bull KTM Factory Racing KTM +42.115
    20 #32 L・サバドーリ Aprilia Racing Aprilia +46.827
  • MotoGP:マルク・マルケスが2025年開幕戦のスプリントで優勝

    MotoGP:マルク・マルケスが2025年開幕戦のスプリントで優勝

    2025年 MotoGP 開幕戦 タイGPのスプリントが3月1日(土)にチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、ポールポジションのマルク・マルケスがスタートからレースの主導権を握り、昨年9月の第12戦アラゴンGP以来2度目の優勝を挙げ、12ポイントを稼ぎ、ポイントリーダーに立った。

    気温37度、路面温度57度のドライコンディションの中、2番グリッドのアレックス・マルケスはスタートでポジションを1つ落としたが、2コーナーで挽回してトップを追走し1.185秒差の2位。3番グリッドのフランチェスコ・バニャイアは3.323秒差の3位。

    小椋藍、ショートレースのデビューで4位
    5番グリッドの小椋藍はスタートで4番手に浮上すると、前を走るフランチェスコ・バニャイアを追走して4.392秒差の4位に進出。ティソ・スプリントが始まった2023年以降、2年前のアウグスト・フェルナンデェス(リタイア)、1年前のペドロ・アコスタ(8位)を上回るショートレースのデビュー戦となった。

    6番グリッドのフランコ・モルビデリは5位。7番グリッドのペドロ・アコスタは6位。10番グリッドのファビオ・クアルタラロは7位。14番グリッドのブラッド・ビンダーは1ラップ目に8番手まで上昇して8位。

    昨年9月の第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPから9戦連続して表彰台を独占したドゥカティは、昨年10月の第18戦タイGPでトップ8を独占したが、アプリリア、KTM、ヤマハがトップ8に進出。

    11番グリッドのジョアン・ミルは9位。昨年4月の第4戦スペインGP以来となるポイント圏内に進出すれば、12番グリッドのヨハン・ザルコは10位。

    8番グリッドのラウール・フェルナンデェスは11位。8番グリッドのマルコ・ベッツェッキはスタートでスリップしてポジションを大きく落として1ラップ目を17番手で通過したが、17.152秒差の12番手まで挽回すると、2人の新人、15番グリッドのフェルミン・アルデグエルは13位、21番グリッドのソムキアット・チャントラは19位。

    4番グリッドのジャック・ミラーは6番手走行中の7ラップ目に転倒。13番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは技術的問題が発生してリタイアした。

    2025年 MotoGP 第1戦 タイGP スプリント

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 #93 M・マルケス Ducati Lenovo Team Ducati 19’35.005
    2 #73 A・マルケス BK8 Gresini Racing MotoGP Ducati +1.185
    3 #63 F・バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati +3.423
    4 #79 小椋藍 Trackhouse MotoGP Team Aprilia +4.392
    5 #21 F・モルビデリ Pertamina Enduro VR46 Racing Team Ducati +5.790
    6 #37 P・アコスタ Red Bull KTM Factory Racing KTM +11.700
    7 #20 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Team Yamaha +13.437
    8 #33 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM +14.228
    9 #36 J・ミル Honda HRC Castrol Honda +15.453
    10 #5 J・ザルコ CASTROL Honda LCR Honda +16.209
    11 #25 R・フェルナンデス Trackhouse MotoGP Team Aprilia +16.817
    12 #72 M・ベッツェッキ Aprilia Racing Aprilia +17.152
    13 #54 F・アルデゲル BK8 Gresini Racing MotoGP Ducati +17.741
    14 #12 M・ビニャーレス Red Bull KTM Tech3 KTM +18.984
    15 #10 L・マリーニ Honda HRC Castrol Honda +19.149
    16 #88 M・オリベイラ Prima Pramac Yamaha MotoGP Yamaha +19.569
    17 #42 A・リンス Monster Energy Yamaha MotoGP Team Yamaha +20.140
    18 #23 E・バスティアニーニ Red Bull KTM Tech3 KTM +23.948
    19 #35 S・チャントラ IDEMITSU Honda LCR Honda +24.594
    20 #32 L・サバドーリ Aprilia Racing Aprilia +31.443
    DNF #43 J・ミラー Prima Pramac Yamaha MotoGP Yamaha 6Laps
  • MotoGP:マルク・マルケスが通算95度目のポールポジションを獲得

    MotoGP:マルク・マルケスが通算95度目のポールポジションを獲得

    2025年 Moto GP 開幕戦タイGPの公式予選が3月1日(土)にチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、マルク・マルケスがトップタイムをマーク。2週間前に当地で開催されたオフィシャルテストで記録した総合1番時計のテストベストラップ(1分28秒855)を上回り、昨年10月に樹立されたラップレコード(1分28秒700)に接近する1分28秒782を刻み、スプリントと決勝レースで優勝を挙げた昨年の第12戦アラゴンGP以来ドゥカティ機で3度目、当地で初開催された2018年以来7年ぶり2度目、プレミアクラスで67度目、キャリア通算95度目のポールポジションを獲得した。

    ドゥカティ勢1列目独占
    気温34度、路面温度50度のドライコンディションの中、プラクティスで1番手に進出したアレックス・マルケスは0.146秒差の2番手に入り、昨年11月の第19戦マレーシアGP以来の1列目に進出。

    プラクティスで13番手だった後、フリープラクティス2で3番手まで挽回したフランチェスコ・バニャイアは、2023年11月の最終戦バレンシアGP以来となる公式予選1で1番手。公式予選2は昨年10月の第18戦タイGPから4戦連続のポールポジションを逃したが、0.173秒差の3番手に入り、1列目を確保。

    プラクティスで13番手だったジャック・ミラーは、公式予選1で2番手。公式予選2はフランチェスコ・バニャイアを追走し、ヤマハ勢の予選最高位となる0.308秒差の4番手に進出。

    小椋藍予選5番手
    プラクティスで9番手に進出して公式予選2に直接進出した小椋藍は、フリープラクティス2で6番手だった後、初めての公式予選で0.352秒差の5番手に入り、アプリリア勢の予選最高位に進出。

    プラクティスで5番手だったフランコ・モルビデリは、フリープラクティス2で1番手に進出した後に0.389秒差の6番手。プラクティスで3番手のペドロ・アコスタは0.538秒差の7番手。プラクティスで7番手のラウール・フェルナンデェスは8番手。

    プラクティスで4番手に進出した後、フリープラクティス2で技術的な問題が発生して15番手に後退したマルコ・ベッツェッキは、7ラップ目の3コーナーで週末2度目の転倒を喫して0.599秒差の9番手。プラクティスで8番手のファビオ・クアルタラロは0.607秒差の10番手。

    2023年9月の第13戦インドGP以来となる公式予選2に進出したプラクティスで6番手のジョアン・ミルは、8ラップ目3コーナーで転倒を喫して0.640秒差の11番手。プラクティスで10番手のヨハン・ザルコは12番手。

    公式予選1
    プラクティスで15番手のファビオ・ディ・ジャンアントニオは0.057秒差の3番手。0.051秒差で公式予選2への進出を逃せば、プラクティスで12番手のブラッド・ビンダーは4番手。プラクティスで11番手のマーベリック・ビニャーレスは8番手。

    2人の新人、フェルミン・アルデグエルは5番手。ソムキアット・チャントラは11番手。

    ペナルティ
    スチュワードパネルは、初日午後のプラクティスで走行ライン上を低速走行していたことからフランチェスコ・バニャイアの走行に影響を与えたフランコ・モルビデリに対して、グリッドポジションを3つ降格するペナルティを科すと発表。ティソ・スプリントは 番グリッドからスタートするが、決勝レースは 番グリッドからスタートすることになり、プラクティスでアレックス・マルケスの走行に影響を与えたソムキアット・チャントラに対してもグリッドポジションを3つ降格するペナルティを科し、決勝レースは 番グリッドからスタート。

    アレックス・リンスのヤマハ機に技術的な違反が見つかったことから、プラクティスのタイムをキャンセルするペナルティを科した。

    2025年 MotoGP 第1戦 タイGP 予選

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 #93 M・マルケス Ducati Lenovo Team Ducati 1’28.782
    2 #73 A・マルケス BK8 Gresini Racing MotoGP Ducati 1’28.928
    3 #63 F・バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati 1’28.955
    4 #43 J・ミラー Prima Pramac Yamaha MotoGP Yamaha 1’29.090
    5 #79 小椋藍 Trackhouse MotoGP Team Aprilia 1’29.134
    6 #21 F・モルビデリ Pertamina Enduro VR46 Racing Team Ducati 1’29.171
    7 #37 P・アコスタ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’29.320
    8 #25 R・フェルナンデス Trackhouse MotoGP Team Aprilia 1’29.367
    9 #72 M・ベッツェッキ Aprilia Racing Aprilia 1’29.381
    10 #20 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Team Yamaha 1’29.389
    11 #36 J・ミル Honda HRC Castrol Honda 1’29.433
    12 #5 J・ザルコ CASTROL Honda LCR Honda 1’29.609
    13 #49 F・ディ・ジャンアントニオ Pertamina Enduro VR46 Racing Team Ducati 1’29.237
    14 #33 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’29.468
    15 #54 F・アルデゲル BK8 Gresini Racing MotoGP Ducati 1’29.484
    16 #10 L・マリーニ Honda HRC Castrol Honda 1’29.532
    17 #88 M・オリベイラ Prima Pramac Yamaha MotoGP Yamaha 1’29.587
    18 #12 M・ビニャーレス Red Bull KTM Tech3 KTM 1’29.701
    19 #42 A・リンス Monster Energy Yamaha MotoGP Team Yamaha 1’29.733
    20 #23 E・バスティアニーニ Red Bull KTM Tech3 KTM 1’29.916
    21 #35 S・チャントラ IDEMITSU Honda LCR Honda 1’30.076
    22 #32 L・サバドーリ Aprilia Racing Aprilia 1’30.630
  • MotoGP バンコクの成功を受けて複数の都市がシーズンローンチ開催に関心

    MotoGP バンコクの成功を受けて複数の都市がシーズンローンチ開催に関心

    ドルナのスポーティングディレクターであるカルロス・エスペレータは、バンコクでの初開催が成功を収めたことを受け、複数の都市が来年のMotoGPシーズンローンチの開催に興味を示していることを明らかにした。

    日曜日、タイの首都で行われた2025年のプレゼンテーションには、MotoGPのほぼ全チームが勢ぞろいし、ライダーたちはプレシーズンを締めくくるブリラムに向けて出発する前に、市内で大規模なパレードに参加した。

    世界的な存在感と地位を獲得するという明確な意図を持って、ドルナはほぼ1年間にわたってこのイベントの準備を進めてきた。そして、これを毎シーズンの出発点とする計画である。

    このアイデアは2023年に考案されたものだが、時間の不足により、ドルナは初回を延期し、2025年のキックオフに全力を注ぐことにした。

    One Bangkok Squareに集まった人々のコミットメント、リソース、全体的な印象を考慮すると、イベントは成功だったと言える。

    関係者との数か月にわたる協議にもかかわらず、イベント開催が正式に決定したのは、グランプリのためにドルナの幹部がタイを訪れた昨年10月になってからだった。

    これは、エスペレータが「宝石」と表現した会場の実現可能性に関する詳細な分析に続いてのことだった。

    ロジスティック上の課題は容易なものではなかったが、これを乗り越えたことで、ドルナは今、シーズンローンチイベントを恒例行事として開催していく自信を深めている。

    「すでに、来年の開催に興味を示している都市が他にもある」と、エスペレータはオートスポーツ誌に語った。

    「誰もが市街地でのMotoGPレース開催を望んでいるが、それは不可能です。ですから、このイベントは、ある意味で、我々を彼らに近づける役割を果たしている」

    「我々は今、大きな成長の過程にある。チケットの売り上げは、昨年同時期と比較して35%増加している」

    「ドルナは過去30年にわたり、このスポーツを絶頂期に導くことに重点を置いてきた。そして今、このスポーツと構造の基盤を築き、新たなファンを迎え入れる準備ができている。このようなイベントを行うことで、我々は正しいコース上にあると思う」

    MotoGP

    バンコクでのイベントは午前10時頃に大理石寺院でMotoGPバイクにまたがった全ライダーの撮影会から始まった。

    午後5時頃にはショーが一般公開され、ライダーたちが登場するとファンがステージを取り囲んだ。ライダーたちはバイクにまたがり、デモ走行を行い、観衆を魅了した。

    ホルヘ・マルティン、ラウル・フェルナンデス、ファビオ・ディ・ジャンナントニオの3選手は、数日前のセパンテストで負傷したため、バンコク入りすることができなかったが、彼らの録画ビデオも一般公開された。

    「ドルナは僕たちのスポーツの普及に尽力している。だからこそ、僕たちはバンコクに来なければならなかったのだ」とマルク・マルケスは語った。
    ドゥカティのチームメイトであるフランチェスコ・バニャイアは「素晴らしいイベントだ」と付け加えた。

    「実際、とても楽しかった。彼らは我々にとってとても過ごしやすい環境を用意してくれて、とても嬉しかった」とマルコ・ベッツェッキはコメントした。

    バンコクでのイベントの後、チームとライダーは月曜日にブリラムへ飛び、今年のプレシーズン最後のテストを行う。タイのサーキットでは、2月28日~3月2日のシーズン開幕戦を前に、水曜日と木曜日の2日間走行が行われる。

  • MotoGP:ホンダ HRC カストロール 公式セパンテストレポート

    MotoGP:ホンダ HRC カストロール 公式セパンテストレポート

    マレーシアでの3日間のMotoGPテストが成功裏に終わり、ジョアン・ミルとルカ・マリーニは2025年型Honda RC213Vでの初走行を非常にポジティブな形で締めくくった。最終結果はミルが8位、マリーニが15位となった。

    セパンテストの最終日、ホンダHRC のライダーたちは作業のペースを緩めることなく、最後の瞬間まで走行を続けた。

    ホンダHRC カストロール チームのミルとマリーニは、計画に沿ってテストの最終項目をこなし、ブリラムでの重要な最終テストに向けて準備を進めた。両ライダーは2025年型Honda RC213Vの様々な状況下でのパフォーマンスを評価するため、日中の一部の時間帯で前後に並び接近した状態で走行を行った。

    ジョアン・ミルは好調を維持し、セパンテスト最終日をさらに前進する形で締めくくった。マシンとのフィーリングもますます向上している。前日にエンジンの仕様について集中的に作業を進めたことで、ホンダHRC カストロールのチームと共に残りのテストプログラムを順調に消化することができた。一貫してトップ10圏内を維持し、最終日の終盤のアタックで総合8位を記録。トップとの差は0.786秒だった。この3日間で得られた成果により、ミルと彼のガレージサイドは大きな自信を築き上げることができた。全員が目標を達成し、継続的な進歩を遂げることができた。今回記録した1分57秒341というラップタイムは、2024年マレーシアGPのQ1タイムより1.5秒速くなっている。

    ルカ・マリーニもチームと共に最終日の走行時間を最大限に活用し、3日間で合計175周を走破。セッション中盤には第9コーナーで小さな転倒を喫したものの、作業への影響はほとんどなく、すぐに新しいレーシングスーツに着替えて走行を再開した。2024年マレーシアGPのQ1タイムよりも1秒近く速いタイムを記録し、マリーニはテストを15位で終えた。マリーニは今回の成果に満足しつつも、トップとの差を縮めるために残された課題をしっかりと胸に留め、次なる舞台のタイへと向かう。

    ホンダHRC カストロールは、新しい世界選手権シーズンの幕開けとしてバンコクで開催される特別なイベント、2025 MotoGPローンチに参加した後、ジョアン・ミルとルカ・マリーニは、ブリラムのチャーン・インターナショナル・サーキットで行われる最終プレシーズンテストへと向う。テストは2日間に渡って行われ、その数週間後には、同サーキットで新シーズンがついに開幕する。

    MotoGP ホンダ・レーシング

    ジョアン・ミル(ホンダHRC カストロール)
    今回のテストの結果や成し遂げた進歩には満足すべきだと思います。エンジニアやチームは、冬の間本当に懸命に働いてくれて、それが走行中にもはっきりと感じられました。バイクは確実に良くなっています。今日は昨年のグランプリの週末よりもコンディションが良かったとはいえ、当時の予選ラップよりもほぼ2秒速いタイムを出せました。このバイクのおかげでプッシュできているし、より良い走りができるようになっています。もちろん、ライダーとしては常にもっと上を目指したいので、完全には満足していませんが、それでも今の状況には手応えを感じています。まだ改善すべきポイントがいくつかあるので、そこに集中していきます。次のテストを楽しみにしています。とても楽しく充実した3日間でした」

    ルカ・マリーニ(ホンダHRC カストロール)
    非常に忙しい3日間でしたが、全体的に満足できる内容だったと思います。沢山のことを試すことができました。その中にはうまくいったものもあれば、そうでないものもありましたが、それこそがテストの目的だし、進むべき方向性を見つけることができました。いつものごとく、やるべきことはまだまだありますが、すでに他のサーキットでより競争力を発揮するための改善点を、いくつか見つけることができました。これからの数日間はブリラムテストに向けて準備をしっかり行い、テストから最大限の成果を得られるようにしたいと思います。開幕戦までまだ時間がありますし、その時に初めて、全員の実力を知ることになるでしょう。

  • MotoGP:バンコクで史上初のシーズンローチン開催

    MotoGP:バンコクで史上初のシーズンローチン開催

    MotoGPは、2月9日にチャンピオンシップ77年目のシーズンスタートを3週間後に控え、タイの首都バンコク市内に位置する革新的で多面的なレジャー&ライフスタイルを提供する国内最大規模の大型複合施設であり、新名所として急浮上する『One Bangkok(ワンバンコク)』でシーズン開幕を告げる史上初のファンイベント、シーズンローチンを開催した。

    2月5日から7日にマレーシアのペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで開催されたオフィシャルテスト後、プレミアクラスの全11チームが参加。19名のフルエントリーライダーたちが特設ステージに登壇し、オフィシャルテストで負傷した3名がビデオ出演した。

    イベントは、タイで普及されている原動機付三輪自動車トゥクトゥクが全22台のプロトタイプマシンを運んだ市内のパレードから始まり、世界で最も美しい寺院の1つとして評される大理石寺院、通称ワット・ベンチャマボピットで象徴的な記念撮影を実施した。

    そして、ワンバンコクに隣接するホテル、リッツカールトンからカラーリングが施された市販車に乗り込んだライダーたちがヒーローウォークを経由して、特設ステージに上がり、インタビューに応え、プレゼントを渡し、プロトタイプマシンのエンジン音を鳴り響かせ、集まったファンと一緒に集合写真を撮影した。

    2025年のMotoGPは、2月29日から3月2日にタイのチャーン・インターナショナル・サーキットで開幕する。

    MotoGPMotoGPバンコク