カテゴリー: F1モナコGP

  • F1モナコGP セルジオ・ペレスの大クラッシュでカメラマンが軽傷

    F1モナコGP セルジオ・ペレスの大クラッシュでカメラマンが軽傷

    セルジオ・ペレスのF1モナコGPでのクラッシュの映像には、カメラマンに向かって破片が飛んでくる様子が映っているが、幸いにもカメラマンは重傷を免れた。

    モナコグランプリで撮影していた数人のカメラマンは、セルジオ・ペレスのレッドブルがオープニングラップでケビン・マグヌッセンと衝突しバリアに激突したが、幸運にも難を逃れた。

    映像には、レッドブル・RB20がアームコバリアに向かって突進する中、ターン2のボー・リヴァージュの外側にいた数人のカメラマンが身をかがめて身を隠している様子が映っている。

    セルジオ・ペレスはマスネでケビン・マグヌッセンに追突され、反対側のウォールに投げ出されて大きなダメージを負った。マシンはその後、ペレスを乗せたままトラックを横切った。

    SNSで公開された映像では、2回目の衝突の様子が捉えられており、カメラマンとトラックを隔てているバリアやフェンスを破片が突き破っている様子が映し出されている。

    事故の直後に巻き込まれたカメラマンの1人は医療センターに搬送されたが、FIAの広報担当者は事故による開放創はなかったと確認した。このカメラマンはしばらくして解放され、恐怖の瞬間の後、無事であることが確認されている。


    レースリタイア後、セルジオ・ペレスはソーシャルメディア上で事故について言及し、事故現場位にいたカメラマンたちにお見舞いの言葉を送った。

    「今日最も重要なことは、僕たちが全員家に帰れることです。僕の観点からすると、非常に深刻でまったく不必要な事故だった」とセルジオ・ペレスはコメント。

    「また、その地域にいたカメラマン全員が無事であることを願っている」

    「チームとして学び、好転する週末だ。これからカナダへの準備が始まる」

  • 2024年 F1モナコGP 決勝:FACTS AND STATS

    2024年 F1モナコGP 決勝:FACTS AND STATS

    2024年のF1世界選手権 第8戦 モナコGPでは、シャルル・ルクレールが地元モナコで悲願の優勝を飾り、オスカー・ピアストリ、カルロス・サインツと表彰台を分け合った。

    しかし、オープニングラップで多くのアクシデントが発生し、長時間の赤旗中断を余儀なくされ、チェッカーフラッグを受けたのはわずか16台だった。以下は、感動的なモナコGPのFACTS AND DTATS。

    ■ トップ10がグリッド順通りにゴールしたのはF1史上最多。これまでの記録は、2018年モナコGP、2018年シンガポールGP、2021年ベルギーGPでトップ6がグリッド順でフィニッシュしてしたことだった。

    ■ ルクレールは、世界選手権時代においてモナコグランプリで優勝した初のモナコ人ドライバーであり、第3回大会だった1931年のルイ・シロン以来となる。

    ■ ルクレールにとっては2022年のオーストリアGP以来の優勝で、39戦連続未勝利に終止符を打った。彼はこれまでF1でもF2でもここで表彰台に上ったことがなかった。

    ■ ルクレールは、2023年の最初の20レースでわずか4回しか表彰台に上がれなかったが、今年は開幕8レースで5回目の表彰台を獲得した。また、ポールポジションから勝利に結びつけられなかった過去12戦の連続記録にも終止符を打った。これは史上2番目に長い記録である。

    ■ ルクレールは17戦連続のポイント獲得となり、通算6回目の優勝はジル・ヴィルヌーヴのキャリア通算優勝回数に並ぶ。

    ■ フェラーリにとってはモナコでの10勝目であり、スタートからフィニッシュまで1人のドライバーがリードした4回連続のドライレースとなった。

    モナコグランプリ F1 シャルル・ルクレールシャルル・ルクレールは故郷のストリートで地元ファンの歓声を浴びた。

    ■ ピアストリは2位でフィニッシュし、2023年のカタールGPでのキャリアベストに並んだ。マクラーレンにとっては、2008年にルイス・ハミルトンがモナコで優勝して以来の好成績となった。

    ■ 今季はレッドブル、フェラーリ、マクラーレンがすべての表彰台を獲得している。

    ■ サインツは3位となり、今シーズンはこれまでトップ5以外でフィニッシュしたことがなく、モナコでキャリア3度目の表彰台を獲得した。

    ■ ランド・ノリスは4位となり、3レース連続の表彰台獲得はストップしたが、ドライバーズ選手権ではセルジオ・ペレスを上回り3位に浮上した。

    ■ ジョージ・ラッセルは5位となり、彼とメルセデスチームにとってバーレーンでの今シーズンのベストリザルトに並んだ。

    ■ マックス・フェルスタッペンは6位でフィニッシュ。これは2022年のサンパウログランプリで6位に終わったとき以来の最低順位だった。

    ■ レッドブルがモナコでトップ5に入賞できなかったのは2007年以来。

    ■ また、レッドブルは8ポイントしか獲得しておらず、これは2022年のバーレーンGP以来、レースウイークエンドで獲得したポイントの中で最も少ない。

    ■ フェルスタッペンはモナコGPで11戦連続となるオープニングラップのリードに終止符を打った。

    モナコグランプリ F1 オスカー・ピアストリオスカー・ピアストリはモナコで今年初の表彰台を獲得した。

    ■ ルイス・ハミルトンはモナコを17回訪れて16回トップ8入りを果たしている。また、過去6戦のうち5回はスタート時の順位でフィニッシュしている。

    ■ 角田裕毅はモナコで初ポイントを獲得した。

    ■ アレックス・アルボンはウィリアムズにとって今季初ポイントを獲得し、2024年にまだポイントを獲得していないチームはザウバーだけとなった。

    ■ ピエール・ガスリーはオープニングラップでチームメイトと接触するアクシデントに見舞われながらも、自身初、アルピーヌにとって今年2度目のポイントを獲得した。

    ■ フェルナンド・アロンソは、今年の最初の6つのグランプリでポイントを獲得した後、2レース連続でポイント圏外となった。

    ■ ニコ・ヒュルケンベルグは、キャリア通算12回目のオープニングラップでのリタイア。これはグリッド上の他のどのドライバーよりも多い。

  • ヒュルケンベルグ F1モナコGP決勝「チェコとケビンの件は不必要で愚か」

    ヒュルケンベルグ F1モナコGP決勝「チェコとケビンの件は不必要で愚か」

    ニコ・ヒュルケンベルグは、2024年F1第8戦モナコGPの決勝のスタートでセルジオ・ペレス(レッドブル)とハースのチームメイトであるケビン・マグヌッセンとの衝突の無実の犠牲者となり、激怒した。

    レースのオープニングラップ、マスネへの丘を登っている最中に、フィールド最後尾で災難が起きた。ペレスとマグヌッセンが接触し、レッドブルのドライバーがバリアに激しく衝突した。

    不運なことに、この接触に巻き込まれたヒュルケンベルグもペレスのマシンに追突され、スピンしてバリアに激突した。

    3人のドライバーはその場でリタイアし、コース上には大量のデブリが散乱したため、レースは必然的に赤旗中断となった。

    事故後、ヒュルケンベルグは言葉を濁さず、この事故は「愚か」であり、ペレスとマグヌッセン双方にとって「不必要な」ものだと述べた。

    「ケビンとチェコのクラッシュは明らかに愚かだった」とヒュルケンベルグはSky Germanyに語った。

    「チェコがケビンを見ていたかどうかは分からない。チェコはスペースを残すことができたはずだ。同時にケビンもターン3までコース幅が狭くなり、小さなよじれがあるところで、あそこにとどまろうと楽観的になっていたと思う」

    「本当にどちらも不必要だったと思う。簡単に避けられたはずだ」

    「当然、直接の関係者でない僕にとっては最悪の出来事だ。たぶんコンマ2秒の差で避けられた」

    「もし僕があと2車身先にいたら、彼は僕を避けていただろう。チーム全員が多くのエネルギーと時間を費やしてきたので、腹立たしいし、失望している。ただただイライラしている」

    ヒュルケンベルグは、チームメイトがペレスに仕掛けたのは、特に78周のレースのオープニングラップでの不用意な行為だったと指摘した。

    「モナコGPを1周目で勝った人はいない。だから、計算されたリスクと意味のあるリスクを取らなければならない」とヒュルケンベルグは語った。

    「リスクとリターンの問題は常に自分自身で答えを出さなければならない」

    ニコ・ヒュルケンベルグ モナコグランプリ

    このアクシデントについてマグヌッセンは、コース上での自然なカーブを考えると、ペレスが右側にもっとスペースを空けることを予想していたと自身の立場を擁護した。

    「まあ、明らかに彼は僕が思っていたほどのスペースを空けてはいなかった」とマグヌッセンはコメントした。「フロントエンドのいい部分があったし、フロントホイール全体が彼のリアホイールより前に出ていた」

    「だから、彼の右側には1台分のスペースを残してくれるだろうと予想していた。特に彼の内側には誰もいなかったからね。彼の左側は完全にクリアなトラックだった。だから彼が僕を壁に押し込んだんだ」

    「1回のクラッシュで2台が接触するのは見苦しい。最悪だ。クソみたいだ。クソみたいな状況だ」

    一方、ペレスは、マグヌッセンの存在に驚いたと語った。また、スチュワードの対応が不十分だったことを悔やんだ。

    「僕のオンボードにはケビンが映っている箇所はないし、彼があの時点で全開のままだったことにはかなり驚いた。まったく不必要だったからね」とペレスは語った。

    「大きな被害があり、非常に危険な事故だった。また、大規模な事故だったため、調査が行われなかったことに非常に失望している。僕の車は完全に破壊され、大きな被害を受けた」

    この事故はレース審査委員会によって調査されたが、レース出場禁止まであと2点のペナルティポイントだったマグヌッセンにとっては幸運なことに、それ以上の措置は取られなかった。

  • 2024年 F1モナコGP 決勝:トップ10 F1ドライバーコメント

    2024年 F1モナコGP 決勝:トップ10 F1ドライバーコメント

    2024年のF1世界選手権 第8戦 モナコGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    シャルル・ルクレール(フェラーリ)が悲願のモナコ初勝利を挙げたレース。角田裕毅(RB)は8位でフィニッシュして、日本人ドライバーとしては中嶋一貴、小林可夢偉に次いで3人目のモナコでの入賞。また、アレクサンダー・アルボンとウィリアムズ、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)は今季初ポイントと、初めて尽くしの大会となった。

    1位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「自分の気持ちをうまく説明できない。レースは永遠に続くようだったけど、その分さらにうれしかったのかもしれない。ここで優勝できたことは、僕にとって大きな意味がある。なぜなら、小さい頃、このレースでF1ドライバーになることを夢見ていたからだ。だから、モナコの人々に感謝したい。表彰式でバルコニーにたくさんの人が集まっているのを見たけど、そのすべての人の素晴らしいサポートに感謝する。最後の数周は、何も起こらないように祈り始めたので大変でした。感情が高まっていくのを感じ、運転に集中できなくなっていることに気付いた。父のこと、ボkが今日ここにいられるようにしてくれたすべてのこと、そしてジュールのことを考えていた。このレースで勝つことは僕たち全員が抱いていた夢だったので、この勝利を彼らに捧げる。タイヤマネジメントにかなり気を配らなければならず、ジョージ(ラッセル)とのギャップを管理してマクラーレンがフリーピットストップできないようにしなければならなかったので、精神的にかなり疲れた。この数か月間、素晴らしい仕事をしてくれて、このレースで勝つのを助けてくれたチームに感謝しなければならない。マラネロに着いたらすぐに、チーム全員とチーム全員で祝うのが待ちきれない」

    2位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「トリッキーなレースだった。序盤のペースは信じられないほど遅かった。トンネルの手前で半分ほど様子を見たけど、ギャップを通過できるほど小さなマシンがなかった。懸命に働いてくれたチーム全員に感謝している。全体的に素晴らしい週末だったし、このような結果を得るのにモナコほど良い場所は他にない。セナのカラーで表彰台を獲得できたことは特別なことだ」

    3位:カルロス・サインツ(フェラーリ)
    「とても戦略的なレースだった。スタートダッシュはすごく良くて、第1コーナーでオスカー(ピアストリ)と並んでイン側のギャップを狙った。接触してパンクしてしまい、これで終わりだと思った。でも後ろで大きなアクシデントがあったから3位から再スタートできたし、みんな無事だったのは幸運だった。リスタートでは新しいハードタイヤを履いていたから、最後までペースを管理し、ランドにピットインのチャンスを与えないようにするだけだった。それが達成できたので、最後の数周でオスカーを追い抜こうとしたけど、前の車と同じ戦略だと難しすぎる。シャルルの勝利を心から嬉しく思う!地元レースで勝つことはドライバーなら誰もが夢見ることだし、表彰台で彼と一緒に祝うことができて良かった!」

    4位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「チームとしては良い結果だった。たくさんポイントを獲得できた。まさに僕たちちが望んでいたことだ。でも、予想通り、特にスタートの赤旗以降は前進するチャンスがなかtt。最初のスタートで再び4番手に後退したのは不運だった。それがなかったらよかったんだけどね!でも、今日のような日にはできることはあまりなかった。僕たちはそこに留まり、チームのために良いポイントを獲得した。それが一番大事なことだ」

    5位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「今シーズンのこれまでのベストレースだった。70周でミディアムタイヤを履いていたにもかかわらず、ペースは良く、終盤でそれを発揮できた。最後はトップ4に迫り、1位からわずか数秒差でフィニッシュした。週末全体から得られるポジティブなことはたくさんある。今朝は戦略の選択肢をいろいろと検討するのに多くの時間を費やした。グリッドに並んだとき、前の全員がミディアムコンパウンドを履いていて、とてもうれしかった。オープニングラップでカルロス(サインツ)がストップしたときは、さらにうれしかった。でも、赤旗が出て、僕たちの状況はより難しくなってしまった!最初の30周はのんびりと走り、最終的にはタイヤを良い状態に保ち、最後まで走りきることができた。マックス(フェルスタッペン)が最後に少しプレッシャーをかけてきたけど、すべてうまくコントロールできていた」

    角田裕毅 モナコグランプリ F1角田裕毅(RB)は3戦連続のポイント獲得。

    6位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「もちろんペレスが無事だったのが一番大事なことだ。不運にもペレスのマシンはダメージが大きかったようだけど、幸運にもペレス自身にケガはなかった。赤旗によって僕たちの計画は振り出しに戻ってしまい、ただ最後までタイヤマネジメントをしながら走っただけで、ピットストップでもさほど状況は変わらなかった。最後までタイヤをもたせるために速度を落とさなくてはならず、2周ほどジョージ・ラッセル(メルセデス)を追い抜こうとしたけど、とても困難でした。マシンの感触もあまりよくなく、予選でのペースもなかったようだ。僕たちにとってあまりできることがなく、つまらないレースで終わってしまった。あまりよくない週末だったけど、弱点を知ることができたのはポジティブだし、解決できればタイムの改善につながるはずだ。昨年のようなシーズンは滅多にないので、現実をしっかりと見て、引き続きチームとして努力し、ここから立て直していく」

    7位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「今週末のパフォーマンスには勇気づけられる兆候がたくさんあった。チームはマシンのアップデートに懸命に取り組んできた。次の数レースではさらに多くのアップデートが期待できる。クルマは一歩前進したし、この調子でもう少し前進できれば、上位3チームとの戦いに加わることができるだろう。今日のレースは波乱のないものだった。赤旗が出た後、誰もが自分のペースをコントロールしていたし、最終的にはどんなタイヤを履いていても最後まで走りきることができた。それで前進する選択肢がなくなってしまったのは悔しい。カナダに行って、そこで何ができるか楽しみだ」

    8位:角田裕毅(RB)
    「とても長いレースでしたが、計画通りに進めなくてはなりませんでした。少しフラストレーションはたまりましたが、ペースを平静にマネジメントしながら走りました。どんな状況にも対応できるようタイヤとペースをコントロールしながら、最大限の力で走れたと思います。最後の数周はフルプッシュの許可が出たので楽しかったのですが、同時に無事にレースを終えたかったので、そこまで無理せずに走りました。重要なのは順調にポイントを獲得できていることです。チームとして力強いレースウイークにでき、とてもポジティブな週末になりました。力を尽くしてくれたチームに感謝しています」

    9位:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「ポイントを獲得するにはもう少しエキサイティングなレースが良かったけど、それでも満足している。チームにとって9位、そしてシーズン初のポイント獲得は大きな意味がある。特にチームの士気のために、ポイントレスは絶対に避けたかった。これがシーズンのいいスタートになることを願っている。裕毅のペースの速さはわかっていたはずなのに、彼は過剰なマネジメントをしていたので、少しイライラしたし、とてもスローで苦しいレースだった。集中力を保つのに苦労した。マシンに少しずつ性能を追加してきたし、アップグレードが功を奏し、ライバルたちと同じようなペースで走れるようになったのは良いことだ」

    10位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「今季初ポイントを獲得できてうれしいし、チームはここ数週間、パフォーマンスを向上させるためにどれだけ努力してきたかを考えれば、チームもそれに値する。モナコはチャンスにあふれた場所で、特に予選では今年初めてQ3に進出してチャンスをつかむことができた。Q3進出を最大限に活かしていれば、もっと多くのポイントを獲得できたはずだ。チームとして多くのことを見直すつもりだ 赤旗が出たあとのレースは何の起こらず、チェッカーフラッグが振られるまでタイヤとペースを管理するだけでした。最終的に結果はチームにふさわしいポイントだった」

  • ジョージ・ラッセル F1モナコGP決勝「赤旗が出る前は勝利も頭をよぎった」

    ジョージ・ラッセル F1モナコGP決勝「赤旗が出る前は勝利も頭をよぎった」

    ジョージ・ラッセルは、2024年F1第8戦モナコGPの決勝を5位でフィニッシュ。オープニングラップで赤旗が出る前、優勝を争えるチャンスがあると一瞬思ったと語った。

    5番グリッドからスタートしたメルセデスドライバーは、赤旗中断中に交換したミディアムコンパウンドのタイヤで78周中77周を走り、同じポジションでフィニッシュした。

    ジョージ・ラッセルは、シャルル・ルクレール、オスカー・ピアストリ、カルロス・サインツJr.、ランド・ノリスのトップ4に次いで、ハードタイヤでスタートを切った最上位だった。彼らは最初のスティントでミディアムタイヤを装着しており、レース中にハードタイヤに履き替える可能性が高かった。

    しかし、後方で大きなクラッシュが発生し、赤旗が提示されるとレースの流れは一変。サインツがオープニングラップでパンクしてコース上に飛び出し、ラッセルは4番手に上がったが、赤旗のタイミングにより3番手からの再スタートが認められた。全車がタイヤ交換を許可されたため、上位陣はハードタイヤを装着して残りのレースを走ったが、ラッセルは劣化の早いミディアムタイヤへの交換を余儀なくされた。

    「最初にグリッドに並んで、僕たちがハードで、前の4台がミディアムだったとき、『これは完璧だ 』って思ったよ」とラッセルはレース後、F1公式チャンネルに語った。

    「その後、カルロスがパンクしたとき、純粋に『ここならチャンスがある』と思った。最低でも表彰台、場合によっては優勝も狙える。戦略が違っていたからね。チャンスを広げるために、ちょっとしたチームプレーをするつもりだった。でも赤旗が出たとたん、すべてが水の泡になってしまった」

    ジョージ・ラッセル メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ モナコグランプリ

    メルセデスは2024年シーズンも表彰台を1度も獲得しておらず、フラストレーションのたまるスタートとなった。ラッセルはモナコGPで自身とメルセデスにとって今季2度目のトップ5フィニッシュを果たしたものの、チームのパフォーマンスと結果には満足しているという。

    「ミディアムタイヤで70周余りを走り、最後にはフェラーリとマクラーレンとの差を縮めた。おそらく僕たちにとって最高の週末の一つだったと言ってもいいだろう」とラッセルは語った。

    「チームは素晴らしい仕事をしてくれた。ここモナコでも自信を持って走ることができた。失敗しないようにというちょっとしたプレッシャーもある。でも、僕たちにとっては本当にポジティブな週末になったと思う。次のレースにつなげられると思う」

  • 2024年 F1モナコGP 決勝:11位以下 F1ドライバーコメント

    2024年 F1モナコGP 決勝:11位以下 F1ドライバーコメント

    2024年のF1世界選手権 第8戦 モナコGPの決勝で11位以下だったドライバーのコメント。

    オープニングラップで、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)が絡む事故で3台がリタイア。また、トンネル手前ではアルピーヌ勢が同士討ちとなり、エステバン・オコンがマシンにダメージを負って赤旗期間中にリタイアとなった。

    11位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「レース序盤は少し運が悪かった。最初のスティントでかなり長く走ることを狙って、ハードタイヤでレースをスタートした。赤旗で全員がタイヤを交換し、我々もそうしていたが、ミディアムタイヤに交換して最後まで走らなければならなかった。それは苦痛だった。タイヤを長持ちさせるのは非常に難しかった。ある時点でピットストップでガスリーを攻撃するというランスと別の戦略を試してみようと思った。ポイント圏外で失うものは何もなかったからね。それはうまくいかなかったけど、全体的には残念な週末だった。カナダに向けてもっと良くならなければならない」

    12位:ダニエル・リカルド(RB)
    「昨日の予選を経て、今日のようなレースのために気持ちを整えてきた。予選の結果により前方にいられなかったということは、レース中は今日のように誰かのペースに巻き込まれる可能性が高いということだ。最初のスタートは、今シーズンで一番のスタートだったと思う。でも2度目のスタートは、前方のフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)がタイヤをもたせるために必死だったのが見え、難しい状況になると気づいた。アロンソにプレッシャーをかけ続けたけど、アロンソはもちろん経験豊富な選手だし、モナコでオーバーテイクを可能にするには大きなミスが必要になる。今日は2周だけクリーンエアーでプッシュすることができ、とても楽しく走ることができた。でもそれ以外の時は、辛抱強さが必要なレースだった。多くのポジティブなことがこの週末にはあったものの、個人的にはとても残念なレースウイークだった。モントリオールは好きなサーキットなので、よいレースにできるよう最善を尽くす。シャルル・ルクレール(フェラーリ)が、今までここモナコではいろいろな経験をしてきたと思うけど、初めてホームレースで勝つことができて、僕もとてもうれしい」

    13位:バルテリ・ボッタス(ザウバー)
    「レースの大半をトレインに閉じ込められて過ごしたし、それは決して楽しいことではなかった。むしろ、かなり遅かった。誰もがここでオーバーテイクがどれほど難しいか知っている。最も硬いコンパウンドでスタートしてチャンスを掴もうとしたけど、赤旗のせいで運がなかった。一方、柔らかいタイヤを履いていた全員がその恩恵を受けた。それでもレースはクリーンだったし、スタートもうまくいって、いくつか順位を上げることができた。全体的に、クリーンエアーでのペースは問題なかった。もちろん、ここでは予選が決定的であり、昨日は1周のペースが足りず、苦戦した。モナコは例外的なコースだし、この週末から多くのことを学んだ。2週間後のモントリオールでのレース再開に向けて準備する上で役立つだろう」

    14位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「レースはタイヤマネジメントが重要になると常に予想していたし、特にリスタート後は驚かなかった。ここでオーバーテイクするには大きなデルタが必要だし、戦略でできることはやった。ピエール(ガスリー)との差があったので、ピットインしてハードタイヤに交換し、グランプリの後半で彼を追い抜こうとした。結局、うまくいかず、ポイント獲得を逃してしまった。今週末は決して簡単ではなかったし、もっとペースを上げる必要があることを示した」

    15位:ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
    「トリッキーなレースで、一日をほぼリアウイングを見てるだけで過ごした。フェルナンドとダニーに引っかかっている時間が長くて、その間にタイヤを消耗してしまった。リアは完全にデグラデーションが出ていたし、そこからはタイヤにしがみついているような状態だった。新しいタイヤを履いてクリアな空気を得たら、いいフィーリングになった。アレックスがポイントを獲得したことはチームにとって大きな弾みとなったし、これから何が起こるかを少し示してくれた。今後、2台のマシンが同じスペックになれば、このようなチャンスを求めてもっと戦えるようになるだろう」

    16位:周冠宇(ザウバー)
    「僕にとって、本当に淡々とした何も起こらない午後だった。最初のスタートで、ペレス、マグヌッセン、ヒュルケンベルグが僕の目の前でアクシデントに見舞われた。危ない瞬間だったけど、全員が衝突から立ち去るのを見ることができてうれしい。リスタート後、全員が最後まで走りきったし、僕たちは同じ状況だったのでどうすることもできなかった。フェルナンドはチームメイトのためにギャップを作ろうと集団を止めていたので、僕たちは全員、追い抜くことができない状況だった。赤旗がなければ、レースはもっと面白くなり、戦略も違ったかもしれないけど、そうはならなかった。モナコは僕たちにとって常に少しトリッキーなコースだった。なぜこのようなレイアウトで苦戦するのか理解する必要がある。僕たちにはやるべきことがまだあるけど、モントリオールはまた違ったものになるだろう」

    2024年 F1 モナコグランプリ

    DNF:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「今日はミスを犯しました。このアクシデントとリタイアについてチーム全員にお詫びしたい。最終的に、チームは目標通りポイントを獲得した。それが僕たちの野心にとって最も重要なことだ。赤旗中断中にチームがベストを尽くしてくれたにもかかわらず、マシンに受けたダメージが大きすぎてレースを再開することができなかった。チームとしてすべてを見直し、より強くなって戻ってくる。僕たちは皆、ポイントを獲得するためにプッシュしている。ミスは起こるもの。前に進む」

    DNF:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
    「500メートルでリタイアしたのは残念だし、正直ちょっとがっかりしている。2台ともリタイアというのは理想的な状況とはほど遠く、しかも僕は直接関係ないインシデントでリタイアしてしまった。ターン3への上り坂はかなり狭いからね。とても残念だ。あそこでは状況がタイトになりすぎていた。ある意味でレーシングインシデントだった。ケビンからは少し楽観的に見えたかもしれないけど、チェコも彼を見てスペースを空けることができたかもしれない。結果は明らかに残念だ」

    DNF:セルジオ・ペレス(レッドブル)
    「スタートでハースの1台に追い抜かれ、第1コーナーをアウトから進入していたところ、ケビン・マグヌッセン(ハース)と接触し、クラッシュが起こってしまった。オンボードでも確認できるように、マグヌッセンが来ているのをミラーでは確認することができなかった。あれは無理な動きだったのではないかと思うし、大きなダメージにつながった危険なアクシデントだった。とても大きなクラッシュで、僕たちのマシンは大破となったにもかかわらず、審議の対象にならなかったのはとても残念だ。あの時点で起こるべきことではなかったし、もっとよいグリッドポジションからスタートできていれば、あのアクシデントは起こらなかっただろう。マシンに大きなダメージを負ったけど、私自身はヒジにかすり傷ができたぐらいで無事だった。F1の安全性がとても進歩しているおかげだ。このレースウイークはフラストレーションがたまったけど、チームを信じてマシンを任せて、次戦のカナダGPでは再びよいレースができることを願っている」

    DNF:ケビン・マグヌッセン(ハース)
    「ターン1の出口からターン3に向かって走っているとき、フロントがペレスのリアに並んでいた。彼は壁に向かって走り、壁は少しコースの方に戻ってきたので、逃げ場がなかった。彼が僕に気づかなかったのかどうかは分からないけど、突然姿を消すわけにはいかないので、壁と彼に同時に接触し、クラッシュしてしまった。とてもイライラする。このようなクラッシュはスペアパーツや新しいパーツの製作という点でチームに大きな負担がかかるし、チームの作業量も増える。決して良いことではない」

  • カルロス・サインツJr. F1モナコGP決勝「リスタートで良い予感がした」

    カルロス・サインツJr. F1モナコGP決勝「リスタートで良い予感がした」

    カルロス・サインツJr.は、2024年F1第8戦モナコGPの決勝を3位でフィニッシュ。表彰台獲得に満足の意を示し、狭いコースで前進するのは「不可能」だったと語った。

    サインツのレースは、オープニングラップのターン1でオスカー・ピアストリと接触し、パンクに見舞われて終わったように見えた。

    しかし、後方で3台のマシンが絡む大きなアクシデントが発生し、レースは赤旗中断となり、リスタートの指示によりサインツは元の3番グリッドのスタート位置に戻された。

    サインツは3位でチェッカーを受け、終盤は2位のオスカー・ピアストリにプレッシャーをかけた。

    「とてもタイトなレースだった。1周目は明らかに非常に悪い予感がしたけど、3番手に復帰した後はすぐに非常に良い予感がした」とサインツは語った。

    「そこからは、予想通りレースペースは良かった。モナコのストリートで追い抜くのは不可能だ」

    「後方のランド(・ノリス)がピットインして最後にアタックしてくるギャップがないと確信した後は、速いラップを刻むことに集中した」

    「1分14秒台に入った。それは当時としては非常に速かった。それで『よし、オスカーに少しプレッシャーをかければ、ミスをさせることができるかもしれない』と思った」

    「彼を追い抜くのは不可能だと分かっていた。彼にプレッシャーをかけて、彼が何度かリアを失うのを見たけど、追い抜くには十分ではなかった。」

    カルロス・サインツJr. スクーデリア・フェラーリ モナコグランプリ

    カルロス・サインツJr.は2位に甘んじたが、チームメイトのシャルル・ルクレールがモナコ初優勝を飾った。

    これはモナコ出身者が有名なモンテカルロのストリートでの世界選手権レースで優勝した初めてのケースであり、フェラーリは今シーズン序盤のオーストラリアGPでの勝利に加た。

    「シャルルが母国グランプリで優勝したのは本当にうれしい」とサインツは語った。

    「彼がこの週末ずっとドライブしてきたこと、そして彼と表彰台を共有できたことは、チーム全体にとって素晴らしいことだ」

    「彼らは全員勝利に値すると思う。僕たちは毎週末、どんどん強くなっているように見える」

  • ランド・ノリス F1モナコGP決勝「サインツの3番手リスタートは不公平」

    ランド・ノリス F1モナコGP決勝「サインツの3番手リスタートは不公平」

    ランド・ノリスは、2024年F1第8戦モナコGPの決勝を4位でフィニッシュ。F1の赤旗ルールのためにカルロス・サインツJr.がリスタートで本来のグリッド枠を取り戻したことに「苛立ちと不公平さを感じた」と語った。

    1コーナーでオスカー・ピアストリと接触してパンクを喫したサインツは、マシンを横滑りさせて停止し、カジノスクエアでのレースを終えたかに見えた。

    しかし、その後、レッドブルのセルジオ・ペレスとハースの2台が絡む玉突き事故が発生して赤旗が提示され、サインツに救いの手が差し伸べられた。

    F1の競技規則によれば、再スタートの指示は「すべての車両の位置を確定できた最後の時点で下される。その後、すべての車両はスプリントセッションまたはレースを再開することが許可される」と記されている。

    赤旗が提示される前にほとんどのマシンがミラボーまでの第1セクターを通過していたが、遅れていた冠周宇のザウバーは通過していなかった。そのため、FIAは、2回目の走行開始にはセーフティカーライン2の順番を使用する必要があると判断した。

    その結果、サインツは事実上、最後尾スタートから本来の3番グリッドに昇格し、最終的に3位表彰台を獲得した。

    赤旗が出るまでは3番手を走っていたノリスにとって、サインツが3番手に返り咲いたことは喜ばしいことではなかった。

    「最もフェアなことだとは思わない。でも、過去に幸運に恵まれた瞬間があったことは確かだし、彼らがクルマを少し直してくれたり、そういうことがあったかもしれない」

    「ただ単刀直入に考えると、悔しいし不公平だ。誰かがミスを犯し、ある程度の台数のクルマがいたからとか、ルールがどうであれ、赤旗が出る前にラインを越えられなかったからとか、そういう理由で、そのミスを取り消してフリーでピットストップができるなんて。不公平だ」

    ランド・ノリス モナコグランプリ

    この状況が理解しがたいと考えているのはノリスだけではない。メルセデスのジョージ・ラッセル「あれは正しくない。正確な裁定はわからない。でも、ちょっと奇妙だった」と語った絵。

    マクラーレンのボスであるアンドレア・ステラは、ルールが正しい方法で実施されたことを認めながらも、サインツがいかにラッキーだったかを認めている。

    「再スタート順の決定方法に関しては、FIAが行ったことはベストだったと思う」とステラはレース後に語った。

    「また、セクタータイムが得られない場合にセーフティカーライン2を使用するという前例にも合致している。ミニセクターを使うのはいい方法だとは思わない」

    「カルロスを救ったのは、レースが中断された時点で周がセクタータイムを超えていなかったことだ。カルロスはラッキーだった」

    「今日は彼はラッキーだったと思うし、スチュワードの対応も寛大と思う。なぜなら、第1コーナーでの衝突は明らかにオスカーのマシンに大きなダメージを与えたからだ。そして、これが昨日の妨害の調査を要約したものだと思う。」

    「さっきも言ったように、カルロスはラッキーだった。それで表彰台を獲得できた」

    「彼の活躍を嬉しく思うが、特に昨日の妨害行為があったことを考えると、昨日とイモラ(ピアストリが妨害行為でペナルティを受けたとき)の違いが何だったのか、いまだに少し困惑している」

  • 角田裕毅 F1モナコGP決勝8位「見事なマネジメント」とRB幹部が絶賛

    角田裕毅 F1モナコGP決勝8位「見事なマネジメント」とRB幹部が絶賛

    角田裕毅が8位入賞を果たした2024年F1第8戦モナコGPの決勝レースをビザ・キャッシュアップRBで車両パフォーマンス責任者を務めるギヨーム・デゾトゥーが振り返った。

    角田裕毅は、今回は好スタートを切り、トラブルに巻き込まれることなく、最初から最後までペースをコントロールしてスタート順位でフィニッシュし、チームに良いポイントをもたらしました。RBは再スタート時にハードタイヤに交換できたことで恩恵を受け、再度ピットインする必要がなかった。

    しかし、チームメイトのダニエル・リカルドは、そのリスタートでアロンソに順位を奪われた。リカルドは、ハードタイヤの温度を上げることができず、12位でレースを終えました。

    「そしてバスケットにさらに4ポイント!今日のレースで裕毅が8位に入ったことは、力強く激しい週末を報いるものだ」とギヨーム

    「彼は金曜日から素晴らしいペースを見せ、今日は我々のパッケージが改善され、ミッドフィールドのランナーたちをリードしていることを確認した」

    「裕毅はスタートも良く、安定したレースを展開し、このような特殊な状況でもタイヤをうまくコントロールしていた。赤旗の後、ハードタイヤでリスタートし、そのまMaピットストップしないことがベストな戦略だとわかっていた。レースはタイヤとマシンのマネージメントが重要で、裕毅はエンジニアのサポートを受けながら76周を見事に走りきった」

    「ダニエルにとってレースはより難しく、すっとトラフィックに巻き込まれていた。最初のレーススタートでは、いい発進をみせたが、ターン1でストロールにポジションを奪われ、2回目のスターティンググリッドは13番手になってしまった。その後、2回目のスタートでアロンソに離されてしまったが、これはこれから詳しく分析することだ。残りのレースはアロンソのギアボックスについていき、彼にプレッシャーをかけ続ける以外にできることはなかった」

    「我々の目標はマシンを改善し続けることだ」

    角田裕毅 モナコグランプリ F1

  • ルイス・ハミルトン F1モナコGP決勝「キャリアで最もつまらないレース」

    ルイス・ハミルトン F1モナコGP決勝「キャリアで最もつまらないレース」

    ルイス・ハミルトンは、2024年F1第8戦モナコGPの決勝を7位でフィニッシュ。これまで参加したレースの中で最も面白くなかったレースの一つだったと語った。

    7度のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは7番手でレースをスタートし、7位でフィニッシュした。序盤に赤旗が提示されたため、ほとんどのドライバーは1周でタイヤ交換を済ませ、残りのレースではピット作業を行わなかった。

    多くのドライバーとは異なり、ハミルトンはレース中にピットストップを行い、ファステストラップのボーナスポイントを獲得した。それでも、彼は競争の少なさを痛烈に批判した。

    「クラッシュのせいで、全員が別のタイヤに交換したし、ペースも遅かった」とハミルトンはF1公式チャンネルに語った。「だから間違いなく、僕がこれまで経験した中で最も退屈なレースのひとつだった。でも、それがモナコなんだ」

    ルイス・ハミルトン モナコグランプリ メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    メルセデスF1のトラックサイドエンジニアリングディレクターであるアンドリュー・ショブリンは、赤旗が早く出たことが彼らの戦略には役に立たなかったと認めた。

    両ドライバーともハードタイヤでスタートしたため、残りのレースはミディアムコンパウンドに変更せざるを得なかった。ハミルトンはこの戦略に懸念を抱いていたようで、赤旗が提示されたときにピットに入りながらチームに『だから言っただろう』と言った。

    ショブリンは、この戦略には 「長所と短所 」があると語った。「上位4台がストップした後に赤旗かセーフティカーが介入すれば、2台とも表彰台に上がるチャンスがあっただろう」

    「しかし、1周目に赤旗が出たら困ったことになる。レースが始まるとまさにそれが起きた。そのため、ミディアムタイヤで最後まで走り切らなければならない状況だった」

    「ほとんどのマシンがかなりのマネージメントをしていたので、最終的には比較的扱いやすかった」
    「ジョージ(ラッセル)は終盤にいいペースがあったようで、マックス(フェルスタッペン)に対してうまく守ることができたし、金曜日からのロングランで改善されたことが確認できたのは心強かった。終盤のルイスのストップはタイヤ的には必要なかったが、ファステストラップを獲得するチャンスを与えてくれた」。

    メルセデスは、ピットストップの際ハミルトンと適切なコミュニケーションが取れなかったことを認めた。その結果、ハミルトンは全力を尽くしてプッシュすることができず、前を走るマックス・フェルスタッペンがピットストップしてジョージ・ラッセルにプレッシャーをかけることができた。しかし、レッドブルのドライバーは追い抜く方法を見つけることができなかった。

    ルイス・ハミルトン(7位)

    「今週末のパフォーマンスには勇気づけられる兆候がたくさんあった。チームはマシンのアップデートに懸命に取り組んできた。次の数レースではさらに多くのアップデートが期待できる。クルマは一歩前進したし、この調子でもう少し前進できれば、上位3チームとの戦いに加わることができるだろう。今日のレースは波乱のないものだった。赤旗が出た後、誰もが自分のペースをコントロールしていたし、最終的にはどんなタイヤを履いていても最後まで走りきることができた。それで前進する選択肢がなくなってしまったのは悔しい。カナダに行って、そこで何ができるか楽しみだ」