カテゴリー: F1マイアミGP

  • レッドブル F1マイアミGPでマクラーレンに大敗「1周あたり0.7秒遅かった」

    レッドブル F1マイアミGPでマクラーレンに大敗「1周あたり0.7秒遅かった」

    レッドブルF1のアドバイザーであるヘルムート・マルコは、F1マイアミGPでマックス・フェルスタッペンが大きく後れを取ったことについて、「期待していた以上にひどかった」と述べ、レースペースの低さが「憂鬱」だったと認めた。

    フェルスタッペンは土曜日の予選でランド・ノリスを抑えてポールポジションを獲得。しかしスタート直後、ノリスとの接触で彼を6番手まで押しやったものの、その後のフェルスタッペンは両マクラーレンの猛攻に対抗できなかった。

    まずピアストリ、続いてノリスがレッドブルを難なく抜き去り、マクラーレンは圧巻の1-2フィニッシュを決めた。

    フェルスタッペンは、グリップのなさに苦しみ、マクラーレン勢に対して1周あたり約0.7秒も遅れていたと振り返った。また、レース中盤のバーチャル・セーフティカーでは、メルセデスのジョージ・ラッセルがより有利なタイミングでピットインし、3番手を奪われた。

    その後のハードタイヤでのスティントでも、フェルスタッペンはラッセルを抜くことができず、最終的にピアストリから40秒近く遅れて4位でフィニッシュ。ピアストリはこれで3連勝を飾ることになった。

    レッドブル・レーシング F1 マイアミGP

    レース直後にモータースポーツ・コムの取材を受けたマルコは、レッドブルの実態が露呈したと語る。

    「主な結論は、我々があまりにも遅かったということだ」とマルコは述べた。「彼ら(マクラーレン)が本気で走っていたとき、我々は1周につき0.7秒遅れていた。これでようやく、本当の速さが見えた。正直言って、憂鬱だったよ」

    レッドブルは、フェルスタッペン用に投入された新しいフロアに続き、次戦イモラでさらなるアップグレードを導入する予定だ。しかしマルコは、特にタイヤのオーバーヒートが起きやすいサーキットでは、マクラーレンのレースペースに追いつくのは簡単ではないと認めている。

    次のアップグレードで巻き返せるかと問われると、マルコは「そうでなければならない」と答えつつも、「ただ、あれだけの差を埋めるにはかなり大きな進歩が必要だ」と厳しい見通しを示した。

  • オスカー・ピアストリ F1マイアミGP決勝「今一番欲しかった勝利」

    オスカー・ピアストリ F1マイアミGP決勝「今一番欲しかった勝利」

    マクラーレンのオスカー・ピアストリが2025年F1第6戦マイアミGPで4番グリッドからの逆転優勝を飾った。決して平坦ではなかったレース展開の中で、ピアストリはこの勝利を「今一番欲しかった勝利」と表現し、自身とチームの進化を象徴するものだと語った。

    土曜日のスプリントではチームメイトのランド・ノリスに惜敗し、さらにスプリント予選で見せた2番手という速さを日曜の予選では再現できず、決勝は4番手スタートとなった。しかし、そこからピアストリの快進撃が始まった。

    スタート直後、ポールポジションのマックス・フェルスタッペンと2番手ノリスのバトルがターン1で激化し、ノリスがコースオフして6番手までポジションダウン。その混乱の中で、ピアストリは冷静にマシンを進め、キミ・アントネッリ(メルセデス)を早々に攻略。レースの主導権を握る位置につけた。

    その後は、前を走る唯一のマシンだったフェルスタッペンとの息詰まるような攻防が約4周にわたって展開。最終的に冷静かつ巧みなオーバーテイクでトップに立ち、そのままリードを築いていった。

    「昨日は正直、今年一番厳しい予選だった。でも今日はその分、今一番欲しかった勝利を手にできた」とピアストリ。「ターン1でちょっとした混乱があったけど、それをうまく避けられたし、そこからはクルマの速さを信じて戦った。今日のマシンは本当に素晴らしかった」と振り返った。

    ピアストリはレース中、複数回のバーチャル・セーフティカー(VSC)を冷静に乗り切りながらノリスの追撃を抑え続け、最終的に4.2秒差でフィニッシュ。だが注目すべきは3位のジョージ・ラッセル(メルセデス)との差で、そのギャップは実に37.6秒に及んだ。マクラーレンの圧倒的なレースペースを証明する結果となった。

    「最後の方は少しずつ状況をコントロールできるようになってきたけど、今日の午後の走りにはまだ改善点がある。勝てて嬉しいし、ポイントも大きいけど、常に学び続ける必要がある。マイアミをトップで去れるのは素晴らしい気分だ」と冷静に自己評価も加えた。

    オスカー・ピアストリ F1 マイアミGPマクラーレンはここ数年でパフォーマンスが劇的に好転した。

    さらにピアストリは、マクラーレンの進化の大きさにも言及する。

    「2年前のマイアミでは、僕たちは正真正銘グリッドで一番遅かった。レース中に2周遅れにされていたほどだった。でも今日は、3位に35秒以上の差をつけて勝った。この結果は、サーキットにいる全員、そしてファクトリーで働く全スタッフの努力の賜物だ」

    ピアストリにとって、そしてマクラーレンにとっても、まさに記念すべき勝利となったマイアミGP。チームの躍進は、2025年シーズンのタイトル争いにおける新たな主役の到来を印象づける結果となった。

  • ジョージ・ラッセル F1マイアミGP後の記者会見を「体調不良」で欠席

    ジョージ・ラッセル F1マイアミGP後の記者会見を「体調不良」で欠席

    メルセデスのジョージ・ラッセルは、F1マイアミGP終盤に激しい腹痛に襲われながらも、今季4度目となる表彰台フィニッシュを果たした。

    週末を通じてマシンのフィーリングには満足できなかったというラッセルだが、決勝直後のF1公式チャンネルのインタビューでは、レース終盤の体調不良について明かしている。

    「最後の15周はひどい腹痛に襲われて、本当に苦しかった。今もかなりつらい状態で、まっすぐ立つこともできない。胃がとにかく痛むんだ」と語ったラッセル。「いつもより少し朝食を多く食べたんだけど、それが原因かもしれないね。」

    ラッセルはレース直後の表彰台や、トラック上を走行しながら行われたインタビューには出席していたが、その後、マイアミ・ドルフィンズの更衣室を使用して行われたFIA主催の公式記者会見には姿を見せなかった。

    会見には、優勝したオスカー・ピアストリと2位のランド・ノリスのマクラーレン勢のみが出席し、メルセデスはラッセルの欠席について「体調不良のため」と説明している。

    レース後、メルセデスはラッセルの体調が回復したことを正式に発表している。

    ジョージ・ラッセル F1 マイアミGP

    ラッセルはこの日、ハードタイヤでスタートしたことで中盤まで長く走行し、バーチャル・セーフティカー(VSC)導入中にピットインする好機を得た。この戦略が奏功し、ピット作業を終えた際にはマックス・フェルスタッペンやアンドレア・キミ・アントネッリの前でコースに復帰し、最終的に3位を手にした。

    「今日はリスクを取って大胆な戦略を選んだ。トップ5の中でハードタイヤを履いてスタートするドライバーなんて、そうそういない」とラッセルは説明する。「VSCが入ったのは運が良かった部分もあるけど、それがレースというもの。リスクを取れば、こうして報われることもある。」

    「キミやマックスがピットに入ったあと、自分でもコンマ2~3秒速くなって、とてもいいポジションにいた。正直、この週末はずっと不調で、ドライビングを楽しめていなかった。でも、結果を出すべきときにちゃんとやりきれたのは誇りに思う。」

    なお、この3位というリザルトは、フェルスタッペンの後方走行中にラッセルが黄旗中に減速しなかった疑いでレッドブルが抗議したことで一時危うくなったが、スチュワードは抗議を却下し、ラッセルの順位は正式に認められた。

    レース前には、F1ドライバーたちがレゴブロックで作られた実物大のF1カーでコースを走行するというユニークなドライバーズパレードが行われ、ラッセルもステアリングを握っていた。チームメイトのキミ・アントネッリを後部座席に乗せ、他のドライバーたちと共にレースさながらの“バンパーカー走行”を楽しんだ。

    トップスピードが時速20kmに制限されていたこのイベントでは、スピードよりも楽しさが重視され、ドライバー同士の軽い接触も度々見られた。レース後、ラッセルは「レゴのレースでランドの足をちょっと負傷させちゃったかも」と冗談を交えながら振り返った。

    「ランドは僕にちょっと怒ってるかもね。朝のレゴレースでちょっとぶつかっちゃって、足を痛めさせたかもしれないんだ。苦情を言いに来るかもね」と笑いながら語ったラッセルは、続けて「今日一番楽しかったのは間違いなくあのレゴレースだね。最高だったよ。あれ、毎戦やるべきだよ」と締めくくった。

  • ランド・ノリス F1マイアミGP決勝「マックスは完璧にやらなければ抜けない」

    ランド・ノリス F1マイアミGP決勝「マックスは完璧にやらなければ抜けない」

    マクラーレンのランド・ノリスは、マイアミGP決勝でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)との激しいバトルに挑んだ結果、代償を払う形になったと語った。1周目の接触未遂でポジションを大きく落としたノリスは、「完璧に決めなければ、マックスには仕掛けられない」と述べ、チャンピオンとの戦いの難しさを強調した。

    決勝57周のレースで、ノリスはポールポジションのフェルスタッペンとフロントローに並び、ターン1で早くも勝負を挑んだ。

    フェルスタッペンはやや深くブレーキングし、雨後の滑りやすい路面で膨らむ形に。ノリスは続く左コーナーで外側から並びかけたが、フェルスタッペンに押し出される形でコース外の縁石まで逃れざるを得なかった。

    その結果、勢いを失ったノリスは6番手まで後退。審議対象とはなったが、スチュワードは「レーシングインシデント」と判断し、処分は下されなかった。

    レース後、ノリスは「仕掛けなければ『消極的』と言われ、仕掛ければ『無謀』と言われる。どう転んでも文句を言われるものさ」と苦笑。

    「マックスと戦うときはそういうもの。完璧な状況に持ち込めなければ、ぶつかるか、仕掛けられないかのどちらかだ。今日は自分が十分うまくやれなかった、それが代償になった」

    その後もノリスは再びターン1でフェルスタッペンを攻めるも再びコース外へ押し出され、ターン11で一度は前に出たが、両者ともコース外に出たことでポジションを返上。翌周、同じ場所で再挑戦し、ついに前に出ることに成功したものの、この時点でチームメイトのオスカー・ピアストリとは約9秒の差がついていた。

    「2位になったとき、残りは25~30周くらいあったと思う。そこからずっと全力で追いかけた。最後の4~5周以外は攻め続けていたけど、差を10秒近くから3~4秒まで縮めるのがやっとだった」

    「信じてプッシュはしたよ。あと数周あれば…とは思ったけど、オスカーの走りは本当に見事だった。簡単には捕まらないよ。やれるだけのことはやったし、あとちょっとだったけど届かなかった」

    ランド・ノリス マイアミGP F1ノリスは、ポイントランキングでピアストリに 16 ポイント差をつけられている。

    終盤にかけてその差を詰め、最終的には4.6秒差まで迫ったが、ピアストリには及ばず2位でフィニッシュ。それでも3位ジョージ・ラッセル(メルセデス)には30秒以上の差をつけた。

    ノリスは「チームは素晴らしい仕事をしてくれた。ピットストップも速かったし、マシンのペースも良かった。オスカーも見事な走りだったし、マックスもいつも通りの手強さだった」とコメント。「代償を払う形になったけれど、それもレースというものだ」と受け止めた。

    この結果、ドライバーズランキングではピアストリとの差が16ポイントに拡大。ピアストリが3連勝を飾る中、ノリスは悔しさをにじませつつもチームの好調さに自信を見せている。

  • F1マイアミGP決勝レポ:オスカー・ピアストリが3連勝 角田裕毅は10位死守

    F1マイアミGP決勝レポ:オスカー・ピアストリが3連勝 角田裕毅は10位死守

    2025年F1第6戦マイアミGPの決勝レースが開催され、マクラーレンのオスカー・ピアストリが今季4勝目を挙げ、ドライバーズ選手権でのリードをさらに広げた。チームメイトのランド・ノリスが2位に入り、マクラーレンは完璧な1-2フィニッシュを達成した。角田裕毅は10位で2戦ぶりの入賞。

    レースはポールポジションからスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンが序盤をリード。しかし、ランド・ノリスとのバトルの中でノリスがコース外へ飛び出し、ポジションを落とす隙を突いて、キミ・アントネッリ(メルセデス)とピアストリが前に出た。

    その後、ピアストリはアントネッリをオーバーテイクし、フェルスタッペンにもプレッシャーをかけ続けた末に首位の座を奪取。回復してきたノリスも続いてフェルスタッペンを交わし、マクラーレン勢は一気にトップ2体制を築いた。

    レース中盤以降も“パパイヤカラー”の2台は他車を圧倒し、57周のレースを通じて独自のペースで先頭を走行。最終的にピアストリがノリスに4.63秒差をつけてチェッカーフラッグを受けた。

    メルセデスのジョージ・ラッセルが3位表彰台を獲得したが、その差は首位ピアストリから実に37秒と、マクラーレンの支配的なパフォーマンスが際立つ結果となった。一方、フェルスタッペンは4位に終わり、マイアミのポールシッターが未だ勝利を挙げられないというジンクスを継続することとなった。

    ウィリアムズのアレックス・アルボンが見事5位に入り、6位にはメルセデスのルーキー、キミ・アントネッリが続いた。フェラーリ勢は終盤にチームオーダーを巡る論争を抱えながらも、シャルル・ルクレールが7位、ルイス・ハミルトンが8位でフィニッシュ。途中、ハミルトンが前に出たが、最終的にはポジションが元に戻された。

    その後方では、ハミルトンとウィリアムズのカルロス・サインツが激しいバトルを展開。サインツは9位でレースを終えたが、接触に関する調査がレース後に行われる予定となっている。

    10位にはレッドブルの角田裕毅が入り、貴重な1ポイントを獲得した。11位にはアイザック・ハジャー(レーシング・ブルズ)が続き、ハースのエステバン・オコン(12位)、アルピーヌのピエール・ガスリー(13位)がこれに続いた。なお、サインツとガスリーは黄旗区間での走行に関する調査対象となっている。

    キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグは14位、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールは15位と16位で完走を果たした。

    リタイアは計4台。レーシング・ブルズのリアム・ローソンはピットに戻ってレースを終え、ガブリエル・ボルトレト(キック・ザウバー)とオリバー・ベアマン(同)はマシントラブルによりコース上でストップし、バーチャルセーフティカーが導入された。

    アルピーヌのジャック・ドゥーハンは、1周目にローソンとの接触でマシンにダメージを負い、レースを続けることができなかった。

    マイアミGP F1チャンピオンシップリーダーのピアストリはマイアミ・インターナショナル・オートドロームで圧倒的な成績を収めた。

    レース展開
    土曜のスプリント前と同様、日曜の決勝数時間前にもサーキットを叩くような大雨が降ったが、スタート時刻が近づくにつれて雨は止み、路面は急速に乾いていった。それでも、全57周の戦いを見据えて各チームはレーダーを注視し続けていた。

    スターティンググリッドには1つ変更が加えられた。予選18番手だったアルピーヌのピエール・ガスリーは、パルクフェルメ下でサスペンション設定を変更したため、ピットレーンからのスタートとなった。

    レース前には、全20人のF1ドライバーがレゴの実物大「ビッグビルドカー」に乗り込むユニークなドライバーズパレードが実施され、ファンを喜ばせた。しかし、やがて全員の意識はスタートに向けて集中していく。

    マシンがグリッドに並び、予想されていたワンストップ走行に先立ち、グリッド上でタイヤブランケットが取り外されると、多くのドライバーがミディアムコンパウンドを選択していたことが明らかに。一方で、ラッセル、ローソン、ヒュルケンベルグ、アロンソ、ベアマン、ガスリーの6人はハードタイヤを選んでいた。

    マイアミGP F1 スタートマイアミGPがスタートすると、フェルスタッペンがポールポジションからリードした。

    フォーメーションラップを終え、5つの赤ランプが消灯。マイアミGPの決勝がスタートすると、ポールポジションのフェルスタッペンはまずまずの発進を見せたが、ターン1で軽くロックアップ。これにより、ランド・ノリスが並びかけた。

    だが、二人は接触。ノリスはターン2の内側縁石を跨ぐようにコースオフし、ポジションを落として6位に。これにより、キミ・アントネッリとオスカー・ピアストリが2位と3位に浮上。ノリスは「押し出された」と無線で訴えた。

    後方では、ジャック・ドゥーハンがレーシング・ブルズのローソンと接触してパンク。ダメージが大きく、マシンはピットへ戻れずコース上で停止。これによりバーチャル・セーフティカー(VSC)が導入された。ローソンはレースを続行したが、順位は最下位へ。

    4周目にVSCが解除されると、ピアストリが素早くアントネッリを抜いて2位に浮上。ノリスもアルボンを抜いて5位へ復帰し、マクラーレン勢が再び前方に迫る。ハミルトンもハジャーを交わして11位に、サインツはチームメイトのアルボンを抜いて6位に躍進した。

    一方、アロンソには「20周後に強い雨の可能性がある」との無線が入る。レースコントロールは、1周目のフェルスタッペンとノリスの接触、ならびにドゥーハンとローソンの接触についていずれも「審議なし」と判断した。

    8周目時点でのトップ10は、フェルスタッペン、ピアストリ、アントネッリ、ノリス、ラッセル、サインツ、アルボン、ルクレール、角田裕毅、オコン。まもなくノリスがアントネッリをオーバーテイクして3位に浮上した。

    同じ周、アロンソが土曜のスプリントでクラッシュしたコーナーで再びスピンするも、今回はウォールとの接触は免れた。

    先頭ではピアストリがフェルスタッペンに迫り、11周目には2度仕掛けたが抜ききれず。フェルスタッペンのレースエンジニア、ジャンピエロ・ランビアーゼは「インを守れ」「楽には抜かせるな」と指示。一方、フェルスタッペンは「すごく滑る」と無線で訴え、グリップ不足を感じていた。

    14周目、ついにピアストリが勝負をかける。最初の仕掛けで外に押し出されたが、その後フェルスタッペンがブレーキングでミスし、ワイドに膨らんだ隙を突いてカットバック。ピアストリがトップに躍り出た。

    その翌周、ノリスもフェルスタッペンを追撃。ターン1の外側からのオーバーテイクは失敗し、チームからは「ピアストリの抜き方を参考に」と無線指示が入る。

    18周目には、ノリスがターン11でフェルスタッペンをコース外へ押し出しながらインに飛び込み、2位に浮上するも、コース外走行の可能性があったため一度ポジションを返却。しかし、その周のうちに再度抜き返して2位を確保。

    この間にピアストリは独走態勢に入り、9秒のリードを築いた。

    20周目には、ガブリエル・ボルトレトが最初のピットインを行い、ミディアムからハードへ交換。同時に、空から再び雨粒が落ち始めていた。

    中団では、10位争いが白熱。オコンとハミルトンが接戦を繰り広げ、最終的にハミルトンが前に出てポイント圏内へ。

    24周目時点のトップ10は、ピアストリ、ノリス、フェルスタッペン、アントネッリ、ラッセル、アルボン、サインツ、ルクレール、角田裕毅、ハミルトン。

    26周目、アントネッリがピットインするも、ピットレーンでサインツを待たなければならず、アンダーカットは失敗。ノリスには「ターン17周辺で再び小雨の可能性」と無線が入る。

    マイアミグランプリフェルスタッペンはピアストリとノリスの両方と激しく戦ったにもかかわらず、マクラーレンを抑えることができなかった。

    やがてピットインが本格化し、フェルスタッペンがトップ3の中で最初にピットイン。29周目には、ベアマンがマシントラブルでコース脇に停止し、2回目のVSC導入。

    マクラーレンはこのタイミングでダブルストップを敢行。ピアストリとノリスは1-2体制を維持したままコースへ復帰。ラッセルはVSC下でピットインしたことで、フェルスタッペンの前に出て3位へ浮上。

    好調だったのはウィリアムズ。アルボンがアントネッリを交わして5位へ。サインツも元チームメイトのルクレールを交わして7位に。

    一方、角田裕毅はピットレーン速度違反で5秒ペナルティ。また、ボルトレトはエンジントラブルによりリタイア。マシンはコース上に停止し、3回目のVSCが発動。

    VSC解除後はフェラーリ勢とサインツによる三つ巴のバトルが展開され、ルクレールが7位を奪い返し、ハミルトンも続いて8位へ浮上。

    カルロス・サインツJr.サインツは元チームメイトのルクレールと激しいバトルを繰り広げた。

    その後、フェラーリ無線ではハミルトンがミディアム、ルクレールがハードを履いていることを理由に「自分を前に出すべき」と主張。しかし、チームの決断が遅れたことに「紅茶でも飲んでるのか」と皮肉を飛ばすなど、不満をあらわに。最終的にチームはポジションスワップを決定。

    一方、ローソンはピットに戻り、この日4人目のリタイアとなった。

    45周目時点で、ピアストリはノリスに5秒差をつけて首位。3位のラッセルはさらに27秒遅れで、マクラーレンの支配が明白となっていた。4位のフェルスタッペンはラッセルを追っていたが、差を詰めきれず。

    終盤、ピアストリのリードは4秒台へと縮まり、ノリスが背後に迫る展開へ。マクラーレン同士の直接対決があるかに思われたが、最後まで順位は変わらず。

    ルイス・ハミルトンハミルトンは12番グリッドからスタートして順位を上げた。

    グランプリ終了後、サインツとガスリーのイエローフラッグ違反の可能性について調査すると発表したため、レース後のスチュワードは忙しい夜になりそうだ。しかし、レースが残り5周に差し掛かると、コース上では依然として激しい動きが見られ、ノリスが再びピアストリのリードを縮めた。

    一方、ハミルトンがアントネッリに追いつけなかったため、アントネッリはルクレールとポジションを交代するよう指示された。異例なことに、ルクレールはハミルトンよりも先にこのことを知らされていた。つまり、7度のワールドチャンピオンであるハミルトンは、譲るよう求められていることを知らなかったのだ。

    ハミルトンは指示に従い、ルクレールは「レース後に話し合いましょう」とコメントした。しかし、ハミルトンにとってドラマはこれで終わらなかった。彼はサインツのウィリアムズに追い詰められていたのだ。

    最終ラップでのサインツの突進は、結局彼にとって不利に働いた。この件もレース後に調査される予定だ。しかし、上位陣ではそのような問題は発生せず、ピアストリがフィニッシュラインを越え、ノリスに4.63秒差で今シーズン4勝目を挙げ、マクラーレンにとって素晴らしい一日となった。

    ラッセルは3位に入り、表彰台獲得回数を伸ばした。フェルスタッペンは4位に沈んだものの、その差を縮めることはできなかった。ウィリアムズのアルボンは力強い5位に入り、メルセデスのアントネッリ(6位)、フェラーリのルクレールとハミルトン(7位と8位)が続いた。

    サインツと角田裕毅がトップ10入りを果たし、ハジャー、オコン、ガスリー、ヒュルケンベルグがそれぞれ11位から14位に入った。一方、アストンマーティンは忘れたい一日となり、アロンソとストロールはそれぞれ15位と16位に終わった。

    ローソン、ボルトレト、ベアマン、ドゥーハンの4人のドライバーが全員チェッカーフラッグを受けることができず、このレースからリタイアした。

    マイアミでの忙しい週末を終えて、ピアストリは獲得ポイントを131に伸ばし、ドライバーズチャンピオンシップのトップに立ち、2位のノリスに26ポイント差をつけている。一方、フェルスタッペンは99ポイントで3位を維持している。

    ■ピアストリのコメント:
    「本当に勝ちたかったレースで勝てた。昨日は厳しかった。スプリントはまあ仕方ないとしても、予選は今年一番苦戦したかもしれない。でも、それでも日曜に勝てたのは素晴らしい結果。ターン1で少し混乱があって、それが助けになったのもあるし、マックスの動きにもちゃんと反応できた。そこからは、自分にペースのアドバンテージがあると分かっていたし、今日はとにかくクルマが素晴らしかった。」

  • アルピーヌF1 ドゥーハン1周目DNFで解雇検討…イモラでコラピントと交代か

    アルピーヌF1 ドゥーハン1周目DNFで解雇検討…イモラでコラピントと交代か

    アルピーヌは、ルーキーのジャック・ドゥーハンのパフォーマンスを精査しており、次戦イモラでのF1第7戦エミリア・ロマーニャGPに向けてドライバー交代を検討していると報じられている。

    ドゥーハンのマイアミGPは、1周目のターン1でレーシングブルズのリアム・ローソンと接触したことで早々に終了。イン側でブレーキを早めに踏んだ後、ローソンを避けようとして縁石を乗り越えた際にアクシデントが発生した。

    シーズン序盤、ドゥーハンは基礎的な速さを示す場面もあったが、レースごとにミスやアクシデントが続いており、ここまで完走した週末はわずかにとどまっている。開幕戦オーストラリアでは雨中の1周目にクラッシュ、中国ではスプリントと決勝の両方でペナルティを受け、日本では金曜フリー走行で大クラッシュ。そして今回のマイアミでも再び1周目でリタイアとなった。

    特に今回のマイアミGPでは、初めてチームメイトのピエール・ガスリーを予選で上回った直後だっただけに、早期のリタイアは痛恨。これでドゥーハンは、2025年の開幕6戦を終えて未だにノーポイント。未得点ドライバーは他に、フェルナンド・アロンソ、ローソン、ガブリエル・ボルトレトの3人だけとなっている。

    こうした状況を受け、アルピーヌは以前から契約していたリザーブドライバー、フランコ・コラピントの起用を検討している。元ウィリアムズ所属のアルゼンチン人ドライバーであるコラピントは、フラビオ・ブリアトーレ(チーム・エグゼクティブ・アドバイザー)のお気に入りとも言われており、当初からレースシート起用の噂が絶えなかった。

    ドゥーハンの起用は昨年8月に正式決定したが、今季序盤の不安定なパフォーマンスを受け、チーム内でも対応を巡って意見が割れている模様。当初は「夏まで様子を見る」とされていたが、マイアミGP終了時点で状況は変化。次戦イモラを皮切りに3連戦が続くヨーロッパラウンドを前に、早期の決断が下される可能性があるという。

    チーム代表のオリバー・オークスは日曜夜のメディア対応を行わず、アルピーヌも憶測にはコメントしない姿勢を貫いている。ただし、週末のFIA記者会見では「現時点ではジャックとピエールが我々のドライバー」と前置きしつつ、「常に評価はしている」と含みを持たせた発言をしていた。

    アルピーヌF1チーム ジャック・ドゥーハン

    一方のドゥーハンは、今後に向けて気持ちを切り替えており、イギリス・エンストンのチーム本拠地で次戦に向けた準備に入る予定だと明かしている。

    「今週末は初めてチームメイトを予選で上回ることができて、マシンにも自信が持てました。小さな成果ではありますが、それを次に繋げていきたいと思います。まだあまり走れていない感じもしますが、今はとにかく次に集中する時です」と、ドゥーハンは語った。

    一方で、コラピントの後押しも続いている。昨年ウィリアムズで数戦に出場し、未経験ながらもポイントを獲得したことに加え、南米系スポンサーの支援も大きな強みだ。2月にはアルピーヌとラテンアメリカ最大のEC企業メルカドリブレがスポンサー契約を締結。さらに、アルゼンチン国営石油会社YPFは、現在アルピーヌの燃料パートナーであるイタリアのEniと提携しており、実質的な関与も指摘されている。

    YPFのCEO、オラシオ・マリン氏はアルゼンチン国内のテレビインタビュー中に「コラピントがイモラで走る」と発言し注目を集めたが、後にこれは「個人的な希望だった」と釈明している。

    これに対しオークス代表も、「あれはスポンサー個人の見解にすぎない。我々はそうした“ノイズ”には影響されない」と冷静な姿勢を示した上で、「ジャックがいい仕事を続ける必要があるのは確かだが、憶測が飛び交うのは当然のこと」とも語っている。

    アルピーヌが果たしてドゥーハンに更なる猶予を与えるのか、それともコラピントにチャンスを与えるのか――。決断の時は刻一刻と迫っている。

  • F1マイアミGP:LEGOカーで“攻めた”ガスリーにハミルトン思わず爆笑

    F1マイアミGP:LEGOカーで“攻めた”ガスリーにハミルトン思わず爆笑

    F1マイアミGPの開幕を前に行われた特別なドライバーズパレードで、ルイス・ハミルトンがアルピーヌのピエール・ガスリーによる“汚いドライビング”に笑顔でコメントした。

    今年のマイアミGPでは、通常のトラック上トラックターによるパレードに代わり、20人のF1ドライバーたちがチームごとのカラーとリバリーを施した等身大の“走れるLEGO F1カー”に乗り込み、観客の前でサーキットを走行した。使用されたLEGOブロックは総数40万個、製作には2万2,000時間、26人のLEGO専門スタッフが携わったという。

    ハミルトンはフェラーリ仕様のLEGOカーに搭乗し、レース前のひとときをファンと楽しんだが、走行中にフェラーリとメルセデスの間にアルピーヌのLEGOカーが割って入ろうとした際、軽い接触を受けたことを明かした。

    「これは今までで一番楽しいドライバーズパレードだったよ」と、パレード後に笑顔で語ったハミルトン。「こいつ(ガスリー)からはちょっと“汚いドライビング”もあったけどね。最高だったよ」

    「今週末、観客の盛り上がりは本当に素晴らしかったし、こうやってゆっくり走る中でファンの顔を見ることができたのも特別だった。普段は高いスピードで走ってるから、こういう機会は貴重だね」

    「マイアミの皆さん、本当にありがとう」

    なお、このLEGOカーは時速20kmほどしか出ない設計で、F1の世界では“超低速”の部類。したがって接触の被害は極めて小さいものだった。


    また、ポールポジションスタートとなったレッドブルのマックス・フェルスタッペンも、フェラーリとアルピーヌのLEGOカーの“衝突”について冗談を交えて言及。「レース前にコース清掃が必要かもね。あの衝突でLEGOの破片がコースに残ってるかもしれない」と笑いながら語った。

    さらに、フェルスタッペンはチームメイトの角田裕毅とのLEGOレッドブルでの走行について、「ちょっとトップスピードが足りなかったね」と、こちらもユーモアたっぷりに締めくくった。

  • マックス・フェルスタッペン F1マイアミGP決勝「単純にペースが足りなかった」

    マックス・フェルスタッペン F1マイアミGP決勝「単純にペースが足りなかった」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、2025年F1第6戦マイアミGP決勝でポールポジションからスタートしたものの、最終的に4位でフィニッシュ。マクラーレン勢が圧倒的な1-2フィニッシュを飾る中、自身のレースは「非常に難しいものだった」と振り返った。

    レース序盤、フェルスタッペンは好スタートを切って首位を維持したが、1周目のターン1でランド・ノリスがワイドになった隙を突いて、キミ・アントネッリとオスカー・ピアストリが前に出る展開に。

    その後、ピアストリがアントネッリをかわして2番手に浮上し、フェルスタッペンにも襲いかかると、ついにトップを奪取。続けてノリスにもかわされ、フェルスタッペンは3番手へと後退した。

    さらに中盤のバーチャル・セーフティカー(VSC)のタイミングで、メルセデスのジョージ・ラッセルが巧みなピット戦略を展開し、フェルスタッペンの前に浮上。終盤に差を詰めようと試みたものの届かず、最終的に4位でチェッカーフラッグを受けた。

    マックス・フェルスタッペン F1 マイアミGPフェルスタッペンはマクラーレンに追いつくだけのペースがなかったことを認めた。

    レース後、フェルスタッペンは次のように語っている。

    「昨日も言ったけど、自分のベストを尽くすつもりだったし、今日はできる限りのことをした。でも、やっぱり全体的にすごく難しいレースだった。マシンのペースがなかったし、ブレーキの面でも苦戦していた。何とか食い下がろうとしたけど、結局彼らを抑えきるのは不可能だった」

    「VSCのタイミングも少し不運だったけど、それもレースの一部だ。それ以上に、今日は単純に速さが足りなかった。タイヤのマネジメントがカギだったけど、ここの路面はデグラデーションが大きくて、今の僕たちの弱点が顕著に出たと思う。少しでもプッシュしようとするとすぐにタイヤがオーバーヒートしてしまった」

    その上で「今日はもう失うものは何もなかったから、少しでも楽しもうとしたよ。こういう状況でもコース上にいるのは楽しいことだし、レースをしているという実感はあった」と付け加えた。

    ピアストリには39秒もの大差をつけられるなど、マクラーレン勢とのギャップについては、「彼らは以前からこういう路面では強みを持っていた。デグラデーションの少ないサーキットでは差が目立たないけど、今日はそうはいかなかった」と分析。

    「今の僕たちには、もう少しパフォーマンスが必要だ」とし、今後に向けた課題を明確にした。

  • フェラーリF1 チームオーダー論争:ルクレール「ハミルトンに悪感情はない」

    フェラーリF1 チームオーダー論争:ルクレール「ハミルトンに悪感情はない」

    F1マイアミGPでフェラーリ内におけるポジションの入れ替えが議論を呼んだが、シャルル・ルクレールはレース後、チームメイトのルイス・ハミルトンに対して「何の悪感情もない」と語り、あくまで問題はチームの対応にあると強調した。

    レース中、ハミルトンはミディアムタイヤを履いていたにもかかわらず、ハードタイヤを使用していたルクレールの後ろにとどまる状況に不満を表し、チームに対して前に出してほしいと無線で訴えた。

    結果的にチームはハミルトンを先行させたものの、前方のアントネッリに迫ることができず、再びルクレールが前に出る展開となった。

    ルクレールはレース後、この件についてハミルトンに対する個人的な不満はないと強調した。

    「ルイスがミディアムだったのは知っていたし、終盤までもたせるのが彼には難しいのもわかっていた。でも、彼が違うアプローチを試したいと思った気持ちも理解できるし、自分が逆の立場でも同じことをしただろう」と語った。

    さらにルクレールは、「問題はチームとしてこのような状況にどう対応するかだ。今日は最善を尽くしたとは言えず、もっと良くできたはずだ」とチーム側の戦略的判断を課題として挙げた。

    順位交代に関しても、事前にもう少し議論があってしかるべきだったとした。

    「タイヤを持たせる必要がある状況で、いきなり順位を入れ替えることになると全体が難しくなる。カルロス(サインツ)が予想よりも近くにいたことも影響した」と説明。

    スクーデリア・フェラーリ F1

    また、ルクレール自身もレース中に「ハミルトンの後ろの乱気流でタイヤが厳しい」と無線で伝えていた場面があり、戦略ミスと順位争いの両面でフラストレーションが溜まっていた様子がうかがえた。

    「そもそもP8争いをしているという時点で歯がゆかったし、そこにいろんな要素が重なって感情的にもなった。ただ、無線の発言が全てを表しているわけではない」と冷静に振り返った。

    フェラーリとしては今回のような難しい判断を迫られる状況において、より明確で柔軟な対応が求められる。ルクレールは「奇跡が起きたわけでもなく、完璧に運んでいたらアントネッリの前で終えられたかもしれない。それが現実だ」と述べ、レース全体としてのパフォーマンス不足を率直に認めている。

    今回のレースでは、戦略ミスやチーム内での調整不足がポイント争いに大きく影響したことが改めて浮き彫りとなった。フェラーリにとっては、今後のレースに向けて体制の見直しが急務だ。

  • 2025年F1 マイアミGP 決勝:ハイライト動画…角田裕毅は10位入賞

    2025年F1 マイアミGP 決勝:ハイライト動画…角田裕毅は10位入賞

    2025年F1 マイアミGP 決勝の結果。5月4日(日)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミグランプリの決勝レースが行われ、オスカー・ピアストリが優勝。

    マクラーレンはランド・ノリスとの1-2フィニッシュを飾り、ドライバーズ選手権でもピアストリが首位を堅持、ポイント差を16に広げた。

    ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、1コーナーでフロントロウに並んだノリスと激しく競り合い、これによりノリスはコースオフを喫し数ポジションを失った。

    代わってピアストリがフェルスタッペンに挑み、序盤14周にわたって幾度となく攻撃を仕掛けた。粘り強いディフェンスを見せていたフェルスタッペンだったが、ターン1でブレーキングをミスし深く突っ込み、その隙を突いたピアストリがついに首位に浮上した。

    ノリスもその後フェルスタッペンを攻略し2番手へ浮上。懸念されていた雨は降らず、ピアストリはそのままリードをコントロールして3連勝を達成。マクラーレンとしても今季初となる完璧な1-2フィニッシュを成し遂げた。

    一方、メルセデスのジョージ・ラッセルはレース中盤のバーチャル・セーフティカー(VSC)を活かしてフェルスタッペンを逆転し、3位表彰台を獲得。フェルスタッペンは4位に甘んじる形となった。

    また、レッドブルの角田裕毅はスタート直後に接触によるタイムペナルティを受けながらも、粘り強い走りを見せてトップ10圏内でフィニッシュ。レース後には「古巣相手に楽にはさせてもらえなかった」と語りつつ、チーム全体のペース不足を課題として挙げた。

    動画の公開は終了しました