カテゴリー: メルセデスF1

  • メルセデス:ハミルトン、勝利をモハメド・アリに捧ぐ / F1カナダGP

    メルセデス:ハミルトン、勝利をモハメド・アリに捧ぐ / F1カナダGP

    メルセデスは、F1カナダGPの決勝レースで、ルイス・ハミルトンが優勝、ニコ・ロズベルグが5位だった。

    ルイス・ハミルトン (優勝)
    「スタートで何が起こったのかはわからない。フォーメーションラップ前のスタート練習では完璧だったし、『今回は楽勝で発進できる』と思っていた。でも、本番はまるで駄目だったし、何が起こったのか解明する必要がある」

    「あらゆる方向からマシンが攻めてくるターン1の進入でアンダーステアが酷くて、不運にもニコと接触してしまった。その後はセバスチャンを追い詰めるだけだった。彼の1周目ですごかったし、そこからは僕たち二人ともペースが良かった。ターン10での小さなロックアップ以外はレースを通してミスはなかったし、それには本当に満足している。今日はタイヤを管理することが本当に重要だったし、チームが戦略をきっちりとはめてくれた。レースはとても楽しかった。何もかも信じられないくらいスムーズだった。セバスチャンが近づいてきても、ギャップをキープするのに十分なだけの速さがあった。良いリズムに乗れていた。最後の10周〜15周はモハメド・アリのことばかりを思っていた。『蝶のように舞い、蜂のように刺す』。本当に舞っているような感じだった。皆もそうだと思うけど、僕にとっては本当に大きな影響を受けた人だ。だから今回の勝利は彼に捧げる。ここでは2007年以来の優勝だし、今回も同じように素晴らしい気分だ。本当に幸運だ。今日、見に来てくれたみんなに感謝する。ここでは毎年、本当に最高の週末を過ごさせてもらっている」

    ニコ・ロズベルグ (5位)
    「今日のレースは本当にタフだった。スタートでルイスのスタートが悪くかった。僕はまずまずだったし、セバスチャンは素晴らしいスタートを切った。僕はルイスと並んで、アウトサイドを回ろうとしていた。仕掛けるか、彼の後ろを受け入れるかしかなかった。バルセロナではうまくいったけど、今回はうまくいかなかった。彼の操作は激しかったけど、それがレースだし、次は自分がもっと良い仕事をする必要がある。エスケープロードに出て多くの順位を失ってしまったし、それで僕のチャンスは失われてしまった。そこからはベストを尽くして反撃したし、表彰台のチャンスはあった。でも、そのあとパンクに見舞われて、再びピットインしなければならなかった。くそ! その後もポジションを取り戻すために懸命にプッシュしたけど、ブレーキの警告ランプが点くようになり、おまけに燃料も少なくなって、とにかくマシンを労らなければと思った。マックスとのバトルは楽しかった。ギリギリだったけど、良いレースだった。彼を抜くために全力を尽くしたけど、最後に大きなスピンを喫してしまった。最終ラップはどうにかキミの前で5位に転がり込むことができた。クルマは素晴らしかったので残念な結果だったけど、こういうこともある。これから家で2日間を準備して、バクーでまた頑張るよ」

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  • メルセデス:ルイス・ハミルトンがポールポジション / F1カナダGP 予選

    メルセデス:ルイス・ハミルトンがポールポジション / F1カナダGP 予選

    メルセデスは、F1カナダGPの予選で、ルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得。ニコ・ロズベルグも2番手グリッドを獲得した。

    ルイス・ハミルトン (1番手)
    「最終ラップでのリアルなバトルなしでポールを獲得するのは必ずしも望んでいる展開ではないけど、来るものは拒まないよ! もっとタイムを見い出せたと思うけど、もう少しタイムを削れたと思うけど、最初の走行で十分だったことには満足している」

    「ここはいつも僕と相性がいいトラックだという傾向がある。ここはとにかくブレーキングが重要だし、僕は子供の頃からいつもブレーキングを遅らせて走ってきたので、そのスタイルがいつもここに合っていると思うし、特にセクター1に強いのはそれ理由だと思う。ここは走るのに素晴らしいトラックだ。高速だし縁石を飛び越える感じはるF1カートトラックのようだ。ここはF1で初勝利した場所だし、ここに戻ってくるときはいつも特別な気分になる。ファンも素晴らしい。毎年かならず何千人も観に来てくれるし、トラック、そして街自体の雰囲気は素晴らしい。レースに関してはタイトになりそうだね。今日のクルマに昨日ほど強さがなかったので、昨日の状態に戻せるように努力しなければならない。今日のセットアップの変更でちょっとフィーリングを失っていた。望んでいる場所にクルマを置くことができなかったし、それによって限界までプッシュせず、一歩引いてしまう。フェラーリはロングランで強そうなので、いつでも対応できるように構えておかなければならない」

    ニコ・ロズベルグ (2番手)
    「ポールポジションを逃しはしたけど、明日のレースをフロントローからスタートできるのは良いポジションだ。今日は最初のラップでルイスが少し速かった。2回目の走行でギャップを縮めようとしたけど、ミスをして最初のコーナーでロックアップしてしまった。2回目のラップがノータイムになってチャンスは潰えた。レースではルイスをオーバーテイクできる機会が何度かありそうだ。最近、僕は良いスタートが切れているから、そこはポジティブだ。タイヤ戦略で違ったことを試す価値はあるかもしれない。明日は天候がどうなるかはわからないし、いずにせよ面白いレースになるだろう。とにかく楽しみだ。カナダはいつも特別なレースだし、レースが待ち切れない」

    関連:F1カナダGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション

  • メルセデス:F1カナダGP 初日レポート

    メルセデス:F1カナダGP 初日レポート

    メルセデスは、F1カナダGP初日のフリー走行で、ルイス・ハミルトンが1番手、ニコ・ロズベルグが3番手だった。

    ルイス・ハミルトン (1番手)
    「物凄い1日だった。ここはいつも僕にとって良いサーキットだったし、また走れることを本当に楽しんでいる。クルマには概ね満足している。今日の焦点はクルマをしっかり理解できるようにすることだった。僕は自分自分を楽しんでいるし、グランドスタンドにいるファンのみんなのためにも、今週末はずっとこんな天気が続いてほしいね」

    ニコ・ロズベルグ (3番手)
    「全体的にクルマ感触はいい。でも、ここではタイヤを機能させるのがそれほど簡単ではないので、今夜そこについてもう少し分析が必要だ。僕は最初のセクターでほとんどのタイムを失っている。たぶんタイヤの温度のせいだろう。ラップのそのエリアに取り組んで、予選に向けて改善する必要がある。でも、ロングランはここまでのところは良さそうだ。初日からあんなにたくさんの観客が来てくれるなんて素晴らしい。朱末にわたって素晴らしい雰囲気になると思う」

    関連:
    ・F1カナダGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム
    ・F1カナダGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • メルセデス 「パスカル・ウェーレインは我々の未来」

    メルセデス 「パスカル・ウェーレインは我々の未来」

    ニコ・ロズベルグダイムラーのCEOであるディーター・ツェッチェは、メルセデスのF1での未来についてのビジョンを明らかにした。

    メルセデスは、ニコ・ロズベルグとの契約が今シーズン末で期限切れになることから、2017年のドライバーラインナップに注目が集まっている。

    「パスカル(ウェーレイン)は我々の未来だ」とディーター・ツェッチェは Blick に述べた。

    パスカル・ウェーレイン(21歳)は、昨年、DTMの史上最年少チャンピオンとなり、今年マノーでF1デビューを果たした。

    一週間前には、メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフも、パスカル・ウェーレインの将来が順調であることに同意している。

    一方、ニコ・ロズベルグと父親のケケ・ロズベルグは、交渉代理人としてゲルハルト・ベルガーを指名している。

    「交渉では大きな戦術的な行動を起こすつもりはない」とゲルハルト・ベルガーはコメント。

    「ニコは彼の周りにメルセデス・ファミリーがいることに感謝しているし、最高のクルマであることを知っている」

    「その一方で、メルセデスは、チャンピオンシップをリードしているニコが何を持っているかについて知っている」

    ゲルハルト・ベルガーは、メルセデスとの交渉は“良い方向”に進んでいることを確信していると Sky に述べ、状況が変わらない限り、他の選択肢に目を向けることはないと述べた。

    「だが、それまでにはまだかなりの道のりがある」とゲルハルト・ベルガーは付け加えた。

    したがって、ベルハルト・ベルガーは、ニコ・ロズベルグがフェラーリやマクラーレンと交渉しているとの報道は“単なる推測”だと述べた。

    ゲルハルト・ベルガーを良く知るメルセデスの非常勤会長を務めるニキ・ラウダは、ニコ・ロズベルグが交渉代理人としてベルガーを指名したのは良いことだと語る。

    「ゲルハルトは自分が何をやっているのかわかっている」とニキ・ラウダはコメント。

    「彼はレーシングドライバーだったし、自分自身で交渉をしていた。全くわからない外部マネージャーではない」

    「ニコがレースに勝つことに落ち着いて取り組めるように、彼はすでに状況を比較的早くに終わらせるべきだとトトと合意していると確信している」

    関連:ニコ・ロズベルグ、ゲルハルト・ベルガーを交渉代理人に指名

  • ニコ・ロズベルグ、ゲルハルト・ベルガーを交渉代理人に指名

    ニコ・ロズベルグ、ゲルハルト・ベルガーを交渉代理人に指名

    ゲルハルト・ベルガーが、ニコ・ロズベルグの代理人としてメルセデスとの契約延長交渉に関わっていることが明らかになった。

    少し前、ゲルハルト・ベルガーは、ニコ・ロズベルグとメルセデスの両者に対し、契約を更新することを勧める発言を行っていた。

    ゲルハルト・ベルガーは、ニコ・ロズベルグに代わってメルセデスとの契約延長交渉を担当していることを Auto Bild に明かした。

    「ケケ(ロズベルグ)が私に頼んできた。彼に代わって交渉を担当してくれないかとね。だが、このことは将来的に何らかの協力関係を持つことを意味するものではない」

    「これは純粋に友人として行っていることだ」

    ゲルハルト・ベルガーとニコ・ロズベルグとの関係はすでにかなり以前から始まっていた。ゲルハルト・ベルガーは、1999年からBMWのモータースポーツディレクターを務めていたが、2002年に当時17歳だったニコ・・ロズベルグにウィリアムズでのF1テストの機会を与えるために動いたのがベルガーだった。

    メルセデスの非常勤会長を務めるニキ・ラウダは「すでに彼(ベルガー)と話をした」とニコ・ロズベルグとの契約延長に関してゲルハルト・ベルガーと話し合いを行っていることを認めた。

    「ゲルハルトとは以前にも交渉を行ったことがある。私がフェラーリのアドバイザーを務め、彼がドライバーだった頃にね。今後、どのように展開するか、非常に興味深い」

  • ルイス・ハミルトン:2016 F1カナダGP プレビュー

    ルイス・ハミルトン:2016 F1カナダGP プレビュー

    ルイス・ハミルトンが、F1カナダGPへの意気込みを語った。

    ルイス・ハミルトン (メルセデス)
    「自分がF1で44勝したなんてまだ信じられない。このポイントに到達するまでに僕のキャリアを通して名前を挙げるには多すぎるくらいの本当に多くの人々が多くのハードワークをしてくれた。僕にファミリーにとって非常に特別なランドマークだ」

    「今年は簡単なスタートではなかったけど、僕と一緒に頑張ってくれたメカニックにどれくらい感謝しているか言わなければならない。厳しいレースの後、表彰台の頂点に戻れて本当に嬉しかったし、彼らにとっても大きな自信の後押しになっていることを願っている。彼らはシーズンを通して素晴らしい仕事をしてくれていたからね。でも、まだ道のりは長い。僕たちは開幕6戦でどんなことも可能であることを見てきたし、どっちに転んでもおかしくない。僕たちは最も素晴らしいチームだ。でも、以前よりもライバルからのプレッシャーは大きいので、協力して働き、どんな弱いエリアも精錬させ続けていくことが重要だ。僕は自分がこれまでと同じくらい強いことを証明してきたし、残りのシーズンもそのつもりなので、次のチャプターを楽しみにしている。モントリオールはいつも僕にとって良いトラックだったし、あの素晴らしい都市に初めて言ったときのように輝けることを願っている」

    関連:2016 F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ニコ・ロズベルグ:2016 F1カナダGP プレビュー

    ニコ・ロズベルグ:2016 F1カナダGP プレビュー

    ニコ・ロズベルグが、F1カナダGPへの意気込みを語った。

    ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
    「素晴らしいシーズンのスタートを切った後、いくつか難しいレースがあることは想定していたし、覚悟していた。そこは僕の経験が役立つところだ。前回のグランプリで、1レースで不運の全てが去ってくれたことを願っているし、ここからまた前へ上へと進んでいくよ!」

    「まずはスポンサーイベントのためにボストンに行って、そこからカナダに行くのを楽しみにしている。物凄いトラックだし、僕たちのクルマはそこでも素晴らしいと確信している。今回、レッドブルがどの位置にいるかも興味深い。再び彼らのもう少し前にいられることを願っているし、見てみよう」

    関連:2016 F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • メルセデス、F1モナコGPでの“意外”なチームオーダー

    メルセデス、F1モナコGPでの“意外”なチームオーダー

    メルセデスは、F1モナコGPでニコ・ロズベルグにルイス・ハミルトンを先に行かせるようにチームオーダーを出した。

    前戦F1スペインGPでは、同士討ちによってダブルリタイアに終わっていた二人。これまでも二人のチーム内でのライバル関係は大きな話題となっている。

    しかし、F1モナコGPでは、ニコ・ロズベルグが16周目にボー・リバージュであっさりとポジションを譲った。

    その時点でニコ・ロズベルグはペースに苦戦しており、チームから指示が出た時にはラップリーダーのダニエル・リカルド(レッドブル)に対して1周あたり1.6秒を失っていた。

    ニコ・ロズベルグのパフォーマンス不足は、セーフティカー先導の序盤8周の間にブレーキとタイヤ温度を失ったことが原因であり、それ以降もニコ・ロズベルグはタイヤを交換するまでペースを取り戻せていない。

    まず、メルセデスはニコ・ロズベルグにペースを上げるように無線で指示を出したが、ペースアップが困難と分かるとルイス・ハミルトンに道を譲るよう伝えた。

    ニコ・ロズベルグは競争することなくライバルにオーバーテイクさせたことが“とてもつらかった”と認めつつも、チームのルールに従って行動したと主張している。

    「まず、あの時はとても単純だった。ずっと決めてあるルールがあるからね。あのペースでは優勝など争えないし、本当に最悪だったけど、ルイスにチャンスを与える必要があったのは明らかだ」とニコ・ロズベルグは述べた。

    「チームからはペースを上げるように警告されていたけど、できなかったからね、次のステップはルイスを先に行かせることし、たぶん、そういう意味ではチームにとって最終的なリザルトに価値をもたらしたと思っている。だから、あの時はああするのが正しかった。そうしなければルイスは勝てていなかっただろうしね」

    「あれがあったから、チームはモナコで勝利を掴むことができた。だから、完全に理にかなったことだし、とてもシンプルな話だ。もちろん、とてもつらかった。それは間違いないけど、覚悟を決めるのは簡単だったし、ずっと言っているように、あの瞬間は別にチャンピオンシップのことなんて考えていない」

    「モナコで勝ちたかったのでガッカリしている。ホームレースで勝ちたかった。シーズンの中で一番エキサイティングなレースだし、僕は勝つためにここに来ているので、まったく届かなかったことにとても落胆している。それだけだ。何ポイント差とか、そういうのは気にしていないからわからない」

    ルイス・ハミルトンは、ニコ・ロズベルグへの感謝を示している。

    「それまで何があったか知らなかった。彼にトラブルがあったのかと思っていた」とルイス・ハミルトンは説明。

    「多分温度だと思う。僕もそうだったからね。僕は何とかブレーキとタイヤの温度をキープできた」

    「ニコの後ろにいたとき、僕の方がずっと速いことはわかっていた。でも、彼の水しぶきで何も見えなかったし、後ろに引っかかっていたら二人ともこのレースでは勝てないと思っていた。でも、彼が話したように、僕たちにはチームからプッシュを求められたときにそれができず、チームの優勝チャンスを潰すような状況についての合意がある」

    「そういう合意はあるけれど、ここでそれを聞くまでそういうことだとは知らなかった。だから、ジェントルマンでいてくれて感謝している」

    ルイス・ハミルトンは、チームにニコ・ロズベルグをどかせるように要請はしていないという。

    「全然。彼をどかせるように言うなんて、そんなこと本当に滅多にないことだ。僕はニコのすぐ後ろにいて、エンジニアから言われて、僕の方がずっと速いけれどパスするのはとにかく厳しいって答えた。そこから何かが起こったのかどうかは知らないけど、僕はこのレースに勝てると感じつつ、後ろにひっかかっていることでチームの優勝はないなと思っていた」

    メルセデスを率いるトト・ヴォルフは、ニコ・ロズベルグに対する指示をチームが軽く決断したわけでないと強調している。

    「まず、どのドライバーにとってもあのよな決定を受け入れるのは非常に難しいことだ。我々はそれを理解している。だからこそ、何周にも渡って状況を調べた。結果、多くのレースタイムを失っている」

    「数周ほど様子を見て、タイヤが機能し始めることを願ってはみたが、ほとんどダメージを負ったマシンのような状態だったのであの判断に至った。これまでやって来たことではなかったので、何度も話し合ったが、マシンに問題があるのは明らかだった」

    トト・ヴォルフによると、ピットウォールからの指示に対してニコ・ロズベルグは疑問さえ口にしなかったという。

    「ひとつの質問もなかった。最初はできるならペースを上げるように指示し、そうでなければ道を譲るようにと言った。1周後、先に行かせるようにと言ったらすぐに対応してくれた」

    F1モナコGPで、ルイスハミルトンとニコ・ロズベルグとのポイント差を一気に19ポイントまで縮まった。

    元F1ドライバーのクリスチャン・ダナーは、ニコ・ロズベルグの行為に疑問を呈している。

    「チームはニコは一流だったと言っているが、最終的に彼はワールドチャンピオンになりたいはずだ。最後にニコが2〜4ポイントで逃したら、彼はルイスを先に行かせたことを思い出すだろう。それにルイスは同じことはしないと思う」と Bild に述べた。

    ニコ・ロズベルグのこの行為はチームとの契約のためだとの見方もある。今年末でメルセデスとの契約が切れるニコ・ロズベルグは、チームと契約を延長するための交渉の真っ最中であり、すでに1年契約か複数年契約かを決めるだけの段階だと噂されている

    だが、ニコ・ロズベルグは、レースで道を譲る際にそのようなことが頭をよぎることはなかったと主張した。

    「そういうことは考えていない。僕にとってそれは最上位の問題ではない。今までだってそうだったし、このレース後も同じだ。繰り返すけど、僕はメルセデスに満足しているし、メルセデスも僕に満足している。だから、僕はまだ何年もここにいることになるだろう」

  • メルセデス:ルイス・ハミルトンが今季初勝利 / F1モナコGP

    メルセデス:ルイス・ハミルトンが今季初勝利 / F1モナコGP

    メルセデスは、F1モナコGPの決勝レースで、ルイス・ハミルトンが優勝。ハミルトンは通算44勝目。チームメイトのニコ・ロズベルグは7位だった。

    ルイス・ハミルトン (優勝)
    「44回目の優勝には最高の場所かもしれない。ここで優勝してから8年が経った! なんて特別な一日だ…実際、僕がこれまで覚えているなかで最も厳しいレースのひとつだった。ゾーンに留まり、いかなるミスもせず、トップに立てたことがとにかく信じられない」

    「僕は毎日ここを歩いて、ファンジオ、モス、ヒル、セナといったこのレースに勝った偉人のことを考えている。そのリストに再び僕の名前が刻まれるなんて本当に驚くべき気分だ。僕が戦略的な決定を自分の手柄にできるのはとても珍しいことだ。でも、チームが最初にピットインを要求してきたとき、僕はトラックが乾いてきているのがわかったし、タイヤもまたかなりいいと感じていた。それで彼らに全てを伝えて、彼らはステイアウトするように言ってくれた。それが本当にうまくいった。とにかくタイヤを労わり続けた。乾いてきて、人々がインターミディエイトでタイムを出し始めているのを見たときはちょっとペースを上げた。その段階で彼らのタイムに匹敵していたので、『実際に乾くまでこのままでいられる』と思ったんだ。でも、最初の2つのセクターはほぼ乾いていたので、そのウィンドウに留まるのは本当にトリッキーだった。スリッックで出て行ったときは氷の上を走っているようだった。ハードにプッシュする方法を知るのは難しかったし、僕たちはとても接近していた。彼のピットストップが良かったら、僕は前には出られなかっただろう。でも、このようなことは起こるべくして起こる。今日は44勝目がその理由だった」

    ニコ・ロズベルグ (7位)
    「レースでは、良い日も悪い日もある。僕にとって今日は悪い日だった。勝利を争うペースがなかったし、理由を理解する必要がある。おそらくブレーキの問題だろう。でも、またはっきりとはわからない。ウェットタイヤでのレース序盤は限界までプッシュできるとは感じられなかった。ルイスを先に行かせるというチームからの要求を受け入れたのは単純な決断だった。その時点はとても辛いけど、僕はとてもペースが悪かったし、ルイスがチームのために優勝するスピードがあるのはかなり明白だった。僕たちには常にルールがある。前にいて、もう一人に優勝するチャンスがある場合には、そのチャンスを彼に与えるというね。そこからは自分のやり方では行けなかった。ピットストップはトリッキーだったし、ピトレーンが渋滞していたのでボックスで待たなければならなかった。とにかくクルマが溢れていて、気づいたら6位に後退していた。モナコでは一旦後ろになると、身動きが取れなくなってしまう。最後、ニコ(ヒュルケンベルグ)のソフトタイヤの方がかなりラバーが残っていたし、僕のウルトラソフトは終わっていた。霧雨で温度を失ってグリップも失い、彼ぬ抜かれてしまった。実際、そんな感じだ。今日にはとても落胆している。再びホームレースで本当に勝ちたかったけど、うまくいかなかった。タフだったし、全てを受け入れるには時間が必要かもしれない。でも、そのあとはカナダともっと強くなって戻ってくるチャンスに焦点を移していくつもりだ」

    メルセデス 2016 F1モナコGP
    関連:F1モナコGP 結果:ルイス・ハミルトンが今シーズン初優勝

  • メルセデス:連続ポールポジョンがストップ / F1モナコGP 予選

    メルセデス:連続ポールポジョンがストップ / F1モナコGP 予選

    メルセデスは、F1モナコGPの予選で、ニコ・ロズベルグが2番手、ルイス・ハミルトンが3番手だった。メルセデスの連続ポールは11で途絶えた。

    ニコ・ロズベルグ (2番手)
    「ダニエルがQ3で最初のタイムを記録したときは本当に驚いた。『ちくしょう、何て速いんだ!』とて思ったね。それを超えるためにベストを尽くしたし、少し近づけたけど、残念ながら、ポールには十分ではなかった」

    「レッドブル、そして、特にダニエルは今日素晴らしい仕事をした。初めてのポールポジション、おめでとう。ここモナコで獲得するなんて格別だろうね。でも、明日はまだ僕たちにもこのレースに勝つチャンスが残っている。ダニエルはスタートが硬めのタイヤでグリップレベルが低いので、僕たちはそこでゲインできることを願っている。僕が硬めのコンパウンドだった中国では彼にスタートでやられてしまったので、明日はやり返してオーバーテイクしたいね。今週末はスタートをたくさん練習してきたので楽しみだ。この素晴らしいコースでまたレースをするのが待ち切れない」

    ルイス・ハミルトン (3番手)
    「今は言葉を見つけるのが難しい。僕は今日コース上で最速だったけど、Q3のスタートで起きたトラブルによってそのペースを生かすことができなかった。与えられたラップでベストを尽くしたし、そこには本当に満足している。最後のアタックはバンカーラップになるはずのものだったので、10番手だったかもしれないものが3番手からスタートできるのは救いだ。レッドブルはダニエルにスーパーソフトを履かせるという異なることをやってきた。それがどう展開するかはわからない。コンパウンドは似通っているので、スタートで僕たちのウルトラソフトが有利になるとは思わない。ダニエルが先にターン1に入ったら、彼はマシンをできるだけワイドに走らせて、タイヤを持たせ、とにかくそこに居座ろうとするだろうし、その後ろでバトルをする僕たちはタイヤをすり減らすことになるので、ここでのオーバーテイクはほぼ不可能だ。最も柔らかいタイヤでもかなり硬いので、ドライのままなら楽に1ストップでいけるだろう。ますますタフだ。雨で少し混乱が起きるといいね。前回、僕がここで3番手からスタートしたのは2008年はレースに勝ったんだ。始まる前はそこからのスタートではもうチャンスはないと思っていたけど、最後は素晴らしいレースになったので、見てみよう。何が起こるかわからない」

    関連:F1モナコGP 予選:ダニエル・リカルドが自身初ポールポジション!