カテゴリー: メルセデスF1

  • メルセデス:F1ハンガリーGP 金曜フリー走行レポート

    メルセデス:F1ハンガリーGP 金曜フリー走行レポート

    メルセデスは、F1ハンガリーGP初日のフリー走行で、ルイス・ハミルトンが5番手タイム、バルテリ・ボッタスが6番手タイムだった。

    ルイス・ハミルトン (5番手)
    「比較的ノーマルな一日だった。予想通り、フェラーリとレッドブルはかなり速かったし、僕たちよりも少しペースがあったので、僕たちには今夜やらなければならない作業がある」

    「ここはトリッキーなサーキットだし、タイヤはオーバーヒートしている。リアタイヤを労わることが最大の問題だ。今日の温度とコーナーが続くトラックレイアウトによってタイヤをクールダウンさせる時間がなくて本当にトリッキーだった。これから報告会を行って、明日までに何を変更していけるか詳しく検討して考察していく。今夜何らかのことを見つけられることを願っている。明日は晴れて欲しい。今夜どのような変更を施したとしてもそれをテストできるっようにね」

    バルテリ・ボッタス (6番手)
    「今日は簡単な一日ではなかった。クルマは運転しづらかったし、特にFP1ではラップをまとめることに苦労していた。FP2ではなんとかセットアップを改善させることができたけど、やらなければならない作業はまだたくさんある。難しいサーキットだし、すべてのコーナーを正しくまとめるにはバランスの取れたクルマが必要だ。クルマをもっと安定させる必要がある。明日は風向きが変わると予報されているのっで、そこも考慮する必要がある。ウルトラソフトを一貫して機能させることに苦しんでいたし、いくつかオーバーヒートの問題があった。ここはオーバーテイクが難しいので、トラックポジションが重要だし、常にピットストップを少なくできるにこしたことはない。レッドブルとフェラーリは予想通り速い。かなりの接戦になると思う」

    関連:F1 ハンガリーGP フリー走行2回目:セバスチャン・ベッテルが最速タイム

  • ウィリアムズ、2019年からメルセデスのギアボックスを購入へ

    ウィリアムズ、2019年からメルセデスのギアボックスを購入へ

    ウィリアムズは、事実上のメルセデスの“Bチーム”化に少しずつ近づいているようだ。2019年からメルセデスのギアボックスとリアエンドを採用すると報じられている。

    今年、空力コンセプトを一新したウィリアムズだが、現状ではグリッドで最も遅いクルマだと評価されている。かつてウィリアムズでF1ワールドチャンピオンを獲得したジャック・ヴィルヌーヴは、ウィリアムズは事実上“死んでいる”と苦言を呈している。

    そんなウィリアムズにとってメルセデスの“Bチーム”になることが解決策になるかもしれない。

    「フェラーリ/ザウバーのモデルは、そのようなアライアンスが競争力を維持するために非常に重要であることを示している」とトト・ヴォルフは Le Figaro に語っている。

    Auto Motor und Sport は、舞台裏で多くのことが話し合われていると報道。

    今季、ウィリアウズは自社製のギアボックスを使用しているが、同社「来年、ウィリアムズはメルセデスのギアボックスとリアエンドを使うことになる」と報道。

    実際、ハースF1チームはフェラーリのギアボックスとリアエンドを含めた多くのパーツを使用しており、レッドブルの姉妹チームであるトロロッソは来季からレッドブルと同じリアエンドを使用する。

    ウィリアムズがパワーユニットだけでなく、ギアボックスとリアサスペンションもメルセデスから購入することを決定したことは、援助の必要性があることを認めているようだ。

    しかし、ウィリアムズは、ハースのようにフェラーリのサテライトチームのような立場ではなく、本質的には完全なF1コンストラクターとして継続することを決断したとしている。

    実際、先週末のF1ドイツGPでは、ディフューザーの問題が解決され、新しいフロントウイングも期待通りに機能するなど、ウィリアムズには進歩の兆候がみられていた。

    「期待していたことを成し遂げることができた」とウィリアムズの技術代表を務めるパディ・ロウはコメント。

    「残念ながら、やらなければならないことはもっとたくさんある。深く掘り下げるほど、弱点が明らかになってくる」

    「ハンガリー、そして、スパでもより多くの新しいパーツを導入する。ホッケンハイムで導入したフロントウイングは非常に注目に値するものだった」

    「今後のレースでのアップグレードはそれほど大きなものではない。だが、ホッケンハイムは進歩の兆しだったと考えている」

  • メルセデス 「ハッケンハイムでは最速のクルマではなかった」

    メルセデス 「ハッケンハイムでは最速のクルマではなかった」

    メルセデスのチーム代表を務めるトト・ヴォルフが、2018年のF1世界選手権 第12戦 ハンガリーGPへの意気込みと舞台となるハンガロリンクについて語った。

    メルセデスは、母国レースとなった前戦ドイツGPで1-2フィニッシュを達成。14番手グリッドから優勝したルイス・ハミルトンはドライバーズ選手権、メルセデスはコンストラクターズ選手権で首位に浮上した。

    しかし、予選ではセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がポールポジションを獲得しており、トト・ヴォルフはストレートでおよそ0.55秒の差をつけられていたと分析している。

    「今シーズンは不運がかなりあったが、ホッケンハイムで我々の運勢は変わったように感じだ。1-2は常に素晴らしい結果だ。2番手グリッドと14番グリッドからスタートして、メルセデスのホームでその結果を得られたことは本当に信じられないことだった」とトト・ヴォルフはコメント。

    「だが、現実的に考えてみると、ホッケンハイムで我々が最速のクルマをもたらせなかったことはわかっているし、そう認識している」

    「シーズンは中盤を過ぎたが、我々は非常に小さなマージンではあるが、両方のチャンピオンシップをリードしている。我々のチームの一人一人のメンバーがそれを実現するために非常に懸命に仕事をしてきたし、我々のファクトリー内の決意とエネルギーは絶え間なく成長しているように思う」

    「我々全員がチャンピオンシップのハーフタイムでは何も賞が与えられないことを知っているし、パフォーマンスを改善させるためにプッシュし続けていく」

    「ハンガリーでもフェラーリとレッドブルの両方とのタフな戦いになるだろう。ハイダウンフォーストラックであり、理論的にはブダペストでは彼らの両方が非常にははずだ」

    「だが、ドイツグランプリで教えられたものがひとつあるとすれば、予想がレース結果を決めることはないということだ。我々はできるだけ多くのポイントを獲得して夏のシャットダウンに入れるよに全力を尽くしていく」

    関連:2018年 F1ハンガリーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • メルセデス会長、セルジオ・マルキオンネ退任によるF1への影響を懸念

    メルセデス会長、セルジオ・マルキオンネ退任によるF1への影響を懸念

    メルセデス・ベンツのディーター・ツェッチェ会長は、セルジオ・マルキオンネがフェラーリの会長兼CEOを辞任したことがF1に与える影響を懸念しているう。

    7月21日(土)、フェラーリの会長兼CEOおよびフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の最高責任者(CEO)を務めてきたセルジオ・マルキオンネ(66)が“健康状態の悪化”により、すべてのポジションから即時退任することが発表され、突然のニュースは世界中で驚きをもって迎えられた。

    セルジオ・マルキオンネは今月、右肩の手術を受けて医療休暇を取っていた。しかし、今週になって“想定外の合併症”が発生し、症状が大幅に悪化したことで、実務を続行することが不可能な状態と判断された。一部報道によるとセルジオ・マルキオンネは集中治療室で昏睡状態にあり、容体は“回復不能”なほど深刻な状態だと伝えている。

    フェラーリとFCAグループはすぐに後任選定の会議を開き、ジョン・エルカンがフェラーリの会長、マイク・マンリーがFCAグループのCEOに就任することを発表。フェラーリのCEOにはルイス・キャリー・カミッレーリが株主の承認をもって就任することを発表している。

    La Gazzetta dello Sport によると、スクデリア・フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネは23日(月)に新会長のジョン・エルカンと会い、その場にはセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンもビデオ会議で参加したという。
    会長就任後、ジョン・エルカンは「世界選手権で優勝することがフェラーリの唯一のゴールだ」とジョン・エルカンは語っている。

    会長交代がフェラーリの2019年のドライバーラインナップにどのような影響を与えるかは不明だが、多くの者がセルジオ・マルキオンネが推していたシャルル・ルクレールの昇格ではなく、キミ・ライコネン残留を選ぶことになるのではないかと考えている。

    しかし、セルジオ・マルキオンネの退任は、フェラーリ内への影響だけではなく、F1の政治的な立場にも影響を与えるのではないかと考えられている。

    セルジオ・マルキンネは、2012年の新レギュレーションがフェラーリの考え方に見合ったものでなければ、F1を撤退すると強硬な姿勢をみせていた。

    メルセデスのCEOを務めるディーター・ツェッチェは、セルジオ・マルキオンネの予期せぬ退任はF1にとって重要な出来事であり、フェラーリ、F1チーム、そして、スポーツの商業権保有者との間の交渉、関係性、同盟関係を乱す可能性いがあると懸念している。

    「戦ってはいるものの、私は常にセルジオと協力しあってきた」とディーター・ツェッチェは Ansa にコメント。

    「今後どのようなことが起こっていくのかはわからない。我々はすべてをやり直す必要があるからだ。セルジオと同じように良い関係を維持できることは間違いないと思うがね」

    「だが、我々が一緒に働くことができる一定の定点に到達していたことは明らかだ。それはもはや不可能なものになるだろう」

    「将来は大きな疑問だ」

    関連:セルジオ・マルキオンネ、健康状態の悪化でフェラーリの会長を退任

  • FIA、ルイス・ハミルトンの審議が遅れた理由を説明 / F1ドイツGP

    FIA、ルイス・ハミルトンの審議が遅れた理由を説明 / F1ドイツGP

    F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、F1ドイツGPでのルイス・ハミルトンのピットレーン違反を審議対象とする発表が遅れた理由を説明した。

    67周のレースの53周目。メルセデスはダブルピットストップを試みるもバルテリ・ボッタスのタイヤ交換が遅れたことで急遽ルイス・ハミルトンにステイアウトを指示。ハミルトンはピットレーン入口に差し掛かっていたが、ぎりぎりでコースとピットレーン入り口の間にある芝生を乗り越えてコースに戻った。

    国際競技規約では、不可抗力である場合を除き、ピットレーンに進入するマシンがピットレーンとコースを隔てる線を横断することは禁じられている。

    その後、レースが進行するなかで他のインシデントには審議対象の通知と裁定が発表されたが、ルイス・ハミルトンの一件については発表がなく、実際、ルイス・ハミルトンは表彰台の後にスチュワードに召喚されるまで、審議対象となっているを知られなかった。

    最終的にレース終了から3時間後、スチュワードはルイス・ハミルトンを戒告処分とするとの裁定を下している。

    他のペナルティは迅速に伝えられており、去年のアメリカGPでは、マックス・フェルスタッペンに最終ラップでの違法なオーバーテイクに対して、表彰台セレモニー前にペナルティが伝えられている。

    ルイス・ハミルトンは14番手から大逆転勝利を挙げており、判断の遅れには裏事情があったのではないかとの穿った見方もあった。

    チャーリー・ホワイティングは、今回のケースについてはスチュワードがチームから事情を聞く必要があると感じていたと語った。

    「チームを呼び出すかどうか、彼を呼び出すための十分な理由があるかどうかを確かめるのに少し時間がかかった」とチャーリー・ホワイティングはコメント。

    「レース終了がかなり近づいていたので、我々は調査をレース後まで待ちたかった。そのあと雨が降り、雷雨になるなどもあった」

    「全てが落ち着いたときにそれを調べなければならかった。そして、スチュワードは彼らとその件について話し合うべきだと決定した」

    チャーリー・ホワイティングは、ルイス・ハミルトンのドライビングについてフェラーリから抗議はなかったと付け加えた。

    スチュワードは、ステイアウトするかピットに入るかについてチーム内で混乱があったことで違反に至ったとドライバーとチームが率直に認めていること、今回の違反がセーフティカー導入中に発生したこと、他の競技者にいかなる危険も及ぼしておらず、方向転換は安全な形で実行されていたことを考慮し、ルイス・ハミルトンにタイムペナルティではなく、戒告処分に留めている。

    ルイス・ハミルトンは、スチュワードに今回の件について包み隠さず説明したと述べた。

    「彼らは何が起こったのかについて説明を求めてきた。僕は彼らに100%オープンに話をした。過去には何度もあそこにいたことがあるけど、今は滅多に彼らに会うことはない。僕はルールを尊重しているし、彼らがやらなければならない仕事をリスペクトしている」

    「僕はオープンだった。彼らはどれほど混乱していたかを見て、聞くことができた。戻らなければならず、その場を後にしたけど、彼らは『すぐにお知らせします』と言っていたよ」

    関連:ルイス・ハミルトン、規約違反も優勝に影響なし / F1ドイツGP

  • メルセデス、チームオーダー発令の根拠を説明 / F1ドイツGP

    メルセデス、チームオーダー発令の根拠を説明 / F1ドイツGP

    メルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフは、F1ドイツGPでバルテリ・ボッタスにチームオーダーを発令する決断を下したのは1-2フィニッシュを手放すリスクを避けるためだったと説明した。

    14番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンは、セバスチャン・ベッテルのクラッシュにとってバルテリ・ボッタスがピットインしたことでトップに浮上した。

    フレッシュなウルトラソフトを装着したバルテリ・ボッタスは、セーフティカー後のリスタートでルイス・ハミルトンに勝負を仕掛けたが、その後、メルセデスはチームオーダーを発令してバトルを止めさせ、ルイス・ハミルトンは後続を引き離してトップでチェッカーを受けた。

    結果として、ルイス・ハミルトンは、ドライバーズ選手権でセバスチャン・ベッテルに17ポイント差をつけて首位に浮上。バルテリ・ボッタスも2位に入って1-2フィニッシュを達成したメルセデスは、コンストラクターズ選手権でもフェラーリから首位の座を奪還することに成功した。

    「レース後半の要求に関してだが、彼らがリスタート時にお互いに勝負を始めた頃、雨が降っていたし、まだ湿った部分が残っていた。我々は過去数戦でかなりの不運に見舞われており、1台もしくは2台とも失うというシナリオだけは想像したくないものだった」

    トト・ヴォルフは、メルセデスがチーム内でナンバー1とナンバー2を明確にしているとの見方を否定。どちらのドライバーが前にいたとしても、同じようなチームオーダーを発令していたと付け加えた。

    「逆だったとしても同じことをしただろう」とトト・ヴォルフは主張。

    「それはチーム内にある透明性であり、違いはなかったと思う。不運によって失っていたポイントを取り戻すために、ダブル表彰台、1-2を獲得することが重要だった。二人のうちのどちらが前にいるかに関わらず、彼をホームにもたらすおkとが重要だった」

    バルテリ・ボッタスは勝利を掴めなかったことに失望していることを認めつつも、すぐに決定を理解し、受け入れたと認めた。

    「セーフティカー後にルイスと少しバトルをしたけど、抜くことができなかったし、リスクを最小限に抑えるよう伝えられた。そこは理解できる」とバルテリ・ボッタスはコメント。

    「ドライバーとして、僕たちは勝利を望んでいるし、セブがリタイアしたときには良いチャンスだと思った。ルイスにとってセーフティカーはいいタイミングで入ったと思う。彼はステイアウトすることができたからね。ポジティブに捉えると、チームとして僕たちにとってパーフェクトな結果だった」

    関連:F1ドイツGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで大逆転優勝!

  • メルセデス:ハミルトンの大逆転勝利で母国レースで1-2 / F1ドイツGP

    メルセデス:ハミルトンの大逆転勝利で母国レースで1-2 / F1ドイツGP

    メルセデスは、F1ドイツGPの決勝レースで、14番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンが優勝。バルテリ・ボッタスも2位表彰台を獲得し、母国レースで1-2フィニッシュを達成した。

    ルイス・ハミルトン (優勝)
    「こんなレースは経験したことがない。グリッドについて、前のドライバーたちに追いつかなければならないことはわかっていた。それが僕の目標だった」

    「第1スティントはとても長かったし、タイヤがもう耐えられなくなっていたので、雨が降り始める前にピットインしなければならなかった。雨がどんどん降ってきて、かなりトリッキーになっていったけど、ここまで来て、それを諦めることなどできいなかった。特にチームが僕たちと契約を延長して信頼を示してくれた週末にメルセデスのために1-2を達成できるなんて物凄いことだ。今日はこのような結果が達成できるなんて全く考えもしなかったけど、とにかくプッシュし続けて、信じ続けていた。レース前はいつものように祈っていたし、その祈りが答えてくれたように感じている。今週末はネガティブなことが多かったけど、雨が降ってきて、そのようなすべてのネガティブなことを一掃してくれたように感じてる。リアルドリームだ。今日のことはずっと忘れない」

    バルテリ・ボッタス (2位)
    「このレースで勝ちたかったけど、今はチームのためにとても嬉しく思っている。ドイツのメルセデスのホームレースでパーフェクトな結果だ。今日は勝利のために戦っていたし、レース終盤はかなりいい展開になり始めていた。でも、残念ながら、タイヤ寿命という点で理想的ではないタイミングでセーフティカーが入ったのはちょっと不運だった。そこでレースを失った。ルイスは見事なカムバックを果たしたし、物凄いレースをしていた。彼のベストのひとつかもしれない。最終的に彼の方がセーフティカーのタイミングが少しラッキーだった。リスタートでいいチャンスがあったし、ルイスと僕は素晴らしいフェアなバトルをした。でも、彼は前に留まった。見ていてかなりエキサイティングだったはずだ。2台の同じクルマがコース上で戦うんだからね。インターミディエイトタイヤには交換しないことを決断した。リスキーだったけど、チームは雨が長くは続かないと落ち着いていた。それはまさに正しい判断だったし、チームを信頼して良かった。僕たちはハードにプッシュを続けていく。僕の番が来ると確信している」

    トト・ヴォルフ (メルセデス チーム代表)
    「なんて素晴らしいレースだ。最近のレースでは不運が相次いでいたが、ここホッケンハイム、メルセデスの地元で、1-2フィニッシュだ。今日は我々にとって運が好転したように感じている。2人のドライバーとツェッチェ氏が表彰台に立っているのは完璧なシーンだった。いつも通り、レースは土曜日ではなく日曜日が本番であり、時に最速マシンが勝たないこともある。今日はそうなった。ただ、勝利の喜びがありながらも、我々の思いはセルジオ・マルキオンネと彼のご家族と共にある。コース上ではライバルでありながら、コースを離れれば良き友人であり、彼の病に関する一報を聞いて胸が痛い。今回のようなグランプリをわずかなセンテンスでまとめるのは難しいが、雨が降り出した時にはいろいろとおもしろい形に展開した。バルテリは1ストップの計画を成功させられることに取り組んでいたが、あのタイヤを履いた彼は前にいたフェラーリ勢よりも調子が良かったように思う。同様に、ルイスもソフトタイヤで長く走りながらも素晴らしいペースを見せており、レース後半には上位勢に狙いを定める態勢に入っていた。セーフティカーが出動した際にはかなりの波乱が起き、かなりギリギリの発令だったので無線のトラフィックが激しく、最終的に1台がピットインして1台がコースにとどまることになった。これが我々にとってはあらゆるオプションをカバーする結果となり、レース再開と同時にバトルが始まった。これだけ多くの危機と、ここ数週間の不運を考えて、バルテリにはポジションを維持してほしいと求めた。もちろん、マシンの順番が逆であっても同じ要求をした。なぜなら、1台もしくは2台ともを失ような事態を避け、1-2を守るらなければならなかったからだ。シルバーストンのドラマと昨日の予選のことを考えれば、今回は夢のような結果であり、この予測不能さがスポーツの美しさだ。だが、我々の焦点はすぐにハンガリーへと切り替える。来週末にはまた一からやり直さなければならない」

    関連:F1ドイツGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで大逆転優勝!

  • ルイス・ハミルトン、規約違反も優勝に影響なし / F1ドイツGP

    ルイス・ハミルトン、規約違反も優勝に影響なし / F1ドイツGP

    F1ドイツGPの決勝でトップでチェッカーを受けたルイス・ハミルトンは、レース終盤にピットエントリーとコースとの間の白線を横切ったことでスチュワードの審議を受けたが、順位に影響を与えるペナルティは科せられず、優勝が確定した。

    52周目。トップを走行していたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が雨でグリップを失いコースアウトしてリタイア。これによりセーフティカーが導入される。

    ここでメルセデスは急遽タイヤ交換のためのダブルストップを試みる。最初にピットに入ったのは2番手を走行していたバルテリ・ボッタス。しかし、ピット内は混乱してタイヤは用意されておらず、バルテリ・ボッタスのタイヤ交換にかなりの時間を要する。

    この時点で2番目にピットインする予定だったルイス・ハミルトンはすでにピットレーン入口に差し掛かっていた。メルセデスからの無線は「ステイアウトだ!インだ!いや、ステイアウトだ」とパニックになりながらも、土壇場でなんとかコース上に留まるように指示。ルイス・ハミルトンはぎりぎりでコースとピットレーン入り口の間にある芝生を乗り越えてコースに戻った。

    国際競技規約では、不可抗力である場合を除き、ピットレーンに進入するマシンがピットレーンとコースを隔てる線を横断することは禁じられている。

    メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは無線のやりとりの一部が失われていたと主張している。

    「あの時、コース上はかなり混乱しており、正しい判断を下すのは非常に難しかった」とトト・ヴォルフはコメント。

    「無線のやり取りの一部が失われ、最終的には彼がステイアウトを決断した。しかし、結果的にはそれでギャンブルを分散できたので、我々にとってはよかった。あれが正しい判断だったことも分かっている」

    レース後、スチュワードはこの件を審議対象とし、ルイス・ハミルトンとメルセデスの代表者を呼び出して事情聴取を行った。その結果、スチュワードは、ルイス・ハミルトンは規則に違反したが、タイムペナルティには及ばない判断し、戒告処分に留めた。

    スチュワードは「スチュワードは映像および音声の証拠を見直し、カーナンバー44のドライバー(ルイス・ハミルトン)とチーム代表者から聴取した。当該ドライバーは明らかにコースとピットエントリーを隔てるラインを横断しており、ルールに違反していることは明白だ」と声明で述べた。

    「今回の違反に対する処分を決定するにあたり、我々は以下の軽減要素を考慮した。(i)当該ドライバーおよびチームは率直にミスを認め、ステイアウトするかピットに入るかについてチーム内で混乱があたことで違反に至ったと認めている。(ii)今回の違反がセーフティカー導入中に発生した事実。(iii)他の競技者にいかなる危険も及ぼしておらず、方向転換は安全な形で実行されていた。以上をすべて考慮し、また、上記のルールに関する過去の違反を踏まえた結果、我々は今回の場合における違反については戒告処分が適切なペナルティであるとの意見である」

    ルイス・ハミルトンは、2位のバルテリ・ボッタスと4.535秒差、キミ・ライコネンと6.732秒でフィニッシュしており、タイムペナルティが科せられていた場合は優勝を失う可能性があった。

    関連:F1ドイツGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで大逆転優勝!

  • メルセデス 「フェラーリにストレートで0.5秒差をつけられている」

    メルセデス 「フェラーリにストレートで0.5秒差をつけられている」

    メルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフは、F1ドイツGPの予選でフェラーリにストレートで0.5秒の差をつけられていたと語り、チームにとってそれは“厳しい警告”だと表現した。

    フェラーリは、F1カナダGPでパワーユニットにアップグレードを導入して以降、印象的なペースを発揮している。フェラーリのF1エンジンの開発はカスタマーチームのハースとザウバーの好調ぶりも証拠となっている。

    F1ドイツGPの予選では、セバスチャン・ベッテルがメルセデスのバルテリ・ボッタスに0.206秒差をつけてポールポジションを獲得。3番手にもキミ・ライコネンがボッタスから0.131秒差につけた。

    フェラーリの優位性について質問されたトト・ヴォルフは「過去4年間、クリスチャン(ホーナー/レッドブル・レーシング チーム代表)直線スピードについて不満を言っているのを耳にしてきたので、我々はそこには行きたくない」とコメント。

    「だが、実際にはそこが我々が今日失っていた部分だ。彼らは素晴らしいパワーユニット、巨大なパフォーマンスを持っている」

    「我々はあらゆるコーナーで良く見えるが、直線でのパフォーマンスは彼らに匹敵できていない。バルテリはセクター3で驚異的だったし、ポールポジションに近づけたのはそれが理由だ。とにかく我々は状況を調査し、改善しなければならない」

    以前にルイス・ハミルトンはがホッケンハイムのストレートでメルセデスは0.3秒遅れていると発言していたことについて質問されたトト・ヴォルフは「正確に言えば、ストレートでは0.5秒だった」とコメント。

    「我々はどのようにパワーユニットのアウトプットを増加させられるか発見していく必要がある」

    「このチャンピオンシップに勝ちたければ、もしくはこのチャンピオンシップの戦いに残りたければ、我々が今日目の当たりにしたことは厳しい警告だ」

    トト・ヴォルフは、フェラーリの“並はずれた”開発に感銘を受けたと語り、キミ・ライコネンはまだ古いスペックのV6エンジンを搭載していることを指摘。それは他のエリアからパフォーマンスを得ていることを意味する。

    フェラーリのハイブリッドシステムの合法性は議論の対象となっており、F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングとFIAの代表者は、パワーユニット問題について議論するためにメルセデスのモーターホームを訪問していたとされている。

    しかし、トト・ヴォルフは、議論はレース週末で実施されているる“通常のビジネス”だったと主張する。

    「調べまわてt『合法ではない』と言うよりも、『パワー出力を達成するために我々には何ができるか?』といえる必要なマインドセットを持っていることは非常に重要なことだ。我々は自分自身を見ている状況にあり、どのようにそれを達成できるか、それを我々が達成できないなら、他はどのように達成しているのかと考えている」とトト・ヴォルフは語った。

    関連:F1ドイツGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション

  • メルセデス:ボッタス2番手もハミルトンにトラブル / F1ドイツGP 予選

    メルセデス:ボッタス2番手もハミルトンにトラブル / F1ドイツGP 予選

    メルセデスは、F1ドイツGPの予選で バルテリ・ボッタスが2番手、ルイス・ハミルトンはQ1でマシントラブルが発生して以降のセッションを走ることができず14番手だった。

    バルテリ・ボッタス (2番手)
    「良いラップだと感じていた。特にセクター3はね。でも、今日はポールに手が届いたとは思わない。フェラーリの方が少し速かった。明日、僕たちと彼らは非常に接戦になるうだろう。レーススタートと戦略が結果を決めることになると思う」

    「僕たちはスタートに取り組んできたし、良い進歩を遂げているけど、フェラーリは今シーズン本当に良いスタートを切っている。僕たちがそのギャップを縮めらているかどうかが分らるだろう。ルイスが予選の大部分を逃してしまったのは残念だ。彼はできる限り順位を上げるために頑張るだろうし、以前のレースでも彼にはそれが可能なことを見てきた。僕としては1つポジションを取り戻すことに集中していく。レーススタートがそのベストなオプションになるだろう。メルセデスにいる僕たちにとってホッケンハイムはホームレースだしあ、明日はベストを尽くす」

    ルイス・ハミルトン (14番手)
    「厳しい一日だったけど、スポーツではこのようなことは起こり得る。これもレースの一部だ。ターン1でハイドロリックが故障して、パワーステアリングを失い、脹らんでしまった。このよゆな接戦でチャンピオンシップを争っているときに、このよう日々を過ごしている余裕はない。多くの準備をして、全員が懸命に仕事をしている。だから、予選から早くに外れてしまったのはちょっとショックだった。意気消沈し、このような展開になることを信じられないときもあるけど、愚痴を言わずに努力するしかない。あの時はクルマをガレージに押し戻して、修復できるかもしれないと考えていた。それは僕が諦めない。僕にできることは、ネガティブなエネルギーを拭い去って、明日をもうひとつの機会として見ることだけだ。ホッケンハイムはシルバーストンよりもオーバーテイクが難しいけど、やれることは全てやるつもりだ」

    トト・ヴォルフ (メルセデス モータースポーツ責任者)
    「我々にとって今日は厳しい予選セッションだった。あれほど早くにルイスのマシンを失い、我々は片手を背後に縛られて戦っているようなものだった。データからわかることはハイドロリックにトラブルがあり、ルイスはターン1でいつも通りに縁石を使ったが、油圧を失ってパワーステアリングが効かなくなり、膨らんだ。テレビで激しくバウンドする映像が映し出されたのはこのタイミングだった。これが脆弱性であることは明らかであり、縁石に乗り上げると高い負荷がかかる。これは我々が乗り越えなければならないことだ。ルイスにとって明日の巻き返しは難しい注文なのは分かっているが、それでも、すでにシルバーストンで彼の挽回は目にしている。バルテリについては本当に素晴らしいラストアタックを決めて、暫定のポールポジションにつけていた。特に第3セクターが素晴らしく、誰よりも速くまとめて大きなマージンを得ていた。ただ、今日はセバスチャンとフェラーリが我々よりもやや強かった。特に彼らはミドルセクターに強く、過去のレースで多くのパワーを見い出していることは明白だ。我々は追いつかなければならない。明日はチャレンジングなレースになるだろうが、昨日のプラクティスでは全員のロングランが非常に拮抗していた。コンディションは涼しくなるだろうから、それが序列に変化をもたらすか、そして、それがどのような変化をもたらすのか興味深いものになるだろう」

    関連:F1ドイツGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション