カテゴリー: マクラーレンF1チーム

  • オスカー・ピアストリ マクラーレンF1新仕様はFP2見送り「土曜に投入する」

    オスカー・ピアストリ マクラーレンF1新仕様はFP2見送り「土曜に投入する」

    マクラーレンF1のオスカー・ピアストリは、F1ハンガリーGP初日のフリー走行でチームの最新アップグレードを使用しなかったことを明かし、予選と決勝に向けて新仕様を投入する予定だと語った。

    ハンガロリンクでの金曜走行では、ランド・ノリスが新パッケージを終日使用した一方、ピアストリは旧仕様フロアでFP2のみを走行。これは新パーツの比較評価を行うためのプログラムで、FP1を担当したリザーブドライバーのレオナルド・フォルナローリによるデータ収集も重要な役割を果たした。

    ピアストリ「土曜日には新パーツを投入する」
    FP1を欠場したピアストリは、FP2を8番手で終えた。新アップグレードを装着したノリスからは5ポジション、0.8秒以上遅れる結果となったが、土曜日には最新仕様を受け取る予定だという。

    「明日は新しいパーツを使う予定だから、少し改善してくれることを期待している」

    「劇的に世界が変わるとは思っていないけど、フェラーリはとても速そうだったし、ランドもかなり良さそうだった。正直、まだ判断は難しい。でも今はクリーンなラップをまとめられれば上位に行ける状況だと思うから、それを目標にしたい」

    また、強風に苦しめられたコンディションについては次のように振り返った。

    「FP1でみんなが言っていたことは聞いていたけど、自分で走ってみるとまったく違う体験だった」

    「本当に、本当に難しかった。たぶん全員にとってそうだったと思う。いろいろな要素が重なっていたし、とにかく風が強かった。もともとクルマはかなりピーキーな特性があるし、そこへ風が加わると本当に厳しい」

    マクラーレン「比較評価のため旧仕様フロアを使用」
    マクラーレンF1のシニアディレクターを務めるランディ・シンは、ピアストリが旧仕様で走行した理由を説明した。

    「今回持ち込んだすべての新コンポーネントが、期待どおりの性能を示したことが最も大きな収穫だった。風が強く非常に難しいコンディションのなかでも、ドライバー全員が素晴らしい仕事をしてくれ、多くの有益なデータを収集できた」

    「ランドは終日新パッケージで走行した一方、オスカーは比較評価を行うため、唯一のセッションで旧仕様フロアを使用した。レオナルド・フォルナローリもFP1で重要な役割を果たし、非常に丁寧な作業によって今回のプログラムと今後の開発に大きく貢献してくれた」

    さらに今回のアップグレードについては、一定の前進を確認しつつも現状を冷静に受け止めている。

    「しっかりした土台を築くことができ、正しい方向へ一歩前進できたと感じている」

    「ただし、自分たちの立ち位置は現実的に見ている。ここ数戦で先頭との差は大きく、一度のアップデートでそれを埋められるとは考えていなかった。それでも今回の結果は励みになっており、開発の方向性が正しいという自信につながっている。予選で自分たちがどの位置にいるのかを見るのが楽しみだ」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)

    路面舗装にも不満「かなり一貫性がない」
    今週末に向けてハンガロリンクではコースの大部分が再舗装されたが、ドライバーからは不満の声も上がっている。

    ジョージ・ラッセルが一部区間の舗装が「壊れ始めている」と指摘したことについて、ピアストリも同様の見解を示した。

    「路面もかなり奇妙だ。新しく舗装した部分なのに、すでに摩耗してしまっていて、その上から帯状にアスファルトを補修している場所もある。本当に一貫性がなく、そうしたことも走るのを非常に難しくしている」

    一方、新アップグレードを終日使用したノリスは、その効果を確認しつつも、さらなるセットアップ作業が必要だと語った。

    「難しい一日だったし、僕たちにとって簡単な2回のセッションではなかった」

    「午後には一歩前進できたけれど、まだやるべきことは残っている。今日は新しいパーツを投入したので、それをもっと理解し、最適な状態に仕上げていく必要がある」

    「前にいるチームへすぐ追いつけるとは思っていない。でもいくつかの分野では正しい方向へ進んでいる。今夜もしっかり作業を進めて、このパッケージからさらに性能を引き出し、明日どう戦えるか見ていきたい」

    今回の比較テストを終えたマクラーレンは、土曜日から両マシンを最新仕様へ揃える予定だ。フェラーリ勢が初日をリードするなか、新パッケージを投入するピアストリが予選でどこまで差を縮められるかが注目される。

  • マクラーレンF1 レオナルド・フォルナローリを絶賛「F1にいるべき才能」

    マクラーレンF1 レオナルド・フォルナローリを絶賛「F1にいるべき才能」

    マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンは、リザーブドライバーのレオナルド・フォルナローリについて「間違いなくF1にふさわしい」と高く評価し、将来的なレギュラーシート獲得に期待を寄せた。

    その期待を裏付けるように、マクラーレンはハンガリーGPでフォルナローリをフリー走行1回目(FP1)に起用することを発表。チームのアップデート評価も担う重要な役割を任されることになった。

    ブラウン「間違いなくF1にふさわしい」
    レオナルド・フォルナローリは2025年のFIA F2王者となった後、同年12月にマクラーレンのドライバー育成プログラムへ加入。2026年シーズンはパト・オワードとともにリザーブドライバーを務めている。

    スペインGPではランド・ノリスに代わってFP1に出走し、22周を走行して5番手タイムを記録。その数日後にはスペイン・ヘレスでハースの2025年型マシン「VF-25」を使ったTPC(旧型車テスト)にも参加し、平川亮とともに走行を行った。

    ハースはこのプログラムについて「ドライバーをテストし評価する能力を持っている」と説明しており、フォルナローリの将来を占う重要な機会となった。

    こうした状況を受け、F1イギリスGPの週末にブラウンは、フォルナローリがキミ・アントネッリに続くイタリア人F1ドライバーになる可能性について質問を受けた。

    「そう思う。彼は素晴らしい才能を持っている」

    ブラウンはそう語り、さらに続けた。

    「彼は私たちのチームでもテストを重ねているし、ぜひF1のシートを獲得してほしい」

    「彼は間違いなくF1にいるべきドライバーだ」

    ハンガリーGPで2度目のFP1 新アップデートも評価
    マクラーレンはハンガリーGPでフォルナローリを再びFP1に起用することも発表した。今回はオスカー・ピアストリに代わってMCL40をドライブし、スペインGPに続く2度目のF1公式セッション出走となる。

    今回の走行では、マクラーレンが投入する新型フロアをはじめとする空力アップデートの評価も重要な任務となる。また、オーストリアGPでテスト予定だった実験的な改良版リアウイングも、FP1限定で走行評価が行われる。

    フォルナローリは走行を前に次のように意気込みを語った。

    「ハンガロリンクでFP1を走れることを楽しみにしている。すべてのセッションは学び、経験を積み、自信を深めるチャンスだ。そして週末のプログラムに貢献したい」

    「ここ数週間はシミュレーターやマクラーレン・パフォーマンス・ハブで準備を重ねてきた。できる限り万全の状態で臨めるよう取り組んできた」

    「ここまで支えてくれたマクラーレンF1チームの皆さんには本当に感謝している。金曜日にコースへ出て、走行を楽しみながら1周1周を最大限に生かしてチームに貢献したい」

    マクラーレンのランディ・シン レーシング担当シニアディレクターは、ハンガリーGPでは新型フロアなどのアップデートを投入すると説明した。

    「非常に競争が激しいシーズンだけに、すべてのアップデートが重要だ。フリー走行を通じて新パーツがどのような性能を発揮するのか理解を深めたい」

    「夏休み前最後のレースで持てる力を最大限に引き出し、シーズン後半戦へ向けて良い流れを築きたい」

    レオナルド・フォルナローリ(マクラーレン)

    ハース加入報道とも一致する評価
    フォルナローリを巡っては、2027年にエステバン・オコンの後任候補としてハースF1入りが有力視されている。マクラーレンとハースは技術提携関係にあり、育成ドライバーがハースを経てF1デビューするシナリオも現実味を帯びている。

    ブラウンの「F1にふさわしい」という力強い評価に加え、FP1出走や開発プログラムでの役割拡大は、フォルナローリが着実にF1デビューへ近づいていることを示している。

    フェルスタッペン獲得報道には冷静な姿勢
    一方で、最近はマックス・フェルスタッペン陣営がマクラーレンと非公式な接触を行ったとの報道も話題となっている。

    しかしブラウンは、この憶測について冗談を交えながら否定した。

    「ただの噂だよ」

    ブラウンは笑顔でこう語った。

    「普段は誰と夕食を食べたかなんて話さないけど、昨夜はナイジェル・マンセルと食事をした。とても素晴らしい時間だった。彼はこのレースで何度も優勝しているからね」

    そのうえで現在のドライバーラインアップへの信頼を改めて強調した。

    「私はランドとオスカーという2人のレースドライバーに非常に満足している」

    「マックスのような4度のワールドチャンピオンの名前が出れば、誰だって興奮するものだ。でも私は今のドライバーラインアップにとても満足している」

    ブラウンの発言と今回のFP1起用は、マクラーレンがノリスとピアストリを中心とした体制を維持しながらも、フォルナローリを将来のF1ドライバー候補として着実に育成していることを改めて示す内容となった。

  • マクラーレンF1 ハンガリーGPで大規模アップデート投入 新型フロアを実戦投入

    マクラーレンF1 ハンガリーGPで大規模アップデート投入 新型フロアを実戦投入

    マクラーレンF1は、2026年F1第11戦ハンガリーGPでMCL40に「価値あるアップグレードパッケージ」を投入すると発表した。アストンマーティンがAMR26Bを投入する週末に合わせ、マクラーレンも開発競争を本格化させる。

    アップデートの中心となるのは新型フロアで、そのほか複数の空力パーツも持ち込まれる予定だ。チームはフリー走行を通じて各パーツの性能を評価し、後半戦に向けた開発の重要な節目と位置づけている。

    新型フロアを中心にアップデートを実施
    2026年シーズン序盤は各チームが激しい開発競争を繰り広げてきたが、ここ数戦はアップデートのペースがやや落ち着いていた。しかし、夏休み前最後の一戦となるハンガリーGPでは再び開発競争が活発化する。

    マクラーレンは今回、「新しいF1時代とレギュレーションの下でのマシン開発における新たな節目となる価値あるアップグレードパッケージ」を投入すると発表した。

    アップデートの核となるのは新型フロアで、これに加えて複数の空力パーツも投入される。これらはフリー走行で評価され、その効果を詳細に分析する予定だ。

    また、一度投入が延期されていた「マカレナ」リアウイングも改良版がFP1でテストされる。ただし、このリアウイングについてはハンガリーGPおよび次戦オランダGPでレース仕様として正式投入する予定はなく、評価を継続する方針だ。

    さらにマクラーレンは、2026年シーズン後半にも追加アップデートを投入する計画であることも明らかにした。

    ブラウン代表の予告どおり開発を加速
    マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンは以前からMCL40への大型アップデートを示唆しており、今回その内容が正式に明らかになった。

    チームのシニアディレクター(レーシング)のランディ・シンは、ハンガロリンク特有の要求に対応することが重要だと説明した。

    「ハンガリーでは、これまでとはまったく異なるチャレンジが待っています。ハンガロリンクは高ダウンフォース仕様が求められ、ブレーキング時の自信、コーナー進入、そしてトラクション性能が重要になります」

    「高温コンディションに加え、連続コーナーとストレートの少ないレイアウトではタイヤマネジメントも重要な要素になります」

    さらに2026年マシン特有のパワーユニット運用にも言及した。

    「今シーズンを通じてそうであるように、1周を通したパワーユニットのエネルギー配分を最大限活用し、新しいオーバーテイク特性が戦略にどのような影響を与えるかを理解することにも注力します」

    「今週末はアップグレードパッケージも投入します。このような接戦のシーズンでは、あらゆる開発が重要です。フリー走行を通じて新しいパーツの性能を理解できることを楽しみにしています」

    後半戦へ向け重要な一戦に
    コンストラクターズランキングで3位につけるマクラーレンは、現在2位フェラーリに90ポイント差をつけられている。

    夏休み前最後となるハンガリーGPでは、新型フロアを中心としたアップデートの成否が後半戦の巻き返しに向けた重要な指標となりそうだ。アストンマーティンのAMR26Bやレッドブル・レーシングの改良型「マカレナ」リアウイングなど、各チームの開発競争にも注目が集まる。

  • ハースF1 カマラはリザーブ就任か フォルナローリが2027年最有力

    ハースF1 カマラはリザーブ就任か フォルナローリが2027年最有力

    ハースF1の2027年ドライバー候補を巡る争いで、マクラーレン育成のレオナルド・フォルナローリが一歩リードしているようだ。

    現在、ハースF1はオリバー・ベアマンの残留が有力視される一方、2026年限りで契約満了となるエステバン・オコンの後任選びを進めている。フェラーリ育成のラファエル・カマラも候補に挙がっているが、最新報道ではフォルナローリが優勢となっている。

    フォルナローリが本命 カマラはリザーブ候補
    マクラーレンとフェラーリは、それぞれ育成ドライバーであるレオナルド・フォルナローリとラファエル・カマラをハースF1に送り込もうと働きかけている。

    フォルナローリは最近、スペイン・ヘレスでハースF1のプライベートテストに参加。マクラーレンはローン移籍という形でイタリア人ドライバーをF1デビューさせることに前向きだとされる。

    一方のカマラは現在F2でランキング首位ニコラ・ツォロフを36ポイント差で追っているものの、ブラジル『UOL』は2027年にハースF1のリザーブドライバーへ就任する可能性が最も高いと報じた。

    同メディアによれば、ベアマンが2028年にフェラーリへ昇格した場合、カマラがその後継としてレギュラーシートを獲得するシナリオが描かれているという。

    また、別の報道ではハースF1がフォルナローリとの2027年契約について基本合意に達したとも伝えられており、2026年はF1参戦機会を得られなかったイタリア人が、来季いよいよ最高峰カテゴリーへデビューする可能性が高まっている。

    ハースF1チーム

    小松礼雄代表「国籍ではなく実力で選ぶ」
    ドライバー選考について、ハースF1の小松礼雄代表はベルギーGP週末に「国籍は判断材料ではない」と改めて強調した。

    トヨタとの提携によって平川亮も候補として名前が挙がっているが、小松代表はスポンサーやメーカーとの関係ではなく、純粋なパフォーマンスで判断する方針を貫く考えを示している。

    「私にとって国籍は関係ありません。私は最初の日からアキオさん(豊田章男会長)にも、その点は誤解が生じないよう明確に伝えていました」

    「国籍でドライバーを選べば、その判断に関わる全員、そしてドライバー本人の信頼性を損なうことになります」

    「たとえ実力があったとしても、『トヨタだから』『資金があるから』選ばれたと思われるのは正しくありません。それはトヨタにも、アキオさんにも、チーム代表にも、ドライバー本人にも利益になりません」

    「だから私は最初からアキオさんに『ドライバーは100%パフォーマンスで選びます』とはっきり伝えていました」

    現時点ではフォルナローリが最有力候補とみられるものの、ハースF1は最終決定まで各候補の実績を慎重に見極める姿勢を崩していない。2027年のシート争いは、F2後半戦の結果も含めて今後さらに注目を集めそうだ。

    【関連】
    ・ハースF1 2027年のフォルナローリ獲得でマクラーレンと基本合意との報道

  • ハースF1 2027年のフォルナローリ獲得でマクラーレンと基本合意との報道

    ハースF1 2027年のフォルナローリ獲得でマクラーレンと基本合意との報道

    ハースF1が2027年シーズンに向け、マクラーレンのリザーブドライバーを務めるレオナルド・フォルナローリの獲得で基本合意に達したと報じられた。

    『The Race』によると、現時点では「レター・オブ・インテント(基本合意書)」が交わされている段階であり、契約が成立したわけではない。ただし、フォルナローリは2027年のハースF1の有力候補として位置付けられているという。

    レンタル移籍が実現への条件
    報道では、フォルナローリがハースF1へ加入する場合、マクラーレンからのレンタル移籍となる見込みだとされている。

    2024年にFIA F3王者、2025年にはFIA F2王者に輝いたフォルナローリは、現在マクラーレンのリザーブドライバーを務めている。ハースF1はエステバン・オコンとの契約を見直す場合、その後任候補としてフォルナローリを真剣に検討しているという。

    一方で、契約がまとまる保証はなく、現時点では「基本合意」にとどまっていると報じられている。

    オコンは苦戦 ベアマン残留が有力
    2026年シーズンのハースF1では、オリバー・ベアマンとエステバン・オコンがレギュラードライバーを務めている。

    ベアマンは開幕から8戦で18ポイントを獲得し、ドライバーズランキング11位と好調なパフォーマンスを見せている。一方のオコンはわずか3ポイントにとどまり、ランキング16位と苦戦。こうした状況から、2027年に向けてシート喪失の可能性が取り沙汰されている。

    フェラーリ所属のベアマンについては、2027年もハースF1で走ることが広く予想されている。

    角田裕毅の名前も候補に
    ハースF1の2027年シートを巡っては、フォルナローリのほか、2025年限りでレッドブル陣営のシートを失った角田裕毅の名前も候補として報じられている。

    現時点ではフォルナローリが有力候補とされるものの、最終的なラインアップはオコンの今後の成績や、マクラーレンとの交渉次第となりそうだ。

    マクラーレン首脳も高評価
    フォルナローリは先月のスペインGPでFP1に出走し、ランド・ノリスに代わってマクラーレンをドライブ。ジョージ・ラッセルから0.853秒差の5番手タイムを記録し、高い評価を得た。

    セッション後、マクラーレンF1代表のアンドレア・ステラはフォルナローリについて次のように語っている。

    「将来的にはマクラーレンで走る可能性もあるが、まずはレオナルドとともにF1参戦の可能性を探っていきたい」

    「今回の機会は十分に値するものだった。数か月にわたって彼と仕事をしてきたが、人間性もドライバーとしての能力も非常に高く評価している。本当に興味深い才能だ」

    現時点では契約締結には至っていないものの、フォルナローリは2027年のハースF1候補として具体的な交渉が進んでいるとみられている。

  • オスカー・ピアストリ F1現行PUを酷評「コンピューター任せではレースにならない」

    オスカー・ピアストリ F1現行PUを酷評「コンピューター任せではレースにならない」

    2026年F1マシンのパワーユニット(PU)を巡る議論がさらに過熱している。ベルギーGPではエネルギーマネジメントの問題が各チームで顕在化したが、マクラーレンのオスカー・ピアストリは現在のシステムを「ひどい」と厳しく批判。予選結果がドライバーではなくコンピューターの挙動に左右される現状へ強い不満を示した。同僚ランド・ノリスも同様の見解を示し、「今季を通して苦しんできた」と告白。両者は2027年に予定されるレギュレーション変更でも根本的な解決にはならないとの見方を示している。

    ピアストリ「コンピューターが予選順位を決めるのは最悪」
    スパ・フランコルシャンでは長い全開区間の影響もあり、PUのエネルギー展開(デプロイメント)の制御が例年以上に重要となった。現在のPUは、ドライバーが完全には制御できない領域でエネルギー配分が変化することがあり、その不安定さが予選順位を左右している。

    ピアストリは現状を次のように酷評した。

    「ひどい。本当にそれ以外に言いようがない」

    「不満を口にしているのは僕だけじゃない。ジョージ(ラッセル)も今週末、そしておそらくここ2戦ほど苦しんでいたし、他のドライバーと話しても同じような状況だった」

    「コンピューターの機嫌次第で予選グリッドが決まるなんて、レースとしては本当に最悪だ。ここ(スパ)は特に問題が大きく出るサーキットだけど、予選後に全コーナーのデータを見返して『チームメイトとほぼ同じなのに最終的には0.2秒遅れていた』となるのは、とても納得できるものではない」

    さらに、この問題はメルセデスPUだけではなく、すべてのメーカーに共通していると指摘した。

    「これはメルセデスHPPだけの問題ではない。他のエンジンメーカーでも起きていると思うし、特定メーカーだけの問題ではない」

    「今のエンジンはあまりにも複雑すぎる。あらゆることに敏感で、アウトラップで何をしたかが、その後の展開を左右してしまう。本当に扱いが難しいレースになっている」

    ノリス「運ではなくドライバーで勝負したい」
    ランド・ノリスも、予選でドライバー自身がコントロールできる要素が少なすぎると訴えた。

    「正直に言えば、これはドライバーとはほとんど関係がない。もちろんボタンを押すタイミングが数メートル早かったとか、そういう違いはある。でも、自分でコントロールできることは少なくて、コントロールできないことの方がずっと多い」

    「予選のペースを左右する要素があまりにも多すぎるのは残念だ。ドライバーの問題ではなく、パワーユニットが期待通りに動いてくれて、変なことをしないよう祈るしかない状況なんだ」

    ベルギーGPではノリス自身は直線スピードに満足できたが、それは今季初めてだったという。

    「正直、この問題で今シーズンずっと苦しんできた。ストレートで競争力があると感じられたのは、今季ではこの週末が初めてだと思う」

    「今回は僕が満足できて、逆にオスカーが少し苦しんでいた。でも、それは彼のせいでもない。結局はパワーユニットが勝手なことをしているだけなんだ」

    オスカー・ピアストリとランド・ノリス(マクラーレン)

    2027年規則変更でも根本解決には懐疑的
    2027年には内燃機関の出力比率引き上げや燃料流量の増加などが予定されているが、ピアストリは今回の問題とは別だと考えている。

    「これはシステム全体の制御方法の問題なんだ。燃料流量を増やしたり、デプロイメントを減らしたりしても、この問題そのものは解決しない」

    「エンジンのキャリブレーションや学習方法に関係する話で、今のPUそのものに組み込まれている性質なんだ」

    一方で、各メーカーが経験を積めば改善の余地はあるとしながらも、現時点では全メーカー共通の課題だと強調した。

    「時間が経って各メーカーがエンジンを理解すれば改善していくだろう。でも、これは僕たちやメルセデスだけの問題ではない。他のドライバーから聞く限り、すべてのメーカーで起きている」

    「それでも、こんな問題が存在していること自体、多くの人にとって本当に腹立たしいことなんだ」

  • マクラーレンF1代表 ノリス戦略を反省「思い切って勝負すべきだった」

    マクラーレンF1代表 ノリス戦略を反省「思い切って勝負すべきだった」

    マクラーレンF1のチーム代表アンドレア・ステラは、2026年F1ベルギーGPでランド・ノリスが7位に終わったレースを振り返り、バーチャルセーフティカー(VSC)時の戦略判断について「思い切って勝負すべきだった」と認めた。一方で、マシンには表彰台を争えるだけの競争力があったとの手応えも口にした。

    ノリスは予選3番手の速さを見せたものの、パワーユニット交換による10グリッド降格で13番手からスタート。ハードタイヤで長い第1スティントを走り、一時はレースをリードする場面もあった。

    しかし、他車がVSC中にピットストップを行うなか、マクラーレンはノリスをステイアウトさせる戦略を選択。その後の展開を考えると、この判断が結果を左右することになった。

    「思い切って勝負すべきだった」
    ステラは、当時は十分な理由があってステイアウトを選択したと説明しつつも、結果論では別の判断をすべきだったと振り返った。

    「当時はミディアムタイヤで非常に長いスティントを走ることを少し懸念していた。そして、もう一度セーフティカーやバーチャルセーフティカーが入れば、ランドは非常に有利な立場になると考えていた」

    「しかし、結果論では、ランドのミディアムタイヤでのペースを見れば、第1スティントとは違ってタイヤも比較的よく持っていた。思い切って勝負すべきだったと思う。ランドはステイアウトしている間にオーバーテイクされてタイムを失い、その後はセーフティカーも入らなかった」

    また、この判断は極めて難しいものだったとも強調した。

    「本当に50対50の判断だった。ランドは2台目のマシンだったので、ダブルスタックによるタイムロスを避けたかった。そのためステイアウトを選択したが、結果論ではピットインさせた方が良かった」

    「表彰台を争えるだけの速さはあった」
    戦略面には反省が残ったものの、ステラはマクラーレンの競争力そのものについては高く評価している。

    予選ではノリスが3番手を獲得し、決勝でも新品パワーユニットを搭載したノリスは力強い追い上げを見せた。ステラは、グリッド降格がなければ表彰台争いに加われていたとの見方を示した。

    「予選でもマシンには十分な速さがあったし、今日のレースを見ても表彰台を争えるだけのペースはあった。同時に、このマシンはベルギーのサーキットにもよく適応していた」

    一方で、現在のマクラーレンにはコースコンディションへの依存という課題も残っているという。

    「現時点では路面コンディションやグリップレベルの影響を受けやすい。我々の目標は、その変動に左右されないマシンにすることだ。クルマ自体には十分な強さがあるのだから、どのような条件でも戦えるようにしなければならない」

    アンドレア・ステラ(マクラーレン)

    ピアストリは接触ダメージが響く
    5位でフィニッシュしたオスカー・ピアストリについても、ステラは本来ならさらに上位を狙えたと分析した。

    ピアストリはレース序盤、シャルル・ルクレールとの3位争いのなかで接触し、フロア前縁を損傷。このダメージがレース全体に影響を及ぼしたという。

    「このダメージによってダウンフォースを失い、1周あたりコンマ2~3秒ほど影響を受けていた」

    「最も大きな影響は、ライバルについていくためにタイヤへ大きな負荷をかけなければならず、その結果、第2スティントでタイヤのデグラデーションが非常に大きくなったことだ」

    それでもステラは、ピアストリが週末を通じて多くを学んだと評価している。

    「オスカーはこの週末を通じて多くを学んだ。予選Q3では、パワーユニットによるわずかなタイムロスがなければランドと同じペースだった。そして今日もダメージがなければ、間違いなく上位争いに加わっていただろう」

    ベルギーGPでは戦略判断と接触という2つの要因がマクラーレンの結果を左右した。しかし、ステラはマシンの競争力には確かな手応えを示しており、今後はあらゆるコンディションで安定して表彰台を争えるパッケージへと進化させることが課題になるとの見解を示した。

  • ランド・ノリス マクラーレンF1に手応え「表彰台を争えるだけの速さはあった」

    ランド・ノリス マクラーレンF1に手応え「表彰台を争えるだけの速さはあった」

    ランド・ノリスは、2026年F1ベルギーGP決勝で13番グリッドから7位まで追い上げたものの、ピットストップのミスと戦略判断が表彰台争いを逃す要因になったと振り返った。

    ノリスは、マクラーレンのレースペースは「表彰台を争うには十分すぎるほど良かった」と評価する一方、ベルギーGPで投入した新パーツはなく、本格的なアップグレードは次戦ハンガリーGPからになると明かした。

    「表彰台を争えるだけの速さはあった」
    パワーユニット交換による10グリッド降格で13番手スタートとなったノリスは、序盤から着実にポジションを回復。しかし、マクラーレンは終盤のセーフティカーを見越してピットストップを遅らせる戦略を選択したものの、そのセーフティカーは最後まで出動しなかった。

    さらにノリスのピットストップは7.8秒を要し、大きくタイムを失った。

    「正直、今日はもっといい結果になっていたはずだ」とノリスは語った。

    「ペースは表彰台争いをするには十分すぎるほど良かった。でもピットストップがひどかったし、バーチャルセーフティカーのタイミングにも恵まれなかった」

    「VSC中に止まるべきだった」
    ノリスは、戦略面でも改善の余地があったと考えている。

    「たぶんVSC中にピットインするべきだった」

    「ミディアムタイヤではかなり長いスティントになっただろうけど、それでも5周長く走るより、VSC中にピットインしたほうが失う時間は少なかったと思う」

    「今日は本当に難しいレースになった。でもレースペースはすごく良かった。それは数少ないポジティブな点だった」

    「まだメルセデスとは差がある」
    ベルギーGPでは好調なペースを見せたマクラーレンだったが、ノリスはそれを過大評価すべきではないと語る。

    「サーキットが変わるから、あまり期待し過ぎるべきじゃない」

    「メルセデスとはまだ大きな差がある。昨日の予選でも約0.5秒遅れていた」

    ベルギーでの好走は、コース特性による部分も大きいと分析している。

    また、ベルギーGPではマシンにアップグレードを投入していなかったことも明かした。

    「マシンには何も変更を加えていない」

    「次の週末が、ようやく本格的なアップグレードを投入する最初のレースになる。期待しているし、それがしっかり機能するか見てみよう」

    ランド・ノリス(マクラーレン)

    ステラ代表「表彰台を争えるマシンだった」
    マクラーレン代表のアンドレア・ステラも、結果以上にマシンの競争力は高かったと評価した。

    「ランドが3番グリッドからスタートしていれば、表彰台争いをしていただろう」

    「13番手からでも非常に力強いレースだった。しかし、バーチャルセーフティカーのタイミングと技術的な問題によるピットストップのロスが重なり、7位以上は難しかった」

    「それでも今日は表彰台を狙えるだけのマシンだった。それは非常に励みになる」

    ステラは、次戦ハンガリーGPでコーナリング性能を改善するアップグレードを投入する予定だと説明した。

    「ハンガリーでアップグレードを投入する予定だ」

    「その後のレースでもさらに開発を進める必要がある」

    「目標は明確だ。ハンガリーだけですべて解決するわけではないが、シーズン後半には勝利争いができる状態にしたい」

    ベルギーGPは7位という結果に終わったノリスだが、チーム全体としては今季最高クラスのレースペースを確認できた週末となった。ハンガリーGPで導入されるアップグレードが、その速さを安定して引き出し、勝利争いへとつなげられるか注目される。

  • オスカー・ピアストリ ルクレールへの裁定に疑問「どこへ行けばよかった?」

    オスカー・ピアストリ ルクレールへの裁定に疑問「どこへ行けばよかった?」

    マクラーレンのオスカー・ピアストリは、2026年F1ベルギーGP決勝でシャルル・ルクレール(フェラーリ)との接触によりマシンを損傷しながら5位でフィニッシュしたが、ルクレールにペナルティが科されなかった裁定に疑問を呈した。

    この接触によりフロアにダメージを負ったピアストリは、レースを通じてバランス悪化とタイヤのデグラデーションに苦しんだ。一方で、マクラーレンはマシン本来の速さには手応えを得ており、次戦ハンガリーGPで投入されるアップグレードによる改善に期待を寄せている。

    「どこへ行けばよかったのか分からない」
    レース序盤、ピアストリは3番手を走るルクレールをレス・コームで攻略しようとした際に接触。マシンの一部が破損し、フロアにもダメージを負った。

    この件はスチュワードの審議対象となったが、ルクレールにペナルティは科されなかった。

    「サイドボードみたいなものを失ったんだ。いや、サイドボードって玄関に置く家具みたいだから違うか(笑)。でもマシンの一部を失った」とピアストリはSky Sportsに語った。

    「正直、僕がどこへ行けばよかったのか分からない。だから何も裁定が出なかったことには驚いた」

    「小さな接触だったけど、僕には大きな代償になった。僕たち2人とも、もっと大きな結果になっていた可能性もあった。でも、もう終わったことだ」

    マクラーレンは、この接触によってフロア性能が低下し、バランス悪化とタイヤデグラデーションの増加につながったと説明している。

    フロア損傷でレースは苦戦
    ピアストリはレース後半もルクレール、ルイス・ハミルトン、そしてチームメイトのランド・ノリスと争ったものの、順位を上げることはできず5位でチェッカーを受けた。

    「そこからレースはかなり難しくなった」

    「最初のスティントではバランスがかなり悪くなってしまった。でも2スティント目ではある程度補正できて、ペースも戻ってきた」

    「それでも、あの接触以降は本当に難しいレースだった」


    ステラ代表「ダウンフォースを失った代償は大きかった」
    チーム代表のアンドレア・ステラは、接触によって失われた空力性能がタイヤマネジメントにも大きな影響を与えたと説明した。

    「その部品を失ったことで、状況によって5〜10ポイント分のダウンフォースを失っていた」

    「その状態でタイヤを酷使してラップタイムを稼ごうとすれば、スティント終盤に必ずツケが回ってくる」

    「オスカーの1スティント目と2スティント目のペースを見ると、タイヤを使い過ぎたことで最後に性能低下が現れたことが分かる」

    予選ではPU異常も発生
    ピアストリはベルギーGPを振り返り、マクラーレンの競争力には改善の兆しが見えた一方で、依然としてパフォーマンスの安定性に課題があると認めた。

    また、予選Q3ではパワーユニットの異常が発生し、本来の実力を発揮できなかったことも明かしている。

    「今の僕たちは少し一貫性に欠けている」

    「でも今週末は確かに改善していた。昨日もQ3ではパワーユニットの異常があったけれど、それ以外のラップは良かった」

    「いろいろな要素が実力を見えにくくしている。まずはそういう問題を解決したい」

    次戦ハンガリーGPではアップグレードが投入される予定で、ピアストリは扱いやすさの向上にも期待を寄せた。

    「アップグレードは間違いなく助けになる。今日のように速さはあっても、その速さを引き出すのが本当に難しいマシンだからね」

    「もっと速くなって、さらに安定して走れるようになればいい」

    ベルギーGPでは5位に終わったピアストリだが、接触によるダメージや予選でのPUトラブルなど、不運が重なった週末でもあった。マクラーレンはハンガリーGPで新パッケージを投入する予定で、ピアストリも勝利争いへの復帰に期待を寄せている。

  • ランド・ノリス F1ベルギーGP予選3番手「人生最高レベルの予選ラップだった」

    ランド・ノリス F1ベルギーGP予選3番手「人生最高レベルの予選ラップだった」

    ランド・ノリスはF1ベルギーGP予選で3番手タイムを記録したものの、パワーユニット交換による10グリッド降格ペナルティのため、決勝は13番グリッドからスタートする。それでも本人は、自身のアタックを「これまでで最高の予選ラップのひとつ」と高く評価し、内容には大きな満足感を示した。

    マクラーレンは週末開幕前に、信頼性対策としてノリス車へ新しいパワーエレクトロニクスを投入することを決定。

    年間使用基数を超過したため10グリッド降格が科されたが、オーバーテイクが比較的容易なスパ・フランコルシャンをペナルティ消化の舞台に選択した。

    「これまでで最高の予選ラップのひとつ」
    予選Q3では、ノリスが最初のアタックで暫定ポールポジションに立つ力走を披露。その後、アンドレア・キミ・アントネッリとマックス・フェルスタッペンに逆転され3番手となったが、1分44秒801というタイムを記録した。

    2回目のアタックではファーニュ・シケインでコースオフし、グラベルに飛び出したことでラップを中断。週末には同じ場所でルイス・ハミルトンとピエール・ガスリーがクラッシュしており、リスクを避ける判断となった。

    それでも最初のラップが十分に速く、3番手を確保。ノリスはその内容を高く評価した。

    「本当に良い予選だった。正直、3番手になれたことには少し驚いている。あのラップは本当に素晴らしかったし、予選ではこれまでで最高のラップのひとつだったと思う。本当に満足している」

    「唯一残念なのは、明日13番手スタートになることだ。でも、それ以外は週末を通して満足しているし、自分としてはマシンの力を最大限に引き出せていると感じている。今日もそれができた。3番手が現実的な最高順位だったと思う」

    決勝はトップ6入りを現実的な目標に
    マクラーレンは今季、中国、日本、モナコで発生した信頼性トラブルを受けて対策部品を投入。追い抜きがしやすいスパでペナルティを消化する戦略を選択した。

    ノリス自身も決勝での追い上げには期待しつつ、過度な楽観はしていない。

    「順位を上げることはできると思う。でも、トップ8のどこまで行けるかは別問題だ」

    「今日のラップで3番手になれたのは本当に素晴らしかった。でも、他のみんなより圧倒的に速かったわけじゃない。コンマ05秒とかコンマ1秒くらいの差だった」

    「今日のような完璧に近いラップでようやくその差だったことを考えると、実際には僕たちがライバルより速いとは言えない」

    「明日、大きく順位を上げられるとは思っていない。でもトップ6に入れたら最高だし、トップ8なら現実的な結果だと思う」

    オスカー・ピアストリ

    ピアストリは苦戦を認める
    一方のオスカー・ピアストリは7番手に終わり、チームメイトから0.2秒以上遅れた。2025年のベルギーGP勝者は、週末を通じてマシンバランスに苦しんでいることを認めている。

    「正直、週末を通して簡単ではなかった。マシンバランスに苦しんでいるし、特に今日はタイムを引き出すのが本当に大変だった。簡単な一日ではなかったね。明日どうなるか見てみたい」

    また、FP2が赤旗で十分なロングランを行えなかったこともあり、決勝ペースの比較は難しいと説明した。

    「レースペースは正直分からない。FP2では誰も十分な走行ができなかったし、ランドも僕もまともなロングランはしていない。おそらく僕たちは3番手か4番手くらいの速さだと思うけど、全体の差は非常に小さい。何かひとつで順位は大きく変わるはずだ」

    決勝ではノリスが13番手からどこまで追い上げられるかが注目される一方、ピアストリは苦戦した予選からレースペースでの巻き返しを狙う。マクラーレン勢にとっては、それぞれ異なる課題を抱えながらポイント獲得を目指すベルギーGPとなる。