カテゴリー: マクラーレンF1チーム

  • マクラーレン:フロントローを独占(ハンガリーGP予選)

    マクラーレン:フロントローを独占(ハンガリーGP予選)

    マクラーレンは、F1ハンガリーGP予選で、ルイス・ハミルトンが1番手、ヘイキ・コバライネンが2番手だった。

    マクラーレンが圧倒的な速さでフロントローを独占した。

    ルイス・ハミルトンは、2番手のコバライネンにコンマ2秒以上の差をつける圧倒的な速さでポールポジションを獲得した。

    ルイス・ハミルトン (1位)
    「チームがここ数週間にわたって絶え間なくマシンを改善させる素晴らしい仕事をしたし、今日僕たちが達成したことを本当に誇りに思う。ヘイキとフロントローを獲れて最高だね。いくつかのレースではそれを達成できそうだったので、抜きにくいトラックで達成できたことには本当に満足している。現時点でチーム内のハーモーニーは素晴らしいし、僕たちは本当にこの結果に値していると思う。これ以上のポジションはないね。僕たちは二人とも明日のために良い戦略があるし、優勝にチャレンジするよ。」

    ヘイキ・コバライネン (2位)
    「最後のセッションのために正しいタイヤを選ぶことは難しかった。Q3でもう少し速いラップができたと感じたけど、ターン2で用心深くなってしまった。でも、僕たちはマシンの素晴らしい方向性を見つけたし、明日レースに勝つ大きなチャンスを得た。ルイスの隣でフロントローからスタートすることは素晴らしいね。そんなスタートを望んでいた。トラックの汚れた側は不利にならないだろうし、明日の1コーナーではお互いに十分に注意するつもりだ。この結果は数カ月にわたってのチームの努力のおかげだ。」

  • マクラーレン:ハミルトンがトップタイム(ハンガリーGP初日)

    マクラーレン:ハミルトンがトップタイム(ハンガリーGP初日)

    マクラーレンは、F1ハンガリーGP初日のフリー走行で、ルイス・ハミルトンが1番手、ヘイキ・コバライネンは3番手だった。

    1回目のセッションでは、フェラーリの先行を許したマクラーレンだが、午後に先週のヘレスでテストした新しいノーズホーンを投入。

    ルイス・ハミルトンがトップタイム、ヘイキ・コバライネンが3番手タイムを記録した。

    ルイス・ハミルトン
    フリー走行1回目 4番手 1分21秒535
    フリー走行2回目 1番手 1分20秒554
    「今朝トラックはとても埃っぽくて、プログラムを実行させるまで時間がかかった。両方のセッションの間、かなり多くのトラフィックに遭遇したけど、再びマシンの感覚は良かった。午後、初めて修正されたエアロパッケージも試した。明らかにマシンのバランスは良くなったと思うし、とても励みになった。」

    ヘイキ・コバライネン
    フリー走行1回目 3番手 1分21秒410
    フリー走行2回目 3番手 1分20秒760
    「僕たちにとって、再びポジティブな一日だった。マシンはかなり力強いスタートきったけど、両方のセッションを通してそれを改善し続けることができた。午後、特に良いバランスを見るけることができて、ラップタイムのためにより、むしろタイヤを節約することに集中した。わずかなグレイニングがあったけど、明日のためにとても有望だと思う。」

  • ヘイキ・コバラネン、2009年もマクラーレン残留

    ヘイキ・コバラネン、2009年もマクラーレン残留

    マクラーレンは、2009年もヘイキ・コバライネンがチームに残留することを認めた。

    正式な発表ではないが、マクラーレンのCEOであるマーティン・ウィットマーシュは、「我々は今年の初めにヘイキを歓迎した。彼はボーダフォン・マクラーレン・メルセデスと契約下にあり、2009年も我々のためにレースをすることになるだろう」と述べた。

    今シーズン、ルノーからマクラーレンに移籍したヘイキ・コバライネン。イギリスGPではポールポジションを獲得するなど、予選では速さをみせているが、不運もあり現在28ポイントの獲得で、チームメイトのルイス・ハミルトンに30ポイントの差をつけられている。そのため、マクラーレンは2009年にコバライネンの交代を希望しているのではないかという推測がなされていた。

    ヘイキ・コバライネンとマクラーレンの契約は、2009年にチームに残留するオプションがあると見られており、チームは彼の残留を認めて、彼に対する憶測に終止符を打った。

    「彼は才能のある若いドライバーだ。ホッケンハイムでロバート・クビサの追い越しは、彼がフロントで戦うスピードとスキルがあることを再認識させた。しかし、F1にマジックはない。我々はヘイキの完全なポテンシャルを引き出すために、まだ彼と働く必要があるんだ。」

  • ルイス・ハミルトン(ハンガリーGPプレビュー)

    ルイス・ハミルトン(ハンガリーGPプレビュー)

    ここ2レース、圧倒的なドライビングで勝利しているルイス・ハミルトン。しかし、ハミルトンはアプローチを変えることなく、ハンガリーGPでもこれまで通り全力を尽くす。

    ルイス・ハミルトン
    ハンガリーは、ドイツとは非常に異なる。ホッケンハイムは、スリップストリームに入って、他のドライバーを簡単に追い抜けるサーキットだけど、ハンガロリンクは正反対だ。予選が重要になるし、戦略においては最初のスティントで最適な燃料量を決定することも重要だ。暑くて、疲れるので、集中し続けなければならないし、集中力が不可欠となる。今週末への自信は揺らいでいないよ。チャンスを感じるのが難しいタイプのサーキットではないよ。

    はっきりとした予想することに対しては慎重だ。僕たちはここ2レースで力強かったけど、その前の2レースでは困難に遭遇した。だから、今週末を正確に予想するのは不可能だ。僕が言えるのは、僕たちのマシンは現在素晴らしく、運転するのが本当に楽しいということだ。より多くにパフォーマンスを引き出すために調整し続けることができると感じているし、それはレースドライバーにとって素晴らしい感覚だ。

    レースごとに天狗になるのは簡単だ。でも、実際僕はスタイルを変えることはないよ。それが僕の仕事だし、僕は良い結果を出すために懸命にプッシュすることを楽しんでいる。自分の最大限で操作していると感じているシーズンのこの時期にアプローチを変えようと考え始めることは危険なことかもしれない。僕は正直だ。僕のアプローチはこれまでと同じだし、変えようとする前に真剣に考えなければならない。今週末のハンガリーはいつもどおりだよ。

  • ヘイキ・コバライネン(ハンガリーGPプレビュー)

    ヘイキ・コバライネン(ハンガリーGPプレビュー)

    ヘイキ・コバライネンが、ハンガリーGPへの意気込みを語った。

    ヘイキ・コバライネン
    楽しみなサーキットだね。ここでは数回GP2でレースをしたけど、僕の最高のパフォーマンスは、去年F1のキャリアでレースをしたときが最高のレースのひとつだ。OK、僕は8位でフィニッシュしただけだったけど、ラップ中ずっとロズベルグとファイトしていて、フラッグまでずっと、本当に100%プッシュしていたんだ。それらは決してテレビに映っていたものではないけど、午後中プッシュしたので、誇りと満足を感じたんだ。今年、再び力強い結果を出して、チームに貢献できれば素晴らしいね。

    サーキットは、自分でマシンを働かさなければならない場所だ。マシンからラップタイムを引き出すのではなく、レースディにより容易に進めるためにより我慢強くセットアップをしなければならないサーキットだ。マシンと格闘していたら、暑さと絶えずツイスティな性質のトラックによって、週末の終わりに疲れ切ってしまう。また、カナダのようにオフラインに行ったら、酷い目にあう場所なんだ。だから、ホッケンハイムでのウェットでのドライビングは、適切さと忍耐力が全てだ。

  • マクラーレン、ノーズホーンをテスト

    マクラーレン、ノーズホーンをテスト

    マクラーレンは、ノーズホーンが装着された新しいフロントノーズをテストした。

    24日(木)に行われたヘレステストで、マクラーレンは新たなノーズホーンをテストした。ペドロ・デ・ラ・ロサがドライブするMP4-23のフロントノーズには、翼のような2枚のフラップが装着された。

    同様のフラップは、今シーズン、BMWとホンダが採用している。

    比較的低めのフロントノーズを採用するマクレーンのノーズホーンは、どちらかといえばBMWに近い形状。ブリッジウイングを抜けた空気をサイドからリアに向けてさらに効率的に整流する狙いだろう。

    マクラーレン ノーズホーン画像

    マクラーレン ノーズホーン(画像) マクラーレン MP4-23(ヘレステスト3日目)

  • マクラレーン、速さの秘密は4パドルのステアリング

    マクラレーン、速さの秘密は4パドルのステアリング

    ここ最近のマクラーレンの速さの秘密のひとつとして、4つのパドルが装着されたステアリングホイールを使用しているということがあげられる。

    ステアリングには2つのパドルが装着されているのが通常だが、マクラーレンのステアリングには4つのパドルが装着されている。

    上の2つは通常のギアチェンジに使用され、下の2つは異なるエンジン・トルクを選ぶことができるという。2本の指で同時に操作することができるため、各ギアに最適のトルク設定が可能となる。

    このソリューションにより、マクラーレンのドライバーは、低速コーナーからの加速でホイールスピンを抑制でき、その結果としてトラクションコントロール禁止の規約を回避しているというのだ。

    規約では、ギアチェンジと同じドライバーインプットでトルク設定を行なってはならないとされている。しかし、マクラーレンは、レバーを2本に分けることとでこの規約を回避、パドルでギアチェンジとトルク設定を同時に行なうことができる。

  • ルイス・ハミルトン、ドイツGPを振り返る

    ルイス・ハミルトン、ドイツGPを振り返る

    ドイツGPで見事な勝利をとげたルイス・ハミルトン。マシンのこと、ティモ・グロックのクラッシュによるセーフティカーで、それまで稼いだアドバンテージは失われときのことなど、ハミルトンがドイツGPを振り返った。

    オープニングラップは特に落ち着いて見えました。ハードにプッシュしていましたか?
    間違いなくプッシュしていたよ!でも、レースのスタートでマシンの感触はとても素晴らしかったから、限界までプッシュすることは難しくなかった。以前言ったように、僕たちは過去6週間にわたって、今年のマシンを本当に変えることができた。今はとてもバランスがいいし、反応も良くて、ドライブするのに素晴らしいんだ。常に信頼できるし、最大限を引き出すことができる。実際、序盤のラップは良いリズムを掴むことができて楽しかったね。僕のスタートはほぼ完璧だったと思うよ。

    チームはあなたの最初のピットストップを若干早くしました。それがあなたのアドバンテージを損なうかもしれないと心配しましたか?
    それほどほどでもないよ。僕は常にチームの決断を信頼しているし、少し早く僕を呼んだことは何も問題はなかった。それはただ、セーフティーカーで困難がもたらされることへの予防措置だった。当然、リードを取り戻したかったし、2回目のピットストップがフェリペより長いかチームに無線で確認した。僕たちはより長く行けると確信があった。そのあと、僕は周回遅れのマシンをオーバーテイクするのに少し問題があった。それでも、マシンは本当にバランスが良くて、前に行くのが楽なことはわかっていた。

    そのあと、ティモ・グロックの残骸を取り除くためにセーフティカーが配備されました。無線でそれを聞いて、あなたの積み上げたアドバンテージが無効になることがわかり、どんな気持ちでしたか?
    時々、そのようなことが起こるかもしれないと感じることがあるんだ。チームが無線でピットストレートでクラッシュがあったと伝えたとき、実際はあまり驚かなかった。僕たちは以前、セーフティカーがレースの助けになるか、妨げるかを見ている。レースではそのようなことが起こるのは仕方のないことだ。セーフティカー導入時にピットインするかどうか悩んだことは認めなければならない。でも、チームが僕のレースのために正しい決断をしたと確信していた。また、セーフティカーのペースについて少し心配だった。もし遅かったら、僕はタイヤの熱を保つことに問題を抱えていただろうし、タイヤの熱と圧力を保つために、かなりハードにプレーキを使わなければならなかった。

    チームが、フェリペ・マッサへの優位を保つために、10周足らずで23秒のギャップを作らなければならないと伝えたとき、どう反応しましたか?
    スイッチを押して「え?難しくしたいのか?」と言ったのを覚えてる。それから、僕はただそれらのラップにすべてを集中することに決めた。トラックはクリアで、スピードを出すことができたのは、かなり運が良かった。それが長い戦いになるのがわかったし、実際は、不可能に近いだろうと思ったんだ!でも、それについて長くは考えなかったし、ただ仕事に取り掛かった。実際、あのような状況でレーシングカーをドライブすることは、ドライバーとして、最も楽しい時間の一つなんだ。レースについて考えるのをやめて、ただ自分自身とマシンに集中する。ブレーキを踏む最高の瞬間だし、スロットルを開く最高の時間だ。ただ、その全てのリズムに没頭するんだ。僕はそれが好きなんだ。

    最後のピットストップのあと、マッサの後ろでした。彼を捕えるのにギアが入りましたか?
    マッサとのギャップがそれほど大きくないことがわかったし、僕たちのマシンは彼を捕えるペースがあるとわかっていたから、行けると確信していた。スタジアムセクションで彼に接近して、ターン1で良いトラクションを得て、うまく彼の後ろについてターン2を出た。ヘアピンのと有で、僕は素晴らしいトラクションを得て、スリップストリームにつくことができた。でも、彼もかなり速かったから、ブレーキを遅らせたんだ。かなり模範的だったよね。オーバーテイクできないなら、F1にはいたくないだろう。フェリペは少しファイトしてきたけど、彼を抑えられると感じた。僕はレースをするためにここにいる。最も速いドライバーになりたいからF1にきたし、素晴らしいオーバーテイクをしたいし、残りのキャリアでできる限りハードにレースをしたい。それがここにいる理由だ。

    しかし、そのあとあなたは再びネルソン・ピケJr.に対して頑張らなければなりませんでした。あなたは彼がリードしていることに気付いていましたか?
    いいや、全然気付かなかったんだ!正直なところ、フェリペを追い越したら、午後の仕事は終わったと思った。でも、そのあとチームが僕がまだネルソンの後ろだと伝えた。2006年にGP2で一緒で、かなり良く知っているドライバーとレースすることは素晴らしかったよ。以前に彼とレースをしていたから、彼がどんなレースをして、どう反応するかを学んでいた。そして、彼が初めてグランプリをリードしていることにも完全に気付いていた。それは多くのプレッシャーをもたらすし、彼が戦うよりも良い結果を求めるだろうとわかったので、再びクリーンな動きでリードすることができた。僕たちは日曜日にホッケンハイムでより簡単に行うことができたけど、楽しい午後だったよ。夢中にバトルすることは常に素晴らしいことだ。チームの誰もがマシンを改善するために懸命にプッシュしていることに自信を持たなければならない。僕は去年ハンガロリンクで勝った。だから、再びマシンに乗り込むことが待ちきれないんだ。

  • マクラーレン、チームオーダーを否定

    マクラーレン、チームオーダーを否定

    マクラーレンは、ドイツGPでのチームオーダーの噂を否定した。
    ドイツGPの決勝レースで優勝したルイス・ハミルトンは、レース中盤のセーフティカー導入時にピットインしない戦略をとり、結果的に最後のピットストップを終えた時点で1位から5位まで後退した。

    その後、順位を上げていく際、チームメイトのコバライネンが、まるでハミルトンにポジションを譲ったかのように見受けられた。

    ハミルトンとロン・デニスは、レース後にコバライネンの協力に感謝のコメントを残したが、チームオーダーだと不満を述べる人々もいた。

    2002年、フェラーリのジャン・トッドが、当時のフェラーリのドライバーであるルーベンス・バリチェロに対して「ミハエル・シューマッハにチャンピオンシップを獲らせるために前を譲れ」と要請。その事態を受け、2002年シーズン終了後からレギュレーションでチームオーダーは禁止されている。

    ロン・デニスは、コバライネンにオーダーを出したことを否定した。

    「我々が自分たちのドライバーにすることはチームメイトのペースを知らせることだけだ。」

    「結局、そう言われてしまう。」

    「ルイス(ハミルトン)は、1秒近く速いペースで走っていた。コバライネンはルイスの方が速いと教えられ、彼に追い抜かせた。非常にスポーツらしかった。」

    「彼はそれが唯一の方法だとわかっていた。ルイスを長く抑えていたら、リードを取り戻すのがもっと難しくなっただろうからね。レーシングチームとはこういうものだ。」

  • マクラーレン:ハミルトンが今季4勝目(ドイツGP)

    マクラーレン:ハミルトンが今季4勝目(ドイツGP)

    マクラーレンは、F1ドイツGPで、ルイス・ハミルトンが優勝。ヘイキ・コバライネンは5位だった。

    スタートから圧倒的なペースでトップを独走したハミルトン。しかし、ティモ・グロックのクラッシュによるセーフティカー時に、チームはピットインせず、コース上に留まる決断をした。この決断が裏目に出て、2度目のピットストップのあと4位まで順位を落としたハミルトンだったが、そこから怒涛の追い上げをみせ、メルセデス・ベンツの地元ドイツで、今季4勝目をあげた。
    (コバライネンのオーバーテイクは、ややグレーな追い越しだったが・・・)

    ルイス・ハミルトン (1位)

    マクラーレン

    「今日は何もかもうまく行った。わずか7周で23秒のリードを稼ぎ出せと指示された時は、限界を超えなければならないなと思ったが、やり遂げることができた。今週末はマクラーレン・メルセデスがベストマシンだったので、プッシュしても余裕を感じていた。だから絶対にできる、と思っていたのも事実だ。最終スティントは、僕にとって雌雄を決する戦いだった。セーフティカーが入った時に、ピットに入るべきかどうかチームに訊ねたが、ベストの戦略を採ってくれると信じていた。必ずしもその戦略がうまく行ったわけではないが、今日のマシンフィールならどんどんプッシュできるとも思っていた。ヘイキは、こちらの方が速いと分かっていた。抵抗せずにいてくれたヘイキに感謝したい。フェリペ(マッサ)のスリップに入って完璧にパスできた時は、これで仕事は終わった、と確信した。同じことをネルソン(ピケJr.)に繰り返せばいいと分かったからね。今日の勝利を導いてくれたのは、スタッフのハードワークにほかならない。天狗になってはならないが、努力は必ず報われることは覚えておいていいだろう。今日は完璧なレースだった」

    ヘイキ・コバライネン (5位)
    「かなり難しい展開だった。うまくスタートを決めて、あとわずかでフェリペの前に出られるところだった。だが、オーバーテイクするにはスピードが足りなかったし、タイヤパフォーマンスを最大限に引き出せなかった。セーフティカーもプラスにはならなかった。ピットストップでポジションを下げることになってしまった。クビサの後ろでタイムをロスしたが、2ラップを使って彼をオーバーテイクすることができた。その後はほとんど何もないレースだった。5位という結果に満足はできない。ハンガリーGPに気持ちを切り換えて、今度は表彰台圏内で戦えるよう全力を尽くしたい」

    ロン・デニス
    「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス・“チーム”にとって、2戦連続で素晴らしい結果になった。敢えて“チーム”と入れたのは、今回は完璧なチームワークの勝利だったからだ。セーフティカーが導入され、我々は難しい決定を強いられてしまった──ルイスをピットに入れるか否か。結局、十分な燃料を積んでいるので50周目までそのまま走らせることにした。ストレートに散乱したマシンの残骸が思ったより早く片づいたので、セーフティカーも我々の予想より早くピットロードに入った。この結果、2度目のピットストップを終えたルイスは、首位でレースに復帰できなかった。その後の走りは神がかり的なもので、見事に勝利を掴んでくれた。ヘイキはオープニングスティントでオーバーステアに見舞われた。ピットストップ中に修正を試みたものの、続くスティントでもオーバー気味だったようだ。ルイスと互角のペースで走れなかったのはそのせいだ。彼は自分の置かれている状況を正確に把握し、さらにルイスの状況も瞬時に理解した。ルイスのマニューバーに敢えて抵抗せず、オーバーテイクを許したのは、ヘイキのプロフェッショナリズムとスポーツマンシップの証明だ。ヘイキは苦しい状況の中、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。ロバート・クビサを攻略したアクションは、センセーショナルと言っていい。彼にはウィナーの資質も資格も十分にある。そ遠くない将来、彼の日が訪れるに違いない。戦闘力だけでなく、チームプレーの精神も持ち合わせるふたりのドライバーと仕事ができるのは、本当に素晴らしい」

    ノルベルト・ハウグ
    「センセーショナルな勝利だ。ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスにとって2戦連続のホームGPで、素晴らしいオーバーテイクを見せてくれた。ルイスはライバルを完全に圧倒していた。セーフティカーピリオドでルイスをピットに呼ばなかった結果、おそらくは今シーズンのベストと称されるオーバーテイクを2度も見ることができた。今日の勝利は個人的にも大変嬉しく思っている。『ありがとう、ルイス!』さらに、素晴らしい仕事をしてくれたスタッフにも感謝の意を表したい。ピットクルーだけでなく、マーケティング、広報、総務など普段は裏方の仕事をしているスタッフを含めて、全員にお礼を言いたい。さらに、メルセデス・グランドスタンドに陣取り、我がチームに力強い声援を送って下さった良き友人および来賓の皆さまにも、御礼申し上げる次第である。今日はエキサイティングなレースとF1ならではの雰囲気をお楽しみいただけたことと思う」