カテゴリー: マクラーレンF1チーム

  • ランド・ノリス ピアストリとの接触を正当化「咎めるならF1にいるべきじゃない」

    ランド・ノリス ピアストリとの接触を正当化「咎めるならF1にいるべきじゃない」

    マクラーレンのランド・ノリスは、2025年F1シンガポールGP決勝のオープニングラップで発生したチームメイトのオスカー・ピアストリとの接触について、「攻撃的ではなかった」と主張した。ノリスは5番グリッドから好スタートを切り、1コーナーの進入で1つポジションを上げた。

    その後、ターン3にかけてピアストリと並走する形となり、前方のレッドブルのマックス・フェルスタッペンのリアを軽くヒット。

    この際、25歳のノリスのマシン(MCL39)はピアストリのマシンにも接触し、フロントウイングのエンドプレートを損傷した。しかしこの接触によりノリスはピアストリの前に出ることに成功。無線で不満を訴えたピアストリだったが、チームはポジションの入れ替えを指示しなかった。

    レース後の記者会見で、オープニングラップでピアストリに対して攻撃的だったのかと問われたノリスはこう答えた。

    「マックスに当たっただけだ。チームメイトに対して攻撃的だったわけじゃない」

    さらに「フェルスタッペンとの接触を避けるためにピアストリ側に寄せたのか」と尋ねられると、彼は短く「そうだ」と答えた。

    この日の3位フィニッシュで、ノリスはドライバーズランキング首位のピアストリとの差を縮め、シンガポールでは3年連続となる表彰台を獲得した。

    ランド・ノリス F1シンガポールGP

    ノリス「誰でも同じことをしたはず。僕は悪くない」
    マクラーレンのランド・ノリスは、チームメイトのピアストリとの接触について「自分の責任ではない」と主張した。記者会見で改めてこの件について問われた彼は、こう振り返った。

    「見直して、もう少し違うやり方があったかもしれないとは思う。でもグリッド上の誰だって僕と同じことをしたはずだ。僕が大きく開いていたイン側のスペースにマシンを入れただけで、それを咎めるならF1にいるべきじゃないと思う」

    「もちろんマックスとの距離を少し読み違えたのは確かだけど、それもレースだ。結局何も起きなかったし、どうせ僕はオスカーより前に出ていたと思う。僕はイン側で、彼はアウト側のダーティーなラインにいたからね。もちろん反省すべき点はあると思うけど、チームメイトと接触するのは望んでないんだ。なにより、そうすると君たち(メディア)に質問攻めにされるからね」

    この結果、ノリスはランキング首位のピアストリに22ポイント差まで迫った。残るは6戦と3つのスプリントだ。

  • マクラーレン 2025年F1コンストラクターズチャンピオンを獲得

    マクラーレン 2025年F1コンストラクターズチャンピオンを獲得

    マクラーレンが、2025年のF1世界選手権のコンストラクターズチャンピオンを獲得した。今季ここまで誰にも迫られない圧倒的な強さを見せ、残り6戦を残してタイトルを確定させた。昨年に続き、2連覇となる。

    ランキング2位のメルセデスに333ポイント差をつけ、13ポイントを獲得すればシンガポールGPを迎えたマクラーレン。1台でもトップ3に入れば即座に確定という状況だった。

    レースでは、ランド・ノリスが3位、オスカー・ピアストリが4位でフィニッシュ。27ポイントを加算して650ポイントに通達。2位のメルセデスに325ポイント差をつけた。マクラーレンは、通算10回目のコンストラクターズタイトル獲得。

    オスカー・ピアストリとランド・ノリスがシーズンを通してポイント獲得に大きく貢献しており、ここまでマシンは28回の表彰台と12勝を挙げている。

    今回のタイトル獲得は、昨年の最終戦アブダビGPでフェラーリとの戦いを制して手にした王座に続くものだ。

    1990年と1991年以来、実に34年ぶりとなるコンストラクターズ選手権連覇となった。

    ピアストリとノリスの2人はドライバーズ選手権の主役でもあり、この戦いはシーズン最終盤まで続く見込みだ。

    シンガポールでのコンストラクターズタイトル確定後、ピアストリはノリスに22ポイント差をつけてランキングをリードしている。

    「本当に最高だ」とザク・ブラウンは語った。「チームの男女全員が素晴らしい仕事をしてくれた。そしてチームマネジメントの皆も──ここにいるアンドレアをはじめとして、全員がね。」

    「信じられないほど感動している。この感情を、素晴らしい仕事をしてくれたチームのみんなと分かち合いたい。そして残り6戦を残しての達成なんて、信じられない」とステラが付け加えた。

    「我々は今後も、この勝利の流れを続けていくために非常に懸命に取り組んでいる。技術規則の変更にも向けて、我々は“オールイン”の姿勢で臨んでいる。」

    その後、ブラウンはドライバーたちについて尋ねられた。

    「彼らはシーズンを通して見事に走ってくれた。2人の素晴らしいレーシングドライバーなしでは勝つことはできない。我々は彼らに自由に戦わせているし、見ての通り、今日は手に汗握る展開だった。」

    2025年 F1コンストラクターズポイント(第18戦終了時点)

    1.マクラーレン – (650)
    2.メルセデス – (325)
    3.フェラーリ – (300)
    4.レッドブル – (290)
    5.ウィリアムズ – (102)
    6.レーシングブルズ – (72)
    7.アストンマーティン – (66)
    8.ザウバー – (55)
    9.ハース – (46)
    10.アルピーヌ – (20)

  • ランド・ノリス 角田裕毅に皮肉「フェルスタッペンをプッシュできていない」

    ランド・ノリス 角田裕毅に皮肉「フェルスタッペンをプッシュできていない」

    マックス・フェルスタッペンはF1シンガポールGPを前に、再びタイトル争いに名を連ねている。しかし、ランド・ノリスは、レッドブル内部のチーム状況が彼にとって不利に働いていると考えている。

    フェルスタッペンはイタリアGPとアゼルバイジャンGPで連勝し、ランキング首位のオスカー・ピアストリとの差を69ポイント、ノリスとの差を44ポイントにまで縮めた。

    チームの272ポイント中255ポイントをフェルスタッペンが稼いでおり、その貢献率は驚異の93.8%。一方で、角田裕毅は今季これまでの33回の公式セッションのうち、完走扱いとなったレースでフェルスタッペンを上回ったのはわずか1回のみだ。

    マクラーレンでは、ピアストリ対ノリスの予選成績が13勝7敗、決勝成績が8勝9敗と拮抗しているのに対し、レッドブルではフェルスタッペン対角田裕毅が予選17勝0敗、決勝15勝1敗と圧倒的な差がついている(スプリントを含む)。

    対照的に、マクラーレンの両ドライバーはほぼ互角の戦いを繰り広げており、ピアストリが通算21対8で僅差のリードを保っている。

    ノリス「角田はフェルスタッペンを“プッシュ”できていない」
    シンガポールGP予選前に放映されたSky Sportsのインタビューで、ノリスは「マクラーレンが今季支配的なマシンを持っている」という指摘を否定した。

    シャルル・ルクレールは「今年のマクラーレンは2023年のレッドブル並み」と評しているが、ノリスは「それはドライバーラインナップのレベルを反映している」と強調した。

    フェルスタッペンは今季最多のポールポジションを獲得しており、ノリスとの差もわずか1勝だ。

    現在のコンストラクターズランキングは、1位マクラーレン(623ポイント)、2位メルセデス(290ポイント)、3位フェラーリ(286ポイント)、4位レッドブル(272ポイント)となっている。

    「マックスはシーズンを通して決して大きく離れていたわけじゃない」とノリスは語った。「我々はチームとして強力なんだ。マックスもチームのためにしっかり仕事をしている。彼は多くのポイントを稼いでいるよ。でも、彼には僕やオスカーのように、もう少しプッシュし合えるチームメイトがいないんだ」

    角田裕毅 F1

    レッドブル、角田裕毅の将来についてすでに決断
    わずか2戦でリアム・ローソンに代わってレッドブルのトップチーム昇格を果たした角田裕毅は、現在契約延長を目指している。レッドブルはフェルスタッペンに挑むレベルまでは求めていないが、ランキング17位という現状は改善が必要だ。

    報道によると、角田裕毅は2026年以降のレッドブル残留候補から外れており、その後任にはアイザック・ハジャーが最有力とされている。一方、レーシングブルズのシート争いには依然として名を連ねている。

    もしその座をリアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドが獲得する場合、角田裕毅はアストンマーティンのリザーブドライバーに就任する可能性があり、それがF1グリッドに残る最後のチャンスとなるかもしれない。

  • オスカー・ピアストリ F1シンガポールGP予選「メルセデスの速さには驚いた」

    オスカー・ピアストリ F1シンガポールGP予選「メルセデスの速さには驚いた」

    マクラーレンのオスカー・ピアストリは、F1シンガポールGP予選でジョージ・ラッセル(メルセデス)が自分たちを上回ってポールポジションを獲得したことに驚いたと語った。ピアストリは3番手、チームメイトのランド・ノリスは5番手に終わり、「今日は単純に速さが足りなかった」と振り返った。

    マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われたセッション終盤、ラッセルが1分29秒158のタイムで暫定ポールを獲得。

    最終アタックでもさらにタイムを更新し、レッドブルのマックス・フェルスタッペンに0.182秒差をつけてトップを守った。一方のピアストリは、ラッセルから0.4秒近く遅れて3番手だった。

    予選を終えたピアストリは「ほぼ最大限の結果だったと思う」とコメントした。

    「少しは余地があったけど、ポールを狙えるほどではなかった。全体的にはいいセッションだったと思うし、この週末は全体的にすごく安定していて大きなトラブルもなかった。単純に速さが足りなかっただけだから、明日どうなるか見てみたい」

    さらに、メルセデスが前に出たことについて聞かれると「正直、驚いた」と答えた。

    「予選の序盤は僕たちの方が良さそうに見えたけど、他のみんながどんどんタイムを伸ばしていったのに、僕たちはあまり改善できなかった。それが少し意外だった。でも今週末はちょっと不思議な展開だ。タイヤを適切に機能させるのがすごく難しい」

    「昨日から今日にかけてトラックコンディションもいくつか変わったと思うし、全体的に接戦だ。うまくすべてをまとめたドライバーが前に行ける週末になっている。とはいえ、3番手は悪くない結果だと思う」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン) F1シンガポールGP 予選

    一方、チームメイトのランド・ノリスは5番手で予選を終え、前日よりもマシンへの感触は改善したと語りつつも、依然としてライバルに対してスピード不足だったと認めた。

    「今日は昨日よりマシンのフィーリングは良かった」とノリス。「でも、単純に速さが足りなかった。メルセデスははるかに速い。オスカーとの差はせいぜい0.1秒か0.2秒、せいぜい0.3秒くらいだと思う。でもポールに必要な差は0.4秒くらいだった。それが現実だ」

    「このトラックではすべてを完璧にまとめる必要があるけど、僕はそれができなかった。そういう日だった」

    そして、マシンの感触が改善されたことで決勝への自信が増したかと問われると、ノリスは冷静に答えた。

    「そうでもないね。このサーキットは予選順位がほぼそのまま決勝結果になるような場所だ。ただ、まだチャンスはあるから、どうなるか見てみよう」

  • ランド・ノリス フェルスタッペンの怒りを一蹴「レッドブルは何にでも文句を言う」

    ランド・ノリス フェルスタッペンの怒りを一蹴「レッドブルは何にでも文句を言う」

    ランド・ノリスは、F1シンガポールGP予選中にマックス・フェルスタッペンが見せた怒りをさらりと受け流した。

    4度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンは、ポールポジションを狙った最終ラップで前方を走るノリスのスロー走行に妨げられたと不満を示した。レッドブルのドライバーはその結果、ラップを中断し、最終的にメルセデスのジョージ・ラッセルに0.182秒届かず、2番手に終わった。

    フェルスタッペンのレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼは、チェッカーフラッグ後に無線で「その件は君の友達に感謝だな」と語りかけていた。

    フェルスタッペンはパルクフェルメでのインタビューでも怒りを隠さず、ノリスに向けて警告とも取れる発言を残した。

    「前をただ2秒遅く走っているクルマがいると、こうなるんだ。それは記録されたし、覚えておく」とフェルスタッペンは語った。

    どのドライバーに妨害されたのか問われると、彼は「オスカーじゃないよ!惜しかった、ポールはかなり接近していたと思う」と答えた。

    その後のFIA公式記者会見では、フェルスタッペンの口調はやや落ち着いていた。

    「Q3のラップでは、可能な限りクリーンエアが必要なんだ。ブレーキングもすべて限界だからね。少しダウンフォースを失って、真っ直ぐ行ってしまった」と説明した。

    レッドブルへの皮肉を込めたノリスの返答
    チャンピオンシップでフェルスタッペンに44ポイント差をつけているノリスは、ライバルの発言について尋ねられると、レッドブルを皮肉るように答えた。

    「彼らはいつも文句を言うよ。何にでもね。レッドブルだから。僕はたぶん3秒くらい前を走っていたと思うけど、よく分からないね」とノリスは英BBC Sportに語った。

    チームメイトでタイトルを争うオスカー・ピアストリの2つ後ろ、5番手から決勝を迎えるノリスは、週末を通して体調不良に悩まされていたことも明かした。

    「ここで体調を崩すのは最悪なんだけど、今日はだいぶ良くなった」とノリスはSky Sportsに語った。

    「昨日と一昨日は少しきつかった。急に症状が出て、でもわりと早く引いていった。完璧な状態ではないけど、今日の結果に言い訳はしないよ」

    マクラーレンは日曜の決勝で13ポイントを獲得すればコンストラクターズタイトルを確定させることになる。この偉業が達成されれば、マクラーレンはレッドブルが持つ「残り6戦を残してのタイトル決定」という記録に並ぶことになる。

  • マクラーレン F1シンガポールGPでの2年連続王者は「13ポイントで決定」

    マクラーレン F1シンガポールGPでの2年連続王者は「13ポイントで決定」

    マクラーレンが2年連続でF1コンストラクターズ選手権を獲得するのは、もはや時間の問題に思える。今週末のシンガポールGPでタイトルを決める可能性がある。

    実際には、2週間前のアゼルバイジャンGPでも最初のチャンスがあった。2025年シーズンの最終3分の1が始まったばかりのタイミングだったが、このシーズンで最悪の週末となり、決定は少なくとももう1週間先延ばしとなった。

    それでも、MCL39が2025年シーズンのグリッドで最速マシンであることを証明しており、フェラーリ、メルセデス、レッドブルというライバル勢が2位争いで互いにポイントを奪い合っているため、マクラーレンは大きなアドバンテージを握っている。多少の取りこぼしがあっても、シンガポールで戴冠できる状況だ。

    現在の状況
    マクラーレンの後方にいる3チームはわずか20ポイント差でひしめいているが、最も近いメルセデスでもマクラーレンから333ポイント差がある。F1が今週末にマリーナベイ・サーキットに向かう中での状況は以下の通り。

    2025年 F1コンストラクターズ選手権(17戦終了時/全24戦)
    1位 マクラーレン 623
    2位 メルセデス 290
    3位 フェラーリ 286
    4位 レッドブル 272

    シーズンは残り7戦で、そのうち3戦はスプリントを含む。最大獲得可能ポイントは346点(各グランプリで1-2フィニッシュを続ければ301点、さらにオースティン、インテルラゴス、カタールでのスプリント3戦で45点)。シンガポールGP後にはこの数は303点に減るため、マクラーレンがこの差以上を築けばタイトル獲得となる。

    ライバルがタイトル決定を先延ばしにするために必要なこと
    メルセデスはマクラーレンから333ポイント差で、週末を終えて302点差以内にとどめなければタイトル争いをアメリカGP以降に持ち越せない。つまり、マクラーレンに対して31点以上を縮める必要がある。

    たとえシンガポールで1-2フィニッシュしても、それだけでは決定を先送りできる保証はない。その場合、メルセデスはマクラーレン勢が合計12ポイント以下しか獲得しないことを期待しなければならない。

    メルセデスが31点を稼ぐためには、2台とも表彰台に上がるか、1台が勝利しもう1台が7位以上に入る必要がある。

    フェラーリはマクラーレンから337ポイント差で、メルセデス同様に302点差以内で終える必要がある。つまり35点以上を詰めなければならない。

    その条件を満たすには、優勝ともう1台を5位以内に入れるしかない。

    フェラーリが勝利できなければ、マクラーレンがどういう結果でも逆転の可能性は消える。仮に1-2を決めても、マクラーレンが9ポイントを獲得すればタイトル争いから脱落する。

    レッドブルはフェラーリに14ポイント差まで迫っているが、すでにタイトル争いからは脱落済みだ。フェルスタッペンが直近2戦を制しているにもかかわらず、マクラーレンから351ポイント差で、残りの最大得点に5点届かない。

    マクラーレンがタイトルを決める条件
    マクラーレンの2台がそろって表彰台に立てば即座に決定する。43点、40点、33点のいずれの獲得も、ライバルに逆転の余地を与えないからだ。

    実際にはそれより少ない得点でも十分で、わずか13ポイントで数学的にタイトルが決まる。その場合、合計636点となる。

    残り全戦でメルセデスが完全勝利したとしても並ぶのが精一杯であり、しかもマクラーレンが残り全戦でノーポイントで終わる必要がある。しかし、マクラーレンはここまで17戦中12勝を挙げており、この勝利数によってカウントバックで必ず優勝となる。

    また、どちらか1台がトップ3に入れば即座に確定する。他車やライバルの結果は関係ない。

    その13ポイントという最低条件は、2025年シーズンで唯一達成できなかったのが直近のアゼルバイジャンGPだけだ。

    ■ 必要ポイントはわずか13点
     ・例:4位(12点)+10位(1点)=合計13点で達成

    ■ どちらか1台が3位以内に入れば即決定
     ・ライバルの結果に関係なく確定

    ■ 2台とも表彰台に上がれば確定
     ・33点以上の獲得となり、逆転不可能

    ■ 13点以上の獲得で数学的に決定
     ・仮にメルセデスが残り全戦完全勝利して同点に並んでも、マクラーレンの「12勝」という勝利数でカウントバック優勝

    まとめ:「1台が表彰台」または「合計13点以上」でタイトル確定

  • ランド・ノリス F1シンガポールGP初日「昨年のフィーリングをすべて失った」

    ランド・ノリス F1シンガポールGP初日「昨年のフィーリングをすべて失った」

    マクラーレンのランド・ノリスは、シンガポールGP初日の走行を終え、「難しい1日だった」と振り返った。昨年の勝利の地であったにもかかわらず「昨年ここで感じていたあらゆる感触が失われている」と語った。

    FP1ではチームメイトのオスカー・ピアストリに次ぐ6番手で終えたノリスは、FP2序盤で最速タイムを記録したものの、その後は波乱の展開となった。

    セッション中には2度の赤旗が出され、さらにピットレーンでシャルル・ルクレール(フェラーリ)との接触事故も発生。ルクレールのマシンがリリースされる際に両者の車が並走し、接触するという異例の出来事だった。

    マクラーレンはフロントウイングを交換して走行を再開したが、ノリスは最終的に5番手でセッションを終えた。スチュワードは調査の結果、フェラーリにアンセーフリリースの責任があると判断し、1万ユーロの罰金を科した。

    「いや、特に影響はなかった。チームにとって少しお金のかかる出来事だったのは残念だけどね」とノリスは語った。

    さらにマシンバランスについて問われると、「今日はとにかく難しかった。クルマの感触が良くなくて、昨年ここで感じていたあのすべてのフィーリングがなくなっていた。やるべきことがたくさんある。悪い一日だった」と苦笑いを浮かべた。

    また、赤旗中断により重燃料での走行ができなかったことについて問われると、「うん、もうぶっつけ本番でいくよ」と冗談交じりに答えた。ノリスは金曜のセッションを5番手で終え、チームとしてはピアストリが最速タイムを記録するなど好調を維持している。

    ランド・ノリス F1シンガポールGP

  • オスカー・ピアストリ F1シンガポールGP初日「学びの多い良い1日だった」

    オスカー・ピアストリ F1シンガポールGP初日「学びの多い良い1日だった」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、2025年F1シンガポールGP初日の走行を終え、1分30秒714の最速タイムをマークして初日トップに立った。チャンピオンシップ首位のピアストリにとって、金曜は「良い感触を得られた1日」だった。

    FP1では6番手につけたランド・ノリスの前、5番手でスタートしたピアストリ。FP2では赤旗が2度出る混乱の中でもペースをつかみ、終盤のソフトタイヤでトップタイムを叩き出した。

    「最後にミディアムで走ったときに感触をつかめたし、ソフトも良かった」とピアストリは振り返る。「代表的なロングランはほとんどできなかったけど、クルマの状態は良かった。今日は多くを学べたし、それがプラクティスの目的だから、いい一日だった」

    また、FP2での走行内容について「重燃料ランを犠牲にして、ミディアムとソフトでの短いランに集中したのか」と問われると、ピアストリは「ほぼそんな感じだと思う」と答えた。

    「ここでは予選が週末の中でも非常に重要なんだ。もちろんどこでも大事だけど、特にここでは前でスタートすることがすべてに近い。だから、レースの未知数を抱えても前からスタートしたほうがいい。後ろから確実にわかってても、それは助けにならないからね」

    オスカー・ピアストリ F1シンガポールGP

  • ランド・ノリス 「レッドブルのF1マシンはマクラーレンと同じレベルに戻った」

    ランド・ノリス 「レッドブルのF1マシンはマクラーレンと同じレベルに戻った」

    ランド・ノリスは、マックス・フェルスタッペンが「本当に勝利を狙える挑戦者」だと発言した。これは、レッドブルが導入したフロアのアップグレードによってRB21が再び競争力を取り戻したことを受けてのものだ。

    4度のF1ドライバーズチャンピオンであるフェルスタッペンは、イタリアGPでのアップデートを活かしてモンツァで勝利を挙げ、さらに2週間後のバクーでも連勝を果たした。

    この結果、オランダ人ドライバーは再びタイトル争いに名乗りを上げ、マクラーレンのオスカー・ピアストリとの差は現在69ポイント。これはモンツァ前より35ポイント縮まった数字だ。ノリス自身はチームメイトのピアストリから25ポイント差で追っている状況にある。

    ノリスは、レッドブルのドライバーがシーズン終盤に向けて争いに加わるだろうと考えており、その理由はRB21が現在MCL39と「同じレベル」に戻ったからだと語った。

    メディアら、フェルスタッペンの直近の勝利は特定のサーキットによるものなのか、それとも本当に挑戦者となったのかと問われると、25歳のノリスはすぐにこう答えた。

    「本当に挑戦者だと思う」

    「シーズン序盤を振り返れば、彼らは最初の6、7戦で僕たちとレース勝利を争い、ドライバーズ選手権でも競っていた」

    「そして僕たちがアップグレードを持ち込み、少し改善した。数週間前に彼らがアップグレードを導入して、それがまた僕たちと同じレベルに戻したように見える」

    「だから、僕たちは依然として、毎レースに勝利を目指し、チームとして支配したいという野心と目標を持って挑んでいるし、これまでのシーズンを通して築いてきた流れを続けたいと思っている」

    「でも、それにもかかわらず、ここ数戦ではメルセデス、フェラーリ、そしてレッドブルが接近している。だから、特に彼とのバトルを覚悟している」

  • オスカー・ピアストリ F1シンガポールGP展望「バクーの失敗は教訓に」

    オスカー・ピアストリ F1シンガポールGP展望「バクーの失敗は教訓に」

    オスカー・ピアストリは、自分が「リセット」し、バクーでのミスから学んだと確信しており、シンガポールGPで巻き返す準備ができていると語った。マクラーレンのドライバーは「自分も人間だ」と認めている。

    アゼルバイジャンGPはピアストリにとって厳しい週末となり、最終的にはレース1周目にクラッシュでリタイア。2023年以来初のノーフィニッシュとなった。

    第18戦シンガポールGPを前に、ピアストリはバクー後のリフレッシュ期間を経て再び走る準備が整ったと語った。

    「いい感じだよ」と24歳のピアストリは説明した。「数日間オフを取ってリラックスしてリセットできたのは良かった。この1週間は生産的で、この週末に集中し、我々ができるとわかっていることに戻るために取り組んできた」

    シンガポールで「本来のオスカー・ピアストリ」が戻ってきたかと聞かれると、ピアストリは笑みを浮かべて答えた。「そう願うよ!もちろん、バクーで起こったことを繰り返したくはない。でもミスは起きるものだ。僕も人間なんだ。そういうことは起きる。もちろん、もう同じミスはしたくないけど、結局のところ何らかの形で起きるものだ。そのときに大事なのは、そこから前に進むこと、学ぶことだと思っている」

    「アペックスを外したりロックアップしたり、スタートを失敗したり、そういうことは関係ない。大事なのはどうやってそこから学び、前に進むかということ。僕はオフの1週間でそれができたと思う」

    ピアストリは「革命的なことではないが、いくつかのことを学んだ」と付け加えた。ただし、今後アプローチを変える必要はないと明言し、前回のミスにプレッシャーが関係していたとの見方を否定した。

    「予選に関しては、少しプッシュしすぎただけだと思う。それはよくあることだ」とパパイヤカラーのドライバーは語った。「決勝については、クラッシュはある意味スタートと関係していたと思う。あの短い時間で悪いスタートを引きずらないようにするのは簡単ではない。そこから多くの学びがあったけど、結局は愚かなミスに過ぎないと思う。僕のアプローチ自体を変える必要があるとは思っていない。確かにいくつかの良い教訓はあったけど、その教訓の一部は、これまでやってきたことがかなりうまく機能しているということだった」

    厳しい週末からの立て直し方について問われると、ピアストリは続けた。「何が悪かったのかを見直すことは大事だ。逃げたり隠したりするわけにはいかない。バクーからは多くの良い教訓を得られたと思うし、一般的に言えば、困難な瞬間や厳しい週末こそ、良い週末よりも多くを学べる。僕はそういうふうに捉えるようにしている」

    バクーでポイントを逃したことで、ピアストリの選手権リードはマクラーレンのチームメイトであるランド・ノリスに25ポイント差まで縮まり、3位のマックス・フェルスタッペンも69ポイント差に迫った。

    しかし、タイトル争いを意識し始めるかと聞かれると、ピアストリはこう答えた。「いや、そういう考えで走るのはいいことじゃないと思う。残りレースが少なくなっても、一番大事なのは自分ができるベストの仕事をすることだ。選手権の順位はどう見えるかに過ぎない。でも僕は、自分がベストの走りをして全力を尽くせば、レースに勝てる実力があるとわかっている。最終的にそれこそがチャンピオンシップを勝ち取るものだ。だから僕はそれに集中している」