カテゴリー: マクラーレンF1チーム

  • マクラーレン 「次のF1レギュレーションでは実力差を縮める“制限”が必要」

    マクラーレン 「次のF1レギュレーションでは実力差を縮める“制限”が必要」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、2021年のF1レギュレーションでは、チーム間の実力差を縮めるような“制限”を含める必要があると考えている。

    2018年のF1世界選手権の初戦となったF1オーストラリアGPでは、予選Q1での最速チームと最下位チームとの差は1.732秒と、2014年にハイブリッド時代になって以来、その差は最も少ない結果となった。

    しかし、予選Q3では5番手のダニエル・リカルド(レッドブル)と6番手のケビン・マグヌッセン(ハース)との差は1秒以上に広がった。

    上位グループのタイム差も大きく、ポールポジションのルイス・ハミルトン(メルセデス)と2番手のキミ・ライコネン(フェラーリ)との差は0.664秒もあった。

    「それが現実だ。レギュレーションは数年前に起草され、これが我々の現状だ。我々全員のパフォーマンスが頭打ちにならない限りは同じことになるだろう」とエリック・ブーリエはコメント。

    「メルセデスはハイブリッド時代の開始以降、非常に競争力のあるエンジンとクルマを設計している。そこに追いつくのは非常に難しいように思える」

    「今後、我々はリバティメディアとFIAから2012年の新しいレギュレーションパッケージを入手する必要があるが、ギャップを縮め、競争力を平等にするための十分な制限が含まれることを期待している」

    昨年、F1の新オーナーとなったリバティメディアは、F1バーレーンGPで2021年にスタートする新しいF1レギュレーションの最新の計画をチームとエンジンメーカーに提示する予定となっている。

    リバティメディアにとってもチーム間のギャップを減らすことはF1の将来にむけての目標のひとつであり、そのための潜在的な施策として予算キャップやパーツの標準化が検討されている。

    エリック・ブーリエは「我々全員が素晴らしいショーを望んでいるし、クルマがコース上でホイール・トゥ・ホイールのバトルをしているのを見たいと思っている」と続ける。

    「そのためには、最速マシンと最下位マシンとの競争力レベルをもっと拮抗させる必要がある」

    ハースF1のチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーもエリック・ブーリエの意見に同意。現在の中団チームは“残り物”を賭けて戦っているだけだと嘆いた。

    「レギュレーション、そして、F1の将来は、競争力を平等にする、もしくはできる限り近いものでなければならない」とギュンター・シュタイナーはコメント。

    「現時点では大きなギャップがある。トップ3チームがチャンピンシップを争い、我々は残り物を戦っているようなものだ」

    「彼らはお金を稼ぎ、それを費やし、投資するという点で良い仕事をしているが、我々はできていない。それも競争の一部だが、スポーツにとって良いことだろうか? 私はそうは思わない」

  • マクラーレン、2019年にアロンソに代えてボッタス起用を希望?

    マクラーレン、2019年にアロンソに代えてボッタス起用を希望?

    ダニエル・リカルドとメルセデスの2019年の契約の最大の障害となっているのはフェルナンド・アロンソだとスペインのメディアが報じている。

    2018年シーズンが開幕したばかりだが、すでに2019年の“シリーシーズン”と呼ばれるF1ドライバーの移籍市場が話題になっている。

    現在、最も報道されているのがレッドブル・レーシングに所属するダニエル・リカルドだ。

    ダニエル・リカルドとレッドブルの契約は2018年末までとなっているが、リカルドは次の契約がF1ワールドチャンピオンを目指すうえで非常に重要なものになると考えており、全てのオプションを見るためにレッドブルとの契約更新を保留にしている。

    「自分が30代中盤や後半までF1でレースをしているかどうかはわからない。僕のキャリアの次の期間はいいものにしたいし、正しいものにしたいと思っている」とダニエル・リカルドはコメント。

    「レッドブルなのか他チームかに関わらず、適切なチームと良い契約を結ぶことができるのであれば、待つ価値はあると感じている」

    ダニエル・リカルドは、メルセデス移籍が最有力と報じられているが、それを阻止しているのはフェルナンド・アロンソの存在だ。そう報じているのはアロンソの母国スペインの Diario Gol。

    報道によると、マクラーレンはフェルナンド・アロンソの年間4000万ユーロという給与が深刻な負担となっており、もう1シーズンそれを続けることを望んでいないという。2018年に契約を更新したのも「会社としてアロンソを継続したいという願望よりも、ドライバーに借りがあると感じていた」ためだと主張している。

    マクラーレンは、現メルセデスのバルテリ・ボッタスをアロンソに代えて起用したいと考えており、そうすれば、ダニエル・リカルドのためのシートが空くことになる。

    それが実現した場合、レッドブルにはルノーにローン移籍しているカルロス・サインツが出戻り、アロンソに関してはワールドチャンピン獲得のためにチーム再建のめどがたったルノーに復帰するというのが同紙の見解だ。

  • マクラーレン:2018 F1バーレーンGP プレビュー

    マクラーレン:2018 F1バーレーンGP プレビュー

    マクラーレンのドライバーを務めるフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーン、そして、レーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、2018年のF1第2戦バーレーンGPへの意気込みを語った。

    ホンダとのエンジン契約を解消して今年からルノーのF1パワーユニットを搭載するマクラーレンは、開幕戦でフェルナンド・アロンソが5位、ストフェル・バンドーンが9位とダブル入賞で好スタートを切った。

    バーレーンは、マクラーレンの大株主であるマムタラカト社の拠点であり、第2のホームレースともいえるグランプリで再び上位入賞を目指す。

    フェルナンド・アロンソ (マクラーレン ドライバー)
    「ポジティブなシーズンのスタートを切れたことで、すでにバーレーンでクルマに戻ることに本当に興奮している。オーストラリアは僕たちにポジティブなフィーリングを与えてくれたし、この連戦にむけてその勢いを維持できることを願っている。チームが進行中のアップグレードを推し進めるためにファクトリーで懸命に作業を進めていることはわかっている。それらはシャシーとパワーユニットに関して行っている開発作業と同じように僕たちのクルマからさらなるパフォーマンスを解放するために重要なものだ。僕たちは自己満足してはいけない。バーレーンと中国の2戦はクルマに厳しいレースだし、クルマのポテンシャルを最大限に引き出すには優れた信頼性を保つことが重要だ。競争はとても激しいし、より多くのポイントを獲得するためにプッシュし続ける必要がある」

    ストフェル・バンドーン (マクラーレン ドライバー)
    「オーストラリアでのポジティブな週末に続いてバーレーンに向かることをとても嬉しく思う。チーム内のフィーリングはいい感じだし、僕たち全員がそれを維持するために全力を尽くしている。僕たちにはやらなければならないことがたくさんあるし、全てのレースが新たなチャレンジをもたらすことはわかっている。バーレーンは素晴らしい会場だ。2016年にリザーブドライバーとしてフェルナンドの代役でF1キャリアをスタートさせた場所だし、僕たちの株主のために重要なレースだ。天候はいいし、僕たちが訪れる多くのトラックとは違って、週末のプログラムは通常よりも遅い時間に行われる。日中から夜にかけてのレースはいつも特別な気分になるし、このグランプリをとてもユニークなものにしている。セットアップ的にオーストラリアとは非常に異なるし、エンジニアとの準備作業のために走行時間を最大限に活用したいと思っている。去年は信頼性面で多くの不運に見舞われたけど、今回はもっと運に恵まれることを願っている」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン レーシングディレクター)
    「バーレーンはチーム全体にとってエキサイティングなイベントであり、マクラーレンにとって特別な会場だ。チームのオーナーシップによって第2のホームであり、我々はバーレーンのホストから常に素晴らしい歓迎を受けている。施設はワールドクラスであり、グランプリを開催するのにいとても楽しい会場だ。バーレーンと中国の連戦は非常に難しいチャレンジをもたらすし、我々の人員の大部分がその間に英国に戻ることはないので、物流とマシン開発は誰もが解決しなければならない2つの難しい問題だ。クルマの開発について言えば、我々は次の2つのグランプリにアップデートを持ち込むために懸命に作業しているし、それは我々ドライバーが良い戦いを続ける助けになるだろう。メルボルンで見たように競争は厳しい。当たり前だと考えられることは何もないが、それでも我々は過去数カ月よりも強力なパフォーマンスを発揮できることはわかっている。周りの環境も利益になるだろう。我々の主な目標はグリッドの順位をさらに上げることだし、そのためにやらなければならないことがたくさんあることはわかっている。コース上でのレースと同様に開発レースも我々の焦点だ。アルバート・パークでの結果は我々全員が必要としていた後押しになった。だが、我々はこれからも前進し、しっかりと先を見据えて、プッシュし続けなければならない」

    関連:2018年 F1バーレーンGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • フェルナンド・アロンソ 「新パーツ導入でマクラーレンは本領発揮」

    フェルナンド・アロンソ 「新パーツ導入でマクラーレンは本領発揮」

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレンが2018年のF1開幕戦までに準備できなかった数多くの新しいパーツを導入したときには明確な進歩を果たせると期待している。

    今年からルノーのカスタマーとなったマクラーレンは、今シーズン中にレッドブルと戦いたいとの願望をこうしていたが、開幕戦では予選でレッドブル BR14から1秒遅れでシーズンのスタートを切った。

    予選では2台揃ってQ2敗退を喫したが、フェルナンド・アロンソは抜きにくいアルバート・パークの特性を生かして5位でフィニッシュ。ストフェル・バンドーンも9位に入り、新生マクラーレン・ルノーはダブル入賞でシーズンを終えている。

    マクラーレンは、冬季テストで信頼性トラブルが多発したことでその修正に追われ、数多くのアップグレードに遅れが生じた。フェルナンド・アロンソはそれらが導入されれば、マクラーレン MCL33からより多くのことを引き出せるようになると考えている。

    「もちろん、チームは過去3年間本当に懸命に頑張ってきた。冬の間もね」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「彼らは昨年からエンッジンを変更しなければならなかったし、クルマのリア全体、ギアボックスなどあらゆるパーツを再設計しなければならなかった」

    「タイトだったし、オーストラリアで導入したかったパーツのいくつかは時間内に完成しなかった。何か月間も1日24時間働いても十分ではなかったからね。でも、僕たちは戦えるレベルにいたし、2台揃ってポイントを獲得したので、非常に誇りに思えると思うし、チーム全体に感謝しなければならない」

    「僕たちのレースペースはだいたい予想していたとおりだと思う。僕たちは予選よりもレースペースの方が速かったけど、今はまだいくつかのパーツが欠けているのでクルマからすべてを引き出せているわけではない。僕たちのカーブの最下点にいると思う。実際に改善しなければならないとはたくさんあるし、できるだけ早くにレッドブルに近づくためには今後数戦でアップグレードをもたらす必要がある」

    フェルナンド・アロンソは、ルノーと長期的に仕事をしているレッドブルと比較して、マクラーレンがまだルノーとのパートナーシップを始めたばかりであることを見落とすべきではないと語る。

    「マクレーンが良くなっていくのは間違ないことだ。クルマにはまだ解放できていない多くのポテンシャルがある。オーストラリアでも言ったように、マクラーレンとルノーのパワーユニットのコンビでの初レースだったし、もっと多くのポテンシャルがある」
    「バーレーンではまた前進できることを期待している。レッドブルが次のターゲットになるだろう」

  • マクラーレン、ジュニアドライバーにF1デビューを確約?!

    マクラーレン、ジュニアドライバーにF1デビューを確約?!

    マクラーレンは、2018年にジュニアドライバーに魅力的な人参をぶら下げているようだ。

    マクラーレンのジュニアドライバーであるニック・デ・フリースによると、エグゼクティディレクターのザク・ブラウンが、彼もしくはランド・ノリスが今年のF2でタイトルを獲得すれば、そのご褒美はF1シートだと約束しているという。

    「2018年にF2チャンピオンになれば、F1シートを獲得できる。僕の契約にはそう文書化されているとザクが伝えてくれた」とニック・デ・フリースは Hp De Tijd にコメント。

    「同じ条件はノリスにも適用される。ノリスにはいくつかアドバンテージがある。彼の父はザクと良い関係を築いているし、彼のキャリアのために資金を出しているからね。でも、僕だって2018年の期待を満たすことができれば、来シーズンはF1にいられる。全てを手に入れることができる」

    マクラーレンのジュニアドライバーがシートを獲得するには、現行ドライバーのどちらかがチームを離れなければならない。ストフェル・バンドーンとマクラーレンとの契約あ2018年末となっており、フェルナンド・アロンソの契約年数は不明なものの、F1を離れるとは考えがたい。

  • フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンは中団を抜けてレッドブルに挑める」

    フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンは中団を抜けてレッドブルに挑める」

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレンは今後のレースでミッドフィールドのライバルのことは“忘れ”て、レッドブルを目標にできると考えていう。

    フェナンド・アロンソは、マクラーレン・ルノーとしての緒戦となった開幕戦オーストラリアGPでレッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンに割って入り、5位でレースをフィニッシュした。

    だが、開幕戦での結果は、序盤のマックス・フェルスタッペンとのスピンと、有利なタイミングで入ったバーチャルセーフティカー、そして、ハースの2台のリタイアとカルロス・サインツ(ルノー)がドリンクボトルの問題で体調不良に陥るという多くの要因が絡んでのものだった。

    また、マクラーレン MCL33は予選では6番手のチームだったが、フェルナンド・アロンソはすでにマクラーレンはルノー搭載チームで最速のレッドブルとの戦いを見据えることができると考えている。

    「マクレーンが良くなっていくのは間違ないことだ。クルマにはまだ解放できていない多くのポテンシャルがある」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「マクラーレンとルノーのパワーユニットのコンビでの初レースだったし、もっと多くのポテンシャルがある」

    「バーレーンではもう一歩先を見て、レッドブルが次のターゲットになることを期待している」

    近い将来にマクラーレンがレッドブルと戦う可能性についてフェルナンド・アロンソは「現時点では彼らがまだ僕たちの前にいるのは明白だ。彼らはメルセデス、フェラーリ、そして、レッドブルという独占的なグループのなかにいる」とコメント。

    「でも、マクラーレンはそのグループに入る意思があるし、今後数戦では中団グループのことは忘れて、その特権的なトップ3チームを目指せることを期待している」

    「このクルマにはポテンシャルがある。今後の数戦でそのレベルにいない理由はない」

    フェルナンド・アロンソは、オーストラリアの開幕戦はマクラーレンとして最低レベルであり、レース後には“今後のレースでここで導入する予定だったいくつかのアップデート”が入ることを明らかにしている。

    また、オーストラリアの結果は、ホンダからルノーへのF1パワーユニットの移行が遅れたことを考えれば、特に励みになるものだったとフェルナンド・アロンソは強調する。

    「僕たちが2017年シーズンの非常に遅い段階でエンジンを切り替えることを決断し、クルマのリアエンドですでに作られていたパーツのいくつかを再設計しなければならなかったことは忘れてはならない」

    「マクラーレンとルノーの統合はまだ100%ではないし、今後のレースではもっと多くのポテンシャルを見据えている」

    チームメイトのストフェル・バンドーンも「とても楽観的だ。僕たちにもっと多くのポテンシャルがあることはわかっている」とコメント。

    「ルノーとのパートナーシップはまだとても新しい。あれが僕たちの初レースだった。僕たちは今後数戦で新しいパーツがクルマに投入されることをわかっている」

    「進歩するためのマージンがあると感じている。今後数戦が僕たちにとって重要なものになる。ップグレードを持ち込んで、クルマを改善させて、もっと多くのパフォーマンスを発揮できることを期待している」

  • マクラーレン、2018年のF1予算は昨年比262億円の減額

    マクラーレン、2018年のF1予算は昨年比262億円の減額

    マクラーレンは、2018年のF1世界選手権のための予算は昨年よりも2億ユーロ(約262億円)の減額となった。

    昨年、マクラーレンは、メルセデスとフェラーリに次いで全チームで3番目に大きい4億5000万ユーロ(約589億円)の予算をかけていた。

    しかし、Autobild によると、マクラーレンの2018年のF1予算は2億5000万ユーロ(約327億円)まで減額となったいう。

    マクラーレンは昨シーズン限りでホンダとのパートナーシップを解消し、今年からはルノーのカスタマーユニットを搭載している。

    その結果、ホンダから支払われていた年間1億ユーロ(約131億円)とされるスポンサー料を失った。さらにマクラーレンは過去3年間で数多くのスポンサーを失っており、大部分のチームとは異なりメインスポンサーもついていない。また、昨年コンストラクターズ選手権を9位で終えたことで分配金も減少している。

    メルセデスは昨年から5000万ユーロを削減したものの、4億5000万ユーロでトップ。2番手にはフェラーリが4億3000万ユーロ(約563億円)、3番手はレッドブルの3億5000万ユーロ(458億円)で続く。

    2016年にワークスチームとしてF1に復帰したルノーは、3カ年計画でワールドチャンピオンを狙えるチームを構築していくことを掲げており、今年はその最終年。マクラーレンに次ぐ5番手となる2億ユーロの予算となっている。

    今年、唯一予算を増額させたのはザウバー。アルファロメオをタイトルスポンサーに迎えたことで、4500万ユーロ(約58億円)増え、ウィリアムズと並ぶ1億3500万ユーロ(176億円)となった。

    トロロッソは1億2500万ユーロ(約163億円)。ハース、そして、財政難が伝えられるフォース・インディアは1億1000万ユーロ(約144億円)だと推定され、トップのメルセデスと比較すれば、およそ450億円も少ないことになる。

    2018年 各F1チームの予算

    チーム 予算  
    メルセデス 4億5000万ユーロ (約589億6600万円)
    フェラーリ 4億3000万ユーロ (約563億4600万円)
    レッドブル 3億5000万ユーロ (約458億6300万円)
    マクラーレン 2億5000万ユーロ (約327億5900万円)
    ルノー 2億ユーロ (約262億1000万円)
    ウィリアムズ 1億3500万ユーロ (約176億9000万円)
    ザウバー 1億3500万ユーロ (約176億9000万円)
    トロロッソ 1億2500万ユーロ (約163億8000万円)
    ハース 1億1000万ユーロ (約144億1400万円)
    フォース・インディア 1億1000万ユーロ (約144億1400万円)
  • マクラーレン 「ハースはマシンを造っていない。中身は100%フェラーリ」

    マクラーレン 「ハースはマシンを造っていない。中身は100%フェラーリ」

    マクラーレンは、ハースはF1マシンを買っているだけで造ってはおらず、ハースの2018年F1マシン『VF-18』は“100%フェラーリ”だと激しく批判している。

    2016年にフェラーリとの密接なパートナーシップによってF1に新規参入を果たしたハース。初年度からポテンシャルを発揮していたハースだが、特に今年は冬季テストから好調なパフォーマンスを示しており、コンストラクターズ選手権4位のダークホースとして開幕戦を迎えた。

    実際、ハースは予選で3列目グリッドを獲得し、決勝でもピットストップのトラブルによってダブルリタイアを喫するまで4・5番手を走行するなど、プレシーズンテストでの前評判が間違いでないことを示した。

    だが、ライバルチームはこれを面白く思っていない。フォース・インディアはハースがフェラーリと取り組んでいることが合法かどうかを調査することを要請している。

    「彼らは昨年のフェラーリを使用している」とフォース・インディアの副チーム代表を務めるボブ・ファーンリーはコメント。

    フォース・インディアのCOOを務めるオトマー・サフナウアーも「マシンを製造するリソースもなく、数年前にスポーツにやってきたものがどのようにそれを正しいやれるのかとにかくわからない。魔法によって実現しているのか? もしそうだとするならば、私もその杖がほしい」とコメント。「全ての空力表面は独自のものでなければならない。そうでない場合でも、調査を開始しない限りはそれが独自かどうかをどのように判断していいかわからない」

    懸念を示しているのはフォース・インディアだけではない。

    昨年ハースの後塵を拝したマクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「ハースのマシンの中身は100%フェラーリだ」と Auto Hebdo にコメント。

    「彼らはクルマを造っていない。買っているだけだ。マラネロから購入すれば、悪いはずがない」

    また、マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは「彼らがフェラーリと非常に密接に提携していることは我々全員が知っていることだ。あまり近すぎないようにする必要があるね」と Sun に語っている。

    だが、このような批判にハースも黙ってはいない。チームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、ライバルチームは“知識もなければ、知性もない”と激しく反論している。

    「彼らの目に幽霊が映っていて、問題があると思っているのであれば、正式に苦情を訴えることをお勧めする」とギュンター・シュタイナーはコメント。

    「私は彼らにFIAとのやり取りを非常に明白に示すことができる」

    2017年のフェラーリと今年のハースとの類似点についてギュンター・シュタイナーは「我々はフェラーリと同じホイールベースを採用しており、サスペンションは共有している。それは論理的なことだ」とコメント。

    ライバルチームの苦情については「無能さを正当化しなければならない場合、攻撃は最大の防護だ」とコメント。

    「2倍の資金があって、我々の後ろにいれば、チームの所有者は『我々はここで何をやっているのか?』と疑問に思うはずだ。だが、話をするときは、ただの思い込みではなく、論拠が必要だ」

  • マクラーレン、冬季テストでの信頼性トラブルでアップグレードに遅れ

    マクラーレン、冬季テストでの信頼性トラブルでアップグレードに遅れ

    マクラーレンは、冬季テストで信頼性トラブルが多発したことで2018年シーズン開始時のアップグレード投入に遅れが生じたことを認めた。

    マクラーレンは、F1オーストラリアGPで投入した新しいブレーキダクトとフロア改良を含めたアップグレードパッケージはうまく機能したものの、重要なバージボードのアップデートは来週末のF1バーレーンGPまで投入が見送られた。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務める「バルセロナで準備ができていなかったのは明らかだった。週末にむけて信頼性問題を解決できたことを嬉しく思う」と Autosport にコメント。

    「しかし、(レース前の)ここ数週間は信頼性問題を解決することにエネルギーを費やしてきたので、アップグレードをトラックに速くもたらすことはできなかった」

    「そのため、バーレーンにはオーストラリアで投入されるはずだったまた別の分が持ち込まれる」

    バーレーンのパーツが期待通りに機能すれば、マクラーレン・ルノー MCL33は1周あたりコンマ数秒の改善を果たすことになるという。

    冬季テストでの問題によって生じた遅れはいつまでに取り戻せるかと質問されたエリック・ブーリエは、5月の第5戦スペインGPまでかかるかもしれないと示唆した。

    「どうなるかはわからないが、ヨーロッパ緒戦にあるというのが一般的な答えになるだろう」とエリック・ブーリエはコメント。

    「そこが本来我々がいるべきだった場所に戻るためのキャッチアップポイントだ」

    マクラーレンは、F1オーストラリアGPでフェルナンド・アロンソが5位、ストフェル・バンドーンが9位という堅実なスタートを切ったが、まだクルマのハンドリング面のバランスに取り組んでいる。

    しかし、ここまで導入したアップグレードが期待通りに機能したことで、残りのシーズンの開発の方向性に自信を持つことができたとエリック・ブーリエは語る。

    「もちろん、我々はそのような特徴に取り組まなければならないし、今後数戦でいくつか修正できることを期待している」

    「だが、シミュレーションツールとコース上のパフォーマンスの相関関係には満足しているし、昨年のマクラーレンの強みだったものは失われていない」

    「そこは今週末フェルナンドが指示し、満足している理由のひとつだと思う。我々はすでに完成させている多くのことがある」

    「今後はできる限り早くに物事を持ち込めるようにプッシュしていく」

    マクラーレンはF1オーストラリアGPの週末を通して信頼性トラブルには見舞われなかったが、金曜日のプラクティスでは遅れが生じた。

    フリー走行の最初の1時間は6周しかできておらず、当初はエキゾーストの問題として報じられていたが、実際にはダクトの予期せぬマテリアルが燃えたことが原因だったという。

    「新しいエアダクトだった。我々はマテリアルを変更したが、このマテリアルのなかに可燃性の組織があった」とエリック・ブーリエは説明した。

    「クルマがガレージに戻ってくるたびに小さな炎が上がっていた。全てが燃え尽きるまで、どこから来ているのかわからなかった」

  • マクラーレン、前年比での予選タイムで全チーム最大の改善

    マクラーレン、前年比での予選タイムで全チーム最大の改善

    マクラーレンは、2018年のF1開幕戦オーストラリアGPの予選で、前年と比較したタイムで全チームで最大の改善を記録。一方、トロロッソ・ホンダは全チームのなかで唯一昨年からタイムを下げた。

    この分析は、予選における各チームの最速ラップを比較したもの。ドライバーの違いや予選セッションをどこまで進出できたかの違いはあるものの、最大限のスピードを追求するという点で2018年の各チームのポテンシャルが見えてくる。

    最も大きな改善を果たしたチームはマクラーレン。ホンダとの3年間のパートナーシップを終え、今年からルノーのパワーユニットを搭載するマクラーレンは、フェルナンド・アロンソが昨年と比較して1.8秒のタイムアップを果たしている。

    2番目に大きな改善を果たしたチームはザウバー。昨年は1年落ちのフェラーリ製パワーユニットを搭載したザウバーだったが、今年は最新スペックを確保。1.7秒の改善を果たした。

    トップ3チームでは、レッドブルがフェラーリとメルセデスと比較して最大の1.6秒の大きな改善を果たしている。昨年はシーズン序盤に風洞との相関関係に問題を抱えたレッドブルだが、今年は例年よりも早くにマシンを完成させて冬季テストで熟成させてきた。

    ワークスルノーは1.4秒の改善。今年、タイムアップを果たした上位4チームのうち3チームがルノーのF1パワーユニットを搭載するチームという結果になった。

    ルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得したメルセデスは1秒のタイムアップ。2番手のフェラーリに0.6秒差をつける圧巻の走りを披露した。昨年は0.268秒差だった。

    今年、ダークホースとして注目されるハースF1チームは0.9秒の改善。昨年のフェラーリの“クローン”だとして物議を醸しているVF-18でケビン・マグヌッセンが1分22秒187を記録。昨年のフェラーリのベストタイムは1分22秒456となっている。

    開幕戦でセバスチャン・ベッテルが優勝を成し遂げたフェラーリは昨年よりも0.6秒の改善を果たしている。

    若手ドライバーを起用するウィリアムズは、ランス・ストロールが昨年フェリペ・マッサが記録したタイムから0.2秒の改善に留まった。

    トロロッは、前年からタイムを改善できなかった唯一のチームとなった。ルノーからホンダにF1パワーユニットを搭載したトロロッソは昨年よりも0.4秒遅くなっている。

    だが、昨年のマクラーレン・ホンダの予選ベストタイムはフェルナンド・アロンソの1分25秒872。今年はブレンドン・ハートレーは1分24秒532をマークしており、ホンダのF1パワーユニットとしては約1.4秒のタイムアップを果たしたことになる。

    チーム 改善幅
    マクラーレン -1.8秒
    ザウバー -1.7秒
    レッドブル -1.6秒
    ルノー -1.1秒
    フォース・インディア -1.1秒
    メルセデス -1.0秒
    ハース -0.9秒
    フェラーリ -0.6秒
    ウィリアムズ -0.2秒
    トロロッソ・ホンダ +0.04秒