カテゴリー: マクラーレンF1チーム

  • ダニエル・リカルド 「開幕前のマクラーレンF1移籍への決断は奇妙な感じ」

    ダニエル・リカルド 「開幕前のマクラーレンF1移籍への決断は奇妙な感じ」

    ダニエル・リカルドは、2020年のF1シーズンがスタートする前に2021年のマクラーレンへの移籍を早期に決断することは“奇妙”な感覚だったと認める。

    2019年にルノーF1に移籍したばかりのダニエル・リカルドだが、わずか1シーズンでチームを離れ、フェラーリに移籍したカルロス・サインツの後任として2021年にマクラーレンに移籍することが決定した。

    新型コロナウイルスのパンデミックによって開幕から10戦が延期・中止となっているなか、ダニエル・リカルドは2020年のルノーF1の戦闘力を確認する前に将来を決断するという奇妙な状況に直面することとなった。

    ダニエル・リカルドは、F1のインスタライブで最終結果に至るまでの複雑な状況は“簡単ではなかった”と認める。

    「将来のことなどを考える時間があったのは良いことだったけど、いろいろと時間を得ることができたけど、それほど行動することはできなかったので簡単ではなかった。難しかったのは確かだ」とダニエル・リカルドは語った。

    「これから新型コロナウイルス以降もシーズン全体の状況はクレイジーなことになる。今年テストしかしていない状況でこのような決定を下すのは簡単ではなかった。レースをして決心することが理想だけど、このような時期に僕たちにそのような贅沢はない」

    「簡単ではなかったし、一夜の決断ではなかった。この一年は奇妙だし、奇妙であり続けると思う」

    大幅に遅れた2020年のF1世界選手権だが、来月7月5日にオーストリアGPで遂に開幕し、わずか10週間の間にヨーロッパで8戦という過密スケジュールがスタートする。

    ダニエル・リカルドは、レースをするのが待ち切れないとし、ルノーF1での在籍期間を好調のうちに終えて、マクラーレンへと旅立つことを決意していると語る。

    「彼らが公式にスタート日を発表したことは全員にとって大きな安心だった。『トンネルの終わりが見えた』ような感じだったし、僕たちは進むことができる」とダニエル・リカルドは語る。

    「できる限り最善の形でルノーとのこの旅とチャプターを終えたい。まだコース内外で彼らのために多くの借りがあると感じているし、もうすぐ競争をして、自分にできることをやれることをうれしく思う」

  • マクラーレンF1、“失敗作”のMCL33でのプライベートテストを見送り

    マクラーレンF1、“失敗作”のMCL33でのプライベートテストを見送り

    マクラーレンF1は、開幕前のプライベートテストで使用できるマシンが“失敗作”のMCL33しかないため、テストを見送ることを決定した。

    今週、メルセデスはシルバーストンで2日間のプライベートテストを実施してシーズン再開への準備を進める。ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは2018年にタイトルを獲得したW09を走らせる。

    フェラーリも今後数週間で同様のプライベートテストを実施する予定となっている。サーキットはフィオラノのテストコースとなる可能性が高いが、日付はまだ確認されていない。

    F1のルールでは、現行F1マシンによるテストは100kmのフィルミングデーしか許可されておらず、今回のような開幕にむけてドライバーの感覚を取り戻す目的には適さない。だが、F1チームは2016年~2018年の古い仕様のF1マシンを使用して、必要な距離を走行することが許可されている。

    マクラーレンF1は、2018年F1マシン『MCL33』を使ってテストを実施することができるが、設計哲学が全く異なり、ダウンフォースに原因不明の問題を抱えたマシンでのテストに投資することを拒否。それ以前のマシンはホンダのF1パワーユニットを搭載しているため、テストで走らせることができない。

    「ドライバー側に関しては、残念ながら、近年のパワートレインの変更によって運用できる2年以上前のマシンを運用できる可能性がない」とアンドレアス・ザイドルは Sky Sports に語った。

    「しかし、すでに目にしたようにランドはカートとF3マシン(カーリン)でのフリーテストを行っている。サインツもドライバーの準備として同じことを検討している」

    「もちろん、我々は彼らとシミュレーター作業もいくつか予定している」

    メルセデスF1は、シルバーストンでのテストを、F1が今シーズンのレースで実施するソーシャルディスタンスの確保、フェイスマスクやその他個人用保護具(PPE)の使用を含む、新しい安全のプロトコルに慣れる機会にも利用する。

    アンドレアス・ザイドルは、マクラーレンとしても7月5日のオーストリアGPに先立ってそれらの準備は進めていると語る。

    「先週再びレースチームをスタートさせた。現時点ではマシンを準備しており、ソーシャルディスタンスといった新しい状況下でのガレージでの多くの手順とプロセスを一通り経験しようとしている」とアンドレアス・ザイドルは説明する。

    「オーストリアでレースウィークエンドに実際にどのように実行していくかに関しては、FIAとF1から概説されているプロセスに関してすでに把握しており、そこに明確になっている」

    「これから3〜4週間で準備に集中することが重要であり、オーストリアで良いスタートを切ることができることを願っている」

    メルセデスはシルバーストンテストの前にW09のファイアーアップのビデオを公開した。F1の新しい健康と安全対策を垣間見ることができ、チームスタッフは可能な限りソーシャルディスタンスを守り、フェイスマスクを着用している。

  • F1:マクラーレンとウィリアムズの財政危機は自業自得?

    F1:マクラーレンとウィリアムズの財政危機は自業自得?

    F1のマネージングディレクターを務めるロク・ブラウンは、ウィリアムズやマクラーレンといったチームが消滅することはF1にとって大打撃であるが、シリーズとしてやれることはやっており、財政危機に陥っているのはパフォーマンスを含めたチーム側に責任があると語る。

    先週、ウィリアムズF1チームは、タイトルスポンサーのROKiTとの契約解消を発表するとともに、チームの支配権を含めた売却の道を模索していることを明らかにした。

    また、マクラーレンも新型コロナウイルス危機によってグループ全体で大幅な人員削減などのコスト削減策を実施しており、CEOを務めるザク・ブラウンは、危機を乗り越えるためにはF1に大幅な改革が必要だとして予算上限の引き下げを求めていた。

    F1は2021年に導入する予算上限を1億4500万ドルまで引き下げるとともに、次世代マシンの導入を2022年まで延期。シャシーやエンジンの開発を制限するなど、コスト削減策を講じている。

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、レギュレーション変更によってウィリアムズを含めたすべてのチームが将来にコミットできる環境が整ったと自信をみせている。ちょうど2021年は新しいコンコルド協定を結ぶタイミングとなる。

    「我々が実施したことがなければ、さらに心配な状況だったと思う。だが、かなり安定している」とロス・ブラウンはコメント。

    「ウィリアムズの状況は対処する必要があるが、ウィリアムズの買収をかなり真剣に考えている人々がおり、それは真剣に検討することができるまともなビジネスが背景にあることを示していると思う」

    ロス・ブラウンは、自身がF1でのキャリアを開始したウィリアムズF1に愛着はあるものの、組織として変化していく必要があると強調する。

    「素晴らしい遺産を持ったチームであり、もちろん、彼らには愛着がある。だが、F1はかなり残忍なものであることは現実であり、トラックで2週間ごと、今後数か月は毎週のように評価されていくことになる」

    「隠れることができる場所はない。正直に言えば、ここ数年のように最下位でフィニッシュしていれば、このような結果になってしまうものだ。そして、残念ながら、彼らはその点に達してしまった」

    「誰がそこに行ったとしても、彼らがパフォーマンスを発揮できなかった根本的な理由、それが単なる財務上のことなのか、それとも彼らが構造の問題なのか、あるいは彼らが取ったアプローチであるのかを見極める必要がある。正直、私にはわからない」

    「だが、それを理解する必要がある。単なる財政的であり、追加の財政的支援があれば、彼らはより競争力を持つことができるかもしれない。そこに行って何が起こっているのかを理解しようとする人が必要だ」

    ウィリアムズに加え、マクラーレンというF1での名門チームが財政難に陥っていることはF1にとって見栄えのいいことではないとロス・ブラウンは認める。

    「見栄えのいいことではないが、我々は適切に行えるようにできることはすべてやってきた。彼らは再び軌道に戻す必要がある」とロス・ブラウンは語る。

    「どちらのチームもパフォーマンスが悪かった。マクラーレンがチャンピオンシップで優勝しており、それでも今の状況にいるとしたら、それはF1に問題があると言えるだろう」

    「だが、実際にはマクラーレンはここ数年かなり成績が悪かった。F1とは残忍なものだ」

    「F1に無料の乗り物はない。そのレベルで数年間パフォーマンスを行えば、結果として支払いが発生し、スポンサーを失い、以前の賞金を手に入れることができないという負のスパイラルに陥る」

    「素晴らしかったチームがストップすることになるのであれば、ここで何が悪いのかを調べなければならないだろう。だが、実際には、数年間パフォーマンスが低下している2チームだ」

  • マクラーレンF1のランド・ノリス、レース再開に向けてF3マシンで肩慣らし

    マクラーレンF1のランド・ノリス、レース再開に向けてF3マシンで肩慣らし

    マクラーレンF1のランド・ノリスは、2020年のF1世界選手権の開幕に備えて、シルバーストン・サーキットでF3マシンでの走行を行った。

    新型コロナウイルスの感染拡大によって中断されていた2020年のF1世界選手権だが、先週、7月5日にオーストリアで2020年シーズンを再開することを発表。F1ドライバーは、7月3日の金曜フリー走行でプレシーズンテストから実に4か月にぶりにF1マシンを走らせることになる。

    そこでランド・ノリスは、2017年にヨーロッパF3選手権で共にタイトルを獲得したカーリンの協力によって、今週、シルバーストン・サーキットでF3マシンによる走行を実施した。

    テストに先駆け、ランド・ノリスは、実戦に備えて身体をGフォースに慣れされるためにサーキットでサーキットを走行すると述べていた。

    「近いうちにF3のテストすることになっているし、来週にはカートで走行する予定だ。再び身体を慣らすためにね」とランド・ノリスは F1 Nation に語った。

    「Gフォースの物理的な感覚を身体に取り戻したい。筋肉の記憶を取り戻して、本来の機能を発揮させるためにね。でも、それを取り戻すにはシステムにちょっとしたショックが必要だ」

    「全開で走れるマシンをプッシュするのは気持ちいいだろうね」

    F1の中断期間中に積極的にシムレースを行ってきたランド・ノリスだが、本物のF1マシンの乗ることはチャレンジになるだろうと考えている

    「この2~3カ月はずっとコンピュータの画面を見ていたので、来月にレースが始まる時には少し変な感じがするかもしれない」とランド・ノリスは語る。

    「楽しみにしている。F1マシンに戻るのは簡単なことではないだろう。F1は他のどんな乗り物とも違うし、運転するのが難しい。だから楽しいんだけどね。久しぶりにF1マシンでトラックを走ったときはクールな気分になるだろう。最大限にプッシュして、限界に挑戦しているという感覚をね」

    レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンもシーズン開幕までにF3マシンでの走行を計画しており、ウィリアムズのジョージ・ラッセルもシングルシーターを走らせるつもりだと語っている。

    メルセデスF1は、6月9日と10日の2日間にわたってシルバーストン・サーキットを貸し切って、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスが2年落ちのF1マシンでプライベートテストを実施。また、フェラーリもセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールにテストの機会を設けるとされている。

  • マクラーレン 「F1とインディ500の両立はアロンソだからこそ可能」

    マクラーレン 「F1とインディ500の両立はアロンソだからこそ可能」

    マクラーレンF1のCEOを務めるザク・ブラウンは、現役F1ドライバーがフェルナンド・アロンソのようにF1とインディ500への参戦を両立できるとは考えていない。

    マクラーレンは、F1に参戦する10チームのなかで唯一インディカーにも参戦するユニークな立場にある。2017年にはフェルナンド・アロンソがF1モナコGPを欠場してインディ500に初参戦。現在、F1から引退しているアロンソだが、今年も再びマクラーレンからインディ500に参戦する予定となっている。

    「それはかなり難しいことだ。今日のドライバーたちにそれが可能というわけではない」とザク・ブラウンは Indy Star に語った。

    「ランド・ノリスなどもインディに参戦したがっていると思うが、そのレースのために彼を寒さに投げ込むことは賢明ではないだろう。」

    しかし、ザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソならば、2021年にF1復帰した場合でもF1とインディ500を再び組み合わせることができると考えている。アロンソは2021年のルノーF1のシート獲得が噂されている。
    「彼が来年F1を走るならば、今年インディでの経験を活かし、インディに飛び乗って、競争力と安全のための経験があることを目にすることができるだろう」

    しかし、ザク・ブラウンはは他のドライバーが苦労するだろうと考えている。

    「その状況がどれほど競争的であるかについて疑問を抱くだけでなく、それは少し危険でもある。それが賢明な決定と考えるのに十分な走行時間だとは思わない」

  • メルセデスF1、リザーブドライバーをマクラーレンへ貸出

    メルセデスF1、リザーブドライバーをマクラーレンへ貸出

    マクラーレンは、今年リザーブドライバーが必要になった場合、メルセデスF1のリザーブドライバーの1人を借りる契約を結んだと RaceFans が報じた。

    F1は、2020年の序盤8戦のスケジュールを発表。F1の最高経営責任者であるチェイス・キャリーは、F1ドライバーが新型コロナウイルスに感染してレースに参加できなくなった場合でも、グランプリを中止にすることはないと語っている。

    「ドライバーが感染した場合でも、チームにはリザーブドライバーがいる」

    この決定により、リザーブドライバーがいないF1チームは、スーパーライセンスを保有しているドライバーと契約する必要に迫られた。

    現在、リザーブドライバーがいないマクラーレンは、メルセデスF1からリザーブドライバーを借りる契約を結んだようだ。昨年、マクラーレンはルノーF1と同様の契約を結び、セルゲイ・シロトキンをリザーブドライバーとして待機させていた。

    したがって、カルロス・サインツ、もしくはランド・ノリスのいずれかが今年のレースを欠場することになった場合、マクラーレンは元所属ドライバーであるストフェル・バンドーン、もしくはエステバン・グティエレスをレースに出場させることになる。

    ストフェル・バンドーンは、2016年から2018年までマクラーレンのF1ドライバーを務めた。だが、バンドーンはメルセデスからフォーミュラEに参戦しているため利用できるグランプリが制限される可能性があり、その場合は以前にハースとザウバーでF1レースをしていたエステバン・グティエレスを起用することになる。

    マクラーレンは、2021年からメルセデスのF1エンジンを搭載することが決定している。

    リザーブドライバーを共有する契約を結んでいるチームは他にもある。フェラーリは、アルファロメオF1のレースドライバーを務めるアントニオ・ジョビナッツィをリザーブドライバーのひとりとして登録しており、セバスチャン・ブエミはレッドブルとアルファタウリの両方のチームのリザーブドライバーの役割を果たしている。

  • レッドブルF1 「土壇場のルール変更の恩恵を最も受けるのはマクラーレン」

    レッドブルF1 「土壇場のルール変更の恩恵を最も受けるのはマクラーレン」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、2021年の導入に向けて引き下げられた予算上限は、レッドブルには有利に働かないとし、土壇場の変更から最も恩恵を受けるのはマクラーレンだと考えている。

    先週、2021年にむけてF1レギュレーションの内容が変更されることが決定。予算上限は当初の1億7500万ドルから1億4500万ドルに引き下げられ、2020ねんから2021年にかけてF1マシンの開発は大幅に凍結されることになった。

    レッドブル・テクノロジーズが開発を行っているレッドブル・レーシングとアルファタウリ・ホンダにとってルール変更がもたらす結果は明らかだとヘルムート・マルコは語る。

    「アルファタウリはそれらの金額をまだ達成していないが、レッドブル・レーシングは論理的に縮小する必要がある」とヘルムート・マルコは Auto, Motor und Sport に語った。

    ヘルムート・マルコは、2つのルール変更から最も恩恵を受けるのはマクラーレンだと考えている。マクラーレンは予算上限には達しておらず、その影響で多くの人員を削減する必要はない。また、メルセデスのF1エンジンの切り替えにも利点があるとヘルムート・マルコは考えている。

    「この動きによって、マクラーレンは特定のパーツの凍結と他のチームが禁止される開発領域への対処に関するいくつかのルールを回避することができる。現時点では、いくつかの抜け穴がある」とヘルムート・マルコは述べた。

    それでも、ヘルムート・マルコは、マクラーレンがすぐに競争力を上げるとは考えていないと語る。

    「マクラーレンは近づいてきている。彼らには素晴らしい人材と自由に使える技術施設がある。それに2021年からは競争力のあるエンジンを手に入れる。だが、それらは一夜では起こらない」

  • マクラーレンF1 「レギュレーション変更はファンにとって勝利」

    マクラーレンF1 「レギュレーション変更はファンにとって勝利」

    マクラーレンF1チームのCEOを務めるザク・ブラウンは、2021年以降のF1のコスト削減とルール変更によって“競争が激化”し、結果としてより多くの人々をF1を観戦することを駆り立てることになると考えている。

    FIA 世界モータースポーツ評議会は5月27日(水)、2021年以降の採用される一連のF1レギュレーション変更を承認した。

    2021年に1億4500万ドルから始めるスライド式の予算上限、シャシーとエンジン開発の制限、空力開発のハンディキャップルールは、今後のシーズンのF1の進化の基盤となる。

    ザク・ブラウンは、マクラーレンF1が発表した声明のなかで「今日、F1は勝利した」と語った。

    「これは私たちのスポーツにとって非常に重要な瞬間だ。F1はしばらくの間、財政的に持続不可能であり、何もしなければ、F1とその参加者の将来を危険にさらしただろう。この問題に集合的かつ断固として解決に取り組んだ参加者は表彰されるべきだ」

    「統一された予算上限は、チーム間の収益のより均等な分配と相まって、競争を激化させ、より多くの人々がライブやテレビで見たいと望み、チームとスポーツの長期的な財政状態を支えるより持続的な収益を推進する」

    「最終的にファンが勝ち、ファンが勝てば、スポーツ全体が勝つ」

    2021年からのスライド式の予算上限の採用は、ミッドフィールドチームに大きな影響を与える革新的なものだとみなされている。しかし、マクラーレンF1のチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドル、この実装によってワーキングの本部では苦渋の決断がもたらされることになると警告する。

    「予算上限が適用されることはしばらく前から誰にとっても明らかであり、我々は経済的に持続可能なスポーツをサポートするために下限の引き上げを求めた」とアンドレアス・ザイドルは述べた。

    「これは我々の前に立ちはだかる大きな課題だ。今後数か月の間に、我々の働き方を調整し、チームをこの新しい上限に合わせて適切な規模に調整することは非常に骨の折れる作業であり、今週初めのニュースで強調されているように、残念ながら、チームメンバーを失うことになるが、我々の目標は、将来的に最適な規模で最も効率的なチームになることだ」

    「我々のチームメンバーの協力と理解は素晴らしく、水曜日からシャットダウンが終了した後、チームが様々なレギュレーションを明確にしていたことは重要なことだ。これにより、マシンで再び作業を開始し、将来のレギュレーションへの影響を理化することができるようになる」

    「我々は今、今年後半にできるだけ多くのレースが行われることを期待してカルロスとランドと一緒に準備に集中している」

  • マクラーレン・グループ、2020年第1四半期に230億円の減収

    マクラーレン・グループ、2020年第1四半期に230億円の減収

    マクラーレン・グループは、2020年第1四半期の決算を発表。前年同時期比で1億7500万ポンド(約232億円)の収益減を記録した。

    新型コロナウイルスの世界的大流行は、販売店の一時閉鎖をもたらし、自動車の生産自体もストップしたため、マクラーレン・グループを含めた自動車業界に大混乱をもたしている。

    マクラーレン・グループの第1四半期の総売上高は、2019年の2億8400万ポンド(約376億円)から1億7500万ポンド(約232億円)に減少。税引き後の損失も2000万ポンド(約26億5000万円)から1億1000万ポンド(約145億円)に増加した。

    F1とインディカーを運営する子会社のマクラーレン・レーシングの収益は、2019年の同時期と比較して今年の最初の3か月で400万ポンド(約5億3000万円)の減少。レースが開催されなかったことで第1四半期に賞金は分配されなかった。だが、スポンサーシップの収益が410万ポンド(約5億4300万円)に増加したことでいくらか相殺されている。

    世界的な経済危機によってマクラーレン・グループ全体のさらなる被害を抑えるために、現在、同社は流動性ポジションを強化するために最大で2億7,500万ポンド(約364億円)相当の、有担保および無担保の潜在的な資金調達の選択肢を検討している。

    マクラーレン・グループは、収益は大幅に減少したにも関わらず、依然としてコストを賄う必要があり、それが“年の中頃にグループに影響を与える予想外の流動性の必要性”に直面すると説明している。

    「運転資本資金は、グループの流動性要件をサポートするために追求されており、サードパーティとの議論が進行中だ」と提出書類で述べた。

    「現在、マクラーレン・グループは流動性ポジションの強化に相当する2億7,500万ポンドに相当する、無担保および無担保の潜在的な資金調達の代替案を検討している。現在、契約の放棄についても当行の銀行グループと協議中だ」

    また、年間3,000万ポンド(約4億円)の節約が「販売とマーケティング、イベント、モータースポーツ、旅行、レース費用、ITおよび施設管理など、その他の諸経費から発見された」と付け加えた。

    マクラーレン・グループは今週、景気後退を乗り越え、F1の予算上限に対応するために、4000人の従業員の25%にあたる約1,200の人員削減を計画していることを発表。それにより、4,500万ポンド(約6億円)のコスト削減になると主張しているが、これについても“流動的な状況”であると認めている。

    マクラーレンは「7月上旬にオーストリアで行われる予定の最初のレースに向けて、6月にレーシングチームをレイオフから戻す予定」と語っている。

    興味深いことに、マクラーレンは「シーズンが2020年7月に開始されれば、2020年のレースの正味コストは2019年よりも悪くならないことを期待している」と述べている。

    マクラーレンはまた、第2四半期の数値も第1四半期と同等の損失になると予想しているが、第3四半期と第4四半期には回復が始まることに楽観的だと述べた。

  • ダニエル・リカルドのマクラーレン移籍はステップアップにあらず?

    ダニエル・リカルドのマクラーレン移籍はステップアップにあらず?

    ダニエル・リカルドのマクラーレンF1への移籍は、ステップアップではなく、むしろ“横移動”にすぎないかもしれないとF1ジャーナリストのジョー・サワードは語る。

    マクラーレンはホンダとの3年間の失敗を経て、2018年からルノーのF1エンジンに変更。昨シーズンはルノーのワークスチームを破ってコンストラクターズ選手権を4位で終えた。

    おそらく、それがダニエル・リカルドが今シーズンの終わりにマクラーレンに移籍することを決めた理由のひとつだと考えられている。

    ダニエル・リカルドは、なぜマクラーレン移籍を決断した理由をまだ公表しておらず、Twitterでの非常に短い声明でルノーへの感謝の気持ちを述べ、この章を“力強く”終えることを誓っているだけだ。

    だが、このダニエル・リカルドの移籍をジョー・サワードは疑問視しており、単なる横移動に過ぎないと語る。

    「ダニエルがステップアップとしてマクラーレンに移籍するとは思っていない。横移動だとみなしている。おそらく彼はルノーであまり快適ではなかったのだろう」とジョー・サワードは Missed Apex に語った。

    「独自のエンジンを備えたメーカーチームから、3次レベルのメルセデスチームに移籍することに少し驚いた」

    「マクラーレンは以前は素晴らしいチームだったが、証明しなければならないことがたくさんある」

    ダニエル・リカルドは、間違ったタイミングで移籍を行っている可能性もあるとジョー・サワードは語る。

    ルノーは、昨シーズンのチームの弱点であったシャシーの設計を支援するためにパット・フライを招き入た。フライは昨年のマクラーレンのシャシーに影響を与え、チームが5年ぶりに表彰台に戻るのを助けた。
    「数年前のルノーの最大の問題は数年前にエンジンだった。十分に強力ではなかった」とジョー・サワードは続ける。

    「しかし、今やエンジンは十分に強力であり、昨年の彼らの問題はシャシーが良くないことだった」

    「彼らはシャシー部門を変え、パット・フライを連れてきた」

    「昨年、パットフライは何をしたか? 彼はマクラーレンをうまくやらせた。それを実現したのはパット・フライだった。彼は今マクラーレンを去っている」

    「したがって、パット・フライがダニエルが去ったチームにすべての知識を持ち込んでいる可能性がある。そのため、ルノーからマクラーレンに行くことはダニエル・リカルドがこれまで行った最も賢いことではないかもしれない」

    しかし、親会社のルノーは消滅の可能性すらある財政難に陥っており、ルノーがF1撤退を決めた場合、ダニエル・リカルドは勝者となるだろう。