カテゴリー: マクラーレンF1チーム

  • ジェンソン・バトン 「コロナ禍がなければインディカーに参戦していた」

    ジェンソン・バトン 「コロナ禍がなければインディカーに参戦していた」

    元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンは、新型コロナウイルスのパンデミックによって計画が狂うことがなければ、今年、アロー・マクラーレンSPからインディカーに参戦する予定だったと語る。

    当時は未確認の噂だったが、ジェンソン・バトンは2020年シーズンの前半にマクラーレンのインディカーチームでテストを実施すると噂されていた。

    ジェンソン・バトンは、コロナ禍がなければ、今年のインディカーでロードコースとストリートコースでのレースで走っていたとその噂を認め、シーズン中のテストがキャンセルされたことで、そのチャンスはなくなったと明かした。

    「来年(2021年)にインディカーでレースをする可能性がああったが、新型コロナウイルスのせいで実現しなかった」とジェンソン・バトンは Motorsport News に語った。

    「最初のテストは新型コロナウイルスによってキャンセルされてできなかった。2回目のテストは2つのオーストリアGPの間だった」

    「それを逃すことになったのは残念だ。僕はオーバールではなくロードサーキットで走ることを目的としていたからね。オーバルでは走らず、すべてのロードコースで走る予定だったけど、それは実現しなかった」

    「コロナ禍がなければ、おそらく実現していただろう。でも、多くの人が同じことを言う可能性があると思う」

    NASCARで7度優勝したジミー・ジョンソンも4月にバーバー・モータースポーツ・パークでチームとテストする予定だったが、そのテストはキャンセルされた。代わりに、ジョンソンは7月にチップ・ガナッシ・レーシングのテストを行い、2021年にロードコースとストリートコースで走る契約にサインした。

    チップ・ガナッシのように、アロー・マクラーレンSPも“ドライバー開発テスト”でジェンソン・バトンを走らせる可能性はある。

    アロー・マクラーレンSPの広報担当は、ジェンソン・バトンを2021年後半に走らせる機会が発生するかどうかを言うのは時期尚早だと The Race に語った。

    今年、パトリシオ・オワードとフェリックス・ローゼンクヴィストを起用するアロー・マクラーレンSPは、インディ500でファン・パブロ・モントーヤを3台目のマシンに乗せる。

  • マクラーレン、2022年のフォーミュラEの参戦枠を確保

    マクラーレン、2022年のフォーミュラEの参戦枠を確保

    マクラーレン・レーシングはフォーミュラEと契約を結び、2022年から始まるGen3時代のチャンピオンシップに参加するオプションを確保した。

    この契約は、マクラーレンがフォーミュラEでレースをすることを完全に保証するものではないが、8回のF1コンストラクターズチャンピオンのグリッドへの参戦枠を正式に保証するものとなる。

    これは、アウディとBMWの両方が次の2021年シーズンの終わりにフォーミュラEから撤退し、12チームのフィールドから2つの空席ができるという12月の発表に続くものとなる。

    この合意は、2018/19シーズンに先立って2016年10月にフォーミュラEに参加するオプションを確保したメルセデスの先例に従うものとなる。ただし、メルセデスは、フルタイムでの参戦に先立って、HWA Racelabとして1シーズンを戦った。

    フォーミュラEのCEOであるジェイミー・ライグルは「彼らは今後数ヶ月にわたっていくつかの作業と評価を行い、それから決定を下すことになる」とコメント。

    「オプションの段階から完全な確認に進むことができれば、非常にエキサイティングだと思う」

    フォーミュラEの共同創設者兼会長のアレハンドロ・アガグは「マクラーレン・レーシングがGen3からフォーミュラEグリッドに参加するオプションを確保したことは、我々のスポーツの継続的な影響力の証だ」とコメント。

    「モータースポーツで最も有名な名前のいくつかがすでにフォーミュラEで競争しており、マクラーレン・レーシングがフォーミュラEへの潜在的なエントリーを検討することを決定したことに興奮している」

    マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンは先月、2021/22シーズンでマクラーレン・アプライド・テクノロジーズの独占的なパッテリー供給契約が満了した後、チームがGen3規制のフォーミュラEへの参入を評価していると語っていた。この規制は、120kgのマシンの軽量化と、最大350kW(470bhpに相当)のパワーブーストが特徴となる。

    近年、マクラーレンは、2020年に開始したアロー・マクラーレンSPとしてのインディカーへのフルタイムプログラム、フェルナンド・アロンソの2回のインディ500エントリーを含め、F1を超えてレースへの関与を増やしている。

    また、WEC(FIA 世界耐久選手権)とIMSAウェザーテックスポーツカー選手権のLMDhカテゴリーにも関心を示している。

    ザク・ブラウンは「我々はしばらくの間フォーミュラEを注意深く観察し、シリーズの進捗状況と将来の方向性をモニタリングしてきた」とコメント。

    「エントリーのオプションを得る機会、そして、Gen2の終わりにFIAとのマクラーレン・アプライドのサプライヤー契約が完了することで、フォーミュラEが将来の競争プラットフォームとしてマクラーレンに適しているかどうかを判断するために必要な時間が与えられる」

    マクラーレン・アプライドは、4年間のGen2ルールセットでフォーミュラEの唯一のバッテリーサプライヤーだったが、Gen3ではウィリアムズ・アドバンスド・エンジニリングに置き換えられる。

    ジェイミー・ライグルは「モータースポーツで最も象徴的な名前の1つであるマクラーレン・レーシングがフォーミュラEに参加するオプションを確保したことを嬉しく思う」と付け加えた。

    「マクラーレンは、Gen2バッテリーシステムのサプライヤーとしてフォーミュラEの成功に大きく貢献してきた。マクラーレン・レーシングと協力して、フォーミュラEの協議と商業メインの可能性を実証し、評価の一環としてシリーズを新しいレベルに引き上げる方法を考案することを楽しみにしている」

  • ダニエル・リカルド 「マクラーレンF1はワークスチームに劣らない」

    ダニエル・リカルド 「マクラーレンF1はワークスチームに劣らない」

    ダニエル・リカルドは、マクラーレンF1は完全にメーカーが支援するワークスチームに“決して劣っていない”と主張する。

    ダニエル・リカルドは、昨年の新型コロナウイルスによるシャットダウン中に2021年にルノーのワークスチームからマクラーレンに移籍することを発表し、F1パドックに衝撃を与えた。

    「カルロス・サインツのニュースの後、僕も行動する時が来たと気づいた」とダニエル・リカルドは Auto Hebdo に語った。

    「シーズンがまだ始まってさえいなかったので簡単な決断ではなかったし、ルノーに伝えるのはさらに難しいことだったけど、2019シーズンを念頭に置いて決断した。それはチームにとって非常に困難だった」

    しかし、2020年にルノーは着実に進歩し、ダニエル・リカルドのマクラーレン移籍は後退であることに専門家は指摘している。

    ルノーF1を去ることに失望したかどと質問されたダニエル・リカルドはは「いいや、誇りに思っている。僕が成し遂げたこと、チームによってなされた重要な進歩を誇りに思っている」とコメント。

    「自分はその進歩に貢献できたと信じている。自分にできる限りのことをした。2年は短かったかもしれないけど、昨シーズンは2019シーズンをスタートしたときよりもはるかに良い形で終えることができた。去るのは悲しいけど、失望はしていない」

    ダニエル・リカルドのマクラーレン移籍は後退だとの意見については次のように語った。

    「マクラーレンでなかったら後退だったかもしれない」とダニエル・リカルドは語った。

    「このチームはスポーツにおいて特別な位置を占めている。新しい小さなチームとは異なる。豊かで成功した歴史がある。僕たちはしばしばティフォシとフェラーリについて話をするけど、マクラーレンも多くの注目を集めている」

    「確かにカスタマーエンジンを使用しるけど、それ以外の点ではファクトリーチームに劣っていることはない。彼らは尊敬され、ファクトリーチームのように扱われている。僕たちに何が待ち受けているかは時間が教えてくれるけど、僕は自信を持っている」

    最後に、ダニエル・リカルドは、現在の世界の状況を考えれば、2021年もF1が新型コロナウイルスによって影響を受けるシーズンになると同意する。

    F1にソーシャルディスタンスと検疫は残るかと質問されたダニエル・リカルドは「そうだね。フォーミュラ1と世界でね」とコメント。

    「シーズン前半は昨年と同じような感じになりそうなので、それに備える必要がある。でも、僕たちは、F1が僕たちを守り、ショーを守ることができることをわかっている」

  • マクラーレンF1、新加入のダニエル・リカルドに“集中講義”

    マクラーレンF1、新加入のダニエル・リカルドに“集中講義”

    マクラーレンF1のチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、新加入のダニエル・リカルドは激しいプレシーズンを迎えることになると語る。

    伝統的にチームを移籍するF1ドライバーは、新しい環境に慣れるために冬の期間と2週間のテストを行うことができたが、今年は新型コロナウイルスの影響で冬季テストは3日間に短縮され、ダニエル・リカルドはマクラーレンのF1マシンで1日間しか走行することができない。

    そのため、マクラーレンF1は、新加入のダニエル・リカルドがすぐにマクラーレンのエキスパートのように感じられるように激しいプレシーズンのスケジュールを立てている。

    「新しいドライバーが加入することは、常に非常に興味深い課題となる」とアンドレアス・ザイドルは The Race に語った。

    「非常に系統だったアプローチと能力の組み合わせだ。エンジニアはドライバーと大量の情報やソリューションを共有することを熱望していると確信しているが、正しいことを行う必要がある。コース上でテストする時間は他のどの時代よりも少ない。多くの時間がないため、課題が増えている」

    「ダニエルが、長い間マクラーレンを運転し、エンジニアと協力してきたようにすることが目的だが、実際には初レースだ。そこから逆方向に作業することになる」

    「可能な限りベストな方法で彼を統合させる明確な計画がある。主な焦点は、技術面、レーシング面での統合だ。しかし、それと並行して、コミュニケーション面、マーケティング面、ビジネス面においても、チームメンバーとして彼を統合するためのプログラムを実施している。それは1月の初めから全開でスタートする」

    「時間はあまりない。両方ともオンラインでの多くのセッションを含むが、同時にMTC(マクラーレン・テクノロジー・センター)でも多くの時間を過ごすことになる」

    「彼ができるだけ早く我々と一緒にいることに落ち着いた気持ちになり、最初のレース以降、一緒にパフォーマンスを発揮することを楽しみにすることが目標だ」

    マクラーレンF1は、2021年に先立って、ダニエル・リカルドという新しいドライバーを迎えるだけでなく、メルセデスの新しいパワーユニットをマシンに統合させる必要がある。

    しかし、アンドレアス・ザイドルは、ダニエル・リカルドとの準備を整えるよりも、メルセデスのF1エンジンの統合ははるかに簡単な作業になると考えている」

    「より短い冬季テストの影響をランク付けする必要がある場合、最大の影響はドライバーにある」とアンドレアス・ザイドルは語った。

    「このような短い準備でより効果を発揮するのはドライバーだ。なぜなら、彼はそれほど長い間マシンを運転していなかったからだ。学ぶことはたくさんある」

    「2番目の影響は、マシンの空力的理解と、例えば車高などのそれに関連するセットアップの最適化だ。3番目の影響は全体的な信頼性だ。パワーユニットが必ずしもリストの一番上にあるとは言えない。パワーユニットに関しては、パフォーマンスの最適化という観点から、リグ、ダイノ、またはシミュレーションでさえできることがたくさんあるからだ」

    「そして、運用の観点では、マシンがコース上を走っていなくてもテストすることができる。メルセデスAMG HPPのようなかなり確立されたグループと協力しており、パワーユニットの観点からは、比較的スムーズなプロセスになることを期待している」

  • マクラーレンF1のランド・ノリスが新型コロナウイルスに感染

    マクラーレンF1のランド・ノリスが新型コロナウイルスに感染

    マクラーレンF1のランド・ノリスがドバイでの休暇中に新型コロナウイルスに感染。14日間の隔離期間に入った。

    ランド・ノリスは、トレーニングのために訪れていたドバイで新年を迎えたが、1月4日(月)に突然味覚と嗅覚が失われ、新型コロナウイルスの検査を受け、陽性反応が示された。

    「マクラーレンは、ランド・ノリスが昨日トレーニングキャンプに先立って休暇を過ごしているドバイで新型コロナウイルス検査で陽性結果が出たことをお知らせする」とマクラーレンは声明で述べた。

    「味覚と嗅覚が失われたと感じた彼はすぐに検査を受け、チームに連絡した。地元の規則に従って、現在は彼はホテルで14日間の自己隔離を行っている。現在、彼は体調は良く、他の症状は報告していない」

    ランド・ノリスも「皆さん、こんにちは。皆さんが元気に過ごしていることを願っている」と述べた。

    「昨日、味覚と嗅覚を失ったので、すぐに自己隔離してテストを受けた。陽性反応が出たので、僕が接触した全員に連絡を取った。これから14日間の自己隔離を行う」

    「体調はいいし、他の症状はないけど、とにかく皆さんに知らせたかった」

    ランド・ノリスは、新型コロナウイルスに感染した4人目のF1ドライバーとなった。レーシング・ポイントのセルジオ・ペレスはシルバーストンでの2連戦を欠場し、チームメイトのランス・ストロールはニュルブルクリンクで開催されたF1アイフェルGPを体調不良で欠場した後、陽性反応が出た。また、メルセデスF1のルイス・ハミルトンはバーレーンで陽性反応が出てF1サヒールGPを欠場している。

  • ミカ・ハッキネン 「マクラーレンは“冷たい”F1チームではなくなった」

    ミカ・ハッキネン 「マクラーレンは“冷たい”F1チームではなくなった」

    元F1ワールドチャンピオンのミカ・ハッキネンは、マクラーレンはザク・ブラウンの指揮の下で競技面での変革に成功しただけでなく、重要なイメージの変化によって大きな利益がもたらされていると語る。

    フェラーリに次いでF1史上2番目に成功したF1チームであるマクラーレンは、2018年と2019年に大幅なマネジメントと構造を変更を実施。過去の輝くを完全に取り戻してはいないものの、パフォーマンス面で上昇傾向にある。

    2019年にコンストラクターズ選手権で4位だったマクラーレンは、今年さらに順位を上げてランキング3位でシーズンを終了。メルセデスにF1エンジンを変更し、ダニエル・リカルドが加入する来シーズンは、2012年以来となる勝利を手にする可能性もある。

    マクラーレンで2度のF1ワールドチャンピオンを獲得したミカ・ハッキネンは、チームは競技面の成績とイメージの両方において変化に成功したと語る。

    「全体像、チームに行われたマーケティングを見れば、彼らは素晴らしい仕事をした」とミカ・ハッキネンは At TheControls で語った。

    「イメージはチームの非常に重要な部分だ。マクラーレンでレースをしていたときのことを振り返れば、外部から見てかなり冷たいチームだった」

    「非常に単刀直入なチーム運営であり、中に入るのは難しいというのが過去に外部がマクラーレンに抱いていたイメージだった」

    20年前にミカ・ハッキネンが所属していた時代のマクラーレンは、厳格、潔癖、堅苦しい雰囲気は、当時のリーダーであるロン・デニスの個性が反映されていた。

    「100%それはシステムを運営していた彼(ロン・デニス)のやり方だった。それは機能していたし、素晴らしいものだった」とミハ・ハッキネンは語る。

    「だが、最近は時代が変わり、世代も変わり、人々の考え方も変わってきている。ザク・ブラウンがマクラーレンにもたらしたもの、彼らが行ったマーケティング活動、美しいものを目にしている」

    「それを愛するファン、それを愛するパートナーがおり、彼らはマクラーレンの一員になりたいと思っている」

    ザク・ブラウンのマーケティング面だけでなく、マクラーレンはアンドレアス・ザイドルが加入してから競技面でも正しい方向に導かれており、すべての要素が適切に配置されるようになった。

    ミカ・ハッキネンは、マクラーレンの輝かしいの未来を予見し、過去の栄光がまもなく訪れる可能性があると考えている。

    「ドライバーたちは、大きな成功を収めるためにエンジニア、メカニックから、限界までプッシュしている」

    「彼らはマシンの中に座って、ヘルメットをかぶっている。ドライバーは、可能な限り最高の結果とラップタイムを生み出すために互いに非常に積極的に戦っている」

    「そして、技術的にチームは常に開発を続けており、来年はメルセデスエンジンを使用する。エンジンは少し小さくなり、マシンの冷却ダクトを小さくできることで、より優れた空力パフォーマンスを維持できるだろう」

    「だから、将来的に素晴らしく見える細かい部分がたくさんある。だが、今年は、シーズン後のはっきりとした結果だけでなく、それらすべての要素が確実に組み合わされていたし、間違いなく素晴らしく見える」

    「常に同じ方向に進んでいるように見えるし、ザク・ブラウンのエネルギーレベル、彼がチームを運営してきたことは正しい方向に進んでいる。それは本当に物凄いことだ」

  • マクラーレンF1技術代表 「MCL35Mで2020年の弱点に対処できる」

    マクラーレンF1技術代表 「MCL35Mで2020年の弱点に対処できる」

    マクラーレンF1のテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、開発範囲が限られているにも関わらず、2021年マシン『MCL35』は今季の弱点に対処できると確信している。

    F1は、新型コロナウイルスへのコスト面の対応として、2021年も今シーズンのシャシーを持ち越すことを決定。シャシー部分の開発はトークンシステムによって開発が管理される。

    各チームには開発のために2つのトークンが割り当てられるが、マクラーレンはメルセデスのF1エンジンを『MCL35M』と呼ぶ2021年マシンに適合させるためにそのトークンを費やすことになる。

    結果的に、2021年のF1マシンはほぼ完全に新しいマシンになるとジェームス・キーは語る。

    「来年に向けての大きな変化は、我々独自のものであり、新しいパワーユニットだ」とジェームス・キーは語った。

    「2020年からシャーシを引き継ぐことはできない。特に冷却や電子機器など、マシンのさまざまなシステムに関しては、多くの再設計を行う必要があった」

    「シャシーが異なるだけでなく、ギアボックス、そしてlもちろんエンジンも異なるので、MCL35Mは我々にとってほぼ新しいマシンのようなものだ」

    マクラーレンは、2021年のルノーからメルセデスにF1エンジンへの切り替えの見通しと開発制限を見越して2020年に新しいパーツの導入を進めた。ジェームス・キーは、それは今年のチームのパフォーマンスに役立つ決定だったと語る。

    「2021年の開発トークンをメルセデスエンジンのインストールに費やさなければならなかったため、今シーズンの開発に関してアプローチが変わった」とジェームス・キーは説明した。

    「しかし、結果として、2020年には通常では得られないパフォーマンスが少し追加された可能性があり、収集したすべての情報に基づけば、これらのエリアをさらに発展させる余地がある」

    マクラーレンのエンジニアリング部門は、2021年にレギュレーションの厳しい制約の下で運営されれるが、ジェームス・キーは、MCL35の弱点を解消するという点で、ある程度前進できると信じている。

    「今年のミッドフィールドは信じられないくらい接近していた」とジェームス・キーは語った。

    「サーキット、タイヤ、気象条件、そして、もちろんマシンの開発に応じて盛衰した。0.05~0.1秒が違いを生む」

    「我々は競合他社の方が強いエリアを特定し、自分たちのマシンの弱点を確定することができた」

    「特にシーズン後半の特定のコースとコンディションは、我々の強みを発揮していなかった。2021年のレギュレーションにはそこれらの弱点に対処するのに十分な範囲があると思う」

    「もちろん、完全に白紙の状態であれば、さらに多くのことができたが、改善する必要のあるエリアは、マシンの基本的なアーキテクチャとは関係のない部分だった」

  • マクラーレンF1、新加入のダニエル・リカルドにチームプレイを望む

    マクラーレンF1、新加入のダニエル・リカルドにチームプレイを望む

    マクラーレンF1は、ドライバー間の緊密なコラボレーションを維持するために新加入のダニエル・リカルドを適応させる必要がある可能性があると考えている。

    ランド・ノリスとカルロス・サインツは、チーム内でのライバル関係はあるにせよ、マクラーレンでの2年間で友好的な関係を維持してきた。二人の高いレベルでの協力関係は、今年のコンストラクターズ選手権3位をもらたした。

    マクラーレンは、2021年に加入するダニエル・リカルドが新しいチームメイトであるランド・ノリスと仲良くやっていけることを期待しているが、レーシングディレクターを務めるアンドレア・ステラは、新しいラインナップが生産的な協力関係を維持するために、リカルドを適用させる必要があるかもしれないと語る。

    「私の観点から最も重要なことは、カルロスとランドの間の高いレベルのコラボレーションを可能にするために作成した条件を維持することだ」とアンドレア・ステラは説明した。

    「だが、それらの条件を維持することだけではなく、それらを適応させる必要があるかもしれない。ダニエルはカルロスではないし、ランドとの彼の関係は異なる。似ているかもしれませんが、同じではないので、それを念頭に置き、基準を維持するために適応させる必要がある」

    だが、全体として、アンドレア・ステラは、マクラーレンがグリッド上で最もエキサイティングなドライバーラインナップの1つを誇っていると考えている。

    「F1で2年間レースをして、カルロスと互角に渡り合ったランドは、スポーツのトップドライバーになるためのあらゆる資質を持っていることを示した」とアンドレア・ステラは付け加えた。

    「我々は非常にエキサイティングで競争力のあるドライバーラインナップで2021年に臨む」

    マクラーレンのテクニカルディレクターであるジェームス・キーは、ダニエル・リカルドのトロロッソでのF1形成期に一緒に仕事をしており、チームにとってリカルドは素晴らしい「基準点」になると考えている。

    「彼は一緒に仕事をするのに優れたドライバーだ」とジェームス・キーは語った。

    「彼は私が最後に一緒に仕事をして以来、たくさんの経験と知識を蓄積しており、彼がチームにもたらすものに関して、当時よりも数歩進んでいると思う」

    「彼は、実績のあるレースウィナーであり、最高のドライバーと互角に戦えるドライバーだ」

    「ダニエルは仲良くやっていくのが非常に簡単だが、彼は非常に決心しており、それはどのチームにもプラスの効果をもたらす」

    「彼は我々にとって素晴らしい基準点となるだろう。そして、ランドと一緒に、我々はパドックで最も強力なドライバーの組み合わせの1つを持つことになるだろう」

  • マクラーレンF1 「2021年マシン『MCL35M』は“ほぼ新車”に近い」

    マクラーレンF1 「2021年マシン『MCL35M』は“ほぼ新車”に近い」

    マクラーレンF1のテクニカルディレクターを務めるジョームス・キーは、2021年F1マシンは安定したレギュレーションの下で開発も許可されているに関わらず“ほぼ新車に近い”と語る。

    新型コロナウイルスのパンデミックを受け、当初予定されていた新レギュレーションの導入は2022年に延期されて、2021年は現在のマシンのデザインが大幅に引き継がれることなる。

    FIA(国際自動車連盟)は、トークン開発システムを導入して、新しいシーズンに先立って現在のマシンでチームが行える作業量を制限しているが、マクラーレンはルノーからメルセデスにF1パワーユニットを変更するというユニークな立場にある。

    これにより、新しいシャシー、冷却、ギアボックスを導入する必要があり、トークンの大部分をその対応に費やすことになるため、空力の変更が制限されるが、ジェームズ・キーは2021年F1マシン『MCL35M』が“ほぼ完全な新車に近い”ものになると語る。

    「我々独自の来年に向けた大きな変化は、新しいパワーユニットだ。我々は2020年からシャシーを引き継ぐことはできない」とジェームス・キーは説明する。

    「特に冷却や電子機器など、マシンの様々ンなシステムに関しては、多くの再設計を行う必要があった。シャシーが異なるだけでなく、ギアボックス、そして、もちろんエンジンも異なるため、MCL35Mは我々にとって新車に近い」

    マクラーレンは、メルセデスのF1パワーユニットを搭載することですぐに前進することを望んでいるが、ライバルに遅れをとらないために今シーズン中から他の場所に集中した多くのアップデートを導入してきた。

    「メルセデスのF1エンジンのインストールに2021年の開発トークンを費やさなければならなかったことが、今シーズンの開発に関する我々のアプローチを変えた」とジェームス・キーは語る。

    「しかし、結果として、2020年には通常は得られないパフォーマンスが少し追加された可能性があり、収集した様々な情報に基づけば、それらの領域にはさらに発展させられる余地がある」

    ジェームス・キーは、2021年のF1世界選手権はMCL35Mの開発を進めつつも、完全に新しいレギュレーションに合致した2022年マシンの開発も再開することになるので忙しい1年になると予想する。

    「2021年は、MCL35Mを開発し、レースをするためのフルシーズンがあり、22年マシンが進化するにつれて新たな発見があるため、忙しい年になるだろう。それを始めるのが待ちきれない!」

  • マクラーレンF1 「メルセデスとのギャップを縮めるには数年かかる」

    マクラーレンF1 「メルセデスとのギャップを縮めるには数年かかる」

    マクラーレンF1のチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、2021年にチームがマクラーレンを捕らえられるとは考えていないと語る。

    マクラーレンは、最終戦F1アブダビGPでレーシング・ポイントからコンストラクターズ選手権3位を奪い返し、今シーズンは、統計的にもパフォーマンス的にもチームにとって新たな一歩を踏み出した。

    そして、2021年にはルノーに代えてメルセデスのF1エンジンを搭載する。

    2008年にマクラーレンで最初のF1ワールドチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンは、マクラーレンがメルセデスとレッドブルとのバトルに加わって、2021年に三つ巴のタイトル争いになることを望んでいると語った。

    しかし、アンドレアス・ザイドルは、メルセデスとのギャップは1年で解消するには大きすぎると述べ、チームの“インフラ”にも作業が必要だと語った。マクラーレンは、計画していた新しい風洞が約1年遅れている。

    「我々は現実的であり続ける必要があると思う。今週末の良い結果、そして、チャンピオンシップ3位という素晴らしい結果にもかかわらず、我々が自分たちがどの位置にいるのかを正確に知っていると思う」

    「前のマシン、特にメルセデスのマシンとの間にはまだ大きなギャップがある」

    「最も重要なことは、まず、今年のチームがジェームス・キーのリーダーシップの下で非常に競争力のあるマシンを生産したことを確認することだと思う。昨年に比べて一歩前進を果たした」

    「パンデミックにおけるあらゆる課題にもかかわらず、チームがコース上を継続的にアップデートをもたらすためにエンジニアリングと生産ににおいて全開でプッシュし続け、最終的にはマシンのパフォーマンスを改善し続けたのを見て、素晴らしいことだった」

    「そして、もちろん、このトラック、この特定のイベントで、3番目に速いマシンがあったことを知ることは、シーズンの素晴らしい締めくくりだ」

    「それでも、メルセデスとのギャップがどのようなものであるかは分かっている。1年から翌年にかけて縮められるようなものではない」

    「我々は、組織面、インフラストラクチャ面で、まだチーム内に多くの赤字があることを知っている。まずはそこをクローズする必要がある」

    「しかし、繰り返しになるが、我々にはこれらの赤字をどのように削減したいかについての明確な計画がある。それには時間がかかりる。しかし、チーム側で正しいことをすれば、数年以内にこれらのギャップを埋めることができると確信している」