カテゴリー: マクラーレンF1チーム

  • マクラーレンF1 MCL35M 主要諸元表&スペック / 2021年F1マシン

    マクラーレンF1 MCL35M 主要諸元表&スペック / 2021年F1マシン

    マクラーレンの2021年F1マシン『MCL35』の主要諸元表&スペック。

    2021年のF1世界選手権でシャシー開発が制限付きで凍結され、マクラーレンは昨年モデル『MCL35』に新たにメルセデス製F1パワーユニット『M12 Eパフォーマス』を搭載。末尾にマシン名は、末尾にMを追加した『MCL35M』とした。

    ドライバーがフェラーリに移籍したカルロス・サインツに代わってダニエル・リカルドが加入し、ランド・ノリスとコンビを結成する。

    マクラーレン MCL35M 主要諸元

    形式 マクラーレン MCL35<
    モノコック ドライバーコントロールと燃料電池を組み込んだカーボンファイバーコンポジット製
    安全構造 耐衝撃性構造と貫通防止パネルを組み込んだコックピットサバイバルセル、フロントインパクト構造、規定のサイドインパクト構造、統合リアインパクト構造、フロントとリアのロール構造、Haloセカンダリロール構造、ドライバーヘッドレスト保護とセーフティkシート
    ボディーワーク エンジンカバー、サイドポッド、ディフレクター、フロア、ノーズ、フロントウイング、ドライバー操作によるドラッグ抵抗低減システム(DRS)を備えたリアウイングを含めたカーボンファイバーコンポジット
    フロントサスペンション カーボンファイバー製ウィッシュボーン、プッシュロッド方式のトーションバーとダンパーシステム
    リアサスペンション カーボンファイバー製ウィッシュボーン、プルロッド方式のトーションバー、ダンパーシステム
    重量 752kg(ドライバー重量を含む、燃料は含む)
    重量配分はフロントアスクル側で45.4%~46.4%
    電子機器 マクラーレン・アプライド・テクノロジーズ製。シャシー制御、パワーユニット制御、データ収集、センサー、データ解析
    計器類 マクラーレン・アプライド・テクノロジーズ製すテアリングホイール・ディスプレイ
    ブレーキシステム フロント/リアマスターシリンダー付き6ピストンブレーキキャリパー
    “ブレーキ・バイ・ワイヤ”リアブレーキコントロールシステム
    カーボン製ベンチレーテッドディスク&パッド
    ステアリング ラック・アンド・ピニオン型パワーアシスト
    タイヤ ピレリ製P Zero
    ホイール エンケイ製
    塗装 シッケンズ製
    冷却システム チャージエア、エンジンオイル、ギアボックスオイル、油圧オイル、水、およびERS冷却システム
    高度な製造 Stratasys 3D Printing & Additive Manufacturing Mazak Advanced Technology Solutions

    パワーユニット

    型式 Mercedes-AMG M12 E Performance
    最小重量 150kg
    パワーユニットコンポーネント 内燃エンジン(ICE)
    MGU-K
    MGU-H
    エネルギー貯蔵装置
    ターボチャージャー

    エンジン

    燃料搭載量 1.6L
    気筒数 6気筒
    バンク角 90度
    バルブ数 24
    最大回転数 15,000 rpm
    最大燃料流量 100kg/時(10,500rpm)
    燃料搭載量 110kg ‘lights to fla’規制された燃料容量制限
    燃料噴射方式 直噴(1シリンダーあたり1噴射器、最大500bar)
    過給機 単段圧縮機と排気タービン、共通軸

    エネルギー回生システム

    機構 モータージェネレーターユニットによる統合ハイブリッドエネルギー回収
    クランクシャフト結合電気MGU-K
    ターボチャージャー結合電気MGU-H
    エネルギー貯蔵装置 リチウムイオン電池(20~25kg)
    1周あたり最大4MJを貯蔵
    MGU-K 最高回転数 50,000 rpm
    最大出力 120 kW
    最大回生量 1周あたり2 MJ
    最大放出量 1周あたり4 MJ
    MGU-H 最大回転数 125,000 rpm
    最大出力 無制限
    最大回生量 無制限
    最大放出量 無制限

    トランスミッション

    ギアボックス カーボンファイバーコンポジット製メインケース、縦置きドライブトレイン
    ギア数 前進8速、後退1速
    ギヤ操作 電動油圧式シームレスシフト
    デフ 遊星歯車構造の多板リミテッド・スリップ・クラッチ式ディファレンシャル
    クラッチ 電動油圧式カーボン製多板プレート
  • 【速報】 マクラーレンF1、2021年F1マシン『MCL35M』を披露

    【速報】 マクラーレンF1、2021年F1マシン『MCL35M』を披露

    マクラーレンF1は、2021年F1マシン『MCL35M』をお披露目した。

    全チームに先駆けて、マクラーレンF1は2月15日(月)に新車『MCL35M』の発表会を開催。2021年のドライバーとして新加入のダニエル・リカルドとチームメイトのランド・ノリスがMCL35Mのアンベールに立ち会った。

    今年、マクラーレンは、エンジンサプライヤーをルノーからメルセデスに変更。レギュレーションにより昨年モデルのベースに必要な調整が加えられたシャシーには、メルセデスの2021年型F1パワーユニット『Mercedes-AMG M12 E Performance』が搭載される。マクラーレンとメルセデスのパートナーシップは2014年以来7年ぶりとなる。

  • マクラーレン 2021年F1マシン『MCL35M』 新車発表会 ライブ配信

    マクラーレン 2021年F1マシン『MCL35M』 新車発表会 ライブ配信

    マクラーレンは、2021年F1マシン『MCL35M』の新車発表会を現地時間2月15日(月)の19時(日本時間16日午前4時)からライブ配信する。

    全チームの先陣を切ってマクラーレンが2021年のF1世界選手権に参戦するマシンを発表する。昨年のモデル名であるMCL35の末尾に『M』が表すように今季のマクラーレンは昨年型のシャシーにルノーに代えてメルセデスのF1エンジンを搭載する。

    2016年にマクラーレンのCEOに就任したザク・ブラウンは大規模なリストラを開始。ホンダF1とのパートナーシップ失敗の後、F1チーム代表に元ポルシェWECのアンドレアス・ザイドル、テクニカルディレクターに元トロロッソのジェームズ・キーなど招聘し、チームは好転。2019年にカルロス・サインツとランド・ノリスとともにベスト・オブ・ザ・レストとなるコンストラクターズ選手権4位で終えたマクラーレンは、2020年はランキング3位でシーズンを終えた。

    今年はフェラーリに移籍したカルロス・サインツに代わって、7回のグランプリウィナーであるダニエル・リカルドが加入。チームで3年目を迎えるランド・ノリスとコンビを結成する。

    マクラーレンは、新車『MCL35M』の新車発表会をYoutube等でライブ配信。2017年にマシン名を『MCL』に改名し、翌年に復活させたチームの伝統カラーである“パパイヤオレンジ”を継承するとされる新車をお披露目目する。

  • F1特集:マクラーレン・メルセデス 第1期の歴史

    F1特集:マクラーレン・メルセデス 第1期の歴史

    マクラーレンF1は、2月15日(月)に2021年F1マシン『MCL35M』を発表。ルノーからメルセデスのF1エンジンに切り替えた今年、『マクラーレン・メルセデス』が7年ぶりに復活する。

    1996年にメルセデスとタッグを組んだマクラーレンは、メルセデスのワークスエンジンで3度のドライバーズ選手権と1回のコンストラクターズ選手権を獲得。しかし、メルセデスがワークス参戦したことで20年にわたるパートナーシップに終止符を打ち、2015年からホンダのF1エンジンに変更した。

    ホンダとのパートナーシップが3年で決裂したマクラーレンは、ルノーのエンジンを搭載していたが、2019年9月に2021年よりメルセデスのF1エンジンに切り替えることを発表。当初は新レギュレーションによる次世代F1マシンと同時期を想定していたが、新型コロナウイルスの影響でレギュレーション変更は1年延期。それでも、マクラーレンは契約開始年を変えず、昨年マシンMCL35にメルセデスのF1エンジンを適合させた『MCL35M』を完成させた。

    ここまでは、マクラーレン・メルセデスの第1期と言える20年間をF1マシンとともに振り返る。

    MP4 / 10(1995)
    マクラーレン MP4 / 10(1995)

    メルセデスは、ホンダとの契約、フォードの短期契約、プジョーとの悲惨なパートナーシップの締結後、マクラーレンの4番目のエンジンパートナーとなった。MP4 / 10は堅実なミッドフィールダーであり、かなりの数のアップデートパッケージが必要だったが、ミカ・ハッキネンはメルセデスのF1エンジンを搭載したマクラーレンで最初の表彰台を獲得した。マクラーレンは総合4位でフィニッシュしたが、オーストラリアでのプラクティスでのミカ・ハッキネンの深刻なクラッシュ、ナイジェル・マンセルの悲惨なわずか2レースでの離脱によってシーズンは損なわれた。

    MP4 / 11(1996)
    マクラーレン MP4 / 11(1996)

    デビッド・クルサードがウィリアムズから加入。ミカ・ハッキネンはオーストラリアのクラッシュから回復し、フルタイムで復帰した。マクラーレンはより競争力のある勢力だったが、タイトルを獲得したウィリアムズ、フェラーリ、ベネトンと比較して、全体的なスピードに欠けることがよくあった。マクラーレンは、ミカ・ハッキネンから4回、クルサードから2回の表彰台を獲得したが、再び4位でフィニッシュした。

    MP4 / 12(1997)
    マクラーレンMP4 / 12(1997)

    マクラーレンは、その象徴的な赤と白のマールボロ・スキームを、その後10年間にわたってアイデンティティとなるウエストのカラーリングと変更し、新たに“シルバーアロー”が誕生した。デビッド・クルサードはオーストラリアで1993年以来となる勝利をマクラーレンにもたらし、イタリアで再び勝利を収めたが、信頼性の低さ、特にミカ・ハッキネンの妨げにより、さらなる勝利は失われた。ミカ・ハッキネンも最終戦で調整されたフィニッシュで初勝利を手にして、マクラーレンは再び総合4位でシーズンを終えた。

    MP4 / 13(1998)
    マクラーレン MP4 / 13(1998)

    マクラーレンは、より狭いマシンとグルーブドタイヤを含むレギュレーション変更、およびエイドリアン・ニューウェイの採用を絶好のチャンスとみなした。MP4 / 13は、メルセデスのF1エンジンにも助けられ、グリッド上で最速のマシンとして登場し、ミカ・ハッキネンがチームの指揮を執った。ハッキネンはフェラーリのミハエル・シューマッハを抑えて初のドライバーズタイトルを獲得。マクラーレンは16戦中12回のポールポジションと9勝を挙げてコンストラクターズタイトルを獲得。驚くべきことに、マクラーレン・メルセデスの唯一のコンストラクターズタイトルになる。

    MP4 / 14(1999)
    マクラーレンMP4 / 14(1999)

    マクラーレンは1999年もトップランナーであり続けたが、信頼性とドライバーのミスがかさんだ。ミカ・ハッキネンは首位に立ったレースで5回のリタイアに苦しんだ。ハッキネンはエディ・アーバインを抑えて2回目のドライバーズタイトルを獲得したが、マクラーレンはフェラーリに王冠を譲った。デビッド・クルサードの16戦中7回のリタイアが響いた。

    MP4 / 15(2000)
    マクラーレン MP4 / 15(2000)

    2000年シーズンはマクラーレンとフェラーリの激しい戦いとなり、ミカ・ハッキネンとミハエル・シューマッハはタイトル争いに繰り広げた。しかし、両方の選手権でマクラーレンは2位となった。フェラーリがコンストラクターズタイトルを獲得し、ハッキネンはシューマッハに敗れた。

    MP4-16(2001)
    マクラーレンMP4-16(2001)

    フェラーリとミハエル・シューマッハが支配的な時代に入ると、マクラーレンは新しいウィリアムズとBMWのパートナーシップからの脅威にもさらされることになった。タイトル争いで敗れたミカ・ハッキネンは、それでも2勝を挙げており、3勝目はスペインでのラストラップでの故障で失ったが、デビッド・クルサードもう1勝を追加した。マクラーレンは、デビッド・クルサードがミハエル・シューマッハに次ぐ2位となり、コンストラクターズ選手権も2位で終えた。

    MP4-17(2002、2003)
    マクラーレンMP4-17(2002、2003)

    マクラーレンはミカ・ハッキネンの代わりにキミ・ライコネンを起用したが、2002年のモナコでデビッド・クルサードが唯一の勝利を収め、3位に後退した。2003年にMP4-17Dと名付けられた開発バージョンを使用したが、2勝した後、再び勝利することはありませんでした。キミ・ライコネンは最終戦までタイトル争いを繰り広げたが、ミハエル・シューマッハに敗れ、マクラーレンは再び3位でシーズンを終えた。

    MP4-18(レースなし)
    マクラーレン MP4-18(レースなし)

    マクラーレン MP4-18は2003年のマシンになる予定だったが、急進的なパッケージを設計するという決定は最終的に裏目に出た。オーバーヒートの問題が相次ぎ、最初は必須のクラッシュテストに合格できず、コース上で走ると信頼性も酷かった。テスターのアレックス・ヴルツはポール・リカールで大クラッシュに見舞われ、プロジェクトは停滞し、マシンは放棄され、レースで走ることはなかった。

    MP4-19(2004)
    マクラーレン MP4-19(2004)

    マクラーレンは失敗に終わったしたMP4-18の一部を2004年マシンのMP4-19に統合したが、当初は問題があった。マシンはペースが足りなかっただけでなく、信頼性も低く、キミ・ライコネンは7戦でわずか1ポイントを獲得し、バーレーンでば激しいクラッシュを喫した。だが、シーズン途中に導入されたMP4-19Bと呼ばれるアップデートは、マクラーレンの見通しを一変させた。ライコネンはベルギーで勝利を収め、チームは総合5位まで挽回した。

    MP4-20(2005)
    マクラーレン MP4-20(2005)

    マクラーレンはホーンウイングを搭載したMP4-20を生み出し、特にキミ・ライコネンは速さを見せたが、スロースタートと信頼性の欠如により犠牲となった。マクラーレンは序盤戦で苦戦。最後の15戦では10勝を挙げたが、ライコネンはさらに2回のリタイアを喫し、ファン・パブロ・モントーヤも挫折した。ライコネンはフェルナンド・アロンソと争ったが、タイトルを逃した。マクラーレンの勝利数はルノーよりも多かったが、ルノーがフェラーリの連覇にストップをかけた。また、マクラーレンは、レッドブル・レーシングにエイドリアン・ニューウェイを引き抜かれた。

    MP4-21(2006)
    マクラーレン MP4-21(2006)

    マクラーレンとメルセデスのパートナーシップは、ウエストが撤退し、エミレーツが参入し、次の章を定義する赤とクロムのカラーリングをもたらした。その一方で、イルモアとの関係は解消された。MP4-21は悪いパッケージではなかった、フェラーリとルノーに対して全体的なパフォーマンスに欠けていた。ライコネン、モントーヤ、そして。ペドロ・デ・ラ・ロサが9回表彰台を獲得したが、マクラーレンは10年ぶりに未勝利でシーズンを終えた。

    MP4-22(2007)
    マクラーレンMP4-22(2007)

    マクラーレンは最前線に戻ることになったが、代わりにメルセデスとの最終的な離婚の種を蒔いた。ワールドチャンピオンのフェルナンド・アロンソがルーキーのルイス・ハミルトンと組み、ボーダフォンレッドが追加されたMP4-22は、フェラーリ F2007に匹敵していた。しかし、チーム内の荒尾市とスパイゲートの物語の中で、チームの見通しは崩壊した。マクラーレンは8勝して1位になるのに十分なポイントを獲得していたが、コンストラクターズ選手権から失格となり、1億ドルの罰金を科されました。アロンソは去り、メルセデスは感銘を受けなかった。

    MP4-23(2008)
    MP4-23(2008)

    フェルナンド・アロンソの後任としてヘイキ・コバライネンが加入。スパイゲートの余波のなかマクラーレンは競争力をみせ、再びフロントランナーだった。事実上ナンバーワンのルイス・ハミルトンは5勝を挙げ、F1史に名を残す最終戦の最終ラップでフェリペ・マッサを破って最初のドライバーズタイトルを獲得。ヘイキ・コバライネンも勝利を追加したが、コンストラクターズチャンピオンシップではフェラーリに次ぐ2位となった。

    MP4-24(2009)
    マクラーレン MP4-24(2009)

    マクラーレンは新しい空力規制を把握できず、グリッド上で最も競争力の低いパッケージの1つでシーズンを始めた。しかし、シーズン途中の開発によりチームは争いに絡みだし、ルイス・ハミルトンが2勝を挙げたマクラーレンは3位でシーズンを終えた。メルセデスは独自のワークスチームを望み、タイトルを獲得したブラウンGPを買収して2010年にブランドを変更。15年間のマクラーレン・メルセデスのパートナーシップに疑問が投げかけられた。

    MP4-25(2010)
    マクラーレン MP4-25(2010)

    マクラーレンはルイス・ハミルトンのチームメイトにジェンソン・バトンを起用し、オールチャンピオンのラインナップを形成したが、純粋なペースではレッドブルが圧倒していた。それでも、マクラーレンがファクトリー参戦を開始したメルセデスチームに先んじてランキング2位で終えた。二人は5勝を挙げ、ハミルトンは最後戦まで数学的にタイトルを争った。

    MP4-26(2011)
    マクラーレン MP4-26(2011)

    急進的なL字型のサイドポッドで最もよく記憶されているMP4-26は、ディフェンディングチャンピオンのセバスチャン・ベッテルのレッドブル RB7よりもわずか遅れていた。マクラーレンはドライバーが3勝ずつを挙げたが6、再びランキング3位となった。

    MP4-27(2012)
    マクラーレン MP4-27(2012)

    後期マクラーレン・メルセデス時代の最大の逃したシーズンの1つをとなった。予測不可能なシーズンにマクラーレン MP4-27の最有力候補の1台だったが、7勝を挙げたにもかかわらず、シーズン中の開発問題、信頼性の問題が相次ぎ、ランキング3位に落ちた。ルイス・ハミルトンは新たな挑戦を求めてメルセデスに移籍。メルセデスは復帰以来初めての勝利を手にしている。

    MP4-28(2013)
    マクラーレンMP4-28(2013)

    ルイス・ハミルトンの離脱は、メルセデスとマクラーレンの運命が分かれるのと一致した。ジェンソン・ボタンとセルジオ・ペレスはマクラーレン・メルセデスの歴史で初めてすべてのレースを完走した。しかし、信頼性はパフォーマンスと一致しなかった。MP4-28は目立たないマシンであり、マクラーレンは存在すると信じていたポテンシャルを引き出すのに苦労した。チームは表彰台を1度も獲得できず、ランキング5位に後退した。

    MP4-29(2014)
    MP4-29(2014)

    マクラーレンはすでにホンダとの将来を約束していたため、2014年までにメルセデスのカスタマーを続けた。ボーダフォンの離脱後、オールシルバーのカラーリングを披露したMP4-29は、ダブル表彰台で力強くスタートしたが、その運命はすぐに衰退した。メルセデスはF1のハイブリッド時代の支配を開始し、マクラーレンは5位にとどまり、3位で同じカスタマーのウィリアムズに2位差をつけられた。マクラーレンはメルセデスとのパートナーシップを終え、ワールドタイトルを目指して戦うことを望んでホンダとの新しいパートナーシップに乗り出した・・・。

  • ダニエル・リカルド 「マクラーレンF1移籍は王座獲得の最高のチャンス」

    ダニエル・リカルド 「マクラーレンF1移籍は王座獲得の最高のチャンス」

    ダニエル・リカルドは、マクラーレンF1への移籍により、F1でワールドチャンピオンを獲得するという目標を達成するための“適切な場所”に身を置いたと信じている。

    F1で11シーズン目を迎えるダニエル・リカルドは、これまで7勝を挙げている。だが、それはレッドブル・レーシングに在籍した2014年から2018年のことであり、その時期に2回ランキング3位でシーズンを終えている。

    ルノーF1との2年間はダニエル・リカルドの期待を完全に満たすものではなく、チームに明るい未来が待っていることを納得させることができなかった。

    しかし、ダニエル・リカルドは、今年の移行シーズンを超えたマクラーレンF1との見通しは、グランプリドライバーとしてタイトルに挑むこれまでにない最高のチャンスだと考えている。

    「これは僕がずっと言ってきたことを達成する最高のチャンスだと思う」とダニエル・リカルドは The Sydney Morning Herald に語った。

    「F1にいるためだけにF1にいたいと思ったことはない。僕はワールドチャンピオンになりたかったし、今でもそう持っている」

    「マクラーレンは進歩の具合を見れば、僕がそれを達成することができる最高のチャンスだと感じている。おそらく私がこれまでに経験した中で最高のチャンスかもしれない」

    マクラーレンのパフォーマンスは、2年以上前にザク・ブラウンが大規模なリストラを開始して以来、上昇傾向にる。

    マクラーレンのF1チーム代表に就任したアンドレアス・ザイドル、テクニカルディレクターのジョームズ・キーなどの主要メンバーの採用は、ホンダF1とのパートナーシップの失敗によって特徴づけられた悲惨な数年にわたる不振の後、チームの好転に大きく貢献した。

    2019年にカルロス・サインツとランド・ノリスとともにベスト・オブ・ザ・レストとなるコンストラクターズ選手権4位で終えたマクラーレンは、2020年はランキング3位でシーズンを終えた。

    ダニエル・リカルドは、今年もマクラーレンがその勢いを維持すると信じていると語る。

    「このスポーツで何が起こるか決して分からないけど、自分が正しい場所にいると確信している」とダニエル・リカルドは付け加えた。

    「ここに座って、来年の世界選手権に向けて戦えると言えるか? 誰にも分からないことだ。でも、自分がベストを尽くすための適切な場所にいると確信している」

    「誰もがマクラーレンの改善への道筋を見ることができたと思う。僕としては、自分がマクラーレンが勝利する助けになっていなかった要素の1つになる準備ができていると感じている」

    オフシーズンのほとんどを彼の2番目の家であるロサンゼルスで過ごしたダニエル・リカルドは、2021年シーズンの準備について考え始め、チームに自分を組み込むために英国に戻ってきた。

    「ここ数週間マクラーレンのファクトリーにいて、メカニックやエンジニアとミーティングをしているけど、そこには大きな興奮がある」

    「困難な時期を経験したハングリーなチームの感覚がる。でも、復活は起こっている、リアルにね。そして、彼らは成功が短期的な将来に起こるかもしれないことを知っている。初日にドアを開けたときからそう感じた」

    「自分が彼らがその成功をより早く達成するのを助けることができるという気持ちは、僕が必要とするすべてのモチベーションとなっている」

    「昨年のコンストラクターズチャンピオンシップを3位で終えたことは大きかったし、彼らはちょっとカッコよく感じる。そこが本当に気に入っている」

    「彼らはもっと欲しがっているし、次の飛躍を遂げる準備ができている。それは現実的なように思える。その一部になることはエキサイティングだ」

  • マクラーレンF1のダニエル・リカルド、2021年のヘルメットを披露

    マクラーレンF1のダニエル・リカルド、2021年のヘルメットを披露

    マクラーレンF1のダニエル・リカルドは、困難な時代に楽観的なメッセージを世界に伝える『All Good,All Ways』という想いを込めた2021年のヘルメットを披露した。

    印象的なヘルメットデザインは、昨年からデザインを依頼している Ornamental Conifer が発案。ブルーの色調のパレットにパパイヤオレンジのマクラーレンとうまく調和するであろうオレンジが差し色で使用されている。

    「2021年のヘルメット–これだ」とダニエル・リカルドはSNSに投稿した動画で新しいヘルメットを紹介。

    「これはまた新たな Ornamental Conifer のデザインだ。僕はそれに感動した。今年のテーマは『AllGood、AllWays』だった」

    「実際、2つの意味がある。いつだって大丈夫だ。太陽は常に輝いている。浮き沈みがあるかもしれないけど、とにかくあなたがすることに対して前向きになるという意味だ」

    「第二の部分は、あなたがどこの出身で、どのような人生の歩み、レース、宗教、どれであっても・・・All Good, All Ways、誰もがクールだという意味だ」

    「僕たちは受け入れている。誰もがみんなを愛している。僕はそれに興奮している。これが今年僕が向き合っていることだ。あなたがそれを気に入ってくれることを願っている」

    ダニエル・リカルドは、2月15日(月)の現地時間19時(日本時間26時)に2021年F1マシン『MCL35M』のアンベールを行う。

    ダニエル・リカルド(マクラーレン) 2021年ヘルメット

  • マクラーレンF1、MCL35Mでは“ガルフブルー”を追加?

    マクラーレンF1、MCL35Mでは“ガルフブルー”を追加?

    マクラーレンの2021年F1マシン『MCL35M』にはオレンジに加えて有名な“ガルフブルー”のカラーリングがフィーチャーされるかもしれない。

    2017年、ロン・デニスを解任したマクラーレンは、シルバーから歴史的なオレンジにカラーリングを変更。シャシー名称も「MP4」から「MCL」に変更し、翌年にはマクラーレンの重要なカラーリングである“パパイヤオレンジ”を復活させた。

    ここ数週間、マクラーレンは新車MCL35Mの新しいカラーリングについて多くのヒントを与えている。これまでSNSで公開された画像ではブルース・マクラーレン時代の歴史的なオレンジ×ホワイトのカラーリングを纏うかもしれないと噂になっている。

    さらに2月9日(火)にマクラーレンは新たな画像を投稿。オレンジの塗料がはっきりと見えているが、注目を集めているのはややパステル調のブルーの塗装だ。

    この明るいブルーは、レーシングファンは伝説的なガルフブルーの組み合わせをすぐに思い浮かべる。ブルース・マクラーレン時代、ガルフオイルがチーム・マクラーレンを後援し、チームはレタリングにガルフブルーとパパイヤオレンジ色スキームを使用していた。

    ガルフオイルは、昨年7月からマクラーレンのパートナーを務めており、MCL35Mにはオレンジ×ホワイトにガルフブルーが加わったレトロナカラーリングが施されることになるかもしれない。

    マクラーレン ガルフブルーマクラーレン ガルフオイル

  • マクラーレンF1、コカ・コーラとのパートナー契約を延長

    マクラーレンF1、コカ・コーラとのパートナー契約を延長

    マクラーレンF1は、コカ・コーラとのパートナーシップを延長したことを発表。コラ・コーラは、マクラーレンF1チームの公式ソフトドリンクパートナーを継続する。

    マクラーレンF1とコラ・コーラは2018年にパートナーシップを開始して以来、F1を通じて世界的に様々な商業活動を行ってきた。「CokeDrivento Deliver」キャンペーンの成功に続き、2020年にはコラ・コーラの顧客であるAmazonとコラボレーションを実施。

    2021年もランド・ノリスとダニエル・リカルドという新しいマクラーレンF1ドライバーラインナップと協力して新しいキャンペーンに取り組んでいく。パートナーシップの一環として、コカ・コーラのロゴはマクラーレンの2021年F1マシン『MCL35M』のコックピットと、ランド・ノリスとダニエル・リカルドのドリンクボトルに掲載される。

    マクラーレンF1のチーフコマーシャル・オフィサーを務めるマーク・ウォーラーは「コカ・コーラは象徴的なブランドであり、世界最大のコンシュマーブランドだ」とコメント。

    「3シーズン前にコカ・コーラをF1に導入して以来、我々のコラボレーションにより、世界中のファンを中心に革新的なキャンペーンとアクティベーションが生まれた。2021年にパートナーシップを拡大し、マクラーレンとF1を通じて消費者にリーチするコカ・コーラとその商業パートナーを引き続きサポートできることをうれしく思う」

    コカコール・グローバルVPのマシュータ・ラロは「マクラーレンとのパートナーシップを2021シーズンに拡大できることをうれしく思う」とコメンと。

    「2018年以来、Amazonのエコシステム全体を活用し、世界中の消費者に直接的なエンゲージメントと独占的なサービスを提供することで、非常に影響力のあるグローバルなアクティベーションを実行してきた。この強力なパートナーシップを継続して、2021年まで共同の価値と成長を推進することを楽しみにしている」

  • 【動画】 ダニエル・リカルド、マクラーレン MCL35Mでシート合わせ

    【動画】 ダニエル・リカルド、マクラーレン MCL35Mでシート合わせ

    ダニエル・リカルドは、マクラーレンの2021年F1マシン『MCL35M』でシート合わせを実施。マクラーレンのF1ドライバーとして本格始動した。

    昨年、ルノーF1にワークス復帰して初となる表彰台をもたらしたダニエル・リカルドは、チームとの2年間の契約を終え、2021年はフェラーリに移籍したカルロス・サインツの後任として名門マクラーレンに移籍した。

    ダニエル・リカルドは、ウォーキングにあるマクラーレンのファクトリーを初訪問。新しいボスとなるチーム代表となるアンドレアス・ザイドルを含めた新たな同僚と冗談を交えて談笑した後、自身のネームとカンバー3が入った昨年モデルのマクラーレンのレーシングスーツを着用して2021年F1マシン『MCL35M』でシート合わせを行った。

    7回のグランプリウィナーであるダニエル・リカルドは、マクラーレンへの移籍はビジネスのためであり、チームを前進させることが目的だと強調した。

    「見てくれているすべての人、特にマクラーレンのすべてのファンに繰り返し伝えたい。コメディーショーにはならないだろう」とダニエル・リカルドは Sky Sports F1 に語った。

    「僕はビジネスのためにそこに行く。マシンを改善するためにそこに行く。僕の性格は変わらないだろうけどね」

    ダニエル・リカルドは、ウォーキングにあるマクラーレンのファクトリーを初訪問。新しいボスとなるチーム代表となるアンドレアス・ザイドルを含めた新たな同僚と冗談を交えて談笑した後、自身のネームとカンバー3が入った昨年モデルのマクラーレンのレーシングスーツを着用して2021年F1マシン『MCL35M』でシート合わせを行った。

    ダニエル・リカルドは、マクラーレンへの移籍はビジネスのためであり、チームを前進させることが目的だと強調した。

    「見てくれているすべての人、特にマクラーレンのすべてのファンに繰り返し伝えたい。コメディーショーにはならないだろう」とダニエル・リカルドは Sky Sports F1 に語った。

    「僕はビジネスのためにそこに行く。マシンを改善するためにそこに行く。僕の性格は変わらないだろうけどね」

    マクラーレンは2月15日にMCL35Mを発表。今季からルノーに代えて搭載するメルセデスのF1エンジンの初始動はすでに完了させている。

  • ダニエル・リカルド、マクラーレンのF1ドライバーとして本格始動

    ダニエル・リカルド、マクラーレンのF1ドライバーとして本格始動

    マクラーレンF1は、2021年シーズンに向けた準備を加速させており、新加入のダニエル・リカルドが“ホーム”に戻ってきたことを確認した。

    もともと2021年は新世代のF1マシンで争うことになっていたが、新型コロナウイルスのパンデミックによる世界的な影響により、新F1レギュレーションは2022年まで導入が延期された。

    そのため、F1チームはダウンフォースレベルの上昇を抑えるためにフロア、リアブレーキダクト、ディフューザーの規約変更のための微調整はするものの、2020年シーズンの大部分を持ち越す。

    だが、ドライバーラインナップの分野では多くの変化が見られており、マクラーレンはフェラーリへ移籍したカルロス・サインツの後任として、7回のレースウィナーであるダニエル・リカルドを獲得した。

    プレシーズンテストまで1か月半を切り、マクラーレンはソーシャルメディアでダニエル・リカルドを本社に迎えたことを公開。最近、マクラーレンは新車『MCL35M』でメルセデスのF1エンジンを始動させており、2月15日にオンラインで発表する。

    昨年、ルノーで2回の表彰台を獲得したダニエル・リカルドは、MCL35Mにそれを上回るパフォーマンスを与えてくれることを期待している。マクラーレンはコンストラクターズ選手権で3位を獲得し、2020年に2回の表彰台を獲得している。

    ダニエル・リカルドを新しいチームメイトとして迎えるランド・ノリスは、リカルドが持っているレースでの勝利の経験がマクラーレンにとって貴重な資産になると考えている。

    「それはとても良いことだと思う。リカルドは多くのことについて異なる見方を与えてくれるだろう。カルロス(サインツ)はルノーを運転したので、いくつかのコメントはカルロスに似ていると思うし、おそらく多くの特徴が似ているだろう」とランド・ノリスは語った。

    「カルロスが時々話していたことの多くは、彼がルノーを運転したときのものだった。『こんな状況だった。チームはこのように行動して、異なる状況だった』とね。ドライバーが持っている多くの知識、そして、僕がカルロスから学んだことは、彼が他のチームとどのように協力したかについての知識だ」

    「ダニエルに関しては、レッドブルとも少し協力していたし、レースに勝つ方法、チームがレースに勝つ方法、そのために彼が必要なマシンンを知っている。それはカルロスにはないものだと思う」

    「ダニエルがやって来て、そういった新鮮なアイデアを与え、チームが前進するのを助けるのは非常に良いことだ。とても良いことだと思っている」