カテゴリー: リアム・ローソン

  • リアム・ローソン F1ハンガリーGP展望「前半戦を力強く締めくくりたい」

    リアム・ローソン F1ハンガリーGP展望「前半戦を力強く締めくくりたい」

    リアム・ローソンは、夏休み前の最終戦となるハンガリーGPに向けて「前半戦を力強く締めくくれるような走りをしたい」と意気込みを語った。ここ数戦でマシンの速さに手応えを感じており、さらに改善を重ねて上位争いに食い込みたい考えだ。

    舞台となるハンガロリンクは、直前のスパと比べてスタイルが大きく異なるテクニカルなコースであり、ミッドフィールドの接戦はさらに激しさを増すと予想される。ローソンはマシンの力を最大限に引き出すことを目標に、週末に臨む。

    ローソンはマシンの力を最大限に引き出すことを目標に、週末に臨む。

    「夏休み前の最後のレースになるから、前半戦を力強く締めくくれるような走りをしたい」とローソンは語る。

    「最近のマシンはすごく速くて手応えもあるから、その勢いをしっかり活かして、さらに良くしていくために努力することが重要だ。今のF1は本当に接戦だしね」

    「今週末のハンガリーはスパとはまったく違うタイプのサーキットだから、もっと拮抗した戦いになると思う。コースに出るのが楽しみだし、マシンの力をすべて引き出せるように全力を尽くすよ」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ハンガリーGP F1 ハンガリーグランプリ

  • リアム・ローソン F1ベルギーGP決勝「やっと結果がついてきた」

    リアム・ローソン F1ベルギーGP決勝「やっと結果がついてきた」

    リアム・ローソンは2025年F1ベルギーGP決勝で8位フィニッシュを果たし、レーシングブルズに4ポイントをもたらした。

    スタート時のウェットから路面が徐々に乾いていく難しい状況の中、ローソンはドライタイヤへの切り替えタイミングを攻めた判断で乗り切り、ポジションを着実に上げていった。一時はルイス・ハミルトンの先行を許したものの、その後は安定したペースで中団をリードした。

    今季は速さを見せながらも結果につながらないレースが続いていたが、今回は着実にポイントを積み上げ、夏休み前の重要な1戦で存在感を発揮した。

    Q:リアム、まずはおめでとうございます。非常に難しいコンディションの中で、見事なポイント獲得でしたね。戦略もドライビングも素晴らしかったです。

    リアム・ローソン: ありがとう。本当に嬉しいよ。チームの全員にとっても良かった。

    タフなレースだったね。こういう路面が乾いてくる中でドライタイヤに替える判断って、いつもすごく難しい。今日はけっこう早めの判断だったと思う。正直まだ早いんじゃないかって感じたけど、僕らはその決断をしたし、その時点でもうルイスがドライで1〜2周走ってたからね。

    あの区間をなんとか生き延びてからは、クルマがすごく速かったから本当に満足してる。

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ベルギーGP F1 ベルギーグランプリ夏休み前に勢いを取り戻しつつあるリアム・ローソン

    Q:ここ数戦で流れが良くなってきたように感じますが、自分でも何か掴み始めてる感覚はありますか?

    リアム・ローソン: あると思う。結果が出てきてるのはもちろん嬉しいけど、正直、ペース自体はもっと前からずっと良かったんだよね。

    でもやっぱり、こうしてリザルトがついてくるのは嬉しいし、この流れを続けたい。あと1戦で夏休みに入るから、その前にもう1ついいレースができたら最高だね。

  • リアム・ローソン F1ベルギーGP予選「雨が降ることを望んでいる」

    リアム・ローソン F1ベルギーGP予選「雨が降ることを望んでいる」

    リアム・ローソンは、2025年F1第13戦ベルギーGP決勝で雨が降ることを望んでいると明かした。スパ・フランコルシャンでの予選ではポジティブな内容を見せ、9番手でセッションを終えたものの、本人は満足していない。

    ローソンのタイムは、5番手に入ったウィリアムズのアレクサンダー・アルボンに対してわずか0.1秒遅れだった。

    「励みにはなるけど、それは他のチームも同じだ」と、レーシングブルズの最近の好調について尋ねられたローソンは語った。

    「今日みたいな日には、それがかえってフラストレーションになる。トップ5が本当に僅差だからね」

    「オーストリアのときは、僕らがその中で“いい側”にいた。少し前に出られていたん」

    「でも今日はその逆で、僕らが後ろに回ってしまった」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ベルギーGP F1

    週末ここまでのスパはドライコンディションだったが、日曜の決勝には雨の予報が出ている。ローソンは、天候の変化によってレースで順位を上げるチャンスが生まれると考えている。

    「雨は欲しいね。チャンスを生むから。でも一方で、2週間前のシルバーストンでは雨にやられた」。

    「でも結局は、どんな状況でも全力で走るだけさ」

    「もしドライになれば、スプリントと似た展開になるだろうね。ここは本当にオーバーテイクが難しい」

    「あとは、他のクルマがどれだけダウンフォースを積んでくるか次第だ」

  • リアム・ローソン F1ベルギーGP スプリント予選「細かいミスが命取りに」

    リアム・ローソン F1ベルギーGP スプリント予選「細かいミスが命取りに」

    レーシングブルズのリアム・ローソンは、F1ベルギーGPスプリント予選で11番手。SQ2で惜しくも敗退し、チームメイトのアイザック・ハジャーがトップ10入りを果たす中、わずか0.041秒差でSQ3進出を逃した。

    ローソンは、最終シケインでの問題が影響したと明かしている。

    「クルマは速かったんだけど、最後のシケインでちょっとしたトラブルがあった」

    「それが小さな差につながって、残念ながら突破できなかった。ほんのわずかな部分で差がつく世界だからね」

    「今日から学んで、明日に向けて修正していくつもりだ。いつも通り、クルマのポテンシャルを最大限引き出すことが重要。スパでは風向きの変化が影響を与えることがあるし、シルバーストンの時と同じように細かい変化が結果を左右する。だからこそ、チーム全体としてすべてをうまくまとめることがカギになるんだ」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) F1 ベルギーグランプリ

    チーフレースエンジニアのマッティア・スピニは、ローソンについて「トラックエボリューションをうまく活かせなかった」と語っており、予選の最適なタイミングを逃したことも影響したようだ。

  • ローソン レッドブルF1新代表メキースを称賛「構想が信頼されれば成功する」

    ローソン レッドブルF1新代表メキースを称賛「構想が信頼されれば成功する」

    リアム・ローソンは、レッドブルF1チームの新代表に就任したローラン・メキースについて、そのリーダーシップと献身性を高く評価し、チームが彼のビジョンを信頼するなら「非常に良い仕事をするだろう」と述べた。

    メキースは今月初め、クリスチャン・ホーナーの後任としてレッドブルのCEO兼チーム代表に就任。ホーナーは、マックス・フェルスタッペン陣営や上層部の信頼を失ったことが原因とされ、突如としてチームを去っていた。

    レッドブル傘下のレーシングブルズを率いていたメキースの後任にはアラン・パーメインが就いた。

    ローソンは2025年シーズン序盤に2戦のみレッドブルでホーナーの下で走行し、その後レーシングブルズに戻されたが、今回の人事については「驚いた」と語っている。

    「そうだね、まったく予想していなかった展開だった」とローソンは今週末のベルギーGPを前にメディアに語った。

    「でもF1ではいろんなことが起きるからね。僕にとっても今回の変化は驚きだったけど、自分の目標が変わるわけじゃない」

    ホーナー退任の一報をどうやって知ったか尋ねられると、こう答えた。

    「みんなと同じように、報道で知ったと思う。いつ発表されたのか正確には覚えていないけど、その後で知った感じだったね」

    また、ホーナーとはニュースが出た後に簡単なメッセージのやり取りを交わしたことも明かした。

    ローラン・メキース(レッドブル・レーシング チーム代表)

    続いてローソンは、メキースの持つリーダーシップと現場での姿勢が、レッドブルにとって大きな財産になると語る。

    「ローランのような人物がレッドブルに来てくれるのは素晴らしいことだと思う」

    「彼は僕らのチーム(レーシングブルズ)でも本当に素晴らしい仕事をしてきたし、彼と一緒に働くのはすごく楽しかった。レッドブルにも多くのものをもたらしてくれると思うよ」

    ローソンはメキースを「エンジニアリングパートナー」とも表現し、その具体的な強みについてこう述べた。

    「アラン(パーメイン)が引き継いでくれたことで失ったものは特にないと思うけど、ローランがとても優れていた点は、チームを率いる力だと思う」

    「彼は人をまとめ、モチベーションを高め、チーム全体の働く姿勢を良くしてくれた」

    「彼は本当にハードワークする人で、毎週のように木曜日にはサーキット入りしていた。たぶん誰よりも早く現場に到着してたんじゃないかな。それはチーム全体にとっても大事な姿勢を示していたと思う」

    マックス・フェルスタッペンのチームメイト問題を抱えるレッドブルにとって、メキースは今求められている人物なのかという問いには慎重に答えた。

    「それを判断するのは難しいけど、彼がどんな状況でも非常に良い仕事をすることは間違いないと思う」

    「たぶんチームには一貫性が必要なんだろうけど、彼ならしっかりやってくれるはずだし、彼が得意とする仕事を任せてもらえることを願っているよ」

  • アイザック・ハジャー F1ベルギーGP展望「初勝利の地でポイント奪取目指す」

    アイザック・ハジャー F1ベルギーGP展望「初勝利の地でポイント奪取目指す」

    2025年F1第13戦ベルギーGPを前に、アイザック・ハジャーとリアム・ローソンがスパ・フランコルシャンへの思いと週末への意気込みを語った。

    アラン・パーメインが新たにチーム代表に就任したレーシングブルズは、チーフ・テクニカルオフィサーのティム・ゴスのもと、短縮されたスプリント週末に対応すべく事前準備を重ね、控えめながらも新たなパーツも投入する。

    アイザック・ハジャーは、かつての勝利の舞台であるスパに特別な感情を抱いている。

    「今週末またレースができるのを本当に楽しみにしている。スパ・フランコルシャンは自分のお気に入りのサーキットのひとつで、シングルシーターで初めて勝った場所だし、昨年のF2でも勝っている。ここ3戦ポイントが取れていないのはフラストレーションが溜まるが、我々のあるべき場所に戻ることを目指す。この週末はスプリント形式なので、自分にとっては楽しいフォーマットだ」

    リアム・ローソンも、シーズン前半の締めくくりとなる今戦での巻き返しを誓った。

    「夏休み前の最後の2戦に向けて、シーズン前半を締めくくるために全力で臨む。スパは歴史ある象徴的なサーキットで、他のカテゴリーで走ったことがあるけど、F1マシンで挑むのがとても楽しみだ。毎年のことながら天気も興味深くなりそうだし、この短い休みのあとでまたマシンに戻れるのがうれしい。しっかりリセットできたので、シーズン前半の締めくくりとして良い結果を出せる準備はできている」

    チーフ・テクニカルオフィサーのティム・ゴスは、コース特性に応じた専用リアウイングと慎重なセットアップで挑む方針を説明した。

    「F1カレンダー第13戦は引き続きヨーロッパラウンドとなるベルギーGPだ。スパ・フランコルシャンは全長7.0kmの長いラップ距離、高速コーナーと長いストレート、そして大きな高低差を組み合わせた、シーズンの中でも際立ったチャレンジングなサーキットである。またアルデンヌの森に位置し、週末を通して天候が変わりやすいことでも知られている。雨になるセッションがある可能性も高く、その準備は不可欠だ」

    「タイヤへの要求が高いため、ピレリは最も硬いC1コンパウンドをプライムタイヤとして持ち込んでおり、2024年同様にC2はスキップされ、よりソフトなC3とC4が残りの2種類となる。スプリント週末として開催され、3日間で2回の予選と2回のレース(スプリントと決勝)が行われる」

    「マシンのセットアップは高速に対応するためリアウイングのダウンフォースを抑えた仕様となり、セッション数が限られている分、事前のシミュレーター準備がより重要となる。我々は控えめながらも性能向上のアップデートと、専用のリアウイングを投入する。準備は順調に進んでおり、多忙な週末に向けて挑戦するのを楽しみにしている」

  • リアム・ローソン 角田裕毅のレッドブルF1での苦戦に「救いを感じている」

    リアム・ローソン 角田裕毅のレッドブルF1での苦戦に「救いを感じている」

    リアム・ローソンは、自身がレッドブルから降格された後に角田裕毅が苦戦しているのを見て、多少なりとも“安堵”している可能性があることをほのめかした。

    ローソンは2025年にセルジオ・ペレスの後任としてレッドブルに昇格したものの、開幕2戦のみで再びレーシングブルズへ送り返された。彼はその間、一度もオーストラリアのアルバート・パークや中国の上海インターナショナルサーキットを走った経験がなかった。

    角田裕毅がレッドブルのコンストラクターズ選手権争いに貢献することが期待されていたが、ここまで10戦と1回のスプリントを経て獲得したポイントはわずか7点。最高成績はマイアミのスプリントでの6位だったが、これは複数のペナルティによる繰り上がりによるものだった。

    レッドブルは2019年以降、マックス・フェルスタッペンの隣のセカンドシートにおいて一貫して苦戦を強いられており、ピエール・ガスリー、アレックス・アルボン、セルジオ・ペレス、そしてローソンといったドライバーたちが入れ替わり立ち替わり起用されたが、ガスリーとローソンはシーズン途中でチームを去る形となった。

    オーストリアGPでは、ローソンが6位でフィニッシュして8ポイントを獲得し、角田裕毅がレッドブルでこれまでに稼いだ総得点を上回った。元チームメイトの苦戦について問われたローソンは、内心では多少の“救い”を感じていることを認めている。

    「もしかしたら、そうかもしれない」とローソンはSky Sports F1に語った。「同時に、僕は2戦しか走っていなくて、正直なところその間にマシンを完全に掌握することはできなかった。だから、それがどうだったのかは分からない」

    「かなり厳しい週末が続いたし、僕はF1キャリアを通じてレッドブル・レーシングに辿り着くために努力してきた。でも開幕から本当に難しいスタートになった」

    「それでも、チームの全員──男の子も女の子も含めて──が僕のためにマシンに慣れさせようと多くの仕事をしてくれたことにすごく誇りを感じているし、今は本当にいい感触を得られているよ」

  • ローソン レッドブルF1での短命昇格に「試す機会すら与えられなかった」

    ローソン レッドブルF1での短命昇格に「試す機会すら与えられなかった」

    リアム・ローソンは、レッドブル昇格中に自身が取り組んでいた改善策を試す機会すら与えられなかったことに対し、悔しさをにじませた。

    ニュージーランド出身のローソンは、オーストラリアGPと中国GPの2戦のみでレッドブルから降格となった。特にデビュー戦となったメルボルンでは混乱の中で2番手のファステストラップを記録するも、全体的なパフォーマンスにはチーム側の期待に応えることができなかった。

    この決断について、当時のチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ペレスの後任としての起用が「時期尚早だった」と認めており、F1フルシーズン経験のないローソンにとっては厳しい昇格だった。

    当時を振り返りながらローソンは、改善に向けた取り組みが進行中だったことを明かしたうえで、実戦投入の機会がなかったことを残念に思っている。

    「僕は、その2戦では行ったことのないサーキットだったし、マシンを本当に理解するにはまったく時間が足りなかった」とローソンはRacingNews365を含むメディアに語った。

    「マシンがどれだけ速いかなんて言えるほどの感触も得られていなかった。僕にとって乗りやすくするために色々と改善策を進めていたけど、それを試す前に終わってしまった。だからコメントできるのは、僕がほとんどの時間を費やしているレーシングブルズのマシンについてだけなんだ」

    「僕らは常に学び、開発し、試している。みんながマシンを進化させている中で、1回のアップグレードで0.3秒もタイムが短縮されるなんてことはない。0.05秒を見つけるような世界なんだ」

    「そしてこれは僕にとって初めてのフルシーズン。学ぶべきことはまだまだたくさんある」

  • リアム・ローソン 2026年もレーシングブルズF1残留とニュージーランド紙

    リアム・ローソン 2026年もレーシングブルズF1残留とニュージーランド紙

    リアム・ローソンは、2026年のF1シーズンにおいてもレーシングブルズでの現在のレースシートを維持する見通しだと、母国ニュージーランドの報道機関が伝えている。

    2025年シーズンの開幕時、ローソンはセルジオ・ペレスの後任としてレッドブルのトップチームに昇格し、F1世界王者マックス・フェルスタッペンのチームメイトに抜擢された。

    しかし、その夢のような昇格は悪夢へと一変。連続してポイントを逃す苦戦が続き、わずか2戦で降格処分を受ける結果となった。

    代わってレーシングブルズに復帰したローソンは、新人アイザック・ハジャーに後れを取る形が続いているが、オーストリアGPで6位に入賞し、チームにとって今季最高成績をもたらしている。

    リアム・ローソンはオーストリアGPで6位入賞を果たし、レーシングブルズに今季最高成績をもたらした。

    レース後、ローソンは「良い週末を結果につなげられて安心した」と語り、この勢いを今後に生かしていきたいと述べた。

    「何かに応える一番の方法は、良いパフォーマンスを出すこと。それを目指して毎週末取り組んでいる」とローソンはMotorsport Weekなどのメディアに語った。

    「F1にはさまざまな変数があって、時にはすべてが揃っていても結果が出ないことがある。スピードはずっとあったと思うけど、それが必要なときに噛み合わなかった。オーストリアではうまくいったけど、それを続けていくことが大事だ」

    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チームアービッド・リンドブラッドはシルバーストンでF1週末デビューを果たした。

    ローソンのチームメイト候補は?

    『ニュージーランド・ヘラルド』によると、レッドブルは2026年シーズンに向けてローソンにフルシーズンの機会を与える方向で考えているという。ローソンは2023年にレーシングブルズ(当時はアルファタウリ)でF1デビューを果たしており、その経験値と将来性が高く評価されている。

    同紙は、2026年にF1のレギュレーションが大きく変わるなかで、ローソンがその技術的転換期におけるチームの主軸として理想的だとレッドブルが見なしていると伝える。

    一方で、ローソンのチームメイトとなる可能性のあるドライバーについては、角田裕毅の今後の成績次第だという。

    現在、角田はレッドブル昇格後に深刻なスランプに陥っており、ここ5戦連続でポイントを逃している。もし今季終了時点で放出されることになれば、ハジャーがトップチームに昇格し、その後任としてF2デビュー年から好成績を残しているアービッド・リンドブラッドが昇格するシナリオが現実味を帯びてくる。

    リンドブラッドはシルバーストンでレーシングブルズのRB21をドライブし、フェルスタッペンのFP1タイムからわずか0.5秒差というパフォーマンスを披露。レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコもその走りを高く評価している。

    「我々の見解では、彼は素晴らしい仕事をした」とマルコはSpeedweekに語っている。

    「彼のスピードは申し分なく、コメントも的確で、エンジニアたちも非常に満足していた。シルバーストンの翌週には再びRB21で100周以上を走り、優れた体力と競争力のあるラップタイムを示した」

    2026年に向けての体制再編において、ローソンを軸に据えた新たな布陣が着々と固まりつつあるようだ。レッドブルの決断が確定するのは、角田とハジャーの今後のパフォーマンス次第となる。

  • リアム・ローソン F1イギリスGP決勝「マシンは良かっただけに残念」

    リアム・ローソン F1イギリスGP決勝「マシンは良かっただけに残念」

    前戦オーストリアGPでF1キャリア最高位となる6位を記録したリアム・ローソンだが、イギリスGPではその勢いを維持できなかった。レーシングブルズのローソンは、スタート直後のアクシデントで早々にリタイアを喫し、厳しい週末となった。

    ローソンは16番グリッドから好スタートを切ったが、ウェットコンディションのなかで迎えた1周目のターン5で多重接触に巻き込まれた。

    角田裕毅(レッドブル)がイン側にいた状況で、エステバン・オコン(ハース)がスペースを失い、ローソンのマシンと接触。これによりローソンは高速スピンを喫し、リアサスペンションが破損。レース続行は不可能となった。

    レース後、ローソンは悔しさを滲ませながら状況を振り返った。

    「映像をまだ見てないから、正直何が起きたのかよく分かっていない」とローソンはコメント。

    「ターン3と4は並走していたけど、ターン5ではスペースを空けようとした。そしたら突然大きな衝撃があって、その先は分からない」

    「本当に残念だ。今日のマシンはすごく良かったと思うし、こういうレースでは何が起きるか分からないだけに、チャンスを逃してしまった」

    また、チームの判断や週末の仕上がりに手応えがあっただけに、失望はより大きいという。

    「タイヤ戦略は正しかったし、スタートもすごく良かった。マシンのポテンシャルを見せられなかったのが本当に悔しい」

    「特にこういうミックスコンディションでは、僕らのマシンに合っていたと思う。大きなポイントを狙えたはずだったからこそ、余計に残念だ」

    リアム・ローソン F1 イギリスGP ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    レーシングブルズのチーム代表ローラン・メキースも、ローソンとアイザック・ハジャーがいずれも接触によりリタイアしたことを受け、苦しい一日だったと語った。

    「何よりまず、リアムもアイザックも無事だったのが重要だ。2台ともクラッシュで失う日というのは常に辛いが、仕方ない。今日はそういう日だった」

    「ただ、我々には速いマシンがあり、優れたドライバーがいる。そして今週末も速さはあった」

    ハジャーは18周目、セーフティカー明けのリスタートでキミ・アントネッリ(メルセデス)との接触によりクラッシュし、リタイアとなった。これにより、レーシングブルズは今季初のダブルDNFを記録した。

    「今回はポイントを持ち帰れなかったが、週末を通して足を引っ張ったいくつかの要因をしっかり分析し、改善していく」

    「次戦スパに向けて体制を立て直し、確実に速さを活かしていけるよう準備を進める」

    「結果としては残念なレースだったが、ファエンツァとミルトンキーンズの両拠点での努力とチームスピリットは非常に高い。次のステップへ進むために全員が懸命に働いていることに感謝したい」