カテゴリー: リアム・ローソン

  • ローソンの未公開無線が示した本音 F1カタールGPで角田裕毅を抑え込む

    ローソンの未公開無線が示した本音 F1カタールGPで角田裕毅を抑え込む

    レーシングブルズのリアム・ローソンは、2025年F1カタールGP決勝で9位入賞を果たし、重要な2ポイントを持ち帰った。チームは2026年ラインナップ発表を目前に控えており、ローソンは“最大のプレッシャーを受けるドライバー”として周囲から注目を集めていた。

    決勝は12番手スタート。レースは大半がトラフィックに阻まれる展開となり、さらに2度の素早いピットストップも発生したが、終盤のクリーンエアでは高いペースを発揮。9位でフィニッシュした。

    レッドブルとレーシングブルズは2026年シートをまだ発表しておらず、残る空席を巡ってローソン、ハジャー、角田裕毅が争う状況にある。ホンダは角田裕毅の残留を後押ししていると言われ、ローソンにとっても小さな結果が評価に直結する。

    無線で見せたローソンの“本音”──ハジャーの不運、角田裕毅とのDRSギャップ
    レース終盤、チームメイトのアイザック・ハジャーは左フロントのパンクでリタイア。6番手争いをしていた中での痛恨の離脱で、ローソンはそのポイントを引き継ぐかたちとなった。

    チェッカー後、エンジニアは無線で「我々にとっては十分なリカバリーだ」と評価。

    ローソンはすぐに「そうだね。まさにダメージリミテーションだった。アイザックがフロントレフトのパンクでリタイアしたのは残念だけど」と応じた。

    続けてエンジニアは、「良い走りだったよ。タイヤマネジメントも完璧だ。最後のフリーエアでは本当に良いラップで、角田(裕毅)からすぐにDRSギャップを開けることができた」と称賛。

    ローソンは「正直、トラフィックが本当に僕たちを苦しめている……」と応える。

    最後の無線質問では、「終盤のフリーエアのバランスはどうだった?」と聞かれ、「フリーエアではバランスがとても良かった。もし何かあるとすれば少し制限があったくらい。でもミディアムは本当に競争力が僅差で、序盤にプッシュし過ぎたと思う」と説明した。

    レース後コメント:ポイント獲得には満足。ただし“両マシン”での得点逃す
    ローソンはレース後の公式メディアセッションで次のように述べた。

    「スタート位置を考えれば、ポイントを持ち帰れたのはポジティブだ。クリーンエアでは本当に強いペースが出ていたが、レースの大半はトラフィックに捕まってしまった。アイザックのトラブルがなければ、今日は2台ともポイントに入れたはずだったので残念だ」

    「アブダビではコンストラクターズ順位を守るために、良い形でシーズンを締めくくりたい」

    2026年シート争いは最終局面へ──ローソン、角田裕毅、オリバー・ベアマンが12位争い
    レーシングブルズはコンストラクターズ6位争いを優位に進めており、最終戦アブダビで確定させたい構えだ。
    個人ランキングではローソンがオリバー・ベアマン、角田裕毅と並んで12位争いを展開しており、1ポイントの価値は非常に大きい。

    チームは火曜日に2026年ドライバーラインナップを発表する予定で、ローソンの将来がアブダビ到着前に決まる可能性も高い。

    大きな重圧の中で成し遂げた9位入賞。ローソンにとって、カタールは確かなアピールの場となった。

  • リアム・ローソンとヘルムート・マルコがF1カタールGPパドックで緊急会談

    リアム・ローソンとヘルムート・マルコがF1カタールGPパドックで緊急会談

    レーシングブルズのリアム・ローソンが、F1カタールGP決勝前、レッドブルのヘルムート・マルコ顧問とパドック内で話し込む姿がPlanetF1.comにより目撃された。

    レッドブルは2026年のドライバーラインナップを、今週の最終戦アブダビGPの前に発表する予定で、決定の行方に注目が集まっている。

    ローソンとマルコが会談 現地でメキース代表も合流
    カタールGP日曜、PlanetF1.comの現地記者マット・コックが、ローソンとマルコ顧問がテーブルで議論する様子を捉えた。

    その後、今年7月にチーム代表へ就任したローラン・メキースも合流。2026年に向けたドライバー選定の最終局面であることを感じさせる会談となった。

    発表は12月2日(火)に行われる予定で、昇格候補のアイザック・ハジャーはフェルスタッペンの新たなチームメイトとしてレッドブル入りが確実視され、F2で戦うアービッド・リンドブラッドのレーシングブルズ昇格が見込まれている。

    レーシングブルズ残り1枠はローソン vs 角田裕毅
    ローソンと角田裕毅は、リンドブラッドの相方としてレーシングブルズ残留を争っていると広く見られている。

    ローソンは決勝で12番手から9位まで順位を上げ、重要な入賞を果たしたが、レース後に自身の2026年について問われると「いや、残念ながら何もない」とPlanetF1.comなどに語り、多くを伏せた。

    一方、角田裕毅も「様子を見るしかない」と語り、両者ともに慎重な姿勢を崩していない。

    メキース代表「火曜日に発表する」
    レッドブルは当初、10月のメキシコGP後に決定するとしていたが、最終判断はアブダビまで持ち越されていた。

    カタールGP後、メキース代表は次のように述べた。

    「我々は計画どおり、火曜日に発表する。アブダビでの集中を乱すことはないと確信している」

    2025年シーズンの両者の歩み
    ローソンは、昨年からの11戦に続き、今季レッドブルへ昇格するも、2戦で降格。中国GPでスプリント・決勝とも最下位に沈んだことが響き、レーシングブルズへ戻った。その後は7度のポイント獲得を記録し、9月のアゼルバイジャンでは5位に入った。

    角田裕毅もレッドブル昇格後の難しいシーズンを送ったが、こちらも7度の入賞を記録。ベストリザルトはバクーの6位となっている。

    火曜日の発表で、両者の2026年の行き先がついに明らかになる。

  • レッドブル F1カタールGP後の“ハイレベル会議”で角田裕毅シート喪失を決断

    レッドブル F1カタールGP後の“ハイレベル会議”で角田裕毅シート喪失を決断

    レッドブルとレーシングブルズは、2026年のラインアップを火曜日に発表するとされているが、カタールGP後に行われた「ハイレベル会議」で、リアム・ローソンと角田裕毅の去就が事実上決まったと報じられている。

    カタールGPではリアム・ローソンと角田裕毅が揃ってポイントを獲得し、ローソンは角田裕毅の前でチェッカーを受けた。

    長らく噂されてきたアイザック・ハジャーのレッドブル昇格、そしてアービッド・リンドブラッドのレーシングブルズ入りという流れの中で、残された1つのシートをめぐる争いに新たな動きがあったとされる。

    レッドブル上層部の会議で2026年体制を決定
    オランダの『De Telegraaf』は、ハジャーのレッドブル昇格に加え、ローソンが2026年もレーシングブルズに残留すると報じた。同紙によると、この決定はローレン・メキース代表、ヘルムート・マルコ、オリバー・ミンツラフCEOを含む“ハイレベル会議”によって最終決定されたという。

    一方で、アービッド・リンドブラッドは来季レーシングブルズでのF1デビューが確実視されており、これによりローソンとリンドブラッドのコンビが現実味を帯びた形だ。

    報道では、角田裕毅は最終戦アブダビGPのFP1を欠場し、自身のマシンをリンドブラッドに譲る。これはチームによる“前倒しのチャンス”ではなく、F1のルーキーテスト義務によるものだと説明されている。

    また、角田裕毅がレッドブルにリザーブとして残る可能性も完全には排除されていないものの、現時点では「明確ではない」とされている。

    レーシングブルズは角田裕毅ではなくローソンを選択との報道

    ローソンは“リンドブラッドの理想的な先輩”と評価
    報道によると、レーシングブルズはローソンをリンドブラッドの理想的なメンターと見ており、10代の新人を支えつつ確実に上回ることが求められるという。

    ローソンは2025年序盤にレッドブルで苦戦し、非常に困難な時間を過ごしたが、レーシングブルズへ戻ってからパフォーマンスを立て直した点も評価されている。

    マルコは今季中盤に「ローソンは良い走りもあるが一貫性に欠ける」と評していたが、エンジントラブルに苦しみながらも強さを示したハジャーを絶賛しており、その才能がメインチーム昇格の背景にあることも示唆されている。

    角田裕毅の去就はなお不透明
    ローソンとリンドブラッドのコンビが濃厚となったことで、角田裕毅の2026年のレースシート喪失は現実味を帯びている。一方で、ホンダとのTPC(旧型車テスト)問題など、別ルートでのF1残留の可能性が依然として語られている。

    火曜日の正式発表が、2026年のレッドブルグループの全体像を明らかにすることになる。

  • リアム・ローソン F1カタールGP決勝「ポイントを持ち帰れて良かった」

    リアム・ローソン F1カタールGP決勝「ポイントを持ち帰れて良かった」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、12番グリッドから9位でフィニッシュし、貴重な2ポイントを獲得した。戦略とレースペースを生かしてじわじわと順位を上げ、最終戦アブダビGPへ向けて重要な一歩を刻んだ。

    レースは大きなトラブルこそなかったものの、大半を交通の中で過ごす展開に。それでもローソンはクリーンエアで強いペースを発揮し、今季7度目のポイントフィニッシュを手にした。

    ローソン:レースを振り返り「スタート位置を考えれば良い結果」
    ローソン(レーシングブルズ)はレース後、次のように語った。

    「スタート位置を考えれば、ポイントを持ち帰れたのはポジティブだ」

    「クリーンエアにいる時は本当に強いペースがあったけど、レースの大半は交通の中で走ることになった」

    また、レース終盤にポイント圏内を走行していたチームメイトのアイザック・ハジャーが、フロントホイールディフレクターの破損によりリタイアしたことにも触れた。

    「終盤にアイザックがダメージを受けてしまって、2台揃ってポイントを取れなかったのは残念だ。ただ、アブダビでシーズンをしっかり締めくくりたいし、コンストラクターズでのポジション争いもあるので、引き続き全力で戦う」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) カタールグランプリ

    パーメイン代表:ローソンの走りを称賛
    レーシングブルズのアラン・パーメイン代表は、9位入賞を果たしたリアム・ローソンのパフォーマンスを称賛した。

    「リアムは非常に強力なレースをした。12番手から9番手フィニッシュでポイントを獲得し、レース全体を通してとても良いペースを見せていた」

    「アブダビではまだやるべき仕事が残っているが、我々にはそのパフォーマンスがあると確信している。良い形でシーズンを締めくくりたい」

    チーム状況:アブダビ最終戦へ、6位死守の戦い
    今回の結果により、レーシングブルズはコンストラクターズ6位の座を維持し、アストンマーティンに対して12ポイントのアドバンテージを確保した。ハース、ザウバーも25ポイント以内におり、最終戦アブダビでは中団争いが激化する見込みだ。

  • リアム・ローソン F1未来は「まったくの不透明」 角田裕毅との残留争いが激化

    リアム・ローソン F1未来は「まったくの不透明」 角田裕毅との残留争いが激化

    リアム・ローソンはF1で迎えた初のフルシーズンで、自身がトップレベルに値する存在であることを証明し続けている。しかも、その道のりは多くのルーキーが直面する以上に波乱に満ちたものだった。

    シーズン序盤わずか2戦でレッドブルからレーシングブルズへ降格されるという異例の展開を経験しながらも、ローソンは6度のポイント獲得やアゼルバイジャンでの5位入賞など、強烈な存在感を放ってきた。しかしその一方で、来季もグリッドに残れるかという最大の疑問は依然として晴れていない。

    レッドブルの1枠を巡る争いの中心へ
    現在、2026年に向けて確定しているレッドブルのドライバーはマックス・フェルスタッペンのみ。シリーシーズンの注目は一気に高まり、ローソンを取り巻く状況は一段と緊張感を増している。

    ローソンと角田裕毅は、事実上レーシングブルズの“残り1枠”を争っている立場だ。また、アイザック・ハジャーはレッドブル昇格が有力視され、アービッド・リンドブラッドもルーキー候補として控えている。

    その混沌とした状況の中で、ローソンは冷静さを保っているものの、自身の未来についての見通しが持てないのが現実だ。

    ローソン「F1の1年目を乗り越えられるかが全て」
    ローソンはルーキーとしての“最初の大きな試練”の重みをよく理解しているという。

    「F1での最初の年がいちばん重要なんだ。そこで成長できるかどうか、そしてF1に残れるかどうかが決まる。多くのドライバーが1年か2年でシートを失ってしまう」

    「数年シートを確保できれば、価値あるドライバーとして認識されるようになる」

    その考えを背景に、ローソンは与えられた状況の中で最大限の結果を出し続けてきた。レーシングブルズはパフォーマンスの波が激しいが、ローソンは一貫性と成熟した走りで存在感を示し、当初想定していたよりはるかに不安定な環境下でも能力を証明してきた。

    レッドブルの決断は再び後ろ倒しに
    しかし、レッドブル体系においては“パフォーマンスだけ”では未来が保証されない。決断の時期は動きに動き、今や発表はアブダビ以降にずれ込む見通しとなった。

    コンストラクターズ選手権が近年まれに見る激戦となっているため、ローソンと角田裕毅はいずれも不透明な状況のまま重要なレースを戦い続けている。

    ローソンは、発表の時期についてこう語る。

    「正直、まったく分からない。シーズンの終盤、もしくは終わりになると思う」

    「両チームともコンストラクターズ選手権の非常に重要な戦いをしている。ベストな状況を作るため、それがこの遅れの理由だと思う」

    「だから、発表はできるだけ遅くなるだろう。でも本当に分からない」

    ローソンができるのは、走り続け結果を出し続けることだけだ。チームにとって難しい判断となるようなパフォーマンスを積み上げること――それが、自身の未来を切り拓く唯一の手段となる。

    彼に残された道が来季のシート確保につながるのか、それとも争いをさらに激化させるだけなのか。ローソンは、1周ごとに自身の価値を示し続ける覚悟だ。

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    角田裕毅のラスベガスは“痛恨” タイヤ内圧ミスとVSCで崩れる
    対する角田裕毅は、ラスベガスで再び厳しい週末となり、残留への望みがダメージを負った。

    予選ではタイヤ内圧の設定ミスによりピットレーンスタートを余儀なくされ、序盤のピットストップ直後にVSCが入り、ライバルにタイムを稼がれる最悪の展開となった。

    角田裕毅は14位でフィニッシュした後、マクラーレン勢の失格により12位に繰り上がった。

    「ピットした直後にセーフティカーが出てしまったので、理想的ではありません。これまでツイていないことが続いています。運という言葉は好きではありませんが、今週末は本当に悪い運だったと感じます」

    「FP1〜FP3で何度もマックスを上回った」 それでも結果が必要
    角田裕毅は、予選までは十分なペースがあったとし、ポイント圏に迫る力はあったと主張する。しかし連続する不運とミスが精神的にも堪えていると語った。

    「予選までペースを発揮できなかったのは残念ですし、フラストレーションが溜まります。全部を台無しにしてしまいました」

    それでも彼は、プラクティスでの走りに手応えを見いだす。

    「FP1、FP2、FP3で何度もパフォーマンスランでマックスより前にいましたし、それは長い間なかったことだと思います」

    「彼の強さは予選でレベルをもう一段引き上げることですが、私も予選に向けて自信はありました。評価してもらえたとは思いますが、欲しいのは結果ですし、それはチームも同じです」

    「こうしたミスは続けられませんので、カタールではしっかり立て直したいです」

    レッドブルの“決定先送り戦略”は意図的
    レッドブルはこれまでも、2026年ラインナップ決定を遅らせるのは意図的だと説明してきた。ローソンの言う通り、コンストラクターズ争いのなかで不要な雑音を排除するためだ。

  • リアム・ローソン F1カタールGP展望「中高速コーナーは僕たちの武器」

    リアム・ローソン F1カタールGP展望「中高速コーナーは僕たちの武器」

    リアム・ローソン(レッドブル・レーシング)が2025年F1カタールGPへの展望を語った。

    ローソンとチームはラスベガスで強力なパフォーマンスを見せ、あらゆるコンディションで速さを示した。コンストラクターズ争いが激化する中、彼は再び結果を持ち帰ることを目指す。

    「ラスベガスではチームとして重要なポイントを取れたし、どんな状況でも速さを示せた」とローソンはコメント。

    「今週またレースに戻れるのが嬉しい。カタールは中高速コーナーが多くて、僕たちのマシンに合っていると思うから、自信を持って臨める。走り出すのが楽しみだ」

    ルサイル・インターナショナル・サーキットは高い平均速度を誇り、マシンバランスとタイヤマネジメントが勝負を左右する。2025年はタイヤの最大25周ルールも適用され、戦略も例年以上に重要になる。

    VCARBはこの週末、さらなるポイント獲得でコンストラクターズ争いの順位向上を狙う。

    リアム・ローソン カタールグランプリ

  • 角田裕毅 レーシングブルズF1逆転残留? ローソンのメンター起用案も注目

    角田裕毅 レーシングブルズF1逆転残留? ローソンのメンター起用案も注目

    レッドブルの角田裕毅にとって、2025年ラスベガスGPは厳しい週末となった。しかしパドック裏では、思わぬ“追い風”が吹いていた可能性がある。

    2026年のレッドブルおよびレーシングブルズのラインアップは、メルセデスが現体制維持を発表したことで注目度が低かったが、ここへ来て議論の中心は再びこの2チームへ戻っている。

    マックス・フェルスタッペンは2026年もレッドブルに残留、そしてアイザック・ハジャーはルーキーイヤーの躍進からトップチーム昇格が既定路線とみられる。

    その一方で、レーシングブルズは2026年にアービッド・リンドブラッドをデビューさせる見込みで、残る1枠を巡って角田裕毅とリアム・ローソンが争っている。

    この“最後の1席”に、内部の空気がわずかに傾いている、とチーム内部に密着するジャーナリストが証言した。

    レッドブル内部者「雰囲気は角田の方へ傾いている」
    英記者マット・マジェンディは、ラスベガスGP週末のパドックで感じ取った空気をポッドキャストで明かした。

    マジェンディはローラン・メキースに将来の決断について尋ねたところ、以下のような回答を得たという。

    「決断はカタールGP後になる。ただ“90%は決まっている”と言っていた」

    レッドブル陣営の見立ては以下の通りとみられる。

    ■ フェルスタッペンの相棒:アイザック・ハジャー(既定)
    ■ リンドブラッド:2026年にレーシングブルズからデビュー
    ■ 残る1枠:角田裕毅 vs リアム・ローソン

    マジェンディは2人の表情や立ち振る舞いを丁寧に観察したと語る。

    「ローソンの方が少し落ち着いていたようにも見えたが、角田にも余裕があった。その“雰囲気”から、わずかに角田の方へ傾いている印象を受けた」

    ただし彼自身も、スポンサー、政治的事情、パフォーマンスの評価など複合要素が絡むため確信は持てないと補足している。

    角田裕毅 レーシングブルズ F1

    ローソンは「リンドブラッドのメンター役」として高評価
    判断を難しくしているのが、ローソンのレース内容と“若手育成力”だ。

    日本GPでのスワップ以降、ローソンは着実にポイントを加算。
    またアゼルバイジャンでは、角田の今季ベストレースを上回る結果を残した。

    そしてレッドブルが非常に高く評価するリンドブラッドにとって、ローソンは“理想的なメンター”と見られている。
    この点は、角田にとって不利に働く可能性がある。

    それでも角田裕毅に“追い風”――ホンダの存在とTPC計画
    レッドブルが2025年をもってホンダとワークス契約を終了するのは周知のとおりだが、TPC(旧型車テスト)では2026年以降もホンダ製パワーユニットを使用せざるを得ない。

    そのため、ホンダとの協力関係を円滑に維持するためにも、ホンダ系ドライバーである角田裕毅の残留には一定の“政治的価値”が存在している。

    メキースも角田の育成に長く携わっており、完全に切り捨てるには慎重になるとみられる。

    決断はカタール後のスプリント週末へ 運命の最終審査
    レッドブルは最終判断をカタールGP後に下す。
    この週末はスプリントフォーマットで、ドライバー評価の材料が増える重要な機会となる。

    角田裕毅にとっては、ラスベガスのタイヤプレッシャー問題で失われた信頼を取り戻す最後のチャンス。
    ローソンにとっては、これまで通り安定感を示し続ければ十分に勝機がある。

    2026年レーシングブルズのラインアップは、
    “角田の逆転残留”か、“ローソンのメンター起用”か――。

    結論は、カタールのチェッカー後に明らかになる。

  • リアム・ローソン、レッドブル決断目前で語る“F1で生き残る秘訣”

    リアム・ローソン、レッドブル決断目前で語る“F1で生き残る秘訣”

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、レッドブルが2026年ラインアップ発表を控える中、自身がF1グリッドで長期的に生き残るための“秘密”を見出したと語った。

    ローソンは現在、2026年のレッドブル系4枠を巡る争いの中におり、実質的にアイザック・ハジャー、角田裕毅、アービッド・リンドブラッドと1つのレーシングブルズ残留枠を争っている。

    2025年の活躍と今後のシート争い
    2025年はローソンにとってF1での初フルシーズン。序盤はレッドブルで開幕したものの2戦後にレーシングブルズへ配置転換となった。しかしその後の走りは印象的で、6度のポイント獲得と通算36ポイント、アゼルバイジャンGPでは自己最高の5位入賞、予選3番手というキャリアベストを記録した。

    レッドブルの2026年体制については、ハジャーがフェルスタッペンのチームメイトに昇格すると見られ、リンドブラッドもF1デビューが確実視されているため、ローソンと角田裕毅の間でレーシングブルズの最後の1枠を争う構造となっている。

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム/レーシングブルズ)

    「最初の1年が最重要」ローソンの自己分析
    ローソンは自身の立場について、F1で長く生き残るための本質は“初年度をどう乗り切るか”にあると語る。

    「F1での最初の年が一番重要だ。そこで成長するか、このスポーツに残れるかが決まるんだ。多くのドライバーは数シーズン続けて残るというより、1〜2年でシートを失うことが多い」とローソンはRacingNews365を含むメディアに語った。

    「数年の契約を得れば価値あるドライバーになれる」
    ローソンは続ける。

    「一度数年契約の座を確保すれば、価値あるドライバーとして認識される。そこに到達することが重要で、特にこのチーム、レッドブル環境では昔からそうだ。だから自分の将来が分からない状況は別に新しいものじゃない」

    「もちろん安心感が欲しいけど、自分はずっとこのプレッシャー環境でやってきた。だからこれが自分にとって普通なんだ」

  • リアム・ローソン F1ラスベガスGP結果「速さがあっただけに本当に残念」

    リアム・ローソン F1ラスベガスGP結果「速さがあっただけに本当に残念」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、F1ラスベガスGP決勝でオープニングラップの接触によりレースが崩れ、16位でフィニッシュした。

    スタート直後のターン1でオスカー・ピアストリ(マクラーレン)と軽く接触。これは、前方でジョージ・ラッセルが遅れてブレーキングした状況を避けようとした際に発生したもので、ローソンはフロントウイングを破損し、早々にピットインを強いられた。

    ローソンはレース後、「チームに申し訳ない。マシンの速さがあった週末だっただけに残念だ」と語った。

    「2台揃ってポイントを取れたはず」ローソンの落胆
    ローソンはターン1の路面状況についてこう説明している。

    「ターン1は信じられないくらい滑りやすかった。ブレーキングを始めた瞬間、前のクルマが一気に減速して、避けるスペースがなかった」

    「今日は本来、僕たちは2台ともポイントを取れたはずだった。そう考えると悔しいけれど、マシンのスピードは確実にあったので、それを次のカタールに活かしたい」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム/レーシングブルズ)

    ハジャーは8位入賞、チームは確かな前進
    チームメイトのアイザック・ハジャーは混乱をうまく回避し、8位でフィニッシュ。レーシングブルズにとっては重要な4ポイントとなった。

    アラン・パーメイン(チーム代表)は次のように振り返った。

    「非常に良い週末だった。アイザックは素晴らしい走りをして、一切ミスなく価値あるポイントを持ち帰ってくれた」

    「我々には前のマシンを追うだけのペースはなかったが、前輪のグレイニングを避けつつ、ヒュルケンベルグとのギャップを適切に管理する冷静なレースだった」

    ローソンの不運と、1ストップ戦略の難しさ
    パーメインはローソンの接触についても状況を説明している。

    「リアムは前でラッセルがロックアップしたのを見て反応し、結果的にピアストリと軽く接触した。そのためフロントウイング交換が必要になり、後方からの巻き返しは難しくなった」

    「今回はシンプルな1ストップの展開で、後方から順位を挽回することは非常に厳しいレースだった」

    明確な武器を手にしたレーシングブルズ、次戦はスプリント週末
    それでもパーメインは前向きだ。

    「またしても、我々には速いマシンと速いドライバーがいることを証明できた。次のカタールはスプリント週末だし、そこでさらに結果を積み上げたい」

    レーシングブルズはコンストラクターズ選手権6位を守り、7位アストンマーティンに対して14ポイントのリードを維持している。

  • リアム・ローソン F1ラスベガスGP予選「P6に満足。もっと上も狙えた」

    リアム・ローソン F1ラスベガスGP予選「P6に満足。もっと上も狙えた」

    レーシングブルズのリアム・ローソンは、F1ラスベガスGP予選で6番手を獲得し、チーム内トップの結果を掴んだ。

    極度に滑りやすいウェットコンディションの中、2台ともQ3に進出したレーシングブルズは、この週末の難しい状況をうまく乗り越えたと言える。ローソンはセッション後、手応えと悔しさが入り混じる心境を語った。

    「今日は本当に荒れた予選だったけど、P6にはすごく満足している。2つのセッションを通してエクストリームウェットを使ったことが、それだけ路面が滑りやすかったことを物語っている。このタイヤを使う機会はほとんどないからね」とローソンはコメント。

    「マシンは本当に速かったし、最後のラップもあと少しだった。もっとスピードがあったはずだし、さらに上を狙えるチャンスもあったと思う。ただ、2台ともQ3に進めたのは素晴らしい結果だ」

    ローソンはここ数戦で好調を維持しており、今回のP6もその流れを象徴する結果。来季のシート争いにおいても、この走りはアピール材料となりそうだ。

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ラスベガスグランプリ

    Q:明日の決勝を前に、P6という結果についてどう感じていますか?

    まあ、かなりハッピーだよ。タフな予選だったし、エクストリームウェットを使うことなんて滅多にないから、今日はどれだけ滑りやすかったかが分かると思う。だからこそ、チームの判断がハマって良かったね。

    最後のラップを1〜2秒差で逃してしまって、あれがあればもっと上に行けたかもしれない。でも、今日は全体的にすごく良いパフォーマンスだったから、とても満足しているよ。

    Q:非常に難しいコンディションの中で、無傷で走りきれたことも大きかったのでは?

    本当にタフだったよ。毎周しっかりまとめようとしていて、セッションを通して少しずつ積み上げていく感じだった。どのセッションでも最初から悪くない感触で走れていたけど、正直こういう状況では最後の1〜2周がすべてなんだ。

    セッションを通して学んでいって、最後にまとめ切るのは難しい。でも今日は車がこういうコンディションでもすごく良くて、すごくハッピーだよ。