フェルナンド・アロンソは、7日(金)に鈴鹿サーキットで開幕したF1日本GPのフリー走行1回目の序盤にスピンを喫した。
ホンダのホームレースとなる鈴鹿で大きな声援を受けているマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソ。セッション序盤にスプーンでスピンを喫し、バリアに衝突。リアウイング翼端板にダメージを負った。
幸い、ダメージは軽いものであり、ガレージでマシンを修復したアロンソは走行を続けた。

フェルナンド・アロンソは、7日(金)に鈴鹿サーキットで開幕したF1日本GPのフリー走行1回目の序盤にスピンを喫した。
ホンダのホームレースとなる鈴鹿で大きな声援を受けているマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソ。セッション序盤にスプーンでスピンを喫し、バリアに衝突。リアウイング翼端板にダメージを負った。
幸い、ダメージは軽いものであり、ガレージでマシンを修復したアロンソは走行を続けた。

2016 F1日本GP フリー走行1回目が7日(金)、鈴鹿サーキットで行われた。
快晴の鈴鹿サーキットでいよいよF1日本GPが開幕。サーキットには金曜日から多くのファンが集まった。
フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはチャンピオンシップリーダーのニコ・ロズベルグ(メルセデス)。2番手にもルイス・ハミルトンが続き、メルセデスが盤石のスタートを切った。
序列としては、メルセデス、フェラーリ、レッドブル、フォース・インディアという順でセッションは進んだ。
マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが9番手タイム、ジェソン・バトンが13番手タイムで1回目のセッションを終えた。
F1日本GP フリー走行2回目は、この後14時から行われる。
| 順位 | ドライバー | コンストラクターズ | ベストタイム | 周回 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1分32秒431 | 24 |
| 2 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分32秒646 | 21 |
| 3 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分33秒525 | 19 |
| 4 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1分33秒817 | 17 |
| 5 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 1分34秒112 | 23 |
| 6 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分34秒379 | 26 |
| 7 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォース・インディア | 1分34秒530 | 28 |
| 8 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1分34秒767 | 30 |
| 9 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン | 1分35秒003 | 10 |
| 10 | バルテリ・ボッタス | ウィリアムズ | 1分35秒381 | 31 |
| 11 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ | 1分35秒446 | 23 |
| 12 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | 1分35秒672 | 27 |
| 13 | ジェンソン・バトン | マクラーレン | 1分35秒677 | 24 |
| 14 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分35秒688 | 17 |
| 15 | フェリペ・ナッセ | ザウバー | 1分35秒967 | 15 |
| 16 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ | 1分36秒169 | 23 |
| 17 | エステバン・グティエレス | ハース | 1分36秒219 | 21 |
| 18 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1分36秒294 | 19 |
| 19 | ケビン・マグヌッセン | ルノー | 1分36秒822 | 30 |
| 20 | エステバン・オコン | マノー | 1分37秒797 | 29 |
| 21 | パスカル・ウェーレイン | マノー | 1分36秒966 | 24 |
| 22 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 1分36秒992 | 13 |

フェルナンド・アロンソが、F1日本GP木曜記者会見でホンダ、そして日本についての思いを語った。
記者会見では“ホンダの哲学と技術力をどう評価するか?”“ルノーやフェラーリと比べてホンダと働くことの難しさは?”という内容の質問がなされた。
「ホンダと働き始めた初日から、彼らの哲学、レースに対するアプローチなどにワクワクしていた。僕は日本の文化や伝統が大好きだし、ホンダはそれらをレースに持ち込んでいる」とフェルナンド・アロンソはコメント。
「彼らは素晴らしい仕事を全力で行っている。彼らは全てを日本で日本人の手で取り組んでおり、それを使命だと思っている。そのプロジェクトの一員であることを僕はとても誇りに思っている」
「現在、ゆっくりとではるけど結果が出始めている。そのおかげでホンダの人達はモチベーションを高めており、よりクリエイティブに仕事に取り組んでいる。ホンダの技術者は学校を卒業してからずっとホンダのために働いており、ホンダは彼らの生活そのものだ。この文化は我々ヨーロッパのそれとは異なるが、多くの学ぶところもある」
また、マクラーレン・ホンダの進化に関してフェルナンド・アロンソは「僕たちはが今年成し遂げた進歩に満足している」とコメント。
「フォース・インディアやウィリアムズのような競争的なチームと戦うことができているのは確かだ。今、僕たちは過去5戦で4回、トップ3チームの後ろの7位でフィニッシュしている。間違いなく、僕たちはその前進を楽しんでいるし、これはより競争的になっていくためのプロセスだ」
「でも、来年に目を向ければ、はっきりとポジティブなものやネガティブなものを確認できるわけではないと思う。全てが大きく変わるし、来年のマシンに集中して作業していく必要がある。今、理論的なことは、シミュレーター、風洞の数値、ダイナモの数値などしかない。それがひとつだ」
「そうだね、来年はもっと競争的になりたい。去年から今年にかけて大きなステップを果たしたとは思うけど、来年はもっと大きなステップが必要だ。Q3の最後のスポットから表彰台や優勝を争えるくらいまでね。まだそれは可能だと思う。僕たちにはポテンシャルがあるし、施設や優秀な人材も揃っている」
「何度も言ってきたように、このプロジェクトが勝てるようになるのは時間の問題だ。僕たちは出来るだけそれを短くしようと頑張っている」

ロマン・グロージャン(ハース)のF1日本GPは、再びブレーキに不安を抱えるスタートとなった。
前戦F1マレーシアGPをブレーキ故障により、リタイアしているロマン・グロージャン。ハースは、分析を進めているものの、原因を解明できないまま鈴鹿に到着していた。
フリー走行1回目の残り25分。ロマン・グロージャンは、タイヤをロックさせてグラベルを突っ切り、バリアに軽く接触。そのまま走行は続けられたものの、無線でブレーキへの不満を訴えた。

FIAは、2016年のF1日本GPもDRSゾーンを1カ所のみとすることを決定した。
F1日本GPの舞台となる鈴鹿サーキットには、ホームストレートとバックストレートがあるが、DRSゾーンはホームストレートに設置される。
DRSの検知ポイントは日立オートモティブシステムズシケインに設置される。
F1カレンダーの大半のサーキットではDRSゾーンが2カ所に設置されるが、モンテカルロと鈴鹿は安全性の面から1カ所のみの設定となっている。

FIAは、F1日本GPのドライバー出身枠レーススチュワードにエマニュエル・ピロを指名したことを明らかにした。エマニュエル・ピロのスチュワード就任は、今年のモナコGP以来となり、通算19回目となる。
エマニュエル・ピロは、1989年から1991年までの3シーズンF1に参戦し、最初はベネトン、そして90年から91年スクーデリア・イタリアに在籍。その後、マクラーレンで4年間テスト・ドライバーを務めた。
ほぼ40年に及ぶモータースポーツ・キャリアのなかで特に有名なのはスポーツカーレーシングで、ル・マンで5回、デイトナ24時間で1回、セブリング12時間で2回優勝している。
エマニュエル・ピロは、2010年アブダビGPでFIAスチュワード・デビューし、その後、定期的にスチュワードを務め、今季もすでにロシアとモナコで務めている。また、日本GPは2013年と2015年に務めている。

メルセデスのカスタマーは、ルイス・ハミルトンのエンジン故障の原因が特定されたことを受け、鈴鹿で投入を予定していた最新スペックのパワーユニットの投入を見合わせることになった。
メルセデスは、F1マレーシアGPの決勝レースで発生したルイス・ハミルトンのエンジン故障について分析。オイルプレッシャーを失ったことにより、クランクピン軸受が破損していたことを突き止めた。
鈴鹿では、シーズン当初からの計画に沿って、フォース・インディア勢、ウィリアムズ勢、そしてパスカル・ウェーレイン(マノー)が新しいパワーユニットを搭載することになっていた。
しかし、メルセデスがルイス・ハミルトンのトラブルから全てを学んだと納得するまで延期されることになった。
5人のドライバーは、全員マレーシアで使用したパワーユニットを使い続けることになる。
それは、ニコ・ロズベルグも同様だが、彼はベルギーGPから最新スペックのメルセデスパワーユニットを使っている。
ルイス・ハミルトンは、シンガポールで使用したエンジンに戻すことになった。

フェルナンド・アロンソは、F1日本GPの決勝レースをホンダのアップデート版パワーユニットで戦う。
ホンダは、2トークンを費やして、エンジンブロックの軽量化、および、効率の改善のためにエキゾーストを改良。F1マレーシアGPの金曜フリー走行でフェルナンド・アロンソがテストを行った。
ホンダは、アップデートによって信頼性に影響がないかをトラック上でチェックすることを望み、アロンソの走行によって集めたデータを徹底的にチェックした。
分析の結果はポジティブであり、ホンダはフェルナンド・アロンソが今後アップデート版エンジンでレースをすることを確認した。
チームメイトのジェンソン・バトンは、ホンダのホームレースでペナルティを受けるのを避けるために、今のところ、以前の仕様のエンジンでF1日本GPを戦うことになっている。
だが、次戦アメリカGPではアップグレード版エンジンを搭載し、そこでグリッドペナルティを受けるとみられている。

ルイス・ハミルトンが、F1日本GPにむけて鈴鹿サーキットと日本について語った。
ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「もちろん、先週末は大きな失望だった。僕個人だけでなく、チーム全体としてね。でも、そのようなことにくよくよしていても何の利点もない。ネガティブなエネルギーでしかない。僕たちにできるのは、次のレースに集中して、一歩ずつ前に進み、自分たちにできる最高の仕事をすることだけだ」
「ハードワークに代わるものはないし、僕はこれまでそれを恐れたことはない。スタッフも起こったことに辛い思いをしているし、状況を正すために彼らが一生懸命に頑張ってくれることはわかっている。これまでで最悪の経験というわけではない。もっと悪いときがあったのは確かだ。とにかく、今後5つのレース週末で反撃するために自分の内なる強さを見い出していく。先週末のようなパフォーマンスを発揮して、クルマを仕上げられれば、まだ良い状況は巡ってくるはずだ」
「鈴鹿サーキットが大好きだし、僕は過去2年間あそこで速かったので、その傾向を続けられることを願っている。グランドスタンドには、僕を元気づけて、さらなる後押しをしてくれる素晴らしいサポートがあることはわかっている。マレーシアでファンから貰ったエネルギーはこれまであそこで見たなかでベストだったし、今、僕たちは日本に向かっている。彼らは毎年また別のレベルを見つけているように思う。彼らは信じられないくらいF1に熱狂的だし、本当に凄い興奮を得られる。彼らが僕に送ってくる愛と強さに応えられることを祈っている」

ニコ・ロズベルグが、F1日本GPにむけて鈴鹿サーキットと日本について語った。
ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「残念ながら、日曜日は僕たちにとって素晴らしいものではなかった。僕のレースは開始する前にほぼ終わっていたし、ルイスを気の毒に思う。本当に重要なときにあのようなカタチで全てのポイントを失った経験は自分にもあるからね。スタッフにとっても、一瞬で彼らのハードワークの全てが破壊されるのを目にするのはかなり残酷なものに違いない。あのような身体的に厳しい週末の最後なら特にね」
「でも、このチームがいかに強いかを過小評価してはいけない。僕たちはさらにハードに反撃していく。もちろん、マレーシアの結果はタイトル争いにおいて僕に有利に運んだ。それは事実だし、偽ることはできない。でも、僕はシーズンずっとポイント状況について考えてはいないし、今後もそうするつもりはない。僕はレースに勝つためにここにいるし、毎回それが狙いだ」
「鈴鹿はその次の機会だし、あそこで表彰台の頂点に立ちたい。本当に素晴らしいクラシックなレーストラックだ。あらゆる伝説的なドライバーが勝ってきたし、自分の名前がそのリストに刻むことができたら名誉なことだ。あそこでのパフォーマンスを更新する必要がある。それまであまりうまくまとめられなかった場所だからね。でも、今シーズンの僕は過去2年から多くのことを学んでいることを示していると思うし、このチャレンジに打ち勝つことができると確信している。素晴らしい週末になることを願っているし、物凄い日本のファンのために接戦を見せられることを願っている」