カテゴリー: F1日本GP

  • F1日本GP アレックス・アルボンとセルジオ・ペレスの接触はお咎めなし

    F1日本GP アレックス・アルボンとセルジオ・ペレスの接触はお咎めなし

    アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)は、2026年F1日本GPのフリー走行1回目終盤にセルジオ・ペレス(キャデラック)と接触したものの、FIAスチュワードは最終的に追加処分を科さない判断を下した。

    鈴鹿サーキットの最終シケインで発生したこの接触では、アルボンのマシンがペレス車の側面に当たり、アルボンはスピン。ペレスのマシンは右側フロアを大きく損傷したが、審議では双方の誤解とチーム側の連絡不足が重なった結果と結論づけられた。

    コメントの聞き取りとスチュワード文書によると、ペレスはレースラン中の周回を終え、次の周回に入ろうとしていた段階だった。14コーナーを立ち上がった時点では、後方のアルボンをある程度距離のある位置に確認していたという。

    一方のアルボンはアウトラップ中だったが、15コーナーから16コーナー進入にかけて急速にペレスとの差を詰めた。そして16コーナーでイン側からオーバーテイクを試みた際、両者は接触することになった。

    スチュワードが重視した“誤解”と無線連絡不足
    ペレスは、アルボンの存在を視認できなかったと説明した。バーチャルミラーが機能しておらず、さらにチームからアルボン接近の警告も受けていなかったという。この点はチームラジオでも確認された。

    チーム側は、アルボンがそのまま後方で位置を維持すると考えており、実際にはどれほど急速に差が縮まっていたかを把握できていなかった。そのため、ペレスに警告を出さなかったと説明している。

    これに対してアルボンは、16コーナー進入でペレスがワイドなラインを取ったことから、自分を先に行かせる意図があると受け取っていたと述べた。

    双方に決定的な過失なし
    スチュワードは、両ドライバーとも接近速度の大きさに驚いていたと整理したうえで、今回の接触は誤解によって生じたものだと判断した。その背景には、11号車のドライバーに対するチームの連絡不足もあったとしている。

    また、両ドライバーともに、どちらか一方が全面的、あるいは主として責任を負う事案ではないと受け止めていた。こうした事情を踏まえ、スチュワードはこの件について「これ以上の措置は取らない」と結論づけた。

    ペレスにとってはマシンにダメージが残る痛い一件となり、アルボンにとってもセッション終盤の走行を乱される形となったが、FIAは競技罰則を伴うケースではないと判断した。誤解と情報共有不足が引き起こした接触として、日本GP金曜走行のひとつの焦点となった。

  • フェルナンド・アロンソに第1子誕生 アストンマーティンF1が鈴鹿で報告

    フェルナンド・アロンソに第1子誕生 アストンマーティンF1が鈴鹿で報告

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が父親になった。アストンマーティンは2026年F1日本GPが行われている鈴鹿で、アロンソのパドック到着時にこのニュースを明らかにした。

    チームは今週、金曜フリー走行1回目でリザーブドライバーのジャック・クロフォードを起用し、さらに木曜のメディアデーをアロンソが欠席することも発表していたが、その理由は「家族の個人的な事情」と説明されるにとどまっていた。

    今回、チームのSNS投稿によって、アロンソに第1子が誕生したことが確認された。

    鈴鹿入りが遅れた理由が明らかに
    今週前半、アストンマーティンはジャック・クロフォードが鈴鹿でのフリー走行1回目にアロンソの代役を務めると発表した。この判断は、F1がまったく新しいテクニカルレギュレーション時代の3戦目を迎えているなかで、ドライバーにとって走行時間が非常に重要な時期だっただけに、注目を集めていた。

    さらにその2日後、アストンマーティンはアロンソが木曜のメディアデーに姿を見せないことも公表した。

    「フェルナンドは個人的な家族の事情により、今週末はやや遅れて現地入りするため、日本グランプリのメディアデーには出席しない」と、シルバーストンを拠点とするアストンマーティンは説明していた。

    「すべて問題はなく、金曜にはサーキットに到着する予定だ」

    当時、チームはそれ以上の詳細を明かしていなかった。

    フェルナンド・アロンソ アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    アストンマーティンがSNSで“エル・パドレ”と投稿
    その後、アストンマーティンは金曜にアロンソが鈴鹿のパドック入りした際、SNSで「エル・パドレ(スペイン語で父親)が鈴鹿に到着」と投稿し、父親になったことを報告した。

    これにより、アロンソは2026年のF1グリッドで、セルジオ・ペレス、ニコ・ヒュルケンベルグ、マックス・フェルスタッペンに続く“父親ドライバー”のひとりとなった。

    コラピントも発言
    アストンマーティンの投稿に先立って、フランコ・コラピントもESPNのインタビューのなかで、アロンソが父親になったことに触れていた。

    コラピントは「アロンソは父親になった」と語った。

    さらに、それが確認された情報なのかと問われると、コラピントは「僕はゴシップは全部知っている」と述べ、今後はアロンソを「ダディ」と呼ぶつもりだと話した。

    鈴鹿での週末を迎えるアロンソにとって、今回の日本GPは私生活でも大きな節目の直後に臨む一戦となった。

  • F1日本GP オスカー・ピアストリがFP2最速 アントネッリとラッセルが続く

    F1日本GP オスカー・ピアストリがFP2最速 アントネッリとラッセルが続く

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が、2026年F1日本GPフリー走行2回目でトップタイムを記録した。鈴鹿サーキットで行われた午後のセッションで、ピアストリは1分30秒133をマークし、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリに0.092秒差、ジョージ・ラッセルに0.205秒差をつけて首位に立った。

    午前のFP1でメルセデスが1-2を記録したあと、各チームは現地時間15時から再び走行を開始した。

    FP1をリザーブドライバーのジャック・クロフォードに譲っていたフェルナンド・アロンソも、このセッションから週末初走行に臨んだ。

    セッション序盤はルイス・ハミルトン(フェラーリ)が先頭でコースインし、多くのドライバーがミディアムタイヤを装着。一部はハードを選び、アロンソはソフトタイヤで走行を開始した。

    そのなかで、ピエール・ガスリーとアレックス・アルボンのピットレーンでの接近場面もリプレーで映し出された。ウィリアムズのガレージから前方に出てきたアルボンを避けるため、ガスリーは回避行動を取る場面があった。

    序盤から波乱も続いた。多くのマシンが最初の計測ラップを重ねるなか、アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)はオープニングラン後にピットへ戻り、マシンにトラブルが発生したとみられた。一方でランド・ノリス(マクラーレン)とセルジオ・ペレス(キャデラック)は、それぞれガレージに留まり、なかなかコースに姿を見せなかった。

    さらにアルボンには別のドラマもあった。アタックラップ中のエス字でスローマシンに引っかかり、その後はFW48がコース上で一時ストップ。短時間ながらイエローフラッグが提示されたが、最終的には再び走行を再開した。

    序盤のタイム争いではシャルル・ルクレール(フェラーリ)が1分31秒019でトップに立ち、ピアストリとラッセルがそれに続いた。

    その後、マクラーレンには明るい材料もあった。セッション残り40分弱でノリスがようやくコースインし、ミディアムタイヤで走行を開始した。一方、他の多くのドライバーがソフトへ切り替えるなか、ピアストリはタイムシート最上段へ浮上した。

    キャデラックは、ペレスの走行開始が遅れた理由について、FP1でのアルボンとの接触でフロアにダメージを負ったマシンの修復作業が続いていたためだと説明した。また、レーシングブルズはリンドブラッドのセッション終了理由がギアボックストラブルだったことを明かした。

    一方、スチュワードはアルピーヌのフランコ・コラピントとレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンの間で起きた一件について、セッション後に調査すると発表した。コラピントがタイヤを温めるためにウィービングしていた際、後方から高速で接近していたフェルスタッペンに対して「不規則な走行」を行った疑いが持たれている。

    セッションが折り返しを迎えた時点で、ピアストリは1分30秒133で首位。アントネッリが0.092秒差の2番手、もう1台のメルセデスを駆るラッセルが3番手につけた。

    出遅れていたペレスもようやく走行を開始し、いきなりソフトタイヤを装着してタイム計測へ入った。ノリスはミディアムで6番手につけ、終盤までソフトを使っていなかったのはそのノリスとランス・ストロール(アストンマーティン)の2人だけだった。

    終盤に入ると、多くのドライバーがミディアムやハードでのロングランに切り替えるなか、ノリスはソフトへ交換。ガブリエル・ボルトレト(アウディ)も残り10分で走行を再開し、こちらもソフトタイヤを装着した。

    チェッカーフラッグが振られると、ピアストリは序盤に記録した1分30秒133でそのまま首位を守った。中国GPウイナーのアントネッリが2番手、ラッセルが3番手を維持。ノリスが4番手、フェラーリのルクレールとルイス・ハミルトンが5番手、6番手で続いた。なおハミルトンはセッション終盤、無線で「マシンにまったく自信がない」と訴えていた。

    7番手にはニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)が入り、アルボン、オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)、そして終盤に大きくコースを外れる場面もあったフェルスタッペンがトップ10を形成した。

    11番手はエステバン・オコン(ハースF1チーム)、12番手はリアム・ローソン(レーシングブルズ)、13番手はカルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)、14番手はガスリー、15番手はアイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)となった。

    ボルトレトは最終的に10周を走って16番手。以下、コラピント、バルテリ・ボッタス(キャデラック)、アロンソ、ペレス、ストロールが続いた。リンドブラッドはギアボックストラブルの影響で1周しか記録できず、最下位に沈んだ。

    金曜の走行を終えた各チームとドライバーは、このあとデータを精査して土曜へ備える。フリー走行3回目は現地時間11時30分、予選は15時にスタートする。

    日本グランプリ

    2026年F1日本GP フリー走行2回目

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分30秒133(28周)
    2.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分30秒225(27周)
    3.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分30秒338(28周)
    4.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分30秒649(16周)
    5.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分30秒846(27周)
    6.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分30秒980(26周)
    7.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) – 1分31秒441(26周)
    8.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分31秒496(29周)
    9.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム) – 1分31秒498(27周)
    10.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) – 1分31秒509(28周)
    11.エステバン・オコン(ハースF1チーム) – 1分31秒532(29周)
    12.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分31秒590(30周)
    13.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分31秒608(29周)
    14.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分31秒734(28周)
    15.アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) – 1分31秒758(28周)
    16.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) – 1分32秒072(10周)
    17.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分32秒438(27周)
    18.バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム) – 1分32秒615(27周)
    19.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分33秒596(24周)
    20.セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム) – 1分33秒689(13周)
    21.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分33秒951(21周)
    22.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) – 計測なし(1周)

  • ルイ・ヴィトン 鈴鹿でF1日本GP特別トロフィー・トランク披露

    ルイ・ヴィトン 鈴鹿でF1日本GP特別トロフィー・トランク披露

    ルイ・ヴィトンは、2026年3月27日から29日にかけて鈴鹿サーキットで開催されるF1 アラムコ 日本グランプリ 2026で、特別仕様のトロフィー・トランクを披露する。F1とのオフィシャル・パートナーシップ2年目を迎えるメゾンは、今季第3戦の舞台となる鈴鹿で、その存在感をあらためて打ち出す。

    モダニティと伝統が交差する鈴鹿を背景に、ルイ・ヴィトンはサーキットのスピード感とブランドのクラフツマンシップを結びつけた演出を展開する。

    世界屈指の難コースとして知られる鈴鹿に、メゾンが受け継いできた卓越性と革新のレガシーが持ち込まれる形だ。

    日本を意識した特別デザイン
    今回の特注トロフィー・トランクは、ルイ・ヴィトンの象徴であるモノグラム・キャンバスを基調に、「Victory」と「Vuitton」を意味する「V」モチーフを採用した。

    その意匠には、日本を象徴するホワイトとレッドに加え、フィニッシュラインを想起させるブラックとホワイトのダミエが取り入れられている。鈴鹿が持つ豊かなヘリテージと、ダイナミックでコンテンポラリーな精神に敬意を表したデザインとなっている。

    アニエールの工房で手作業製作
    このトロフィー・トランクは、パリ郊外アニエールにある歴史的なアトリエで、経験豊かな職人たちによって手作業で製作された。

    アニエールは、ルイ・ヴィトンの息子ジョルジュ・ヴィトンが最初の「オートモービル・トランク」の製作を主導した場所でもある。かつて車両後部に取り付けられていたトランクは風雨にさらされやすく、そこでジョルジュ・ヴィトンは、レザーに代わる耐久性に優れたキャンバス素材「ヴィトニット」を開発した。これが後に、現在のルイ・ヴィトンを象徴するキャンバスへと進化していった。

    日本グランプリ

    F1との結びつきをさらに強化
    ルイ・ヴィトンは、モナコ自動車クラブとのパートナーシップをきっかけにF1との関係を築いてきた。2021年から2024年にかけては、F1 モナコグランプリのためのトロフィー・トランクを製作・贈呈している。

    そして現在は、世界中で数億人規模のファンを魅了するF1のシーズンを通じて、各グランプリの表彰式に向けたトロフィー・トランクとともに最終戦までチャンピオンシップの旅に寄り添っている。今回の鈴鹿での展開も、「Victory travels in Louis Vuitton(勝利の喜びをのせて旅するルイ・ヴィトン)」というメッセージを体現するものとなる。

    スポーツと歩んできたメゾンの系譜
    ルイ・ヴィトンは長年にわたり、著名なアスリートたちの貴重なスポーツアイテムを梱包し、保護する役割を担ってきた。その伝統を受け継ぐ形で、世界の主要スポーツ大会に向けたトロフィー・トランクのデザインも手がけている。

    1983年のアメリカズカップとの初パートナーシップ以降、FIFAワールドカップ、NBA、ローラン・ギャロス、ラグビーワールドカップ、バロンドール®、全豪オープン、そしてF1モナコGPなど、数々の世界的スポーツイベントに関わってきた。今回の日本グランプリで披露される特別仕様のトロフィー・トランクも、そうした系譜の延長線上に位置づけられる。

  • F1日本GP フリー走行2回目 結果・タイムシート ピアストリが最速

    F1日本GP フリー走行2回目 結果・タイムシート ピアストリが最速

    2026年F1日本GP フリー走行2回目の結果・タイムシート。3月27日(金)に鈴鹿サーキットで2026年のF1世界選手権 第3戦 日本グランプリのフリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。2番手にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが19番手、ランス・ストロールが21番手だった。

    ■ ピアストリが最速で金曜走行を締めくくる
    マクラーレンのオスカー・ピアストリがFP2でトップタイムを記録し、メルセデス勢を上回ってセッションを締めくくった。金曜の走行はこれで終了し、勢力図は拮抗したまま週末本番へと向かう。

    ■ メルセデスが引き続き上位争いを主導
    ジョージ・ラッセルとキミ・アントネッリがFP1に続いてFP2でも上位に入り、安定したパフォーマンスを発揮。依然として優勝候補の中心に位置している。

    ■ ノリスは出遅れも最終的に4番手
    油圧系トラブルで序盤の走行を失ったランド・ノリスだが、終盤にソフトタイヤでアタックし4番手まで浮上。トラフィックや不安定な挙動に苦しみつつも一定の速さを見せた。

    ■ アウディ勢は信頼性問題で苦戦
    ガブリエル・ボルトレトは序盤からトラブルに見舞われ走行時間を大きく失い、チームとしても週末最大の課題は「2台を決勝グリッドに並べること」となる状況にある。

    ■ リンドブラッドはほぼ走れず致命的な遅れ
    アイザック・ハジャーに代わるルーキー、アービッド・リンドブラッドはFP2でほぼ走行できず、わずか1周でセッション終了。中国に続くトラブルで準備不足が懸念される。

    ■ ヒュルケンベルグが“ベスト・オブ・ザ・レスト”
    ニコ・ヒュルケンベルグが7番手につけ、トップ勢に続く位置を確保。アウディの中では唯一順調に周回を重ね、マシンのポテンシャルを示した。

    ■ フェラーリは速さと不安定さが混在
    シャルル・ルクレールは一時トップに立つなど速さを見せた一方、リアの安定性に課題を抱えている様子。ピーキーな挙動が週末の焦点となる。

    ■ アルボンとペレスの接触はお咎めなし
    FP1での接触は「誤解」によるものと判断され、スチュワードは処分なしと裁定。ただしFP2でも各所で混雑やインシデントが見られ、鈴鹿特有の難しさが浮き彫りとなった。

    ■ 路面温度低下でコンディション変化
    気温は維持されたものの路面温度は約10度低下し、タイヤのウォームアップに苦しむ場面が発生。セットアップとタイヤマネジメントがより重要な要素となっている。

    ■ 信頼性が序盤戦の大きな分岐点に
    ノリス、ボルトレト、リンドブラッド、ペレスと複数ドライバーがトラブルに見舞われ、走行時間の損失が明暗を分ける展開に。2026年シーズンは早くも信頼性が重要テーマとなっている。

    日本グランプリ

    F1日本グランプリ フリー走行2回目 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分30秒133   28
    2 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分30秒225 0.092 27
    3 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分30秒338 0.205 28
    4 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分30秒649 0.516 16
    5 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分30秒846 0.713 27
    6 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分30秒980 0.847 26
    7 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分31秒441 1.308 26
    8 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分31秒496 1.363 29
    9 87 オリバー・ベアマン ハース 1分31秒498 1.365 27
    10 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分31秒509 1.376 28
    11 31 エステバン・オコン ハース 1分31秒532 1.399 29
    12 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分31秒590 1.457 30
    13 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分31秒608 1.475 29
    14 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分31秒734 1.,601 28
    15 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1分31秒758 1.626 28
    16 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分32秒072 1.939 10
    17 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分32秒438 2.305 27
    18 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分32秒615 2.482 27
    19 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分33秒596 3.463 24
    20 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分33秒689 3.556 13
    21 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分33秒951 3.818 21
    22 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ     1
  • F1日本GP FP2展開 ピアストリ最速 信頼性問題で明暗分かれる金曜

    F1日本GP FP2展開 ピアストリ最速 信頼性問題で明暗分かれる金曜

    鈴鹿サーキットで行われたフリー走行2回目は、オスカー・ピアストリがトップタイムを記録し、メルセデス勢が続く形で終了した。一方で、各チームの状況は大きく分かれ、信頼性トラブルに苦しむドライバーと順調に周回を重ねるドライバーの明暗が鮮明となった。

    天候はドライコンディションを維持しつつも、路面温度が徐々に低下。タイヤのマネジメントと走行プログラムの精度が問われるセッションとなり、各チームの実力差と課題が浮き彫りになった。

    信頼性トラブルが各所で発生
    金曜走行で最も大きな影響を与えたのは信頼性の問題だった。

    ランド・ノリスは油圧系トラブルにより出走が遅れたものの、最終的には17周を走行して4番手まで浮上した。ただし、マシンの挙動はやや不安定で、完全な状態とは言えない内容だった。

    ガブリエル・ボルトレトはわずか11周にとどまり、アービッド・リンドブラッドに至ってはギアボックスの問題でアウトラップ1周のみ。FP1に続いて走行不足に苦しむ形となった。

    セルジオ・ペレスもFP1でのアレクサンダー・アルボンとの接触によるフロアダメージの影響で走行時間を失い、各所で準備不足が目立つセッションとなった。

    トップ3チームが一歩リード
    現時点の勢力図としては、メルセデス、フェラーリ、マクラーレンの3チームが一歩抜け出している。

    ピアストリがトップタイムを記録し、アンドレア・キミ・アントネッリ、ジョージ・ラッセルが続く構図となり、この3チームによる争いが週末の中心になる可能性が高い。

    一方でレッドブルはやや後退。マックス・フェルスタッペンは10番手、アイザック・ハジャーは15番手と苦戦し、開幕戦で見せた競争力からは後退した印象となった。

    今夜のセットアップ見直しが不可欠な状況だ。

    ピアストリが初の好材料
    ピアストリにとっては今季初めてと言えるポジティブな1日となった。

    開幕2戦でいずれもスタートできていない状況の中、この日はトップタイムを記録。アントネッリに0.092秒差、ラッセルに0.205秒差をつける内容でセッションを終えた。

    依然としてメルセデスが本命と見られるが、マクラーレンがフェラーリと互角以上に戦える可能性を示した点は大きい。

    各チームのパワーモードや燃料搭載量の違いが明らかになるのは予選以降となるが、少なくとも中国GPよりは競争力を取り戻している様子がうかがえる。

    FP2終了とロングラン準備
    セッション終盤にはチェッカーフラッグが振られ、各車はスタート練習へと移行した。

    サポートレースがないため、この日は2回のスタート練習が許可され、各チームは決勝に向けた最終確認を実施。リンドブラッドを除く全車がトラック上に戻り、ロングランデータの収集を進めた。

    一方でアウディは依然として厳しい状況にあり、ボルトレトは終盤にようやくコースへ復帰するも十分な走行はできず。チームとして今季初めて2台完走を達成できるかが大きな課題として残った。

    週末に向けた焦点
    金曜の時点では、トップ3チームが優位に立つ一方で、信頼性の差がそのまま戦力差につながっている。

    特に走行不足に陥ったドライバーにとっては、予選までの短い時間でどこまで挽回できるかが鍵となる。

    鈴鹿特有の高負荷レイアウトにおいて、速さと同時に安定性が問われる週末。その本当の序列が明らかになるのは、土曜の予選セッションだ。

    日本グランプリ 2026年のF1世界選手権

    2026年F1日本GP フリー走行2回目

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分30秒133(28周)
    2.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分30秒225(27周)
    3.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分30秒338(28周)
    4.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分30秒649(16周)
    5.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分30秒846(27周)
    6.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分30秒980(26周)
    7.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) – 1分31秒441(26周)
    8.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分31秒496(29周)
    9.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム) – 1分31秒498(27周)
    10.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) – 1分31秒509(28周)
    11.エステバン・オコン(ハースF1チーム) – 1分31秒532(29周)
    12.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分31秒590(30周)
    13.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分31秒608(29周)
    14.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分31秒734(28周)
    15.アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) – 1分31秒758(28周)
    16.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) – 1分32秒072(10周)
    17.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分32秒438(27周)
    18.バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム) – 1分32秒615(27周)
    19.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分33秒596(24周)
    20.セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム) – 1分33秒689(13周)
    21.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分33秒951(21周)
    22.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) – 計測なし(1周)

  • オスカー・ピアストリ F1日本GP「まずはスタートしたい」連続DNSから再出発へ

    オスカー・ピアストリ F1日本GP「まずはスタートしたい」連続DNSから再出発へ

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、2026年シーズン開幕2戦で連続DNS(未出走)という厳しい状況に直面している。

    オーストラリアではグリッドへ向かう途中のクラッシュ、中国ではマシントラブルによりフォーメーションラップ前にリタイアを余儀なくされ、いまだ決勝レースに出走できていない。

    ピアストリは鈴鹿でのメディア対応で、今週末の目標について次のように語った。

    ピアストリ「少なくともスタートシグナルを見たい」
    「それはいいね、そうなればいいよ」とピアストリは笑いながら語った。

    「明らかに今年のスタートは良くなかったけど、今週は少なくともスタートシグナルが点灯するところまでは行きたいし、そこからだと思っている」

    「自分たちがどの位置にいるかはだいたい分かっているし、大きな驚きは期待していない。ただ、しっかりとした週末を実行できればいい」

    連続DNSにも冷静な姿勢
    2戦連続でスタートできなかったことについても、ピアストリは感情的になるのではなく、学びに変える姿勢を強調した。

    「怒りはあまりなかった。最初のDNSでは多少の怒りや信じられない気持ち、失望はあった」

    「でも中国の後は、そういうものだと受け止めた。すべてが思い通りにいくわけじゃないし、怒ったり落ち込んだりしても意味はない」

    「何も変えられないからこそ、目の前のことに集中して、その状況からできるだけ多くを学ぶことが重要だ」

    「レースを見て、どういう展開になるのか、どのマシンが良さそうか、何か気づけることがないかを探した。それが自分にできることだった」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン) F1 日本GP

    レース不在でも変わらない準備
    2026年はまだ決勝を走れていないものの、準備の進め方自体は変えていないという。

    「レースを見ながらできるだけ多くを学ぼうとしている」

    「今のレースのやり方はかなり変わっているから、そこからできるだけ多くを吸収しようとしている」

    「でもシミュレーターに関しては特別に何かできるわけではないし、簡単に遅れを取り戻す方法もない。実際にレースでベストを尽くすしかない」

    見えている課題と現状の立ち位置
    週末を笑顔で終えるために必要なことを問われると、ピアストリは現実的な目標を口にした。

    「まずはレースにスタートすること。それができれば大きい」

    「最初の2戦はああいう形だったけど、僕にできるのは良いパフォーマンスを発揮することだけだ」

    「今年の予選には満足しているし、自分でコントロールできる部分ではうまくやれていると思う」

    「新しいマシンやレギュレーションにも適応できているし、理解も進んでいる」

    「ただ、それをレースで示す機会がなかった」

    「現状としては、メルセデスやフェラーリの後ろにいるのは明らかだ。だからこそ、コースに出たときに自分ができることを見せるだけだ」

  • ガブリエル・ボルトレト アウディF1のウィートリー離脱は「驚きではない」

    ガブリエル・ボルトレト アウディF1のウィートリー離脱は「驚きではない」

    ガブリエル・ボルトレト(アウディ)は、2026年F1日本GPを前にジョナサン・ウィートリーがチーム代表の職を離れたことについて、「完全な驚きではなかった」と受け止めている。ウィートリーは2026年シーズン開幕からわずか2戦で、アウディF1チームを即時離脱することになった。

    中国GP直後にアウディは、かつてキック・ザウバーとして参戦していた同チームのウィートリーが「個人的な理由」により退任すると発表した。後任の役割は、アウディF1プロジェクトを率いるマッティア・ビノットが引き継ぐ。

    ボルトレト「完全に打ち込める状況ではなかった」
    ガブリエル・ボルトレト(アウディ)は、木曜のメディアデーで次のように語った。

    「彼は公にした個人的な事情があって、プロジェクトに完全にはコミットできなかったのだと思う。個人的に整えなければならないことがあるなら、それが最優先になる」

    「驚きだとは言わない。もちろん期間としては短いし、まだ2レースしかしていない。でも、彼は去年から僕たちと一緒にいたので、単に2レースだけという話ではない」

    ボルトレトは、ウィートリーが在任中にチームへ前向きな変化をもたらしたとも評価した。

    「彼は去年、とてもいい仕事をしたし、今年もそうだったと思う。すべてはかなりスムーズに進んでいた」

    「彼はみんなをいい状態に置いてくれたし、僕たちは多くの面で改善していた。彼はチームにポジティブさをもたらしたと思う。でも、このチームの中で僕たちが常に目指していることのひとつは、ひとりの人だけでなく全員でチームとして機能することだ。僕たちはひとりに依存しない」

    「彼が去年やってきたこと、今年やってきたことは、ひとりだけに依存するものではない。この方向性のまま進み続けていくはずだ」

    アウディ F1 ジョナサン・ウィートリー

    ビノット新体制への信頼
    ウィートリーの職務は、フェラーリでチーム代表を務めた経験も持つマッティア・ビノットが引き継ぐ。ボルトレトは、その新体制にも強い信頼を示した。

    「起きたことは起きたことだけど、僕たちは前に進む。マッティアが僕たちを正しい方向へ導いてくれることをうれしく思っている」

    「マッティアは完全に引き継ぎ、全面的な責任を担う。僕が全面的に信頼している人だし、僕にF1へ来る機会を与えてくれた人でもある。本当に感謝しているし、より大きな責任を担うことで彼がもたらすものにとても楽観的だ」

    ヒュルケンベルグ「レースウイークだから仕事に戻るだけ」
    一方でチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグは、指揮系統の変化があっても、日本GPで結果を出すことに集中していると強調した。

    ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)は次のように語った。

    「雰囲気はいい。レースウイークだから、仕事に戻るだけだ」

    「目の前の仕事に集中している。僕もその話が出始めた時に、ほとんど世間と同じように知った。言われるべきことはもうすべて言われたと思うし、僕から新しく話せる情報はない。起きたことは起きたことだ。チームとして自分たちの役割を果たし、仕事を続けていくだけだ」

    アウディは、ウィートリーの突然の離脱という動きを抱えながら鈴鹿に乗り込むことになった。ただ、ボルトレトもヒュルケンベルグも、チーム内部の機能そのものは維持されるとの見方を示しており、日本GPではビノット新体制のもとでの立て直しが注目される。

  • F1日本GP FP1でクラッシュ ペレスとアルボンがFIA審議対象

    F1日本GP FP1でクラッシュ ペレスとアルボンがFIA審議対象

    セルジオ・ペレス(キャデラック)とアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)が、2026年F1日本GPのフリー走行1回目で接触し、FIAのスチュワードによる審議対象となった。

    接触はセッション終盤、鈴鹿サーキットのターン16で発生した。2台はともにアタックラップ中で、アルボンがペレスを抜こうとした際に接触。アルボンのウィリアムズFW48はフロント左にダメージを負い、コース上には破片が散乱した。

    ターン16で接触 審議対象に
    FIAはこの一件について、ペレスとアルボンの両者を審議対象として記録した。

    対象となっているのは「国際競技規則付則L 第4章 第2条 d項違反の疑い」で、記録には「12時22分、23号車と11号車のターン16でのインシデント」と記されている。

    アルボンがオーバーテイクを試みる
    2台はともにフライングラップ中だったが、この場面ではウィリアムズの方がキャデラックよりも優れたペースを見せており、アルボンはターン16でペレスをかわそうと動いた。

    しかし、ペレスはアルボンの存在に気づかず、コーナーへと進入。その結果、両者は接触することになった。

    両者とも無線で驚き
    接触直後、アルボンは無線で「彼が僕を見ていたかどうかも分からない」と伝えた。

    一方のペレスも「なんてことだ。ウィリアムズがすぐ横にいるなんて全く分からなかった。向こうがぶつかってきた」と話した。

    スチュワードがこの接触をどのように判断するかが注目される。

    アレクサンダー・アルボン セルジオ・ペレス F1 日本GP

  • 2026年F1日本GP 各チーム最新アップデート一覧 FIA提出資料まとめ

    2026年F1日本GP 各チーム最新アップデート一覧 FIA提出資料まとめ

    2026年F1日本GPに向けて、FIAに提出された各チームのアップデート内容が明らかになった。今回の資料では、多くのチームがアップデート未提出となる一方で、複数チームが空力および冷却性能に関する改良を投入している。

    鈴鹿サーキット特有の高速コーナーと高負荷環境に対応するため、各チームはフロントウイング、フロア、サイドポッドなどの流体制御や局所荷重の改善に焦点を当てているのが特徴だ。

    アップデート未提出チーム

    以下のチームは今回の日本GPにおいて新規アップデートの申請はなし。

    ■ マクラーレン
    ■ メルセデス
    ■ レーシングブルズ
    ■ アウディ

    レッドブル・レーシング

    ■ サイドポッドインレット
    ・目的:パフォーマンス(フローコンディショニング)
    ・変更点:インレット形状および周辺を改良
    ・効果:高圧空気の取り込み効率を向上

    ■ コーク/エンジンカバー
    ・目的:パフォーマンス(フローコンディショニング)
    ・変更点:サイドポッド形状変更に合わせ表面を最適化
    ・効果:冷却および後流効率を改善

    ■ フロア
    ・目的:パフォーマンス(フローコンディショニング)
    ・変更点:上面形状を更新
    ・効果:効率向上によりダウンフォース増加

    ■ リアコーナー
    ・目的:サーキット特性(冷却)
    ・変更点:インレットおよびアウトレット形状を変更
    ・効果:ブレーキ冷却要求に対応
    レッドブル・レーシング F1 日本GP

    フェラーリ

    ■ フロントコーナー
    ・目的:パフォーマンス(ローカルロード)
    ・変更点:ブレーキダクト内側出口を縮小
    ・効果:冷却性能を一部犠牲にしつつ、外部空力性能を向上

    ■ フロアボディ
    ・目的:パフォーマンス(ローカルロード)
    ・変更点:フロアステーフェアリング形状を改良
    ・効果:局所的な気流特性を改善し、フロア性能を回復
    スクーデリア・フェラーリ F1 日本GP

    ウィリアムズ

    ■ フロントサスペンション
    ・目的:パフォーマンス(構造改善)
    ・変更点:サスペンション外装カバーを再設計
    ・効果:新構造に合わせてパッケージングを最適化し、後流への影響を低減
    ウィリアムズ F1 日本GP

    アストンマーティン

    ■ フロントウイング
    ・目的:パフォーマンス(ローカルロード)
    ・変更点:第3エレメントのコード長を短縮
    ・効果:ウイング外側の荷重分布を改善

    ■ フロントウイングエンドプレート
    ・目的:パフォーマンス(ローカルロード)
    ・変更点:アウトボード側フットプレートのエッジを引き上げ
    ・効果:外側荷重分布をさらに最適化

    ■ フロアボディ
    ・目的:パフォーマンス(ローカルロード)
    ・変更点:リーディングエッジデバイスを改良
    ・効果:フロア全幅での荷重生成を改善
    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム F1 日本GP

    TGRハースF1チーム

    ■ フロントウイング
    ・目的:パフォーマンス(フローコンディショニング)
    ・変更点:作動機構を簡素化し、露出形状を縮小
    ・効果:リンケージの小型化により空気の遮蔽を低減し、車体後方への気流を改善
    ハースF1チーム 日本GP

    アルピーヌ

    ■ フロントコーナー
    ・目的:パフォーマンス(フローコンディショニング)
    ・変更点:ディフレクターを再設計
    ・効果:局所気流の管理を改善し、全域で安定した性能を確保

    ■ リアウイング
    ・目的:パフォーマンス(ローカルロード)
    ・変更点:フェアリングとプロファイルを調整
    ・効果:コーナーおよびストレート双方で性能向上

    ■ リアウイングエンドプレート
    ・目的:パフォーマンス(ローカルロード)
    ・変更点:下部形状を再設計
    ・効果:後方気流の整流と局所ダウンフォース向上
    アルピーヌF1チーム 日本GP

    キャデラックF1チーム

    ■ ディフューザーフェンス
    ・目的:パフォーマンス(ローカルロード)
    ・変更点:下端形状を変更
    ・効果:車高変化への対応力と空力性能を向上

    ■ ディフューザー
    ・目的:パフォーマンス(ローカルロード)
    ・変更点:中央部トレーリングエッジを改良
    ・効果:リアダウンフォースを増加
    キャデラック F1 日本GP

    鈴鹿特有の開発トレンド

    今回のアップデートから見えるのは、「局所的な気流制御」と「外側荷重分布」の最適化に各チームが集中している点だ。

    特にフロント周り(ウイング/ブレーキダクト/サスペンション)に変更が多く、これは鈴鹿の連続高速コーナーでフロントの安定性がラップタイムに直結するためと見られる。

    一方でレッドブルやキャデラックは、サイドポッドやディフューザーなど車体後方の効率改善にも踏み込んでおり、空力パッケージ全体での最適化を進めていることが分かる。

    大規模アップデートは少ないものの、「細部の積み重ね」による差が問われる週末となりそうだ。