カテゴリー: ジャック・ドゥーハン

  • ジャック・ドゥーハン ハースF1で再出発「過去は置いて前に進む」

    ジャック・ドゥーハン ハースF1で再出発「過去は置いて前に進む」

    ジャック・ドゥーハンは、2026年F1シーズンをハースF1チームのリザーブドライバーとして迎えるにあたり、バーレーン・インターナショナル・サーキットのパドックで新たなスタートへの意欲を語った。

    2024年終盤にアルピーヌでF1デビューを果たし、2025年もフル参戦を予定していたが、その体制は6戦で終了。以降はレースから離れる期間を過ごし、2026年シーズン開幕前にアルピーヌとの関係を正式に終えた。

    その後、ハースF1チームのリザーブドライバー就任が発表されている。

    「素晴らしい気分だ。ハースから温かく迎えられて、本当にありがたい。新しい名前や顔ぶれを覚えているところだし、スタートを切るのが本当に楽しみだ」とドゥーハンは語った。

    「この10カ月はベストな時間だったとは言えないが、今は新たなスタートだ。過去は置いて前に進み、この新しい旅路をクリーンな状態で始められることを嬉しく思っている。もう一度原点に立ち返り、スポンジのようにすべてを吸収して、できる限り多くを学びたい。そして、自分が貢献できるところでチームに力を尽くしたい」

    2024年から2025年にかけて出場したグランプリは合計7戦にとどまり、実戦経験は限られている。ドゥーハンはハースF1での役割と並行し、レースプログラムへの復帰も望んでいることを明かした。

    「最も重要なのは、今もレースを続けていること、そしてレースフィットを維持することだ。ここ2年はほとんどレースをしていない。2024年はチームの判断で参戦せず、昨年も思うように走ることができなかった」

    「今年は何としてもレースフィットを保つ必要がある。ここ数日中に最終決定できることを願っているプログラムがある。それが決まれば、F1週末での帯同スケジュールをチームと調整し、できるだけトラックサイドにいるようにすると同時に、ファクトリーのシミュレーターでも作業を進めていく」

    ジャック・ドゥーハン ハースF1チーム

    さらに、ハースのマシンで走行機会を得られる可能性について問われると、次のように答えた。

    「それが実現すれば理想的だ。双方にとって良いことだと思う。ただし、それは全体の計画と自分のレース活動が最終決定してから構築されることになるだろう」

    過去10カ月の停滞を経て、ドゥーハンは“クリーンな状態”からの再出発を誓う。ハースF1チームでの裏方としての役割と、実戦復帰への準備。その両立が、彼の2026年シーズンの鍵となる。

  • ジャック・ドゥーハン、ハースF1チームのリザーブドライバーに就任

    ジャック・ドゥーハン、ハースF1チームのリザーブドライバーに就任

    ジャック・ドゥーハンが、2026年F1シーズンに向けてTGRハースF1チームのリザーブドライバーとして加入することが発表された。

    ハースは、2026年F1キャンペーンに向けた体制の一環として、元アルピーヌのドライバーであるジャック・ドゥーハンと契約を結んだ。ドゥーハンは、平川亮とともにリザーブドライバーを務める。

    元アルピーヌのF1ドライバーであるドゥーハンは、500ccクラスで5度の世界王者に輝いたミック・ドゥーハンの息子。2023年と2024年にアルピーヌのリザーブドライバーを務めた後、2024年アブダビGPから2025年シーズン開幕6戦まで、計7レースにわたってレースドライバーとして起用された。

    その後、フランコ・コラピントの起用により再びリザーブに戻り、2025年シーズン終盤をその役割で過ごしたが、先月エンストン拠点のチームと袂を分かっていた。

    バーレーンでの公式プレシーズンテスト開始を翌週に控え、ハースはドゥーハンの加入を正式に発表。アメリカ拠点のチームは、2026年型マシンの開発を進めながら、新時代に向けた準備を本格化させている。

    「TGRハースF1チームに加入できて本当にうれしい」とドゥーハンは語った。

    「ここは、僕のF1キャリアを続けていくうえで理想的な場所だと思っている。チームが成長の機会を与えてくれたこと、そして2026年という大きなチャレンジに一緒に取り組めることに感謝している。チームと仕事を始め、成功したシーズンに向けて協力していくのが待ちきれない」

    ジャック・ドゥーハン ハースF1チーム

    一方、チーム代表の小松礼雄も、ドゥーハンの加入を歓迎している。

    「彼のこれまでのレースキャリアの強さや、F1でリザーブドライバーを務めてきた経験を考えると、個人的にもジャックがチームに加わってくれることをとてもうれしく思っています」

    「チームのやり方を理解しながら、常にレースに出られる準備を保つというのは、どのドライバーにとっても簡単なことではありません。特に、再びこのレベルで走りたいという強い意欲を持っているドライバーにとっては、なおさらだと思います。これまでジャックと話を重ねる時間を楽しんできましたし、彼をチームに迎え入れ、その貢献を得られることを楽しみにしています」

    ハースは、他チームと同様に2026年型マシンの作業を継続中で、2回に分けて行われるバーレーンでの3日間テストに向けて準備を進めている。最初のテストは2月11日にスタートする予定だ。

  • ジャック・ドゥーハン、スーパーフォーミュラ参戦消滅 持参金とテスト不振影響

    ジャック・ドゥーハン、スーパーフォーミュラ参戦消滅 持参金とテスト不振影響

    ジャック・ドゥーハンの2026年スーパーフォーミュラ参戦計画は、最終段階で白紙となった。昨年12月に鈴鹿で行われたルーキーテストに参加していたものの、今季のスーパーフォーミュラ・グリッドに名を連ねることはなくなった。

    アルピーヌF1チームからの離脱が1月中旬に正式発表されていたドゥーハンは、ルーク・ブラウニングと並んで今季のKONDO RACINGから参戦する有力候補と見られていた。

    だがKONDO RACINGは金曜日、2026年シーズンの2台目のシートを笹原右京が務めると発表し、すでに発表済みのブラウニングとともにラインアップを確定させた。

    ドゥーハンは昨年12月のポストシーズン・ルーキーテストでKONDO RACINGから走行しており、トヨタとの包括的なパッケージ契約の一環として、ハースF1のリザーブ業務も含まれる可能性が取り沙汰されていた。グリッドに残された最後の空席を射止める立場にあったが、交渉は合意に至らなかった。

    その背景のひとつとして、ドゥーハン側がシート獲得にあたって持ち込み予算を求められていたことが挙げられている。さらに、23歳のドゥーハンはルーキーテスト中にデグナー2で3度のクラッシュを喫し、走行距離を十分に稼げなかった。最終的なタイムシートでは、ウィリアムズF1のリザーブドライバーであるブラウニングから大きく後れを取っており、評価面でも不利に働いた。

    この結果、ドゥーハンは冬の終盤というタイミングもあり、今後の進路が不透明な状況に置かれている。トップレベルでの他の参戦機会は、現時点では限られているとみられる。

    スーパーフォーミュラ 笹原右京

    一方で笹原右京は、思いがけずスーパーフォーミュラ復帰のチャンスを手にした。2度のレースウイナーである29歳の笹原は、2024年シーズン終了後にTOM’Sを離脱して以来、グリッドから遠ざかっていたが、昨年の鈴鹿テストでKONDO RACINGから走行していた。もっとも当時は、ザック・オサリバンが優先され、レースシート獲得には至っていなかった。

    今季はそのオサリバンがチーム・インパルへ移籍したことで、空いたKONDO RACINGの#4を笹原が担当することになり、ブラウニングは#3をドライブする。今回の発表により、2026年スーパーフォーミュラは全23台のエントリーが出そろい、今月初めにThreeBond Racingから小出峻が発表されたことで、グリッドは完全に確定した。

  • アルピーヌF1、ジャック・ドゥーハン放出を正式発表 シート喪失から8か月

    アルピーヌF1、ジャック・ドゥーハン放出を正式発表 シート喪失から8か月

    アルピーヌF1チームは、ジャック・ドゥーハンとの関係を完全に解消したことを正式に発表した。2026年F1シーズンに向け、ドゥーハンのドライバーサービスを継続しないことで双方が合意に達したという。

    ドゥーハンは2024年最終戦アブダビGPでF1デビューを果たし、アルピーヌ・アカデミー出身として初めて同チームのレースシートに昇格したドライバーとなった。

    2025年シーズン序盤も起用され、計7戦に出場したが、開幕戦オーストラリアや日本GP週末のプラクティスでの大きなクラッシュなどもあり、6戦を終えた時点でリザーブドライバーのフランコ・コラピントと交代する形でレースシートを失った。

    その後もドゥーハンはリザーブとしてチームに残留したものの、テスト走行の機会はなく、シミュレーター作業も最小限にとどまっていた。レース現場ではピエール・ガスリーとコラピントのバックアップとして帯同するにとどまり、実質的に将来の展望が見えない状況が続いていた。

    アルピーヌF1とジャック・ドゥーハンが完全決別 8か月に及ぶ去就問題に終止符
    アルピーヌは声明で次のように述べている。

    「BWTアルピーヌF1チームは、2026年FIAフォーミュラ1世界選手権に向けて、ジャック・ドゥーハンのドライバーサービスを継続しないことで相互合意に達したことを確認する。彼が他のキャリアの機会を追求できるようにするためだ」

    「ジャックは2024年アブダビGPでグランプリデビューを果たし、アルピーヌ・アカデミー出身として初めてチームのレースシートに昇格したドライバーとなった。チームは過去4年間、オン・オフ両面で示してくれた彼の献身とプロフェッショナリズムに感謝し、今後の成功を祈っている」

    ドゥーハンはコラピント同様、F1ではポイントを獲得できないままシートを失った。2025年の6戦では速さの片鱗を見せる場面もあった一方で、ミスやアクシデントが重なり、評価を固めきれなかったのも事実だ。

    ジャック・ドゥーハン アルピーヌF1チーム

    今後については、日本のスーパーフォーミュラ参戦が有力視されている。2025年末には複数のチームとテスト機会について協議していたことが知られており、スーパーフォーミュラのレース活動と並行して、別のF1チームでのテストやリザーブ役割を得る可能性も模索しているとされる。理想的なシナリオは、2027年のF1復帰につながる足掛かりを築くことだ。

    具体的には、鈴鹿で行われたルーキーテストに参加したコンドウ・レーシングからの参戦が濃厚と見られている。同テストでは同一コーナーで複数回クラッシュする不運もあったが、チーム側は擁護の姿勢を示していた。コンドウはトヨタ製エンジンを使用しており、トヨタと技術提携を結ぶハースF1チームとの連携による将来的な可能性も、かねてから取り沙汰されてきた。

    8か月に及んだアルピーヌとドゥーハンの去就問題は、これで完全に幕を閉じた。若きオーストラリア人ドライバーは、新たな環境で再起を図ることになる。

  • ジャック・ドゥーハン スーパーフォーミュラ連日クラッシュでSNS写真を黒塗り

    ジャック・ドゥーハン スーパーフォーミュラ連日クラッシュでSNS写真を黒塗り

    元アルピーヌF1ドライバーのジャック・ドゥーハンが、鈴鹿サーキットで行われたスーパーフォーミュラのポストシーズンテストで苦戦を強いられた直後、自身のインスタグラムのプロフィール写真を黒塗りに変更した(現在は戻されている)。

    ドゥーハンは今週、KONDO RACINGのマシンで3日間にわたってテスト走行を行っていたが、そのすべての日で同じコーナーであるデグナーでクラッシュを喫する結果となった。

    22歳のドゥーハンは、2026年にスーパーフォーミュラへフル参戦する可能性が取り沙汰されている。F1では2025年シーズン途中にアルピーヌから放出され、翌シーズンのシートを確保できなかったため、キャリアの次の一手として日本のトップフォーミュラへの転向が注目されている。

    ドゥーハンはF1ルーキーシーズン開幕からわずか6戦でアルピーヌのシートを失い、チームはアルゼンチン人ドライバーのフランコ・コラピントを昇格させた。しかしコラピントは残り18戦で一度も選手権ポイントを獲得できず、チームにとっても厳しい判断となった。

    F1離脱後、ドゥーハンはしばらくレース活動から距離を置いていたが、今回の鈴鹿テストで実戦復帰。しかし、3日連続で同一コーナーでクラッシュするという結果は、ファンの間で大きな話題となり、SNS上では多くのコメントが寄せられる事態となった。

    その直後、ドゥーハンはインスタグラムのプロフィール写真を黒く塗りつぶした状態に変更した。これがSNS上での批判や誹謗中傷に対する対応なのか、それとも別の理由によるものなのかは明らかになっていない。

    ただし、この行動は最近の事例と重なる部分がある。メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリも、カタールGP後に激しいSNS上の批判を受けたのち、同様にプロフィール写真を黒塗りにしていた。

    アントネッリはカタールGP最終ラップでミスを犯し、ランド・ノリスに4位を譲る形となった。この結果が選手権争いに影響したことで、レッドブル陣営の一部関係者から意図的だったのではないかという示唆がなされたが、オンボード映像により事実ではないことが証明され、後に謝罪が行われている。

    その際、アントネッリは激しいSNS上の中傷を受けており、プロフィール写真を黒くする対応を取った。ドゥーハンの今回の行動も、それと同様の背景がある可能性は否定できないが、本人からの説明は現時点では出ていない。

  • ジャック・ドゥーハン スーパーフォーミュラテストで3日連続クラッシュ

    ジャック・ドゥーハン スーパーフォーミュラテストで3日連続クラッシュ

    ジャック・ドゥーハンは、三日間行われているスーパーフォーミュラの鈴鹿テストでデグナー2でまさかの“連日クラッシュ”。2025年にアルピーヌからわずか6戦で降格となった元F1ドライバーは、2026年の参戦を見据えた評価機会の最中に苦しいテストとなった。

    ドゥーハンはトヨタエンジンを使用するKONDO Racingからテストに参加しており、トヨタ支援を受けるハースF1チームのリザーブドライバー案と並行して名前が挙がっている。しかし現時点でどちらの契約も合意には至っていないとされる。

    連日のデグナー2クラッシュで苦戦したドゥーハン
    オーストラリア出身のドゥーハンは鈴鹿サーキットで行われた三日間のテストに参加したが、そのうち三日間でクラッシュを喫した。

    火曜日はデグナー2でリアからクラッシュし、翌水曜日には同じ場所で今度はフロントから突っ込む形でマシンを破損。そして、三日目もデグナーでクラッシュを喫して赤旗の原因となった。

    いずれの事故でも22歳のドゥーハンは無傷で歩いてマシンを降りている。

    今年の鈴鹿は“不運続き” FP2でも大クラッシュ
    ドゥーハンが今年鈴鹿でクラッシュしたのは今回が初めてではない。4月の日本GPではFP2の2周目、DRSを閉じ忘れたまま1コーナーへ進入しスピードオーバー。時速185マイルでコースオフし、アルピーヌA525を大破した。

    ドライバー本人は「大丈夫」とすぐにコメントしたものの、念のためメディカルセンターでチェックを受け、レース出場許可が下りていた。

    アルピーヌのシート喪失後、去就は依然不透明
    ドゥーハンは最終的にアルピーヌのレースシートを失い、エミリア・ロマーニャGPでフランコ・コラピントに交代となった。

    今回KONDO Racingでテストを行っているものの、2026年の契約は結ばれていない。

    トヨタのグローバル・モータースポーツディレクターである加地雅哉氏はAutosportに対し「まだ具体的に言えることはありませんが、彼は良いドライバーです」と語っている。

    トヨタ系チームでの参戦はF1復帰の足がかりになる可能性
    2025年のスーパーフォーミュラではKONDO Racingはランキング7位(29.5ポイント、表彰台1回)。タイトルはドコモ・チームダンディライアンが215ポイントで獲得している。トヨタ勢の最上位はTOM’Sで、坪井翔とサッシャ・フェネストラズが3勝を挙げている。

    もしドゥーハンがKONDO Racingからスーパーフォーミュラに参戦することになれば、ハースF1チームのリザーブドライバーとの兼務が現実的となり、2027年のF1復帰を狙う布石になる可能性もある。

    ハースは2026年にエステバン・オコンとオリバー・ベアマンを起用するが、両者とも契約は2026年末までとされている。

    しかし、PlanetF1.comによればドゥーハンは現時点でスーパーフォーミュラともハースとも契約を結んでおらず、正式には2026年末までアルピーヌと契約下にあるという。

  • ジャック・ドゥーハン、アルピーヌF1と決別 トヨタ支援で日本拠点に再始動

    ジャック・ドゥーハン、アルピーヌF1と決別 トヨタ支援で日本拠点に再始動

    ジャック・ドゥーハンがアルピーヌとの関係を完全に終え、キャリアの軸足を日本とトヨタに大きく移し始めている。

    2025年のF1シーズンでアルピーヌのルーキーとして6戦に出走したものの、フラビオ・ブリアトーレの電撃決定によりフランコ・コラピントに交代。その後はリザーブを務めていたが、フィンランド紙 Ilta Sanomat によると、この役割も終了したという。

    オーストラリア出身の22歳は今週、日本で姿を見せており、鈴鹿で開催されるスーパーフォーミュラのポストシーズンテスト3日間すべてに参加する。

    スーパーフォーミュラは月曜、「ジャック・ドゥーハンは12月10〜12日の鈴鹿テストに参加する」と声明を出している。

    報道によれば、これは単なるオフシーズンの走行ではない。トヨタが2026年のスーパーフォーミュラ参戦を支援するとされ、ドゥーハンはメーカーのシングルシーター育成エコシステムの中心に位置付けられるという。

    トヨタ支援はハースF1にも直結
    トヨタの影響力はスーパーフォーミュラだけでなく、提携を深めるハースF1チームにも直接及んでいる。両者の新たなタイトルスポンサーシップと技術協力関係により、ドゥーハンは2026年に向けたハースのリザーブドライバー候補として交渉中と報じられている。

    “第二のロバンペラ路線”として日本で再始動
    ラリー界のスター、カッレ・ロバンペラがトヨタ支援のもとスーパーフォーミュラのフルプログラムに挑むのと同じように、ドゥーハンも今週の鈴鹿テストで午前・午後すべての走行を担当。日本を拠点にキャリアを立て直し、世界的に拡大するトヨタのモータースポーツネットワークとの結びつきを強める狙いだ。

    この動きにより、2026年に向けたドゥーハンの進路は大きく変わりつつある。F1復帰の扉をトヨタ経由で再び開こうとする、明確なキャリア再構築のフェーズに入ったと言える。

  • 元F1ドライバーのジャック・ドゥーハン スーパーフォーミュラ合同テスト参加

    元F1ドライバーのジャック・ドゥーハン スーパーフォーミュラ合同テスト参加

    元F1ドライバーのジャック・ドゥーハンが、鈴鹿サーキットで12月10日~12日に行われるスーパーフォーミュラ合同/ルーキーテスト参加にKONDO RACINGから参加することが発表された。

    トヨタとハースの関係が急速に強まるなか、ジャック・ドゥーハンが2027年にF1グリッドへ戻る可能性が浮上している。ドゥーハンは2025年序盤にアルピーヌのレースシートを失い、シーズン後半はサイドラインに追いやられていた。

    オーストラリア出身のドゥーハンは現在、F1パドック内での存在感維持とレースキャリア継続の両立を模索しており、その一環として今週の鈴鹿で行われるスーパーフォーミュラのルーキーテスト参加を計画している。ドゥーハンは今年の日本GPでも同地を走っており、来季のスーパーフォーミュラ参戦を視野に動いているとされる。計画はまだ契約段階には至っていないが、トヨタからの支援を伴う形になると理解されている。

    一方でPlanetF1は、ドゥーハンがスーパーフォーミュラと並行してハースのリザーブドライバー起用候補に挙がっていると報じる。2027年のF1復帰に向けた重要なステップとして位置付けられている。

    ハースは2026年のラインナップにエステバン・オコンとオリバー・ベアマンを抱えるが、その契約はいずれも来季末で期間満了を迎える。また、トヨタが支援する世界耐久選手権王者の平川亮もリザーブに名を連ねており、チームは2026年の体制固めを急いでいる。

    現時点でドゥーハンはアルピーヌとの契約下にあり、これが2026年末まで効力を持つと考えられている。ただし、鈴鹿テスト参加には支障ないとみられ、ハース加入はエンストン側のリリース取得が条件となる。

    ドゥーハンのマネジメントについても変化があり、これまで担当していたフラビオ・ブリアトーレとの関係は終了し、新たな代理人が起用されている。

    スーパーフォーミュラやハースでのTPC(旧型車テスト)参加の可能性も取り沙汰されているが、これはハースの来季成績に応じて増える賞金額に左右されるとみられる。2025年アブダビ最終戦時点でハースはコンストラクターズ8位で、Aston Martin、Sauberと接戦を繰り広げていた。上位フィニッシュとなれば、2026年の分配金増加が期待される。

    トヨタは今年のTPC走行を通じてスタッフ育成を進めており、ハース側も組織強化を狙って取り組んでいる。2026年にはチームに“Toyota”のタイトルブランドが付き、将来的にはトヨタがマイナーシェアホルダーとして参画する可能性も噂される。ジーン・ハースにとって自然なF1撤退の出口戦略となる可能性まで指摘されている。

    まずは2026年のリザーブ体制確立が焦点であり、ドゥーハンの起用はアルピーヌ側のリリース次第で数週間以内に決着する見通しだ。

  • ジャック・ドゥーハン F1復帰の望み薄でスーパーフォーミュラ転向の可能性

    ジャック・ドゥーハン F1復帰の望み薄でスーパーフォーミュラ転向の可能性

    アルピーヌF1チームのリザーブドライバー、ジャック・ドゥーハンが2026年シーズンにスーパーフォーミュラへ参戦する見込みが強まっている。アルピーヌがフランコ・コラピントとの契約延長に動いており、ドゥーハンのF1復帰の道はさらに狭まっている。

    オーストラリア出身の22歳ドライバーは今季、開幕6戦後にコラピントへ正ドライバーの座を譲り、リザーブドライバーに降格。その後、F1での代替リザーブ職を模索してきたが、アルピーヌがコラピントを2026年も起用する方向を固めていることから、日本での新たなキャリアに踏み出す公算が大きい。

    トヨタ陣営のKondo Racingが有力な移籍先として浮上しており、父であり5度のロードレース世界王者ミック・ドゥーハンがすでにハースF1チーム代表の小松礼雄と会談したことも判明。ハースとトヨタの技術的な関係性を考慮すれば、F1リザーブ兼スーパーフォーミュラ参戦という形も十分にあり得る。

    加地雅哉(トヨタ・グローバルモータースポーツディレクター)はこの噂について「今は具体的に言えることはないが、彼は良いドライバーだ」と語り、関心を否定しなかった。

    一方で、父ミックは先週のスーパーGT最終戦(もてぎ)に姿を見せており、来季日本で活動する可能性をさらに高めている。

    トヨタ陣営の2026年体制に大変動の兆し
    トヨタのスーパーフォーミュラ体制は2026年にかけて大幅な再編が進みそうだ。先月、トヨタは2度のWRC王者カッレ・ロバンペラの参戦を正式発表しており、彼はKCMGから鈴鹿での新人テストに臨む見込み。代わって福住仁嶺が引退する大嶋和也の後任としてRookie Racingへ移籍する見通しだ。

    ドゥーハンが加入する場合、Kondo Racingのザック・オサリバンの去就にも影響が及ぶ。オサリバンは今季2度の入賞を果たしており、8月の菅生では雨の中で7位を記録したが、総合15位にとどまっている。

    チーム・インパルではオリバー・ラスムッセンと高星明誠の2人が苦戦しており、来季は外国人新人の起用を視野に入れているという。ラスムッセンは怪我から復帰後も最高13位止まり、高星も未だ無得点だ。

    さらに、スーパーフォーミュラ・ライツ出身の小林利徠斗がトヨタ系チームの一員として昇格する可能性もある。彼は今季もてぎでラスムッセンの代役としてインパルから出走しており、2026年はTGMグランプリへの起用が有力視されている。TGMは今季不振のため、小林とともにより経験豊富なドライバーを1名起用したい意向を示しているという。

    F1から日本へ、ドゥーハンの第二章
    アルピーヌのF1シートが事実上閉ざされた今、ドゥーハンにとってスーパーフォーミュラは再出発の舞台となる。トヨタとの提携を通じてハースや他チームとの接点を保ちながら、欧州復帰への足がかりを築く構想だ。

    スーパーフォーミュラは2026年から空力仕様の改良とタイヤフォーマットの更新を予定しており、F1に近いドライビングフィールを得られるカテゴリーとされる。ドゥーハンにとって日本での挑戦は、キャリアをつなぐ「実戦の架け橋」となるかもしれない。

  • ジャック・ドゥーハン アルピーヌF1の復帰計画が消滅 最終3戦での起用なし

    ジャック・ドゥーハン アルピーヌF1の復帰計画が消滅 最終3戦での起用なし

    ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)は、2025年シーズン終盤のF1復帰を目指していたものの、その可能性は完全に閉ざされた。シーズン最終3戦での再登板という道も、チームの決定により事実上消滅した。

    オーストラリア出身のドゥーハンは今季序盤6戦でフラビオ・ブリアトーレ代表のもとアルピーヌから参戦したが、早々にフランコ・コラピントと交代させられた。コラピントは昨冬にウィリアムズから移籍し、複数年のリザーブ契約を締結していたことから、ドゥーハンの立場は開幕前から不安定だった。

    当初、アルピーヌは「評価目的の交代」と説明していたが、ブリアトーレ自身が後にその説明を否定。ドゥーハンには「コラピントが十分な結果を出せなければ再起用の可能性がある」と伝えられていたものの、チームはその機会を与えなかった。

    コラピントは一時低迷し、ピエール・ガスリーが3度入賞した一方でノーポイントが続いたが、アルピーヌは再交代に踏み切らなかった。夏前にはピレリテストでのクラッシュもあったが、チームは支援スポンサー「メルカド・リブレ」との契約を重視。アメリカ、メキシコ、ブラジルの3連戦でマシンに同社のロゴが入ることもあり、コラピントが残留する形となった。

    ドゥーハン側はブリアトーレに資金を用意し復帰交渉を進めていたが、結果的に実現には至らなかった。現在もアルピーヌのリザーブドライバーとして登録されているものの、レース復帰の見込みは薄い。

    アルピーヌ内での立場悪化と2026年の不透明な見通し
    ドゥーハンは、交代以降アルピーヌの旧型車テスト計画からも外れ、予定されていたテストは中止。シミュレーター作業も限定的で、リザーブとしてチームに帯同しつつも実質的には戦力外状態に置かれている。

    2026年のレースシートは依然未定で、関係者によると決定は11月頃になる見通し。ブリアトーレは9月時点で「来季はコラピントかポール・アーロン」と明言しており、ドゥーハンの名前は候補に挙がっていない。アーロンはメキシコGPのFP1でアルピーヌを再びドライブする予定だ。

    他チームとの接触と将来への模索
    ドゥーハンはアルピーヌ離脱を視野に入れ、キャデラックF1、ウィリアムズ、ハースF1チーム、ザウバーと接触したとされる。いずれも来季のシートは埋まりつつあり、仮に移籍してもテストまたはリザーブ要員としての起用が現実的だ。

    それでも、アルピーヌでの冷遇を経験したドゥーハンにとって、新天地はキャリア再構築の機会となる可能性がある。彼は依然として「アルピーヌのレースシート復帰」を第一希望に掲げているが、その道は極めて険しい。

    アルピーヌF1チーム コラピント

    コラピントは残留へ前進もチーム内での評価は微妙
    一方のコラピントは、依然として今季ノーポイントだが、後半戦ではガスリーを予選・決勝ともに上回る場面が増えた。夏休み以降の5戦で3度ガスリーを凌ぎ、走りの安定感も改善。ザントフォールトではシーズン最高位の11位を記録した。

    ただ、アメリカGPでは燃料節約下で「チームオーダーを無視」してガスリーを抜くなど、内部での摩擦も発生。コラピントはその後「チームの指示は常に守らなければならないことが明確になった」とコメントし、関係修復を図っている。

    それでも、ブリアトーレのもとでのドライバー評価は流動的だ。ドゥーハンのように資金と政治のバランスで左右される環境のなか、若手にとってアルピーヌのシートは依然として“安定とは程遠い”立場である。