カテゴリー: F1イタリアGP

  • 【画像】 バルテリ・ボッタスのマシンに引っかかっていたデブリ

    【画像】 バルテリ・ボッタスのマシンに引っかかっていたデブリ

    メルセデスF1は、F1エミリア・ロマーニャGPのレース序盤からバルテリ・ボッタスのマシンに引っかかっていたデブリの画像を公開。そのサイズの大きさに“信じられないものだった”と述べた。

    ポールポジションからリードを維持したバルテリ・ボッタスだったが、2周目にケビン・マグヌッセン(ハース)との接触でセバスチャン・ベッテルのフェラーリから落ちたフロントウイングのエンドプレートの大きな塊を乗り越えた。

    バルテリ・ボッタスはリードを維持したが、ピットストップフェーズでチームメイトのルイス・ハミルトンに前に出られ、その後、リバッツァで大きく膨らんでマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)に抜かれて3番手に後退したが、フェルスタッペンがタイヤバーストに見舞われてリタイアしたことで再び2番手に返り咲いた。

    メルセデスF1は、マックス・フェルスタッペンのストップによって導入されたセーフティカー期間中に行ったバルテリ・ボッタスの2回目のピットストップでデブリを取り除き、そのサイズを示す写真を公開した。

    「ペースに関して、我々は比較的早い段階でパフォーマンスが大幅に低下していることを話し合っていた」とメルセデスF1のトラックサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは語った。

    「ラップタイム的に1周あたり0.7~0.8秒だったが、我々はセンサーをあまり信じていなかった。なぜなら、バルテリは特にハードにプッシュしていなくても、それなりのラップタイムを出していたし、少しギャップを築くことができていたからだ」

    「序盤はその大きさがあまり信じられなかったし、それが何なのかもあまりわかっていなかった」

    「赤いもののサイズとを見れば、皆さんは我々がそれをカメラで確認できなかったことが信じれられないと思う。だが、ブラックエリアに挟まっており、マシン全体がブラックのため、我々にはそれが見えなかった」

    「それがどこにかるかを確認することができていれば、1回目のピットストップでそれを取り除いてもっと効率的な仕事ができていただろう」

    「彼はそれを乗り越えることにおいて適切な判断をしたし、タイヤがパンクしなかったのは非常にラッキーだった。彼自身のせいではないが、基本的に午後全体でそれが彼を制限していた」

  • レッドブルF1代表 「フェルスタッペンは“エンジンモード8”が好きではない」

    レッドブルF1代表 「フェルスタッペンは“エンジンモード8”が好きではない」

    レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1エミリア・ロマーニャGPでマックス・フェルスタッペンが“エンジンモード8”で走行することを拒否した件について説明した。

    F1エミリア・ロマーニャGPで、マックス・フェルスタッペンはバルテリ・ボッタスを追い抜くためにエンジンモード8を試すことを提案された。チャージンモードであるモード8は、ターン15の立ち上がりで事実上のオーバーテイク機能を可能にする。

    しかし、マックス・フェルスタッペンはそのアイデアを断った。

    『モード8はこれまでで最悪だ』とマックス・フェルスタッペンは無線で叫んだ。チーム側も『OK、わかった』と乾いた返答をしている。

    レッドブルF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーは、レース後にマックス・フェルスタッペンの不満を承認した。

    「彼がモード8のファンではないことは事実だ」とクリスチャン・ホーナーは Sky Sports にコメントし、エンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼの提案を学ぶマックス・フェルスタッペンが辞退した理由を説明した。

    「これらのマシンは非常に敏感な場合があり、ドライバーがマシンに一定の粗さを語る場合がある。フェルスタッペンはモード8に熱心ではないし、今後は回避できるようにしたい」

    最終的にバルテリ・ボッタスが最終コーナーでミスをし、マックス・フェルスタッペンはスリップストリームとDRSの助けを借りてタンブレロでオーバーテイクを決めたが、その後、タイヤバーストによってリタイアした。

  • ホンダF1:2020年 第13戦 F1エミリア・ロマーニャGP 決勝レポート

    ホンダF1:2020年 第13戦 F1エミリア・ロマーニャGP 決勝レポート

    イタリアのイモラ・サーキットで行われたF1エミリア・ロマーニャGPの決勝は、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトが4位入賞を果たしました。一方、マックス・フェルスタッペンが2位走行中にリタイアを喫するなど、その他のホンダ パワーユニット勢にとっては残念な結果となった。

    予選では4台全車がトップ8に入ったホンダ パワーユニット勢は、3番グリッドのフェルスタッペンが好スタートを決め、ルイス・ハミルトン(メルセデス)をかわしてバルテリ・ボッタス(メルセデス)に次ぐ2番手につける。

    4番手からスタートしたピエール・ガスリーもハミルトンに並びかけたが、前をふさがれる形となってポジションを下げ、ダニエル・リカルド(ルノー)に次ぐ5番手でレースを進めた。しかし、ガスリーはマシンに発生したラジエーターのトラブルにより、レースを8周で終えることになった。

    6番手スタートのアレクサンダー・アルボンは、スタートで7番手にポジションを落としたものの、ガスリーのリタイアによって再び6番手に復帰。前を行くシャルル・ルクレール(フェラーリ)がアンダーカットを狙って早めのピットインを行い、これに反応する形で14周目にピットへ。アルボンの直後を走っていたクビアトも同様にピットインし、2人は実質6番手と7番手でコースへ復帰する。

    イモラはオーバーテイクが難しいことで知られているが、その中でもフェルスタッペンはボッタスへプレッシャーをかけ続ける。すると、43周目にボッタスがわずかにコースオフして体勢を崩し、その隙を逃さずにタンブレロで仕掛けたフェルスタッペンは、2番手にポジションアップする。

    オーバーテイク後、フェルスタッペンはハミルトンに匹敵するペースを見せるが、ボッタスに前をふさがれていた間に10秒以上のリードを築かれており、ゴールまで2番手をキープするかに見えたが、突如右リアタイヤがバーストしてリタイアとなりった。これによってセーフティカーが出動。アルボンはコース上に留まることを選択するが、クビアトはピットインしてソフトタイヤに履き替える。

    残り6周でのリスタートとなったが、クビアトはソフトタイヤの利を活かして、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)とアルボンをオーバーテイク。5番手にポジションを上げる。アルボンはセーフティカー走行中にタイヤが冷えていた中で、ペレスのアタックを防ごうとしたが、不運にもスピンを喫し、最後尾の15番手にポジションを落としてしまった。

    次戦は2週間後の11月15日(日)決勝のトルコGPが、イスタンブール・パークで開催される。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のレースは、全体として我々にとって大変フラストレーションの溜まる結果となりました。唯一、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのクビアト選手が、レース終盤にセーフティカーで得たチャンスを逃さず、力強い走りによりホームレースでの4位入賞を果たしてくれたことがポジティブな結果です。昨日の予選まで両チームともに速さを見せられていただけに、2位を走行していたアストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手と、4番グリッドからスタートしたスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手がリタイアによりレースを終えたことは非常に残念に思っています。フェルスタッペン選手についてはタイヤのトラブル、ガスリー選手についてはラジエーターの破損がリタイアの原因です。最後に、今シーズンのコンストラクターズタイトルを獲得したメルセデスに祝福の言葉を贈りたいと思います。本当に強いチームですが、我々も彼らに追いつき、追い越すためにこれからもプッシュを続けます。気持ちを入れ替えて、次戦の行われるイスタンブールに向かいたいと思います」

    ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「とても楽しく実りあるレースでした。マシンの感触は素晴らしく、大いに走りを楽しみました!セーフティカーからのリスタートがとても重要で、そのラップでいくつもオーバーテイクを決めました。最後までダニエル(リカルド)をパスしようとかなりハードにプッシュしましたが、彼はタイヤをうまく温めていたので、残念ながら表彰台には届きませんでした。ただ、今日のドライビングには満足していますし、チームの仕事ぶりにもハッピーです。コンストラクターズランキングでフェラーリとの差が少しだけ縮まっているので、最後まで戦えればと思います」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・レーシング)
    「最後尾でのフィニッシュとなりましたが、これが今日の実力を表したものではありません。トリッキーなレースで、またもトレイン状態の中で走行する展開となってしまいました。リスタートで何が起きたのか、まだきちんと把握していません。タイヤが冷えていて、セーフティカー走行中にピットインしたマシンを抑えるためにハードにプッシュする必要があったのですが、そこでスピンを喫してしまいました。だれかと接触したのかもしれませんが、はっきりしたことはわかっていません。わずかな間で起こったことでした。結果論になりますが、違うやり方もあったのではないかと思います。最終的に上位でフィニッシュしたマシンのように、あのときピットインしてソフトに交換しておけば、よい結果が得られた可能性もあります。これは明らかに望んでいた結果ではありませんが、次のトルコに切り替えていきます。マシンの感触はよかったですし、土曜日の走行が改善できたので、いい結果を目指したいです」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    「スタートがよく、メルセデスの2台とのバトルを楽しむことができました。ルイス(ハミルトン)をスタートでかわし、早めにピットインしましたが、それにバルテリ(ボッタス)も反応してきました。彼はマシンにダメージを負っており、ピット後に前を抑えられる形となって、クリーンエアで走っていたルイスに差を広げられてしまいました。バルテリをパスしてからは、ペースがあってマシンの感触もよかったです。とても楽しく走れていたのですが、ストレートでタイヤに問題が発生し、コントロールを失いました。あのままいけば2位に入ってまた表彰台に上がれていたので、本当に残念です。こうしたことは起こるものですし、0ポイントは全く望んでいたものではないのですが、レース自体はとてもポジティブでした」

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「この結果は受け止めるのがなかなか難しいです。スタートは素晴らしく、ルイス(ハミルトン)に並びかけたのですが、彼はスペースを厳しく閉じてきたので、スピードを落とさざるを得ず、ダニエル(リカルド)の後ろにつく形となりました。ただ、その後マシンの感触は本当によく、5番手につけていました。レース前のレコノサンスラップで水圧低下が見つかり、チームは解決するために全力を尽くしてくれましたが、序盤の数周でリタイアすることになりました。今日の僕らには大きなチャンスがあったので、とても悲しいです。レースウイークを通じて調子がよく、フリー走行でも予選でもベストリザルトを記録しており、マシンは最初からとても力強く感じられました。いつでもリタイアはいいものではありませんが、特にここイモラはホームレースでしたし、トップ5に入れるポテンシャルがあっただけになおさらです」

  • マックス・フェルスタッペン、パンクでリタイア「マシンは壊れてなかった」

    マックス・フェルスタッペン、パンクでリタイア「マシンは壊れてなかった」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1エミリア・ロマーニャGPの決勝レースをタイヤがパンクしたことでリタイアでレースを終えた。

    3番グリッドのマックス・フェルスタッペンはスタートでルイス・ハミルトンを抜いて2番手に浮上。その後、3番手を走行していたハミルトンがバーチャルセーフティカー中の30周目にタイヤ交換してトップに浮上して3番手に順位を落とす。

    その後、フロアにダメージを負っていたバルテリ・ボッタスを負い、43周目にオーバーテイクして2番手を走行。その時点で13秒差のトップのルイス・ハミルトンを追いかけていた。

    しかし、51周目にフェルスタッペンが右リアタイヤがパンクしてリタイアとなった

    「良いレースになっていたかもしれないので残念だ。今年はイタリアで3回リタイアしているし、素晴らしいことではない」とマックス・フェルスタッペンはレース後にコメント。

    「スタートは良かったし、ルイスを抜くことができた。そこからはバルテリの方がペースはあったけど、ついていこうと頑張っていた」

    「早めにピットインしてアンダーカットを狙ったけど、うまくいかなかった。ピットストップ後、バルテリがフロアにダメージを負っていたので彼の後ろで身動きが取れなかった。多くのラップタイムを失ったし、このトラックは追い抜きがかなり難しいので近づくことができなかった。それでルイスに前に出られてしまった」

    マックス・フェルスタッペンは、バルテリ・ボッタスがリバッツァで膨らんだ隙をついてオーバーテイクに成功した。

    「あれが唯一のチャンスだった。彼はすでにあのポイントで何度かミスをしていた。あの時は他よりも大きなミスをしたので、抜くことができた」

    「ペースは良かったし、マシンのフィーリングもかなり良かった。そして、突然、ストレートでタイヤが壊れてマシンのコントロールを失った。何が起こったのか正確にはわからないけど、ざっと見た感じではマシンは何も壊れていなかった」

    「今日2位を獲得できなかったのは本当に残念だ。あの時点までは楽しいレースだった。メルセデスについていこうと本気でプッシュしていた。実際に問題はなかったし、普通にいけば2位でフィニッシュできた。残念だ」

  • F1エミリア・ロマーニャGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    F1エミリア・ロマーニャGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    2020年のF1世界選手権 第13戦 F1エミリア・ロマーニャGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    優勝はメルセデスのルイス・ハミルトン。第1スティントを伸ばし、絶好のタイミングで訪れたバーチャルセーフティカー期間中にピットインしてトップに立ったハミルトンは、そこから快適にレースを展開。今季9勝目、通算93勝目を挙げた。2位にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが今季6回目のワンツー・フィニッシュで7年連続となるコンストラクターズタイトルを確定させた。

    優勝:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「今はとても圧倒されている。このチームを見て、ブラックリーとブリックスワークの全員のことを考えている。彼らは日の当たらないヒーローだ。彼らは本当に一生懸命働き、決して諦めず、プッシュし、向上し、革新を続けてきた。コンストラクターズタイトルに本当に相応しいチームを心から祝福したい。みんなのことは永遠に感謝しているし、その一員であることを本当に誇りに思っている。毎年戻ってきて、このような素晴らしいパフォーマンスを提供することは本当に信じられないことだ。7回のチャンピオン。いつか自分の孫に話すことができるものだ。これを達成したチームはいないし、この記録を破った一員であることを光栄に持っている。メルセデスファミリーの全員、ペトロナス、すべてのパートナーに心から感謝している。彼らなくしては達成できなかった。レース自体は疲れるレースだった。このトラックで僕たちが経験するスピードは特にすごい。スタートはトリッキーだったけど、スティントを伸ばして、なんとかトップに反撃することができた。今日イモラでワンツーでタイトルを獲得できて素晴らしい気分だ」

    2位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「コンストラクターズタイトルを勝ち取ったチームを心から祝福したい! このチームの一員であることを本当に誇りに思っているし、みんなのハードワークと献身に感謝している。本当に相応しいものだし、トラック、ブラックリー、ブリックスワース、シュトゥットガルトのみんなのために本当にうれしく思う。このチームはプッシュし、レベルを上げ続けているし、このような献身的で意欲的なグループと一緒に仕事をすることは刺激的だ。もちろん、今日は僕にとってタフなレースだった。スタートは本当に良かったけど、2周目のターン7の立ち上がりでコース上にデブリがあった。避ける時間がなかったし、マシンの真ん中を狙って、タイヤでデブリを踏まないように気を付けた。でも、ダメージを負って、マシンに引っかかってしまい、マシンは運転するのが本当にトリッキーになったし、パフォーマンスもかなり犠牲になった。マックスを抑えるためにできる限り懸命に頑張ったし、限界を超えてプッシュしなければならなかった。それがいくつかミスに繋がった。あのような有望なスタートを切った後、僕にとってちょっと不運な一日だったけど、それでもまた表彰台を獲得して、コンストラクターズタイトル獲得に貢献できてうれしく思う」

    3位:ダニエル・リカルド(ルノー)
    「3レースで2回の表彰台だ! とてもうれしいし、今回は“シューイ”を忘れなかったよ! 僕たちは5番手で落ち着いていたけど、マックスがセーフティカーを引き起こした。ステイアウトは正しいことだった。特にペレスがピットインした後はね。ここはオーバーテイクがかなり難しいし、今日はリスクを冒す価値があった。それが成果を挙げた。今日はマシンが強力だったので、エステバンについては残念だ。ここでの結果によって僕たちはコンストラクターズ選手権で3位に浮上した。それはチームが目指しいていることだ。素晴らしい表彰台を獲得してイモラを離れることができることを本当にうれしく思っている。チームのみんなに心から感謝している。今回、2つ目のタトゥーはないけど、シリルは十分に苦しんだと思う!」

    4位:ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「とても楽しく実りあるレースだった。マシンの感触は素晴らしく、大いに走りを楽しんだ! セーフティカーからのリスタートがとても重要で、そのラップでいくつもオーバーテイクを決めた。最後までダニエル(リカルド)をパスしようとかなりハードにプッシュしたけど、彼はタイヤをうまく温めていたので、残念ながら表彰台には届かなかった。ただ、今日のドライビングには満足しているし、チームの仕事ぶりにもハッピーだ。コンストラクターズランキングでフェラーリとの差が少しだけ縮まっているので、最後まで戦えればと思う」

    5位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日の5位はかなりいい気分だ。僕たちは最大限を尽くしたと思う。第1スティントはとても困難なものになると予想していたけど、実際にはかなり競争力があった。ハードに交換してからはダニエル(リカルド)よりも少し速かったかもしれないけど、オーバーテイクするには十分ではなかったし、彼の後ろで身動きが取れなかった。セーフティカー後のリスタートでは新しいタイヤで迫ってきたダニール(クビアト)よりも苦労していた。最初から最後まで本当にプッシュしたし、レース全体を通してかなり競争力があったと感じている。タイヤのマネージングに関しても良い仕事ができた」

    6位:セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
    「今日は表彰台がポケットに入っていたのは明らかだったし、逃したことに失望している。後から考えて、批判するのは簡単なことだけど、最終的に僕たちはステイアウトして、トラックポジションを維持することを試みるべきだった。でも、自分のチームを批判したくはない。重要なことは次回のために教訓を学ぶことだ。それでも11番手から6位に順位を上げてとても強力なポイントを獲得するために素晴らしいパフォーマンスを発揮することができた。レースでオーバーテイクがとても難しいことは明らかだったけど、それでもミディアムタイヤの第1スティントで驚異的な改善を果たすことができた。27周目にピットに入ったもの3つポジションを上げることができたので良い決断だったと思う。今日は僕たちにとって完璧なレースに近かった。今後もプッシュを続けていくし、次回トルコに戻るのを楽しみにしている」

    7位:カルロス・サインツ(マクラーレン)
    「チームとしてそれなりにうまく実行できたレースだったと思う。僕たちは3つポジションを上げられたし、スタッフは優れたピットストップを行ってくれた。僕たちはトラブルを避けることができたし、ペース的にも前のマシンより少し速かったような気がする。でも、オーバーテイクはかなり難しかったし、望んでいたほど順位を上げることはできなかった。リスタートでは重要な瞬間があった。僕の目の前でアルボンがスピンした。ブレーキを踏まなければならなかったし、後続からも守らなければならなかった。なんとか順位を守ることができたし、7位でマシンを持ち帰ることができた。2台がトップ10に入ったので、チャンピオンシップでの戦いを続けるために良いポイントを獲得したけど、どんどんタイトになってきているので改善を続ける必要がある」

    8位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「今日はできることはあまりなかった。オーバーテイクすることができなかったけど、セーフティカー後も大きく順位を上げることはできなかった。とにかく僕たちには前のマシンを追い抜くために十分に大きなペースアドバンテージがなかった。コンマ3~4秒速かったとしても、後ろで身動きが取れなかった。彼らはターン1で防御するだけで良かったし、残りのラップは安全だった。ポジションを守るレースだった。とは言え、あまり落ち込むべきではないと思う。僕たちにはまだ多くのペースがあるし、最近は運が悪かっただけだ。最後の数戦ではそれがうまくいくことを確認する必要があるし、それを目指していく」

    9位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「2台がポイントを獲得できたのはチームにとって良い結果だし、満足できるレースだったと思う。僕たちはタイヤを長持ちさせられることを分かっていたし、初めからできる限り長く走るという計画だった。ピットシンしてすぐにセーフティカーが出たのはもちろんちょっとイライラしたけど、それが大きな違いを生んだかどうかは分からない。最終的に僕たちには良いレースペースがあったし、巡ってきたチャンスを掴み取れる適切な場所にいることができた。最近の僕たちはギャップを縮めているし、改善できる点がまだたくさんあるのは明らかだ。僕たちはそのために感銘に仕事を続けている」

    10位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「チームリザルトとして本当にうれしく思うし、もちろん、ホームグランプリでポイントを獲得できたこともうれしい。とても強力なレースだった。特に最後尾からスタートしてトップ10内でフィニッシュできたのは本当に僕たちにできる最大限の結果だったと思う。戦略は良かったし、1周目に6つ順位を上げられたことが間違いなく助けになった。新しい契約を祝うには素晴らしい方法だし、今日のレースでの全員に感謝している」

  • F1エミリア・ロマーニャGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)

    F1エミリア・ロマーニャGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)

    2020年のF1世界選手権 第13戦 F1エミリア・ロマーニャGPの決勝で11位~DNFだったドライバーのコメント。

    以前にF1サンマリノGPの開催地だったイモラ・サーキットは、新型コロナウイルスによって2020年のF1世界選手権で改訂されたことによって、2006年以来14年ぶりに1回限りでF1カレンダーに戻ってきた。

    レースは終盤のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)のリタイアによって導入されたセーフティカーによって活気を取り戻し、多くの順位の変動が見られた。最終的に5台がレースをリタイアしている。

    11位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「今日は僕にとって強力なレースだった。特にポルトガルは本当に厳しい週末だったこともあるしね。最後にタイヤ寿命のアドバイテージを得ることを目指して第1スティントを本当に長く走った。プライムタイヤはグリップという点では優れたレースタイヤではなかったように思えたし、それほど速くは感じなかった。第2スティントを生かせることを期待していたけど、セーフティカー後のリスタートが不甲斐なかった。アントニオ(ジョビナッツシ)が最後のラップでミスをして僕にDRSを与えてくれた。今週末はアルファロメオと比較してストレートスピードでかなりアドバンテージがあったと思うし、あともう1周あれば、彼を抜いて10位に入れていたかもしれない。少し残念だけど、今日の全体的なペースは励みになった」

    12位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
    「ミディアムでスタートしたのは正しかった。かなりの周回数を重ねてもうまく機能していた。今日は第1スティントはペースが良かったけど、ピットストップでタイムを失った。残念だ。最後はソフトタイヤで挽回を目指したけど、マシンのトレインのなかで前進するのはとても難しかった。明らかに僕たちが望んでいた結果ではないし、今日に相応しい結果でもないのは確かだ。今年は予選で問題が酷くなり、マシンの感触を掴むのに苦労しているけど、マシンは快適だった。僕たちは忍耐強く、徐々に進歩し続けていかなければならない。昨日はわずか0.2秒でQ3を逃したことを考えれば、僕たちは進歩している。もう少し上位グリッドからスタートできれば、今後のレースはもっと良い結果が得られるだろう」

    13位:ランス・ストロール(レーシングポイント)
    「本当に難しい一日だった。1周目のエステバン(オコン)との接触は僕のレースを本当に台無しにしたし、フロントウイングに大きなダメージを負った。スタートでいくつか順位を上げることができていたので残念だ。接触の後、1周目の終わりにピットインしてハードタイヤに交換したけど、ここはオーバーテイクが難しいので、混乱したレースにならなければ、多くの順位を上げることが難しいことは分かっていた。最後のピットストップではブレーキが本当に冷えていて、ピットボックスをオーバーシュートしてしまった。メカニックが無事だと聞いて本当にうれしい。それが一番重要なことだ。今日から得られるポジティブなことはそれほど多くないし、希望を持って進んでいくしかない。トルコで峠を越すために懸命に仕事をしていく」

    14位:ロマン・グロージャン(ハース)
    「長い午後だった。懸命にプッシュしたけど、ペースもストレートスピードも足りなかったし、あまりチャンスはなかった。セーフティカー後にチャンスがあるかもしれないと思ったけど、ストレートであまりに多くを失っていた。それには本当に苦しめられた。良いトラックだし、楽しむことができた。次のトラックに進もう」

    15位:アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「最後尾でのフィニッシュとなったが、これは今日の実力を表したものではない。トリッキーなレースで、またもトレイン状態の中で走行する展開となってしまった。リスタートで何が起きたのか、まだきちんと把握していない。タイヤが冷えていて、セーフティカー走行中にピットインしたマシンを抑えるためにハードにプッシュする必要があったけど、そこでスピンを喫してしまった。だれかと接触したのかもしれないが、はっきりしたことはわかっていない。わずかな間で起こったことだった。結果論になるけど、違うやり方もあったのではないかと思う。最終的に上位でフィニッシュしたマシンのように、あのときピットインしてソフトに交換しておけば、よい結果が得られた可能性もある。これは明らかに望んでいた結果ではないけど、次のトルコに切り替えていく。マシンの感触はよかったし、土曜日の走行が改善できたので、いい結果を目指したい」

    DNF:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「1周目からできる限りハードにプッシュしたし、これまでで最もアグレッシブだったと思う。後続が新品タイヤで僕の方が古いタイヤだということは分かっていた。ポイント獲得のチュアンスのために本当にアグレッシブに行かなければならなかった。コーナーを抜けて、タイヤがあまりに冷えていたことで、マシンのコントロールを失って、気づいたときにはすでにウオールだった。本当に打ちひしがれているし、チームに本当に申し訳ない。それまでは素晴らしいレースができていたし、全てのラップでプッシュいていた。ペースも良かった。言い訳はない。気持ちを切り替えて、ここから学び、次回はもっと強くなる必要がある」

    DNF:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「スタートがよく、メルセデスの2台とのバトルを楽しむことができた。ルイス(ハミルトン)をスタートでかわし、早めにピットインしたけど、それにバルテリ(ボッタス)も反応してきた。彼はマシンにダメージを負っており、ピット後に前を抑えられる形となって、クリーンエアで走っていたルイスに差を広げられてしまった。バルテリをパスしてからは、ペースがあってマシンの感触もよかった。とても楽しく走れていたけど、ストレートでタイヤに問題が発生し、コントロールを失った。あのままいけば2位に入ってまた表彰台に上がれていたので、本当に残念だ。こうしたことは起こるものだし、0ポイントは全く望んでいたものではないけど、レース自体はとてもポジティブだった」

    DNF:ケビン・マグヌッセン(ハース)
    「ギアボックスに問題が発生した。昨日も予選のファステストラップでそれが起こっていた。レースで問題が戻ってきてしまった。1周目からね。アップシフトが遅かったし、遅いだけではなく、シフトアップするたびに大爆発のようだった。数周は大丈夫そうだったけど、頭が狂ったように揺れ始めた。最後はとにかく頭痛が酷くてチームに伝えた。彼らは戦うものは何もないと感じたんだと思う。それで彼らは僕をピットにいれた。スタートでスピンして、実際にはそれで終わっていた。コースに戻るのにかなりの時間を失ってしまった。実際、ペースは本当に良かった。期待していたよりも良かった。アップシフトで1周あたり0.5秒犠牲になっていたとしてもね」

    DNF:エステバン・オコン(ルノー)
    「今週末は不運が続いて全体的にタフな週末だった。午後にはいくつかの問題が発生した。捨てバイザーがブレーキダクトに引っかかってしまい、取り除くために早めにピットインしなければならなかったし、ギアボックスの問題も発生した。それでも、今日はチームが再び表彰台を獲得できたことをとてもうれしく思っている。ダニエルはよくやった。チームにとって非常にポジティブな結果だし、僕たちは強くなっている。残りのシーズンと今後の数か月にむけて良い兆候だ。今、僕たちはコンストラクターズ選手権で3位だ。僕たちがそれを戦っていることは分かっていたし、このような形で週末を終えるのは良いことだ」

    DNF:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「この結果は受け止めるのはなかなか難しい。スタートは素晴らしく、ルイス(ハミルトン)に並びかけたけど、彼はスペースを厳しく閉じてきたので、スピードを落とさざるを得ず、ダニエル(リカルド)の後ろにつく形となった。ただ、その後マシンの感触は本当によく、5番手につけていた。レース前のレコノサンスラップで水圧低下が見つかり、チームは解決するために全力を尽くしてくれたが、序盤の数周でリタイアすることになった。今日の僕らには大きなチャンスがあったので、とても悲しい。レースウイークを通じて調子がよく、フリー走行でも予選でもベストリザルトを記録しており、マシンは最初からとても力強く感じられた。いつでもリタイアはいいものではないけど、特にここイモラはホームレースだったし、トップ5に入れるポテンシャルがあっただけになおさらだ」

  • レッドブル・ホンダF1 分析:パワー不足とアレクサンダー・アルボンの穴

    レッドブル・ホンダF1 分析:パワー不足とアレクサンダー・アルボンの穴

    レッドブル・ホンダF1にとってF1エミリア・ロマーニャGPは、メルセデスに対するホンダのF1パワーユニットのパワー不足とアレクサンダー・アルボンを戦略に利用できない弱みが強調される結果となった。

    3番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、スタートでルイス・ハミルトンを攻略し、2番手でトップを走行するバルテリ・ボッタスに喰らいついていった。

    それでも、18周目にピットストップをした際にはバルテリ・ボッタスと2.5秒の差がついていた。しかも、その差はボッタスがマシンにダメージを負っていたことが後から判明する。

    18周という早い段階でピットストップを仕掛けなればならなかったのは、アレクサンダー・アルボンを戦略に使えなかったことで、メルセデスの2台に挟まれたことで、どちらと勝負をするかを選ばなければならなかったことだ。6番グリッドからスタートしたアルボンはオープニングラップで7番手に順位を下げていた。

    レッドブル・ホンダF1は、バルテリ・ボッタスとの優勝争いではなく、ルイス・ハミルトンとの2位争いに勝つことを選んだ。しかし、それは裏目に出ることになる。実際にはボッタスは本来のスピードで走れていなかった。

    クリスチャン・ホーナーは、レッドブル・ホンダは“戦略的なサンドイッチ状態”に陥っていたと表現する。

    「その時点で戦略的なサンドイッチ状態だったし、アンダーカットを仕掛ければ、彼らは後ろの方のマシンをより長く走らせることができる」とクリスチャン・ホンダーは語った。

    「両方のオプションをカバーすることはできないので、どちらを倒したいかを選ぶ必要があった。実際には、バルテリもピットストップ後に新しいタイヤでペースを上げてくると感じたので、ルイスを倒すことを試してみることにした。だが、バルテリのペースは良くなかったし、彼は多くのミスを犯していた」

    「それにより、ルイスはピットストップウィンドウ内に近づくことができたが、それを利用しなかった。その後、彼らはトラフィックにたどり着いたが、バーチャルセーフティカーが出てきて、彼はフリーストップを得た」

    バルテリ・ボッタスはレースの早い段階でデブリにヒットした後、フロアにダメージを追っていた。そして、クリスチャン・ホーナーはレッドブル・ホンダは把握していたと語る。

    「もちろん、我々は他チームの無線を聞いている。時々は皆さんも聞くようにね」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「バルテリが管理していたダメージを認識していたし、もちろん、それはルイスにもペースのアドバンテージがあったことは明らかだった」

    「そして、マックスが彼にプレッシャーをかけ、ミスを強いることがさらに重要になった」

    イモラ・サーキットの抜きにくい特性もあったが、手負いのバルテリ・ボッタスを攻略できたマックス・フェルスタッペンは攻略するには17周を費やした。セクター2では速さを見せて差を縮められたマックス・フェルスタッペンだが、パワーセクターで引き離された。ここまでメルセデスとホンダのF1パワーユニットの差が出た。

    メルセデスのパワーユニットはMGU-Hのパワーが長く持ったが、ホンダのF1エンジンはストレートで速くに切れてしまった。そのため、最も重要な局面でオーバーテイクすることができなかった。ホンダはチャージモードである『モード8』を使うように指示するも、それでもマックス・フェルスタッペンは『チャージが遅い』と不満を述べていた。

    結果的にルイス・ハミルトンよりも1秒遅いペースで走行するバルテリ・ボッタスの攻略に時間がかかったことで、ルイス・ハミルトンとの差は13秒に広がっていた。そこからハミルトンに匹敵するペースを見せたフェルスタッペンだったが、すでにハミルトンはタイヤセーブモードに入っていた。

    最終的にマックス・フェルスタッペンは、右フロントタイヤがバーストしてレースをリタイア。戦いに絡めなかったアレクサンダー・アルボンは、リスタート後にカルロス・サインツと接触して最下位でレースを終えた。

  • F1エミリア・ロマーニャGP:DRIVER OF THE DAYはキミ・ライコネン

    F1エミリア・ロマーニャGP:DRIVER OF THE DAYはキミ・ライコネン

    アルファロメオF1のキミ・ライコネンが、2020年のF1世界選手権 第13戦 F1エミリア・ロマーニャGPのドライバー・オブ・ザ・デーに選出された。

    “ドライバー・オブ・ザ・デー”はグランプリで活躍したドライバーをファン投票で決定。F1エミリア・ロマーニャGPでは18番グリッドからミディアムタイヤでスタートして49周までのロングスティントを敢行し、9位でフィニッシュしたキミ・ライコネンが選出された。

    アルファロメオF1はアントニオ・ジョビナッツィも10位でフィニッシュして今季初のダブル入賞を達成。ホームレースとなったアルファロメオはマシンにイタリア国旗を模した特別カラーで臨んでいた。

    「2台がポイントを獲得できたのはチームにとって良い結果だし、満足できるレースだったと思う」とキミ・ライコネンはコメント。

    「僕たちはタイヤを長持ちさせられることを分かっていたし、初めからできる限り長く走るという計画だった。ピットシンしてすぐにセーフティカーが出たのはもちろんちょっとイライラしたけど、それが大きな違いを生んだかどうかは分からない。最終的に僕たちには良いレースペースがあったし、巡ってきたチャンスを掴み取れる適切な場所にいることができた。最近の僕たちはギャップを縮めているし、改善できる点がまだたくさんあるのは明らかだ。僕たちはそのために感銘に仕事を続けている」

    キミ・ライコネン – 18.6%
    マックス・フェルスタッペン – 13.9%
    ルイス・ハミルトン – 10.6%
    ダニエル・リカルド – 10.5%
    ダニール・クビアト – 7.3%

  • レッドブルF1代表 「フェルスタッペンが2位を獲得できず苛立たしい」

    レッドブルF1代表 「フェルスタッペンが2位を獲得できず苛立たしい」

    レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2020年のF1世界選手権 第13戦 F1エミリア・ロマーニャGPの決勝を振り返った。

    レッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンがメルセデスを相手に1台で苦戦を強いられながらもバルテリ・ボッタスをオーバーテイクして2番手を走行していたが、デブリを拾って右リアタイヤがバーストしたことでリタイア。

    チームメイトのアレクサンダー・アルボンは、スタートでの遅れを取り戻すことができず、最後はセーフティカーのリスタートでスピンを喫して最後尾でレースを終えた。

    「今年はイタリアで3回のレースあったが、マックスは3回ともDNFを喫しており、彼には味方しなかった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「マックスは非常に良いスタートを切り、ルイス(ハミルトン)の前に出た。第1スティントは2台のメルセデスに挟まれ、誰が最初にピットにはいるかというチェスゲームだった。バルテリがダメージを負っていることが明らかになり、マックスはストップ後に彼の後ろになった。マックは辛抱強く彼の瞬間を待ち、メインストレートで彼をパスした。彼はバルテリを引き離し、おそらくデブリによってタイヤが壊れてレースを終えるまでまで2位獲得にむけて順調に進んでいた。非常にフラストレーションを感じている。特に今日の我々にはかなり強力なペースがあると感じていたし、マックスが2位を獲得できなかったのは苛立たしい」

    「アレックスに関しては難しいレースだった。ずっとシャルル(ルクレール)とダニエル(リカルド)とレースをし、トレインのなかで少し身動きが取れなかった。リスタートではセーフティカー中に新しいタイヤに交換するためにフリーストップした後続マシンをカバーしようとしたが、第2シケインでコントロールを失ってしまった」

    「今週末を0ポイントで終えることは本当に残念だが、前回成功を収めたトラックであるトルコにむけて準備を進めていく」

    「メルセデスとトト(ヴォルフ)がコンストラクターズ選手権を7連覇したことを祝福したい。驚くべき成果えあり、来年はもっと彼らに挑戦できることを願っている」

  • 2020年 F1エミリア・ロマーニャGP 決勝:ピレリ タイヤ戦略解説

    2020年 F1エミリア・ロマーニャGP 決勝:ピレリ タイヤ戦略解説

    ピレリが、2020年のF1世界選手権 第13戦 F1エミリア・ロマーニャGP 決勝でのタイヤ戦略を振り返った。

    メルセデスのルイス・ハミルトンが2ストップ戦略でF1エミリア・ロマーニャGPを制し、7度目のドライバーズタイトル獲得に一歩近づいた。チームメイトのバルテリ・ボッタスが2位に入り、両ドライバーが表彰台に上ったことで、メルセデスは2020年のコンストラクターズタイトル獲得を決定付けた。

    ボッタスは、計算上、現時点でハミルトンのドライバーズタイトルを阻止できる唯一のドライバーだ。終盤にセーフティカーが導入されたレースで、両ドライバーともに全3種類のコンパウンドを使用した。

    オーバーカット戦略によって勝利を確実にしたハミルトンは、P Zeroイエロー・ミディアムタイヤでライバルたちよりも長いオープニングスティントを走行しながらも、ピットストップ前には自身のラップを更新していた。バーチャルセーフティカーの機会を活かし、ハミルトンは、トップを譲ることなくP Zeroホワイト・ハードタイヤへ交換した。

    フィニッシュまで10周を残すセーフティカー導入周回中、ハミルトンやボッタスを含む大半のドライバーが、ファイナルスティントへ向けてP Zeroレッド・ソフトタイヤへ交換した。

    セーフティカーの導入が、1ストップ戦略を採っていた大半のドライバーを2ストッパーへと促した。ソフトタイヤでスタートしたドライバー中の最上位は、3位を獲得したルノーのダニエル・リカルドだった。

    スタート時の気温は21℃、路面温度は24℃で、レース中も同様のコンディションが継続した。

    ■各コンパウンドのパフォーマンス
    【ハードC2】
    マクラーレンとアルファロメオの両ドライバーを除く全ドライバーがハードを使用した。リカルドとフェラーリのシャルル・ルクレールは、ハードタイヤで長いスティントを走行し、1ストップで完走した。ハードタイヤは、期待通りの優れた一貫性を示した。

    【ミディアムC3】
    フロントロウの両メルセデスを含む半数以上のドライバーがミディアムでスタートした。30周を走行したハミルトンなど、いくつかの長いオープニングスティントが見られた。アルファロメオのキミ・ライコネンは、ミディアムで49周を走行し、残り14周時点で4位に位置していた。また、チームメイトのアントニオ・ジョビナッツィは、ミディアムで53周を走行した。ポルトガルグランプリ同様、ミディアムタイヤは、優れた性能と一貫性を示した。

    【ソフトC4】
    リカルドやルクレールなど、ソフトタイヤでスタートしたドライバーたちは、そのスピードを活かしてオープニングスティントで上位を走行した。アルファタウリのダニール・クビアトは、ソフト~ハード~ソフトと繋ぐ戦略で4位を獲得した。序盤にはグレイニングの発生が見られたが、レースの進行に伴ってタイヤの状態は改善していった。

    マリオ・イゾラ(ピレリ カーレーシング責任者)
    「終盤のセーフティカー導入が戦略に大きな影響を及ぼしました。それまでは、イモラでのピットストップロスタイムが大きいこともあり、1ストップ戦略が主流のレース展開でした。ソフトタイヤにグレイニングが発生したことで、当初思い描いたソフトを使用した戦略は、ミディアムやハードを主体とするものに変化しました。フロントロウの両ドライバーがスタート時に装着したミディアムタイヤのデグラデーションは、長いスティントにおいても最小限でした。また、多くのドライバーがハードタイヤで40周以上を走行しました。もちろん、32周を走行していたレッドブルのマックス・フェルスタッペンのハードタイヤに何が起こったのか、調査する必要があります。現時点では、デブリによってパンクが発生した可能性があります。7年連続でコンストラクターズタイトルを獲得したメルセデスを祝福します。ハミルトンがバーチャルセーフティカーのアドバンテージを完璧に活かすなど、今回も非常に戦略的なレースでした」

    F1エミリア・ロマーニャGPF1 エミリア・ロマーニャ・グランプリ