カテゴリー: F1イタリアGP

  • イモラ・サーキット、5年間のF1開催契約を締結との報道

    イモラ・サーキット、5年間のF1開催契約を締結との報道

    イモラ・サーキットは、F1カレンダーで長期的かつ恒久的な場所を確保する準備ができているようだ。

    かつてF1サンマリノGPを開催していたイモラ・サーキットは、過去2年間、新型コロナウイルスの大流行によって延期もしくはキャンセルとなったグランプリの代替としてF1エミリア・ロマーニャGPを開催してきた。

    イタリアの Automoto によると、その報酬としてイモラ・サーキットが5年間の固定レース契約を結ぶ可能性があると報じている。

    イタリア自動車クラブ(ACI)の会長を務めるアンジェロ・スティッキ・ダミアーニは「イモラでは、彼らはこの緊急事態の時期に非常にうまく機能していた」とコメント。

    「我々はエミリア・ロマーニャ地域のプレジデントであるステファノ・ボナッチーニとその可能性について話し合い、評価した。私は熱意と投資意欲を感じた」

    報道によると、この二人は最近F1のCEOでありステファノ・ドメニカリと会ったという。

    「私はイタリアにとって素晴らしい合意を推進している。昨年は3回のグランプリを開催したが、モンツァはまだ残っており、イモラを恒久的に持つことは本当に素晴らしいことだ」とアンジェロ・スティッキ・ダミアーニは語った。

  • マックス・フェルスタッペン、抜群のスタートに「自分でも驚いた」

    マックス・フェルスタッペン、抜群のスタートに「自分でも驚いた」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1エミリア・ロマーニャGPで抜群のスタートを切れたことに“自分でも驚いた”と語る。

    昨年のレッドブル・ホンダにとって特にウェットコンディションでのスタートは弱点だった。2020年のF1トルコGPでは、マックス・フェルスタッペンとチームメイトのアレクサンダー・アルボンともにスタートに失敗して多くの順位を落とした。

    しかし、先週末のF1エミリア・ロマーニャGPのスタートでは、3番グリッドのマックス・フェルスタッペンは抜群のスタートを切ると、タンブレロのシケインでルイス・ハミルトンと接触しながらもリードを奪った。

    通算11勝目を挙げたマックス・フェルスタッペンは「このようなレースは決して簡単ではない。適さ判断を下すためにかなりストレスが溜まる」とコメント。

    「鍵をに知ったのは良い発進ができたことだった思う。自分でもちょっと驚きだった!」

    「昨年、僕たちはいつもウェットで苦労していたけど、冬の間、そして、シーズン序盤に、僕たちは間違いなくその点に関していくつかの改善を果たした。先週末はとても良かった」

    レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2020年以降のウェットスタートの改善についてチームのエンジンサプライヤーであるホンダF1の功績を称えた。

    「ホンダF1は冬の間に素晴らしい仕事をした」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「彼らは本当に一生懸命働いているし、すべてが彼らの功績だ。彼らにとって1991年の(アイルトン)セナ以来のイモラでの勝利であり、彼らがこのような結果を得るのは素晴らしいことだ」

    「正直、彼らのサポートなしではそれを達成することはできなかった。本当に励みになる」

    マックス・フェルスタッペンは、レース中盤にタンブレロで激しくクラッシュしたジョージ・ラッセルとバルテリ・ボッタのデブリを片付けるための赤旗期間による中断があったにかかわらず、レースの大部分をリードした。

    マックス・フェルスタッペンがピットストップをしたことでルイス・ハミルトンが一時的にリードした以外、リードを失いそうになったのは赤旗後のローリングスタートの前にハーフスピンを喫したときだった。

    「前にいたスリックタイヤを履いた何人かがかなり苦労していたし、インターミディエイトからスリックタイヤに交換するタイミングについて正しい判断をするのは簡単ではなかった」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「しかし、インターミディエイトでさえ、路面が乾いてきていたスティントの終盤は終わっていたので、続けるのは難しかったし、かなり滑っていた」

    「数センチでもオフラインに出ればマシンを失う可能性があるので、簡単には出れない。でも、スリックを履いたら、すべてうまくいった」

    「もちろん、ターン2に非常に多くのデブリが撒き散らせて赤旗になり、基本的にアドバンテージはなくなった」

    「リスタートではヒヤッとした瞬間があった。大きな瞬間だったね。タイヤを温めるための秘密の策略さ! でも、その後は大丈夫だった」

  • ランド・ノリス 「SC時にルクレールはフェルスタッペンを抜くべきだった」

    ランド・ノリス 「SC時にルクレールはフェルスタッペンを抜くべきだった」

    マクラーレンF1のランド・ノリスは、F1エミリア・ロマーニャGPの赤旗中断後のリスタートで、シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がコースオフした際に追い抜いてもよかったはずだと考えている。

    F1エミリア・ロマーニャGPでは、バルテリ・ボッタス(メルセデス)とジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)のクラッシュでサーキットにデブリが撒き散らされたことで34周目に赤旗中断となった。

    トラックの清掃が終わってレースが再開された際、レースコントロールは、昨年のムジェロやモンツァの赤旗中断後に行ったスタンディングスタートではなく、セーフティカーのリスタートのようにローリングスタートを選択した。

    マックス・フェルスタッペンは、リスタートに先立ってタイヤをウォームアップする際、リバッツァの最初のコーナーで一時的にマシンのコントロールを失い、少しの間コースオフしていた。

    だが、2番手を走行していたシャルル・ルクレールはポジションを維持することを決断。ランド・ノリスは、その場面でルクレールがレースをリードする機会を逃したと考えている。

    「その件はとても良く見えていたし、実際かなり面白かった」とランド・ノリスは言いました。

    「僕の意見では、シャルルは抜いても良かったと思う。あの段階で、マックスは制御不能になって左に行き、シャルルはブレーキを踏んで減速して停止した。ある時点で、彼はマックスを通り過ぎなけれなならなかった。彼はコーナーの多くでバリアに直面していたからね!」

    「分からないけど、コースアウト時の正確な裁定は何なのか担当者に聞いてみなければならないかもしれない。昨日の例のように四輪すべてがトラックから外れており、同時にマックスは非常に遅くなっていたので、シャルルがその時点で彼を追い越すことができたはずだ」

    「もし僕が2番手にいたら、勝つチャンスがあるのでそれを選んだと思うし、それだけのリスクはあった」

    だが、シャルル・ルクレールは「ある時点でそれを考えたけど、同時に撤回した。振り返ってみれると正しい選択だったと思う。彼は常に1つのホイールがトラックに残っていたからね」とコメント。

    「皆さんが目にしたように、彼は完全にスピンしたわけではなかったので、僕はバックオフした。それについて考えたけど、彼はすでに前で戻っていたので手遅れだった」

  • ダニエル・リカルド、チームオーダー発令に「プライドは捨てた」

    ダニエル・リカルド、チームオーダー発令に「プライドは捨てた」

    マクラーレンF1のダニエル・リカルドは、F1エミリア・ロマーニャGPの決勝でチームメイトのランド・ノリスを先に行かせるというチームオーダーを“プライドを捨てて”受け入れたと語った。

    レース序盤、マクラーレンF1の2台はダニエル・リカルドが5番手、ランド・ノリスが6番手を走行していた。しかし、ランド・ノリスの方がペースは良く、無線で「クリーンな空気が必要だ」と伝え、18周目にノリスを前に出すようリカルドに無線が飛んだ。

    ランド・ノリスは、ダニエル・リカルドの前に出ると3秒速いペースを刻み、最終的に3位でフィニッシュして、キャリア2度目の表彰台を獲得している。

    ダニエル・リカルドは、プライドを捨てなければならなかったと認めるが、チームは公平に状況に対処するべきだと感じたと強調した。

    「あれは確かにプライドを捨てなければならない場所だった」とダニエル・リカルドはレース後に Sky Sports F1 に語った。

    「チームは十分に公平だった。彼らは僕のペースを見せるための時間を与えてくれた。少しペースがあり、それなりのタイムを刻むことができたラップもあった。でも、正直、プッシュしたときに右フロントを殺し始めた。彼らは僕が持っているものを示すのに必要な時間を与えてくれたと思う。、そして、今日は十分ではなかった」

    ダニエル・リカルドは、ルノーとの2年間の任務の後、マクラーレンに加わり、その前にはレッドブルのためにレースをしたいた。マシンに慣れるためにもっと周回を重ねる必要があるかどうか質問されたリカルドは幻想を抱いてはおらず、スピードを上げるのにもう少し時間がかかるかもしれないと認める。

    「自分がそれを過小評価しているとは思わない」とダニエル・リカルドは言った。

    「レッドブルからルノーに移籍したときにそれを思い知った。残念ながら、少し時間がかかると思う。でもシーズンは長い、2レースが終わっただけだ。もちろん、すでに速くなっていた。たぶん、数レースの時間で問題ないだろう」

    「ポジティブな点は、ランドが表彰台で強い週末を過ごしたことだと思う。ポジティブな収穫があった」

    レースは開始前に土砂降りの雨に見舞われ、多くのドライバーが苦戦した。グリッドに向かうまでにスピンするドライバーもいた。ダニエル・リカルドは、トラックが濡れている間、レースは生き残ることが重要だったと振り返る。

    「確かに挑戦的だた。最も困難な部分は、グリッドへのラップだったかもしれない。最初のセクターでどれだけ雨が降ったかは実際にはわからなかった」

    「スクリーンには水があるのが見えたけど、水が多かったので、インターミディアイトにアクアプレーニング現象が起こっていた。グリッドへのラップは『OK、とにかく生き残ろう』という感じだった」

    「いつもと同じことだけど、F1ではターン1への進入でたくさんの水しぶきがある。文字通り、どこでブレーキをかけるかは推測するしかできないけど、その部分はうまくいった」

  • セルジオ・ペレス、一連のミスを謝罪「自分はそこにいなかった」

    セルジオ・ペレス、一連のミスを謝罪「自分はそこにいなかった」

    レッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレスは、一連のミスでポイント争いから脱落したF1エミリア・ロマーニャGPは“自分はそこにいなかった”と表現した。

    予選でチームメイトのマックス・フェルスタッペンを上回ってフロントロー2番グリッドを獲得したセルジオ・ペレスだったが、決勝ではミスを連発してポイント圏外に脱落。キミ・ライコネンの30秒ペナルティによって11位が最終リザルトとなった。

    セルジオ・ペレスのレースはスタートからシャキッとしなかった。3番手に順位を落とすと、シャルル・ルクレール(フェラーリ)に交わされて4番手に後退。直後に入ったセーフティカー中にペレスはターン9でコースアウトし、2台に抜かれる。この際に、コース復帰後すぐにポジションを戻したものの、これがセーフティカー走行中の追い越し行為と裁定され、10秒のストップ&ゴー・ペナルティーを科された。

    それでも、セルジオ・ペレスは表彰台を目指して戦い続け、赤旗中断後のリスタート時には、ランド・ノリスとシャルル・ルクレールに次ぐ4番手を走行していた。

    しかし、38周目にヴィルヌーヴ・シケインで単独スピンを喫して大幅に下げ、イモラでの大量ポイント獲得のチャンスは潰えた。

    「今日、僕はそこにいなかった。何よりもチームとても申し訳なく思っている」とセルジオ・ペレスは語った。

    「コンディションが非常に悪かったため、タイヤの温度を上げるのに苦労した。そのため、マシンの運転は非常に困難だった」

    「セーフティカー中にコースオフして順位を取り戻したこと対してペナルティを受けた、それによってノリスにポジションを失ってしまったし、物事をトリッキーにした。最後、表彰台で獲得するべきだったけど、その後ミスを犯してしまった。大きな犠牲を払ってしまった」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、セルジオ・ペレスがレースを通して示したペースに満足しているが、ペレスにとって“厳しい”午後と認める。

    「彼にとっては厳しいレースだった」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「彼はとても良い土曜日を過ごしたが、今日の午後、レースはうまくいかなかった。いくつかの小さなミス、特にスピンは…彼にとってとても厳しいものだった。今日はメルセデスからもっと多くのポイントを奪うべきだった。しかし、彼はレースで良いペースを持っていたし、まだ長い道のりがある」

    レッドブル・ホンダF1は、2戦を終えてコンストラクターズチャンピオンシップでメルセデスを7ポイント下回っている。

  • FIA 「ルイス・ハミルトンのバックでのコース復帰は完全にルールの範囲内」

    FIA 「ルイス・ハミルトンのバックでのコース復帰は完全にルールの範囲内」

    FIA(国際自動車連盟)は、メルセデスF1のルイス・ハミルトンが、F1エミリア・ロマーニャGPでコースオフした際にバックでコースに復帰したことは完全にルールの範囲内だったと確認した。

    7回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、周回遅れのジョージ・ラッセルを抜こうとしてコースアウト。スリックタイヤに交換した直後であり、濡れた路面でコントロールを失うというハミルトンらしからぬミスだった。このコースアウトでバリアに接触してフロントウイングにダメージを負った。

    ルイス・ハミルトンがグラベルから抜け出す唯一の方法は、リバースギアに入れることだった。ハミルトンは、スピンターンでマシンを前進させようとして失敗した後、バックでコースに戻った。

    1989年のポルトガルGPでは、ナイジェル・マンセルがピットを通り過ぎた後、リバースギアを使って後退したことで失格処分となっていたことから、今回はなぜペナルティが科せられなかったのかと疑問の声も挙がった。

    F1の競技規則の第27.3条は「走路を外れた車両のドライバーは再度復帰することができるが、それが安全であることが確認され、それにより持続的なアドバンテージを得ることが一切ない場合にのみ行うことができる」と述べている。

    これは、リバースギアが非合法化されていることについては言及してない。

    F1レースディレクターのマイケル・マシは、ルイス・ハミルトンの操縦が安全に行われたことに満足している。特に、シナリオが展開されている間、メルセデスが他のマシンの接近について彼を案内していたからだ。

    「彼と彼のチームの間のルイスのラジオを聞いて、彼らはサーキットの端がどこにあるかずっと彼にアドバイスしていました」とマイケル・マシは言いました。

    「周りの状況の完全なセットをレビューする必要があるケース・バイ・ケースの基礎だ。あの特定の状況では、私はそれをスチュワードに報告することを考えなかった」

    コース復帰までに時間がかかったことについてルイス・ハミルトンは「リバースに入らなかった。リバースボタンを押し続けていたけど、エンゲージするのに永遠に時間がかかった。それがうまくいくとは思わなかったので反転を試み、バーンアウトスピンを実行しようとしたけど、最終的にはバリアに行ってしまった。それを元に戻すのに長い時間がかかった」とコメント。

    「バックしているときは『とにかく後退し続けなければならない』と必死でバックを続けた。もし、それをしていなかったら、おそらくまだそこにいただろう」

  • ホンダF1:2021年 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGP 決勝レポート

    ホンダF1:2021年 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGP 決勝レポート

    フェルスタッペンがイモラで今季初勝利を挙げる! 
    2021年F1グランプリの第2戦、エミリア・ロマーニャGP決勝は、波乱の多い展開の中で、レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンが盤石のドライビングとともに今季初勝利を挙げた。

    スタートの約1時間前に雨が降り出したことから、予選での使用タイヤにかかわらず、全ドライバーがスタートタイヤを選択可能な状況となった。

    Hondaパワーユニット勢は、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーのみがウエットタイヤを装着し、フェルスタッペン、セルジオ・ペレス、角田裕毅は浅溝のインターミディエイトを選択した。

    スタートでは、3番グリッドのフェルスタッペンが素晴らしい飛び出しを見せ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)のインを突くと、首位を奪い取る。ペレスはそこに並びかけて3ワイドになり、3番手を確保。しかし、厳しい路面コンディションもあり、ペレスはその後4番手にポジションを落としてしまう。この直後にアクシデントが発生し、セーフティカー(SC)導入となった。

    SC走行が明ける直前に、ペレスはターン9でコースアウトし、2台に抜かれる。この際に、コース復帰後すぐにポジションを戻したものの、これがSC走行中の追い越し行為と裁定され、タイムペナルティーを科された。

    ウエットタイヤでスタートした各車は苦戦を強いられ、ピットインしてタイヤ交換を余儀なくされたが、ガスリーも同様に15周目でインターミディエイトタイヤに交換。これにより後方へと大きくポジションを下げる形になる。

    角田裕毅はオープニングラップで最後尾から14番手までジャンプアップ。ペースの上がらないガスリーを交わして、序盤で13番手まで順位を上げた。

    路面は徐々に乾いていき、2番手のハミルトンからのプレッシャーも強まってきたことから、レッドブル・レーシングはフェルスタッペンを27周目にピットインさせ、ドライ用のミディアムタイヤに交換。ハミルトンもこの直後にピットインしたが、コース復帰後にはフェルスタッペンが5秒近くのリードを築いて首位をキープした。この後、ハミルトンのコースアウトもあり、フェルスタッペンは大きくリードを拡大。しかし、34周目にジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)とバルテリ・ボッタス(メルセデス)が激しくクラッシュし、レースは赤旗中断となった。

    この中断によって、各車はタイヤ交換が可能となり、フェルスタッペンはミディアム、ペレスと角田はソフトを装着。リスタート時にはフェルスタッペンがハーフスピンを喫する場面もあったが、首位をしっかりと維持。中断前にペナルティーを消化していたペレスは4番手までポジションを戻した。角田もリスタートで9番手までポジションを上げたものの、ターン2でスピンを喫してポイント圏外まで順位を落としてしまった。

    山本雅史(ホンダF1 マネージングディレクター)
    「今シーズンは序盤戦が非常に大事だと思って臨んでいますが、この2戦目でフェルスタッペン選手が初勝利を挙げてくれたことを本当に嬉しく思っています。今日の表彰台でレッドブル・レーシング・ホンダという名前を聞いたときには、グッとくるものがありました。レース前に突然雨が降るという難しいコンディションの中で、フェルスタッペン選手の雨の中の走らせ方、うまさが光り、本当にいいレースをしてくれました。また、我々のマシンが十分に戦えることがよく分かったレースでもあるので、改めてここからも一戦一戦大事に戦わなくてはいけないと感じています。 バーレーンの開幕戦ではハミルトン選手が優勝し、フェルスタッペン選手が2位でしたが、今日はその逆の結果になりました。この先も同じような戦いが続いていくのではないかと思っていますが、今日は改めて王者ハミルトン選手の速さが光ったレースでもあり、この先も楽なレースになるとは全く思っていません。我々にはあと21戦が残されているのみですが、ここからも一戦ずつしっかりと戦いきることが、最終的な結果につながると思っていますので、それを信じて全力でレースに挑んでいきます。 今日も含め、ここまで応援を続けてくれているファンの皆さんに改めて感謝を申し上げます。そして、これからも一緒に喜びを分かち合えればと思っていますので、引き続きのご声援をよろしくお願いいたします」

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のエミリア・ロマーニャGPでレッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が、今シーズン初優勝を果たしました。スタート前に降り出した雨の影響により、非常に難しい路面コンディションの中でアクシデントが多発し、赤旗中断などがあるトリッキーなレース展開でしたが、ドライバー、チーム、そしてHondaのメンバーそれぞれが着実な仕事をしたことで得られた勝 利です。懸命な開発によって競争力のあるPUを送り込んでくれたHRD-SakuraとHRD-UKのメンバー、そして素晴らしい車体を開発してきたレッドブル・レーシングに感謝の言葉を贈ります。5番手スタートのスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は、序盤のウエットタイヤでの走行で一時は大きくポジションを落としましたが、粘り強い走りで巻き返しを見せ、7位入賞を獲得してくれました。レッドブル・レーシングのペレス選手、スクーデリア・アルファタウリの角田選手も、ともにいい走りを見せていましたが、残念なことに濡れた路面でスピンを喫し、完走を果たしたもののポイント圏外に終わりました。
    まだ2戦を終えたところですが、いい戦いができていることをうれしく思っています。ここからも長いシーズンが続きますが、一戦一戦を大事に全力で前進を続けていきます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「今日の優勝は本当にうれしいですし、この勝利はチームとHondaのメンバー全員のものだと思います。今日はいいスタートを切れたことがカギだったと思います。昨年はいつもウエットタイヤでのスタートに苦しんでいましたが、改善のためにみんなで懸命に努力してきました。特にレース序盤のコンディションが非常に難しかったですし、コースアウトしないように走り続けることが本当に難しかったのですが、結果的にトラブルフリーでレースを終えることができました。後ろからルイス(ハミルトン)がよくついてきていたので、僕がレースを支配したと言えるほど速かったとは思いませんし、赤旗中断からの再開後にあそこまで上がれたということは、彼のマシンに速さがあったということだと思います。勝利できたのはチームが正しいタイヤ選択をしてくれたからですし、すべてをうまくマネージしてくれました。インターミディエイトタイヤの摩耗状況を考慮すると、スリックタイヤに交換するタイミングは難しかったのですが、チームが正しいときにピットに呼んでくれました。リスタート前にタイヤを温める際、一瞬スピンしそうになったのですが、幸運にも無事にレースを続けることができました。まだまだ僅差なので改善することがありますが、今日のところは結果に非常に満足しています。ポルトガルは素晴らしいサーキットなのでレースが楽しみですし、その後のバルセロナはどんなところかよく理解できているサーキットです。これからどこまで行けるか分かりませんが、今のところはいいシーズンのスタートを切れていると思っています」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「今日のコンディションはとても難しく、いくつかのミスが結果に響いてしまいました。タイヤを一定の温度に保つのに苦しみ、セーフティカー走行中にコントロールを失って、10秒ペナルティーにつながってしまいました。もちろん、マシンに慣れることや今日の出来事から学ぶことは重要ですが、気分は落ち込んでいて、自分自身にがっかりしていますし、チームにもとても申し訳ないです。リスタートの時点では表彰台は狙えると思っていましたし、マシンのペースもよかったですので、1-2フィニッシュも可能だったと思います。今は次のレースに切り替え、チームとハードワークをして、強くなって戻ってきたいと思います」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    今日は間違いなく厳しい一日でした。5番手からのスタートでしたが、スタート時のタイヤ選択が周りと異なり、後方まで順位を下げてしまいました。とても残念ではあるものの、戦い続け、赤旗中断後は順位を挽回して7位に入り、ポイントを獲得できたことはよかったです。簡単なレースではなかったので、ポイント獲得で終われたことはポジティブです。ただ、今日のスターティンググリッドを考えればもっと上を目指せたと思います。土曜日にはマシンのポテンシャルを示すことができたので、次はレースウイークすべてでそれを発揮する必要があります」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「見ていたファンの皆さんにとっては、素晴らしいレースになったと思いますが、僕は自分自身にがっかりしていますし、チームにも申し訳なく思っています。いいレースができていて、ペースもすごくよかったので、赤旗中断後のスピンは本当に残念でした。ウエットでF1マシンを走らせるのは初めてでしたが、慎重に、特に加速では気を付けなければならないと学びました。レインコンディションの中、インターミディエイトタイヤでスタートしたのも難しかったのですが、異なるコンディションでこのタイヤがどう機能するのかを理解する貴重な機会になりました。今日はポイント獲得が可能だったはずですが、すべてが学びになったので、この経験を次戦に活かしていきたいと思います」

  • 角田裕毅 「イモラでのミスは受け入れられるものではない」

    角田裕毅 「イモラでのミスは受け入れられるものではない」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、F1エミリア・ロマーニャGPでのミスは、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコに言われるまでもなく、“本当に受け入れられないもの”だと語った。

    デビュー戦となった開幕戦F1バーレーンGPでポイントを獲得したことで、ヘルムート・マルコは、角田裕毅が日本人初のF1ワールドチャンピオンになる可能性があると世界中のメディアで発信して称賛した。

    F1のマネージングディレクターであるロス・ブラウンも、20歳が角田裕毅がF1の“過去数年間で最高のルーキー”だと語った。

    だが、第2戦F1エミリア・ロマーニャGPは、角田裕毅にとってまったく異なるストーリーとなった。

    角田裕毅は、予選Q1の1周目にクラッシュしてマシンを大破させて赤旗を出した。決勝でのミスはそれほど大きくはなかったものの、入賞圏内を走行していたレース後半に濡れた路面でスピンを喫し、トラックリミット違反に対して5秒のペナルティを科せられた。

    角田裕毅は、F1エミリア・ロマーニャGPの週末のパフォーマンスはまったく良いものではなかったと認める。

    「2日続けてミスをしてしまいました。どう思うか? 受け入れられるものではありません。本当に受け入れられません」と角田裕毅は RaceFans.net に語った 。

    「今回はそれから学ぶだけですが、次回は改善しなければなりません」

    角田裕毅は12位でレースをフィニッシュ。チームメイトのピエール・ガスリーは7位でポイントを獲得した。

    「ターン2への進入がアグレッシブすぎました」と角田裕毅はコメント。

    「その後のペースはとても良かったので、1周目にスピンしてポイントを獲得できなかったのは残念でした。チームに申し訳ないです」

    「今週末は全体的に本当に大変でした。でも、それから学び、次回はもっとうまくやれると思います」

    「今回、ポイントを獲得することは可能だったと思います。でも、さっきも言いましたが、これは学習曲線であり、とにかく次回はそれを繰り返さずに、もっと良いレースにしたいと思います」

    しかし、イモラでの週末の角田裕毅の最大の過ちは、予選でのクラッシュだった。

    「Q1は完全に僕のミスです」と角田裕毅は言った。「Q1ですし、今週の全体的なクルマのパフォーマンスを見れば、それほどプッシュする必要はありませんでした」

    「理由はわかりませんが、必要がないのにプッシュしすぎました」

  • ピエール・ガスリー 「フルウエットでのスタートには自分も賛成していた」

    ピエール・ガスリー 「フルウエットでのスタートには自分も賛成していた」

    ピエール・ガスリーは、結果的に間違った判断になってしまったものの、F1エミリア・ロマーニャGPをフルウエットでスタートするというチームとの決定を自分も支持していたと語った。

    決勝前に土砂降りの雨が降ったF1エミリア・ロマーニャGP。チームメイトの角田裕毅はインターミディエイトでスタートしたが、5番グリッドのピエール・ガスリーは、エクストリームウエットでレースをスタートすることを決断した。

    他にもフルウエットでスタートしたドライバーは3人いたが、スタート時には雨も上がって路面はどんどん乾いていき、レース前半の理想的なタイヤはインターミディエイトだった。

    インターミディエイト勢に抜かれてズルズルと後退したピエール・ガスリーは15周目に耐え切れずタイヤ交換。それによってフィールドのさらに後方に順位を落とすことになった。

    だが、ピエール・ガスリーは34周目の赤旗中断の恩恵を受けたドライバーのひとりであり、再開後はドライタイヤで挽回して8位でフィニッシュ。さらにレース後にランス・ストロールにタイム加算ペナルティが科せられたことで7位に昇格した。

    「確かに、僕たちにとって素晴らしい午後ではなかった。正直、非常に難しかった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「僕たちはウェットでスタートすることを決定した。僕も賛成していた。チームも賛成していた。試してみようと思ったのけど、最終的、ウェットでコースに出ていた唯一のドライバーになってしまったし、グリップはまったくなかった。僕たちはかなり遅かった」

    「ある時点で僕たちは最下位だったと思う。5位をスタートしたので、それは明らかに僕たちが期待していたものではなかった」

    「再スタート後、14位だったと思う。ドライでのマシンのペースを生かして挽回しようと頑張った。いくつかのバトルがあり、何とか数ポイントを獲得できた」

    ピエール・ガスリーにとって最高のレースではなかったが、結果として予想していた場所のすぐ後ろでフィニッシュした。

    なぜもっと早くインターミディエイトに交換しなかったのかと質問されたピエール・ガスリーは「僕たちは八方ふさがりだった。トラックが乾くのを待っていた。 スタートではうまくいかなかった。もっとうまくやれた部分がないか調べてみる必要がある」とコメント。

    「僕たちはそれらの人たちと競争する立場になかったので、6位が僕たちが終えることができた場所だと思う。でも、それが競争だ。正しい判断ができることもあれば、間違った判断をすることもある。それが僕たちの学習方法でもある」

    「僕たちには今後のレースでポイントを争う機会を与えてくれるマシンがあると思うし、正しいことをするようにしなければならない」

  • セバスチャン・ベッテル、FIAの裁定の遅さを批判「プロ意識に欠ける」

    セバスチャン・ベッテル、FIAの裁定の遅さを批判「プロ意識に欠ける」

    アストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルは、F1エミリア・ロマーニャGPのレース後にペナルティを決定するまでにかかった時間は「プロ意識に欠ける」と考えており、裁定のためのプロセスは長すぎると批判した。

    セバスチャン・ベッテルのF1エミリア・ロマーニャGPは、アストンマーティンの2台がグリッドに向かう途中にブレーキのオーバーヒート問題に見舞われたことで、スタート前に事実上終了していた。

    ランス・ストロールのトラブルは迅速に処理されたが、アストンマーティンのクルーは4輪すべてをマシンに装着する必要がある制限時間内にセバスチャン・ベッテルの方の問題を解決することができなかった。

    セバスチャン・ベッテルのマシンはピットに戻されて作業を完了し、ベッテルはピットレーンからレースをスタートした。

    だが、アストンマーティンF1がセバスチャン・ベッテルへの10秒のストップ&ホー・ペナルティを知らされたのはレースが22周目に入ったときだった。最終的にベッテルはチェカーフラッグまで残り2周でリタイアを余儀なくされたが、スチュワードの裁定の遅さに不満を述べた。

    「なぜあんなに遅れたのかわからない。最初からかなりはっきりしていたことだと思う」とセバスチャン・ベッテルは Sky Germany に語った。

    「スチュワードが何をしていたんだろうね。コーヒーメーカーのフィルターがいっぱいで、それを処理する必要があったのかもしれないね!」

    「FIAがもっと注意喚起してくれていれば、もっと良いレースができたと思う。僕たちはルールを破ったわけだし、それがペナルティを受けた理由だと思うからね」

    「でも、彼らはレースに入るまで気にしなかったし、その時にはレースの初期に出されるよりもペナルティははるかに多くの犠牲を払うものになっていた。プロ意識に欠けると思う」

    ペナルティの遅れとセバスチャン・ベッテルの不満について質問されたFIAレースディレクターのマイケル・マシは、テクニカルデリゲートがレポートを提出してからスチュワードが後者を評価するとし、彼らの決定を伝えたときまでの時間は異常ではないと述べた。