カテゴリー: F1イタリアGP

  • ハースF1チーム | F1イタリアGP 決勝レポート

    ハースF1チーム | F1イタリアGP 決勝レポート

    ハースF1チームは、F1イタリアGPの決勝レースで、ロマン・グロージャンが16位、ケビン・マグヌッセンがリタイアでレースを終えた。

    ギュンター・シュタイナー(チーム代表)
    「非常に残念なレースだった。ケビン(マグヌッセン)はかなり順調なスタートを切ったが、ロックアップしてすべてがうまくいかなくなった。このクルマはとにかく運転するのが難しい。その後、油圧の問題によってリタイアせざるを得なかった」

    「ロマン(グロージャン)は、ターン1で追突されたようで、その後マシンバランスが崩れた。何が起こったのかを確認する必要があるが、マシンはとにかく遅かったので、何らかの問題があったに違いない。彼はドライブできていなかった。ピットストップでバランスを取り戻そうとしたが、それは不可能だった。我々は遅かった。チーム全体にとって残念な週末だ。パフォーマンス不足に対する解決策を見つけるまで、頑張り続けるしかない」

    ロマン・グロージャン
    「今日はとてもトリッキーだった。ターン1に追突され、アンチストールが作動した。ポリスチレンブロックを通過する間にクラッチを切って、繋ぎなおさなければならなかった、それで最初のコーナーで最後尾に落ちてしまった。挽回するためにプッシュしたが、アスカリでスピンしてしまった。クルマの空力バランスがあまりにもノーズ寄りになっていたから、ピットインした時にかなり減らすようにチームに頼んだ。やってみたけど、マシンはまだバランスが取れていなかった。再びピットインして、エアロバランスの1%を減らしたけど、それでもバランスは取れていなかった。今日はマシンの何かがおかしかったんは間違いない。僕たちはすべてを分析する必要がある。今日のバランスは、これまの週末とはまったく違っていた。僕たちにはやるべきことがたくさんある」

    ケビン・マグヌッセン
    「最後に油圧の問題で残念ながらリタイアしなければならなかった。それまでは順調だった。後続を抑えるために戦っていたが、それは最近の僕にとって普通のことになっている。とは言え、僕は良いポジションにいたし、他の多くの人々がトラブルを抱えていた。最後にトラブルが発生したのは不運だった。ポジティブなことに、僕たちはレースの最初から最後までトップ10にいたことだ。それは本来の実像ではなかったが、少なくとも僕たちはそれを目指していた。何かしらのことができそうだったし、リタイアしなければならなかったことのは残念だ」

  • ウィリアムズ | F1イタリアGP 決勝レポート

    ウィリアムズ | F1イタリアGP 決勝レポート

    ウィリアムズは、F1イタリアGPの決勝レースで、ジョージ・ラッセルが14位、ロバート・クビサが17位でレースを終えた。

    デイブ・ロブソン(シニアレースエンジニア)
    「今回もアクション満載のレースとなり、我々のドライバーたちは数台のマシンと戦った。ロバートは良いオープニングラップを楽しみ、13番手まで順位を上げたが、その後はレースが進むにつれて後退してしまった」

    「彼はグロージャンからポジションを守る際にタイヤにフラットスポットを作り、2ストップでレースを終えた。ジョージはより従来型の1ストップでレースを完走し、もう少しでベッテルを倒せせそうだったが、残念ながら最終ラップでオーバーテイクされてしまった。直線スピードによって防御が難しかったが、ジョージを14位を保持するために良い仕事をして、周りのマシンと比べて良いペースを見せていた。これから我々の焦点は2週間後のシンガポールスタートするフライアウェイレースへと向けられる。その後のレースは世界を駆け抜けながら次々と続いていく」

    ジョージ・ラッセル
    「特にモンツァがストレートスピードでシーズンで3つの最悪のサーキットの1つであると考れば、僕たちのペースは驚くべきものだった。いくつかポジティブな面があったのは間違いない。セットアップ、タイヤ、その他の自分たちでコントロールできるすべてにおいて良い仕事をしたと思う。僕たちはこの結果にとても満足できると思う」

    ロバート・クビサ
    「山あり谷ありの週末だったし、簡単ではなかった。レースはかなり順調にスタートしたが、その後、コーナーで左フロントタイヤに苦労した。いくつかのバトルがあり、できる限り防御しようとしたが、他のマシンのトウにとどまるのに苦労した。ベストを尽くしたが、どうしようもなかった」

  • アルファロメオ・レーシング | F1イタリアGP 決勝レポート

    アルファロメオ・レーシング | F1イタリアGP 決勝レポート

    アルファロメオ・レーシングは、F1イタリアGPの決勝レースで、アントニオ・ジョビナッツィが9位、キミ・ライコネンが15位でレースを終えた。

    フレデリック・バスール (チーム代表)
    「ホームレースで2ポイントを獲得し、今週末に我々が受けた全てのサポートへの感謝を伝えることができる。アントニオは地元のファンの前で本当に良いレースをした」

    「プレッシャーの中で冷静に9位を持ち帰る必要があったが、彼はチーム全員の信頼に応えてくれた。この結果が彼のさらなるモチベーションアップにつながり、シーズンを良い形でフィニッシュして、ランキングでチームを助けてくれることを願っている。悲しいことに、キミにとってはそれほど思い出深いレースにはならなかった。ピットレーンスタートということで最初から厳しいことはわかっていたが、我々が間違ったタイヤを彼のマシンに装着してしまい、ポイント獲得の望みは消えてしまった」

    アントニオ・ジョビナッツィ
    「今日はイタリアにとってポジティブな一日だった。この2ポイントをここにいるティフォシ全員に捧げたい。結果にとても満足しているし、フェラーリが僕たちの国のために非常に特別な勝利を成し遂げたことも嬉しく思う。唯一のイタリア人ドライバーとして母国レースでポイントを獲得するのは素晴らしい気分だ。ソフトでスタートしてミディアムに交換することはベストな戦略だったけど、マクラーレンのノリスを抑えるためにベストを尽くさなければならなかった。難しいレースだったけど、特にスパの後の僕たちの仕事の多くが報われた。僕たちは働き続けて、このような戦いを続けていかなければならない。チームの全員、僕のファンのみんなのために嬉しく思っている」

    キミ・ライコネン
    「クソ(sh**)みたいな週末だったね。まずは予選でのミスだ。残念ながら、ギアボックスを交換しなければならなくなった。その後、エンジンを交換してピットレーンからスタートすることにしたが、間違ったタイヤを履いていたため、ペナルティを科せられて僕のレースはほぼ終わった。これ以上悪くなることはないと思うので、シンガポールを楽しみにするよ」

  • ルノーF1チーム | F1イタリアGP 決勝レポート

    ルノーF1チーム | F1イタリアGP 決勝レポート

    ルノーF1チームは、F1イタリアGPの決勝レースで、ダニエル・リカルドが4位、ニコ・ヒュルケンベルグが5位でレースを終えた。

    シリル・アビテブール (チーム代表)
    「今日の結果は、チームにとってF1に再エントリーして以来の最高の総合成績であるだけでなく、モントリオールとスパの後のチーム、特にこれまで公然と批判されてきたパワーユニット面の明確な進化を示している」

    「競争力のあるパッケージに関してすべてが非常に流動的であることのデモンストレーションだ。ここまでの我々のシーズンはスームズとはほど遠いものだったが、このような感情を繰り返すための招待状でもある。我々のドライバーは競争力のあるクルマがあれば何ができるかを示してきた。彼らはトリッキーなコンディションを含め、常に見事な仕事をしてきた。この結果はチームにとって良い結果だ。今後のシーズンで我々が競争力を発揮しにくい非常にチャレンジなサーキットがあることもわかっているからね。だが、今はこの結果を味わおうではないか」

    ダニエル・リカルド(ルノー)
    「今日のような日を待っていた。モンツァでの僕のベストリザルトに並ぶし、ルノーでそれをできたのが素晴らしい。前方でバトルをしているのを見て、多くのポイントを獲得するチャンスがあると思った。自分にとってもチームにとっても本当にうれしい。パワーサーキットで、チームがF1に戻ってきて以来のベストリザルトとなる4位と5位になれたのはルノーと彼らのハードワークにふさわしい結果だ。レースペースはとても良くかったし、チームへのご褒美だ。今年待ち望んでいた結果だ。大満足だよ!」

    ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
    「この結果はとてもうれしい。このような形でフィニッシュするのは気分がいいし、残りの7戦に向けて勢いがつけられることを願っている。ここまで厳しい結果や難しい時期が続く辛いシーズンだったので、チームにとって価値ある結果だ。みんなのハードワークへのご褒美だ。僕にとってはシンプルなレースだった。良いスタートを切って2台オーバーテイクして、良いポジションをキープできた。そこからはミスをせずに冷静にそれを維持するだけだった。最後にプレッシャーを受けたけど、何とかしのぐことができた。ほとんどが静かで、かつコントロールできたレースだった。ダニエルが目の前だったし、チームとしても非常に良い結果だ!」

  • F1レースディレクター、ベッテルとストロールのペナルティの違いを説明

    F1レースディレクター、ベッテルとストロールのペナルティの違いを説明

    F1レースディレクターと務めるマイケル・マシは、F1イタリアGPでセバスチャン・ベッテルがランス・ストロールよりも厳しいペナルティを受けた理由を説明した。

    セバスチャン・ベッテルは、4番手走行中のレース序盤にアスカリ・シケインで単独スピン。コースに合流しようとした際にレーシングポイントのランス・ストロールと接触した。

    スピンを喫してランス・ストロールもコースい復帰しようとした際にトロロッソのホンダのピエール・ガスリーにミアミスし、ガスリーは回避行動をとってグラベルトラップに逃れている。

    セバスチャン・ベッテルには10秒のストップ&ゴーペナルティ、ランス・ストロールにはドライブスルーペナルティが科さられ、レース後にはベッテルに3点、ストロールに2点のペナルティポイントが加点された。

    今シーズン開幕時からF1レースディレクターを務めるマイケル・マシは、二人のドライバーのペナルティの差について論理的根拠を説明した。

    「基本的に2つの違いは、セバスチャンのものは安全ではない状態で合流し、その後半に接触を引き起こしている。一方、ランスとピエールの場合はトラックへの安全でない合流だけだ。したがって、2つのペナルティに差がつけられた」

    セバスチャン・ベッテルは接触の責任を受け入れているが、コースに合流しようとする過程のなかでランス・ストロールが来るのを見なかったと説明している。

  • F1 イタリアGP 決勝 | トップ10ドライバーコメント

    F1 イタリアGP 決勝 | トップ10ドライバーコメント

    2019年のF1世界選手権 第14戦 イタリアGPの決勝レースが9月8日(日)にモンツァ・サーキットで行われた。

    優勝はフェラーリのシャルル・ルクレール。ポールポジションからスタートしたルクレールは、ルイス・ハミルトン、続いてバルテリ・ボッタスからレースを通して激しいプレッシャーを受けるも両者を抑え込み、自身2勝目となる2連勝。ティフォシの大歓声のなかでフェラーリに今季2勝目をもたらした。

    1位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「レース中、レース後、表彰台で感じた気持ちを言い表す言葉が見つからない。キャリアを通じて経験したより10倍以上も強い感情だ。とても特別だった。いつもはレース週末を迎えても優勝のことなんて考えない。がんばって最高の仕事をしていれば結果がついてくると自分に言い聞かせている。でも、正直なところ、今週末ここモンツァでティフォシからの応援を見ていると、優勝のことしか考えられなくなった。そして実際に優勝したのでとても嬉しい。エキサイティングなレースだった。最初のスティントはしっかりコントロールされていたが、第2スティントは差が縮まってきたので後続マシンに集中せざるを得なくなり、僕がやや劣勢に立たされた。とても難しかったし、大きなプレッシャーを感じていた。チーム全体のハードワークに感謝したい。彼らがいなければ何もできなかった。セブは残念だった。彼には間違いなく僕と一緒に表彰台に立てるポテンシャルがあった。今後の数戦に向けて、集中やモチベーションを続けなくてはならない。そうすれば結果もついてくるだろう」

    2位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「最後の数周はシャルルに仕掛けられるように近づくためにあらゆることを試した。でも、今週末のフェラーリはストレートでとても速かったので、十分に近づくのが難しかった。できる限り激しく攻めたが、近づくたびにフロントがロックアップするようになった。優勝できなかったのは残念だが、今日の僕たちのパフォーマンスには実際かなり期待が持てた。シーズン中で最も難しいレースのひとつになると予想していたモンツァだったが、実際フェラーリに挑戦することができたので、その事を確認できてよかった。その点からで言えば、全体的によいレースだったし、ポジティブな気持ちでイタリアを離れることができると思う。データ上では、今後のレースはもう少し僕たちに有利になるはずなので、今後数週間はフェラーリやレッドブルとバトルするのを楽しみにしている」

    3位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「シャルル、おめでとう。バルテリと僕からのプレッシャーを考えれば、彼は素晴らしい仕事をした。フェラーリはストレートでとても速かったので、離されないようにするのは難しかった。今日は僕たちの日ではなかったと思う。あれほど接近して他のマシンを追いかけながら、先頭に立つことができないのはがっかりするものだ。でも、最終的に僕たちはコンストラクターズ選手権で大量ポイントを獲得してイタリアを離れることができる。最終的にそれが重要だ。次のレースが楽なものになるとは考えてはいない。来週はファクトリーに行って、いつもと同じプロセスをこなし、マシンの改善方法やレース週末の手順を見直していく。僕自身もシンガポールではもっと良い仕事をしたい。個人的には、フェラーリ、レッドブル、僕たちでのバトルを楽しんでいるし、これからも続いてほしい」

    4位:ダニエル・リカルド(ルノー)
    「今日のような日を待っていた。モンツァでの僕のベストリザルトに並ぶし、ルノーでそれをできたのが素晴らしい。前方でバトルをしているのを見て、多くのポイントを獲得するチャンスがあると思った。自分にとってもチームにとっても本当にうれしい。パワーサーキットで、チームがF1に戻ってきて以来のベストリザルトとなる4位と5位になれたのはルノーと彼らのハードワークにふさわしい結果だ。レースペースはとても良くかったし、チームへのご褒美だ。今年待ち望んでいた結果だ。大満足だよ!」

    5位:ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
    「この結果はとてもうれしい。このような形でフィニッシュするのは気分がいいし、残りの7戦に向けて勢いがつけられることを願っている。ここまで厳しい結果や難しい時期が続く辛いシーズンだったので、チームにとって価値ある結果だ。みんなのハードワークへのご褒美だ。僕にとってはシンプルなレースだった。良いスタートを切って2台オーバーテイクして、良いポジションをキープできた。そこからはミスをせずに冷静にそれを維持するだけだった。最後にプレッシャーを受けたけど、何とかしのぐことができた。ほとんどが静かで、かつコントロールできたレースだった。ダニエルが目の前だったし、チームとしても非常に良い結果だ!」

    6位:アレクサンダー・アルボン(レッドブル)
    「レースは予定していた通りとはならなかったが、いくつかポジティブな部分もあった。チームにとって簡単なサーキットではなかったうえに、予選では不運に見舞われた週末だった。レースではスタートがうまくいかず、後方から追い上げなければいけない序盤になった。残念ながらストレートでオーバーテイクできるほどのスピードはなかったので、コーナーでバトルを仕掛けなければならなかった。なので、サイドバイサイドの接近戦が多く、グリップを失うことにつながってしまったようだ。そのあと、コースオフをしたことにより、5秒ペナルティーを受けることとなった。しかし、レースペースが改善され、(前戦の)スパから大きく前進できたように感じているので満足している。次戦のシンガポールは、さらに多くのダウンフォースが必要で、多くのコーナーがあるサーキットなので、よりよいレースができることを期待している。もっと自分のポテンシャルを発揮できる自信があるので、次戦以降にも期待したい」

    7位:セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
    「今日も良い結果が出せたし、重要なポイントを獲得できた。特に予選での問題など、レースに至るまで困難な週末だったけど、素晴らしいリカバリーができた。チームの強力な戦略や良いタイミングで入ったバーチャルセーフティカーなど、最終的にすべてが僕たちにとってうまく働いたと思う。特に残り15~20周はフェルスタッペンがかなり接近してプレッシャーをかけてきたのでタフなレースだった。とにかくできる限りプッシュする必要があった。最近、僕たちはクルマで良い進歩を果たしているし、シンガポールでもっと多くのパーツが入るので楽観的に捉えている。ここからシーズン終了まで定期的にポイントを獲得するために戦いに戻れることを期待している」

    8位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「オープニングラップの1コーナーでのブレーキングで全員が減速したため、セルジオ(・ペレス)のリアタイヤと接触し、フロントウイングにダメージを負ってしまった。すぐにピットインして新しいウイングに付け替え、前にマシンがいない状態で、いいペースで走ることができた。そのあと何台かオーバーテイクをしたのだが、不運なことにピットインした直後にバーチャルセーフティカーが導入されてしまった。そのため、オーバーテイクした3、4台のマシンの背後につくことになった。再びオーバーテイクすることはできたが、タイヤに厳しい状況となり、ペレスの後ろで再び詰まってしまう状況になってしまった。彼はストレートでとても速かったため、なかなか追い抜くことができなかった。PUのペース面では前進がみられたが、まだ改善できることがあると感じている」

    「1周目の1コーナーで起きたことを考えると、8位でレースを終えることができたのは悪い結果ではないし、後方からスタートするとこういったことが起きてしまいがちではあると思う。ここ2戦のレースでは難しい状況が続いたが、やっと通常のレースウイークに戻れるし、もっとトップに近いところでレースができるのではと思っている」

    9位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「今日はイタリアにとってポジティブな一日だった。この2ポイントをここにいるティフォシ全員に捧げたい。結果にとても満足しているし、フェラーリが僕たちの国のために非常に特別な勝利を成し遂げたことも嬉しく思う。唯一のイタリア人ドライバーとして母国レースでポイントを獲得するのは素晴らしい気分だ。ソフトでスタートしてミディアムに交換することはベストな戦略だったけど、マクラーレンのノリスを抑えるためにベストを尽くさなければならなかった。難しいレースだったけど、特にスパの後の僕たちの仕事の多くが報われた。僕たちは働き続けて、このような戦いを続けていかなければならない。チームの全員、僕のファンのみんなのために嬉しく思っている」

    10位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「まずまずなレースだった。スタートした位置を考えると1ポイントで問題ないけど、いつだってもう少し多くを望むものだ。僕たちはちょっと不運だった。ピットインしてペレスをアンダーカットしたけど、バーチャルセーフティカーが出て、彼は幸運にも前に留まって7位でフィニッシュした。ただ、彼らの方がペースは良かったので、僕たちが間違いなくあの位置でフィニッシュできたとは思っていない。でも、バーチャルセーフティカーが出ていなければ、もっと良い位置でフィニッシュできたかもしれない。最終的には僕たちのペースが良かったとは思わないけど、何とか完走してポイントを獲得することができた。先週のベルギーの後だけに嬉しいことだ」

  • ランス・ストロール、ベッテルとの不要な接触に「かなり腹が立った」

    ランス・ストロール、ベッテルとの不要な接触に「かなり腹が立った」

    レーシングポイントのランス・ストロールは、F1イタリアGPの決勝レースでコースに合流させる際に自分をスピンさせたセバスチャン・ベッテルに“かなり腹が立った”と語る。

    セバスチャン・ベッテルは、レース序盤にアスカリ・シケインで単独スピンを喫して芝生にストップ。だが、強引にコースに復帰したことで後続のランス・ストロールは回避行動が間に合わず、スピンを喫して順位を落とした。

    レース後、ランス・ストロールは「正直、起こったことにはとても腹が立っている。彼は積極的にサーキットに戻るべきではない立場にいた」とコメント。

    「僕は接触を避けるためにできる限りのことをした。本当に用心深く走っていたし、イエローフラッグを見て、減速したりしていた。僕はそのような状況でのルールに従っていたけど、彼はアスカリの真ん中でサーキットに戻った。僕にできることは本当に何もなかった。かなり低速で走っていたけどね」

    「彼はその時点でサーキット全体をブロックしていたので、接触して、スピンして、あらぬ方向を向いてしまった」

    だが、そのランス・ストロールも、レーシングラインに戻ろうとした際に後続のピエール・ガスリーをグラベルに追いやっている。

    セバスチャン・ベッテルと同じように、ランス・ストロールは後続のクルマが見えていなかったと主張する。

    「とにかく邪魔にならないようにしていた。右側から誰が来ているのか見えなかったし、自分としてもサーキットに戻るために危険な操作をしなければならなかった。その後、僕はベッテルとほとんど同じことに対して罰せられた。本当に災難だった」

    「右側に視界がなかったし、その時点ではとにかくレースに復帰しようとしていた。でも、現在のこのクルマでできることはあまりない。ちょっとした推測ゲームだ」

    ピエール・ガスリーはコース外から戻って11位でフィニッシュ。セバスチャン・ベッテルとランス・ストロールもポイント圏外でレースを終えた。

    ピエール・ガスリーは、ランス・ストロールと“接触寸前”と表現し、「何も起こらなくてよかった。もっと酷いことが起こっていたかもしれないからね」とコメント。

    「でも、それが原因で9位からはわずか3秒の差で届かずレースを終えることとなった。かなり多くのことが犠牲になったね」

    レース中、セバスチャン・ベッテルには10秒のストップ&ゴーペナルティ、ランス・ストロールにはドライブスルーペナルティが科せられ、またベッテルには3点、ストロールには2点のペナルティポイントが加算された。

    ペナルティーの不一致について質問されたランス・ストロールは「彼があんなことをしなければ、そもそもあそこにはいなかっただろうし、僕はレーシングラインにいた。僕が見た感じでは、彼は芝生にいて、コースに合流してきた」

    「僕は自分のクルマをライン上に置いていた。ダブルイエローが振られていた。僕はとにかくレーシングラインから離れようとしていた」

  • ホンダF1 | 2019年 F1イタリアGP 決勝レポート

    ホンダF1 | 2019年 F1イタリアGP 決勝レポート

    ホンダF1エンジン勢にとって難しい一戦となったイタリアGPでは、アストンマーティン・レッドブル・レーシングの2台がポイントを獲得することができたが、一方でレッドブル・トロロッソ・ホンダにとっては不運なレースとなった。

    予選の結果、アレクサンダー・アルボンは8番グリッド、そしてダニール・クビアトは12番グリッドから決勝をスタート。スペック4のPUへの交換により、グリッド降格ペナルティーを受けたマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーは、グリッド後方からのスタートとなった。

    オープニングラップの1コーナーで、フロントウイングにダメージを負ったフェルスタッペンは、パーツ交換のために緊急ピットイン。そしてレース序盤の混乱は、ホンダ PU搭載マシンの4台のうち3台のレース展開に影響を及ぼした。

    レズモコーナーで、アルボンはカルロス・サインツと6番手をかけた接近戦を繰り広げた。サインツはコーナー出口でアルボンをワイドに追いやったため、アルボンはポジションを9番手に落としてコースへ復帰。その際のショートカットが原因で5秒加算ペナルティーを受けたアルボンだったが、そのあと26周目でピットインをしてから追い上げをみせ、このレースを6位で終えることができた。

    クビアトとガスリーは、ポイント獲得を賭けた争いを繰り広げたが、不運にもそのあとガスリーはコースアウトに巻き込まれてしまった。アスカリシケインでセバスチャン・ベッテルと接触があったランス・ストロールは、ガスリーの直前でコース上に復帰。そのためグラベルに追いやられてしまったガスリーだったが、いくつかポジションを落としながらも壁への激突を免れた。

    バーチャルセーフティカーにより、28周目に同時にピットインしたマクラーレンとトロロッソだったが、そのあとクビアトのマシン後方からスモークが発生し、リタイアを余儀なくされました。オイル漏れの箇所など、詳しい原因はトロロッソのエンジニアたちとともに詳しく解明していく予定。

    ガスリーは10番手のランド・ノリスをとらえることができず、惜しくもポイント獲得には至らなかったが、11位までポジションを上げる追い上げをみせた。

    19番グリッドスタートのフェルスタッペンは、レース序盤に起きたアクシデントにより、トロロッソの2台がピットインする前に2回目のピットインを余儀なくされたが、8位まで追い上げて4ポイントを獲得し、今大会を締めくくることができた。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日は不運な接触やペナルティーなどの影響もあり、Honda勢にとっては難しいレースになりました。アストンマーティン・レッドブル・レーシングのアルボン選手は、序盤のサインツ選手との接触により、順位を落としたものの、6位まで順位を回復する粘り強いレースをみせてくれました。今回のレースでは、PUの交換によるペナルティーで、フェルスタッペン選手とガスリー選手がグリッド後方からのスタートとなりました。フェルスタッペン選手はスタート直後の接触により、フロントウイング交換のためのピットインを余儀なくされましたが、そこから力強い走りでポイント圏内まで順位を上げました。ガスリー選手も序盤にオーバーテイクをみせてポジションアップを続けましたが、ストロール選手とのアクシデントにより、順位を落とし、ポイント圏外の11位フィニッシュとなりました。クビアト選手については、オイル漏れが起因となるトラブルにより、残念ながらリタイアとなりました。オイル漏れについては、これからチームと一緒に発生箇所の特定を急ぎます。
    4台のスペック4のPUを使用した今週末は、多くのデータを得ることができました。ここからシンガポールGPに向けて準備を進めます」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・レーシング/6位)
    「レースは予定していた通りとはなりませんでしたが、いくつかポジティブな部分もありました。チームにとって簡単なサーキットではなかったうえに、予選では不運に見舞われた週末でした。レースではスタートがうまくいかず、後方から追い上げなければいけない序盤になりました。残念ながらストレートでオーバーテイクできるほどのスピードはなかったので、コーナーでバトルを仕掛けなければなりませんでした。なので、サイドバイサイドの接近戦が多く、グリップを失うことにつながってしまったようでした。そのあと、コースオフをしたことにより、5秒ペナルティーを受けることとなりました。しかし、レースペースが改善され、(前戦の)スパから大きく前進できたように感じているので満足しています。次戦のシンガポールは、さらに多くのダウンフォースが必要で、多くのコーナーがあるサーキットなので、よりよいレースができることを期待しています。もっと自分のポテンシャルを発揮できる自信があるので、次戦以降にも期待したいです」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング/8位)
    「オープニングラップの1コーナーでのブレーキングで全員が減速したため、セルジオ(・ペレス)選手のリアタイヤと接触し、フロントウイングにダメージを負ってしまいました。すぐにピットインして新しいウイングに付け替え、前にマシンがいない状態で、いいペースで走ることができました。そのあと何台かオーバーテイクをしたのですが、不運なことにピットインした直後にバーチャルセーフティカーが導入されてしまいました。そのため、オーバーテイクした3、4台のマシンの背後につくことになりました。再びオーバーテイクすることはできましたが、タイヤに厳しい状況となり、ペレス選手の後ろで再び詰まってしまう状況になってしまいました。彼はストレートでとても速かったため、なかなか追い抜くことができませんでした。PUのペース面では前進がみられましたが、まだ改善できることがあると感じています。1周目の1コーナーで起きたことを考えると、8位でレースを終えることができたのは悪い結果ではないですし、後方からスタートするとこういったことが起きてしまいがちではあると思います。ここ2戦のレースでは難しい状況が続きましたが、やっと通常のレースウイークに戻れますし、もっとトップに近いところでレースができるのではと思っています」

    ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ/11位)
    「17番手からのスタートでしたので、今日は難しいレースになると予想していましたが、今日はいろいろなことがあった一日でした。スタートはうまくいき、最初の1周で13番手まで上がることができました。展開はうまい具合に進んでいたのですが、ストロール選手がコースオフしてから戻ってきたタイミングが悪く、彼との接触を避けるためグラベルまで逃げなくてはならなくなり、2つポジションを下げてしまいました。それが原因で、(ポイント獲得となる)9位からはわずか3秒の差で届かずレースを終えることとなりました。理想的な結果とはなりませんでしたが、このレースウイークではいいパフォーマンスをみせることができましたし、グリッド後方からのスタートでもポイント獲得も可能なペースで走行することもできました。次戦のシンガポールでは、ペナルティーのないクリーンなレースをして、最大のポテンシャルを発揮して戦える一戦となることを期待しています」

    ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ/リタイア)
    「今日は僕たちにとってすばらしい一戦となるはずでした。僕がリタイアとなってしまったときに、アストンマーティン・レッドブル・レーシングと互角に戦えていたので、僕たちのチームもポイント獲得の可能性が見えていました。しかし、いいパフォーマンスができているときでも、マシンにトラブルが発生してしまえば、あきらめなければならないのがモータースポーツというものです。周りのマシンと同じようなラップタイムで走行できていたうえに、新しいタイヤを装着していたので、トップ10に入れる自信が十分にありました。ポイント獲得に至らなかったのはとても残念ですが、ここ最近日曜の決勝では力強さをみせることができていると思います。なので、いい結果を目指し、次戦のシンガポールに向けて、気持ちを切り替え挑みたいと思います」

  • メルセデスF1 「FIAはティフォシを恐れてペナルティを科さなかった」

    メルセデスF1 「FIAはティフォシを恐れてペナルティを科さなかった」

    メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、FIAがシャルル・ルクレールにペナルティを与えなかったのは、熱狂的なフェラーリファンであるティフォシを失望されるのを恐れたためだと考えている。

    F1イタリアGPで優勝したシャルル・ルクレールとホイール・トゥ・ホイールのバトルを展開したルイス・ハミルトンは、ルクレールがブレーキング中に動いたことに不満を述べていた。ハミルトンはエスケープロードに逃れることを余儀なくされている。

    「スチュワードは朝からご機嫌斜めだったんだろう」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「何度か彼との接触を避けなければならなかった。でも、今日はそういうレースだったんだと思う」

    シャルル・ルクレールは、“限界ギリギリ”で自分の攻撃性を発揮していたことを認め、F1オーストリアGPでマックス・フェルスタッペンの攻撃的な走りに対してペナルティが科せられなかったことで自分のスタイルを変えたと述べた。

    「今日も勝てたのはオーストリアのおかげでもある。このようなレースをすることができて満足している」とシャルル・ルクレールはコメント。

    しかし、トト・ヴォルフは、シャルル・ルクレールの走りはペナルティが適切だったと考えている。

    「だが、スチュワードが5秒ペナルティを科した場合、どうなるか想像できるだろう? サーキットを去るには警察の警護が必要だ」とトト・ヴォルフは語った。

    だが、トト・ヴォルフは、F1レースディレクターであるマイケル・マシに対して、この件について大袈裟に騒ぎ立てるつもりはないと語る。

    「私の人生には、マイケル・マシやFIAと議論を始めることによってまた新たな問題を必要としないほど十分な問題がある」とトト・ヴォルフは語った。

    マイケル・マシは「ドライバーがコースで戦うことを許可されていることに基づいて進めた」と裁定を擁護した。

    「アプローチは変化しているし、結果は出ている」とマイケル・マシは述べ、“非スポーツマン的行為”を警告する黒白旗を新たに使用していることに言及した。

  • マクラーレン、サインツのアンセーフリリースで60万円の罰金

    マクラーレン、サインツのアンセーフリリースで60万円の罰金

    マクラーレンは、F1イタリアGPでのカルロス・サインツのアンセーフリリースに対して5000ユーロ(約60万円)の罰金を科せられた。

    6番手を走行していたカルロス・サインツだったが、ピットストップで右フロントホイールが適切に装着されないまま発進。数秒後にレースからのリタイアを余儀なくされた。

    スチュワードは、このインシデントを安全ではないとみなし、マクラーレンに罰金を科したが、カルロス・サインツはホイールが緩んでいることに気づいてすぐにマシンを停めたと述べた。

    スチュワードは「FIA F1競技規則の第28.13 c)項に違反し、安全でない状態でマシンがリリースされたと判断した。我々はドライバーが右フロントホイールの問題が明らかになるとすぐにクルマを停止したことに留意する」

    レース後、カルロス・サインツは、ピットストップは「ちょっとした災害」だったと語った。

    「ライトが青になったのでクルマの準備ができたと思ったら再び赤になった。再びクルマを持ち上げ、再びタイヤを取り付け、クルマを降ろした。準備ができたように思えたけど・・・」

    「すべてがちょっとした災害だった。でも、このようなことは起こるものだ。僕たち全員が人間nだし、僕たち全員がミスをする可能性がある。何かが壊れていたのかもしれない。分析して、学習し、改善していく必要がある」

    期待外れな結果にも関わらず、カルロス・サインツは他のレースではピットストップはマクラーレンの最も強いポイントだった

    失望にもかかわらず、マクラーレンのドライバーは戦略を考慮し、戦略とピットストップは他のレースで最も強いポイントの1つであったため、チームを責める理由はないと感じていると語る。

    「残念だ。なぜなら、今日はほぼ6位は確実そうだったからね」とカルロス・サインツは付け加えた。

    「ルノーの方が速かったし、(アレクサンダー)アルボンはソフトタイヤで僕を捕まえても、追い越すことができなかった。彼はミディアムではもっと速くなると思った。僕はアルボンとの接触後にいくつかの問題を抱えてた。マシン後部のパーツを失って、1周あたり0.2〜0.3秒を失っていた」

    「でも、すべてが順調に進んでいた。その後、ピットストップがでちょっとした混乱であった。ちょっとした誤解があり、僕たちはそれを決めることができなかった。

    「でも、ピットストップと戦略は今年とても良かった。今日はそれによって8ポイントを失ったかもしれないけど、今年は戦略とピットストップのおかげで、今日失ったよりも多くのポイントを獲得しているので、分析して、何がもっとうまくやれるかを学ぶ時だ。悲しむ必要はない」